JP2013239925A - 撮像装置、その制御方法、プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 プライベートな情報の公開を制限すると、自分もプライベートな情報を利用することができなくなる。
【解決手段】 被写体を撮像して画像を得る撮像手段と、前記被写体の撮像に関する情報を示す撮像情報を取得する手段と、前記撮像情報がプライベートな情報であるか否かを判断する判断手段と、前記撮像情報がプライベートな情報でないと判断された場合、前記撮像情報を前記画像に対応付ける対応付け手段と、前記撮像情報がプライベートな情報であると判断された場合、前記撮像情報を前記情報処理装置に送信する送信手段とを有し、前記撮像情報がプライベートな情報であると判断された場合、前記対応付け手段は、前記撮像情報を前記画像に対応付ける代わりに、前記撮像情報に設定されるアクセス条件に基づき前記撮像情報を前記情報処理装置から取得するためのリンク情報を、前記画像に対応づけることを特徴とする。
【選択図】 図11

Description

本発明は、メタデータを画像に対応づけることが可能な撮像装置に関する。
近年、撮像位置を示す位置情報が付加された画像をインターネット上のWebサイト等を利用して、不特定多数の他人に公開することが広く行われている。しかしながら、撮像した画像に付加される位置情報は、自宅付近の位置情報のようにプライベートな情報である場合も考えられる。そこで、例えば特許文献1には、画像をアップロードする際に、ユーザが予め指定した範囲内の位置情報が付加されている場合は、その位置情報を削除してからアップロードすることが提案されている。
特開2011−120214号公報
しかしながら、上述の技術ではプライベートな情報を削除してしまうため、例えば自分や家族、友人のように、他人に比べてプライベートな情報を公開しても不都合となりにくいと考えられるユーザも、他人と同様にプライベートな情報を利用できなくなってしまう。
そこで、本発明では、プライベートな情報の利用の制限をユーザに応じて制御することを目的とする。
本願発明の撮像装置は、情報処理装置と接続可能な撮像装置であって、被写体を撮像して画像を得る撮像手段と、前記撮像手段による被写体の撮像に関する情報を示す撮像情報を取得する手段と、前記撮像情報がプライベートな情報であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記撮像情報がプライベートな情報でないと判断された場合、前記撮像情報を前記画像に対応付ける対応付け手段と、前記判断手段により前記撮像情報がプライベートな情報であると判断された場合、前記撮像情報を前記情報処理装置に送信する送信手段とを有し、前記判断手段により前記撮像情報がプライベートな情報であると判断された場合、前記対応付け手段は、前記撮像情報を前記画像に対応付ける代わりに、前記撮像情報に設定されるアクセス条件に基づき前記撮像情報を前記情報処理装置から取得するためのリンク情報を、前記画像に対応づけることを特徴とする。
プライベートな情報の利用の制限をユーザに応じて柔軟に制御することができる。
第1の実施形態におけるシステム構成を示す図である。 第1の実施形態における撮像装置のブロック図である。 第1の実施形態における情報処理装置のブロック図である。 第1の実施形態における外部装置のブロック図である。 第1の実施形態における撮像装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態における設定画面の一例である。 第1の実施形態におけるメタデータの概念図である。 第1の実施形態における情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 (a),(b)第1の実施形態における外部装置の画面の一例である。 第1の実施形態における外部装置の動作を示すフローチャートである。 (a),(b),(c)第1の実施形態における外部装置の画面の一例である。 第1の実施形態における情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態における撮像装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態における撮像装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態における撮像装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態における情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態における情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるメタデータの管理テーブルの概念図である。 第3の実施形態におけるメタデータの管理テーブルの概念図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されてもよい。また、各実施の形態は適宜組み合わされることも可能である。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態における画像処理システムの構成例を示す図である。
図1において、撮像装置100は、情報処理装置200とネットワーク300を介して接続されている。また、外部装置400は、ネットワーク500を介して情報処理装置200と接続されている。本実施形態では、ネットワーク300、ネットワーク500として、無線LANを用いる例について述べる。なお、ネットワーク300、ネットワーク500に用いることができるネットワークは無線LANに限られない。例えば、ネットワーク300には、赤外線通信を用いたネットワークや、BlueTooth(登録商標)を用いたネットワークを用いてもよい。あるいは、他の有線のネットワークを用いてもよい。
まず、撮像装置100について説明する。図2は、撮像装置100の構成を示す。本実施形態では、撮像装置100の一例であるデジタルカメラについて述べる。なお、撮像装置100はデジタルカメラに限られるものではない。例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話、いわゆるタブレットデバイスなどであってもよい。
制御部101は、入力された信号や、後述のプログラムに従って撮像装置100の各部を制御する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。本実施形態における撮像装置100は、撮像モード、再生モードを有している。撮像モードは、後述の撮像部102を制御部101が制御することにより画像データを取得することができるモードである。再生モードは、後述の表示部106を用いて画像データを閲覧することができるモードである。
撮像部102は、撮像処理を行う。撮像処理とは、撮像部102に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行いデジタルデータを画像データとして出力する処理である。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、制御部101にて所定の演算を行い、記録媒体110に記録される。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101で実行される後述のプログラム等が格納される。
