JP6271994B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、使用時に本体を把持するためのグリップを着脱可能な撮像装置に関する。
従来のミラーレスタイプを含む一眼レフカメラは、撮影の目的に応じて光学仕様の異なるレンズを選択的に装着することが可能となっている。通常、一眼レフカメラには、本体を小型化するために小型の凸形状であるグリップが取り付けられている。しかし、大型のレンズを装着する際には、レンズ部の重量が重くカメラのバランスが悪くなるため、小型のグリップを使用した場合、凸形状への指への掛かりが弱く把持性能が低下する。
そこで、大型レンズ装着時にもグリップの凸形状への指掛かりを良くし把持性能を高めるために、カメラ底面に設けられた三脚取り付けねじ部に螺合するねじを締めつけることでカメラに着脱可能なグリップアダプタが提案されている(特許文献1)。
特開2000−350073号公報
特許文献1では、三脚取り付けねじ部から離れたグリップ先端側が固定されていないため、グリップ先端側の固定が十分とは言えず、グリップの把持においてユーザが不安に感じることがあり得る。また、三脚取り付けねじ部に螺合するねじを締め付けるために工具を必要とするため、着脱操作性が悪い。工具を使用しないで手で操作可能にする場合、ねじ頭を手で回転操作、締め付け、緩めを行える程度にねじ頭を大きくする必要があるので、小型化を阻害してしまう。また、グリップアダプタのベース部をカメラ本体底面部に設けているため、グリップの把持に必要のない形状で装着状態が大型化されてしまう。
このような課題を鑑みて、本発明は、カメラ本体に安定的に装着可能で最適な把持性能を有し、カメラ本体の小型化を阻害しないグリップ着脱機構を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての撮像装置は、被係合部が形成されるグリップ部材を着脱可能なグリップ装着部が形成される撮像装置であって、前記被係合部と係合することのできる係合部が形成され、前記係合部が前記被係合部と係合しない第1の位置、前記係合部が前記被係合部と係合し、前記グリップ部材と前記撮像装置との間に隙間が形成される第2の位置、前記係合部と前記被係合部とが係合し、前記第2の位置より前記隙間が小さくなる第3の位置に移動する移動部材と、一部分が前記グリップ装着部の投影面内に配置され、前記移動部材と係合することで前記移動部材を前記第1の位置に保持する保持部材と、前記移動部材を前記第3の位置に向けて付勢する付勢部材と、開閉可能な蓋体と、を有し、前記グリップ部材が前記グリップ装着部に装着されることで、前記保持部材と前記移動部材との係合が外れ、前記付勢部材の付勢力によって前記移動部材が前記第1の位置から前記第2の位置に移動し、その後、前記移動部材を前記第2の位置から前記第3の位置に移動させ、前記蓋体の開状態から閉状態になるのに伴い、前記蓋体で覆われる部分に前記移動部材の操作部が配置され、前記移動部材の前記第2の位置から前記第3の位置への移動は、前記蓋体を前記開状態から前記閉状態にする際に行われることを特徴とする。
本発明によれば、カメラ本体に安定的に装着可能で最適な把持性能を有しつつ、カメラ本体の小型化を阻害しないグリップ着脱機構を備えた撮像装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置と、撮像装置に装着可能なレンズとグリップを表す図である。 撮像装置にグリップとレンズを装着した状態を表す図である。 撮像装置を底面側から見た斜視図である。 グリップ装着ユニットの分解斜視図である。 グリップ装着ユニットの構成図である。 保持部材の斜視図である。 グリップ装着ユニットの背面図である。 グリップ装着ユニットの要部の斜視図である。 グリップ装着ユニットの正面図である。 小型グリップの説明図である。 大型グリップの説明図である。 グリップ装着ユニットを固定ビスによってバッテリ収納部に取り付ける状態を示す図である。 グリップ装着ユニットの第1の状態を示す図である。 グリップ装着ユニットの第2の状態を示す図である。 グリップ装着ユニットの第2の状態を示す図である。 グリップ装着ユニットの第3の状態を示す図である。 グリップ取り外し時における要部の斜視図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置と、撮像装置に着脱可能なレンズとグリップを表す図である。図2は、撮像装置にグリップとレンズを装着した状態を表す図である。図2(a)は小型の単焦点レンズに合わせて小型のグリップを装着した状態を表しており、図2(b)は大型のズームレンズに合わせて大型のグリップを装着した状態を表している。
