JP6273679B2 - 送受信システム、送受信方法及び受信装置 - Google Patents

送受信システム、送受信方法及び受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、送受信システム、送受信方法及び受信装置に関する。
クロックをデータに埋め込んだエンベデッドクロック方式の、高速シリアル通信を行う送受信システムが知られている。このような高速シリアル通信では、データレートは、数百Mbps〜数Gpbs程度となる。送受信システムは、送信回路と受信回路とを有し、各回路は、半導体集積回路で構成される。また、送信回路と受信回路を接続する伝送路は、PCB(Poly Chlorinated Biphenyl)上のパターンか、あるいは、コネクタを介したケーブルにより構成される。
このような送受信システムにおいて、伝送路の距離が長くなったり、データレートが高速化したりすると、伝送路の周波数特性により、シリアル信号が減衰することが知られている。このシリアル信号の減衰を、送信回路で予め補償する方法として、高周波の信号を強調するエンファシスが知られている。また、そのような減衰を受信回路で補償する方法として、受信回路において、伝送路の逆特性をかけることで、高周波の信号を補償するイコライザが知られている。
信号の減衰は、伝送路の特性やデータレートによって変動するため、送受信システムの種類によって、減衰特性が異なる。そのため、受信回路を有するデバイスは、イコライザ量を、システムに応じて調整できることが好ましい。例えば、特許文献1では、受信回路において信号のアイパターンを検出し、システムに最適なイコライザ量を設定する方法が開示されている。
しかしながら、従来のイコライザ量自動設定方法は、アイパターンを検出するため、信号の振幅方向の値を検出する必要があり、また、信号の1UI(Unit Interval)に対して数倍のオーバーサンプリングを行うため、非常に高速なADCを必要としていた。また、ある一定期間のデータパターンに対して、その検出データを保持するため、大きな量のメモリが必要になるという問題があった
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成によりイコライザ量の自動調整を可能とすることを目的とする。
上述した課題を解決し目的を達成するため、本発明の一実施形態における送受信システムは、
シリアル通信を行う送信装置及び受信装置を有する送受信システムであって、
前記送信装置は、所定のパターンを有する信号を送信する送信部を有し、
前記受信装置は、
受信した前記信号を、イコライザ量の設定値に応じてイコライズ処理する受信部と、
前記受信部によってイコライズ処理されたデータを、該データのデータレートより高いデータレートでサンプリングするサンプリング部と、
前記サンプリング部によってサンプリングされたデータのうち、前記所定のパターンに対応するデータの変化に基づいて、前記イコライザ量の設定値を制御する制御部と、を有し、
前記所定のパターンは、所定数連続する0の後に、1が一つ付加されるデータのパターンであるか、又は、所定数連続する1の後に、0が一つ付加されるデータのパターンであり、
前記制御部は、前記サンプリング部によってサンプリングされたデータのうち、前記所定のパターンに含まれる、一つ付加された前記データに対応するデータのビット長が、所定の長さ以上である場合に、前記イコライザ量の設定値が適切であると判断し、イコライザ量を最大にしても、前記所定の長さ以上とならない場合は、前記イコライザ量の最大値に設定し、処理を終了する
また、本発明の一実施形態における送受信方法は、
シリアル通信を行う送信装置及び受信装置を有する送受信システムで実行される送受信方法であって、
前記送信装置が、所定のパターンを有する信号を送信する送信段階と、
前記受信装置が、受信した前記信号を、イコライザ量の設定値に応じてイコライズ処理する受信段階と、
前記受信段階においてイコライズ処理したデータを、該データのデータレートより高いデータレートでサンプリングするサンプリング段階と、
前記サンプリング段階においてサンプリングしたデータのうち、前記所定のパターンに対応するデータの変化に基づいて、前記イコライザ量の設定値を制御する制御段階と、を有し、
