JP6271830B2 - コンテンツ配信装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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本発明は、コンテンツ配信装置、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、相互通信可能な機器間での情報共有が行われている。近年では、家庭内に設けられたLANを利用してAV(Audio・Visual)機器、PC(Personal Computer)、携帯電話等のモバイル機器、ゲーム機器等の間でホームネットワークを構築し、機器が有する情報を相互利用することが行われている。このようなホームネットワークを構築する規格の1つに、DLNA(Digital Living Network Alliance)がある。特許文献1には、DLNAに準拠した機器を用いることで、構築したホームネットワーク内にあるコンテンツ管理サーバが管理するコンテンツを、同ネットワーク内のコンテンツ再生装置で再生するシステムが開示されている。
特開2010−204193号公報
特許文献1のシステムでは、コンテンツ管理サーバが管理するコンテンツのリストをコンテンツ再生装置は受信し、該リストの中からユーザにより再生が選択されたコンテンツの配信をコンテンツ管理サーバに要求している。しかしながら、このようなシステムではコンテンツ管理サーバにおける他の処理が実行されている最中等、処理負荷が高くなりアクセス遅延が生じる等の問題の発生をユーザに通知する方法については、これまで考慮されていなかった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、コンテンツ配信を行う装置の状態を好適に通知するコンテンツ配信装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明のコンテンツ配信装置は、以下の構成を備える。
管理するコンテンツを示すコンテンツ情報のリストを外部装置に送信し、該リストから外部装置において選択されたコンテンツ情報に対応するコンテンツについての視聴要求を受信したことに応じて、該選択されたコンテンツを外部装置に配信することが可能なコンテンツ配信装置であって、管理するコンテンツを示すコンテンツ情報のリストを生成する生成手段と、生成手段により生成されたリストを外部装置に対して送信する送信手段と、コンテンツ配信装置の状態が、所定の状態にあるか否かを判断する判断手段と、を有し、生成手段は、判断手段によりコンテンツ配信装置が所定の状態にあると判断された場合、管理するコンテンツを示すコンテンツ情報とは別の所定の状態に関するコンテンツ情報を含むリストを生成し、判断手段によりコンテンツ配信装置が所定の状態にないと判断された場合、管理するコンテンツを示すコンテンツ情報を含み、所定の状態に関するコンテンツ情報を含まないリストを生成し、所定の状態に関するコンテンツ情報が含まれるリストから、所定の状態に関するコンテンツ情報が外部装置において選択されたことに基づくコンテンツの取得要求を受信した場合には、管理されたコンテンツを配信する処理を行わず、コンテンツ配信装置が所定の状態であることを説明するためのコンテンツを配信することを特徴とする。
このような構成により本発明によれば、コンテンツ配信を行う装置の状態を好適に通知することが可能となる。
本発明の実施形態に係るコンテンツ共有システムのシステム構成を示した図 本発明の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の機能構成を示したブロック図 本発明の実施形態に係るデジタルテレビ202において表示される表示画面を例示した第1の図 本発明の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100で実行されるバックアップ処理を例示したフローチャート 本発明の実施形態に係るデジタルテレビ202において表示される表示画面を例示した第2の図 本発明の実施形態1に係るデジタルビデオカメラ100で実行されるDMS処理を例示したフローチャート 本発明の実施形態に係るデジタルテレビ202において表示される表示画面を例示した第3の図 本発明の実施形態に係るコンテンツリストの記述例を示した図 本発明の実施形態に係るLastChangeイベントの記述例を示した図 本発明の実施形態に係るデジタルテレビ202において表示される表示画面を例示した第4の図 本発明の実施形態に係るLastChangeイベントの記述例を示した別の図 本発明の実施形態に係るデジタルテレビ202において表示される表示画面を例示した第5の図 本発明の実施形態2に係るデジタルビデオカメラ100で実行されるDMS処理を例示したフローチャート
[実施形態1]
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する一実施形態は、コンテンツ配信装置の一例としての、管理するコンテンツのリストを外部装置に送信し、該リストから視聴要求を受信したコンテンツを外部装置に配信するデジタルビデオカメラに、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、管理するコンテンツのリストを外部装置に送信し、該リストから視聴要求を受信したコンテンツを外部装置に配信可能な任意の機器に適用可能である。また、本明細書において、「コンテンツ」とは、画像データ及び動画像データを含み、機器が配信可能なデータを総称して用いられる。
《コンテンツ共有システムの構成》
図1は、本発明の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100を含む、機器間でコンテンツを共有するコンテンツ共有システムの構成を示した図である。
本実施形態のコンテンツ共有システムでは、デジタルビデオカメラ100、記録サーバ201、及びデジタルテレビ202は、通信ネットワーク204を介して相互通信可能に接続される。またデジタルビデオカメラ100、記録サーバ201、及びデジタルテレビ202はDLNAに対応した装置であり、コンテンツの相互利用が可能である。図の例では、記録サーバ201及びデジタルテレビ202は無線アクセスポイント203に有線接続され、デジタルビデオカメラ100は無線アクセスポイント203を介して該ネットワークに接続されている。