本実施形態では、撮像装置10に、サイズの異なる小型の単焦点レンズ20と、大型のズームレンズ30を選択的に装着することができる。また、レンズの大きさに合わせて、撮像装置10に、小型グリップ40と、小型グリップ40よりもサイズの大きな大型グリップ50を、後述するグリップ装着ユニットによって、選択的に装着可能とすることで、最適な把持性能を発揮することが可能となる。
レンズの着脱方法については従来から広く採用されている方法であり詳細な説明は省略するが、バヨネット方式によってレンズをワンアクションで、簡単に装着することが可能となっている。また、レンズの取り外しは、ユーザの意図しない取り外しが行われないよう、ロック解除ボタンを押圧した状態で、レンズを回転して取り外す、2アクションの動作によって行うことができる。
図3は、撮像装置10を底面側から見た斜視図である。
開閉可能なバッテリ蓋(蓋体)70は、撮像装置10のグリップ50側の底面に設けられている。バッテリ収納部701は、撮像装置10への電源供給用のバッテリ80を収納可能である。
バッテリ蓋70を図3(a)の矢印方向にスライド動作させることで、図3(b)で示されるように、バッテリ蓋70は開状態となる。このとき、バッテリ80は、バッテリ収納部701に挿入可能となる。図3(c)は、バッテリ80をバッテリ収納部701に挿入した後の状態を示している。
以下、本実施形態におけるグリップ装着部について詳しく説明を行う。
図4は、グリップ装着ユニット60の分解斜視図である。図4(a)はグリップ50側から見た図で、図4(b)はバッテリ収納部701側から見た図である。グリップ装着ユニット60は、撮像装置10の前面外装部101とバッテリ収納部701との間に配置されている。
グリップ装着ユニット60は、ベース部材601と、第1の移動部材602と、第2の移動部材603と、付勢部材604と、保持部材605と、操作部材607と、固定ビス608、609を備えている。
ベース部材601は、合成樹脂材料によって箱形状に形成されている。ベース部材601には、軸6011と、大径頭部と小幅リブ部が連結したT字のボス6012と、ひっかけ爪6013が設けられている。
第1の移動部材602には、第1の係合部6021と、円柱状の凸形状の係合突起6025と、ひっかけ部6027と、ストッパ6028が設けられている。また、第1の移動部材602には、長孔6023と、小径長孔部と大径孔部が連結したカギ孔6024と、ビス穴6026が形成されている。カギ孔6024の大径孔部は、ベース部材601のT字のボス6012の大径頭部の径より大きくなるように形成されている。また、カギ孔6024の小径長孔部の溝幅は、T字のボス6012の小幅リブ部より大きくなるように形成されている。
第2の移動部材603には、第2の係合部6031と、軸部6034が設けられており、また、孔部6033が形成されている。
付勢部材604は、弾性を有するコイルバネ部6040と、コイルバネ部を挟んだ両側に設けられたU字形の第1のフック形状6041と、第2のフック形状6042で形成されている。
操作部材607には、第1の移動部材602に形成されたビス穴6026にビス固定するための穴6071が形成されている。また、操作部材607には、指先で操作するための第1操作部6072と、ボールペン等のペン先等で操作する第2操作部6073と、後述するバッテリ蓋70の第1の当接部702と当接する第2の当接部6074が形成されている。
図5は、グリップ装着ユニット60の構成図である。なお、図5は、グリップ装着ユニット60をバッテリ収納部701側から見た図である。
図5(a)は、ベース部材601に第1の移動部材602と、第2の移動部材603を組み込んだ状態を示している。
第2の移動部材603は、ベース部材601に形成された軸6011が第2の移動部材603に形成された孔部6033に挿入されることで、軸6011を中心に回動自在に設けられている。
ベース部材601に形成されたT字のボス6012の大径頭部は、第1の移動部材602に形成されたカギ孔6024の大径孔部に合わせて挿入されている。また、第2の移動部材603に設けられた軸部6034は、第1の移動部材602に形成された長孔6023に挿入されている。
付勢部材604に形成された第1のフック形状6041は、ベース部材601に設けられたひっかけ爪6013に掛けられる。付勢部材604に形成された第2のフック形状6042は、付勢部材604のコイルバネ部6040の自然状態より引き伸ばされた状態で、第1の移動部材602に設けられたひっかけ部6027に掛けられる。
