JP6271307B2 - 包装箱及び箱原板 - Google Patents

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Description

本発明は、包装箱及び箱原板の技術に関する。
アンプル、バイアル、その他のガラス容器、飲食料品を密封した缶等の筒状の収納物を複数個、起立した状態で収納する包装箱がある。例えば、特許文献1では、1枚のブランクから構成される包装箱であって、仕切部によって区分けされた空間に複数の収納物それぞれを収納する包装箱が提案されている。
特開平09−183431号公報
特許文献1で例示される従来の包装箱では、複数の収納物は、複数行及び複数列の配列に従って、並べて配置される。このとき、複数の収納物それぞれは、高さを一定に揃えられた上で、並べられる。そのため、例えば、包装箱の後側壁側に位置する収納物をユーザが手前側から取り出そうとする場面、隣接する収納物の間の隙間が狭い場面等において、包装箱から取り出す対象ではない収納物がユーザの取り出し作業を邪魔する可能性があった。すなわち、従来の包装箱では、隣接する収納物の間で生じる干渉に起因して、収納物が取り出し難いという問題点があった。
本発明は、一側面では、このような点を考慮してなされたものであり、収納物の取り出し易い包装箱を提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
すなわち、本発明の一側面に係る包装箱は、複数個の筒状の収納物を起立した状態で収納するための包装箱であって、前側壁、該前側壁の縦方向に対向する後側壁、該前側壁の横方向の右側に位置する右側壁、該前側壁の横方向の左側に位置する左側壁、及び該各側壁の高さ方向の下端に位置する底面部を有し、該各側壁及び該底面部によって前記複数個の収納物を収納する収納空間を形成する箱本体と、前記収納物が横方向に並んで配置される行配列空間が縦方向に複数形成されるように、前記収納空間を分割する仕切板と、
を備え、隣接する前記行配列空間の間において、前記収納物を載置する前記箱本体の底面部の高さが異なっている包装箱である。
当該構成によれば、隣接する行配列空間の間において、収納物を載置する箱本体の底面部の高さが異なるように構成される。そのため、隣接する行配列空間に配置された収納物の間で取り出し作業を行う高さが相違し、これらの間で干渉が生じるのを防ぐことができる。したがって、当該構成によれば、収納物の取り出し易い包装箱を提供することができる。
また、上記一側面に係る包装箱の別の形態として、上記包装箱は、前記後側壁に連設する蓋部を更に備えてもよい。そして、前記後側壁側の行配列空間における底面部が前記前側壁側の行配列空間における底面部よりも高くなっていてもよい。当該構成によれば、蓋部の設けられる後側壁側に配置される収納物は、前側壁側に配置される収納物に比べて高く配置される。そのため、包装箱の後側壁側に位置する収納物をユーザが手前側から取り出そうとする場面で、手前側に配置された収納物が干渉するのを防止することができる。これによって、当該構成によれば、収納物の取り出し易い包装箱を提供することができる。
また、上記一側面に係る包装箱の別の形態として、上記包装箱は、前記前側壁及び前記後側壁の一方の下端に連設し、前記前側壁及び前記後側壁の他方側の方に延びて前記底面部を構成する底板を更に備えてもよい。そして、前記底板の縦方向の長さは、前記前側壁及び前記後側壁の間の長さよりも長く構成されてもよく、前記前側壁及び前記後側壁の間の長さに対応する前記底面部を構成するように、前記底板の前記後側壁側の一領域が折り曲げられることで、前記後側壁側の行配列空間における底面部が前記前側壁側の行配列空間における底面部よりも高くなっていてもよい。当該構成によれば、収納物の取り出し易い包装箱を簡易な方法で構築することができる。
また、上記一側面に係る包装箱の別の形態として、前記底板の前記後側壁側の一領域は断面三角状に折り曲げられてもよい。当該構成によれば、前記後側壁側の行配列空間における底面部は断面三角状に形成される。そのため、収納物を上から置いた時に底面部の形状が変化し難いようにすることができる。
また、上記一側面に係る包装箱の別の形態として、上記包装箱は、前記前側壁の上端に連設し、前記後側壁の方に延びる押さえ部であって、前記前側壁側の行配列空間に収納される前記収納物の上部を押さえるように、前記後側壁側の行配列空間における底面部と前記前側壁側の行配列空間における底面部との高さの差に対応する高さを有する押さえ部、を更に備えてもよい。
上記形態に係る包装箱では、前側壁側の行配列空間における底面部は後側壁側の行配列空間における底面部よりも低く構成されるため、前側壁側の行配列空間に収納される収納物と蓋部との間に隙間が生じる。この隙間をそのままにしておくと、蓋部を閉じた状態の包装箱内で、前側壁側の行配列空間に収納された収納物は、その隙間の分だけ上下方向に自由に動くことができる。そして、前側壁側の行配列空間に収納された収納物が上下方向に自由に動いた結果、蓋部を閉じた状態の包装箱内で収納物がぶつかり合って破壊されてしまう可能性がある。
これに対して、当該構成によれば、前側壁側の行配列空間に収納される収納物と蓋部との間の隙間を押さえ部によって埋めることができる。そのため、蓋部を閉じた状態の包装箱内で、前側壁側の行配列空間に収納した収納物が上下方向に動くことを防止することができる。
また、上記一側面に係る包装箱の別の形態として、前記押さえ部は、前記前側壁の手前側に回動可能に設けられてもよい。当該構成によれば、前側壁側に配置される収納物を取り出し易くすることができる。
また、上記一側面に係る包装箱の別の形態として、前記押さえ部には、前記前側壁の手前側に回動させる際に指を引掛けるための開口が設けられてもよい。当該構成によれば、前側壁側に配置される収納物を更に取り出し易くすることができる。
また、上記一側面に係る包装箱の別の形態として、本発明の一側面に係る箱原板は、上記各形態の包装箱を作成するための箱原板である。当該構成によれば、収納物の取り出し易い包装箱を提供することができる。
本発明によれば、収納物の取り出し易い包装箱を提供することができる。
