JP6272664B2 - 荷電粒子ビーム装置内における自動化されたジョブと手動補助ジョブとを組み合わせるシーケンサ - Google Patents

荷電粒子ビーム装置内における自動化されたジョブと手動補助ジョブとを組み合わせるシーケンサ Download PDF

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Description

本発明は、自動化されたジョブと手動補助(manual assistance)を必要とするジョブの両方を実行する機械ワークステーション用の動的ジョブ・スケジューリングに関する。
製造業界において、ナノメートル規模の特徴部分を有する集積回路ウェーハは、ウェーハに欠陥がないかどうかを検査し、検出された欠陥を分析する機器の製造業者に対して深遠な課題を提供する。この課題に対処するように進化しなければならない装置には、欠陥分析装置(defect analyzer)、透過型走査電子顕微鏡(STEM)または透過型電子顕微鏡(TEM)によって画像化するために薄片(lamella)をICダイから切り出し調製するための、以後「TEM調製装置」と呼ぶ装置、ならびに微小寸法測定(critical dimension metrology)STEMおよびTEM装置などがある。
欠陥分析装置は、エッチングされた半導体ウェーハを調べて、ウェーハ製造時に生じた欠陥を発見し分析する装置である。あるタイプの欠陥分析装置は、表面検査用の走査電子顕微鏡と、通常は隠れている表面の検査を可能にするためにウェーハをマイクロ機械加工する集束イオン・ビーム(FIB)の両方を含む。欠陥分析装置の動作の多くは、他の機械と同様に全自動で実行することができる。例えば、一般に、表面パターンが所定のテンプレートと十分に一致しているかどうかを判定するのに、人間による手動補助は必要ない。ウェーハの仕様と十分に一致していない場合に対処するための追加のミリングなどの他の動作には、手動補助が必要である。
TEM調製装置では、FIBによってダイを切削する必要がある。(マイクロ機械加工によって)切り出される薄片から材料を除去し、それによってTEMまたはSTEMの電子ビームが薄片を透過することができる厚さまで薄片を薄くすることが必要になることもある。かなりの量の薄化(thinning)を自動的に実行することができるが、停止する時期を決定する際には人間の判断が必要となることがある。例えば、注目の特徴部分を包含するためには薄片の厚さが80nmでなければならない場合、自動化されたプロセスは、安全な150nmの厚さで薄化を停止することがある。しかし、その後に、特徴部分が露出した程度を判定するために、人間の操作員がその動作を調べることが必要となることがあり、プロセスを停止することができる。
微小寸法測定TEMまたはSTEMは、寸法が正確であることを確かめるために(一般に薄片として切り出される)ダイの特徴部分を測定する目的に使用される装置である。この測定の多くは自動的に実行することができるが、場合によっては、装置の焦点を適正に合わせるため、または境界が明瞭でない場合に特徴部分の終点を決定するために、人間の判断が必要となる。
上記の全ての装置では、人間の補助が必要であることを装置が自動的に認識する場合もある。このタイプの人間補助作業を予め予測することは不可能である。
現在利用可能な1つの装置では、自動的に実行される作業および手動補助作業をスケジューリングすることが可能である。しかしながら、そのスケジューリングは動的なスケジューリングではなく、そのため、手動補助を必要とする作業を実行する段階にスケジュールが到達すると、機械は、最後の全自動作業を終え、その手動補助作業を実行するために操作員が到着するまで実行を停止する。同様に、手動補助作業を終える前に操作員がその場を離れなければならないときに、機械に、完全に自動化された作業の実行を再開させる方法はない。
例えばJanet Teshima他の「Defect Analyzer」という名称の米国特許第7,103,505B2号公報に、先行技術の1つの欠陥分析システムが記載されている。図11Aには、ネットワーク1100を介して遠隔インタフェース・コンピュータ1103に接続された欠陥分析システム1105が示されている。欠陥分析システム1105は一般に、デュアル・ビーム欠陥分析装置1109およびデータベース・システム1111に動作可能に接続された(またはデュアル・ビーム欠陥分析装置1109およびデータベース・システム1111と動作可能に一体化された)欠陥分析装置コンピュータ(「DAコンピュータ」)1107を含む。DAコンピュータ1107およびデュアル・ビーム・システム1109は、欠陥分析および特性評価を実現するソフトウェア1108を使用する。
デュアル・ビーム・システム1109は、加工物表面の平面に対して垂直なイオン・ビームまたは加工物表面の平面に対して数度傾いたイオン・ビームと、イオン・ビームの軸からさらに傾いた軸を有する電子ビームとを使用する。イオン・ビームは一般に、加工物を画像化および機械加工する目的に使用され、電子ビームは主に画像化目的に使用されるが、電子ビームは、加工物をいくらか改変する目的にも使用することができる。