図5(b)は、グリップ装着ユニット60に付勢部材604が組み込まれた状態を示している。引き伸ばされたコイルバネ部6040の復元力により、第1の移動部材602および第2の移動部材603は、図5(a)に示す位置から図5(b)に示す位置まで移動する。すなわち、第1の移動部材602が図5(b)の矢印方向に移動し、第1の移動部材602に設けられたストッパ6028がベース部材601に設けられたストッパ6015に当接する位置まで移動する。
本実施形態では、第1の移動部材602に形成されたカギ孔6024の小径長孔部に、ベース部材601に設けられたT字のボス6012の小幅リブ部が係合することで、第1の移動部材602のスライド動作を規定している。また、本実施形態では、カギ孔6024の小径長孔部に対して、T字のボス6012の大径頭部の径を十分大きくしていることにより、図5(b)に示す位置では、第1の移動部材602はベース部材601から脱落することなく、ベース部材601に保持される。
図6は、保持部材605の斜視図である。保持部材605は、弾性を有する金属薄板にて形成されている。保持部材605には、本体部分6051面に対して、ベース部材601側へ斜めに曲げられた規制部6052が形成されている。また、保持部材605には、グリップを挿入したときに、カメラ本体外側へ押し出す方向の付勢を与える第1のグリップ付勢部6053と第2のグリップ付勢部6054が形成されている。さらに、保持部材605には、ベース部材601をビス固定するビス穴6055が形成されている。
グリップ装着ユニット60の動作について詳しく説明を行う。
図7は、グリップ装着ユニット60の背面図、すなわち、グリップ装着ユニット60をバッテリ収納部701側から見た図である。図8は、グリップ装着ユニット60の要部の斜視図である。図7の状態は、図5に示された状態に保持部材605をベース部材601に取り付け、固定ビス608で固定した状態である。
本実施形態のグリップ装着ユニット60では、第1の移動部材602と、第1の移動部材602にビス固定された操作部材607が上下に動作する。図7(b)は、図7(a)の状態から第1の移動部材602と操作部材607を図7(a)の矢印方向に動作させた状態を表している。
図7(a)の状態において、保持部材605に設けられた規制部6052は、本体部分6051面に対して、ベース部材601側へ斜めに曲げられている。このため、ベース部材601に組み込まれると、規制部6052は第1の移動部材602側に付勢される状態となる。すなわち、規制部6052は、図8(a)の矢印方向に付勢されている。このとき、規制部6052の面60521が第1の移動部材602に設けられた係合突起6025の先端60251に当接している。
第1の移動部材602と操作部材607が図7(a)の状態から図7(b)の状態に移動する際に、第1の移動部材602は、係合突起6025の先端60251が規制部6052の面60521に当接した状態で移動する。
係合突起6025が規制部6052の端面60522に至った所で、規制部6052は、規制部6052自身の付勢力によって、図7における紙面奥側方向に移動する。
すなわち、規制部6052は、図8(a)の矢印方向に変形し、図8(b)に示す状態へと移行する。これによって、規制部6052の端面60522と、係合突起6025が当接し、第1の移動部材602は図7(b)の状態で保持される。
第1の移動部材602を図7(a)の状態から図7(b)の状態に移動すると、第1の移動部材602の移動に連動して、第1の移動部材602に形成された長孔6023に係合された第2の移動部材603に設けられた軸部6034も移動する。すなわち、第2の移動部材603は、軸6011を中心に、図5(b)の状態から図5(a)の状態となるように、図5(a)の矢印方向に回転する。
本実施形態では、図7(b)の状態で、規制部6052の面60521を押圧し、規制部6052を係合突起6025の高さ分だけ紙面表側方向に移動させると、係合突起6025と規制部6052の端面60522との当接が解除される。このとき、付勢部材604の付勢力によって第1の移動部材602が図中下方向に移動し、図7(a)の状態となる。
図9は、グリップ装着ユニット60の正面図である。図9(a)と図9(b)は、それぞれ図7(a)と図7(b)を反対面側から見た状態である。第1の移動部材602および第2の移動部材603が第1の位置に位置するとき、図7(a)および図9(a)に示す状態となる。第1の移動部材602および第2の移動部材603が第3の位置に位置するとき、図7(b)および図9(b)に示す状態となる。