図1は、実施の形態に係る包装箱を展開した状態(箱原板)を例示する。 図2は、実施の形態に係る包装箱を模式的に例示する斜視図である。 図3は、実施の形態に係る包装箱を模式的に例示する横断面図である。 図4は、実施の形態に係る包装箱を模式的に例示する水平断面図である。 図5は、実施の形態に係る包装箱の第1開封状態を模式的に例示する横断面図である。 図6は、実施の形態に係る包装箱の第1開封状態を模式的に例示する平面図である。 図7は、実施の形態に係る包装箱の第2開封状態を模式的に例示する横断面図である。 図8は、実施の形態に係る包装箱の第2開封状態を模式的に例示する平面図である。 図9は、変形例に係る包装箱を展開した状態(箱原板)を例示する。 図10は、変形例に係る包装箱を模式的に例示する水平断面図である。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形が行われてもよい。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
§1 構成例
ここでは、図1〜図4を用いて、本実施形態に係る包装箱1の構成例を説明する。図1は、本実施形態に係る包装箱1を展開した状態(箱原板10)を例示する。図2は、本実施形態に係る包装箱1を模式的に例示する斜視図である。図3は、本実施形態に係る包装箱1を模式的に例示する横断面図である。また、図4は、本実施形態に係る包装箱1を模式的に例示する水平断面図である。なお、説明の便宜のため、図1の上下方向を「上下」と、図1の左右方向を「左右」とも称することとする。
本実施形態に係る包装箱1は、後述するようにアンプル、バイアル、その他のガラス容器、飲食料品を密封した缶等の筒状の収納物を複数個、起立した状態で収納するものである。図1で例示される、予め裁断された紙製の平坦な箱原板10を折り曲げて糊付けすることで、図2〜図4に示すような直方体状の包装箱1が形成される。この箱原板10(包装箱1)は、コートボール紙、カード紙等の紙を主な原料として作製されてよい。なお、箱原板10を組み立てる方法については後述で詳細に説明する。
(側壁)
まず、包装箱1の各側壁11〜14について説明する。包装箱1は、図1〜図4に例示されるように、包装箱1の手前側の側壁として、矩形状の前側壁11を備えている。また、この前側壁11の左右方向の両側には、図1及び図4に例示されるように、互いに対向する右側壁12及び左側壁13が設けられている。すなわち、包装箱1は、前側壁11の横方向の右側に位置する矩形状の右側壁12と、前側壁11の横方向の左側に位置する矩形状の左側壁13と、を備えている。なお、図4の左右方向及び図3の紙面に垂直な方向は、本発明の「横方向」に相当する。
また、図4で例示されるように、前側壁11とは反対側に位置する、右側壁12及び左側壁13の端部には、後側壁14が連結している。すなわち、包装箱1は、図1、図3、及び図4に例示されるように、前側壁11の縦方向に対向する矩形状の後側壁14を備えている。なお、図3の左右方向及び図4の上下方向は、本発明の「縦方向」に相当する。
ここで、包装箱1の各方向の長さについて説明する。図1で例示されるように、右側壁12、左側壁13、及び後側壁14それぞれの高さ(図1の上下方向の長さ)は、前側壁11の高さ(図1の上下方向の長さ)と同じである。この前側壁11の高さは、折線232bと折線113との間の長さに相当する。右側壁12、左側壁13、及び後側壁14それぞれの高さは、折線(121、131、144)ぞれぞれと折線(122、132、143)それぞれとの間の長さに相当する。これらの高さはそれぞれ、包装箱1の高さを規定する。
また、右側壁12の幅(図1の左右方向の長さ)は、左側壁13の幅(図1の左右方向の長さ)と同じである。この右側壁12の幅は折線111と端辺123との間の長さに相当し、右側壁13の幅は折線112と折線141との間の長さに相当する。すなわち、図2〜図4で例示されるように、これら右側壁12の幅及び左側壁13の幅それぞれは、前側壁11と後側壁14との間の距離、換言すると、包装箱1の縦方向の長さを規定する。
更に、後側壁14の横方向の長さ(図1の左右方向の長さ)は、前側壁11の横方向の長さ(図1の左右方向の長さ)と同じである。この後側壁14の横方向の長さは折線141及び折線142との間の長さに相当し、前側壁11の横方向の長さは折線111と折線112との間の長さに相当する。これらの横方向の長さはそれぞれ、包装箱1の横方向の長さを規定する。本実施形態では、以上のように包装箱1の各方向の長さが規定されて、横方向に長尺で角柱状の包装箱1が形成される。
(底面部)
次に、包装箱1の底面部について説明する。図1及び図3で例示されるように、各側壁11〜14の下端には、第1底板16及び第2底板17が連結している。第1底板16は、前側壁11の下端に連設し、後側壁14の方に延びて、包装箱1の内側に配置される。一方、第2底板17は、後側壁14の下端に連設し、前側壁11の方に延びて、包装箱1の外側に配置される。そして、図3で例示されるように、これら第1底板16及び第2底板17が互いに接着されることで、包装箱1の底面部が構成される。すなわち、本実施形態では、包装箱1は、第1底板16及び第2底板17によって構成される、各側壁11〜14の高さ方向の下端に位置する底面部を備える。
図3及び図4に例示されるように、この第1底板16及び第2底板17により構成される底面部と各側壁11〜14とによって、収納物(アンプル9)を収納するための収納空間が形成される。すなわち、各側壁11〜14、第1底板16、及び第2底板17で形成される包装箱1の一部分が本発明の箱本体に相当する。
なお、このようにして形成される包装箱1の収納空間に収納される収納物の形状は、円柱状、角柱状等、実施の形態に応じて適宜選択されてよい。収納物の形状は筒状であればよい。図3及び図4では、包装箱1に収納される収納物の一例として、円筒状のアンプル9が例示されている。なお、以下の説明では、前側壁11側の空間(後述する第1行配列空間A1)に横一列に並べて収納されるアンプルに符号「9A」を利用する。また、後側壁14側の空間(後述する第2行配列空間A2)に横一列に並べて収納されるアンプルに符号「9B」を利用する。いずれの空間に収納するアンプルかを区別しない場合には、符号「9」を利用する。
ここで、第2底板17の幅(図1の上下方向の長さ)は、前側壁11と後側壁14との間の距離、換言すると、包装箱1の縦方向の長さとほぼ同じになるように形成されている。一方で、第1底板16の幅(図1の上下方向の長さ)は、前側壁11と後側壁14との間の距離よりも長くなるように形成されている。そして、図3に例示されるように、第1底板16の一領域を折り曲げることによって、前側壁11と後側壁14との間の距離に対応する底面部が構成される。
具体的には、本実施形態では、折線(162、163)に沿って第1底板16が折り曲げられることで、第1底面部161と第2底面部164とが形成される。第1底面部161の幅(図3の左右方向の長さ)と第2底面部164の幅(図3の左右方向の長さ)とは同じであり、第1底面部161の幅と第2底面部164の幅とを合わせた長さが、前側壁11と後側壁14との間の距離に対応する。