前記所定のパターンは、所定数連続する0の後に、1が一つ付加されるデータのパターンであるか、又は、所定数連続する1の後に、0が一つ付加されるデータのパターンであり、
前記制御段階は、前記サンプリング段階においてサンプリングされたデータのうち、前記所定のパターンに含まれる、一つ付加された前記データに対応するデータのビット長が、所定の長さ以上である場合に、前記イコライザ量の設定値が適切であると判断し、イコライザ量を最大にしても、前記所定の長さ以上とならない場合は、前記イコライザ量の最大値に設定し、処理を終了する
また、本発明の一実施形態における受信装置は、
送信装置とシリアル通信を行う受信装置であって、
前記送信装置から受信した所定のパターンを有する信号を、イコライザ量の設定値に応じてイコライズ処理する受信部と、
前記受信部によってイコライズ処理されたデータを、該データのデータレートより高いデータレートでサンプリングするサンプリング部と、
前記サンプリング部によってサンプリングされたデータのうち、前記所定のパターンに対応するデータの変化に基づいて、前記イコライザ量の設定値を制御する制御部と、を有し、
前記所定のパターンは、所定数連続する0の後に、1が一つ付加されるデータのパターンであるか、又は、所定数連続する1の後に、0が一つ付加されるデータのパターンであり、
前記制御部は、前記サンプリング部によってサンプリングされたデータのうち、前記所定のパターンに含まれる、一つ付加された前記データに対応するデータのビット長が、所定の長さ以上である場合に、前記イコライザ量の設定値が適切であると判断し、イコライザ量を最大にしても、前記所定の長さ以上とならない場合は、前記イコライザ量の最大値に設定し、処理を終了する
本発明の一実施形態における送受信システムにより、簡易な構成によりイコライザ量の自動調整が可能となる。
本発明の一実施形態における送受信システムの機能ブロックを表す図。 本発明の一実施形態における送受信システムの処理を表すフローチャート。 本発明の一実施形態における受信部の構成例を表す図。 本発明の一実施形態における受信部の可変抵抗の構成例を表す図。 本発明の一実施形態における分離部の構成例を表す図。 本発明の一実施形態における分離部のVCOの構成例を表す図。 本発明の一実施形態における分離部のOVS部の構成例を表す図。 受信部と分離部により処理される信号を説明する図。 受信部と分離部により処理される信号を説明する図(信号が劣化した場合)。 受信部と分離部により処理される信号を説明する図(適切に補償した場合)。 本発明の一実施形態における制御部の処理を表すフローチャート。 本発明の一実施形態における送受信システムの機能ブロックを表す図(第二の実施形態)。 本発明の一実施形態における送受信システムの処理を表すフローチャート(第二の実施形態)。 本発明の一実施形態における送受信システムの機能ブロックを表す図(第三の実施形態)。 本発明の一実施形態における送受信システムの処理を表すフローチャート(第三の実施形態)。 本発明の一実施形態における送受信システムの機能ブロックを表す図(第四の実施形態)。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
1. 第一の実施形態
2. 第二の実施形態
3. 第三の実施形態
4. 第四の実施形態
≪ 1. 第一の実施形態 ≫
図1は、本発明の一実施形態における送受信システム1の機能ブロック図である。送受信システム1は、シリアル通信を行う送信装置10及び受信装置20を有する。送信装置10は、例えば、送信側のデバイスに含まれる送信回路によって実現され、受信装置20は、例えば、受信側のデバイスに含まれる受信回路によって実現される。送信装置10と受信装置20は、伝送路によって接続されている。
送信装置10は、送信部101を有する。送信部101は、差動信号を送信可能なトランシーバによって実現され、伝送路を介して、高速シリアル信号を受信装置20に送信する。
受信装置20は、受信部201と、分離部202と、制御部203とを有する。受信部201は、差動信号を受信可能なレシーバによって実現され、送信装置10から受信した差動信号を受信する。また、受信部201は、後述する、制御部203から入力された、イコライザ量の設定値を表す、イコライザ量設定信号を受信する。受信部201は、差動信号を、イコライザ量設定信号に従って補償(イコライズ処理)し、2値化データを、後述する、分離部202に出力する。受信部201の詳細については、後に、図3、図4を用いて説明する。