ベース部材601には、グリップ部材を装着可能なグリップ装着部6010が形成されている。図9(a)の状態では、第1の移動部材602に形成された第1の係合部6021と、第2の移動部材603に形成された第2の係合部6031と、がグリップ装着部6010の投影面内に位置している。図9(b)の状態では、第1の移動部材602に形成された第1の係合部6021と、第2の移動部材603に形成された第2の係合部6031と、グリップ装着部6010の投影面内から退避している。
次に、撮像装置10に選択的に装着可能なグリップ部材について詳しく説明を行う。
図10は、小型グリップ40の説明図である。図10(a)は表側から見た斜視図、図10(b)は側面図、図10(c)は裏側から見た斜視図を表している。
小型グリップ40には、本体カバー部400と、取り付け板420が設けられている。取り付け板420の両端には、一対の被係合部421、422が形成されている。一対の被係合部421、422の内側には、当接面423、424がそれぞれ形成されている。また、取り付け板420には、第1の押圧面425と、第2の押圧面426と、第3の押圧面427が形成されている。第1の押圧面425は、保持部材605に形成された規制部6052の面60521と当接する。第2の押圧面426は、保持部材605に設けられた第1のグリップ付勢部6053と当接する。第3の押圧面427は、保持部材605に設けられた第2のグリップ付勢部6054と当接する。
図11は、大型グリップ50の説明図である。図11(a)は表側から見た斜視図、図11(b)は側面図、図11(c)は裏側から見た斜視図を表している。
大型グリップ50は、摩擦係数が高い樹脂材料によって形成されたグリップ部51と、グリップ装着ユニット60への取り付け部となる金属板52と、グリップ部51と金属板52を接続するビス53によって構成されている。
金属板52の両端には、一対の被係合部521、522が形成されている。被係合部521の内側には、当接面523が形成されている。被係合部522の内側には、当接面524が形成されている。また、金属板52には、第1の押圧面525と、第2の押圧面526と、第3の押圧面527が形成されている。第1の押圧面525は、グリップ装着部6010の投影面内に配置される規制部6052の面60523と当接する。すなわち、保持部材605に形成される規制部6052の面60523は、グリップ装着部6010の投影面内に配置される保持部材の一部分として機能する。また、第2の押圧面526は、保持部材605に形成された第1のグリップ付勢部6053と当接する。第3の押圧面527は、保持部材605に形成された第2のグリップ付勢部6054と当接する。
次に、グリップ着脱時の動作について説明する。まず、グリップの装着動作について、説明を行う。本実施形態におけるグリップ装着は、グリップ部材をベース部材601のグリップ装着部6010に挿入することで行われる。
図12は、グリップ装着ユニット60を固定ビス6001によってバッテリ収納部701に取り付ける状態を示す図である。
図13は、グリップ装着ユニット60の第1の状態を示す図である。グリップ装着ユニット60は、図7(b)、図8(b)、図9(b)に示される状態となっており、グリップを挿入可能な状態である。なお、図には、大型グリップ50の金属板52のみを示している。
図13(a)は、グリップ装着ユニット60の正面図である。なお、説明のため、ベース部材601を図示していない。図13(b)は、図13(a)のグリップ装着ユニット60に大型グリップ50を挿入するときの状態を示している。図13(c)は図13(b)のA−A部断面図で、図13(d)は図13(c)のd部拡大図、図13(e)は図13(c)のe部拡大図である。
大型グリップ50をベース部材601に形成されたグリップ装着部6010に挿入すると、大型グリップ50の第1の押圧面525がグリップ装着部6010から露出している規制部6052の面60523を押し込む。そのため、第1の移動部材602に形成される係合突起6025と規制部6052の端面60522との当接が解除され、規制部6052の面60521上を係合突起6025が移動し、グリップ装着ユニット60は図14に示される状態となる。
図14は、グリップ装着ユニット60の第2の状態を示す図である。なお、図14(a)〜(e)には、大型グリップ50の金属板52のみを示している。
図14(a)に示されるように、バッテリ蓋70は、開状態となっている。図14(b)は図14(a)のA1−A1断面図、図14(c)は図14(b)のc部拡大図、図14(d)は図14(b)のd部拡大図、図14(e)は図14(a)で示したB−B断面図、図14(f)は図14(e)のf部拡大図である。