ソフトウェア1108は、ユーザ・インタフェース・コンポーネント1112、欠陥分析装置アプリケーション/システム1113、ジョブ・ビルダ(job builder)アプリケーション1115、シーケンサ・アプリケーション1116、欠陥エクスプローラ(defect explorer)アプリケーション1117、およびツール・コンポーネント1118を含む。ユーザ・インタフェース・コンポーネント1112は、欠陥分析装置アプリケーション、欠陥エクスプローラ・アプリケーション、シーケンサ・アプリケーションおよびジョブ・ビルダ・アプリケーションならびにツール・コンポーネントが提供する機能に対する制御可能なアクセスをユーザに提示するユーザ・インタフェースを生成する。欠陥分析装置アプリケーション1113は、欠陥分析システム1105の動作全体を制御する。欠陥分析装置アプリケーション1113は、システムへのアクセスを制御し、ユーザからリクエストを受け取ると、他のさまざまなアプリケーションおよびツール・コンポーネントを呼び出す。
ジョブ・ビルダ・アプリケーション1115は、ユーザが、欠陥分析を定義する「ジョブ」を生成し、1つまたは複数のウェーハ内の欠陥部位に対して実行する作業を再考することを可能にする。ジョブは、シーケンサ・アプリケーション1116によって実行することができ、シーケンサ・アプリケーション1116は、欠陥分析システムに、指定された欠陥部位に対するジョブを、少なくとも部分的に自動で実行させる。欠陥エクスプローラ・アプリケーション1117は、欠陥分析システムが実行した欠陥分析によって得られた画像およびデータを、ユーザが選択的に見直すことを可能にする。
図11Bは、上記の先行技術の欠陥分析システム内における実行中のソフトウェア・アプリケーション間のデータの流れを示す。ジョブ・ビルダ・アプリケーション1115およびシーケンサ・アプリケーション1116は、欠陥分析装置アプリケーション1113に包含されている。欠陥分析装置アプリケーション1113は入力として欠陥ファイルを受け取る。欠陥分析装置アプリケーション1113は、その欠陥ファイル情報を、捕捉した関連画像へのパスとともに、データベース・システム1111に転送する。欠陥エクスプローラ1117は、欠陥データおよびデータベース・システム1111からの画像を検索し、選択的に見るためのインタフェースを有する。次いで、生成された欠陥ファイルおよび画像を、設定可能なファイル・フォルダ/ディレクトリ構造1119内に配置することによって、見直した一組の画像およびデータを、歩留り管理モジュール1120に選択的に送出することができる。
欠陥分析装置は一般に、順番に装填されるウェーハに対してジョブを実行するため、通常は、一連のウェーハに対して実行するジョブが事実上無限に存在する。さらに、欠陥分析装置によって既に処理されたウェーハが、さらに処理するために後にその装置に再装填されることもある。したがって、特定のウェーハに対して実行する最後のジョブとしてスケジュールに組み込まれた手動作業でさえも、その手動補助作業が完了するまで後続のウェーハを装填することができないため、機械機能の不必要な中断を引き起こすことがある。
米国特許第7,103,505B2号明細書
したがって、本発明の目的は、操作員が対応不能である間、完全に自動化された作業を継続的に実行することができるようにすることによって、荷電粒子装置の機械加工ステーションのより完全な利用を提供することにある。本発明の他の目的は、完了すべき手動補助作業が残っている限り、操作員が機械を操作し続けることができるようにすることによって、操作員が対応可能な時間をより完全に利用できるようにすることにある。
本発明は、ナノメートル規模の特徴部分を有する加工物を、少なくとも1つの荷電粒子ビームを使用することにより、完全に自動化された手順と手動補助手順の両方によって画像化および処理する装置の形態をとることができる。この装置は、スケジュール入力エントリー装置(schedule input entry device)と、(操作員が対応可能であることを示す)第1の状態または(操作員が対応不能であることを示す)第2の状態に置くことができる操作員準備完了入力とを含むユーザ・インタフェースと、全自動手順および手動補助手順を含む手順のスケジュールをスケジュール入力エントリー装置から受け取る手順スケジューラ(scheduler)とを備える。さらに、操作員準備完了入力が第2の状態にあるときに、操作員準備完了入力が第1の状態に置かれるまで、全自動手順をシーケンス処理し、操作員準備完了入力が第1の状態に置かれたときに、実行中の全自動手順に対する安全な終止点に到達した後、手動補助手順のシーケンス処理を開始する手順シーケンサ(sequencer)が含まれる。好ましい一実施形態では、スケジュール入力エントリー装置が、より大きな自動化ネットワークの一部であることがある遠隔装置からスケジュールを受け入れるポート(port)を含む。
別の態様では、本発明が、きわめて類似した装置の形態をとるが、その装置は、手動補助準備完了入力が第1の状態から第2の状態に変化したときに手動補助手順から全自動手順に移行する。好ましい一実施形態では、手動補助準備完了入力が第1の状態に移行したときに荷電粒子ビーム装置が手動補助手順に移行し、手動補助準備完了入力が第2の状態に移行したときに荷電粒子ビーム装置が全自動手順に移行する。本発明はさらに、操作員準備完了入力が変更されたときに、手順を、荷電粒子ビーム装置に関して上で説明したとおりに変更する方法を包含する。
