JP2006200728A - 着脱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被支持体に着脱部を固定した状態で、手で持って使用運搬した時にも、手が痛くなりにくい着脱装置を提供する。
【解決手段】 この着脱装置は、カメラ等の被支持体Cに一面側を向けて着脱可能に取り付けられる着脱部1と、三脚等の支持体に着脱可能に取り付けられる本体2とを有し、前記本体2または前記着脱部1には、前記本体2に前記着脱部1の他面側を向けて前記着脱部1を前記本体2に固定するための固定機構3、18が設けられた着脱装置において、前記着脱部1の前記他面側には、把持を容易にするための面取り部4が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラ等の各種機器、器具、または工具類などの被支持体を、三脚などの支持体に着脱可能に固定するための着脱装置に関する。
カメラ等の各種機器、器具、工具類は、手に持って使用または運搬されるだけでなく、例えば三脚等の支持体に固定して使用される場合がある。これら機器等を支持体へ速やかに取り付け、取り外しできるように、従来からさまざまな着脱装置が提案されている。
この種の着脱装置は、一般に、カメラ等の被支持体に予め取り付けておく着脱部と、三脚等の支持体に予め取り付けておく本体とを有し、前記本体に設けられた固定手段により着脱部を本体に固定することによって、支持体に被支持体が固定されるものである。たとえば、以下のような文献に記載されている。
特開2000−097395号公報(第1図、第4図) 特開平4−219591号公報(第3図)
しかし、従来の着脱装置では、本体から離脱させた着脱部を被支持体等に取り付けた状態にすると、その機器等を手で持って使用や運搬がしずらい欠点がある。
すなわち、特開2000−097395号公報で開示されている着脱装置では、着脱部の形状が全体として円筒形をなし、その下端が水平に切りおとされた形状であるため、被支持体を手に持つと下端の直角のエッジが掌に当たり、手が痛くなりやすい。したがって、着脱部を被支持体に取り付けたままの状態では、手で持っての使用、運搬が苦痛であった。
特開平4−219591号公報で開示されている着脱装置では、着脱部が、下端部が下方へ行くに従い広がる台形形状であるため、被支持体の使用、運搬時に着脱部の下端の鋭角のエッジが掌に当って痛く、やはり手で持っての使用、運搬が苦痛であった。
また、一部のカメラには、いわゆる縦位置での撮影のため、底面側に握りとシャッターボタンが用意されているものがあり、その時カメラの底面は握りとなる。このようなカメラの場合、底面の中央付近にある三脚取り付け用雌ネジ穴に着脱部を取り付けておくと、その着脱部ごと握って撮影しなければならない。これには苦痛を伴うから、そのたびに着脱部を取りはずして撮影操作をしなければならない。
また、大型の望遠レンズや望遠鏡には、そのレンズ鏡筒に三脚座が用意されていることがある。この三脚座の底面の三脚取り付け部は、しばしばその形状、大きさが握りとしては不適切であり、そこを手で持つと、手が痛くなってしまい、手持ちでの使用に支障をきたしている。そこで手持ち使用の時には、しかたなく三脚座を外すことが行われている。
本発明に係る着脱装置は、被支持体に一面側を向けて着脱可能に取り付けられる着脱部と、支持体に着脱可能に取り付けられる本体とを有し、前記本体または前記着脱部には、前記本体に前記着脱部の他面側を向けて前記着脱部を前記本体に固定するための固定機構が設けられた着脱装置において、前記着脱部の前記他面側には、面取り部が形成されていることを特徴とする。前記被支持体はカメラ等の光学機器であってもよい。前記支持体は三脚であってもよい。
面取り部を曲面とする場合、その曲面の曲率半径は1.5〜30mmであることが好ましく、より好ましくは3〜10mmである。
前記着脱部は矩形板状をなし、その長手方向に延びる一対の側縁部に前記面取り部が形成され、前記一対の側縁部をつなぐ少なくとも1つの補強リブが形成されていてもよい。
前記着脱部の前記一面側には、前記被支持体に当接する弾性支持層が設けられるとともに、この弾性支持層を貫通して前記被支持体に当接する複数の剛性支持部が形成されていてもよい。
前記着脱部の前記一面側には、前記被支持体に当接する弾性支持層が設けられるとともに、この弾性層を貫通して前記被支持体に当接する複数の剛性支持部が、前記補強リブに対応する箇所に形成されていてもよい。
前記着脱部は矩形板状をなし、その長手方向に延びる一対の側縁部に前記面取り部が形成され、前記一対の側縁部をつなぐ少なくとも一対の補強リブが形成され、さらにこれら補強リブの間に、前記補強リブと平行に延びる長穴が形成され、この長穴を貫通して被支持体を取り付けるための取付ネジが設けられていてもよい。