デジタルビデオカメラ100は、後述するように撮影機能を有する撮像装置であり、本実施形態のコンテンツ共有システムにおいて、撮影により得られたコンテンツを記録サーバ201及びデジタルテレビ202に配信することができる。またデジタルビデオカメラ100に格納されたコンテンツは、バックアップ処理により記録サーバ201に転送されて記録される。
デジタルテレビ202は、コンテンツ共有システムにおけるコンテンツ再生装置である。ユーザはデジタルテレビ202を使用することで、デジタルビデオカメラ100に格納されたコンテンツの視聴要求及び視聴を行うことができる。
〈デジタルビデオカメラ100の構成〉
図2は、本発明の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の機能構成を示すブロック図である。各ブロックは、図示されるようにバス113を介して接続される。
CPU110は、デジタルビデオカメラ100が有する各ブロックの動作を制御する。具体的にはCPU110は、例えばROM105に格納されている後述のタスクプログラムを読み出し、RAM107に展開して実行することにより各ブロックの動作を制御する。本実施形態ではCPU110は、リアルタイムOS(Operation System)であり、同時に複数のタスクプログラムの実行が可能である。
ROM105は、例えば不揮発性メモリと、バス113を介したデータアクセスを制御するコントローラとで構成される。ROM105には、後述のタスクプログラムに加え、各ブロックの動作に必要なパラメータや、表示部101の表示画面を構成するGUIデータ等が格納される。
RAM107は、例えば揮発性メモリと、バス113を介したデータアクセスを制御するコントローラとで構成される。RAM107は、後述のタスクプログラムの展開領域としてだけでなく、該プログラムによる各ブロックの制御に必要なデータ等を格納する記憶領域としても用いられる。またRAM107は、各ブロックの動作において出力されたデータを一時的に格納する記憶領域としても用いられる。
表示部101は、例えばLCD等の表示装置である。表示部101の表示は表示制御部102により制御される。表示部101に表示される画像データは、VRAM104に保持され、表示制御部102は、VRAM104に保持された画像データを読み出して表示部101に表示する。
撮像部108は、例えばCCDやCMOSセンサ等の撮像素子を有する。撮像部108は、不図示の光学系を介して撮像素子に結像された光学像を光電変換し、アナログ画像信号を生成する。また撮像部108は、得られたアナログ画像信号に対してA/D変換処理を適用して画像データを生成し、出力する。なお、撮像素子の読み出しや撮像部108の全体的な動作は、撮像制御部109により制御される。
画像処理部103は、撮像部108により撮像された画像データ、あるいは後述するHDD106に記録された画像データや動画像データに対する種々の画像処理を実行する。また画像処理部103は、表示部101に表示される画像データを、VRAM104に生成する。
HDD106は、デジタルビデオカメラ100が有する、画像データや動画像データの記録装置である。本実施形態では、デジタルビデオカメラ100の記録装置はHDD106であるものとして説明するが、これに限られるものではないことは容易に想像されよう。デジタルビデオカメラ100は、例えばメモリカード等の着脱可能に接続される記録装置をHDD106の代わりに有していてもよい。
操作部111は、例えば各種ボタン、操作キー、タッチパネルセンサ等の、デジタルビデオカメラ100が有するユーザインタフェースである。操作部111は、ユーザにより操作入力がなされたことを検出すると、操作に応じた制御信号をCPU110に出力する。
通信部112は、デジタルビデオカメラ100が有する外部装置との通信を行う通信インタフェースである。本実施形態では通信部112は、無線アクセスポイント203を介して通信ネットワーク204上の記録サーバ201あるいはデジタルテレビ202と通信接続する。
電源制御部121は、デジタルビデオカメラ100が有する各ブロックへの電力供給を行う。電源制御部121は、接続された着脱可能バッテリ120あるいは外部電源122から供給された電力を、各ブロックに対して供給する。
なお、本実施形態ではハードウェアとしてデジタルビデオカメラ100が備える各ブロックにおいて処理が実現されるものとして説明するが、本発明の実施はこれに限らず、各ブロックの処理は該各ブロックと同様の処理を行うプログラムで実現されてもよい。
《コンテンツ視聴動作の概要》
以下、本実施形態のコンテンツ共有システムにおけるコンテンツ視聴時の動作の概要について図を用いて説明する。なお、以下はユーザがデジタルテレビ202を操作することにより、デジタルビデオカメラ100に記録されているコンテンツを視聴する際の各機器の動作例を説明する。また以下の説明で、デジタルテレビ202において行われる処理等は、動作の主体がデジタルテレビ202の制御部であるものとして説明するが、具体的な処理はデジタルテレビ202の不図示の構成要素により実現されてもよい。
まず、デジタルテレビ202においてコンテンツ共有システム内のDLNA対応機器にアクセスする操作がなされたことを検出すると、デジタルテレビ202の制御部はDLNAで規定されたプロトコルに従ったリクエストを発行する。該リクエストに応じて、デジタルビデオカメラ100は、DLNAのデジタルメディアサーバ(DMS)として機能する。これは、例えば通信部112がリクエストを受信したことをCPU110が検出し、対応するタスクプログラムを実行することにより実現可能である。なお、DLNA対応機器がDMSとして機能するモードは「DLNAモード」であり、リクエストを受信することに応じてCPU110により設定される。
リクエストが、DMSの提供可能なコンテンツのリスト(コンテンツリスト)の取得要求である場合、次のように処理がなされる。CPU110はHDD106に記録されているコンテンツのうち、DMSとしてクライアント(デジタルテレビ202)に提供可能なコンテンツの情報を取得し、コンテンツリストを生成する。DLNAでは、コンテンツリストはXML形式のデータとして生成される。そしてCPU110は、生成したコンテンツリストを通信部112に伝送し、クライアントに送信させる。なお、コンテンツリストの取得要求は、(Universal Plug And Play)のCDS(Content Directory Service)で規定されるBrowseリクエストである。Browseリクエストは、XMLで記述されたSOAP(Simple Object Access Protocol)の規定に基づいてクライアントから送信される。