以上では、以下の本発明の詳細な説明をより十分に理解できるように、本発明の特徴および技術上の利点をかなり広く概説した。以下では、本発明の追加の特徴および利点を説明する。開示される着想および特定の実施形態を、本発明の同じ目的を達成するために他の構造を変更しまたは設計するベースとして容易に利用することができることを当業者は理解すべきである。さらに、このような等価の構造は、添付の特許請求の趣旨および範囲に記載された本発明の範囲を逸脱しないことを当業者は理解すべきである。
次に、本発明および本発明の利点のより完全な理解のため、添付図面に関して書かれた以下の説明を参照する。
ユーザ入力コンソール(console)を有する、本発明に基づくデュアル荷電粒子ビーム装置を示す図である。 本発明に基づく荷電粒子ビーム装置の制御ユニットのブロック図である。 手順のリストを記憶する第1の方法を示す図である。 手順のリストを記憶する第2の方法を示す図である。 シーケンサの動作の流れ図である。 ウェーハの画像を示し、ウェーハ上の欠陥の位置を表示する、欠陥分析装置の表示画面の画像である。 ウェーハの画像、および、欠陥領域と比較される、近隣の予期されるダイの領域を示す、欠陥を有するウェーハの領域の詳細を示す図である。 図6の領域間の比較プロセスを示す図である。 薄片形成中であって、薄片を分離する前の基板を示す顕微鏡写真である。 薄片形成の別の段階にある図8の基板の顕微鏡写真である。 薄片形成の最終段階にある図8の基板の別の顕微鏡写真である。 先行技術の欠陥分析システムを示す図である。 先行技術の欠陥分析システムを示す図である。
本発明の実施形態は、強化された手順スケジューリング能力を有する荷電粒子ビーム装置を対象とする。
図1を参照すると、欠陥分析装置などのマイクロ機械加工装置8は、手順のスケジュールをユーザが導入することを可能にするデータ入力インタフェース10を有し、データ入力インタフェース10は、表示画面12、キーボード14および媒体挿入ポート16を含む。ある場合には、例えば光学検査装置からのコンピュータ可読媒体が、欠陥がある可能性があると光学検査装置が判定した部位に対してデータ分析装置が実行する手順のシーケンス(sequence)を含む。人間であるユーザは、キーボード14を使用して(または遠隔位置にあるキーボードをネットワークを介して使用して)、手順を追加することができ、その手順は、ドロップ・ダウン・メニューからまたは入力を容易にする他の機構から選択することができる。操作員準備完了ボタン18を、2つの状態、すなわち操作員対応不能状態(例えばボタンが押し込まれていない状態)と操作員準備完了状態(例えばボタンが押し込まれ、点灯した状態)のうちの一方の状態に置くことができる。ボタン18がどちらの状態にある場合でも、ボタン18を短時間押すと、もう一方の状態に切り換わる。好ましい代替実施形態では、ボタン18の代わりにトグル・スイッチが使用される。また、荷電粒子ビーム装置ステーションが、手順のシーケンスを開始または継続するためには、「オン」ボタンまたは「手順実行」ボタン20が作動状態になければならない。好ましい一実施形態では、ボタン18および20が、独立した物理的なボタンではなく、表示画面12上に表示される。マイクロ機械加工装置8はさらに、走査電子顕微鏡(SEM)36によって加工物32が画像化され、FIB34によって加工物32が機械加工される真空室30を含む。
図2を参照すると、荷電粒子装置ステーション・シーケンサ50が、非一時的記憶装置54内に保持されたプログラムを実行するCPU52として実現されている。実行する手順のリストは、データ入力インタフェース10から受け取られ、一時的記憶装置56に記憶される。
図3Aを参照すると、手順のリストを記憶する第1のシステムでは、全自動手順62のリスト60が確立、維持され、さらに、別個の手動補助手順66のリスト64が維持される。しかしながら、図3Bに示す代替法では、全自動手順62と全自動手順62の間に差し込まれた手動補助手順66とを有する単一のリスト70が維持される。
次に図4を参照すると、シーケンサ50の動作(流れ図110)は、実行する一組の手順を導入すること(ブロック112)から始まる。データ入力インタフェース10の考察で述べたとおり、実行する一組の手順の導入は、他の装置、例えば自動光学検査装置によって作成され、媒体ポート16に挿入されたリストによって実行することができる。キーボード14および表示画面12を使用することによって、操作員は、リストに追加することまたはリストを作成することができる。「オン」ボタン20は作動状態にあると仮定する。制御プロセスは次に、操作員準備完了ボタン18が準備完了状態にあるかどうかを判定する(判断ボックス114)。操作員準備完了ボタン18が準備完了状態にある場合、手順のシーケンスは手動補助シーケンスから始まり(ブロック116)、操作員準備完了ボタン18が操作員対応不能状態に切り換えられるまで(判断ボックス118)、手動補助シーケンスが継続される。判断ボックス114で、操作員準備完了ボタン18が操作員対応不能状態にあることが分かった場合には、全自動手順のシーケンスが開始され(ブロック120)、操作員準備完了ボタン18が操作員準備完了状態に切り換えられるまで(判断ボックス122)、全自動手順のシーケンスが継続される。
