JP2005027009A - 映像サーバ及び映像配信ネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】高負荷で通信困難に陥ることなく、高品質の画像データを送信できる映像サーバと映像配信ネットワークシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、クライアント端末3a,3bからネットワーク1を介して映像データ要求されると、カメラ部で撮影した映像データまたは受信した映像データを送信することができる映像サーバ2a,2b,2cから構成され、映像サーバ2aの映像配信数が、処理能力の限界の映像配信数より少なくとも1少ないクライアントへの最大映像配信数に達しているとき、負荷が小さな映像サーバ2bのURLを記載したウェブページをクライアント端末3a,3bに送信し、クライアント端末3a,3bが映像サーバ2bに映像データ要求を行い、映像サーバ2bからの映像送信要求により、映像サーバ2aが映像データを映像サーバ2bに送信して負荷を分散することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像配信に対する処理が高負荷状態になったとき、他の映像サーバによって映像データをクライアント端末に送信する映像サーバ、及びこれを用いた映像配信ネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、共通の映像サーバを複数のクライアントで利用する映像配信ネットワークシステムでは、アクセスしたクライアント数が所定数を超えると、負荷の許容限界を越えてしまい、この状態でアクセスしても映像データの送信はできなくなる。
【0003】
このような高負荷状態を回避するためには、映像サーバで撮影した映像データを配信するためのサーバに保存しておく必要があった。
【0004】
そこで、このような対策の1つとして、メディアサーバの負荷変化を予測し、限界を越える前に動的にコンテンツ配置変更を行うシステムが提案されている(特許文献1参照)。メディアサーバのコンテンツに多数の端末装置から要求が発生した場合に、アクセス負荷の原因となるコンテンツを特定し、特定されたコンテンツへの端末装置からのアクセス状況を解析し、メディアサーバが処理できるアクセス負荷の限界値を越える時間を予測し、メディアサーバのアクセス負荷が限界値に達する前に、コンテンツの複製の作成し、または、このコンテンツとその他のコンテンツとで所在の再配置を行うものである。
【0005】
また、ウェブクラスタ(ウェブサーバ管理装置)を設けてウェブサーバに所定の時間間隔でシステム負荷情報を問い合わせてシステムの分散処理の効率を上げるものがある(特許文献2参照)。ウェブクラスタはクライアントブラウザーからアクセス要求を受け取った際、システム負荷情報の最も低いウェブサーバを選択し、このウェブサーバの識別子を載せたリダイレクト情報をクライアントブラウザーに返信する。リダイレクト情報を受け取ったクライアントブラウザーは、その情報に載せられてきた識別子に基づいて当該ウェブサーバへ実際のリクエストを送出するものである。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−85604号公報
【特許文献2】
特開2001−331398号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来、映像サーバはクライアントへの映像配信数が所定数を超えると、負荷の許容限界を越えてしまい、極端に処理速度がおち、この状態でアクセスされても事実上映像データの送信はできなくなる。これを回避しようとして配信用のサーバを設けた映像配信ネットワークシステムは、映像サーバ自身の送信機能を十分利用せず、他の配信用のサーバを利用するもので、利用効率が高効率のシステムとはいえなかった。
【0008】
また、メディアサーバの負荷変化を予測し、限界を越える前に動的にコンテンツ配置変更を行うシステムは負荷の予測が難しく、結局高負荷状態に陥ってしまう可能性があるし、ウェブクラスタがシステム負荷情報を問合わせるシステムは、映像サーバが互いに能力を最大限発揮し、利用しながらネットワーク資源を高効率で活用して負荷を分散するものではない。
【0009】
そこで本発明は、映像配信の要求が集中しても高負荷で通信困難に陥ることなく、画像データを安定して送信できる映像サーバを提供することを目的とする。
【0010】
また本発明は、映像配信の要求が集中しても高負荷で通信困難に陥ることなく、それぞれの映像サーバの能力を最大限利用しながらネットワーク資源を高効率で活用する映像配信ネットワークシステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の映像サーバは上記課題を解決するためになされたものであって、ネットワークに接続され、クライアント端末から該ネットワークを介して映像データを要求されると、カメラ部で撮影した映像データまたは受信した映像データをネットワークサーバ部によって該ネットワークに送信することができる映像サーバであって、アクセス中のクライアントへの映像配信数をカウントするカウント手段と、予め設定されたクライアントへの最大の映像配信数に達しているか否かを判定する負荷判定手段と、クライアントへの映像配信数がクライアントへの最大映像配信数に達しているとき、ネットワークに接続された第2の映像サーバへアクセスするための情報を記載したマークアップ言語記述ページを生成または記憶手段から読み出すネットワーク文書生成手段とを備え、マークアップ言語記述ページを受信したクライアント端末がアクセスした第2の映像サーバからの映像データ要求により、ネットワークサーバ部が、カメラ部で撮影した映像データを該第2の映像サーバに送信するように構成したものである。
【0012】
これにより、アクセスが集中しても高負荷で通信困難に陥ることなく、高品質の画像データを安定して送信できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、ネットワークに接続され、クライアント端末から該ネットワークを介して映像データを要求されると、カメラ部で撮影した映像データまたは受信した映像データをネットワークサーバ部によって該ネットワークに送信することができる映像サーバであって、アクセス中のクライアントへの映像配信数をカウントするカウント手段と、予め設定されたクライアントへの最大の映像配信数に達しているか否かを判定する負荷判定手段と、クライアントへの映像配信数がクライアントへの最大映像配信数に達しているとき、ネットワークに接続された第2の映像サーバへアクセスするための情報を記載したマークアップ言語記述ページを生成または記憶手段から読み出すネットワーク文書生成手段とを備え、マークアップ言語記述ページを受信したクライアント端末がアクセスした第2の映像サーバからの映像データ要求により、ネットワークサーバ部が、カメラ部で撮影した映像データを該第2の映像サーバに送信する映像サーバであり、カウント手段によってクライアントへの映像配信数をカウントすることができ、クライアントへの最大映像配信数をクライアントへの映像配信数が達したら、クライアント端末が第2の映像サーバにアクセスできる情報を記載したマークアップ言語記述ページをクライアント端末に送信することができる。クライアントへの最大映像配信数を越えた後、第2の映像サーバと映像サーバの通信によって、クライアント端末は第2の映像サーバにアクセスすることにより、映像サーバのカメラ部で撮影した映像データを取得できる。
【0014】