分離部202は、CDR(Clock Data Recovery)回路によって実現され、受信部201から受け取った2値化データから、再生クロックを分離する。また、分離部202は、受け取った2値化データを、データレートのn倍のサンプリングクロックで、オーバーサンプリングする。このように、オーバーサンプリングにより取得したデータを、OVS(Over Sampling)データと呼ぶ。そして、分離部202は、nビットのOVSデータと、再生クロックを、後述する、制御部203に出力する。分離部202の詳細については、後に、図5−図7を用いて説明する。
制御部203は、CPUによって実現され、分離部202から受け取ったOVSデータと再生クロックにより、データを復元し、その復元データを出力する。また、制御部203は、イコライザ量設定信号を、受信部201に渡す(詳しくは後述する)。
図2は、本発明の一実施形態における送受信システム1による、イコライザ量調整の処理手順を示すフローチャートである。図2は、送信装置10と受信装置20のそれぞれの処理手順を示している。以下、手順に沿って説明する。
まず、送信装置10は、「0101」が連続するデータを送信する(ステップS101)。このデータは、受信装置20の分離部202が、周波数をロックするために用いるデータ信号である。
次に、送信装置10は、固定時間の経過後に(ステップS102)、固定パターンのデータ送信を開始する(ステップS103)。固定時間は、受信装置20の分離部202の特性から推測される、周波数ロック時間に基づいて設定される。つまり、送信装置10は、受信装置20が周波数をロックしたと判断できる時間に、固定パターンのデータ送信を開始する。
固定パターンのデータ送信とは、例えば、
「0011111010_1010101010_1100000101_0101010101」
のような、40ビットのデータを、繰り返し送信することを意味する。固定パターンは、5つの連続するデータ「1」(又は「0」)(以下、5Tと表現する)の後に、データ「0」(又は「1」)を1つ付加した(以下、1Tと表現する)データ(5T1Tと表現する)を含むことが望ましい。なお、連続するデータの数は、5でなくてもよく、予め定められた所定数であってもよい。
5Tのようなパターンのデータは、周波数として低い(遅い)信号であり、1Tのようなパターンのデータは、周波数として高い(速い)信号である。従って、これらのデータが伝送路を通過すると、伝送路の周波数特性により、一般的には、1Tのパターンのデータの方が、5Tのパターンのデータより減衰する。このような特性を利用し、本発明の一実施形態における送信装置10が送信する固定パターンのデータは、伝送路による影響が顕著に観測され、イコライザの効果を測定しやすい、5T1Tのパターンを含むように構成される。
送信装置10は、固定パターンのデータを送信開始してから、ある固定時間が経過したら(ステップS104)、通常のデータ送信を開始する(ステップS105)。固定時間は、受信装置20で予め見積もられた、イコライザ量調整にかかる時間に応じて設定される。
一方、受信装置20は、「0101」が連続するデータを受信すると、分離部202の動作を開始させる(ステップS201)。分離部202は、受信したデータを用いて、周波数と位相がロックしたクロック(再生クロック)を生成する(ステップS202)。再生クロックの周波数と位相がロックするまでの過渡状態の時間は、分離部202のループ帯域などの特性により決定される。
分離部202の周波数ロック時間に基づいて設定された固定時間の経過後に、受信装置20は、送信装置10から送信された固定パターンのデータを受信する(ステップS203)。受信装置20は、固定パターンを受信した後に、イコライザ量設定の期間に入る。
イコライザ量を設定するためのイコライザ量設定信号は、例えば4ビットのデータである。まず、イコライザ量設定信号「0000」を設定する。この時、イコライザ量(高周波側(1T信号)と低周波側(5T信号)のゲインの差)は、最小となる。イコライザ量設定信号をインクリメントするごとに、イコライザ量は大きくなるものとする。イコライザ量設定信号を設定した後に、固定データ検出を行う(ステップS205)。