手動補助シーケンス・プロセスは、操作員準備完了ボタン18が操作員対応不能状態に切り換えられるまで継続され(ブロック116および判断ボックス118)、操作員準備完了ボタン18が操作員対応不能状態に切り換えられると、全自動手順に動作が移行する(ブロック120)。時間切れ機能もあり、この機能は、ユーザが設定した2分間などの不操作時間の後に通知を発し(判断ボックス130およびブロック132)、ユーザが設定した5分間などの操作員不操作時間の後に(判断ボックス134)全自動手順を開始し(ブロック120)、その結果、機械から離れるときに操作員が操作員準備完了ボタン18の切換えを忘れた場合に、システムを生産的に使用することができる。
全自動手順では(ブロック120)、ボタン18が切り換えられるまで(判断ボックス122)、動作が継続される(判断ボックス122およびブロック124)。このシステムは、障害が生じない中断点に到達するまで(判断ボックス142)全自動手順を実行し続け(ブロック144)、障害が生じない中断点に到達したときに、動作は、手動補助手順に移行する(ブロック116)。手動補助手順リスト64が空になった場合には、そのことが操作員に通知され、操作員は、操作員準備完了ボタン18を非作動状態に置くであろう。
マイクロ機械加工装置8が欠陥分析装置である場合、加工物32は、光学検査を受けた後のウェーハの形態をとる。図5を参照すると、SEM36によってさらに検査するための複数の部位が識別されている。SEM36による検査の後、FIB34を使用してウェーハ32を機械加工して、画像化用の新しい表面を露出させることができる。この状況では一般に、最初の画像化を全自動で実行することができる。さらに、欠陥の最初の特性評価を作成するために、自動パターン・マッチングを実行することができる。
図6および7を参照すると、典型的な全自動欠陥画像識別パターン・マッチング方式では、ウェーハ102の領域104の欠陥エリアDを、同じウェーハ上で、隣接するダイとなるだろう部分の基準エリアR1と比較する。図7は、集めた欠陥画像と基準画像とから欠陥を識別(および/または分離)する方法を示すプロセス図である。この方式では、基準画像202を、集めた欠陥画像204と比較する(集めた欠陥画像204から差し引く)。しかしながら、最初に、集めた基準画像202を、アフィン変換などの適当な変換を使用して変換(「整理」)して、変換された基準画像206とすることができる。必要ならば、208に示すように、互いに比較する前に画像を整列させることができる。次いで、変換された基準画像206を、集めた欠陥画像204から差し引く。欠陥を含む残った差分画像が210に示されている。ここから、適当な画像処理技法を使用して、アウトライン画像212を生成しかつ/または純化することができる。しかしながら、場合によっては、このプロセスが手動補助を必要とする。
しかしながら、この最初のパターン・マッチングの結果は、その結果に応じて、全自動手順または手動補助手順の必要性を示している場合がある。そのパターン・マッチングが、欠陥の性質を明瞭に示している場合には、それ以上の労力を費やさないことが可能である。しかし、パターン・マッチングが明確でない場合には、操作員が、その欠陥を調べ、別の行動方針を決定すること、または追加の画像化を実行するためにウェーハ32をいくらか機械加工することが必要な場合がある。この場合、図3Aのシステムを使用している場合には手動補助手順のリスト64に、または図3Bのシステムを使用している場合には全手順のリスト70に、追加の人的補助手順が追加される。
欠陥分析装置の場合に手動補助手順が必要になることがある1つの理由は、プロセスの「終点」を人間が決定する必要がある場合があるため、またはFIB34によるウェーハの機械加工を停止する時期を人間が判断する必要がある場合があるためである。これは一般に、露出面のパターン、例えば露出面の電子デバイスのパターンを認識することによって実行される。例えばウェーハ32をさらにわずかに機械加工すれば最終的なパターンを示す表面が露出しそうだとの指示を与える予備的パターンが出現したと判定するために、人間の知能が必要なことがある。
装置8が、TEMまたはSTEM(ひとまとめにしてS/TEM)で見るための薄片を調製し、その薄片をウェーハまたはダイから抜き取るための装置である場合には、FIBによって、抜取りプロセスの多くの機械加工を自動的に実行することができる。例えば、薄片調製の最終段階にある基板310(ダイまたはウェーハ)を示す顕微鏡写真である図8、9および10を参照すると、側面の2つの穴312を掘るのに多くの材料を除去する必要がある図8の時点までの多くの作業は大雑把なものに見え、おそらく人間の技能を必要としないであろう。しかしながら、図8と図9の間で、S/TEMによって見る薄片の非常に薄い部分314を形成するのはより難しいことがあり、したがって、手動補助による機械加工を必要とすることがある。最後に、図10は、非常に薄いタブ316だけによって基板の残りの部分に取り付けられた薄片を示す。タブ316の形成は、以前に実行した大雑把な機械加工よりも高い技能レベルを必要とし、手動補助による機械加工の候補となる。
微小寸法測定S/TEMでは、微小寸法測定の非常に多くの部分を全自動手順によって実行することができるが、領域間の境界がはっきりとは見えない場合には、微小寸法の合理的な推定値を得るために人間の補助が必要となることがある。