第2の発明は、第1の発明において、負荷判定手段が、クライアントへの最大の映像配信数として、ネットワークに接続された他の映像サーバとの通信に必要な映像サーバへの映像配信数を確保したあとのクライアントへの最大の映像配信数に達しているか否かを判定する映像サーバであり、クライアントへの最大映像配信数を越えた後、第2の映像サーバと映像サーバの通信によって、クライアント端末は第2の映像サーバにアクセスすることにより、映像サーバのカメラ部で撮影した映像データを取得できる。
【0015】
第3の発明は、第2の発明において、ネットワークに接続された他の映像サーバとの通信に必要な映像サーバへの映像配信数を確保したあとのライアントへの最大映像配信数に達しているか否かを判定する負荷判定手段を設けるのに代えて、処理能力の限界の映像配信数より他のサーバとの通信に必要な1以上の映像配信数を確保した所定のクライアントへの最大映像配信数に達しているか否かを判定する負荷判定手段を設けた映像サーバであり、クライアントへの最大映像配信数を越えた後、第2の映像サーバと映像サーバの通信によって、クライアント端末は第2の映像サーバにアクセスすることにより、映像サーバのカメラ部で撮影した映像データを取得できる。
【0016】
第4の発明は、第1〜3のいずれかの発明において、ネットワークに接続された第1の映像サーバから受信したマークアップ言語記述ページに従ってクライアント端末が映像データを要求してきたとき、第1の映像サーバへ映像データを要求する映像要求手段と、第1の映像サーバから受信した映像データを記憶する映像記憶部と、映像記憶部に保存される映像データをクライアント端末へ送信するネットワークサーバ部を備えた映像サーバであり、自分が第2の映像サーバとしてアクセスされたとき、高負荷の映像サーバに対して映像データを要求して取得した映像データを映像記憶部に一旦記憶することができる。
【0017】
第5の発明は、1〜3のいずれかの発明の映像サーバにおいて、ネットワーク文書生成手段が、ネットワークに接続された第2の映像サーバへアクセスするための情報を記載したマークアップ言語記述ページを生成または記憶手段から読み出すのに代えて、少なくとも映像データの取得を第2の映像サーバから行う命令が記述されたマークアップ言語記述ページを生成または読み出す映像サーバであり、少なくとも映像データの取得を第2の映像サーバを介して行うことができる。
【0018】
第6の発明は、第5の発明において、マークアップ言語記述ページには、クライアント端末がマークアップ言語記述ページを受信すると、該第2の映像サーバへアクセスするための動作命令が記述されている映像サーバであり、自動的にリンク先の第2の映像サーバにアクセスすることができる。
【0019】
第7の発明は、第1〜6のいずれかの発明において、映像サーバ情報記憶部を備え、該映像サーバ情報記憶部にはネットワークに接続された1または2以上の映像サーバを所定の順序で登録する映像サーバリストが格納され、ネットワーク文書生成手段が該映像サーバリストの先頭の映像サーバを第2の映像サーバとして選択し、該第2の映像サーバのURLをマークアップ言語記述ページに記述する映像サーバであり、映像サーバリストに映像サーバを様々な順序で登録し、先頭の映像サーバを負担を分散する映像サーバとして簡単に選択することができる。
【0020】
第8の発明は、第7の発明において、順位判定手段が設けられ、該順位判定手段が、負荷の小さい映像サーバを先頭にして負荷の順に従って映像サーバリストの順序を決定する映像サーバであり、順位判定手段が負荷の小さな映像サーバの順で映像サーバリストを作成するため、先頭に登録される映像サーバが最も負荷が小さい映像サーバになり、映像サーバの能力を最大限活用して負荷を分散することができる。
【0021】
第9の発明は、第1〜8のいずれかの発明において、負荷情報送信手段が設けられ、該負荷情報送信手段が、他の映像サーバからの負荷情報の問い合わせに対して、負荷情報の数値を送信するか、もしくは、負荷情報の問い合わせに関係なく、一定時間間隔で、他の映像サーバに対して負荷情報の数値を送信する映像サーバであり、負荷情報の問い合わせにより、または一定時間間隔で他の映像サーバの負荷情報を取得でき、負荷情報で順序が決まる映像サーバリストを作成することができる。
【0022】
第10の発明は、第9の発明において、負荷情報の数値が、映像データを受信中のクライアント端末の数を示すクライアントへの映像配信数である映像サーバであり、取得したクライアントへの映像配信数と、クライアントへの最大映像配信数を、直接比較でき、処理が容易である。
【0023】
第11の発明は、第7〜10のいずれかの発明において、入力手段が設けられ、該入力手段によって直接またはネットワークを介して映像サーバリストに登録する映像サーバを入力できる映像サーバであり、映像サーバから簡単に映像サーバリストを登録できる。
【0024】
第12の発明は、第9の発明において、負荷判定手段が、クライアント端末への映像配信数がクライアントへの最大映像配信数に達していると判定したとき、登録された映像サーバにアクセスするように記述されたマークアップ言語記述ページをアクセス元のクライアント端末に送信する映像サーバであり、映像サーバリストに登録された映像サーバにアクセスするため、映像サーバの負荷を分散することができる。
【0025】
第13の発明は、第9の発明において、負荷判定手段が、クライアント端末への映像配信数がクライアントへの最大映像配信数に達していると判定し、このとき映像サーバリストの先頭に登録された最も低負荷の映像サーバが、高負荷なときには、ネットワークサーバ部が高負荷によりアクセスできない旨のマークアップ言語記述ページをクライアント端末に送信する映像サーバであり、映像サーバリストの先頭に登録された映像サーバが存在しない場合、高負荷により映像配信できない旨を通知するから、判断が容易であり、本通知が送信される頻度を抑制でき、ユーザは通信不能状態が映像配信の集中による一時的なものと認識でき、使い勝手が優れた映像サーバとなる。
【0026】
第14の発明は、第1〜13のいずれかの発明において、第3の映像サーバから映像データ送信要求があったとき、負荷判定手段が、映像サーバへの映像配信数が映像サーバへの最大映像配信数より小さいと判定した場合に、カメラ部で撮影した映像データを第3の映像サーバに送信する映像サーバであり、負荷の小さい第3の映像サーバがクライアント端末からアクセスされ、この第3の映像サーバが映像データを要求してきたとき、映像サーバへの最大映像配信数以下のときには映像データを第3の映像サーバに送信することができる。
【0027】
第15の発明は、第14の発明において、第3の映像サーバから映像データ送信要求があったとき、負荷判定手段が、映像サーバへの映像配信数が映像サーバへの最大映像配信数に達していると判定した場合に、ネットワークサーバ部が高負荷により映像配信できない旨のマークアップ言語記述ページをクライアント端末に送信映像サーバであり、映像サーバへの最大映像配信数に達しているときには処理の限界を越えるため、映像データの送信を中止し、高負荷により映像配信できない旨のマークアップ言語記述ページをクライアント端末に送信するため、ユーザは通信不能状態が映像配信の集中による一時的なものと認識でき、使い勝手が優れた映像サーバとなる。
【0028】
第16の発明は、第1〜15のいずれかの発明の映像サーバがリレーサーバであって、カメラ部の撮像機能を所有せず、もっぱら他の映像サーバから受信した映像データをネットワークに送信する映像サーバであり、カメラ機能を持たない映像サーバを導入できることによって、低コストで負荷分散を実現できる。
【0029】