本発明に係る着脱装置では、着脱部の他面側に面取り部が形成されているため、被支持部から着脱部を取り外さずに、着脱部ごと被支持部を把持した場合にも、掌が面取り部に当たるため、手が痛くなることがない。したがって、被支持体を手持ちでの使用、運搬する状態と、三脚等の支持体へ固定して使用する状態とを、頻繁に交替する場合にも、着脱部をその都度外すことなくスムースに使用できる。また、機器使用時の作業者の負担を軽減できる。
望遠レンズや望遠鏡に形成されている三脚座に、この着脱装置の着脱部を取り付けた場合には、着脱部を取り付けた三脚座の底面がグリップとなり、手持ちでの使用がしやすくなる。もちろん三脚等の支持体への着脱も容易である。
本発明では、第一被固定物は光学機器等に限定されないし、第二被固定物は支持体等に限定されない。さまざまな物同士を迅速に着脱して使用することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、周知の構成を以下の実施形態に適用してもよいし、以下の実施形態の構成を組み合わせたり相互に置換してもよい。
[第1実施形態]
図1ないし図10は本発明の第1実施形態を示している。本実施形態は主にカメラを三脚へ固定するために用いられる着脱装置を例示しているが、本発明は、カメラと三脚間の着脱装置に限られるものではなく、いかなる機器等の被支持体といかなる支持体の着脱にもすべて適用可能である。被支持体と支持体の区別は便宜上であって、相互に固定されるもののいずれが支持体であって、いずれが被支持体であってもよい。
この実施形態の着脱部1は、全体として矩形板状をなし、四隅の角が平面視して丸くされている。ただし、本発明において着脱部の平面形状は、機器によって適当なものが選択されるべきである。正方形でも多角形でも円形でも、異形でも(ひょうたん形など)でもよい。
着脱部1のほぼ中央部には、着脱部1の長手方向と直交する方向に向けて延びる長穴11が形成され、この長穴11を貫通してカメラ取り付けネジ10が上向きに装着されている。このカメラ取り付けネジ10を、カメラCの底面(あるいは望遠レンズの三脚座の雌ネジ穴(図示略))に締め込むことにより、カメラCに着脱部1が固定される。カメラ取り付けネジ10は、長穴11に沿って着脱部1の短辺方向に若干移動できる。ただし、機器によっては着脱部1の長辺方向に向けて長穴11が形成されていてもよいし、長辺方向および短辺方向の両方へ延びる十字型に長穴11が形成されていてもよいし、長穴11が形成されずに取付ネジ10が適当な一ケ所に回転可能に固定されていてもよい。さらに、着脱部1と取付ネジ10が固定されていて、着脱部1ごと回して取付ネジ10をねじ込む構成であってもよい。カメラ取り付けネジ10が2個以上あってもよい。取付ネジ10の頭には、図4に示すようにマイナス溝が形成され、着脱部1の下面中央に形成された長円形のネジ収容凹部15に収められている。これにより取付ネジ10の頭は着脱部1から突出しない。取付ネジ10は硬貨などで回すことができる。
着脱部1の上面はカメラを取り付けるカメラ台12とされている。カメラ台12の上面にはカメラCを滑り止めするための弾性的な摩擦体(弾性支持層)13が貼付又は一体形成されている。摩擦体13の材質としては、ゴム、コルク、プラスチック、スポンジ、なめし皮、エラストマー、コルクラバーなどが例示できるが、これらに限定されない。ただし、摩擦体13は無くてもよい。
カメラ台12の上面には、長穴11の周囲に4個の円板状の突起が形成され、これら突起が剛性支持部14とされている。これら剛性支持部14は、摩擦体13に形成された円形の穴を貫通して露出している。剛性支持部14の高さは摩擦体13の厚さとほぼ同じかそれよりも若干低く、摩擦体13上にカメラCを載せて取付ネジ10を締め込むと、摩擦体13と剛性支持部14の両方がカメラCの下面に当接してそれを共同して支持する。剛性支持部14はカメラを高い剛性を以て支持するため、摩擦体13のみによってカメラCを支持した場合に比してカメラCに振動などが生じにくい。剛性支持部14の材質は金属、セラミックス、硬質プラスチックなどが例示できるが、硬質の物質であればこれらに限定されない。カメラ台12と一体に形成されていてもよい。剛性支持部14の個数、形状、配置は、機器により適宜変更してよいし、場合によっては剛性支持部14を設けない構成も可能である。
図5に示すように、着脱部1を正面から見た状態で、カメラ台12の両端は左右へ張り出しており、それら張出部の下方には下端へ向けて外側へ張り出す傾斜面5がそれぞれ形成されている。これら傾斜面5は、後述する本体2の操作器3によって着脱部1を固定するために使用される。ただし、カメラ台12の形状は被支持体の形状によって任意に変更してよく、カメラ台12は必ずしも張り出していなくてもよい。また、カメラ台12の上面は平面でなくてもよく、カメラ取り付けネジ10を軸とした機器の回転防止の為の背当て突起などを形成してもよいし、機器の底面の形状に合わせた凹凸のある形状とすることもできる。