当業者は、本発明の利点の多くを理解するべきである。装置8は、定期的にアイドル状態に置かれるのではなく、手動補助手順がスケジュールに組み込まれているが操作員が戻らないときでも、実行可能な手順があるときには装置8が利用される。実行すべき全自動手順がスケジュールに組み込まれているときに操作員が対応可能な場合、操作員は、強制的に操作を制止されることなしに、操作員にとって都合がよい停止点に到達するまで装置8を操作することができる。したがって、装置8の処理能力は大幅に向上し、投資収益ははるかに高くなる。
本発明のいくつかの実施形態によれば、ナノメートル規模の特徴部分を有する加工物を、少なくとも1つの荷電粒子ビームを使用することにより、全自動手順と手動補助手順の両方によって画像化および処理する装置は、スケジュール入力エントリー装置と、第1の状態または第2の状態に置くことができる操作員準備完了入力とを含むユーザ・インタフェースと、全自動手順および手動補助手順を含む手順のスケジュールを前記スケジュール入力エントリー装置から受け取る手順スケジューラと、前記操作員準備完了入力が前記第2の状態にあるときに、前記操作員準備完了入力が前記第1の状態に置かれるまで、全自動手順をシーケンス処理し、前記操作員準備完了入力が前記第1の状態に置かれたときに、実行中の前記全自動手順に対する安全終止点に到達した後、前記手動補助手順のシーケンス処理を開始する手順シーケンサとを備える。
いくつかの実施形態では、この装置が、欠陥分析装置、または微小寸法測定TEMもしくはSTEM、またはウェーハから薄片を抜き取り、それらを画像化用に調製するTEM調製装置である。
いくつかの実施形態では、1つの手動補助手順が、手順の終点を判定する手順であり、または1つの全自動手順が自動薄化手順である。
いくつかの実施形態では、この装置がマイクロプロセッサを含み、さらに、前記マイクロプロセッサに通信可能に接続されたマイクロプロセッサ可読の非一時的記憶装置を含み、このマイクロプロセッサ可読の非一時的記憶装置が、前記マイクロプロセッサ上で実行されたときに前記スケジューラまたは前記シーケンサを実現するプログラムを有する。
いくつかの実施形態では、前記シーケンサが、全自動手順の待ち行列および手動補助手順の待ち行列を維持し、または前記シーケンサが、間に手動補助手順が差し込まれた全自動手順の単一の待ち行列を維持する。
いくつかの実施形態では、前記加工物が、前記装置によって順番に画像化および処理される一連の加工物のうちの1つの加工物であり、第1の加工物に対する前記全自動手順の実行が全て完了し、かつ前記操作員準備完了入力が押されていない場合に、前記シーケンサが、前記一連の加工物のうちの第2の加工物に対する全自動手順に進む。
いくつかの実施形態では、前記第2の加工物に対する全自動手順に進んだ後に、前記操作員準備完了入力が押されたときに、前記シーケンサが、前記第1の加工物に対する手動補助手順に戻る。
いくつかの実施形態では、前記スケジュール入力エントリー装置が、前記スケジュールを遠隔装置から受け取るためにネットワークに接続されたポートを含む。
いくつかの実施形態によれば、ナノメートル規模の特徴部分を有する加工物を、少なくとも1つの荷電粒子ビームを使用することにより、全自動手順と手動補助手順の両方によって画像化および処理する装置は、スケジュール入力エントリー装置と、第1の状態または第2の状態に置くことができる操作員準備完了入力とを含むユーザ・インタフェースと、全自動手順および手動補助手順を含む手順のスケジュールを前記スケジュール入力エントリー装置から受け取る手順スケジューラと、前記操作員準備完了入力が前記第1の状態にあるときに、前記操作員準備完了入力が前記第2の状態に置かれるまで、手動補助手順をシーケンス処理し、前記操作員準備完了入力が前記第2の状態に置かれたときに、前記全自動手順のシーケンス処理を開始する手順シーケンサとを備える。
いくつかの実施形態では、前記装置が欠陥分析装置である。いくつかの実施形態では、手動補助手順が、手順の終点を決定する手順である。いくつかの実施形態では、全自動手順が自動薄化手順である。
いくつかの実施形態では、前記装置がマイクロプロセッサを含み、さらに、前記マイクロプロセッサに通信可能に接続されたマイクロプロセッサ可読の非一時的記憶装置を含み、このマイクロプロセッサ可読の非一時的記憶装置が、前記マイクロプロセッサ上で実行されたときに前記スケジューラまたは前記シーケンサを実現するプログラムを有する。
いくつかの実施形態では、前記シーケンサが、全自動手順の待ち行列および手動補助手順の待ち行列を維持する。いくつかの実施形態では、前記シーケンサが、間に手動補助手順が差し込まれた全自動手順の単一の待ち行列を維持する。
いくつかの実施形態では、前記加工物が、前記装置によって順番に画像化および処理される一連の加工物のうちの1つの加工物であり、第1の加工物に対する前記手動補助手順の実行が全て完了し、かつ前記操作員準備完了入力が依然として前記第1の状態にある場合に、前記シーケンサが、前記一連の加工物のうちの第2の加工物での手動補助手順に進む。
いくつかの実施形態では、前記第2の加工物に対する手動補助手順に進んだ後に、前記操作員準備完了入力が非作動状態に置かれたときに、前記シーケンサが、前記第1の加工物に対する全自動手順に戻る。