第17の発明は、ネットワークに複数接続され、クライアント端末から該ネットワークを介して映像データを要求されると、カメラ部で撮影した映像データまたは受信した映像データをネットワークサーバ部によって該ネットワークに送信することができる映像サーバの映像配信ネットワークシステムであって、クライアント端末への映像配信数が、ネットワークに接続された他の映像サーバとの通信に必要な映像サーバへの映像配信数を確保したあとのクライアントへの最大映像配信数に達しているとき、第2の映像サーバへアクセスするための情報を記載したマークアップ言語記述ページをクライアント端末に送信し、クライアント端末が第2の映像サーバに映像データの要求を行い、第2の映像サーバからの映像送信要求により、カメラ部で撮影した映像データを該第2の映像サーバに送信して負荷を分散する映像サーバの映像配信ネットワークシステムであり、クライアントへの最大映像配信数がクライアントへの映像配信数に達したら、クライアント端末が第2の映像サーバにアクセスできる情報を記載したマークアップ言語記述ページをクライアント端末に送信することができる。クライアントへの最大映像配信数を越えて高負荷状態となった後のクライアント端末は、第2の映像サーバと映像サーバの通信によって、第2の映像サーバにアクセスすることにより、映像サーバのカメラ部で撮影した映像データを取得できる。
【0030】
第18の発明は、第17の発明において、第2の映像サーバへの映像配信数が映像サーバへの最大映像配信数に達しているとき、次に負荷の小さな第4の映像サーバへアクセスするための情報を記載したマークアップ言語記述ページをクライアント端末に送信する映像サーバの映像配信ネットワークシステムであり、第2の映像サーバへの映像配信数が映像サーバへの最大映像配信数を越えても、負荷の小さな別の第4の映像サーバにアクセスすることができる。
【0031】
第19の発明は、第17または18の発明において、複数の映像サーバがすべて映像サーバへの最大映像配信数に達している場合に、クライアント端末からアクセスされた映像サーバが高負荷により映像配信できない旨のマークアップ言語記述ページをクライアント端末に送信映像配信ネットワークシステムであり、すべての映像サーバが映像サーバへの最大映像配信数に達しているときにだけ、ユーザは通信不能状態が映像配信の集中による一時的なものと認識でき、使い勝手が優れた映像サーバの映像配信ネットワークシステムとなる。
【0032】
第20の発明は、第17〜19のいずれかの発明において、ネットワーク上をプロトコルTCP/IPで通信を行う映像サーバの映像配信ネットワークシステムであり、データの信頼性の低いUDPを採用しなくてもすみ、TCP/IPで通信するため更に高品質の通信にすることができる。
【0033】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜10を用いて説明する。
【0034】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における映像配信ネットワークシステムの全体構成図、図2は本発明の実施の形態1における映像サーバの構成図、図3は本発明の実施の形態1におけるクライアント端末の構成図である。
【0035】
図1において、1はプロトコルTCP/IPで通信を行うことができるインターネット等のネットワーク、2a,2b,2cはネットワーク1に接続され撮影した映像データを送信できる映像サーバ、3a,3bはネットワーク1を介して通信可能なパーソナルコンピュータ等のクライアント端末、4はクライアント端末3a,3bがドメイン名で映像サーバ2a,2b,2cにアクセスしたときにIPアドレスに変換するDNSサーバである。なお、以下簡単のため、映像サーバ2a,2b,2c、さらにその他の映像サーバを総称して映像サーバ2、クライアント端末3a,3b、さらにその他のクライアント端末を総称してクライアント端末3という。5はリレーサーバであり、これについては実施の形態2で説明する。
【0036】
この映像配信ネットワークシステムを構成する映像サーバ2について図2に基づいて説明する。図2において、11は映像サーバ2のカメラ部、12はカメラ部11で撮影したRGBの映像情報から映像データを生成する映像データ生成部、13はカメラ部11を操作するための制御を行うカメラ制御部、14はカメラ制御部13の制御でカメラ部11の駆動を行う駆動部である。
【0037】
15はネットワーク1を介してTCP/IPで通信するウェブサーバ等のネットワークサーバ部、16はネットワーク1に接続されるネットワークインタフェースである。次に、17は映像サーバ2のシステム制御と映像データを記憶する記憶部、17aはHTML等で記述したマークアップ言語記述ページ(以下、ウェブページ)を記憶するネットワーク文書記憶部、17bはカメラ部11で撮影した映像情報から映像データ生成部12が生成した映像データを記憶しておく映像記憶部、17b1はカメラ部11で撮影した映像データを記憶できる第1ホルダ、17b2は他の映像サーバ2に映像データを要求して取得した映像データを記憶する第2ホルダ、17cは他の映像サーバ2の現在の映像配信数、クライアントへの最大映像配信数、映像サーバへの最大映像配信数等の映像サーバ情報を記憶しておく映像サーバ情報記憶部、17c1は負荷情報で順序が決まる映像サーバリストである。なお、後述の制御部18の負荷情報受信手段18dは映像サーバ情報を取得するため各映像サーバ2の負荷情報の数値(映像配信数)等をネットワークサーバ部15から問い合せ、負荷情報送信手段18cが負荷情報の数値を通知する。なお、映像配信数とは、映像を配信するクライアントの数を意味し、映像を配信できる状態でクライアントと通信接続がされている場合のクライアントを含めてもよい。また同様に、クライアントへの最大映像配信数とは、同時に映像を配信できるクライアントの数を意味し、映像を配信できる状態でクライアントと通信接続がされている場合のクライアントも含めてもよい。映像サーバへの映像配信数、最大映像配信数についても同様である。
【0038】
18は中央処理装置(以下CPU)等で構成された制御部で、記憶部17に格納されたプログラム等を読み出してそれぞれの機能を奏する機能実現手段を構成する。18aは映像配信数が所定のクライアントへの最大映像配信数(最大映像配信可能な数から他の映像サーバと通信するために必要な映像配信数を引いた値)に達していることを判定する機能実現手段として構成された負荷判定手段、18bは映像サーバ情報に基づいて負荷の小さい映像サーバを探して優先順位を決定する機能実現手段として構成された順位判定手段、18cは他の映像サーバからの負荷情報の問い合わせに対して負荷情報の数値を送信する負荷情報送信手段、18dは他の映像サーバに負荷情報の問い合わせる負荷情報受信手段である。19は設定値を入力するための入力手段、20はCPUにプログラムを読み込んで構成した機能実現手段としてのネットワーク文書生成部である。21はクライアントへの映像配信数,映像サーバへの映像配信数,転送回数をカウントするカウント手段である。実施の形態1においては、順位判定手段18bが、負荷の順に従って、負荷の小さい映像サーバを先頭にした映像サーバリスト17c1を作成する。なお、順位の付与の仕方はこれに限られない。負荷が大きくなったときは、映像サーバリスト17c1の先頭に登録された負荷の最も小さい映像サーバ2からその順に従ってアクセス先を変更させるから、映像サーバ2の能力を最大限活用しながら負荷の集中を避け、負荷の小さな映像サーバ2との均衡化を図り、負荷を分散することができる。
【0039】