クライアントであるデジタルテレビ202の制御部はコンテンツリストを受信すると、XMLデータを解釈し、視聴するコンテンツをユーザに選択させる選択画面を生成して表示領域に表示する。選択画面は、例えば図3のようであってよい。図3の例では選択画面300には、デジタルビデオカメラ100が提供可能な各コンテンツが、選択可能な項目として並べて表示されている。各項目には、コンテンツの代表画像(またはサムネイル画像)301とファイル名(またはタイトル情報)302が含まれる。なお、代表画像301については、コンテンツリストの対応画像の所在を示すアドレス情報を基にデジタルビデオカメラ100に対してHTTPのGETリクエスト(コンテンツの取得要求)を送信することで、デジタルビデオカメラ100から受信できる。
ユーザは、選択画面から視聴するコンテンツの項目を選択することで、該コンテンツのデータをデジタルビデオカメラ100から受信してデジタルテレビ202に表示させることができる。具体的にはデジタルテレビ202の制御部は、コンテンツリストに含まれる、選択された項目に対応するコンテンツのアドレス情報を基にHTTPのGETリクエストを送信することで、デジタルビデオカメラ100から該コンテンツのデータを受信する。
リクエストが、HTTPのGETリクエストである場合、CPU110はリクエストに含まれるアドレス情報で特定されるコンテンツをHDD106から読み出し、通信部112に送信させる。なお、GETリクエストへの応答は、デジタルビデオカメラ100がDLNAモードにある場合に行われる。
《バックアップ処理》
次に、本実施形態のデジタルビデオカメラ100において実行される、HDD106に記録されたコンテンツを記録サーバ201に転送して記録させるバックアップ処理について、図4のフローチャートを用いて具体的な処理を説明する。該フローチャートに対応する処理は、CPU110が、例えばROM105に記憶されている対応するタスクプログラムを読み出し、RAM107に展開して実行することにより実現することができる。なお、本バックアップ処理は、デジタルビデオカメラ100に外部電源122が接続された際に開始され、バックアップが未完了のコンテンツを自動的に記録サーバ201に転送して記録させるものとして説明する。しかしながら、本バックアップ処理の開始はこれに限らず、例えばユーザによりコンテンツが手動で選択され、バックアップを行う指示がなされた際に開始されるものであってもよい。
S401で、CPU110は、バックアップが未完了のコンテンツがHDD106に存在するか否かを判断する。バックアップが未完了であるか否かの情報は、例えばコンテンツのそれぞれに関連付けてROM105あるいはHDD106に格納されていればよい。CPU110は、バックアップが未完了のコンテンツが存在すると判断した場合は処理をS402に移し、存在しないと判断した場合は本ステップの処理を繰り返す。
S402で、CPU110は、デジタルビデオカメラ100のモードが、DMSとして機能していることを示すDLNAモードに設定されているか否かを判断する。具体的にはCPU110は、RAM107に格納されているモード設定情報を参照し、現在のデジタルビデオカメラ100のモードを判断する。CPU110は、デジタルビデオカメラ100のモードがDLNAモードであると判断した場合は処理をS403に移し、DLNAモードではないと判断した場合は処理をS404に移す。
S403で、CPU110は、DMSとしてデジタルビデオカメラ100を参照している機器、即ちデジタルテレビ202に対して、提供可能なコンテンツの構成に変更があったことを通知する。具体的にはCPU110は通信部112を制御し、UPnPのCDSプロトコルで規定されるLastChangeイベントを発行し、デジタルテレビ202に対して送信させる。
なお、デジタルテレビ202の制御部は、該LastChangeイベントを受信すると、更新されたコンテンツリストを取得するためにデジタルビデオカメラ100に対してコンテンツリストの取得要求を送信する動作を行う。このときCPU110は、RAM107に記憶されているコンテンツリストを、デジタルビデオカメラ100がバックアップ動作を行っていることを示す項目を含めて更新する。通常、コンテンツリストには1つの項目としてコンテンツ名等が含められることで、コンテンツリストを受信した装置に、コンテンツを配信する装置が提供可能なコンテンツの情報を伝送することができる。本実施形態のデジタルビデオカメラ100では、バックアップ動作を行っていることを示す情報(本実施形態では「バックアップ中」)をコンテンツリストの項目として含めることで、デジタルテレビ202にデジタルビデオカメラ100の状態を伝達可能である。
例えばデジタルテレビ202において図3で示したような選択画面300が表示されていた場合、更新後のコンテンツリストを受信してデジタルテレビ202に表示される画面は図5に示されるような画面となる。更新後のコンテンツリストを受信して表示される表示画面500には、デジタルビデオカメラ100においてバックアップ動作が行われていることを示す項目503が含まれる。
S404で、CPU110は、デジタルビデオカメラ100がバックアップ動作中であることを示す情報をRAM107に格納する。
S405で、CPU110は、バックアップ動作を開始する。具体的にはCPU110は、バックアップが未完了のコンテンツを順にHDD106から読み出して通信部112に伝送し、記録サーバ201に送信させる。なお、このときCPU110は、バックアップが完了したコンテンツについて、関連付けられているバックアップが未完了であるか否かを示す情報を更新する。