また、図14(g)は図14(a)に対して撮像装置10と大型グリップ50のグリップ部51とグリップ装着ユニット60のベース部材601を表示した正面図である。図14(h)は図14(g)のA2−A2部断面図である。図14(i)は図14(h)の部拡大図である。
第1の移動部材602に形成される係合突起6025と規制部6052の端面60522との当接を解除すると、上述したように、第1の移動部材602は、付勢部材604の付勢力によって、図9(a)に示される位置まで移動しようとする。第1の係合部6021が金属板52の上端に形成された被係合部521に当接し、第2の係合部6031が金属板52の下端に形成された被係合部522に当接する状態で、第1の移動部材602および第2の移動部材603の移動が規制される。第1の移動部材602および第2の移動部材603が第2の位置に位置するとき、この状態となる。
本実施形態では、第1の係合部6021が被係合部521の当接面523に乗り上げるために必要な力と、第2の係合部6031が被係合部522の当接面524に乗り上げるために必要な力との合力は付勢部材604の付勢力より大きい。したがって、第1の移動部材602および第2の移動部材603は、付勢部材604の付勢力によって、第1の係合部6021が被係合部521に当接し、第2の係合部6031が被係合部522に当接する状態まで移動する。
第1の係合部6021が当接面523に乗り上げるための力と、第2の係合部6031が当接面524に乗り上げるための力との合力と、付勢部材604の付勢力とのバランスによって、第1の移動部材602と第2の移動部材603の移動が規制される。グリップ装着ユニット60は図9(b)の状態から図9(a)の状態となる途中の状態となる。
このとき、保持部材605に設けられた第1のグリップ付勢部6053と第2のグリップ付勢部6054が大型グリップ50の金属板52の第2の押圧面526と第3の押圧面527に当接している。そのため、大型グリップ50は撮像装置10から離れる方向に付勢され、大型グリップ50の本体突き当て面528と撮像装置10の突き当て面6014との間に隙間が形成されている。この段階でユーザが撮像装置10を把持し、大型グリップ50を握り込むと、大型グリップ50の突き当て面528と撮像装置10の突き当て面6014との間に形成された隙間の分だけ大型グリップ50が沈み込んでしまう。
図15は、グリップ装着ユニット60の第2の状態を示す図であるが、図15(a)に示されるように、バッテリ80を出し入れ可能な図14(g)の状態からバッテリ蓋70を撮像装置10側へ回転しバッテリ収納部701の開口を塞いだ状態を示している。このとき、図15(a)のb部拡大図である図15(b)に示されるように、バッテリ蓋70に設けられた第1の当接部702と操作部材607に設けられた第2の当接部6074は当接していない。第1の移動部材602、第2の移動部材603および大型グリップ50の金属板52の位置関係は、図14での位置関係と同じである。なお、図には、大型グリップ50の金属板52のみを示している。
図16は、グリップ装着ユニット60の第3の状態を示す図であり、大型グリップ50の装着が完了した状態である。なお、図16(a)〜図16(e)には、大型グリップ50の金属板52のみを示している。
図16(a)は図15(a)の状態から図16(a)の矢印Gの方向へバッテリ蓋70を移動した状態であり、バッテリ蓋70が閉状態となっている。図14(g)のバッテリ蓋70の開状態から図15(a)のバッテリ蓋70の位置を経由して図16(a)のバッテリ蓋70の閉状態への移動は、ユーザによる一連の動作で行われる。
図16(b)は図16(a)のb部拡大図、図16(c)は図16(a)で示したA−A断面図、図16(d)は図16(c)のd部拡大図、図16(e)は図16(c)のe部拡大図である。また、図16()は、図16(d)の状態に大型グリップ50のグリップ部51とグリップ装着ユニット60のベース部材601を表示した図である。
操作部材607が図15(a)の位置から図16(a)の位置へ移動することにより、図16(b)に示されるように、第1の当接部702と操作部材607に形成された第2の当接部6074が当接する。このとき、操作部材607は、図15(b)で示す状態に対し図16(b)の矢印方向へ移動している。同時に、第1の移動部材602が図16(a)の矢印Hの方向へ移動する。また、第2の移動部材603が図16(a)の矢印Jの方向へ回転移動する。このような移動により、大型グリップ50の金属板52の当接面523が第1の移動部材602の第1の係合部6021に当接する。大型グリップ50の金属板52の当接面524が第2の移動部材603の第2の係合部6031に当接する。このとき、金属板52が図16(f)の矢印で示されるように撮像装置10側に移動させられ、大型グリップ50の突き当て面528が撮像装置10の突き当て面6014と当接する。この段階でユーザが撮像装置10を把持し、大型グリップ50を握り込んでも、大型グリップ50の突き当て面528と撮像装置10の突き当て面6014に隙間がないため、大型グリップ50が沈み込むことがない。