作業用メモリ104は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリ、制御部101の作業領域として使用される。
操作部105は、ユーザが撮像装置100の動作を指示するために用いられる。操作部105は例えば、撮像装置100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、撮像処理を行う指示を受け付けるためのレリーズスイッチを含む。さらに、画像データを閲覧するための再生ボタン、メニュー操作を受け付ける十字キー、タッチパネルなどの操作部材を含む。
表示部106は、撮像の際のスルー画像の表示、撮像した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。本実施形態において制御部101は、撮像部102から出力された画像データを、スルー画像として逐次更新しながら連続して表示部106に表示するよう制御する。これにより、表示部106には撮像部102により撮像される画像データがリアルタイムに逐次表示される。なお、表示部106は撮像装置100が備える必要はなく、撮像装置100は表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
位置取得部108は、測位処理を行う。測位処理とは、GPS衛星から信号を受信し、受信した信号から位置取得部108の位置を示す位置情報を取得する処理である。本実施形態では、位置情報は、緯度・経度の座標で表される。この位置情報は、定期的に取得され、作業用メモリ104に記録される。既に作業用メモリ104に位置情報が記録されている場合は、新たに取得した位置情報で上書きする。このような処理により、作業用メモリ104には、常に最新の位置情報が保持されることとなる。なお、本実施形態ではGPSを用いる例について述べるが、位置取得部108はGPSに限定されるものではない。例えば携帯電話の基地局といった外部装置などから位置情報を取得する装置であってもよい。また、加速度センサ等を測位処理に用いてもよい。
通信部109は、他機と通信するための接続部である。本実施形態の撮像装置100は、通信部109を介することで、後述の情報処理装置200とデータのやりとりを行うことができる。本実施形態では、通信部109は無線通信部であり、制御部101は、アンテナを介して、情報処理装置200との無線通信を行うことができる。なお、この通信部109は、撮像装置100が例えばインターネット等のネットワークに接続する際にも利用される。
記録媒体110は、撮像部102から出力された画像データや、通信部109を介して取得した被写体情報を記録することができる。本実施形態では、画像データはEXIF JPEG画像の形で取り扱うことを例に挙げて説明する。EXIF JPEG画像の形式では、画像データのヘッダにサムネイルや属性情報(メタデータ)を記録することができる。なお、記録媒体110は、撮像装置100に着脱可能なよう構成してもよいし、撮像装置100に内蔵されていてもよい。すなわち、撮像装置100は少なくとも記録媒体110にアクセスする手段を有していればよい。
以上が撮像装置100の説明である。
次に、撮像装置100と通信することができる情報処理装置200について説明する。図3は、本実施形態の情報処理装置200の構成を示す。本実施形態では、情報処理装置200の一例であるサーバについて述べる。
制御部201は、入力された信号や、後述のプログラムに従って情報処理装置200の各部を制御する。なお、制御部201が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
メモリ203は、データを一時的に保持するバッファメモリや、制御部101の作業領域等として使用される。
通信部209は、他機と通信する際に用いられる。情報処理装置200は、通信部209を介することで、撮像装置100や、外部装置400とデータのやりとりを行うことができる。
記録媒体210は、電気的に消去・記録可能な不揮発性の記録装置であり、制御部201により実行される各種の制御プログラムやOS(Operating System)が記録されている。また、記録媒体210は、通信部209を介して取得した情報を記録することができる。記録媒体210は、情報処理装置200と別体であっても、情報処理装置200自身が有するものであってもよい。すなわち、情報処理装置200は少なくとも記録媒体210にアクセスする手段を有していればよい。
以上が、撮像装置100と通信することができる情報処理装置200の説明である。
次に、情報処理装置200と通信することができる外部装置400について説明する。図4は、本実施形態の外部装置400の構成を示す。本実施形態では、外部装置400の一例であるパーソナルコンピュータについて述べる。なお、外部装置400はパーソナルコンピュータに限られるものではない。例えば、デジタルカメラや携帯電話、いわゆるタブレットデバイスなどであってもよい。
外部装置400は、制御部401、メモリ403、通信部409、記録媒体410を含む。これらは、情報処理装置200と同様のため、説明は省略する。
操作部405は、ユーザが外部装置400の動作を指示するために用いられる。操作部405は例えば、マウスやキーボード、タッチパネルなどの操作部材を含む。
表示部406は、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部406は外部装置400が備える必要はなく、外部装置400は表示部406と接続することができ、表示部406の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
以上が、情報処理装置200と通信することができる外部装置400の説明である。
本実施形態では、撮像装置100と情報処理装置200とが協働して画像を生成し、その画像をコピーした外部装置400で画像を閲覧するシーンを例に挙げて説明する。
まず、撮像装置100と情報処理装置200が協働して、画像を生成する処理について説明する。
まず、本実施形態における撮像装置100の動作について述べる。図5は、撮像の際の、撮像装置100の動作を示すフローチャートである。このフローチャートに示す各処理は、制御部101が、不揮発性メモリ103に保存されているプログラムをロードし、作業用メモリ104に展開してプログラムに従い撮像装置100の各部を制御することで実現される。また、本フローチャートに示す処理は、撮像処理を行う指示を制御部101が受け付けたと判断することにより開始される。以降の撮像装置100が実行する処理を示すフローチャートについても同様である。なお、撮像装置100と情報処理装置200とは、このフローチャートの処理の開始に先立って予め接続されているものとする。
まずステップS501では、制御部101は、撮像処理を実行する。これにより、撮像処理が実行され、画像を取得する。
次にステップS502では、制御部101は、ステップS501で得られた画像に付加するメタデータを読み出す。例えば、位置情報を取得する場合は、作業用メモリ104から最新の位置情報を読み出す。あるいは、例えばユーザ名を取得する場合は、予めユーザがメニュー操作等により不揮発性メモリ103に記録しているユーザ名を読み出す。ここで取得されるメタデータは、撮像情報の一例である。