映像サーバ2では、クライアント端末3からアクセスがあると、カメラ部11で被写体を撮影し、映像データを映像記憶部17bの第1ホルダ17b1に格納し、この第1ホルダ17b1のURLを記載したウェブページをネットワーク文書生成部20で生成もしくは読み出して、クライアント端末3に送信する。クライアント端末3ではこのURLにアクセスして映像データを取得する。しかし、このとき複数のクライアント端末3への映像配信数が集中すると、映像サーバ2の負荷が許容限界を越えてしまうので、この場合は映像サーバリスト17c1の先頭の映像サーバ2のURLを通知し、他の映像サーバ2によって処理を実行する。従って、映像サーバ2の処理可能なクライアントへの最大映像配信数は、過負荷となった自分の処理を他の映像サーバ2に代替させるために必要となる通信、すなわちこの映像サーバ2から画像を送ってもらうための通信が必要であり、この通信のために少なくとも1以上の映像配信数分を確保したあとのクライアントへの映像配信数となる。カウント手段21は、このクライアントへの最大映像配信数を許容値としてクライアント端末3への映像配信数をカウントする。
【0040】
続いて、実施の形態1のクライアント端末3の内部構成を説明する。図3において、31はネットワーク1を介して映像サーバ2のネットワークサーバ部15と通信して画像情報を取得するブラウザ手段、32はネットワーク1に接続されるネットワークインタフェースである。33はクライアント端末3のシステム制御と映像データを記憶する記憶手段、34はCPU等で構成されたクライアント端末3の制御手段で、記憶手段33に格納されたプログラム等を読み出してそれぞれの機能を奏する機能実現手段を構成する。35はLCD等の表示手段、36はキーボードやマウス等の入力手段、37は受信した音声データ等を音声信号として出力できる音声出力手段である。
【0041】
このように構成されたクライアント端末装置3は、パーソナルコンピュータにブラウザ手段31を搭載して映像サーバ2とプロトコルHTTPで通信して映像データを入手する。
【0042】
ところで、ネットワーク1には多くのクライアント端末装置3,3a,3bが接続されており、一度に多数のクライアント端末3,3a,3bから映像サーバ2aにアクセスして映像データを受信すると、映像サーバ2aの処理量が限界を越えてしまう。このような場合、すべてのクライアント端末3,3a,3bへの映像データ配信速度が落ちるか、もしくは、処理速度低下を避けるため、クライアント端末3への映像配信を受け付けない状態に陥る。なお、ここではクライアント端末3,3a,3bとして説明しているが、これは3台の端末に限られるということではない。
【0043】
そこで、本発明の実施の形態1においては、例えば映像サーバ2aの処理が限界に達している状態でクライアント端末3,3a,3bから映像配信要求があった場合、ウェブページを送信する送信元を例えば映像サーバ2bに変えるものである。図4は本発明の実施の形態1における映像配信ネットワークシステムのシーケンスチャート、図5は図4の映像サーバが映像配信制限に陥った場合のシーケンスチャートである。
【0044】
まず図4に示すように、クライアント端末3aが映像サーバ2aに映像データの要求「http://www.Server1/Motion」をHTTPプロトコルで送信する(sq1)。これを受信した映像サーバ2aでは、カウント手段21がこのときのクライアントへの映像配信数をカウントし、クライアントへの最大映像配信数に達していない場合は、カメラ部11で撮影を行い、映像データ生成部12で生成した映像データを圧縮して映像記憶部17bに格納し、同時に、ネットワーク文書生成部20によってこの映像データのURLを記述したウェブページAをクライアント端末3に送信する。また、このときクライアントへの最大映像配信数を越えていたときには、ネットワーク文書生成部20は記憶部17から読み出したデータを基にウェブページBを生成し、ネットワークサーバ部15がクライアント端末3aに送信する(sq2)。なお、実施の形態1においては、負荷情報送信手段18cが負荷情報の問い合わせを行い、負荷情報受信手段18dが負荷情報の指標となる数値(例えばクライアントへの映像配信数)を取得して、負荷の小さい映像サーバを先頭にした映像サーバリスト17c1を作成しており、負荷の最も小さいサーバとして映像サーバ2bが先頭に登録されている。ウェブページBには、次のアクセス先としてこの映像サーバ2bのURLが収められて送信される。
【0045】
このウェブページBを受信したクライアント端末3aは自動もしくは手動でこのURLの映像サーバ2bにアクセスする(sq3)。このとき自動的に新アクセス先である映像サーバ2bへジャンプするには、例えば「<meta http−equiv=”Refresh”cntent=”1; URL= http://www.Server2/Server1/Motion ”>」というMETA記述をウェブページBに追加すればよい。これは、contentで指定した値(上記の場合1秒)の時間が経過したら、「URL=」の後に記述してあるページを表示するもので、クライアント端末3のブラウザ手段31がこの記述に従って動作し、そのままジャンプすることができる。自動でジャンプするため、映像データを取得しようと考えているユーザがアクセス先など認識することなく、映像サーバ2aから映像サーバ2bへアクセス先を変更することができる。
【0046】
映像サーバ2bはそのURLにアクセスされると、カウント手段21がクライアントへの映像配信数をカウントし、クライアントへの最大映像配信数に達していない場合は、ネットワーク文書生成部20はネットワーク文書記憶部17aからデータを読み出してウェブページCを生成して、ネットワークサーバ部15がクライアント端末3aに送信する(sq4)。ウェブページCは映像データを映像サーバ2aの第1ホルダ17b1から取得するためのもので、例えばURL「http://www.Server2/Server1/CopyMotion」が参照先として記述されており、クライアント端末3aはウェブページCによって映像サーバ2bに映像サーバ2aの映像データ要求を行う(sq5)。すなわち、「http://www.Server2/」によって映像サーバ2b(Server2)に対し、クライアント端末3aから映像を要求すると、映像サーバ2bは「/Server1/CopyMotion」の記述から、自分の映像でなく映像サーバ2a(Server1)の映像をクライアントが要求していると認識し、これを動作命令として以下sq6で説明するように映像サーバ2aの映像を要求しに行く。このとき「<meta http−equiv=”Refresh”cntent=”1;URL=http:// www.Server2/Server1/ CopyMotion ”>」というMETA記述をウェブページCに追加するのがよい。なお、Java(登録商標)スクリプトのような別の記述で同一機能の実現が可能であり、ここで記述したMETA記述は一例である。
【0047】
映像サーバ2bは、画像サーバ2aの第1ホルダ17b1のURL「http://www. Server1/CopyMotion」に映像送信要求を行い(sq6)、画像サーバ2aは映像データを映像サーバ2bに送信する(sq7)。映像サーバ2bは受信した映像データを第2ホルダ17b2に記憶し、映像データをクライアント端末3aに送信する(sq8)。なお、sq7において、映像データが複数あって送信を繰り返す必要がある場合はこれを繰り返し(sq9)、受信した映像データは映像サーバ2bから次々とクライアント端末3aに送信される(sq10)。
【0048】