第1底面部161は、第1底板16及び第2底板17で形成される底面部の前側壁11側の一領域である。また、第2底面部164は、当該底面部の後側壁14側の一領域である。折線(162、163)に沿って第1底板16を折り曲げているため、第2底面部164は断面三角形状に形成される。この第2底面部164の高さは、第1底板16の幅と前側壁11及び後側壁14の間の距離との差に基づいて、第1底面部161よりも高く形成されている。具体的には、第2底面部164は、第1底面部161よりも高さHの分だけ高く形成されている。
なお、第1底板16及び第2底板17は入れ替わってもよい。すなわち、後側壁14に連設し、前側壁11の方に延びる第2底板17が、前側壁11と後側壁14との間の距離よりも長くなるように形成されて、第1底面部161及び第2底面部164を構成してもよい。第1底面部161及び第2底面部164を構成する底板(本実施形態では、第1底板16)が本発明の底板に相当する。
(仕切板)
次に、4つの仕切板24a〜24dについて説明する。なお、以下の説明では、仕切板24の各構成要素を区別しない場合には、アルファベットを省略して称するときがある。例えば、各仕切板24a〜24dを区別しない場合には、各仕切板24a〜24dを総称して仕切板24とも称する。また、例えば、各折線241a〜241dを区別しない場合には、各折線241a〜241dを総称して折線241とも称する。
本実施形態では、包装箱1は、図3及び図4で例示されるように、前側壁11と後側壁14とに連結される4つの仕切板24a〜24dを備えている。この4つの仕切板24a〜24dは、図4に例示されるように、所定間隔をおいて配置されており、包装箱1の収納空間を縦方向に5つに区分けする。
ここで、前側壁11と後側壁14との間の距離は、アンプル9を2個配置できる程度の長さに形成されている。そのため、各仕切板24a〜24dによって区分けされたそれぞれの空間では、2つのアンプル9が縦方向に並んで配置される。そうすると、図4で例示されるように、それぞれ5つのアンプル9が横方向に並んで配置される2つの行配列空間(A1、A2)が縦方向に形成される。すなわち、この4つの仕切板24a〜24dは、本発明の「行配列空間を縦方向に複数形成するように収納空間を分割する仕切板」に相当する。
なお、行配列空間は、収納物(アンプル9)が複数個横方向に並んで配置される空間である。本実施形態のように、隣接する行配列空間の間で区分けされていなくてもよく、また、行配列空間内で仕切板によって区分けされていてもよい。すなわち、収納物(アンプル9)が横方向に並んで配置されるように区分けされるのであれば、仕切板24により区分けする方法は特に限定されなくてもよい。
本実施形態において、形成される2つの行配列空間(A1、A2)は隣接している。これらのうち、第1行配列空間A1は、前側壁11側に位置し、本発明の前側壁側の行配列空間に相当する。また、第2行配列空間A2は、後側壁14側に位置し、本発明の後側壁側の行配列空間に相当する。
そして、図3及び図4に例示されるように、第1行配列空間A1の領域は、上記の第1底面部161の領域に対応する。一方、第2行配列空間A2の領域は、上記の第2底面部164の領域に対応する。そのため、本実施形態では、第2行配列空間A2における底面部(第2底面部164)が第1行配列空間A1における底面部(第1底面部161)よりも高くなっている。これによって、図3で例示されるように、第2行配列空間A2に配置されるアンプル9Bは、第1行配列空間A1に配置されるアンプル9Aよりも高い位置に配置される。
なお、仕切板24の縦方向に延びる長さは、仕切板24の端部となる折線241と折線242との間の縦方向の距離(図1の左右方向の長さ)で規定される。図3で例示されるように、仕切板24が前側壁11及び後側壁14に連結するためには、仕切板24の縦方向に延びる長さは、前側壁11と後側壁14との間の距離(図3の左右方向の長さ)、換言すると、右側壁12及び左側壁13それぞれの縦方向の長さ(図4の上下方向の長さ)に対応するように形成される。
また、各仕切板24a〜24dは、図3で例示されるように、前側壁11から後側壁14にかけて上方に傾斜している。これは、第1行配列空間A1のアンプル9Aよりも高い位置に配置される第2行配列空間A2のアンプル9Bを、各仕切板24a〜24dによって支えるためである。
更に、本実施形態では、図1及び図3で例示されるように、各仕切板24a〜24dの前側壁11(各折線241a〜241d)近傍に、第1底面部161の方に延びる湾曲部246a〜246dがそれぞれ設けられている。各湾曲部246a〜246dは第1底面部161に接するように形成されてもよい。これにより、各湾曲部246a〜246dが補強材となり、各仕切板24a〜24dの変形を低減することができる。
(蓋部及び押さえ部)
次に、包装箱1の蓋部15及び押さえ部23について説明する。図1〜図3で例示されるように、後側壁14の上端には、蓋部15が連設している。蓋部15は、破断部153と糊付部154とを備えている。図2及び図3に例示されるように、糊付部154を前側壁11に糊付けすることで、包装箱1の収納空間が蓋部15によって封をされる。そして、ユーザは、破断部153に沿って蓋部15の一領域を破断することで、包装箱1を開封することができる。
ここで、包装箱1の高さは、アンプル9を包装箱1の中に収納した状態で蓋部15によって収納空間を封できる程度に設定される。具体的には、包装箱1の高さは、第1底面部161及び第2底面部164の高さの差(高さH)とアンプル9の高さとを合計した長さよりも若干長めに形成される。これにより、第2行配列空間A2にアンプル9Bを配置しても、包装箱1は、このアンプル9Bをはみ出すことなく収納することができる。
ただし、このように包装箱1の高さが設定されると、第1行配列空間A1に配置されるアンプル9Aの上方に比較的大きめの隙間が生じてしまうことになる。具体的には、第1底面部161と第2底面部164との高さの差(高さH)に応じた隙間が生じてしまうことになる。このような隙間をそのままにしておくと、蓋部15を閉じた状態の包装箱1内で、第1行配列空間A1に配置されたアンプル9Aは、この隙間の分だけ上下方向に自由に動くことができる。そして、第1行配列空間A1に配置されたアンプル9Aが上下方向に自由に動いた結果、蓋部15を閉じた状態の包装箱1内でアンプル9がぶつかり合って破壊されてしまう可能性がある。
これに対応するために、本実施形態に係る包装箱1は、図1及び図3で例示されるように、前側壁11の上端に連設し、後側壁14の方に延びる押さえ部23を備えている。押さえ部23は、第1行配列空間A1に収納されるアンプル9Aの上部を押さえることができるように、第1底面部161及び第2底面部164の高さの差(高さH)に対応する高さを有していればよい。