次に、ステップS503では、制御部101は、ステップS502で取得したメタデータがプライベートな情報であるか否かを判断する。この判断は、位置情報や日時情報、ユーザ名などの項目毎に行われる。なお、このフローチャートの処理の開始に先立って、予め判断に関する条件が設定されているものとする。
ここで、この判断に関する条件の設定について説明する。図6(a)はユーザのメニュー操作等により表示される、プライベートな情報であるか否かの判断に関する設定画面の一例である。図6(a)では、位置情報、日時情報、ユーザ名、機種名についてスイッチ601が表示されている。ユーザはこのスイッチ601を、操作部105を介して操作することにより、プライベートな情報であるか否を判断する判断機能のON/OFFを、項目毎に設定することができる。判断機能がONとなっている項目についてはプライベートな情報が含まれる可能性があると判断され、その情報がプライベートな情報か否かが判断される。判断機能がOFFとなっている項目についてはプライベートな情報か否かが判断されない。また、位置情報および日時情報に関しては、ユーザはスイッチ601の付近に表示される設定ボタンを選択することにより、更に判断の条件を設定することができる。
例えば、位置情報の項目に対応する設定ボタン602が選択された場合、図6(b)の画面が表示される。図6(b)の画面は、位置情報がプライベートな情報であると判断する条件を設定するための画面である。本実施形態では、ユーザの自宅の位置から一定の距離未満の位置を示す位置情報をプライベートな情報とする例について述べる。図6(b)の画面では、ユーザは、自宅位置を登録するためのボタン610を選択することにより、現在の位置を自宅の位置として登録することができる。これにより、ユーザは予め、自宅でこのボタン610を選択して自宅の位置を撮像装置100に登録しておく。登録された自宅の位置を示す位置情報は不揮発性メモリ103に記録される。また、ユーザは、自宅の位置からの距離を指定することにより、自宅の位置からどの程度離れた範囲までをプライベートな情報とするかを設定することができる。図6(b)の例では、自宅の位置からの距離が100m以内の範囲を示す位置情報がプライベートな情報であると判断される。この距離の設定には、例えばプルダウンメニューに表示されるいくつかの選択肢から選択される方法や、ソフトウェアキーボードによる入力等の方法を用いることができる。なお、ここでは、自宅からの距離を選択する例について述べたが、この距離は予め固定の値に定められていてもよい。また、地域の範囲データを保持しておき、自宅の位置する地域の範囲を用いてプライベートな情報であるか否かを判断してもよい。日時情報に関しても、同様にして、判断の条件を設定することができる。例えば、指定の時間幅の内のいずれかの時刻を示す日時情報をプライベートな情報とするように設定することができる。なお、ユーザ名、機種名については設定ボタンは表示されない。
以上が、プライベートな情報であると判断する条件の設定の説明である。図6(a)、(b)で設定される条件は、判断基準の一例である。
制御部101は、ステップS503で、この予め設定された条件に従って、ステップS502で取得したメタデータがプライベートな情報であるか否かを判断する。例えば、予め位置情報に関してプライベートな情報であると判断する機能がONであり、かつ自宅の位置からの距離が100mと設定されている場合について述べる。この場合、制御部101は、ステップS502で取得した位置情報と、予め設定されている自宅の位置とを比較する。比較の結果、各位置情報の示す位置の間の距離が一定の距離(今回の例では100m)未満である場合は、ステップS502で取得した位置情報は、自宅の位置に近い位置で撮像された際の位置を示すことになる。そのため、この場合は、制御部101は、ステップS502で取得した位置情報がプライベートな位置情報であると判断する。一方、比較の結果、各位置情報の示す位置の間の距離が一定の距離以上である場合は、制御部101は、ステップS502で取得した位置情報がプライベートな位置情報でないと判断する。なぜなら、ステップS502で取得した位置情報は、自宅から離れた位置を示すことになるからである。また、例えば、予めユーザ名に関してプライベートな情報であると判断する機能がONに設定されている場合、制御部101は、ユーザ名がプライベートな情報であると判断する。ここで判断した結果は、一旦作業用メモリ104に保持される。例えば、プライベートな情報であると判断した項目にフラグを付加するなどしておく。全ての項目に対して判断し終えると、処理はステップS504に進む。
ステップS504では、制御部101は、ステップS503で作業用メモリ104に保持した判断結果を参照することにより、ステップS502で取得されたメタデータが、プライベートな情報を含むか否かを判断する。例えば、制御部101は、メタデータの項目にフラグが付加されている場合、メタデータがプライベートな情報を含むと判断する。
ステップS504で、制御部101が、ステップS502で取得したメタデータがプライベートな情報を含まないと判断した場合、処理はステップS505に進む。
ステップS505では、ステップS502で取得したメタデータを画像に付加する。具体的には、画像のヘッダ領域に、EXIFの規格に従ってメタデータを記録する。図7(a)は、画像のヘッダ領域の一部の概念図である。図7(a)において、画像にはメーカー名や機種名、撮像日時、ユーザ名等、様々な情報がメタデータとして記録されている。ここで付加されるメタデータの各項目は、一般的に利用可能な形態で記録されている。このように、メタデータがプライベートな情報を含まない場合は、画像を公開した際に不特定多数に利用可能な形で記録されることになる。
一方、ステップS504で、制御部101が、ステップS502で取得したメタデータがプライベートな情報を含むと判断した場合、処理はステップS506に進む。本実施形態では、メタデータの各項目のうち、位置情報とユーザ名についてプライベートな情報であると判断された場合を例に挙げて説明する。
ステップS506では、制御部101は、ステップS504でプライベートな情報であると判断されたメタデータの項目のコピーを、通信部109を介して情報処理装置200に送信する。また、これに併せて、撮像装置100のユーザがメニュー操作等により予め設定しておいたパスワードも送信される。送信されたパスワードは、情報処理装置200の記録媒体210に、共に送信された位置情報と対応づけて保持される。このパスワードは、プライベートなメタデータの閲覧の制限を制御するために用いられる。これについては、後述する画像の閲覧の説明の際に述べる。また、このパスワードは、アクセス条件の一例である。
次いで、ステップS507では、制御部101は、通信部109を介して、ステップS506で送信したメタデータに対する応答を情報処理装置200から受信する。この応答には、ステップS506で送信したメタデータの各項目に対応するIDが含まれる。本実施形態では、位置情報に対応する位置IDとユーザ名に対応するユーザIDとが含まれる。これらのIDは情報処理装置200で生成される。IDの生成については、後述の情報処理装置200の動作の説明で述べる。