以上説明した場合は、最初にアクセスした映像サーバ2aの負荷が限界を越えており、次のアクセス先の映像サーバ2bに映像を要求するものであるが、さらに映像サーバ2bも負荷が限界を越えているときは、この繰り返し(リレー)によって他の映像サーバ2から映像データを取得する場合である。しかし、場合によってはすべての映像サーバ2において負荷が限界を越えることもありうる。そこで、以下図5を基にして、すべての映像サーバ2においてクライアントへの最大映像配信数に達した場合の説明をする。
【0049】
図5において、クライアント端末3aが映像サーバ2aに映像データの要求「http://www.Server1/Motion」をHTTPプロトコルで送信する(sq11)。これを受信した映像サーバ2aでは、クライアントへの映像配信数をカウントするカウント手段21がこれをカウントし、クライアントへの最大映像配信数に達しているため、ネットワーク文書記憶部17aからウェブページBを生成し、ネットワークサーバ部15がクライアント端末3aに送信する(sq12)。ウェブページBには、新アクセス先として映像サーバ2bのURLが収められている。このウェブページBを受信したクライアント端末3aは自動もしくは手動で次のアクセス先の映像サーバ2bにジャンプする(sq13)。このsq11〜13は上述の図4のsq1〜3と同様である。
【0050】
映像サーバ2bはそのURLにアクセスされると、カウント手段21がクライアントへの映像配信数をカウントし、制限に達しているものと判断する。次いで、ネットワーク文書生成部20がネットワーク文書記憶部17aからデータを読み出してウェブページDを生成して、クライアント端末3aに送信する(sq14)。ウェブページDには、新アクセス先として映像サーバ2cのURLが収められている。このウェブページDを受信したクライアント端末3aは自動もしくは手動で次のアクセス先の映像サーバ2cにジャンプする(sq15)。
【0051】
映像サーバ2cはそのURLにアクセスされると、クライアントへの映像配信数をカウントし、クライアントへの最大映像配信数に達していると判断し、ネットワーク文書記憶部17aからデータを読み出してウェブページFを生成して、クライアント端末3aに送信する(sq16)。ウェブページFには、つぎのアクセス先として映像サーバ2aのURLが収められている。
【0052】
クライアント端末3aはこれを受信すると、再度映像サーバ2aに映像データの要求「http://www.Server1/Server1/CopyMotion」を送信する(sq17)。映像サーバ2aでは、クライアントへの映像配信数が制限に達している状態に変わりがないこと、及びこのアクセスが自己映像要求であると判断し、ネットワーク文書生成部20はネットワーク文書記憶部17aからデータを読み出してウェブページGを生成して、クライアント端末3aに送信する(sq18)。このウェブページGには、映像配信中のクライアント数が処理能力の限界に達しており、映像配信できない旨の表示が記載されており、実質的にこの時点で初めてユーザは映像配信が集中していることを知ることができる。なお、再度アクセス(巡回)した自己映像要求であることを認識するためには、(1)アクセスしたクライアント端末3のIPアドレスを覚えておき、そのアドレスと照合する、あるいは(2)他の映像サーバ2にクライアント端末3をアクセスするためのウェブページに転送元を記述しておく、などの手段がある。(2)は転送が繰り返されても、ウェブページ上の転送元の記述は変わらないため、特定の映像サーバからのアクセスで再度のアクセスが認識できる。
【0053】
なお、本実施の形態1においては、映像サーバ2a,2b,2cの3台のサーバで高負荷時の支援グループを構成しているため、ウェブページGでアクセスできない旨の表示がなされるのが比較的速いが、さらに多数のサーバで支援グループを構成したときなどにはウェブページGが表示されるまで時間がかかる。従って、場合によっては最初に映像サーバ2aにアクセスした時間を基準にタイムアウトさせ、映像配信できない旨の表示を行ってもよい。また、カウント手段21によって転送回数をカウントし、閾値に達しているときクライアントへの映像配信できない旨の表示を行ってもよい。また、クライアント端末3から他の映像サーバ2をアクセスするためのウェブページに転送回数を記述しておくのもよい。転送が繰り返さるたびに、転送回数がカウントアップされてウェブページに記述される。
【0054】
続いて、例えば映像サーバ2aが処理する映像配信数が、クライアントへの最大映像配信数と他の映像サーバ2にアクセスするための映像配信数の合計に達している場合、映像データの参照方法を変えることもできる。図6は本発明の実施の形態1における映像配信ネットワークシステムの映像データの参照方法を変えるシーケンスチャートである。図6において、クライアント端末3aが映像サーバ2aに映像のデータ要求「http://www.Server1/Motion」を送信する(sq21)。これを受信した映像サーバ2aでは、カウント手段21がクライアントへの映像配信数をカウントし、クライアントへの最大映像配信数に達していない場合は、カメラ部11で撮影を行い、映像データ生成部12で生成した映像データを圧縮して映像記憶部17bの第1ホルダ17b1に格納し、同時に、ネットワーク文書生成部20によってこの第1ホルダ17b1のURLを記述したウェブページAを生成してクライアント端末3に送信する。また、クライアントへの最大映像配信数を越えていた場合には、ネットワーク文書記憶部17aからデータを基にウェブページBを生成または読み出し、ネットワークサーバ部15がクライアント端末3aに送信する(sq22)。
【0055】
ウェブページBには、URL「http://www.Server2/Server1/CopyMotion」が記載され、また映像サーバ2bから映像サーバ2aの映像データを参照できるように、例えば次のようなフレーム参照のための記述のHTML、「<frame src=http:// www.Servr2/Server1/CopyMotion”name=”Motion”>」が記述されている。これは記述されたURL(絶対パス)から「Motion」というフレーム名のの映像データを取得して表示せよとの記述である。この記述により、映像サーバ2はクライアント端末3や他の映像サーバ2に連続して画像を出力することができる。
【0056】
このウェブページBを受信したクライアント端末3aは、映像サーバ2bにアクセスし(sq23)、映像サーバ2bはこれをトリガとして、映像サーバ2aに映像送信要求を送信する(sq24)。映像サーバ2aが第1ホルダ17b1の映像データを映像サーバ2bに送信すると(sq25)、映像サーバ2bはこれを第2ホルダ17b2に記憶してHTMLの記述に従いクライアント端末3aに送信する(sq26)。この後、映像サーバ2bが映像サーバ2aに繰り返し映像送信要求する場合、映像サーバ2aは映像送信を繰り返し(sq27)、映像サーバ2bはこれをクライアント端末3aに送信する(sq28)。この場合、ウェブページBの記述で簡単に参照して映像データを取得できる。
【0057】
以上説明した映像サーバ2が行う動作のフローチャートについて説明する。図7は本発明の実施の形態1における映像サーバの制御フローチャート、図8は本発明の実施の形態1における映像サーバの自身の映像データのクライアントへの送信処理のフローチャート、図9は本発明の実施の形態1における映像サーバの他の映像サーバへの送信処理のフローチャート、図10は本発明の実施の形態1における映像サーバの他の映像サーバの映像データのクライアントへの送信処理のフローチャートである。
【0058】