また、押さえ部23が縦方向(図3の左右方向)に短すぎると、第1行配列空間A1に収納されるアンプル9Aの上部を押さえることができない可能性がある。一方、押さえ部23が縦方向に長すぎると、第2行配列空間A2に収納されるアンプル9Bに押さえ部23が引っ掛かってしまい、アンプル9Bが取り出し難くなる恐れがある。そのため、押さえ部23の縦方向の長さ(図3の左右方向の長さ)は、第2行配列空間A2に収納されるアンプル9Bの取り出しに影響なく、かつ、第1行配列空間A1に収納されるアンプル9Aの上部を押さえることができる程度の長さに形成されればよい。
ここで、押さえ部23の高さは、第1側面231aの幅(図1の上下方向の長さ)及び第3側面231cの幅(図1の上下方向の長さ)それぞれにより規定される。したがって、第1側面231aの幅及び第3側面231cの幅はそれぞれ、高さHに対応するように形成される。
また、押さえ部23の縦方向の長さは、第2側面231bの幅(図1の上下方向の長さ)及び第4側面231dの幅(図1の上下方向の長さ)それぞれにより規定される。すなわち、第2側面231bの幅及び第4側面231dの幅はそれぞれ、第2行配列空間A2に収納されるアンプル9Bの取り出しに影響なく、かつ、第1行配列空間A1に収納されるアンプル9Aの上部を押さえることができる程度の長さに形成される。
本実施形態に係る包装箱1は、以上のような構成要素を備え、2行5列の配列に従って合計10本のアンプル9を起立した状態で収納することができる。この包装箱1では、隣接する2つの行配列空間(A1、A2)の間において、アンプル9を載置する底面部の高さが異なっている。具体的には、第2行配列空間A2における底面部(第2底面部164)が第1行配列空間A1における底面部(第1底面部161)よりも高くなっている。これによって、包装箱1では、隣接する2つの行配列空間(A1、A2)の間で干渉が生じるのを防ぐことができ、アンプル9が取り出し易くなっている。
なお、図1に例示されるように、切れ込み線146に沿って切れ込みが入れられることで、後側壁14の下端にフラップ部145が設けられてもよい。この場合、フラップ部145を除いた折線143の領域にも切れ込みが入れられる。これにより、ユーザは、以下のような操作で、包装箱1を解体することができる。すなわち、ユーザは、フラップ部145を指で押し込んで、切れ込み線146に沿って後側壁14を破断してもよい。そして、ユーザは、破断したフラップ部145の領域に指をかけて、折線143の切れ込みに沿って更に後側壁14を破断してもよい。そうすると、第2底板17が、後側壁14から分離される。これにより、包装箱1の底面部が切断された、包装箱1を容易に解体することができる。
§2 組み立て方法
次に、箱原板10を組み立てて、上記の包装箱1を形成する方法を説明する。ただし、以下で説明する組み立て方法は、この箱原板10を組み立てる方法の一例に過ぎず、実施の形態に応じて、適宜、工程の省略、置換、及び、追加が可能である。なお、以下の説明では、説明の便宜のため、包装箱1の各構成要素について、図1の紙面手前側方向を向いた面を各構成要素の表面と称し、図1の紙面奥側方向を向いた面を各構成要素の裏面と称することとする。
まず、1枚のシートを打ち抜いて図1で例示される箱原板10を形成する。そして、各切断線に沿って、箱原板10の所定の領域を切断する。この工程において、切断線201に沿って切断することで、第2内蓋20が蓋部15から切り離される。また、切断線237に沿って切断することで、押さえ部23の開口部236が形成される。そして、各切断線233a〜233bに沿って切断することで、前側壁11の一領域に押さえ部23の第1側面231aが設けられる。更に、各切断線243a〜243cに沿って切断することで、各仕切板24a〜24dが切り分けられる。
次に、箱原板10の各部分において、切れ込み線に沿った切れ込みを入れる。例えば、蓋部15において、一対の切れ込み線155に沿ったミシン状の切れ込みを入れる。これにより、破断部153が形成される。また、後側壁14において、フラップ部145の部分を除いた折線143及び切れ込み線146に沿ったミシン状の切れ込みを入れる。これにより、包装箱1を解体する際に第2底板17を開放するためのフラップ部145が形成される。
次に、箱原板10の各部分を各折線に沿って折り、必要に応じて各糊付片を所定の場所に糊付けすることで、包装箱1の形を形成していく。なお、箱原板10の糊付けに利用する糊には、公知の糊が利用可能である。利用する糊は、特に限定されなくてもよく、実施の形態に応じて適宜選択されてよい。
この工程において、例えば、アンプル9を載置する面を形成するように、第1底板16を、折線(113、162)に沿って山折し、折線163に沿って谷折りする。なお、山折りとは、図1の紙面手前側方向を向いた各部分の表面が凸になるように折ることである。また、谷折りとは、図1の紙面奥側方向を向いた裏面が凸になるように折ることである。これにより、図3で例示されるように、アンプル9Aを載置する第1底面部161と、アンプル9Bを載置する断面三角形状の第2底面部164とが形成される。より詳細には、第1底面部161の裏面にアンプル9Aの底面が載置される。また、第2底面部164の折線163の部分にアンプル9Bの底面が載置される。
また、各仕切板24a〜24dを、折線241a〜241dに沿って山折し、折線242a〜242dに沿って谷折りする。これにより、図4で例示されるように、各仕切板24a〜24dが所定の間隔をあけて配置された状態になる。そして、各仕切板24a〜24dの一端部側に設けられた糊付片244を折線235に沿って谷折りし、糊付片244の表面を糊付面234の表面に糊付けする。
また、第1〜第4側面231a〜231dを、折線232b〜232dに沿って山折し、折線232eに沿って谷折りする。これにより、図3で例示されるように、前側壁11の上端に連設する押さえ部23が形成される。ここで、後述する押さえ部23の回動操作を容易にするため、前側壁11において、折線232aに沿った谷折りの折り目を付けてもよい。
なお、第1側面231aの幅(図1の上下方向の長さ)は、第3側面231cの幅(図1の上下方向の長さ)と同じである。また、第2側面231bの幅(図1の上下方向の長さ)は、第4側面231dの幅(図1の上下方向の長さ)と同じである。そのため、本工程の後には、後述する折線232eが前側壁11の折線232aに沿い、断面正方形状又は断面長方形状の押さえ部23が形成される。