着脱部1の底面には、中央にカメラ取り付けネジ10を収容するネジ収容凹部15が形成されるとともに、その着脱部1長手方向の両側に着脱部1を軽量化するための矩形状の軽量化凹部16がそれぞれ形成されている。これにより、着脱部1の底面には一対の外側リブ16Aおよび一対の内側リブ15Aがそれぞれ着脱部1と一体に形成され、これらリブが着脱部1の長手方向に延びる一対の側縁部同士を架け渡して補強している。さらに、この実施形態では、前述した剛性支持部14が、内側リブ15Aと対応する位置に形成されており、剛性支持部14は内側リブ15Aにより高い剛性を有するように補強されている。
ただし、本発明において軽量化凹部16の形状は任意であるし、場合によっては軽量化凹部16を省略することも可能である。また、カメラ取り付けネジ収容凹部15を大きくして、軽量化凹部16と一体としてもよい。そうすると、カメラ取り付けネジ10の頭を大きくすることができるため、取付ネジ10を直接指先で回すことも可能となる。また、着脱部1の底面は平面のものを例示したが、底面全体が丸み等をおびていてもよい。その場合には、着脱部1の形状に合わせて、本体2を最適な形状に形成すればよい。
この実施形態の主特徴は、図6および図8に示すように、着脱部1の長手方向に延びる一対の側縁部のエッジに、丸みを帯びた面取り部4を形成したことにある。着脱部1の厚みはカメラ用着脱装置の場合、5〜30mm位、通常は8mmから15mm位であるが(本発明はこの範囲に限定されない)、着脱部1の下端をグリップ形状とするには、これら面取り部4は着脱部1の厚さの少なくとも30%は必要であり、より望ましくは50%程度である。100%でもよい。この実施形態における面取り部4の曲率半径は1.5〜30mmであることが好ましく、より好ましくは3〜10mmである。ただし、面取り部4の断面形状は必ずしも正確な円弧でなくてもよい。
従来の着脱装置は、着脱部を取り付けたカメラ等を手で持って使用、操作するといった観点が無く、着脱部の形状は単に作る側の都合によって決められていたにすぎない。これに対し、本発明では着脱部1の把持に注目し、着脱部1にグリップ性を付与する点を最大の特徴としている。なお、着脱部の平面視形状は、取り付け先の機器等によって決定されるが、カメラの場合だと全体として矩形であるほうがカメラ底部への収まりがよい。
なお、この実施形態の面取り部4は曲面とされていたが、側壁の途中から下が底に向かってすぼまっていればグリップ性は確保できる。例えばテーパ状(傾斜面)とされていてもよい。断面が多角形状になっていてもよいし、テーパと丸みの組み合わせでも良い。また、対向する丸み等は異なった形状をしていてもよい。例えば、着脱部1の片側の側縁部は丸みを帯び、反対側はテーパ面とされていてもよい。
着脱部1の掌に当る部分は、少なくとも一部又は全部が、プラスチック、ゴム、エラストマー等の弾性体で形成されていてもよい。この場合掌への当りが更にソフトになる。また、カメラCを机の上などに置いたときの当りもソフトになり取り扱いが容易になる。この場合、本体2と着脱部1との固定の剛性を保つために、本体2の着脱部収納部2aの底から着脱部へ向けて凸部を形成し、着脱部1にはこの凸部に当接する部分を設けて、そこは弾性体を設けないことにより、本体2と着脱部1が前記凸部を介して高い剛性を以て固定されるようにしてもよい。
着脱部1の短辺側の側縁部も面取りされていることが好ましいが、カメラCとともに把持されるのは着脱部1の長手方向に沿う側縁部が主である。また、カメラ底部ないし望遠レンズ等の三脚座は細長く、着脱部1は例えばカメラCの底面よりも短く設定されているから、そこに着脱部1を取り付けて手で持った場合にも、傾斜面5は掌に当らない。したがって、この実施形態のように、着脱部1の短辺側の側縁部に、下方に向かって広がっていく傾斜面5が存在していても、グリップ性はあまり損なわれない。
ただし、着脱部1の平面視で四隅となるコーナー部分(図4、図9参照)は、角を落として面取りされていることが望ましい。これらコーナー部分は掌にあたる可能性が高いからである。本実施形態では、丸みをつけて角落とし部6を形成した。ただしカメラCに接する部分は面取りされていなくてもよく、底面側のすなわち前述したすぼまった側のみが面取りされていればよい。これらの面取り部も、前述のように丸みに限定されず、直線的な面取りであっても、多角形であっても、それらの組み合わせでもあってもよい。
角落し部6の大きさは、前述の長手方向に沿う面取り部4の場合と異なり、着脱部1の厚さに対する割合ではなく、被支持体との大きさの関係で決定される。例えばカメラCの底の幅に対し、着脱部1の幅を大きくすればここは大きくなるし、幅を小さくすれば小さくてよい。一例として一般的な35ミリ一眼レフカメラ(デジタル一眼レフカメラも含む)用であれば、着脱部1の幅35mmに設計した場合、角落とし部6の大きさは、片辺あたり4mmから8mmが好ましい。