まず図7に基づいて、映像サーバ2が行う映像データの送信処理の全体のフローチャートについて説明する。例えば、映像サーバ2aを立ち上げたり、通信を開始したとき、クライアントへの映像配信数と映像サーバへの映像配信数がいずれも0の状態にある(step1)。次いで、ネットワーク1を介しての設定処理、映像配信ネットワークシステムの映像サーバ情報の設定処理を行う(step2)。この設定方法には、この映像サーバ2の映像配信ネットワークシステムの管理者が設定するか、他の映像サーバ2b、2cからのリクエストにより設定する方法がある。
【0059】
設定が終わり、クライアント端末3から映像配信要求が発生すると、自分がカメラ部11で撮影した映像データの場合にはクライアント端末3への送信を後述のルーチン処理で行い(step3)、他の映像サーバ2からの映像データの参照の場合は、自身の映像データを他の映像サーバ2への送信を後述の他のルーチン処理で行い(step4)、他の映像サーバ2の映像データの場合はその映像データをクライアント端末3への送信をさらに別のルーチン処理で行う(step5)。なお、負荷の小さいの映像サーバ2へアクセスするのではなく、予め他の映像サーバ2へアクセスする場合のアクセス順やクライアントへ通知する他の映像サーバ2のURL、クライアントへの映像配信数と映像サーバへの映像配信数等を初期設定しておき、所定の映像サーバ2へアクセスするようにしてもよい。
【0060】
また、クライアント端末3から映像送信中止要求が送られてきた場合は映像送信タスクを終了し、一旦カウントしたクライアントへの映像配信数をカウントダウンする(step6)。step5において他の映像サーバ2から受信した映像データを送信するクライアント端末3が存在しない場合、他の映像サーバ2から映像送信中止要求が送られてきた場合は映像送信タスクを終了し、一旦カウントしたクライアントへの映像配信数をカウントダウンする(step7)。そして、この後step2に戻って処理を繰り返すものである。
【0061】
続いて、図8に基づいて、映像サーバ2aが行う自分で撮影した映像データをクライアント端末3へ送信するルーチン処理の説明を行う。図8に示すように、映像サーバ2aが待機中に映像データの要求「http://www.Server1/Motion」が着信すると(step11)、この時点でクライアントへの映像配信数がクライアントへの最大映像配信数以下であるか否かがチェックされる(step12)。なお、映像サーバリスト17c1は負荷の低い順番に常に更新記載されている。先頭には最も負荷の低い映像サーバ2が登録されている。クライアントへの映像配信数がクライアントへの最大映像配信数以下の場合は、クライアントへの映像配信数をカウントアップし(step13)、クライアントへの映像配信数がクライアントへの最大映像配信数に達している場合は、定期的に更新されている映像サーバリスト17c1の先頭に登録されている映像サーバ2を取り出す(step14)。この優先順位は、映像サーバ2aを支援する映像サーバ2として映像サーバリスト17c1に登録されていることが必要で、負荷情報の指標の数値が最も少ないこと、ということで決定される。負荷情報の優先順位は、このような負荷の最も小さな映像サーバ2を選ぶ方法のほかに、例えば、予め他の映像サーバ2へアクセスするアクセス順を初期設定して、アクセスする所定の映像サーバ2を決めておき、高負荷の場合に転送する方法など、他の方法でもよい。そして、同一順位の場合の優先順位を決定するため、この場合の順位を予め決定しておくのがよい。
【0062】
step14において、負荷の小さな映像サーバ、実施の形態1の場合、映像サーバリスト17c1の先頭に登録された映像サーバ2が存在するか否かがチェックされ(step15)、リストに負荷の小さなサーバが存在しているときには、映像データの参照方法として、負荷の小さい、例えば映像サーバ2bのURL「http://www.Server2/Server1/CopyMotion」が記載されたウェブページをクライアント端末3に送信して(step16)、待機状態に戻る。負荷の小さなサーバが存在していないとき高負荷で映像配信不能である旨のウェブページをクライアント端末3に送信し(step17)、待機状態に戻る。
【0063】
step13でクライアントへの映像配信数をカウントアップした後、映像送信タスクを起動し、カメラ部によって撮影した映像情報から映像データ生成部12によって映像データを取得し、ネットワークサーバ部15によって映像データをクライアント端末3へ送信して(step18)、待機状態に戻る。このように自身の映像データをクライアント端末3へ送信する処理ルーチンは、クライアント端末3からの映像配信要求が発生するまで待機し、以上の処理を繰り返すものである。
【0064】
次に、自分で撮影した映像データを他の映像サーバ2へ送信する場合のルーチン処理について説明する。図9に示すように、映像サーバ2aが待機中に他の映像サーバ2からの映像データの要求「http://www.Server1/Motion」が着信すると(step21)、「Server1」が映像サーバ2aであるか否かがチェックされる(step22)。「Server1」が映像サーバ2aでない場合は、映像サーバへの映像配信数が映像サーバへの最大映像配信数以下であるか否かがチェックされる。また、「Server1」が映像サーバ2aの場合は、映像サーバ2aが自分自身で映像データを要求することになり、この場合、高負荷で映像配信不能である旨のウェブページをクライアント端末3に送信し(step24)、待機状態に戻る。
【0065】
step23において、映像サーバへの映像配信数が映像サーバへの最大映像配信数以下の場合は、カウント手段21が映像サーバへの映像配信数をカウントアップし(step25)、映像サーバへの最大映像配信数を越えている場合には、高負荷で映像配信不能である旨のウェブページをクライアント端末3に送信し(step26)、待機状態に戻る。
【0066】
step25で映像サーバへの映像配信数をカウントアップした後、映像送信タスクを起動し、カメラ部11によって撮影した映像情報から映像データ生成部12よって映像データを取得し、ネットワークサーバ部15によって映像データを他の映像サーバ2へ送信して(step27)、待機状態に戻る。このように自身の映像データを他の映像サーバ2へ送信する送信処理ルーチンは、他の映像サーバ2からの映像配信要求が発生すると以上の処理を繰り返すものである。
【0067】
次いで、映像サーバ2aが行う他の映像サーバ2の映像データをクライアント端末3へ送信するルーチン処理の説明を行う。図10に示すように、映像サーバ2aが待機中にクライアント端末3から映像データの要求が着信すると(step31)、クライアントへの映像配信数がクライアントへの最大映像配信数以下であるか否かがチェックされる(step32)。
【0068】
クライアントへの映像配信数がクライアントへの最大映像配信数以下の場合、他の映像サーバ2の映像データを受信中か否かがチェックされる(step33)。受信中でない場合、他の映像サーバ2からの映像データの受信を開始し、受信完了か否かをチェックする(step34)。step32において、クライアントへの映像配信数がクライアントへの最大映像配信数を越えている場合、及びstep34において映像データの受信が完了しなかった場合は、定期的に更新されている負荷情報の優先順位に基づいて、映像サーバを決定する(step35)。この優先順位は、映像サーバ2aを支援する映像サーバ2として映像サーバリスト17c1に登録されていることが必要で、負荷情報の指標の数値が最も少ないこと、ということで決定される。負荷情報の優先順位は、このような負荷の最も小さな映像サーバ2を選ぶ方法のほかに、例えば、予め他の映像サーバ2へアクセスするアクセス順を初期設定して、アクセスする所定の映像サーバ2を決めておき、高負荷の場合に転送する方法など、他の方法でもよい。