そして、押さえ部23の折線232eが前側壁11の折線232aに沿う状態で、糊付面234の裏面を前側壁11の裏面に糊付けする。これにより、各仕切板24a〜24dが前側壁11の裏面から後側壁14の方に延びた状態になる。
また、右側壁12を、折線(111、122)に沿って山折りする。そして、領域211が第2底面部164に沿うように、糊付片21の領域212の表面を第1底板16の第1底面部161の裏面に糊付けする。これにより、図2で例示されるように、右側壁12が形成される。ここで、第2底面部164の横方向の長さは、幅R1及びR2の分だけ、前側壁11に比べて短くなっており、領域211の幅(図1の上下方向の長さ)は幅R1に対応している。そのため、糊付片21の領域211は、第2底面部164の右側の端部を支持するように配置される。
また、右側壁12と同様に、左側壁13を、折線(112、132)に沿って山折りする。そして、領域221が第2底面部164に沿うように、糊付片22の領域222の表面を第1底板16の第1底面部161の裏面に糊付けする。これにより、左側壁13が形成される。なお、糊付片21と同様に、領域221の幅(図1の上下方向の長さ)は幅R2に対応している。そのため、糊付片22の領域221は、第2底面部164の左側の端部を支持するように配置される。すなわち、第2底面部164は、糊付片21の領域211と糊付片22の領域221とで挟持される。これにより、糊付片(21、22)を補強材として機能させ、第2底面部164の強度を高めることができる。
また、後側壁14を、折線(141、142、143)に沿って山折する。そして、後側壁14の折線142が右側壁12の端辺123に沿う状態で、糊付片18の表面を右側壁12の裏面に糊付けする。これにより、図3及び図4に例示されるように、後側壁14が形成される。なお、この状態において、第1底板16の端辺165は、後側壁14の裏面で折線143に沿うように配置される。
また、第2底板17の端辺171が前側壁11の折線113に沿う状態で、第1底板16の第1底面部161の表面に第2底板17の裏面を糊付けする。このとき、第2底板17では、端辺171側の一領域が糊代となる。これにより、図3で例示されるように、包装箱1の底面部が形成される。すなわち、各側壁11〜14及び底面部に囲まれる包装箱1の収納空間が形成される。
そして、各仕切板24a〜24dの形状が変形しないよう、各仕切板24a〜24dの端部に設けられた糊付片245の裏面を後側壁14の裏面に糊付けする。これにより、図3及び図4に例示されるように、包装箱1の収納空間が、各仕切板24a〜24dによって第1行配列空間A1及び第2行配列空間A2に分割される。
最後に、各行配列空間にアンプル9を並べて配置し、包装箱1の収納空間に封をする。本実施形態では、第1行配列空間A1及び第2行配列空間A2それぞれに5個ずつのアンプル9が並べて配置される。アンプル9Aを第1底面部161に並べる際には、後述する方法によって、押さえ部23を前側壁11の手前側に回動させてもよい。
そして、第1内蓋19及び第2内蓋20それぞれを折線(121、131)に沿って山折することで、包装箱1の収納空間に内蓋がそれぞれ形成される。更に、折線(144、151)に沿って蓋部15を山折し、糊付部154の裏面を前側壁11の表面に糊付する。これにより、包装箱1の収納空間に封がなされる。
以上のように組み立てることで、図2〜図4で例示される、10本のアンプル9を収納した未開封状態の包装箱1が形成される。なお、以上の各工程は、手動で行われてもよいし、組み立て装置によって自動で行われてもよい。この箱原板10を組み立てる組み立て装置として、公知の組み立て装置を利用することができる。
また、上記組み立て方法では、箱原板10の各領域を折った後に糊付を行っている。しかしながら、糊付けする工程が各領域を折る工程よりも先に実施されてもよい。また、上記組立方法では、箱原板10の各領域を折る工程と糊付けする工程とを交互に行っている。しかしながら、各領域を折る工程と糊付けする工程とを分けて実施してもよい。つまり、各領域を折る工程を全て実施した後に糊付けする工程を実施してもよいし、糊付けする工程を全て実施した後に各領域を折る工程を実施してもよい。
§3 使用状態
次に、図5〜図8を用いて、本実施形態に係る包装箱1の使用状態を説明する。図2〜図4では、未開封状態の包装箱1が例示されている。ユーザは、この未開封状態の包装箱1の破断部153の端部を持ち、この破断部153に沿って蓋部15の一領域を破断することで、包装箱1を開封することができる。
ただし、破断部153に沿って蓋部15を破断し、蓋部15を箱本体の上部から開放しただけの状態では、第1行配列空間A1の上部は押さえ部23によって閉じている。そのため、この状態では、アンプル9Aは取り出し難くなっている。そこで、ユーザは、押さえ部23を回動させて、第1行配列空間A1の上部から押さえ部23を開放してもよい。なお、説明の便宜のため、以下では、押さえ部23を開放せず蓋部15を箱本体の上部から開放しただけの状態を「第1開封状態」と称し、押さえ部23を更に開放した状態を「第2開封状態」と称する。以下ではこれらの開封状態について説明する。
[第1開封状態]
まず、図5及び図6を用いて、第1開封状態の包装箱1を説明する。図5は、本実施形態に係る包装箱1の第1開封状態を模式的に例示する横断面図である。また、図6は、本実施形態に係る包装箱1の第1開封状態を模式的に例示する平面図である。
ユーザが破断部153に沿って蓋部15を破断すると、図5で例示されるように、蓋部15の糊付部154は前側壁11に残ったまま、側折片152は前側壁11から離間する。そのため、図5及び図6で例示されるように、箱本体の上部から蓋部15を開放することができる。なお、図6は、更に、第1内蓋19及び第2内蓋20をそれぞれ箱本体の外側に開放した状態を例示している。
この第1開封状態では、図6で例示されるように、第2行配列空間A2の上部は解放されている。そのため、ユーザは、第2行配列空間A2に配置されたアンプル9Bを容易に取り出すことができる。特に、第1行配列空間A1の上部は押さえ部23によって閉じているため、アンプル9Bの取り出し作業にアンプル9Aが干渉することを防止することができる。そのため、この状態では特に、ユーザは、第2行配列空間A2に配置されたアンプル9Bを容易に取り出すことができる。
一方、第1行配列空間A1の上部は押さえ部23によって閉じているため、第1行配列空間A1に配置されたアンプル9Aをユーザが取り出すのは難しくなっている。そこで、ユーザは、第1行配列空間A1に配置されたアンプル9Aを取り出し易くするために、次の第2開封状態のように、第1行配列空間A1の上部から押さえ部23を開放してもよい。