S406で、CPU110は、バックアップが未完了のコンテンツの全てを送信完了したか、あるいはユーザによるバックアップ動作の中断操作がなされたか否かを判断する。具体的にはCPU110は、ROM105あるいはHDD106にコンテンツごとに格納されている、バックアップが未完了であるか否かを示す情報を参照し、バックアップが未完了のコンテンツが存在するか否かを判断する。またCPU110は、操作部111から本バックアップ処理の中断指示を示す制御信号を受信したか否かを判断する。CPU110は、本ステップにおける判断結果が真(バックアップ完了、バックアップ動作中断)である場合は処理をS410に移す。またCPU110は、本ステップにおける判断結果が偽(未完了バックアップあり、バックアップ続行)である場合は、バックアップ動作を継続し、処理をS407に移す。
S407で、CPU110は、S402と同様にデジタルビデオカメラ100のモードがDLNAモードに設定されているか否かを判断する。CPU110は、デジタルビデオカメラ100のモードがDLNAモードであると判断した場合は処理をS408に移し、DLNAモードではないと判断した場合は処理をS409に移す。
S408で、CPU110は、バックアップ動作に係る通信部112において使用する通信帯域を制限させ、処理をS406に戻す。即ち、CPU110は、バックアップが未完了のコンテンツの送信に係る通信帯域を制限する。具体的にはCPU110は、コンテンツデータの提供に係る転送レートを保証できるように、閾値を設けてバックアップ動作に係る転送レートを制限させる。例えば通信部112が許容する転送レートが50Mbpsであり、コンテンツデータの提供に係る転送レートが20Mbpsである場合、閾値はマージンを含めて25Mbps等に設定される。そして、CPU110はバックアップ動作に係る転送レートが閾値以上とならないように、転送レートの制限を行う。なお、通信帯域の制限は、通信部112がバックアップ動作で転送する転送データのブロックサイズ、及び転送指示を発行するタイミングを制御することにより行われる。
S409で、CPU110は、通信部112において使用する通信帯域の制限が行われている場合は、制限を解除させて処理をS406に戻す。
S410で、CPU110は、S404においてRAM107に格納したバックアップ動作中であることを示す情報を削除する。
S411で、CPU110は、S402と同様にデジタルビデオカメラ100のモードがDLNAモードに設定されているか否かを判断する。CPU110は、デジタルビデオカメラ100のモードがDLNAモードであると判断した場合は処理をS412に移し、DLNAモードではないと判断した場合は本バックアップ処理を完了する。
S412で、CPU110は、S403と同様に、提供可能なコンテンツの構成に変更があったことをデジタルテレビ202に対して通知し、本バックアップ処理を完了する。なお、本ステップにおける提供可能なコンテンツの構成の変更は、バックアップ動作を行っていることを示す項目の削除である。即ち、再びデジタルテレビ202の表示画面を、図5の表示画面500から図3の表示画面300に戻すことができるため、ユーザあるいはデジタルテレビ202にデジタルビデオカメラ100がバックアップ動作中でないことを通知できる。
《DMS処理》
次に、本実施形態のデジタルビデオカメラ100においてバックアップ処理と同時実行されうる、デジタルビデオカメラ100をDMSとして機能させるDMS処理について、図6のフローチャートを用いて具体的な処理を説明する。該フローチャートに対応する処理は、CPU110が、例えばROM105に記憶されている対応するタスクプログラムを読み出し、RAM107に展開して実行することにより実現することができる。なお、本DMS処理は、デジタルビデオカメラ100が通信ネットワーク204に接続可能になった際に開始されるものとして説明する。しかしながら、本DMS処理の開始はこれに限らず、例えばユーザにより通信ネットワーク204上のDLNA対応機器の検索動作が行われたことに応じて、対応する信号をデジタルテレビ202より受信した際に開始されるものであってもよい。
S601で、CPU110は、DLNAで規定されるプロトコルに従ったパケット(リクエスト)を通信部112が受信したか否かを判断する。CPU110は、通信部112がリクエストを受信したと判断した場合は処理をS602に移し、受信していないと判断した場合は処理をS615に移す。
S602で、CPU110は、リクエストを受信してからの経過時間を計測するタイマの動作を開始する。なお、本ステップにおいて既に計測が開始されたタイマが存在する場合は、CPU110は該タイマをリセットし、再度計測を開始する。
S603で、CPU110は、デジタルビデオカメラ100がバックアップ動作中であるか否かを判断する。具体的にはCPU110は、バックアップ動作中であることを示す情報がRAM107に格納されているか否かにより判断する。CPU110は、デジタルビデオカメラ100がバックアップ動作中であると判断した場合は処理をS606に移し、バックアップ動作中ではないと判断した場合は処理をS604に移す。
S604で、CPU110は、RAM107に格納されているモード設定情報をDLNAモードに変更する。即ち、バックアップ動作中ではない状態でDLNAで規定されるリクエストを受信した場合、CPU110はデジタルビデオカメラ100のモードをDLNAモードに設定する。なお、本ステップにおいて既にデジタルビデオカメラ100がDLNAモードにある場合は、CPU110はモード設定を行わないものとする。
S605で、CPU110は、S601において受信したリクエストに応じた通常の処理を実行する。
一方、S606でCPU110は、現在のデジタルビデオカメラ100のモードがDLNAモードに設定されているか否かを判断する。具体的にはCPU110は、RAM107に格納されているモード設定情報を参照し、現在のデジタルビデオカメラ100のモードを判断する。CPU110は、現在のデジタルビデオカメラ100のモードがDLNAモードであると判断した場合は処理をS605に移し、DLNAモードではないと判断した場合は処理をS607に移す。即ち、バックアップ動作中の状態で、かつDLNAモードが設定されている場合は、バックアップ動作とコンテンツの送信に係る処理を並行して実行する状態であるので、CPU110はDMSとしての通常の処理を実行する。
S607で、CPU110は、S601において受信したリクエストが、HTTPのGETリクエストであるか否かを判断する。CPU110は、受信したリクエストがGETリクエストであると判断した場合は処理をS610に移し、GETリクエストではないと判断した場合は処理をS608に移す。