いくつかの実施形態によれば、ナノメートル規模の特徴部分を有する加工物を、少なくとも1つの荷電粒子ビームを使用することにより、全自動手順と手動補助手順の両方によって画像化および処理する装置で使用する方法であって、前記装置が、スケジュール入力エントリー装置と、第1の状態または第2の状態に置くことができる操作員準備完了入力とを含むユーザ・インタフェースを有し、前記方法は、前記スケジュール入力エントリー装置を介して導入された前記スケジュールを受け取るステップと、前記操作員準備完了入力が前記第1の状態にあるときに、前記操作員準備完了入力が前記第2の状態に置かれるまで、前記手動補助手順をシーケンス処理し、次いで前記全自動手順をシーケンス処理するステップとを含む。
いくつかの実施形態では、前記スケジュールが、全自動手順のリストと、別個の手動補助手順のリストとを含み、または前記スケジュールが、間に手動補助手順が差し込まれた全自動手順のリストを含む。
いくつかの実施形態では、前記方法の装置が、欠陥分析装置、または微小寸法測定TEMもしくはSTEM、またはウェーハから薄片を抜き取り、それらを画像化用に調製するTEM調製装置である。
いくつかの実施形態では、前記加工物が、前記装置によって順番に画像化および処理される一連の加工物のうちの1つの加工物である方法であり、第1の加工物に対する前記手動補助手順の実行が全て完了し、かつ前記操作員準備完了入力が依然として前記第1の状態にある場合に、前記シーケンスが、前記一連の加工物のうちの第2の加工物に対する手動補助手順に進む。
いくつかの実施形態では、前記第2の加工物に対する手動補助手順に進んだ後に、前記操作員準備完了入力が前記第2の状態に置かれたときに、前記方法は、前記シーケンスが前記第1の加工物に対する全自動手順に戻る。
いくつかの実施形態によれば、ナノメートル規模の特徴部分を有する加工物を、少なくとも1つの荷電粒子ビームを使用することにより、全自動手順と手動補助手順の両方によって画像化および処理する装置で使用する方法であって、前記装置が、スケジュール入力エントリー装置と、第1の状態または第2の状態に置くことができる操作員準備完了入力とを含むユーザ・インタフェースを有し、前記方法は、前記スケジュール入力エントリー装置を介して導入された前記スケジュールを受け取るステップと、前記操作員準備完了入力が前記第2の状態にあるときに、前記操作員準備完了入力が前記第1の状態に置かれるまで、前記全自動手順をシーケンス処理し、次いで、実行中の前記全自動手順に対する安全な終止点に到達した後に、前記手動補助手順をシーケンス処理するステップとを含む。
いくつかの実施形態では、前記スケジュールが、全自動手順のリストと、別個の手動補助手順のリストとを含む。いくつかの実施形態では、前記スケジュールが、間に手動補助手順が差し込まれた全自動手順のリストを含む。
いくつかの実施形態では、前記方法は、前記加工物が前記装置によって順番に画像化および処理される一連の加工物のうちの1つの加工物であり、第1の加工物に対する前記全自動手順の実行が全て完了し、かつ前記操作員準備完了入力が押されていない場合に、前記シーケンスが、前記一連の加工物のうちの第2の加工物に対する全自動手順に進む。
いくつかの実施形態では、前記方法は、前記第2の加工物に対する全自動手順に進んだ後に、前記操作員準備完了入力が押されたときに、前記シーケンスが、前記第1の加工物に対する手動補助手順に戻る。
本発明および本発明の利点を詳細に説明したが、添付の特許請求の範囲によって定義された本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、本明細書に、さまざまな変更、置換および改変を加えることができることを理解すべきである。さらに、本出願の範囲が、本明細書に記載されたプロセス、機械、製造、組成物、手段、方法およびステップの特定の実施形態に限定されることは意図されていない。当業者なら本発明の開示から容易に理解するように、本明細書に記載された対応する実施形態と実質的に同じ機能を実行し、または実質的に同じ結果を達成する既存のまたは今後開発されるプロセス、機械、製造、組成物、手段、方法またはステップを、本発明に従って利用することができる。したがって、添付の特許請求の範囲は、その範囲内に、このようなプロセス、機械、製造、組成物、手段、方法またはステップを含むことが意図されている。
8 マイクロ機械加工装置
10 データ入力インタフェース
12 表示画面
14 キーボード
16 媒体挿入ポート
18 操作員準備完了ボタン
20 手順実行ボタン
30 真空室
32 加工物
34 FIB
36 走査電子顕微鏡

Claims (36)

  1. ナノメートル規模の特徴部分を有する加工物を、少なくとも1つの荷電粒子ビームを使用することにより、全自動手順と手動補助手順の両方によって画像化および処理する装置であって、
    a.加工物を処理する荷電粒子ビーム装置と、
    .スケジュール入力エントリー装置と、第1の状態または第2の状態に置くことができ、前記荷電粒子ビームを使用する動作を操作員が実行可能かどうかを示す操作員準備完了入力とを含むユーザ・インタフェースと、
    .全自動手順および手動補助手順を含む手順のスケジュールを前記スケジュール入力エントリー装置から受け取る手順スケジューラと、
    .前記操作員準備完了入力が前記第2の状態にあるときに、前記操作員準備完了入力が前記第1の状態に置かれるまで、前記全自動手順をシーケンス処理し、前記操作員準備完了入力が前記第1の状態に置かれたときに、実行中の前記全自動手順に対する安全な終止点に到達した後、前記手動補助手順のシーケンス処理を開始する手順シーケンサと