[第2開封状態]
次に、図7及び図8を用いて、第2開封状態の包装箱1を説明する。図7は、本実施形態に係る包装箱1の第2開封状態を模式的に例示する横断面図である。また、図8は、本実施形態に係る包装箱1の第2開封状態を模式的に例示する平面図である。
前側壁11は、切断線(233a、233b)に沿って切断されており、折線232aに沿って折ることができる。そのため、押さえ部23は、折線232aを軸に回動することができる。なお、本実施形態では、第2側面231b〜第4側面231dそれぞれの横方向(図1の左右方向)の長さは前側壁11の横方向の長さとほぼ同じであるものの、第1側面231aの横方向の長さは、各切断線(233a、233b)に沿って内側に切断されている分、前側壁11の横方向の長さよりも短くなっている。そのため、押さえ部23は、第1側面231aの両側に位置する前側壁11の一領域の裏面に第4側面231dの裏面が接触するまで、折線232aを軸に回動することができる。
そこで、ユーザは、例えば、押さえ部23の開口部236に指をかけて、第2側面231bが包装箱1の手前側にくるように押さえ部23を引き上げる。そうすると、押さえ部23は折線232aを軸に回動し、図7で例示されるように、アンプル9Aの上部を押さえていた押さえ部23の第4側面231dが、アンプル9Aの上部から開放され、前側壁11に沿うような状態になる。また、押さえ部23の第3側面231cは包装箱1の上方に露出する状態になり、第2側面231bは包装箱1の手前側に向いた状態になる。
これによって、図7及び図8で例示されるように、第1行配列空間A1に配置されたアンプル9Aの上部が開放されるため、ユーザは、アンプル9Aを容易に取り出すことができる。なお、押さえ部23の折線232b付近には、蓋部15の側折辺52を差し込むための差込口が設けられてもよい。これにより、再度、蓋部15によって包装箱1に封をすることができる。
[作用・効果]
以上のとおり、本実施形態によれば、隣接する2つの行配列空間(A1、A2)の間において、アンプル9を載置する底面部の高さが異なるように構成される。そのため、隣接する2つの行配列空間(A1、A2)の間において、アンプル(9A、9B)それぞれを取り出す作業を行う高さが異なっている。これによって、取り出し作業の際にアンプル(9A、9B)の間で干渉が生じるのを防止し、アンプル9の取り出し易い包装箱1を提供することができる。
また、本実施形態では、蓋部15が連設する後側壁14側の第2行配列空間A2における底面部(第2底面部164)が前側壁11側の第1行配列空間A1における底面部(第1底面部161)よりも高くなっている。そのため、包装箱1の奥側に配置されたアンプル9Bが、包装箱1の手前側に配置されたアンプル9Aよりも高い位置に配置される。これにより、包装箱1の手前側からアンプル9Bをユーザが取り出す際に、アンプル9Aがユーザの取り出し作業を邪魔することを防止することができる。したがって、本実施形態によれば、アンプル9Bの取り出し易い包装箱1を提供することができる。
更に、本実施形態では、第1底板16の幅は、前側壁11と後側壁14との間の距離よりも長くなるように形成されている。そして、第1底板16の一領域を折り曲げることで、底面部の一領域(第2底面部164)が底上げされている。この底上げされた部分を作り出す作業は、上記のとおり、第1底板16の一領域を折り曲げる作業に過ぎない。そのため、この方法によれば、底面部の領域において底上げされた部分を容易に作り出すことができる。すなわち、アンプル9の取り出し易い包装箱1を簡易な方法で構築することができる。
そして、本実施形態では、第2底面部164は断面三角形状に形成される。そのため、第2底面部164を構成する2つの側面は比較的に垂直方向(図3、図5、及び図7の上下方向)に沿う状態になり、垂直方向における第2底面部164の強度と高めることができる。これによって、第2底面部164の上からアンプル9Bを置いた場合に、アンプル9Bの重さによって第2底面部164が変形してしまう可能性を低減することができる。なお、第2底面部164を構成する2つの側面とは、折線162と折線163との間の側面と、折線163と端辺165との間の側面である。
ただし、第2底面部164の高さが第1底面部161より高さHだけ高いため、第1行配列空間A1に収納されるアンプル9Aと蓋部15との間にこの高さHに対応する隙間が生じてしまう。これに対して、本実施形態では、この隙間に対応する押さえ部23が設けられる。そのため、第1行配列空間A1に収納されるアンプル9Aと蓋部15との間の隙間を押さえ部23により埋めることができる。これにより、蓋部15を閉じた状態の包装箱1内で、第1行配列空間A1に収納したアンプル9Aが上下方向に動くことによって、包装箱1内のアンプル9が破壊されてしまうことを防止することができる。
また、押さえ部23は、折線232aを軸にして、前側壁11の手前側に回動可能に設けられる。そのため、第2行配列空間A2に収納されたアンプル9Bを全て取り出さなくても、前側壁11の手前側に押さえ部23を回動させることで、第1行配列空間A1に収納されたアンプル9Aを容易に取り出すことができる。これにより、本実施形態では、第1行配列空間A1に配置されるアンプル9Aを取り出し易くすることができる。
更に、押さえ部23には開口部236が設けられている。ユーザは、この開口部236に指を引掛けることで、押さえ部23を容易に回動させることができる。そのため、本実施形態によれば、第1行配列空間A1に配置されたアンプル9Aを更に取り出し易くすることができる。
§4 変形例
以上、本発明の実施形態を説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。
<仕切板>
上記実施形態では、第1行配列空間A1と第2行配列空間とを横断して、収納空間を縦方向に区分けする仕切板24が設けられている。しかしながら、仕切板の配置はこのような例に限定されなくてもよく、実施の形態に応じて適宜決定されてもよい。例えば、第1行配列空間A1と第2行配列空間A2との間を区分けする仕切板が設けられてもよい。図9及び図10を用いて当該変形例を説明する。
図9は、変形例に係る包装箱1Aを展開した状態(箱原板10A)を例示する。また、図10は、変形例に係る包装箱1Aを模式的に例示する水平断面図である。なお、以下の説明では、図1と同様に、説明の便宜のため、包装箱1Aの各構成要素について、図9の紙面手前側方向を向いた面を各構成要素の表面と称し、図9の紙面奥側方向を向いた面を各構成要素の裏面と称することとする。