その他の各部については、従来の着脱装置の着脱部同様に、例えば角の面取りなどを形成すれば十分なグリップ形状が得られ、カメラCとともに着脱部1を把持した場合にも快適な操作性が得られる。
一方、本体2は着脱部1よりも平面視して大きい矩形状をなし、その上面には着脱部1を収容するための矩形状の着脱部収容部2aが形成されている。着脱部収容部2aの長辺および片方の短辺に沿って三方に亘ってコ字状に側壁が形成され、他方の短辺側には、着脱部1を固定するために、後述する固定機構の操作器3が設けられている。前記片方の短辺側の側壁は、上方へ向けて着脱部1着脱部収容部2aの中央側へ傾斜するいわゆるオーバーハングした傾斜面18とされており、着脱部1の傾斜面5と相補形状をなしている。着脱部収容部2aの長辺に沿う側壁はいずれも垂直面とされている。
着脱部収容部2aの中央部には雌ネジ穴17が形成され、この雌ネジ穴17に、図示しない三脚や雲台等(支持体)のカメラ取り付けネジが締め込まれることにより、本体2が三脚等へ固定される。雌ネジ穴17は2個以上有ってもよいし、位置も任意である。本体2は、場合によっては三脚等の支持体と一体に(例えば三脚の雲台と一体に)形成されていてもよい。本体2の適当な位置に水準器を設けてもよい。カメラCの水平出しが容易になる。
着脱部1は本体2の着脱部収容部2a内で、固定手段の操作器3の操作により固定される。着脱部1の一方の傾斜面5は、傾斜面18と係合して上方への移動が阻止され、反対側の傾斜面5は、操作器3の係止部3b(偏心カム)と係合することにより上方への移動が阻止される。操作器3は、係止レバー3aと、この係止レバー3aの基端部に形成された円盤形状の係止部3bとを有し、係止部3bの中央を貫通する軸ネジ19により回動可能に本体2に取り付けられている。係止部3bの外周の一部には直線的な切欠である逃げ部3cが形成され、その他の周面には、着脱部1の傾斜面5と相補的な母線角度を有するテーパ面が形成されている。テーパ面の軸ネジ19の中心からの距離は、逃げ部3c側から180°隔てた側へ向けて徐々に拡大するようになっており、逃げ部3cは偏心カムとなっている。これにより、図1に示す解放位置では操作器3の逃げ部3cが着脱部収容部2a側を向き、操作器3を図2に示す固定位置に180°回動させると、着脱部1の傾斜面5に係止部3bが圧接して、着脱部1が着脱部収容部2a内に強固に固定される。
なお、この実施形態では、図10に示すように、着脱部収容部2a内に四角いダボ20が埋設されており、内部の押しバネ(図示略)によって上方へ付勢されている。このダボ20は、逃げ部3cが着脱部収容部2aに向けられた際に、押しバネにより上昇して逃げ部3cと係合し、係止レバー3aを開放位置で保持する。一方、着脱部1が着脱部収容部2a内に押し込まれると、着脱部1によってダボ20が押し下げられ、逃げ部3cとの係合が解かれる。すると、係止レバー3aは、図2に示す固定位置へ回動可能となる。
この実施形態では、操作器3はバネ(図示略)を介して本体2に取り付けられており、このバネにより着脱部1を固定する方向へ回転するように常に付勢されているから、ダボ20による係止が解かれると、バネの作用で自動的に回動して、着脱部1を固定する。
ただし、固定手段は偏心カムを用いた操作器3に限定されない。周知の他の手段であってもよい。例えば、傾斜面5と係合するあご部材(図示略)をネジで着脱部1へ向けて押圧する機構でもよいし、あご部材を偏心カム(図示略)で押圧する機構でもよい。
上記構成からなる実施形態によれば、着脱装置の性能をまったく損なうことなく、着脱部1をカメラC等の被支持体へ取り付けた状態のまま、被支持体を手持ちで快適に使用または運搬することが可能である。また、現行の着脱装置からの改造が容易であるから、低コストに実施できる利点がある。
[第2実施形態]
図11ないし図13は、本発明の第2実施形態を示している。この第2実施形態の構成は基本的に第1実施形態と同様であるが、第1実施形態では着脱部1の底面が本体2の着脱部収容部2aの底面に当接していたのに対し、この実施形態では、図12に示すように、着脱部1の側壁が本体2の側壁に当接するように変更した。すなわち、着脱部1の長辺に沿う一対の側壁面を、下方へ向けてすぼまるテーパ面21とする一方、これらテーパ21に面接触するように、本体2の着脱部収容部2aの長辺に沿う内側側壁を、同様のテーパ面22とした。
このように、着脱部1のテーパ面21と本体2のテーパ面22とを当接させて着脱部1を固定する構造であると、両者が必ずそこで当接するから、着脱部1の底面と着脱部収容部2aの底面とを面接触させる場合に比べて、要求される加工精度が低くなり、コストダウンにもなるばかりか、剛性も上げられる。