    を備える装置。
  2. 前記装置が欠陥分析装置である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記装置が微小寸法測定TEMまたはSTEMである、請求項1に記載の装置。
  4. 前記装置が、ウェーハから複数の薄片を抜き取り、それらを画像化用に調製するTEM調製装置である、請求項1に記載の装置。
  5. 1つの手動補助手順が、手順の終点を判定する手順である、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 1つの全自動手順が自動薄化手順である、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記装置がマイクロプロセッサを含み、さらに、前記マイクロプロセッサに通信可能に接続されたマイクロプロセッサ可読の非一時的記憶装置を含み、前記マイクロプロセッサ可読の非一時的記憶装置が、前記マイクロプロセッサ上で実行されたときに前記スケジューラを実現するプログラムを有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記装置がマイクロプロセッサを含み、さらに、前記マイクロプロセッサに通信可能に接続されたマイクロプロセッサ可読の非一時的記憶装置を含み、前記マイクロプロセッサ可読の非一時的記憶装置が、前記マイクロプロセッサ上で実行されたときに前記シーケンサを実現するプログラムを有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記シーケンサが、全自動手順の待ち行列および手動補助手順の待ち行列を維持する、請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記シーケンサが、間に手動補助手順が差し込まれた全自動手順の単一の待ち行列を維持する、請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記加工物が、前記装置によって順番に画像化および処理される一連の加工物のうちの1つの加工物であり、第1の加工物に対する前記全自動手順の実行が全て完了し、かつ前記操作員準備完了入力が作動状態にない場合に、前記シーケンサが、前記一連の加工物のうちの第2の加工物に対する全自動手順に進む、請求項1から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記第2の加工物に対する全自動手順に進んだ後に、前記操作員準備完了入力が押されたときに、前記シーケンサが、前記第1の加工物に対する手動補助手順に戻る、請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記スケジュール入力エントリー装置が、前記スケジュールを遠隔装置から受け取るためにネットワークに接続されたポートを含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の装置。
  14. ナノメートル規模の特徴部分を有する加工物を、少なくとも1つの荷電粒子ビームを使用することにより、全自動手順と手動補助手順の両方によって画像化および処理する装置であって、
    a.荷電粒子ビーム装置と、
    .スケジュール入力エントリー装置と、第1の状態または第2の状態に置くことができ、前記荷電粒子ビームを使用する動作を操作員が実行可能かどうかを示す操作員準備完了入力とを含むユーザ・インタフェースと、
    .全自動手順および手動補助手順を含む手順のスケジュールを前記スケジュール入力エントリー装置から受け取る手順スケジューラと、
    .前記操作員準備完了入力が前記第1の状態にあるときに、前記操作員準備完了入力が前記第2の状態に置かれるまで、手動補助手順をシーケンス処理し、前記操作員準備完了入力が前記第2の状態に置かれたときに、前記全自動手順のシーケンス処理を開始する手順シーケンサと
    を備える装置。
  15. 前記装置が欠陥分析装置である、請求項14に記載の装置。
  16. 前記装置が、手動補助手順が手順の終点を決定する手順である、請求項14または15に記載の装置。
  17. 全自動手順が自動薄化手順である、請求項14から16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記装置がマイクロプロセッサを含み、さらに、前記マイクロプロセッサに通信可能に接続されたマイクロプロセッサ可読の非一時的記憶装置を含み、前記マイクロプロセッサ可読の非一時的記憶装置が、前記マイクロプロセッサ上で実行されたときに前記スケジューラを実現するプログラムを有する、請求項14から17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記装置がマイクロプロセッサを含み、さらに、前記マイクロプロセッサに通信可能に接続されたマイクロプロセッサ可読の非一時的記憶装置を含み、前記マイクロプロセッサ可読の非一時的記憶装置が、前記マイクロプロセッサ上で実行されたときに前記シーケンサを実現するプログラムを有する、請求項14から17のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記シーケンサが、全自動手順の待ち行列および手動補助手順の待ち行列を維持する、請求項14から19のいずれか一項に記載の装置。