ここで、固定データについて説明する。分離部202は、2値化データを、データレートのn倍のサンプリングクロックでオーバーサンプリングして、OVSデータを生成する。ここで、n=4であるものとすると、例えば「0101」という2値化データが入力された場合、生成されるOVSデータは、順に、「0000」、「1111」、「0000」、「1111」となる(以後、「0000_1111_0000_1111」と表現する)。
ここで、先述の5T1Tというパターン(例えば「111110」)に対応して生成されるOVSデータは、「1111_1111_1111_1111_1111_0000」となるのが理想である。しかしながら、伝送路の周波数特性により減衰した信号は、例えば、
「1111_1111_1111_1111_1111_1100」又は「1111_1111_1111_1111_1111_1110」となる。より減衰した場合には、1Tのパターンに対応するデータが、消滅することもある。
このような場合には、通信エラーを回避するため、イコライザにより補償する必要がある。適切なイコライザ量が設定されると、OVSデータは、
「1111_1111_1111_1111_1111_0000」又は「1111_1111_1111_1111_1111_1000」となる。周波数上、最も差が大きくなる5T1T(仮に5Tを最長としているが、5Tでなくてもよい。)というパターンにおいて、1Tのパルス幅減衰が最も大きいと考えられる。よって、受信装置20の制御部203は、1Tのパターンのパルス幅(ビット長)を検出し、イコライザ量が適切かどうかを判断する。
固定データの説明に戻ると、固定データは、上記の5Tのパターンに対応するOVSデータのことを指す。すなわち、上記の例では、20個の連続する「1」のデータ
「1111_1111_1111_1111_1111」である。制御部203は、例えば、先述の40ビットデータ「0011111010_1010101010_1100000101_0101010101」
の例では、固定データ「1111_1111_1111_1111_1111」を検出すると、次のデータは「0」であることがわかっているため、そのデータ「0」のパルス幅を測定することになる。
ここで、OVSデータの連続する「1」は、必ずしも20個ではなく、19個、21個又は22個であることもある。そのため、制御部203は、これらの場合も想定して、固定データを検出するよう設定される必要がある。また、制御部203は、データ「0」のパルスが消えてしまう場合にも対応できるように構成される必要がある。
このように、5Tのパターンのデータの後の、1Tのパルス幅を測定し、そのパルス幅が適切な値であると判定すると(ステップS206のYes)、イコライザ量を決定し、設定完了となる(ステップS207)。例えば、上記の例では、OVSデータとしてパルス幅が、所定のビット数以上(例えば、3ビット又は4ビット)であれば、適切であると判定する。ここで、OVSデータとしてのパルス幅が、所定のビット数より小さい(例えば、0、1又は2ビット)であった場合には(ステップS206のNo)、イコライザ量設定信号をインクリメントして、再度、イコライザ量設定を行う(ステップS204−S206)。
なお、イコライザ量設定信号を最大(例えば、「1111」)にしても、パルス幅が適切(上の例では、3又は4)にならない場合には、イコライザ量設定信号を最大値に設定し、処理を終了してもよい。
図3は、本発明の一実施形態における受信装置20の受信部201の回路構成の例を示す図である。受信部201は、イコライザ211と、2値化部212を有する。
イコライザ211は、差動信号(入力P、入力M)が入力されると、イコライザ量設定信号に従ってイコライザ量を設定し、補償された差動信号を、2値化部212に出力する。
2値化部212は、入力された差動信号を、2値化データとして出力する。
なお、差動信号(入力P、入力M)の間には、終端抵抗が配置される。この終端抵抗は、一般的に、送信装置10を構成する回路の出力抵抗や、伝送路の特性インピーダンスと同じ値に設定される。
また、イコライザ量設定信号は、可変抵抗213に入力され、抵抗値を調整する。この可変抵抗の抵抗値が変わることにより、イコライザ量が変動する。高周波信号の場合には、並列に接続された抵抗に電流が流れることにより、ゲインが大きくなる反面、低周波信号の場合には、可変抵抗213によりゲインが制限される。