ステップS508では、制御部101は、ステップS504でプライベートな情報でないと判断されたメタデータを画像に付加するとともに、ステップS507で受信したIDと、情報処理装置200のアドレスを、リンク情報として画像のヘッダ領域に記録する。なお、情報処理装置200のアドレスは、予め不揮発性メモリ103に記録してあるものとする。図7(b)は、図7(a)と同様の画像のヘッダ領域の一部の概念図である。図7(b)の例では、図7(a)とは異なり、ステップS502で取得された位置情報とユーザ名が記録されない。その代わり、リンク情報として、情報処理装置200のアドレス703と、位置ID704、ユーザID705がメーカーノートの領域に記録されている。このリンク情報が付加されている画像のメタデータを閲覧する場合、ユーザはリンク情報を参照して、メタデータを情報処理装置200から取得する必要がある。上述のように、このメタデータの取得の際には、撮像装置100のユーザが予め定めたパスワードの入力が必要となる。このように、プライベートな情報の閲覧は、パスワードを知るユーザとそうでないユーザとで区別して制御される。この閲覧に関しては、後に詳述する。その後、処理は終了する。
以上が撮像装置100の動作の説明である。
次に、この撮像装置100の動作に対応する情報処理装置200の動作について説明する。図8は、情報処理装置200の動作を示すフローチャートである。このフローチャートに示す各処理は、制御部201が、記録媒体210に保存されているプログラムをロードし、メモリ203に展開してプログラムに従い情報処理装置200の各部を制御することで実現される。また、本フローチャートに示す処理は、例えば情報処理装置200の電源がONとなることに応じて開始される。以降の情報処理装置200が実行する処理を示すフローチャートも同様である。
まず、ステップS801では、制御部201は、撮像装置100から、メタデータを受信したか否かを判断する。ここで撮像装置100から送信されるメタデータは、図5のステップS506で送信されるメタデータである。制御部201がメタデータを受信していないと判断した場合、処理はステップS802に進む。ステップS802では、制御部201は電源OFFの指示を受け付けたか否かを判断する。制御部201が電源OFFの指示を受け付けたと判断した場合は本フローチャートの処理を終了する。一方、制御部201が電源OFFの指示を受け付けていないと判断した場合は、ステップS801に戻る。
ステップS801で、制御部201がメタデータを受信したと判断した場合、処理はステップS803に進む。なお、メタデータの受信の際には、メタデータと共に送信されたパスワードも受信する。
ステップS803では、制御部201は、受信したメタデータを、併せて受信したパスワードと共に記録媒体210に記録する。
次いで、ステップS804では、制御部201は、受信したメタデータの項目毎にユニークなIDを生成し、受信したメタデータの各項目と対応付けて、記録媒体210に保持する。これにより、メタデータの各項目と、それぞれの項目に対応するID、およびメタデータに対応するパスワードが、互いに対応づけられる。図18に、本実施形態の情報処理装置200で管理するメタデータの管理テーブルの概念図を示す。本実施形態では、図18に示すように、ある画像に付加されるメタデータのセット毎にパスワードが対応づけられ、各メタデータの項目毎にIDが対応づけられる。なお、各IDは、メタデータのどの項目に関するものであるかを示す情報を含む。
続くステップS805では、制御部201は、撮像装置100から受信したメタデータに対する応答として、メタデータの各項目に対応するIDを撮像装置100に送信する。ここで送信されたIDは、図5のステップS508で、リンク情報として画像に付加されることになる。その後、ステップS801に戻る。
以上が情報処理装置100の動作である。
以上が、撮像装置100と情報処理装置200が協働して、画像を生成するための処理の説明である。このようにして、リンク情報付きの画像が撮像装置100で生成されるとともに、情報処理装置200では、プライベートなメタデータが管理されることになる。
次に、上述のようにして生成されたリンク情報付きの画像を他のユーザが閲覧する際の処理について説明する。説明のため、本実施形態では、位置IDとユーザIDを含むリンク情報付きの画像が、何らかの方法により外部装置400にコピーされ、この外部装置400のユーザがリンク情報付きの画像を閲覧するシーンを例に挙げて説明する。リンク情報付きの画像を撮像装置100から外部装置400の記録媒体410にコピーする方法については、特に限定されない。例えばオンラインアルバムや画像共有サイトなどを介してコピーする方法や、着脱可能な記録媒体をユーザ同士で貸し借りする等してコピーする方法を用いることができる。また、外部装置400には、画像を閲覧するための閲覧アプリケーションが予めインストールされているものとする。
図9(a)および図9(b)は、閲覧アプリケーションを実行中の外部装置400の表示部406に映る画面の一例である。図9(a)および図9(b)では、ウインドウ901の表示領域902に、記録媒体410から読み出された画像のサムネイルが一覧表示されている。外部装置400のユーザは、操作部405を介して、これらの画像を選択することができる。表示領域903には、選択されたサムネイルに対応する画像とメタデータが表示される。図9(a)の例では、画像904が選択されており、この画像904のメタデータが、表示領域903に表示されている。画像904のヘッダ領域には、例えば図7(a)のように位置情報がメタデータとして付加されており、表示領域903には、位置情報である緯度・経度が表示される。また、画像904にはユーザ名もメタデータとして付加されており、このユーザ名も、表示領域903に表示されている。一方、図9(b)の例では、画像905が選択されており、この画像905のメタデータが表示領域903に表示されている。画像905のヘッダ領域には、図7(b)のように、位置情報やユーザ名が付加されておらず、代わりにリンク情報が付加されている。つまり、画像905の撮像位置を示す位置情報やユーザ名は、プライベートな情報と判断された情報である。そのため、位置情報やユーザ名は表示されず、代わりに閲覧が制限されている旨を表すメッセージと、プライベートな情報を表示させるためのボタン906、907が表示される。ユーザは、操作部405を介してこのボタン906またはボタン907を選択することにより、情報処理装置200からプライベートな情報を取得して表示させることができる。
図10は、閲覧アプリケーションを実行する外部装置400の動作を示すフローチャートである。本フローチャートに示す処理は、例えば閲覧アプリケーションを実行する外部装置400において、画像を選択する指示を受け付けたことに応じて開始され、制御部401がOSと閲覧アプリケーションに従って外部装置400の各部を制御することにより実現される。以降の外部装置400が実行する処理を示すフローチャートも同様である。
まず、ステップS1001では、制御部401は、指示された画像のメタデータを取得する。具体的には、指示された画像のヘッダ領域を、メモリ403に読み出す。
次に、ステップS1002では、制御部401は、取得したメタデータにリンク情報が含まれているかを判断する。具体的には、メタデータのメーカーノートの領域を参照し、情報処理装置200のアドレスが記録されているかを判断する。
まず、制御部401が、メタデータにリンク情報が含まれていないと判断した場合について述べる。この場合、処理はステップS1003に進む。