また、着脱部1の底面と本体2との間に隙間23が空くので、この隙間23を利用して、着脱部1の底面または着脱部収容部2aの底面に銘盤等を貼付することもできる。他の構成は、第1実施形態と同様であってよく、第1実施形態と同様の効果が得られる。
[第3実施形態]
図14ないし図17は第3実施形態を示している。本実施形態の特徴は、着脱部1と本体2の係合機構にある。本実施形態では、着脱部1の周縁に全周に亘って係合突縁31が形成されている。一方、本体2は、係合突縁31と係合するための固定爪32aと、移動可能なスライド部材32とを有し、スライド部材32には可動爪32bが形成されている。スライド部材32は、操作ネジ33を回転させることにより着脱部収容部2a側へ接近離間する。固定爪32aと可動爪32bを接近させれば、これらと係合突縁31が係合して着脱部1が固定され、逆に動かせば着脱部1が解放されるようになっている。スライド部材32の爪は水平でもよいし、固定時に下方へ向けて着脱部1を押圧するように、上に向かって若干すぼまっていてもよい。
操作ネジ33の代わりに、周知の他の押圧手段を用いてもよい。例えば、可動爪を偏心カムで押圧してもよいし、バネで押圧力を常に与えておき、固定を解放する時に可動爪32bを手で開放側に移動させるようにしてもよい。
着脱部1の長辺に沿う側縁部には、先の実施形態と同様に面取り部4が形成されている。特に、この実施形態では、係合突縁31を上側に形成したので、第1実施形態と異なり、傾斜面5を形成する必要がない。したがって、着脱部1の下端全周に亘って面取り部4を形成することができる。着脱部1をカメラCに取り付けた状態でカメラCを把持しても、係合突縁31は着脱部1の上側に形成されているから、係合突縁31が掌に触れることはなく、グリップ性は損なわれない。カメラCの着脱装置の場合、摩擦体13の上面から係合突縁31までの高さ方向距離は、カメラの機種にもよるが概ね5mm以下が好ましい。
着脱部1の厚さは第一実施形態で説明したとおりである。着脱部1の底部も第1実施形態で説明したように面取り部4等を形成する。その割合も前述したとおりである。角落し部6も前述したとおりに形成する。
図16に示すように、係合突縁31の代わりに、着脱部1の長辺に沿う両側面に、着脱部1の厚さの中間位の位置で、直線状の溝34をそれぞれ形成してもよい。溝34の下縁が着脱部1の底部の面取り部4にかかっていても、着脱部1のグリップ性はほとんど阻害されない。ただし、あまり溝34の幅が広くなるとグリップ性に影響を及ぼすため、カメラの着脱装置の場合、着脱部1の厚さにもよるが、溝34の幅は概ね2mmから5mmが好ましい。なお、溝34を着脱部1の長辺の全長に亘って形成するのではなく、長辺の中央部にのみ、長辺の全長の1/3から2/3位の長さで形成すると、着脱部1のグリップ性は更に向上する。この場合、着脱部1の長辺に沿う両側面の両端は溝無しとなる。
図16に示すように、溝34に弾性体のクッション35を入れて、着脱部1を本体2に固定していない時には、そのクッション35が溝34を塞ぐようにすることもできる。こうすると溝34は全く掌に当らなくなり、より好ましい。クッション35の材質は、ゴム、スポンジ、コルク、エラストマーなどが例示できるがこれらに限定されない。またそのクッション35の奥に、例えばバネ等からなる第二の弾性体を設けてもよい。
このようなクッション35を設けた場合、溝34に本体2の固定爪32aおよび可動爪32bが進入すると、クッション35の弾性によりクッション35が陥没し、着脱部1が係合固定される。
本実施形態では、着脱部1の下端全周に亘って面取り部4が形成されていることにより、着脱部1を手で握持する方向が限定されないから、例えば着脱部1の平面視形状を、正方形、多角形として本体2への取り付け方向を自由に選択することができる。ただし、その場合には角部には丸み等を付ける。
図17に示すように、着脱部1を上面視円形として、着脱部1と共に機器を旋回させることもできる。この時、本体2もその形状に合わせて着脱部収容部2a、スライド部材32等を製作する。
本実施形態は、被支持体の形状に対する適応度が高く、着脱部1の平面視形状の自由度が増す効果がある。他の構成は第1実施形態と同様にしてよい。
[第4実施形態]
図18および図19は、第4実施形態を示している。本実施形態の特徴は着脱部1の外周に係合突縁31が形成される代わりに、図19に示すように、着脱部1の底面に、開口された一対の被係合穴41aが形成され、これら被係合穴41aの内側に係合突縁41bが形成されている。
係合突縁41bは、着脱部1の外周面にはまったく露出しないから、グリップ性に影響を与えることがなく、着脱部1の外形形状は自由に決められ、グリップとして好ましい形状にできる。