このように、イコライザ211により、高周波の信号は強調され、低周波の信号は減衰される。これにより、伝送路の周波数特性による高周波信号の減衰が補償される。また、2値化部212は、予め定められた閾値により、信号のハイ・ローを判定し、方形波に近い信号を、2値化データとして出力する。
図4は、図3に示される可変抵抗213の構成例を示す図である。可変抵抗213は、抵抗Rと並列に接続された抵抗R0、R1、R2、R3と、各抵抗にスイッチとして機能するPchトランジスタ(PchTr)とを含む。PchTrは、ゲート電圧が0である場合に、オン状態となり導通する。よって、イコライザ量設定信号が「0000」である場合に、すべてのスイッチがオンし、可変抵抗213の抵抗値は最小となる。可変抵抗213の抵抗値が小さい場合には、図3のイコライザ211のイコライザ量は、最小となる。
一方で、イコライザ量設定信号が「1111」である場合には、スイッチは全てオフ状態となり、可変抵抗213の抵抗値は最大(R)となる。可変抵抗213の抵抗値が大きい場合には、図3のイコライザ211のイコライザ量は、最大となる。
図5は、本発明の一実施形態における受信装置20の分離部202の回路構成の例を示す図である。分離部202は、位相比較器(PD)221と、チャージポンプ(CP)222と、フィルタ223と、VCO(Voltage Controlled Oscillator)224と、OVS部(OVerSampling)部225とを有する。PD221、CP222、フィルタ223、VCO224のループによって、一般的な位相同期回路(PLL;Phase Locked Loop)が構成されている。
ここで、VCO224は、n相のサンプリングクロックを出力し、VCO224の発振周波数の位相をn等分する。例えば、VCO224の発振周波数を2GHzとし、n=4とした場合には、各サンプリングクロックの位相差は、
(1/2GHz)÷4相=125[ps]
となる。この4位相のサンプリングクロックは、OVS部225に全て入力されるが、そのうちの一つがPD221にも入力される(但し、PD221の構成によっては、2つが入力され得る)。ここで、PD221、CP222、フィルタ223は、一般的なPLLで用いられる回路を利用可能であるため、ここでの説明は省略する。
図6は、図5に示されるVCO224の構成例を示す図である。VCO224は、4段の差動バッファをリング型に接続した、リング型発振器である。差動バッファは、vcontが入力される。遅延時間は、vcontの値に応じて決定される。従って、VCO224は、vcontにより発振周波数が決定される、電圧制御発振器となっている。VCO224は、4段リングの8つのノードのうち、お互いに90度ずつ位相のずれた4つのノードを、サンプリングクロックとして出力する。
図7は、図5に示されるOVS部225の構成例を示す図である。OVS部225は、2値化データと、4相のサンプリングクロックを入力として受信し、再生クロックと、4ビットのOVSデータを出力する。OVS部225は、最初に4位相(図7のck0、ck1、ck2、ck3)により2値化データをサンプリングし、その後、ck0と同期する形で、OVSデータを出力する。
図8を用いて、これまで説明してきた受信部201と分離部202の動作を説明する。図8に示される差動入力信号は、受信部201に入力される信号であり、「010」というパターンの、伝送路による減衰のない理想的な信号である。受信部201は、この信号を2値化し、図8の2値化データを生成する。分離部202は、この2値化データをオーバーサンプリングし、OVSデータ「0000_1111_0000」を出力する。
しかしながら、実際には、伝送路の周波数特性により信号が劣化してしまう。このような場合の信号の波形について、図9を用いて説明する。
図9に示される差動出力信号は、送信装置10から出力された直後の、理想的な信号であり、「01111101010」というパターンのデータである。この信号は、伝送路を通ることによって、劣化する。
図9に示される差動入力信号は、受信部201によるイコライザ処理がなされた後の波形を示しているが、イコライザ量が小さく、不足している場合の波形を示している。差動入力信号における、データが「1」の部分(5Tのパターンの部分)は、周波数が低いため、振幅が大きくなっている。これに対し、1Tのパターンの部分は、周波数が高いため、減衰が大きく、振幅が小さくなっている。