ここで、本変形例に係る箱原板10Aは、上記実施形態に係る箱原板10と同様の方法で組み立てることができる。そのため、本変形例に係る箱原板10Aにおいて、上記実施形態に係る箱原板10と同様に説明可能な構成要素については同じ符号を付し、上記実施形態に係る箱原板10と同様に説明可能な部分については説明を省略する。
まず、上記実施形態と同様に、1枚のシートを打ち抜いて図10で例示される箱原板10Aを形成する。そして、各切断線に沿って、箱原板10Aの所定の領域を切断する。
この工程において、本変形例に係る箱原板10Aでは、上記実施形態と相違し、切断線253a〜253cに沿って切断することで、各前側仕切板25a〜25dが切り分けられる。また、切断線263a〜263cに沿って切断することで、各後側仕切板26a〜26dが切り分けられる。その他の部分については、上記実施形態と同様の方法で、本工程を実施することができる。
次に、箱原板10Aの各部分において、切れ込み線に沿った切れ込みをいれる。この工程では、上記実施形態と同様の方法で、包装箱1Aの各部分に切れ込みを入れることができる。
次に、箱原板10Aの各部分を各折線に沿って折り、必要に応じて各糊付片を所定の場所に糊付けすることで、包装箱1Aの形を形成していく。
この工程において、本変形例に係る箱原板10Aでは、上記実施形態と相違し、各前側仕切板25a〜25dを、折線251a〜251dに沿って谷折りし、折線252a〜252dに沿って山折りする。これにより、図10で例示されるように、各前側仕切板25a〜25dが所定の間隔をあけて配置された状態になる。
また、各後側仕切板26a〜26dを、折線261a〜261dに沿って谷折りし、折線262a〜262dに沿って山折りする。これにより、図10で例示されるように、各後側仕切板26a〜26dが所定の間隔をあけて配置された状態になる。
更に、糊付片254の裏面を前側壁11の裏面に糊付けする。糊付片(255、265)の境を折線270に沿って谷折りし、糊付片255の表面を糊付片265の表面に糊付けする。また、糊付片(255、257)の境を折線256に沿って谷折りし、糊付片257の裏面を左側壁13の裏面に糊付けする。同様に、糊付片(265、267)の境を折線266に沿って谷折りし、糊付片267の裏面を右側壁12の裏面に糊付けする。そして、糊付片264の裏面を後側壁14の裏面に糊付けする。これにより、図10で例示されるように、各前側仕切板25a〜25d、各後側仕切板26a〜26d、糊付片255、及び糊付片265によって、包装箱1の収納空間が10個の空間に区分けされる。
なお、本変形例に係る箱原板10Aでは、後側壁14の左側には右側壁12が連設しており、前側壁11の左側に糊付片18が連設している。そのため、本変形例では、図10に例示されるように、本変形例に係る糊付片18の表面は、前側壁11の折線112が左側壁13の端辺133に沿うように、左側壁13の裏面に糊付けされる。その他の部分については、上記実施形態と同様の方法で、本工程を実施することができる。
最後に、各行配列空間(A1、A2)にアンプル9を並べて配置し、包装箱1Aの収納空間に封をする。この工程では、上記実施形態と同様の方法で、包装箱1Aの各行配列空間(A1、A2)にアンプル9を並べて配置し、包装箱1Aの収納空間に封をすることができる。
これにより、図10で例示されるように、第1行配列空間A1及び第2行配列空間A2の間に、糊付片(255、265)によって仕切板が形成される。すなわち、第1行配列空間A1及び第2行配列空間A2の間を区分けする仕切板を設けることができる。また、本変形例によれば、アンプル9を配置する個々の領域に収納空間を分割することができる。そのため、包装箱1A内でアンプル9同士がぶつかり合って破壊される可能性を確実に低減することができる。
<その他>
上記包装箱1の各構成要素に関して、実施の形態に応じて、適宜、構成要素の省略、置換、及び追加が行われてもよい。また、上記包装箱1の各構成要素の形状及び大きさも、実施の形態に応じて、適宜、設定されてもよい。
例えば、上記実施形態では、箱原板10は、1枚のシートで形成されている。しかしながら、箱原板10は、1枚のシートで形成されなくてもよく、複数枚のシートで形成されてもよい。例えば、仕切板24を含む一領域は、箱原板10から別体に形成されてもよい。
また、上記実施形態では、包装箱1の上端を閉じる蓋として、蓋部15が設けられている。しかしながら、包装箱1の上端を閉じる必要がない場合には、この蓋部15は省略されてもよい。
また、上記実施形態では、後側壁14側の第2行配列空間A2における底面部(第2底面部164)が前側壁11側の第1行配列空間A1における底面部(第1底面部161)よりも高くなっている。ただし、各行配列空間の底面部の高さの関係は、このような例に限定されなくてもよく、実施の形態に応じて、適宜設定されてもよい。例えば、前側壁11側の第1底面部161が、後側壁14側の第2底面部164よりも高くなっていてもよい。
また、上記実施形態では、押さえ部23は、折線232aを軸として、回動可能に構成される。ただし、押さえ部23は、このような構成に限定されなくてもよく、回動可能に構成されなくてもよい。この場合、ユーザは、例えば、第1側面231aの裏面と第4側面231dの裏面とが重なるように、かつ、第2側面231bの裏面と第3側面231cの裏面とが重なるように、押さえ部23を変形させてもよい。これにより、押さえ部23によって覆われていた第1行配列空間A1の上部の空間を開放することができる。
また、上記実施形態では、押さえ部23において円形の開口部236が設けられる。ただし、開口部236の形状は、このような例に限定されなくてもよく、実施の形態に応じて適宜設定されてもよい。また、押さえ部23に開口部236が設けられなくてもよい。
また、上記実施形態では、包装箱1の底面部は、2つの底板(第1底板16及び第2底板17)によって構成されている。しかしながら、包装箱1の底面部の構成は、このような例に限定されなくてもよく、例えば、1つの底板によって構成されてもよい。
また、上記実施形態では、第1底板16の一領域を折り曲げることで、底上げされた底面部(第2底面部164)が形成されている。しかしながら、底上げされた第2底面部164を形成する方法はこのような例に限定されなくてもよく、第2底面部164は箱原板10から別体に形成されてもよい。
また、上記実施形態では、各行配列空間(A1、A2)には、5つのアンプル9が収納可能である。しかしながら、各行配列空間(A1、A2)に収納可能なアンプル9の数は、5つに限定されなくてもよく、実施の形態に応じて適宜設定されてもよい。