【0069】
step33において映像データを受信中の場合、及びstep34において映像データの受信が完了した場合には、クライアントへの映像配信数をカウントアップし(step36)、映像送信タスクを起動し、他の映像サーバ2が撮影した映像データをネットワークサーバ部15によってクライアント端末3へ送信して(step37)、待機状態に戻る。
【0070】
また、step35において映像サーバを決定し、負荷の小さな映像サーバが存在するか否かをチェックし(step38)、負荷の小さなサーバが存在している場合には、この負荷の小さい、例えば映像サーバ2bのURL「http:// www.Server2/Server1/ CopyMotion」が記載されたウェブページをクライアント端末3に送信して(step39)、待機状態に戻る。負荷の小さなサーバが存在していないとき高負荷で映像配信不能である旨のウェブページをクライアント端末3に送信し(step40)、待機状態に戻る。
【0071】
このように他映像サーバ2の映像データをクライアント端末3へ送信する送信処理ルーチンは、他クライアント端末3からの映像配信要求が発生すると以上の処理を繰り返すものである。なお、負荷の小さいの映像サーバ2へアクセスするのではなく、予め他の映像サーバ2へアクセスするアクセス順を初期設定しておき、所定の映像サーバ2へアクセスする場合は、step35でこの所定の映像サーバ2を読み出し、step39へ進んで、この所定の映像サーバ2bのURLが記載されたウェブページをクライアント端末3に送信する。
【0072】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における映像配信ネットワークシステムは、映像サーバ2間で支援グループを形成して所定の映像サーバ2が支援するのではなく、リレーサーバ5を設けて、リレーサーバ5が支援するものである。リレーサーバ5は特別のものでなくともよく、映像サーバ2のカメラ部11を備えない構成のサーバである。そして、映像サーバ2、リレーサーバ5が資源を共有することで、負荷分散を図るものである。実施の形態2は実施の形態1と基本的構成で同一であり、同一符号は同一構成を意味し、図1〜図6は実施の形態2においても参照する。
【0073】
実施の形態2の映像配信ネットワークシステムのリレーサーバ5は、図2の映像サーバ2の構成のうち、カメラ部11,映像データ生成部12,カメラ制御部13,駆動部14を備えていない基本構成を有している。実施の形態1においては、映像サーバ2が映像配信要求に対して高負荷で接続不能に陥ったとき、支援可能な映像サーバ2の中で負荷の小さな映像サーバ2が処理を行ったが、実施の形態2の場合、適宜、リレーサーバ5が高負荷に陥った映像サーバ2に代わって処理を行うものである。リレーサーバ5の使い方としては、高負荷になったときにこの特定のリレーサーバ5によって処理する方法もあるが、映像サーバ2とリレーサーバ5とで負荷情報を参照する1つのリストを構成し、負荷の小さなものを選んで処理する方法などもある。従って、図4,図6のシーケンスチャートに示す映像サーバ2bの動作をリレーサーバ5の動作として読み替えることができる。リレーサーバ5は図1に示すように単数設けるのでも、複数設けるのでもよく、リレーサーバ5を複数設けたときは、その動作は図4に示す映像サーバ2b,2cのリレー動作で読み替えることができる。
【0074】
実施の形態2の映像配信ネットワークシステムにおいては、クライアント端末3からの映像配信要求があったとき、映像サーバ2はリレーサーバ5との通信をを確保するため、映像配信処理能力から得られるクライアントへの映像配信数を基に、(処理能力の限界から1映像配信数分以上少ない映像配信数)を(クライアントへの最大映像配信数)とするものである。
【0075】
このように実施の形態2の映像配信ネットワークシステムは、映像サーバ2のほかにリレーサーバ5を別途設けるので、高負荷で通信ができなくなることはなく、映像配信不能である旨の表示を行うことは希になる。実施の形態1と同様に、複数の映像サーバ2間で高負荷時に互いに支援を行うシステムを前提に、リレーサーバ5を設けて負荷を分散するために、さらに安定した画像データの送信が行える。
【0076】
【発明の効果】
本発明の映像サーバとその映像配信ネットワークシステムによれば、映像配信が集中しても高負荷で通信困難に陥ることなく、高品質の画像データを安定して送信でき、それぞれの映像サーバの能力を最大限活用しながら、ネットワーク資源を高効率で活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における映像配信ネットワークシステムの全体構成図
【図2】本発明の実施の形態1における映像サーバの構成図
【図3】本発明の実施の形態1におけるクライアント端末の構成図
【図4】本発明の実施の形態1における映像配信ネットワークシステムのシーケンスチャート
【図5】図4の映像サーバが映像配信制限に陥った場合のシーケンスチャート
【図6】本発明の実施の形態1における映像配信ネットワークシステムの映像データの参照方法を変えるシーケンスチャート
【図7】本発明の実施の形態1における映像サーバの制御フローチャート
【図8】本発明の実施の形態1における映像サーバの自身の映像データのクライアントへの送信処理のフローチャート
【図9】本発明の実施の形態1における映像サーバの他の映像サーバへの送信処理のフローチャート
【図10】本発明の実施の形態1における映像サーバの他の映像サーバの映像データのクライアントへの送信処理のフローチャート
【符号の説明】
1 ネットワーク
2,2a,2b,2c 映像サーバ
3,3a,3b クライアント端末
4 DNSサーバ
5 リレーサーバ
11 カメラ部
12 映像データ生成部
13 カメラ制御部
14 駆動部
15 ネットワークサーバ部
16 ネットワークインタフェース
17 記憶部
17a ネットワーク文書記憶部
17b 映像記憶部
17b1 第1ホルダ
17b2 第2ホルダ
17c 映像サーバ情報記憶部
17c1 映像サーバリスト
18 制御部
18a 負荷判定手段
18b 順位判定手段
18d 負荷情報受信手段
18c 負荷情報送信手段
19 入力手段
20 ネットワーク文書生成部
21 カウント手段
31 ブラウザ手段
32 ネットワークインタフェース
33 記憶手段
34 制御手段
35 表示手段
36 入力手段
37 音声出力手段

Claims (20)

  1. ネットワークに接続され、クライアント端末から該ネットワークを介して映像データを要求されると、カメラ部で撮影した映像データまたは受信した映像データをネットワークサーバ部によって該ネットワークに送信することができる映像サーバであって、
    アクセス中のクライアントへの映像配信数をカウントするカウント手段と、
    予め設定されたクライアントへの最大の映像配信数に達しているか否かを判定する負荷判定手段と、
    前記クライアントへの映像配信数が前記クライアントへの最大映像配信数に達しているとき、前記ネットワークに接続された第2の映像サーバへアクセスするための情報を記載したマークアップ言語記述ページを生成または記憶手段から読み出すネットワーク文書生成手段とを備え、
    前記マークアップ言語記述ページを受信したクライアント端末がアクセスした第2の映像サーバからの映像データの要求により、前記ネットワークサーバ部が、前記カメラ部で撮影した映像データを該第2の映像サーバに送信することを特徴とする映像サーバ。