ステップS1003では、制御部401は、メタデータを画像と共に画面に表示する。この結果、例えば図9(a)のように、表示領域903に画像の位置情報やユーザ名が表示されることになる。その後処理は終了する。
次に、ステップS1002で制御部401が、メタデータにリンク情報が含まれていると判断した場合について述べる。この場合、処理はステップS1004に進む。
ステップS1004では、制御部401は、リンク情報を参照し、メタデータの項目の内、プライベートなメタデータを表示しない。代わりに、プライベートなメタデータの項目の閲覧が制限されている旨を通知する。
次に、ステップS1005では、制御部401は、プライベートな情報を表示させるためのボタンを選択可能に表示し、このボタンの選択を受け付ける。ステップS1004およびステップS1005の処理が実行された結果、例えば図9(b)のような画面が表示されることになる。図9(b)の画面では、位置情報とユーザ名の閲覧が制限されている。ユーザは、ボタン906を、操作部405を介して選択することにより、位置情報を表示する指示を入力することができる。また、ユーザは、ボタン907を、操作部405を介して選択することにより、ユーザ名を表示する指示を入力することができる。つまり、閲覧が制限されているメタデータの項目毎に、個別に指示を入力することができる。以下、位置情報を表示する指示を入力する場合を例に挙げて説明する。
ステップS1005で、制御部401がボタン906の選択を検知すると、次にステップS1006にて、制御部401は、パスワードの入力を受け付ける。具体的には、制御部401は、例えば図11(a)のように、パスワードの入力を受け付けるためのダイアログ1001を表示する。なお、図11の例では、図9と同様の構成について同じ番号を付している。ユーザは操作部405を介して、ダイアログ1001の入力領域にパスワードを入力することができる。
パスワードの入力を受け付けると、次にステップS1007で、制御部401は、リンク情報に基づく接続先にアクセスする。具体的には、制御部401は、リンク情報に含まれるアドレスを参照して、情報処理装置200との通信を確立する。そして、情報処理装置200に対して、指示した画像の撮像位置の要求を送信する。この要求には、位置IDと、ステップS1006で受け付けたパスワードが含まれる。この要求に対して、情報処理装置200は、受信したIDとパスワードに基づく応答を外部装置400に返す。
次に、ステップS1008では、制御部401は、送信した要求に対する情報処理装置200からの応答を受信する。
ステップS1009では、制御部401は、この応答が、パスワードが間違っている旨を示す応答であるか、パスワードが正しい旨を示す情報であるかを判断する。制御部401が、パスワードが間違っている旨を示す応答であると判断した場合、処理はステップS1010に進む。
ステップS1010では、制御部401は、パスワードが間違っている旨をユーザに通知する。例えば、図11(b)のような画面が表示される。つまり、表示領域903には位置情報が表示されない。その後、処理は終了する。
一方、ステップS1009で、制御部401が、ステップS1008で受信した応答がパスワードが正しい旨を示す応答であると判断した場合、処理はステップS1011に進む。
ステップS1011では、制御部401は、受信した応答に含まれる位置情報を、指示された画像の撮像位置を示す位置情報として、画面に表示する。その結果、図11(c)のような画面が表示されることになる。つまり、要求した位置情報が表示される。その後、本フローチャートの処理は終了する。
以上が、本実施形態における外部装置400の動作の説明である。なお、位置情報の例について述べたが、他の情報が表示制限されている場合も、同様の処理により表示の制限を解除することができる。
次に、この外部装置400の動作に対応する情報処理装置200の動作について説明する。図12は、情報処理装置200の動作を示すフローチャートである。本フローチャートに示す処理は、図8に示す処理に並行して実行される。
まず、ステップS1201では、外部装置400からメタデータの要求を受信したか否かを判断する。制御部201が要求を受信していないと判断した場合、処理はステップS1202に進む。ステップS1202では、制御部201は電源OFFの指示を受け付けたか否かを判断する。制御部201が電源OFFの指示を受け付けたと判断した場合は本フローチャートの処理を終了する。一方、制御部201が電源OFFの指示を受け付けていないと判断した場合は、ステップS1201に戻る。
ステップS1201で、制御部201が要求を受信したと判断した場合、処理はステップS1203に進む。
ステップS1203では、制御部201は、要求に含まれるパスワードが正しいかどうかを判断する。具体的には、ステップS1201で受信した要求に含まれるIDを参照して、記録媒体210から対応するパスワードを読み出し、ステップS1201で受信した要求に含まれるパスワードと比較する。比較の結果、パスワードが一致していれば、制御部201は入力されたパスワードが正しいと判断する。パスワードが一致していなければ、制御部201は入力されたパスワードが間違っていると判断する。
ステップS1203にて、制御部201が、パスワードが間違っていると判断した場合、処理はステップS1204に進む。
ステップS1204では、制御部201は、パスワードが間違っている旨を示す情報を外部装置400に送信する。その後、処理は終了する。
一方、ステップS1203にて、制御部201が、パスワードが正しいと判断した場合、処理はステップS1205に進む。
ステップS1205では、制御部201は、ステップS1201で受信した要求に含まれるIDに対応するメタデータを記録媒体210から読み出し、パスワードが正しい旨を示す情報と共に、外部装置400に送信する。その後、処理は終了する。
以上が対応する情報処理装置100の動作である。
以上のように、本実施形態の撮像装置100では、プライベートなメタデータを画像に直接記録せずに、情報処理装置200で管理するようにした。また、リンク情報に基づきプライベートなメタデータを取得するためには、パスワードの入力が必要なようにした。すなわち、プライベートなメタデータを閲覧するためには、閲覧者がパスワードを知っている必要がある。これにより、プライベートなメタデータの閲覧が許可されているユーザか否かを区別することができるため、プライベートなメタデータの公開をユーザに応じて制限することができる。
また、画像と、プライベートなメタデータとを別々に扱うこととした。これにより、画像を公開しつつ、メタデータの公開は制限することができる。また、画像を公開する手段を限定することなく、メタデータの公開を制限することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、情報処理装置200との通信が確立している状態で、撮像装置100にて撮像処理を行い、情報処理装置200にプライベートな情報を送信する例について述べた。これに対して、本実施形態では、メタデータがプライベートな情報であると判断されたことに応じて情報処理装置200との接続を確立する処理を実行する例について述べる。なお、本実施形態は第1の実施形態と共通する部分が多いため、共通部分は説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
図13は、撮像の際の、撮像装置100の動作を示すフローチャートである。