ここで、5Tのパターンのデータの直後の1Tのパターンのデータに着目すると、1Tのデータは、直前の5Tのデータの振幅が大きいため、波形が2値化の閾値を超える時間が遅れ、結果として、1Tのデータのパルス幅が小さくなっている。図9において、1Tのパターンに対応するOVSデータは、データ「0」が4個出力される(パルス幅4)ことが理想であるが、図9では、データ「0」が1個出力されている。
受信装置20の制御部203は、OVSデータから復元データを生成するが、特に、図9で示したような状態が生ずると、復元データを正確に生成することが困難となる(通信エラーが起こる)。そこで、本発明の一実施形態における受信装置20は、適切なイコライザ量を設定して適用することで、パルス幅を理想に近づけ、通信エラーを抑制することができる。
図9において「データ1連続区間」として示す部分が、図2のステップS205における固定データ検出の固定データに相当する部分である。制御部203は、この固定データを検出し、次のデータのパルス幅を測定することで、イコライザ量が適切かどうかを判断する。
図10は、適切なイコライザ量が設定された場合の信号の波形を説明する図である。差動出力信号は、図9と同じデータである。差動入力信号は、受信部201によるイコライザ処理がなされた後の波形を示している。適切にイコライザが適用されたことにより、図9と比較して、1Tのパターンに対応する波形の振幅が大きくなっており、5Tのパターンの直後の1Tのパターンのパルス幅が適切な値となっている(パルス幅3)。制御部203は、このような状態をもたらすイコライザ量を決定し、処理を終了する。
図11は、本発明の一実施形態における受信装置20の制御部203の処理手順を表すフローチャートである。制御部203は、例えば、デジタル論理回路で設計される。
まず、制御部203は、イコライザ量調整処理がスタートすると(ステップS301)、イコライザ量を設定する(ステップS302)。イコライザ量を設定するイコライザ量設定信号は、例えば、4ビットのデータである。制御部203は、最初に、イコライザ量設定信号「0000」を設定する。この時、イコライザ量(高周波側(1T信号)と低周波側(5T信号)のゲインの差)は最小となる。後に、イコライザ量設定信号をインクリメントすると、イコライザ量は大きくなる。
制御部203は、イコライザ量設定信号を設定後、固定データ検出を行う(ステップS303)。固定データは、上述したように、例えば、受信データパターンが、5T1Tのようなパターンである場合には、5Tのパターンに対応するOVSデータである。例えば、n=4の場合には、固定データは、「1111_1111_1111_1111_1111」である。ただし、必ずしも20個の「1」が続くとは限らず、19個、21個、22個等の場合も想定されるため、これらの固定データにも対応できるよう構成される必要がある。
制御部203は、固定データを検出すると、後続のデータのデータ幅の測定を行う(ステップS304)。後続のデータとは、5Tのパターンの後の、1Tのパターンのデータである。受け取ったOVSデータのうち、連続する「1」のデータ後の、「0」の数が、1Tのパターンのデータのパルス幅となる。
1Tのパターンのデータのパルス幅が所定数以上(例えば、n=4のとき、3又は4))、適切なイコライザ量が設定されると判断できるため(ステップS305のYes)、制御部203は、その時のイコライザ量を、適切なイコライザ量として決定する(ステップS306)。
一方、制御部203は、パルス幅が、1又は2の場合には、イコライザ量が不十分であると判断し(ステップS305のNo)、イコライザ量設定信号を1インクリメントして、ステップS302−S305の処理を繰り返す。
さらに、1Tのパターンのデータのパルス幅が0となる可能性もある。そこで、制御部203は、連続する「1」が24個以上となる場合には、1Tのパターンのデータが消滅したものと判断し、イコライザ量設定信号を1インクリメントして、ステップS302−S305の処理を行っても良い。
また、図11には示されていないが、制御部203は、入力されるOVSデータのうち、適切なビットを復元データとして生成する。
以上のように、本発明の一実施形態における受信装置20を用いることで、高速なADCや、検出データを保持するメモリが不要となる、簡易な構成で、イコライザ量を自動調整することができる。
≪ 2. 第二の実施形態 ≫