一方、本体2の着脱部収容部2aには、固定爪42aと、これに近接離間する可動爪42bが対をなして突出して設けられている。可動爪42bは、図19に示すように、操作ネジ43を回転させることにより、固定爪42aに対して接近離間する。係合部材42の爪は水平でもよいし、上に向かうにつれ着脱部収容部2aの中心から遠ざかるように若干広がっていてもよい。この実施形態では、本体2の上端外周縁には、その全周に亘って垂直に起立する外壁部44が形成され、着脱部1の外周面を案内するようになっている。ただし、外壁部44を省いた構成も可能である。
図18ないし図19の実施形態では、操作ネジ43により可動爪42bを移動させているが、周知の他の手段を採用してもよい。例えば可動爪42bを偏心カムで外側に移動させてもよいし、トグル等のリンク機構を用いて、ネジまたはカム等で可動爪42bを移動させてもよい。
この実施形態によれば、着脱部1の内部に一対の係合突縁41bを設け、これらを固定爪42aおよび可動爪42bで固定する構造であるから、着脱部1の側壁は全周に亘って段や溝のない円滑な形状となる。カメラCの着脱装置の場合、側壁の約50%を丸みとすれば、グリップ性はとても高まる。本実施形態は、グリップ性がより高くできる効果がある。他の構成は第1実施形態と同様にしてよい。
[第5実施形態]
図20および図21は第5実施形態を示している。本実施形態の特徴は、固定手段に係合部を持たないことである。この実施形態の着脱部1は円板状をなし、着脱部1の下端部には全周に亘って丸みを帯びた面取り部4が形成されている。着脱部1の底面中央には、同軸をなす円筒状の凹部51が形成されている。
本体2には、拡径位置と縮径位置との間で移動可能に支持された少なくとも一対の移動駒52と、これら移動駒52を外方へ突出する方向へ移動させる移動手段53を有している。ここでは移動手段53として偏心カムを用いており、この偏心カム53は図示しない操作器で回転される。偏心カム53を回転させると、各移動駒52が外方へ押され、着脱部1の凹部51の内壁面に圧接して、着脱部1が固定される。他の構成は第1実施形態と同様にしてよい。
図22は第5実施形態の変形例である。着脱部1は円板状をなし、その下部は全周に亘って曲面化され、面取り部4となっている。本体2には、拡径位置と縮径位置との間で接近離間に支持された少なくとも一対の挟み片55と、これら挟み片55を接近離間させるための変位手段としてのネジ56を有している。ネジ56を締めることにより、挟み片55が相互に接近し、本体2の周壁部が縮径して、着脱部1の外周を締め付けることにより、着脱部1が固定される。
このような第5実施形態およびその変形例によれば、着脱部1と本体2との間には鈎状の係合部がないから、着脱部1を本体2へ挿入することが容易である。また、着脱部1が円板状であるから、着脱部1の本体2への取り付け方向を自由に選択できるし、固定をゆるめた状態で、着脱部1と共に機器等を旋回させることもできる。他の構成は第1実施形態と同様にしてよい。効果も同様である。
なお、本実施形態では着脱部1の本体2への固定は、垂直面の摩擦力のみによってなされる。だから締付力不足による機器等の不用意な脱落を防止するため、例えば内周側を拡径して固定するものでは、移動駒52の外面と、着脱部1の当接面を球面として抜け止めにしてもよい。また、外周側を縮径して固定するものでは、着脱部1の外周に溝を形成し、その溝に係脱するピンを本体2から出没させて抜け止めにしてもよい。
[第6実施形態]
図23ないし図25は第6実施形態を示している。本実施形態の特徴は、第5実施形態までの着脱部1が板状をなしグリップの一部であったのに対し、着脱部61がグリップ体そのものであることにある。
本実施形態の着脱部61は、例えばカメラCの底部に取り付けて縦位置撮影のためのグリップである。このグリップは、カメラの操作のためのシャッターボタン62や各種のコントロール部63と、それらの信号をカメラに伝達するための電気接点64等を有している。また、内部には電池を収納してもよい。
着脱部61の底面には、第4実施形態で説明したものと同様の被係合穴41a及び係合突縁41bから成る係合部が形成されている。また、三脚取り付け雌ネジ穴65が、そのほぼ中央に形成されている。本体2は第4実施形態で説明したとおりの構成でよい(図示略)。したがって、その動作も同様である。
本実施形態によれば、カメラCのいわゆる「縦位置グリップ」(市販品)に改造を施すだけで着脱部61とすることができる。例えば係合関係部分の寸法を定めておけば、どのメーカーのカメラでも汎用できる着脱装置が提供される。従来のカメラの三脚取り付け部は、雌ネジ穴部のみ規格されていたが、着脱装置も規格されていると利便性は飛躍的に向上する。カメラそのものに係合部を設けるのは難しいが、縦位置グリップであれば可能であり、本実施形態の効果は高い。
着脱部61とカメラCは、カメラ取り付けネジ10でカメラCに固定してもよいが、着脱部61とカメラCの固定も前述したような係合部41および係合部材42で固定してもよい。つまり着脱部61が固定手段の操作器43を有していてもよい。利便性は更に高まる。なお、着脱部61はカメラCと一体に形成されていてもよい。