ステップS1301〜ステップS1305は、図5のステップS501〜ステップS505と同様の処理が実行される。
ステップS1305で、制御部101が、メタデータがプライベートな情報を含むと判断した場合、処理はステップS1306に進む。
ステップS1306では、制御部101は、情報処理装置200との通信の確立を試みる。具体的には、制御部101は、不揮発性メモリ103に記録されている情報処理装置200のアドレスを参照し、情報処理装置200に接続要求を送信する。情報処理装置200はこれに応答して接続許可の信号を撮像装置100に送信する。この接続許可の信号を受信することにより、情報処理装置200との接続が確立する。
ステップS1307では、制御部101は、情報処理装置200に接続可能かどうかを判断する。具体的には、制御部101は、ステップS1306で送信した接続要求に対する応答が、受信できたか否かを判断する。
制御部101が、応答を受信できたと判断した場合、情報処理装置200に接続可能であると判断する。この場合、処理はステップS1308に進む。ステップS1308〜ステップS1310では、図5のステップS506〜ステップS508と同様の処理が実行される。
一方、接続要求を送信してから所定の時間が経過しても、応答が受信できない場合、制御部101は、情報処理装置200に接続することができないと判断する。この場合、処理はステップS1311に進む。
ステップS1311では、制御部101は、プライベートな情報でないと判断されたメタデータの項目を画像に付加して、一旦記録媒体110に保持する。このように、一度記録媒体110に記録することにより、情報処理装置200と接続できるまで画像が保存されない事態を回避することができる。また、これに併せて、プライベートな情報であると判断されたメタデータの項目を画像に関連づけて、不揮発性メモリ103に一時的に保持する。なお、この関連付けは画像のヘッダ領域に記録されるわけではなく、記録媒体110に記録される画像とは別の情報として、不揮発性メモリ103に保持されるものである。これにより、一旦保持している画像が外部に出力された場合でも、プライベートなメタデータが公開されることを防ぐことができる。その後、処理は、再接続処理に移行する。
次に、再接続処理について述べる。図14は、再接続処理を実行する際の撮像装置100の動作を示すフローチャートである。この処理は、所定の間隔で定期的に実行される。なお、本処理は、他の処理と並行して実行されてもよい。
まず、ステップS1401では、制御部101は、不揮発性メモリ103にプライベートな情報であると判断されたメタデータが保持されているか否かを判断する。保持されていないと判断した場合、本フローチャートの処理を終了する。
一方、保持されていると判断した場合、処理はステップS1402に進む。
ステップS1402では、制御部101は、図13のステップS1306と同様に、情報処理装置200との通信の確立を試みる。具体的には、制御部101は、不揮発性メモリ103に記録されている情報処理装置200のアドレスを参照し、情報処理装置200に接続要求を送信する。
次にステップS1403では、制御部101は、接続要求に対する応答を受信したか否かを判断する。受信していないと判断した場合、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ステップS1403で、制御部401が、応答を受信したと判断した場合、処理はステップS1405に進む。
ステップS1405では、制御部101は、不揮発性メモリ103に記録されているメタデータのうちの一つを、情報処理装置200に送信する。
次いで、ステップS1406では、制御部101は、図5のステップS507と同様に、通信部109を介して、ステップS506で送信したメタデータに対する応答を情報処理装置200から受信する。
ステップS1407では、制御部101は、送信したメタデータに対応する画像を記録媒体110から読み出し、情報処理装置200のアドレスとステップS1406で受信した応答に含まれるIDとを、リンク情報として、読みだした画像のヘッダ領域に記録する。また、これに併せて、不揮発性メモリ103に一時的に保持しているプライベートなメタデータのうち、ステップS1405で情報処理装置200に送信されたメタデータを削除する。
その後、処理はステップS1401に戻り、残りのプライベートなメタデータに関して同様の処理を繰り返す。
以上が、本実施形態における撮像装置100の動作である。これに対応する情報処理装置200の動作については、図8と同様であるため、説明は省略する。
以上、本実施形態では、情報処理装置200と接続できない場合は、一旦画像を保存するようにした。これにより、情報処理装置200に接続できるまで画像が記録媒体110に保存されないといった事態を回避することができる。
[第3の実施形態]
第1の実施形態では、プライベートな情報を、公開するか否かを設定する例について述べた。これに対して、本実施形態では、公開するプライベートな情報を複数のレベルで公開する例について述べる。なお、本実施形態は第1、第2の実施形態と共通する部分が多いため、共通部分は説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
図15は、撮像の際の、撮像装置100の動作を示すフローチャートである。
ステップS1501〜ステップS1505は、図5のステップS501〜ステップS505と同様の処理が実行される。
ステップS1504で、制御部101が、メタデータにプライベートな情報が含まれると判断した場合、処理はステップS1506に進む。
ステップS1506では、制御部101は、プライベートなメタデータに基づき、不特定多数に公開してもよい公開用のメタデータを生成する。この処理について、位置情報を例に挙げて説明する。本実施形態では、位置情報を住所の形で扱う。住所は、位置取得部108から得られる緯度・経度の値を変換することにより得られる。この変換については既知の手段を利用することができる。本実施形態では、プライベートなメタデータの住所を「○○県××市△△区□□1丁目2−34」のように、番地まで含む詳細なデータとして扱う。その一方で、公開用のメタデータは「○○県××市△△区」のように、地区名と番地を省いた、より簡易なデータとする。制御部401は、位置情報が、プライベートな情報であると判断した場合、例えば、「○○県××市△△区□□1丁目2−34」という位置情報に基づき、「○○県××市△△区」のように公開用のメタデータを生成する。この公開用のメタデータは、簡易撮像情報の一例である。
ステップS1507では、制御部101は、プライベートなメタデータと、それに基づき生成された公開用のメタデータとを、それぞれに対応するパスワードと共に情報処理装置200に送信する。ここで、プライベートなメタデータに対応するパスワードと、公開用のメタデータに対応するパスワードの二種類を、ユーザがメニュー操作などにより予め設定しておくものとする。
ステップS1508では、制御部101は、送信したプライベートなメタデータと公開用のメタデータに対する応答を受信する。この応答には、メタデータの項目にそれぞれ一つずつ対応するIDが含まれている。つまり、一つの項目のプライベートな情報と公開用の情報とは、同じIDで管理される。
ステップS1509では、制御部101は、図5のステップS508と同様に、情報処理装置200のアドレスと、受信したIDを画像のヘッダ領域に記録する。その後、処理は終了する。