図12は、第二の実施形態における送受信システム1Aの機能ブロック図である。図1に示した送受信システム1と異なり、送信装置10Aに送信制御部102が追加されている。また、受信装置20Aの制御部203Aに2値化データが入力され、制御部203Aから周波数ロック信号が出力されている。
図13は、第二の実施形態における送受信システム1Aの、送信装置10A及び受信装置20Aによる、イコライザ量調整の処理手順を示すフローチャートである。図13のフローチャートは、第一の実施形態における処理のフローを示した図2と対応している。
図13に示すフローでは、図2におけるステップS102の「固定時間経過」のステップが削除されている。受信装置20Aの制御部203Aは、2値化データと再生クロックの周波数を観測し、周波数がロックしたと判断したら、周波数ロック信号を、送信装置10Aの送信制御部102へ送信する(ステップS502)。
送信装置10Aの送信制御部102は、周波数ロック信号を受信した後に、固定パターン送信を開始する(ステップS402)。これによって、ステップS401の「0101データ送信」を固定時間継続しなくとも、周波数がロックしたことを検知して固定パターン送信へ切り替えられるため、処理時間が短縮される。
受信装置20Aの制御部203Aは、2値化データと再生クロックの周波数が一致したことを検出する。これは、それぞれのクロックを、ある一定期間、カウンタでそれぞれ計測し、そのカウント値の差を観測することで実現される。また、図12には図示しないが、受信装置20Aは、2値化データと再生クロックの周波数の関係が、倍又は半分とならならないよう、2分周器等を有していてもよい。
≪ 3. 第三の実施形態 ≫
図14は、第三の実施形態における送受信システム1Bの機能ブロック図である。図12に示した送受信システム1Aと異なり、受信装置20Bの制御部203Bから、送信装置10Bの送信制御部20Bに対して、イコライザ量設定完了信号が出力される。受信装置20Bの制御部203Bは、イコライザ量が決定すると、イコライザ量設定完了信号を、送信制御部102Bに出力する。
図15は、第三の実施形態における送受信システム1Bの、送信装置10B及び受信装置20Bによる、イコライザ量調整の処理手順を示すフローチャートである。図13のフローチャートは、第二の実施形態における処理のフローを示した図13と対応している。
図15に示すフローでは、図13におけるステップS403の「固定時間経過」のステップが削除されている。受信装置20Bの制御部203Bは、ステップS704−S706を通じて、イコライザ量が決定すると(ステップS707)、イコライザ量設定完了信号を、送信装置10Bの送信制御部102Bに送信する。
送信装置10Bの送信制御部102Bは、イコライザ量設定完了信号を受信すると、通常データ送信を開始する(ステップS603)。これにより、送信装置10Bは、固定パターンの送信中、固定時間の経過を待つことなく、通常データ送信へ切り替えられるため、処理時間を短縮することができる。
≪ 4. 第四の実施形態 ≫
図16は、第四の実施形態における送受信システム1Cの機能ブロック図である。図1に示した送受信システム1と異なり、送信装置10Cは、送信部101の送信する信号を強調する、強調部103をさらに有する。強調部103は、エンファシス用トランシーバによって実現され、送信部101の出力する差動出力信号を強調する。このような構成とすることにより、受信装置20Cのイコライザだけではなく、送信装置10Cのエンファシス処理により、伝送路による信号減衰を補償することが可能となる。
以上、説明した実施形態に含まれる送信装置及び受信装置は、任意に組み合わせて、送受信システムを構成することができる。
1、1A、1B、1C 送受信システム
10、10A、10B、10C 送信装置
20、20A、20B、20C 受信装置
101 送信部
102、102B 送信制御部
103 強調部
201 受信部
211 イコライザ
212 2値化部
213 可変抵抗
202 分離部
221 位相比較器
222 チャージポンプ
223 フィルタ
224 VCO
225 OVS部
203、203A、203B 制御部
特開2010−245616号公報

Claims (5)

  1. シリアル通信を行う送信装置及び受信装置を有する送受信システムであって、