次に、図17を用いて、グリップ部材の取り外し動作について説明する。図17は、グリップ取り外し時における要部の斜視図である。
まず、バッテリ蓋70を開くと、図17に示されるように、バッテリ収納部701が露出した状態となる。このとき、第1の移動部材602にビス留めされた操作部材607が露出するので、ユーザによる操作部材607の図中の矢印方向(バッテリ80の挿入方向と同一方向)への押し込み動作を行うことで、グリップ部材の取り外しが可能となる。
本実施形態の撮像装置では、グリップ部材の挿入とバッテリ蓋を閉じて本体にロックする2アクションでグリップの装着を行うことができる。また、バッテリ蓋を開けて、操作部を押し込む2アクションというレンズ交換と同程度の動作によってグリップの取り外しを行うことができる。
以上説明したように、本実施形態では、レンズ交換と同程度の手間で、レンズに合わせた最適なサイズのグリップを選択的に着脱が可能となる。これにより、大型のレンズを使用する際には大型グリップを、小型のレンズを使用する際には小型グリップを選択して装着することが可能となる。
また、グリップ装着時に撮像装置の突き当て面とグリップの突き当て面との間に隙間がないため、グリップ把持時にグリップ部材が沈み込むことがないため、本体の小型化と把持性能の両立が可能となる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
10 カメラ本体
40 小型グリップ
421、422 第1の被係合部
423、424 第2の被係合部
50 大型グリップ
521、522 第1の被係合部
523、524 第2の被係合部
6010 グリップ装着部
602 第1の移動部材
6021 第1の係合
603 第2の移動部材
6031 第2の係合
604 付勢部材
70 バッテリ蓋(蓋体)

Claims (4)

  1. 被係合部が形成されるグリップ部材を着脱可能なグリップ装着部が形成される撮像装置であって、
    前記被係合部と係合することのできる係合部が形成され、前記係合部が前記被係合部と係合しない第1の位置、前記係合部が前記被係合部と係合し、前記グリップ部材と前記撮像装置との間に隙間が形成される第2の位置、前記係合部と前記被係合部とが係合し、前記第2の位置より前記隙間が小さくなる第3の位置に移動する移動部材と、
    一部分が前記グリップ装着部の投影面内に配置され、前記移動部材と係合することで前記移動部材を前記第1の位置に保持する保持部材と、
    前記移動部材を前記第3の位置に向けて付勢する付勢部材と、
    開閉可能な蓋体と、を有し、
    前記グリップ部材が前記グリップ装着部に装着されることで、前記保持部材と前記移動部材との係合が外れ、前記付勢部材の付勢力によって前記移動部材が前記第1の位置から前記第2の位置に移動し、その後、前記移動部材を前記第2の位置から前記第3の位置に移動させ、
    前記蓋体の開状態から閉状態になるのに伴い、前記蓋体で覆われる部分に前記移動部材の操作部が配置され、
    前記移動部材の前記第2の位置から前記第3の位置への移動は、前記蓋体を前記開状態から前記閉状態にする際に行われることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記開状態において前記操作部が操作されることで、前記付勢部材の付勢力に抗して前記移動部材が前記第2の位置から前記第1の位置に移動し、前記保持部材が前記移動部材と係合することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記グリップ装着部は、前記撮像装置の前面に形成され、
    前記蓋体は、前記撮像装置の底面に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記蓋体は、バッテリを収納可能なバッテリ収納部を開閉する蓋体であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
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