S608で、CPU110は、S601において受信したリクエストが、Browseリクエストであるか否かを判断する。CPU110は、受信したリクエストがBrowseリクエストであると判断した場合は処理をS609に移し、Browseリクエストではないと判断した場合は処理をS605に移す。
S609で、CPU110は、コンテンツリストを生成する。本ステップは、バックアップ動作中、DLNAモードではない状態でBrowseリクエスト(送信要求)を受信した場合の処理になる。CPU110は、デジタルビデオカメラ100がまだDLNAモードに設定されていない状態であるので、通常であればDLNAモードを設定した後に対応する処理を実行する。しかしながら、本ステップではバックアップ動作が既に行われている状態である。つまり、デジタルビデオカメラ100がDLNAモードに設定された場合、GETリクエストが送信されることで、バックアップ動作と共にコンテンツ配信の動作が行われるため、通信遅延等、ユーザにとって不利益な状態が生じうる。このため本実施形態のデジタルビデオカメラ100では、バックアップ動作中の状態で、かつDLNAモードが設定されていない場合、CPU110はBrowseリクエストに応じて次の項目を含むコンテンツリストを生成する。
・デジタルビデオカメラ100がバックアップ動作中であることを示す項目
・DLNAモードへのモード切替を指示する項目
このように、項目として上記の2つの項目を含むコンテンツリストを生成することで、デジタルテレビ202に図5で示したような表示画面500を表示させることができる。なお、表示画面において項目504が「DLNAモードへのモード切替を指示する項目」に対応する。
一方、S607において受信したリクエストがGETリクエストであった場合、CPU110はS610で、DLNAモードへのモード切替を指示する項目についてのリクエストであるか否かを判断する。S607において受信したGETリクエストは、S609において正生成されたコンテンツリストに対応する表示画面500についてなされた操作に応じてデジタルビデオカメラ100に送信されるリクエストである。本ステップではCPU110は、図5で示した表示画面500に含まれるいずれの項目についてのコンテンツの取得要求であるかを判断する。CPU110は、GETリクエストがDLNAモードへのモード切替を指示する項目についてのリクエストであると判断した場合、処理をS612に移す。またCPU110は、バックアップ動作中であることを示す項目についてのリクエストであると判断した場合、処理をS611に移す。
S611で、CPU110は、例えば図7(a)に示すようなバックアップ動作中の詳細説明を行う表示画面701を生成する。
これに対し、GETリクエストがDLNAモードへのモード切替を指示する項目であった場合、CPU110はS612で、RAM107に格納されているモード設定情報をDLNAモードに変更する。
S613で、CPU110は、デジタルビデオカメラ100のモードがDLNAモードに切り替わったことを示す、例えば図7(b)に示すような表示画面702を生成する。
S614で、CPU110は、デジタルテレビ202からのリクエストへの応答として生成したデータを通信部112に伝送し、デジタルテレビ202に送信させる。具体的には本ステップでデジタルテレビ202に送信されるデータは、
・S605でDMSとしての通常の処理により生成された生成物
・S609で生成されたコンテンツリスト
・S611で生成された表示画面
・S613で生成された表示画面
のいずれかである。CPU110はデータの送信が完了すると、処理をS601に戻す。本実施形態ではS609、S611、及びS613については、該ステップが実行される際に送信データが生成されるものとして説明したが、表示する内容は固定的であるため、予め生成されたデータを読み出す構成であってもよい。
なお、S601においてリクエストを受信していないと判断した場合、CPU110はS615で、S602において開始したタイマのカウントが、予め定められたタイムアウト時間に到達したか否かを判断する。CPU110は、タイマのカウントがタイムアウト時間に到達したと判断した場合には処理をS616に移し、到達していないと判断した場合は処理をS601に戻す。
S616で、CPU110は、現在のデジタルビデオカメラ100のモード設定がDLNAモードに設定されている場合はDLNAモードを解除し、処理をS601に戻す。具体的にはCPU110は、RAM107に記憶されているモード設定情報を、DLNAモードから通常動作のモードに変更する。
このようにすることで、本実施形態のデジタルビデオカメラ100は、送信遅延等が生じうる処理がデジタルビデオカメラ100において実行されていることを、コンテンツリストを利用してユーザに通知することができる。
《動作例》
以下、このようなバックアップ処理及びDMS処理による具体的な動作例を説明する。
〈バックアップ処理開始後にDLNAアクセスがなされるケース〉
デジタルビデオカメラ100が外部電源122に接続されてバックアップ処理が実行されると、バックアップが未完了のコンテンツの記録サーバ201への転送が行われる。この間、ユーザによるデジタルテレビ202への操作がなされ、デジタルテレビ202の制御部がBrowseリクエストをデジタルビデオカメラ100に送信した場合を考える。
CPU110は、通信部112においてBrowseリクエストを受信すると、デジタルビデオカメラ100がバックアップ動作中であるため、実行しているDMS処理をS603→S606と処理する。またデジタルビデオカメラ100はDLNAモードに設定されていないため、CPU110はS606→S607→S608→S609→S614と処理を行い、2つのコンテンツが提供可能であることを示すコンテンツリストを、応答として送信する。このとき送信されるコンテンツリストは、例えば図8に示されるようなXML記述であってよい。
図8に示したXML記述では、コンテンツリストはヘッダ801、2つのコンテンツを示す項目情報802と803、及びフッタ804で構成される。ヘッダ801はDLNAのCDSのBrowse応答に用いる一般的なヘッダである。またフッタ804は、Browse応答としてアイテムがいくつあるかを示す情報817を含んだ情報である。また各項目情報は、表示文字列811または814、実際のコンテンツデータのアドレス情報812または815、及び代表画像データのアドレス情報813また816を有する。