この考えを進めると、更に図25に示すように、カメラC等の機器に本発明に係るプレート状の着脱部1を取り付けておき、大容量の電源用電池ボックスBに本体2を取り付けて、あるいは一体に形成して、着脱することも考えられる。着脱装置に電気接点を有していてもよい。コード66とコネクタ67での電気接続も可能である。電池ボックスBは手で握持しずらい形状であってもよい。図25では第1実施形態の着脱装置を例示した。カメラCは縦位置握りの付いたものを例示したが、これは無くてもよい。
例えば、報道カメラマンなどが、一度に大量の撮影をする時、カメラCに用意された電池の容量では不足することがあり、このような状況では外部に電池ボックスBが有ったほうが望ましい。しかもその電池ボックスBは次々に交換される訳であり、迅速に着脱できることが要求される。更に、カメラC単独でも撮影するので、そのグリップ性を損なわず、かつ三脚等支持体への着脱も容易な本発明の効果は大きい。その時、電池ボックスBは外せばよい。
この例では、支持体は三脚などではなく、電池ボックスとなる。本発明はこのような用途にも適用できる。被支持体もカメラ等光学機器に限定されない。例えば、携帯用の防災機器、映像機器、音響機器、通信機器、情報機器等にも適用可能である。
[第7実施形態]
図26および図27は第7実施形態を示している。本実施形態は、被支持体が器具や工具類である場合に関する。被支持体の一例として、手持ちできるパレットP(小物並べ皿)を示す。パレットPの上面には小物等が置かれる一個以上の凹部72が形成され、パレットPの底面のほぼ中央には、本発明に係る着脱部71が取り付けられている。着脱部71は複数有していてもよい。ここでは着脱部71は単独でグリップとなる大きさのものを例示している。本体2の図示は省略する。本体2と着脱部1とを固定するための固定機構はいかなるものでもよいが、たとえば、第4実施形態の係合部41を使用することができる。
パレットPは例えば、工場等での各種組立作業時の部品入れや、業務用の食材入れ、事務用の小物入れ、釣り道具の小物入れ、絵の具入れ等として用いられる。使用方法は、まず空のパレットPに取り付けられた着脱部71(グリップ)を片手で握って持ち、もう片手で小物等を上面の凹部72に置く。この時グリップとなった着脱部71はパレットP底面のほぼ中央に有るから、例えばパレットPの端に指かけ穴等を形成しそこを持った場合と比べて、パレットPの保持が容易である。
小物等を置き終わったパレットPは、作業場所等に設けられたスタンド(支持体/図示略)上の本体2(図示略)に固定されて使用される。パレットPの着脱は本発明に係る固定手段の操作器43を操作するだけでよい。場合によってはただはめ込むだけでもよい。したがって、作業は迅速に行える。スタンドはその上部に本体2を設けるだけでよいので、例えばパレットP全体を受ける盆や腕のような大きな支持部を有するものに比して、はるかに小さくてすむ。よって、パレットを固定していない時に他の作業をする場合、スタンドを収納する際の邪魔にならない。
また、本体2の角度を雲台等で変更できるようにしておけば、作業がよりやり易くなる。また、重力のみによる積載ではないから、例えばパレットPを傾斜させ、もしくは垂直にして使用することも可能である。
着脱部71とパレットPとの取り付けはネジ等で行ってもよいが、第6実施形態で説明したように着脱部71に操作器43を設けて、迅速にできるようにしてもよい。例えばパレットに、係合部41として被係合穴41aと係合突縁41bを有する着脱装置の場合(第4実施形態のもの)、着脱部71を迅速にパレットPから外せるから、複数の空のパレットPを重ねて置いても、がたつかず邪魔にならない。また、着脱部が他の空パレットPの上面の凹部72に収容されるようにしても同様の効果が得られる。
本実施形態は、一般にグリップを持たない物のグリップ性を向上させると共に、その着脱を迅速かつ確実に行えるようにする効果がある。
なお、本実施形態では被支持体としてパレットPを例示したが、もちろんそれのみに限定されない。さらに一例を挙げれば、画板(メモボード)にも応用できる。もちろん被支持体は板物に限定されない。
[第8実施形態]
図28は第8実施形態を示している。本実施形態の特徴は、被支持体および支持体の両方が光学機器であることにある。
図28に示すように、この実施形態では、双眼鏡Sの上端に本体2を取り付け、カメラCの下端に着脱部1を取り付け、両者を合体して使用する。例えば、双眼鏡Sの視界と、カメラCの画角を合わせておけば、双眼鏡Sで見たままの風景をカメラCで撮影することができる。カメラCのシャッターボタンを、電子レリーズ等で、双眼鏡Sを握持した時操作しやすい所に設けてもよい。
