JP6271307B2 - 包装箱及び箱原板 - Google Patents
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Description
を備え、隣接する前記行配列空間の間において、前記収納物を載置する前記箱本体の底面部の高さが異なっている包装箱である。
ここでは、図1〜図4を用いて、本実施形態に係る包装箱1の構成例を説明する。図1は、本実施形態に係る包装箱1を展開した状態(箱原板10)を例示する。図2は、本実施形態に係る包装箱1を模式的に例示する斜視図である。図3は、本実施形態に係る包装箱1を模式的に例示する横断面図である。また、図4は、本実施形態に係る包装箱1を模式的に例示する水平断面図である。なお、説明の便宜のため、図1の上下方向を「上下」と、図1の左右方向を「左右」とも称することとする。
まず、包装箱1の各側壁11〜14について説明する。包装箱1は、図1〜図4に例示されるように、包装箱1の手前側の側壁として、矩形状の前側壁11を備えている。また、この前側壁11の左右方向の両側には、図1及び図4に例示されるように、互いに対向する右側壁12及び左側壁13が設けられている。すなわち、包装箱1は、前側壁11の横方向の右側に位置する矩形状の右側壁12と、前側壁11の横方向の左側に位置する矩形状の左側壁13と、を備えている。なお、図4の左右方向及び図3の紙面に垂直な方向は、本発明の「横方向」に相当する。
次に、包装箱1の底面部について説明する。図1及び図3で例示されるように、各側壁11〜14の下端には、第1底板16及び第2底板17が連結している。第1底板16は、前側壁11の下端に連設し、後側壁14の方に延びて、包装箱1の内側に配置される。一方、第2底板17は、後側壁14の下端に連設し、前側壁11の方に延びて、包装箱1の外側に配置される。そして、図3で例示されるように、これら第1底板16及び第2底板17が互いに接着されることで、包装箱1の底面部が構成される。すなわち、本実施形態では、包装箱1は、第1底板16及び第2底板17によって構成される、各側壁11〜14の高さ方向の下端に位置する底面部を備える。
次に、4つの仕切板24a〜24dについて説明する。なお、以下の説明では、仕切板24の各構成要素を区別しない場合には、アルファベットを省略して称するときがある。例えば、各仕切板24a〜24dを区別しない場合には、各仕切板24a〜24dを総称して仕切板24とも称する。また、例えば、各折線241a〜241dを区別しない場合には、各折線241a〜241dを総称して折線241とも称する。
次に、包装箱1の蓋部15及び押さえ部23について説明する。図1〜図3で例示されるように、後側壁14の上端には、蓋部15が連設している。蓋部15は、破断部153と糊付部154とを備えている。図2及び図3に例示されるように、糊付部154を前側壁11に糊付けすることで、包装箱1の収納空間が蓋部15によって封をされる。そして、ユーザは、破断部153に沿って蓋部15の一領域を破断することで、包装箱1を開封することができる。
次に、箱原板10を組み立てて、上記の包装箱1を形成する方法を説明する。ただし、以下で説明する組み立て方法は、この箱原板10を組み立てる方法の一例に過ぎず、実施の形態に応じて、適宜、工程の省略、置換、及び、追加が可能である。なお、以下の説明では、説明の便宜のため、包装箱1の各構成要素について、図1の紙面手前側方向を向いた面を各構成要素の表面と称し、図1の紙面奥側方向を向いた面を各構成要素の裏面と称することとする。
次に、図5〜図8を用いて、本実施形態に係る包装箱1の使用状態を説明する。図2〜図4では、未開封状態の包装箱1が例示されている。ユーザは、この未開封状態の包装箱1の破断部153の端部を持ち、この破断部153に沿って蓋部15の一領域を破断することで、包装箱1を開封することができる。
まず、図5及び図6を用いて、第1開封状態の包装箱1を説明する。図5は、本実施形態に係る包装箱1の第1開封状態を模式的に例示する横断面図である。また、図6は、本実施形態に係る包装箱1の第1開封状態を模式的に例示する平面図である。
次に、図7及び図8を用いて、第2開封状態の包装箱1を説明する。図7は、本実施形態に係る包装箱1の第2開封状態を模式的に例示する横断面図である。また、図8は、本実施形態に係る包装箱1の第2開封状態を模式的に例示する平面図である。
以上のとおり、本実施形態によれば、隣接する2つの行配列空間(A1、A2)の間において、アンプル9を載置する底面部の高さが異なるように構成される。そのため、隣接する2つの行配列空間(A1、A2)の間において、アンプル(9A、9B)それぞれを取り出す作業を行う高さが異なっている。これによって、取り出し作業の際にアンプル(9A、9B)の間で干渉が生じるのを防止し、アンプル9の取り出し易い包装箱1を提供することができる。
以上、本発明の実施形態を説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。
上記実施形態では、第1行配列空間A1と第2行配列空間とを横断して、収納空間を縦方向に区分けする仕切板24が設けられている。しかしながら、仕切板の配置はこのような例に限定されなくてもよく、実施の形態に応じて適宜決定されてもよい。例えば、第1行配列空間A1と第2行配列空間A2との間を区分けする仕切板が設けられてもよい。図9及び図10を用いて当該変形例を説明する。