一方、デジタルテレビ202の制御部は受信したコンテンツリストを解析し、表示文字列811及び814から、図5の表示画面500における項目503及び504に対応する文字列を取得して表示する。また、代表画像データのアドレス情報813及び815を基にデータを取得すると、表示画面500における代表画像501及び502として表示する。なお、通常とは異なる情報通知用コンテンツについての代表画像は、項目の内容に対応した絵柄の画像データであることが好ましい。このように、情報通知用にDLNAの規格に沿ったXMLを生成、送信することで、DLNA規格に準拠した表示装置であれば同様の表示態様で情報通知が可能である。
また表示画面500の項目504が選択され、DLNAモードへのモード切替の指示に係るGETリクエストがデジタルテレビ202から送信されると、CPU110は、S607→S610→S612と処理を行う。S612においてデジタルビデオカメラ100のモード設定をDLNAモードに変更すると、CPU110はバックアップ処理のS403でLastChangeイベントを発行する。これにより、デジタルテレビ202の制御部にBrowseリクエストを送信させ、情報通知用のコンテンツリストではなく、デジタルビデオカメラ100がDMSとして提供可能なコンテンツリストをデジタルテレビ202に取得させることができる。またモード変更により、CPU110はS406→S407→S408と処理し、バックアップ動作に係る通信帯域を制限することで、デジタルテレビ202へのコンテンツデータの提供に係る転送レートを保証する。
〈DLNAアクセスがなされている間にバックアップ動作が開始されるケース〉
次に、デジタルビデオカメラ100がDLNAモードにある場合に外部電源122に接続され、バックアップ処理が開始される場合を考える。このとき、デジタルテレビ202には図3に示した表示画面300が表示されているものとする。
CPU110はバックアップ処理を開始すると、デジタルビデオカメラ100がDLNAモードであるため、S403でLastChangeイベントを発行する。これにより、デジタルテレビ202の制御部にBrowseリクエストを送信させることができる。LastChangeイベントに係るXML記述は、例えば図9のようであってよい。図9に示したXML記述では、新たに追加された項目が2つあることを示す更新情報901及び902が含まれる。
LastChangeイベントの発行に対するBrowseリクエストをデジタルテレビ202から受信すると、CPU110はDMS処理のS603→S606→S605と処理し、新たに追加された2つの項目を含むコンテンツリストを生成する。該コンテンツリストによりデジタルテレビ202に表示される表示画面は、図10に示すような表示画面1000になる。表示画面1000には、バックアップ動作が行われていることを示す項目1001と、DLNAモードを解除(停止要求)してバックアップ動作を優先するための、モード切替を指示する項目1002とが、提供するコンテンツの項目に加えて含まれる。
なお、表示画面1000が表示されている際に、バックアップ未完了のコンテンツのバックアップが完了した場合、CPU110はバックアップ処理のS412でLastChangeイベントを発行する。該LastChangeイベントに係るXML記述は、例えば図11のようであってよい。図11に示したXML記述では、削除された項目が2つあることを示す更新情報1101及び1102が含まれる。なお、このようなXML記述を受信した場合、デジタルテレビ202の制御部はBrowseリクエストを送信せずに、既に受信しているコンテンツリストから該当する項目を削除すればよい。これにより、例えば図10の表示画面1000から図5の表示画面500にデジタルテレビ202の表示が変更される。
なお、本実施形態ではバックアップ処理が開始されるとバックアップ動作が強制的に開始されるものとして説明したが、バックアップを開始するか否かを、コンテンツリストを利用してデジタルテレビ202を操作するユーザに確認してもよい。また、本実施形態ではデジタルビデオカメラ100においてバックアップ処理とDMS処理とが並列実行されることにより、デジタルビデオカメラ100における処理負荷が高くなることをユーザに通知するものとして説明した。また2つの処理を並列実行してもよいかをユーザに問い合わせるものとして説明した。しかしながら、本発明の実施はこれに限られるものではない。本発明は、デジタルビデオカメラ100が所定の状態にあることを、コンテンツリストを用いてコンテンツ配信先の機器に通知するものであれば適用可能である。
以上説明したように、本実施形態のコンテンツ配信装置は、コンテンツ配信を行う装置の状態を好適に通知することができる。具体的にはコンテンツ配信装置は、装置が配信可能なコンテンツを通知するコンテンツリストに、装置の状態を示す項目をコンテンツとして含めることで、リストを受信する外部装置にコンテンツ配信装置の状態を通知することができる。
[変形例]
上述した実施形態1では、バックアップ動作中にDLNAモードへのモード切替を指示する項目が選択された際に、コンテンツリストの更新を通知することで、デジタルビデオカメラ100が提供可能なコンテンツのリストの取得要求を送信させていた。即ち、デジタルテレビ202に提供可能なコンテンツリストを取得させるために、デジタルビデオカメラ100のCPU110はLastChangeイベントを発行し、デジタルテレビ202にBrowseリクエストを送信させる必要があった。つまり、デジタルテレビ202の制御部は、LastChangeイベントを受信しない限り、表示画面の更新に係るコンテンツリストの取得要求を送信しない、所謂受動的な構成であった。
本変形例では、LastChangeイベントを受信することなく、デジタルテレビ202が能動的に、表示画面の更新に係るコンテンツリストの取得要求を送信する方法について説明する。なお、本変形例のコンテンツ共有システム及びデジタルビデオカメラ100の構成は、上述した実施形態1と同様であるため、説明は省略する。
本変形例ではCPU110は、DMS処理のS609で生成するコンテンツリストにおいて、DLNAモードへのモード切替を指示する項目の属性をデータではなくフォルダとして生成する。このときデジタルテレビ202に該コンテンツリストに対応して表示される表示画面は、例えば図12に示されるような表示画面1200となる。表示画面1200において、代表画像1201及び項目1203は、図5の表示画面500における代表画像501及び項目503と共通である。一方、表示画面1200の項目1204は属性がフォルダに変更されているため、代表画像ではなくフォルダアイコン1202が表示されている。