  2. 前記負荷判定手段が、前記クライアントへの最大の映像配信数として、前記ネットワークに接続された他の映像サーバとの通信に必要な映像サーバへの映像配信数を確保したあとのクライアントへの最大の映像配信数に達しているか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の映像サーバ。
  3. 請求項2記載の映像サーバにおいて、前記ネットワークに接続された他の映像サーバとの通信に必要な映像サーバへの映像配信数を確保したあとのライアントへの最大映像配信数に達しているか否かを判定する負荷判定手段を設けるのに代えて、処理能力の限界の映像配信数より他のサーバとの通信に必要な1以上の映像配信数を確保した所定のクライアントへの最大映像配信数に達しているか否かを判定する負荷判定手段を設けたことを特徴とする映像サーバ。
  4. 前記ネットワークに接続された第1の映像サーバから受信したマークアップ言語記述ページに従って前記クライアント端末が映像データを要求してきたとき、前記第1の映像サーバへ映像データを要求する映像要求手段と、
    前記第1の映像サーバから受信した映像データを記憶する映像記憶部と、
    前記映像記憶部に保存される映像データをクライアント端末へ送信するネットワークサーバ部を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の映像サーバ。
  5. 請求1〜3のいずれかに記載された映像サーバにおいて、前記ネットワーク文書生成手段が、前記ネットワークに接続された第2の映像サーバへアクセスするための情報を記載したマークアップ言語記述ページを生成または記憶手段から読み出すのに代えて、少なくとも映像データの取得を前記第2の映像サーバから行う命令が記述されたマークアップ言語記述ページを生成または読み出すことを特徴とする映像サーバ。
  6. 前記マークアップ言語記述ページには、前記クライアント端末が前記マークアップ言語記述ページを受信すると、該第2の映像サーバへアクセスするための動作命令が記述されていることを特徴とする請求項5記載の映像サーバ。
  7. 映像サーバ情報記憶部を備え、該映像サーバ情報記憶部にはネットワークに接続された1または2以上の映像サーバを所定の順序で登録する映像サーバリストが格納され、前記ネットワーク文書生成手段が該映像サーバリストの先頭の映像サーバを前記第2の映像サーバとして選択し、該第2の映像サーバのURLを前記マークアップ言語記述ページに記述することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の映像サーバ。
  8. 順位判定手段が設けられ、該順位判定手段が、負荷の小さい映像サーバを先頭にして負荷の順に従って映像サーバリストの順序を決定することを特徴とする請求項7記載の映像サーバ。
  9. 負荷情報送信手段が設けられ、該負荷情報送信手段が、他の映像サーバからの負荷情報の問い合わせに対して、負荷情報の数値を送信するか、もしくは、負荷情報の問い合わせに関係なく、一定時間間隔で、他の映像サーバに対して負荷情報の数値を送信することを特徴とする請求項1〜8のいずれか記載の映像サーバ。
  10. 前記負荷情報の数値が、映像データを受信中のクライアント端末の数を示すクライアントへの映像配信数であることを特徴とする請求項9記載の映像サーバ。
  11. 入力手段が設けられ、該入力手段によって直接またはネットワークを介して前記映像サーバリストに登録する映像サーバを入力できることを特徴とする請求項7〜10記載の映像サーバ。
  12. 前記負荷判定手段が、前記クライアント端末への映像配信数が前記クライアントへの最大映像配信数に達していると判定したとき、登録された映像サーバにアクセスするように記述されたマークアップ言語記述ページをアクセス元のクライアント端末に送信することを特徴とする請求項9記載の映像サーバ。
  13. 前記負荷判定手段が、前記クライアント端末への映像配信数が前記クライアントへの最大映像配信数に達していると判定し、このとき映像サーバリストの先頭に登録された最も低負荷の映像サーバが、高負荷なときには、前記ネットワークサーバ部が高負荷によりアクセスできない旨のマークアップ言語記述ページを前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項9記載の映像サーバ。
  14. 第3の映像サーバから映像データ送信要求があったとき、前記負荷判定手段が、映像サーバへの映像配信数が映像サーバへの最大映像配信数より小さいと判定した場合に、カメラ部で撮影した映像データを前記第3の映像サーバに送信することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の映像サーバ。
  15. 第3の映像サーバから映像データ送信要求があったとき、前記負荷判定手段が、映像サーバへの映像配信数が映像サーバへの最大映像配信数に達していると判定した場合に、前記ネットワークサーバ部が高負荷により映像配信できない旨のマークアップ言語記述ページを前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項1〜13載の映像サーバ。
  16. 請求項1〜15のいずれかの映像サーバがリレーサーバであって、カメラ部の撮像機能を所有せず、もっぱら他の映像サーバから受信した映像データをネットワークに送信することを特徴とする映像サーバ。
  17. ネットワークに複数接続され、クライアント端末から該ネットワークを介して映像データを要求されると、カメラ部で撮影した映像データまたは受信した映像データをネットワークサーバ部によって該ネットワークに送信することができる映像サーバの映像配信ネットワークシステムであって、
    前記クライアント端末への映像配信数が、前記ネットワークに接続された他の映像サーバとの通信に必要な映像サーバへの映像配信数を確保したあとのクライアントへの最大映像配信数に達しているとき、第2の映像サーバへアクセスするための情報を記載したマークアップ言語記述ページを前記クライアント端末に送信し、
    前記クライアント端末が前記第2の映像サーバに映像データの要求を行い、前記第2の映像サーバからの映像送信要求により、前記カメラ部で撮影した映像データを該第2の映像サーバに送信して負荷を分散することを特徴とする映像サーバの映像配信ネットワークシステム。
  18. 前記第2の映像サーバへの映像配信数が映像サーバへの最大映像配信数に達しているとき、次に負荷の小さな第4の映像サーバへアクセスするための情報を記載したマークアップ言語記述ページを前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項18記載の映像サーバの映像配信ネットワークシステム。
  19. 複数の映像サーバがすべて映像サーバへの最大映像配信数に達している場合に、前記クライアント端末からアクセスされた映像サーバが高負荷により映像配信できない旨のマークアップ言語記述ページを前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項17または18に記載の映像サーバの映像配信ネットワークシステム。
  20. 前記ネットワーク上をプロトコルTCP/IPで通信を行うことを特徴とする請求項17〜19のいずれかに記載の映像サーバの映像配信ネットワークシステム。
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