    前記送信装置は、所定のパターンを有する信号を送信する送信部を有し、
    前記受信装置は、
    受信した前記信号を、イコライザ量の設定値に応じてイコライズ処理する受信部と、
    前記受信部によってイコライズ処理されたデータを、該データのデータレートより高いデータレートでサンプリングするサンプリング部と、
    前記サンプリング部によってサンプリングされたデータのうち、前記所定のパターンに対応するデータの変化に基づいて、前記イコライザ量の設定値を制御する制御部と、
    を有し、
    前記所定のパターンは、所定数連続する0の後に、1が一つ付加されるデータのパターンであるか、又は、所定数連続する1の後に、0が一つ付加されるデータのパターンであり、
    前記制御部は、前記サンプリング部によってサンプリングされたデータのうち、前記所定のパターンに含まれる、一つ付加された前記データに対応するデータのビット長が、所定の長さ以上である場合に、前記イコライザ量の設定値が適切であると判断し、イコライザ量を最大にしても、前記所定の長さ以上とならない場合は、前記イコライザ量の最大値に設定し、処理を終了する、ことを特徴とする送受信システム。
  2. 前記制御部は、前記受信部によってイコライズ処理されたデータと、該データから分離された再生クロックの周波数が一致する場合に、ロック信号を前記送信装置に送信し、
    前記送信装置は、前記ロック信号の受信に応じて、前記所定のパターンを有する信号を送信する、
    請求項記載の送受信システム。
  3. 前記制御部は、前記イコライザ量の設定値が適切であると判断した場合に、設定完了信号を前記送信装置に送信し、
    前記送信装置は、前記設定完了信号の受信に応じて、データの送信を開始する、
    請求項に記載の送受信システム。
  4. シリアル通信を行う送信装置及び受信装置を有する送受信システムで実行される送受信方法であって、
    前記送信装置が、所定のパターンを有する信号を送信する送信段階と、
    前記受信装置が、受信した前記信号を、イコライザ量の設定値に応じてイコライズ処理する受信段階と、
    前記受信段階においてイコライズ処理したデータを、該データのデータレートより高いデータレートでサンプリングするサンプリング段階と、
    前記サンプリング段階においてサンプリングしたデータのうち、前記所定のパターンに対応するデータの変化に基づいて、前記イコライザ量の設定値を制御する制御段階と、を有し、
    前記所定のパターンは、所定数連続する0の後に、1が一つ付加されるデータのパターンであるか、又は、所定数連続する1の後に、0が一つ付加されるデータのパターンであり、
    前記制御段階は、前記サンプリング段階においてサンプリングされたデータのうち、前記所定のパターンに含まれる、一つ付加された前記データに対応するデータのビット長が、所定の長さ以上である場合に、前記イコライザ量の設定値が適切であると判断し、イコライザ量を最大にしても、前記所定の長さ以上とならない場合は、前記イコライザ量の最大値に設定し、処理を終了する、送受信方法。
  5. 送信装置とシリアル通信を行う受信装置であって、
    前記送信装置から受信した所定のパターンを有する信号を、イコライザ量の設定値に応じてイコライズ処理する受信部と、
    前記受信部によってイコライズ処理されたデータを、該データのデータレートより高いデータレートでサンプリングするサンプリング部と、
    前記サンプリング部によってサンプリングされたデータのうち、前記所定のパターンに対応するデータの変化に基づいて、前記イコライザ量の設定値を制御する制御部と、を有し、
    前記所定のパターンは、所定数連続する0の後に、1が一つ付加されるデータのパターンであるか、又は、所定数連続する1の後に、0が一つ付加されるデータのパターンであり、
    前記制御部は、前記サンプリング部によってサンプリングされたデータのうち、前記所定のパターンに含まれる、一つ付加された前記データに対応するデータのビット長が、所定の長さ以上である場合に、前記イコライザ量の設定値が適切であると判断し、イコライザ量を最大にしても、前記所定の長さ以上とならない場合は、前記イコライザ量の最大値に設定し、処理を終了する、受信装置。
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