  21. 前記シーケンサが、間に手動補助手順が差し込まれた全自動手順の単一の待ち行列を維持する、請求項14から20のいずれか一項に記載の装置。
  22. 前記加工物が、前記装置によって順番に画像化および処理される一連の加工物のうちの1つの加工物であり、第1の加工物に対する前記手動補助手順の実行が全て完了し、かつ前記操作員準備完了入力が依然として前記第1の状態にある場合に、前記シーケンサが、前記一連の加工物のうちの第2の加工物での手動補助手順に進む、請求項14から21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 前記第2の加工物に対する手動補助手順に進んだ後に、前記操作員準備完了入力が非作動状態に置かれたときに、前記シーケンサが、前記第1の加工物に対する全自動手順に戻る、請求項22に記載の装置。
  24. ナノメートル規模の特徴部分を有する加工物を、少なくとも1つの荷電粒子ビームを使用することにより、全自動手順と手動補助手順の両方によって画像化および処理する装置で使用する方法であって、前記装置が、スケジュール入力エントリー装置と、第1の状態または第2の状態に置くことができ、操作員が動作を実行可能かどうかを示す操作員準備完了入力とを含むユーザ・インタフェースを有しており、
    a.前記スケジュール入力エントリー装置を介して導入された前記スケジュールを受け取るステップと、
    b.前記操作員準備完了入力が前記第1の状態にあるときに、前記操作員準備完了入力が前記第2の状態に置かれるまで、前記手動補助手順をシーケンス処理し、次いで前記全自動手順をシーケンス処理するステップであって、前記全自動手順は、前記加工物を画像化または処理するために、前記少なくとも1つの荷電粒子ビームを前記加工物に導くことを含む、ステップ
    を含む方法。
  25. 前記スケジュールが、全自動手順のリストと、別個の手動補助手順のリストとを含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記装置が欠陥分析装置である、請求項24または25に記載の方法。
  27. 前記装置が、微小寸法測定TEMまたはSTEMである、請求項24または25に記載の方法。
  28. 前記装置が、ウェーハから複数の薄片を抜き取り、それらを画像化用に調製するTEM調製装置である、請求項24または25に記載の方法。
  29. 前記スケジュールが、間に手動補助手順が差し込まれた全自動手順のリストを含む、請求項24から28のいずれか一項に記載の方法。
  30. 前記加工物が、前記装置によって順番に画像化および処理される一連の加工物のうちの1つの加工物であり、第1の加工物に対する前記手動補助手順の実行が全て完了し、かつ前記操作員準備完了入力が依然として前記第1の状態にある場合に、前記シーケンスが、前記一連の加工物のうちの第2の加工物に対する手動補助手順に進む、請求項24から29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記第2の加工物に対する手動補助手順に進んだ後に、前記操作員準備完了入力が前記第2の状態に置かれたときに、前記シーケンスが、前記第1の加工物に対する全自動手順に戻る、請求項30に記載の方法。
  32. ナノメートル規模の特徴部分を有する加工物を、少なくとも1つの荷電粒子ビームを使用することにより、全自動手順と手動補助手順の両方によって画像化および処理する装置で使用する方法であって、前記装置が、スケジュール入力エントリー装置と、第1の状態または第2の状態に置くことができ、操作員が動作を実行可能かどうかを示す操作員準備完了入力とを含むユーザ・インタフェースを有しており、
    a.前記スケジュール入力エントリー装置を介して導入された前記スケジュールを受け取るステップと、
    b.前記操作員準備完了入力が前記第2の状態にあるときに、前記操作員準備完了入力が前記第1の状態に置かれるまで、前記全自動手順をシーケンス処理し、次いで、実行中の前記自動手順に対する安全な終止点に到達した後に、前記手動補助手順をシーケンス処理するステップと
    を含む方法。
  33. 前記スケジュールが、全自動手順のリストと、別個の手動補助手順のリストとを含む、請求項32に記載の方法。
  34. 前記スケジュールが、間に手動補助手順が差し込まれた全自動手順のリストを含む、請求項32または33に記載の方法。
  35. 前記加工物が、前記装置によって順番に画像化および処理される一連の加工物のうちの1つの加工物であり、第1の加工物に対する前記全自動手順の実行が全て完了し、かつ前記操作員準備完了入力が押されていない場合に、前記シーケンスが、前記一連の加工物のうちの第2の加工物に対する全自動手順に進む、請求項32から34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記第2の加工物に対する全自動手順に進んだ後に、前記操作員準備完了入力が押されたときに、前記シーケンスが、前記第1の加工物に対する手動補助手順に戻る、請求項35に記載の方法。
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