カメラCは双眼鏡Sから分離しても使用するから、着脱部1がグリップ形状をしている構成は好ましい。なお、カメラCはそれ専用の物を製作してもよいが、一般の物を本発明により双眼鏡Sに取り付けて、カメラ付き双眼鏡として使用することができる。着脱部1および本体2の構成は第1実施形態と同様にしてよい。
本実施形態は、支持体と被支持体が共に光学機器である場合にも、その両方のグリップ性を損なうこと無く合体分離させることができるという利点を有する。
以上さまざまな実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されず、特許請求の範囲内でいかなる変形も可能である。例えば、各実施形態の構成を相互に置換してもよいし、他の周知な構成と置換したり加えたりしてもよい。
本発明に係る着脱装置では、被支持体に取り付ける着脱部がグリップ形状をしているので、支持体に取り付けた本体から外した状態で、被支持体を手で持って使用したり運搬する際に、手が痛くならず作業者の負担が軽減される。
また、汎用性に富むので、被支持体は光学機器等に限定されないし、支持体は三脚に限定されず、さまざまな物同士を迅速に着脱する用途に使用することができる。
本発明に係る着脱装置の第1実施形態の分解斜視図である。 第1実施形態の着脱装置の平面図である。 第1実施形態の着脱部の平面図である。 第1実施形態の着脱部の底面図である。 第1実施形態の着脱部の正面図である。 第1実施形態の着脱部の側面図である。 第1実施形態の着脱部の図3中A−A線視断面図である。 第1実施形態の着脱部の図3中B−B線視断面図である。 第1実施形態の着脱部の底面側から見た斜視図である。 第1実施形態の本体の平面図である。 本発明の第2実施形態の着脱装置の平面図である。 第2実施形態を示す図11中A−A線視断面図である。 第2実施形態の着脱装置の分解斜視図である。 本発明の第3実施形態の着脱装置の分解斜視図である。 第3実施形態の着脱装置の縦断面図である。 第3実施形態の着脱部の縦断面図である。 第3実施形態の着脱部の斜視図である。 本発明の第4実施形態の着脱装置の分解斜視図である。 第4実施形態の着脱部及び本体の縦断面図である。 本発明の第5実施形態の着脱部の斜視図である。 第5実施形態の着脱装置の縦断面図である。 第5実施形態の着脱装置の分解斜視図である。 本発明の第6実施形態の着脱部を示す分解斜視図である。 第6実施形態の着脱部の底面図である。 第6実施形態の着脱装置を示す分解斜視図である。 本発明の第7実施形態の被支持体の斜視図である。 第7実施形態の着脱部を底面側から見た斜視図である。 本発明の第8実施形態の着脱装置を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 着脱部
2 本体
2a 着脱部収容部
3 操作器
3a 係止レバー
3b 係止部
3c 逃げ部
C カメラ(被支持体)
4 面取り部
5 傾斜面
6 角落し部
10 取り付けネジ
11 取り付けネジ用長穴
12 カメラ台
13 摩擦体(弾性支持層)
14 剛性支持部
15A、16A 補強リブ
32a 固定爪
32b 可動爪
33 操作ネジ
34 溝
35 クッション
41 係合部
41a 被係合穴
41b 係合突縁
42 係合部材
42a 固定爪
42b 可動爪
43 操作ネジ
51 凹部
52 移動駒
53 移動手段
55 挟み片
56 ネジ
61 着脱部
62 シャッターボタン
65 三脚取り付け雌ネジ穴
B 電池ボックス
P パレット(被支持体)
71 着脱部
72 凹部
S 双眼鏡(支持体)

Claims (4)

  1. 被支持体に一面側を向けて着脱可能に取り付けられる着脱部と、支持体に着脱可能に取り付けられる本体とを有し、前記本体または前記着脱部には、前記本体に前記着脱部の他面側を向けて前記着脱部を前記本体に固定するための固定機構が設けられた着脱装置において、前記着脱部の前記他面側には、面取り部が形成されていることを特徴とする着脱装置。
  2. 前記着脱部は矩形板状をなし、その長手方向に延びる一対の側縁部に前記面取り部が形成され、前記一対の側縁部をつなぐ少なくとも1つの補強リブが形成されていることを特徴とする請求項1記載の着脱装置。
  3. 前記着脱部の前記一面側には、前記被支持体に当接する弾性支持層が設けられるとともに、この弾性層を貫通して前記被支持体に当接する複数の剛性支持部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の着脱装置。
  4. 前記着脱部の前記一面側には、前記被支持体に当接する弾性支持層が設けられるとともに、この弾性層を貫通して前記被支持体に当接する複数の剛性支持部が、前記補強リブに対応する箇所に形成されていることを特徴とする請求項2記載の着脱装置。
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