デジタルテレビ202において項目1204を選択する指示がなされた場合、デジタルテレビ202の制御部はフォルダ内の構成を参照するために、Browseリクエストをデジタルビデオカメラ100に送信する。デジタルビデオカメラ100ではCPU110は、該フォルダについてのBrowseリクエストを受信した場合、デジタルビデオカメラ100のモード設定をDLNAモードに変更する。そしてCPU110は、DMSとして提供可能なコンテンツのリストを生成し、デジタルテレビ202に送信すればよい。
このようにして、本変形例のデジタルビデオカメラ100ではDLNAモードへのモード切替指示がなされた場合に、LastChangeイベントを発行することなく、デジタルテレビ202にコンテンツリストの取得要求を行わせることができる。即ち、CPU110は、LastChangeイベントを発行することなく適切なコンテンツリストをデジタルテレビ202に送信することができる。
[実施形態2]
上述した実施形態1と変形例とは、コンテンツ配信装置であるデジタルビデオカメラ100からコンテンツを受信する外部装置の仕様に応じて、切り替え可能に実現されてもよい。即ち、外部装置の仕様に応じて、情報通知用に図5の表示画面500と図12の表示画面1200のいずれかが表示されるように、コンテンツリストを生成する処理を異ならせてもよい。
本実施形態では、通信ネットワーク204を介してデジタルビデオカメラ100にDLNAアクセスする機器は、LastChangeイベント等のイベンティング機能に対応可能であるか否かを示すリクエストをデジタルビデオカメラ100に送信する。このリクエストは、UPnPが利用するGENA(General Event Notification Architecture)で規定されるSubScribeリクエスト(対応可能)またはUnSubScribeリクエスト(非対応)である。なお、SubScribeリクエストは状態変更が発生した場合にイベントとして通知することの登録要求、UnSubScribeリクエストは状態変更が発生しても通知をしないことの登録要求である。
《DMS処理》
以下、本実施形態のDMS処理について、図13のフローチャートを用いて詳細を説明する。なお、本実施形態のコンテンツ共有システム及びデジタルビデオカメラ100の構成は上述した実施形態1と同様であるため、説明は省略する。また本実施形態のDMS処理において実施形態1のDMSと同様の処理を行うステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。また図13のフローチャートは、図6に示したDMS処理のフローチャートの一部を抜粋して変形したものであり、図13に表示されないステップの処理については、図6と同様に行われるものとする。
S607において受信したリクエストがGETリクエストではないと判断した場合、CPU110はS1301で、受信したリクエストがBrowseリクエストであるか否かを判断する。CPU110は、受信したリクエストがBrowseリクエストであると判断した場合は処理をS1306に移し、Browseリクエストではないと判断した場合は処理をS605に移す。
S605におけるリクエストに対応した通常の処理を実行した後、CPU110はS1302で、受信したリクエストがSubScribeリクエストであるか否かを判断する。CPU110は、受信したリクエストがSubScribeリクエストであった場合は処理をS1303に移し、SubScribeリクエストではなかった場合は処理をS1304に移す。
S1303で、CPU110は、RAM107に格納されているモード設定情報にイベント通知モードであることを示す情報を追加する。
一方、受信したリクエストがSubScribeリクエストではなかったとS1302において判断した場合、CPU110はS1304で、受信したリクエストがUnSubScribeリクエストであるか否かを判断する。CPU110は、受信したリクエストがUnSubScribeリクエストであると判断した場合は処理をS1305に移し、UnSubScribeリクエストではないと判断した場合は処理をS614に移す。
S1305で、CPU110は、RAM107に格納されているモード設定情報からイベント通知モードであることを示す情報を削除する。
このように、イベンティング機能にデジタルテレビ202が対応しているか否かによって、CPU110はデジタルビデオカメラ100にイベント通知モードの設定を行う。
また受信したリクエストがBrowseリクエストであるとS1301において判断した場合、CPU110はS1306で、BrowseリクエストがDLNAモードへのモード切替を指示する「フォルダ」に対するものであるか否かを判断する。即ち、図12に示した表示画面1200の項目1204が選択された際になされたBrowseリクエストであるか否かを、本ステップにおいてCPU110は判断する。CPU110は、Browseリクエストが該フォルダに対するものであると判断した場合は処理をS1307に移し、フォルダに対するものではないと判断した場合は処理をS1308に移す。
S1307で、CPU110は、RAM107に格納されているモード設定情報をDLNAモードに変更し、処理をS614に移す。
またS1308ではCPU110は、RAM107に格納されているモード設定情報を参照し、デジタルビデオカメラ100のモードがイベント通知モードであるか否かを判断する。CPU110は、デジタルビデオカメラ100のモードがイベント通知モードであると判断した場合は処理をS609に移し、イベント通知モードではないと判断した場合は処理をS1309に移す。
S1309で、CPU110は、
・デジタルビデオカメラ100がバックアップ動作中であることを示す項目
・DLNAモードへのモード切替を指示するフォルダ
を含むコンテンツリストを生成する。
このように、本実施形態のデジタルビデオカメラ100は、外部装置からのDLNAアクセスがなされた際に、外部装置がイベンティング機能に対応するか否かを判断して、コンテンツリストの提供方法を異ならせることができる。