以上が、本実施形態における撮像装置100の動作である。次に、これに対応する情報処理装置200の動作について説明する。図16は、情報処理装置200の動作を示すフローチャートである。
ステップS1601〜ステップS1602は、図8のステップS801〜ステップS802と同様の処理が実行される。
ステップS1603では、制御部201は、受信したプライベートなメタデータとそれに対応するパスワード、および公開用のメタデータとそれに対応するパスワードとをそれぞれ対応づけて記録媒体210に記録する。
ステップS1604では、制御部201は、制御部201は、受信したメタデータの項目毎にユニークなIDを生成し、受信したメタデータの各項目と対応付ける。図19に、本実施形態の情報処理装置200で管理するメタデータの管理テーブルを示す。本実施形態では、図19に示すように、メタデータの項目毎に共通のIDが対応づけられ、プライベートなメタデータと公開用のメタデータにそれぞれのパスワードが対応づけられる。
続くステップS1605では、制御部201は、撮像装置100から受信したメタデータに対する応答として、対応するIDを撮像装置100に送信する。その後、ステップS1601に戻る。
以上が情報処理装置100の動作である。
次に、本実施形態におけるリンク情報の付加されている画像の閲覧について述べる。外部装置400の動作は図10と同様のため説明は省略する。本実施形態における外部装置400の動作に対応する情報処理装置200の動作について説明する。
図17は、情報処理装置200の動作を示すフローチャートである。本フローチャートに示す処理は、図16に示す処理に並行して実行される。
ステップS1701〜ステップS1702は、図12のステップS1201〜ステップS1202と同様の処理が実行される。
ステップS1703では、制御部201は、受信したパスワードと、受信したIDに対応するパスワードとを、比較する。なお、ここでは、受信したパスワードと、プライベートな情報に対応するパスワードとの比較と、受信したパスワードと、公開用の情報に対応するパスワードとの比較の二種類の比較が行われる。例えば、外部装置400から位置IDと公開用のメタデータに対応するパスワードが送信された場合、制御部201は、この位置IDに基づき、対応するプライベートなメタデータと対応する公開用のメタデータのそれぞれに対応するパスワードを読み出す。そして、受信したパスワードと、これらの二つのパスワードのそれぞれとを比較する。
比較の結果、受信したパスワードが、プライベートな情報に対応するパスワードとも、公開用の情報に対応するパスワードとも一致しなかった場合、処理はステップS1704に進む。
ステップS1704では、図12のステップS1204と同様に、制御部201は、外部装置400にパスワードが間違っている旨を示す情報を送信する。その後処理はステップS1701に戻る。
一方、比較の結果、受信したパスワードが、プライベートな情報に対応するパスワードと一致した場合、処理はステップS1705に進む。
ステップS1705では、図12のステップS1205と同様に、制御部201は、外部装置400にパスワードが正しい旨を示す情報と、要求に対応するプライベートなメタデータを送信する。その後処理はステップS1701に戻る。
また、比較の結果、受信したパスワードが、公開用の情報に対応するパスワードと一致した場合、処理はステップS1706に進む。
ステップS1705では、図12のステップS1205と同様に、制御部201は、外部装置400にパスワードが正しい旨を示す情報と、要求に対応する公開用のメタデータを送信する。その後処理はステップS1701に戻る。
以上が、本実施形態における外部装置400の動作に対応する情報処理装置200の動作の説明である。
上述のように、本実施形態では、公開用の情報を生成し、パスワードに基づき、プライベートな情報と公開用の情報のどちらを表示するかを切り替える例について述べた。これにより、どちらのパスワードを知っているかによりユーザを区別できるため、ユーザ毎に公開レベルの異なる情報を表示させることができる。すなわち、公開するプライベートな情報の内容をユーザに応じて柔軟に変更することができる。
[その他の実施形態]
上述の実施形態では、メタデータの項目に対応するIDを情報処理装置200が生成する例について述べた。これについては、撮像装置100で生成し、プライベートなメタデータとそのID、およびパスワードを情報処理装置200に送信するようにしてもよい。この場合、撮像装置毎に固有のIDを含めることで、ユニークなIDを生成し得る。
また、上述の実施形態では、撮像の際にIDを付加する例について述べた。これについては、撮像の際には、一般的な撮像装置と同様にメタデータを画像に付加して保持しておき、画像が外部に出力される際にIDに変換するようにしてもよい。
上述の第3の実施形態では、プライベートなメタデータと、それに基づき生成する公開用のメタデータの二種類を切り替える例について述べた。これについては、公開の程度をより細かく多段階に分けて、三種類以上のメタデータを切り替えるようにしてもよい。
また、上述の実施形態に加えて、プライベートな情報と判断されたメタデータを、画像に関連づけて不揮発性メモリ103に記録するようにしてもよい。なお、この関連付けはプライベートな情報でないと判断されたメタデータのように画像のヘッダ領域に記録されるわけではなく、画像とは別の情報として、記録媒体110ではなく不揮発性メモリ103に保持されるものである。すなわち、たとえ画像が他機に公開されたとしてもこのメタデータは公開されない。このようにした場合、撮像装置100で撮像した画像を自機で閲覧する際には、制御部101は、情報処理装置200にメタデータの要求を行うことなく、記録媒体110に記録されているプライベートな情報を読み出して表示する。これにより、自機で撮像した画像のメタデータを自機で閲覧する場合は、情報処理装置200にアクセスする手間を省くことができる。なお、画像が自機で撮像したものかどうかは、画像に付加されている機種名を参照したり、既に関連付けて保持している位置情報があるか否かを確認することで判断することができる。
また、上述の実施形態では、メタデータの項目毎に表示の制限を解除できるようにしたが、これに代えて、あるいはこれに加えて、一度の要求で全ての制限を解除することができるようにしてもよい。これにより、メタデータの複数の項目の表示が制限されていた場合でも、ユーザは一度パスワードを入力するだけで全ての項目を表示させることができる。
また、上述の第3の実施形態では、公開用のメタデータについてもパスワードを設定していた。これについては、公開用のメタデータにはパスワードを設定せず、情報処理装置200で管理しないようにしてもよい。この場合、公開用のメタデータと、プライベートなメタデータにアクセスするためのリンク情報が画像のヘッダ領域に記録される。このようにすることで、例えば図9(b)の「閲覧が制限されています」というメッセージの代わりに、公開用のメタデータを表示することができる。これにより、パスワードを入力することなく、公開用のメタデータを閲覧することができる。また、これに併せて、プライベートなメタデータを用事させるための指示も受け付けるように、ボタンを表示する。これにより、パスワードを知るユーザには、プライベートなメタデータを公開することができる。