同様に、上記実施形態では、包装箱1の縦方向に2行の行配列空間が形成されている。しかしながら、行配列空間の数は、2行に限定されなくてもよく、実施の形態に応じて適宜設定されてもよい。なお、3行以上の行配列空間が形成される場合に、前側壁11側の行配列空間における底面部の高さが後側壁14側の行配列空間における底面部の高さよりも高く又は低くなるように、各行配列空間における底面部の高さが設定されてもよい。この場合、前側壁11から後側壁14にかけて、各行配列空間における底面部の高さは段階的に変化する。ただし、各行配列空間における底面部の高さは、このように設定されなくてもよく、隣接する行配列空間における底面部の高さが互いに相違するように、各行配列空間における底面部の高さが設定されればよい。
1…包装箱、10…箱原板、9(9A、9B)…アンプル、
11…前側壁、111〜113…折線、
12…右側壁、121・122…折線、
13…左側壁、131・132…折線
14…後側壁、141〜144…折線、145…フラップ部、146…切り込み線、
15…蓋部、151…折線、152…側折片、153…破断部、154…糊付部、
155…切れ込み線、
16…第1底板、161…第1底面部、162・163…折線、164…第2底面部、
17…第2底板、
18…糊付片、
19…第1内蓋、
20…第2内蓋、201…切断線、
21…糊付片、22…糊付片
23…押さえ部、231a〜231d…第1〜第4側面、232a〜232e…折線、
233a・233b…切断線、234…糊付面、235…折線、
236…開口部、237…切断線、
24a〜24d…仕切板、241a〜241d…折線、242a〜242d…折線、
243a〜243c…切断線、244・245…糊付片、
25a〜25d…前側仕切板、251a〜251d…折線、252a〜252d…折線、
253a〜253c…切断線、254・255・257…糊付片、256…折線、
26a〜26d…後側仕切板、261a〜261d…折線、262a〜262d…折線、
263a〜263c…切断線、264・265・267…糊付片、266…折線、
A1…第1行配列空間(前側壁側の行配列空間)、
A2…第2行配列空間(後側壁側の行配列空間)

Claims (8)

  1. 複数個の筒状の収納物を起立した状態で収納するための包装箱であって、
    前側壁、該前側壁の縦方向に対向する後側壁、該前側壁の横方向の右側に位置する右側壁、該前側壁の横方向の左側に位置する左側壁、及び該各側壁の高さ方向の下端に位置する底面部を有し、該各側壁及び該底面部によって前記複数個の収納物を収納する収納空間を形成する箱本体と、
    前記収納物が横方向に並んで配置される行配列空間が縦方向に複数形成されるように、前記収納空間を分割する仕切板と、
    前記後側壁に連設する蓋部と、
    を備え、
    隣接する前記行配列空間の間において、前記収納物を載置する前記箱本体の底面部の高さが異なっており
    前記後側壁側の行配列空間における底面部が前記前側壁側の行配列空間における底面部よりも高くなっており、
    前記前側壁の上端に連設し、前記後側壁の方に延びる押さえ部であって、前記前側壁側の行配列空間に収納される前記収納物の上部を押さえるように、前記後側壁側の行配列空間における底面部と前記前側壁側の行配列空間における底面部との高さの差に対応する高さを有する押さえ部、を更に備え、
    前記押さえ部は、前記前側壁の手前側に回動可能に設けられる、
    包装箱。
  2. 前記前側壁及び前記後側壁の一方の下端に連設し、前記前側壁及び前記後側壁の他方側の方に延びて前記底面部を構成する底板を更に備え、
    前記底板の縦方向の長さは、前記前側壁及び前記後側壁の間の長さよりも長く構成され、
    前記前側壁及び前記後側壁の間の長さに対応する前記底面部を構成するように、前記底板の前記後側壁側の一領域が折り曲げられることで、前記後側壁側の行配列空間における底面部が前記前側壁側の行配列空間における底面部よりも高くなっている、
    請求項に記載の包装箱。
  3. 前記底板の前記後側壁側の一領域は断面三角状に折り曲げられる、
    請求項に記載の包装箱。
  4. 前記押さえ部には、前記前側壁の手前側に回動させる際に指を引掛けるための開口が設けられる、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の包装箱。
  5. 複数個の筒状の収納物を起立した状態で収納するための包装箱であって、
    前側壁、該前側壁の縦方向に対向する後側壁、該前側壁の横方向の右側に位置する右側壁、該前側壁の横方向の左側に位置する左側壁、及び該各側壁の高さ方向の下端に位置する底面部を有し、該各側壁及び該底面部によって前記複数個の収納物を収納する収納空間を形成する箱本体と、
    前記収納物が横方向に並んで配置される行配列空間が縦方向に複数形成されるように、前記収納空間を分割する仕切板と、
    前記後側壁に連設する蓋部と、
    前記前側壁及び前記後側壁の一方の下端に連設し、前記前側壁及び前記後側壁の他方側の方に延びて前記底面部を構成する底板と、
    を備え、
    隣接する前記行配列空間の間において、前記収納物を載置する前記箱本体の底面部の高さが異なっており、
    前記後側壁側の行配列空間における底面部が前記前側壁側の行配列空間における底面部よりも高くなっており、
    前記底板の縦方向の長さは、前記前側壁及び前記後側壁の間の長さよりも長く構成され、
    前記前側壁及び前記後側壁の間の長さに対応する前記底面部を構成するように、前記底板の前記後側壁側の一領域に、前記底板の一方の端部から他方の端部まで横方向に延びる一対の折線が設けられ、当該一対の折線のうち一方の折線に沿って山折りされ、他方の折線に沿って谷折りされることで、前記底板の前記後側壁側の一領域は断面三角状に折り曲げられ、前記後側壁側の行配列空間における底面部が前記前側壁側の行配列空間における底面部よりも高くなっている、
    包装箱。
  6. 前記前側壁の上端に連設し、前記後側壁の方に延びる押さえ部であって、前記前側壁側の行配列空間に収納される前記収納物の上部を押さえるように、前記後側壁側の行配列空間における底面部と前記前側壁側の行配列空間における底面部との高さの差に対応する高さを有する押さえ部、を更に備える、
    請求項5に記載の包装箱。
  7. 前記押さえ部は、前記前側壁の手前側に回動可能に設けられる、
    請求項6に記載の包装箱。
  8. 前記押さえ部には、前記前側壁の手前側に回動させる際に指を引掛けるための開口が設けられる、
    請求項7に記載の包装箱。

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