[その他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 管理するコンテンツを示すコンテンツ情報のリストを外部装置に送信し、該リストから前記外部装置において選択されたコンテンツ情報に対応するコンテンツについての視聴要求を受信したことに応じて、該選択されたコンテンツを前記外部装置に配信することが可能なコンテンツ配信装置であって、
    前記管理するコンテンツを示すコンテンツ情報のリストを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたリストを前記外部装置に対して送信する送信手段と、
    前記コンテンツ配信装置の状態が、所定の状態にあるか否かを判断する判断手段と、を有し、
    前記生成手段は、前記判断手段により前記コンテンツ配信装置が前記所定の状態にあると判断された場合、前記管理するコンテンツを示すコンテンツ情報とは別の前記所定の状態に関するコンテンツ情報を含むリストを生成し、前記判断手段により前記コンテンツ配信装置が前記所定の状態にないと判断された場合、前記管理するコンテンツを示すコンテンツ情報を含み、前記所定の状態に関するコンテンツ情報を含まないリストを生成し、
    前記所定の状態に関するコンテンツ情報が含まれる前記リストから、前記所定の状態に関するコンテンツ情報が前記外部装置において選択されたことに基づくコンテンツの取得要求を受信した場合には、前記管理されたコンテンツを配信する処理を行わず、前記コンテンツ配信装置が前記所定の状態であることを説明するためのコンテンツを配信することを特徴とするコンテンツ配信装置。
  2. 前記所定の状態は、前記送信手段における転送レートが閾値以上である処理が実行される状態であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  3. 前記外部装置から、リストの送信要求を受信する受信手段をさらに有し、
    前記生成手段は、前記判断手段により前記コンテンツ配信装置が前記所定の状態にあると判断されている際に、前記受信手段により前記送信要求を受信した場合、前記所定の状態に関するコンテンツ情報を含むリストを生成し、
    前記送信手段は、前記所定の状態に関するコンテンツ情報を含むリストを前記外部装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ配信装置。
  4. 前記所定の状態に関するコンテンツ情報を含むリストは、前記所定の状態に関するコンテンツ情報と、前記管理するコンテンツを示すコンテンツ情報のリストの送信要求を前記コンテンツ配信装置に行うためのコンテンツ情報とで構成されることを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ配信装置。
  5. 前記生成手段は、前記選択されたコンテンツを前記外部装置に対して配信している際に、前記判断手段により前記コンテンツ配信装置が前記所定の状態になったと判断された場合、前記所定の状態に関するコンテンツ情報と、前記選択されたコンテンツの配信の停止要求を前記コンテンツ配信装置に行うためのコンテンツ情報とを含むリストを生成し、
    前記送信手段は、前記所定の状態に関するコンテンツ情報と、前記選択されたコンテンツの配信の停止要求を前記コンテンツ配信装置に行うためのコンテンツ情報とを含むリストを前記外部装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンテンツ配信装置。
  6. 前記生成手段は、前記選択されたコンテンツを前記外部装置に対して配信している際に、前記コンテンツ配信装置を前記所定の状態にする処理が開始される場合、前記所定の状態にする処理を前記コンテンツ配信装置に開始させるためのコンテンツ情報と、前記選択されたコンテンツの配信の停止要求を前記コンテンツ配信装置に行うためのコンテンツ情報とを含むリストを生成し、
    前記送信手段は、前記所定の状態にする処理を前記コンテンツ配信装置に開始させるためのコンテンツ情報と、前記選択されたコンテンツの配信の停止要求を前記コンテンツ配信装置に行うためのコンテンツ情報とを含むリストを前記外部装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンテンツ配信装置。
  7. 管理するコンテンツを示すコンテンツ情報のリストを外部装置に送信し、該リストから前記外部装置において選択されたコンテンツ情報に対応するコンテンツについての視聴要求を受信したことに応じて、該選択されたコンテンツを前記外部装置に配信することが可能なコンテンツ配信装置の制御方法であって、
    前記コンテンツ配信装置の生成手段が、前記管理するコンテンツを示すコンテンツ情報のリストを生成する生成工程と、
    前記コンテンツ配信装置の送信手段が、前記生成工程において生成されたリストを前記外部装置に対して送信する送信工程と、
    前記コンテンツは新装置の判断手段が、前記コンテンツ配信装置の状態が、所定の状態にあるか否かを判断する判断工程と、を有し、
    前記生成手段は前記生成工程において、前記判断工程において前記コンテンツ配信装置が前記所定の状態にあると判断された場合、前記管理するコンテンツを示すコンテンツ情報とは別の前記所定の状態に関するコンテンツ情報を含むリストを生成し、前記判断工程において前記コンテンツ配信装置が前記所定の状態にないと判断された場合、前記管理するコンテンツを示すコンテンツ情報を含み、前記所定の状態に関するコンテンツ情報を含まないリストを生成し、
    前記所定の状態に関するコンテンツ情報が含まれる前記リストから、前記所定の状態に関するコンテンツ情報が前記外部装置において選択されたことに基づくコンテンツの取得要求を受信した場合には、前記管理されたコンテンツを配信する処理を行わず、前記コンテンツ配信装置が前記所定の状態であることを説明するためのコンテンツを配信する
    ことを特徴とするコンテンツ配信装置の制御方法。
  8. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコンテンツ配信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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