また、上述の実施形態では、パスワードにより、ユーザを区別していた。これについては、他の情報を用いてもよい。例えば、携帯電話のメールアドレスを用いる場合について例を挙げて説明する。撮像装置100のユーザは、予めメニュー操作等により、プライベートな情報を公開してもよいユーザの携帯電話のメールアドレスを入力する。この入力には、操作部105を用いてソフトウェアキーボード等により手動で入力してもよいし、携帯電話と撮像装置100とが通信してメールアドレスを入力してもよい。これにより入力されたメールアドレスは、撮像装置100の不揮発性メモリ103に保持される。その後の処理については、パスワードの代わりにメールアドレスを用いる。例えば情報処理装置200では、メタデータとメールアドレスが対応づけられる。なお、メールアドレスを用いる場合は、メタデータに対して複数のメールアドレスを対応づけることができる。そして、画像の閲覧の際には、パスワードの代わりに、閲覧者の携帯電話のメールアドレスの入力を要求する。このようにすることで、撮像装置100のユーザから閲覧者にパスワードを伝えるといった手間を省くことができる。また、このメールアドレスは、アクセス条件の一例である。
なお、上述の実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (13)

  1. 情報処理装置と接続可能な撮像装置であって、
    被写体を撮像して画像を得る撮像手段と、
    前記撮像手段による被写体の撮像に関する情報を示す撮像情報を取得する手段と、
    前記撮像情報がプライベートな情報であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記撮像情報がプライベートな情報でないと判断された場合、前記撮像情報を前記画像に対応付ける対応付け手段と、
    前記判断手段により前記撮像情報がプライベートな情報であると判断された場合、前記撮像情報を前記情報処理装置に送信する送信手段とを有し、
    前記判断手段により前記撮像情報がプライベートな情報であると判断された場合、前記対応付け手段は、前記撮像情報を前記画像に対応付ける代わりに、前記撮像情報に設定されるアクセス条件に基づき前記撮像情報を前記情報処理装置から取得するためのリンク情報を、前記画像に対応づけることを特徴とする撮像装置。
  2. ユーザの操作に基づき、前記判断手段の判断基準を設定する手段を更に有し、
    前記判断手段は、前記判断基準に従って、前記撮像情報がプライベートな情報であるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像情報は、撮像手段により撮像が行われた際の撮像装置の位置を示す位置情報であり、
    前記位置情報が前記撮像装置のユーザにより設定される所定の範囲内を示す場合、前記判断手段は、前記位置情報がプライベートな情報であると判断することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記情報処理装置から前記リンク情報を受信する受信手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記受信手段は、前記送信手段が送信した前記撮像情報に対する前記情報処理装置からの応答として、前記リンク情報を受信することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記リンク情報には、前記情報処理装置に送信された撮像情報を特定するための情報が含まれることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. パスワードを前記アクセス条件として設定する設定手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. メールアドレスを前記アクセス条件として設定する設定手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記送信手段は、前記設定したアクセス条件を、前記判断手段によりプライベートな情報であると判断された撮像情報と共に、前記情報処理装置に送信することを特徴とする請求項7または8に記載の撮像装置。
  10. 前記判断手段により前記撮像情報がプライベートな情報であると判断された場合、前記撮像情報に基づき、公開用の情報を生成する手段を更に有し、
    前記送信手段は、前記撮像情報の示す情報よりも簡易な情報である簡易撮像情報を前記情報処理装置に送信することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 情報処理装置と撮像装置とからなる画像処理システムであって、
    前記撮像装置は、
    被写体を撮像して画像を得る撮像手段と、
    前記撮像手段による被写体の撮像情報を取得する手段と、
    前記撮像情報がプライベートな情報であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記撮像情報がプライベートな情報でないと判断された場合、前記撮像情報を前記画像に対応付ける対応付け手段と、
    前記判断手段により前記撮像情報がプライベートな情報であると判断された場合、前記撮像情報を前記情報処理装置に送信する送信手段とを有し、
    前記判断手段により前記撮像情報がプライベートな情報であると判断された場合、前記対応付け手段は、前記撮像情報を前記画像に対応付ける代わりに、前記撮像情報に設定されるアクセス条件に基づき前記撮像情報を前記情報処理装置から取得するためのリンク情報を、前記画像に対応づけ、
    前記情報処理装置は、
    前記アクセス条件と前記送信手段により送信された撮像情報とを対応づけて保持する保持手段と、
    前記送信手段により送信された撮像情報を特定するためのリンク情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたリンク情報を前記撮像装置に送信する手段とを有することを特徴とする画像処理システム。
  12. 情報処理装置と接続可能な撮像装置の制御方法であって、
    被写体を撮像して画像を得る撮像工程と、
    前記被写体の撮像に関する情報を示す撮像情報を取得する工程と、
    前記撮像情報がプライベートな情報であるか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程で前記撮像情報がプライベートな情報でないと判断された場合、前記撮像情報を前記画像に対応付ける対応付け工程と、
    前記判断工程で前記撮像情報がプライベートな情報であると判断された場合、前記撮像情報を前記情報処理装置に送信する送信工程とを有し、
    前記判断工程で前記撮像情報がプライベートな情報であると判断された場合、前記対応付け工程では、前記撮像情報を前記画像に対応付ける代わりに、前記撮像情報に設定されるアクセス条件に基づき前記撮像情報を前記情報処理装置から取得するためのリンク情報を、前記画像に対応づけることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  13. コンピュータを請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
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