上記包装箱1の各構成要素に関して、実施の形態に応じて、適宜、構成要素の省略、置換、及び追加が行われてもよい。また、上記包装箱1の各構成要素の形状及び大きさも、実施の形態に応じて、適宜、設定されてもよい。
11…前側壁、111〜113…折線、
12…右側壁、121・122…折線、
13…左側壁、131・132…折線
14…後側壁、141〜144…折線、145…フラップ部、146…切り込み線、
15…蓋部、151…折線、152…側折片、153…破断部、154…糊付部、
155…切れ込み線、
16…第1底板、161…第1底面部、162・163…折線、164…第2底面部、
17…第2底板、
18…糊付片、
19…第1内蓋、
20…第2内蓋、201…切断線、
21…糊付片、22…糊付片
23…押さえ部、231a〜231d…第1〜第4側面、232a〜232e…折線、
233a・233b…切断線、234…糊付面、235…折線、
236…開口部、237…切断線、
24a〜24d…仕切板、241a〜241d…折線、242a〜242d…折線、
243a〜243c…切断線、244・245…糊付片、
25a〜25d…前側仕切板、251a〜251d…折線、252a〜252d…折線、
253a〜253c…切断線、254・255・257…糊付片、256…折線、
26a〜26d…後側仕切板、261a〜261d…折線、262a〜262d…折線、
263a〜263c…切断線、264・265・267…糊付片、266…折線、
A1…第1行配列空間(前側壁側の行配列空間)、
A2…第2行配列空間(後側壁側の行配列空間)
Claims (8)
- 複数個の筒状の収納物を起立した状態で収納するための包装箱であって、
前側壁、該前側壁の縦方向に対向する後側壁、該前側壁の横方向の右側に位置する右側壁、該前側壁の横方向の左側に位置する左側壁、及び該各側壁の高さ方向の下端に位置する底面部を有し、該各側壁及び該底面部によって前記複数個の収納物を収納する収納空間を形成する箱本体と、
前記収納物が横方向に並んで配置される行配列空間が縦方向に複数形成されるように、前記収納空間を分割する仕切板と、
前記後側壁に連設する蓋部と、
を備え、
隣接する前記行配列空間の間において、前記収納物を載置する前記箱本体の底面部の高さが異なっており、
前記後側壁側の行配列空間における底面部が前記前側壁側の行配列空間における底面部よりも高くなっており、
前記前側壁の上端に連設し、前記後側壁の方に延びる押さえ部であって、前記前側壁側の行配列空間に収納される前記収納物の上部を押さえるように、前記後側壁側の行配列空間における底面部と前記前側壁側の行配列空間における底面部との高さの差に対応する高さを有する押さえ部、を更に備え、
前記押さえ部は、前記前側壁の手前側に回動可能に設けられる、
包装箱。 - 前記前側壁及び前記後側壁の一方の下端に連設し、前記前側壁及び前記後側壁の他方側の方に延びて前記底面部を構成する底板を更に備え、
前記底板の縦方向の長さは、前記前側壁及び前記後側壁の間の長さよりも長く構成され、
前記前側壁及び前記後側壁の間の長さに対応する前記底面部を構成するように、前記底板の前記後側壁側の一領域が折り曲げられることで、前記後側壁側の行配列空間における底面部が前記前側壁側の行配列空間における底面部よりも高くなっている、
請求項1に記載の包装箱。 - 前記底板の前記後側壁側の一領域は断面三角状に折り曲げられる、
請求項2に記載の包装箱。 - 前記押さえ部には、前記前側壁の手前側に回動させる際に指を引掛けるための開口が設けられる、
請求項1から3のいずれか1項に記載の包装箱。 - 複数個の筒状の収納物を起立した状態で収納するための包装箱であって、
前側壁、該前側壁の縦方向に対向する後側壁、該前側壁の横方向の右側に位置する右側壁、該前側壁の横方向の左側に位置する左側壁、及び該各側壁の高さ方向の下端に位置する底面部を有し、該各側壁及び該底面部によって前記複数個の収納物を収納する収納空間を形成する箱本体と、
前記収納物が横方向に並んで配置される行配列空間が縦方向に複数形成されるように、前記収納空間を分割する仕切板と、
前記後側壁に連設する蓋部と、
前記前側壁及び前記後側壁の一方の下端に連設し、前記前側壁及び前記後側壁の他方側の方に延びて前記底面部を構成する底板と、
を備え、
隣接する前記行配列空間の間において、前記収納物を載置する前記箱本体の底面部の高さが異なっており、
前記後側壁側の行配列空間における底面部が前記前側壁側の行配列空間における底面部よりも高くなっており、
前記底板の縦方向の長さは、前記前側壁及び前記後側壁の間の長さよりも長く構成され、
前記前側壁及び前記後側壁の間の長さに対応する前記底面部を構成するように、前記底板の前記後側壁側の一領域に、前記底板の一方の端部から他方の端部まで横方向に延びる一対の折線が設けられ、当該一対の折線のうち一方の折線に沿って山折りされ、他方の折線に沿って谷折りされることで、前記底板の前記後側壁側の一領域は断面三角状に折り曲げられ、前記後側壁側の行配列空間における底面部が前記前側壁側の行配列空間における底面部よりも高くなっている、
包装箱。 - 前記前側壁の上端に連設し、前記後側壁の方に延びる押さえ部であって、前記前側壁側の行配列空間に収納される前記収納物の上部を押さえるように、前記後側壁側の行配列空間における底面部と前記前側壁側の行配列空間における底面部との高さの差に対応する高さを有する押さえ部、を更に備える、
請求項5に記載の包装箱。 - 前記押さえ部は、前記前側壁の手前側に回動可能に設けられる、
請求項6に記載の包装箱。 - 前記押さえ部には、前記前側壁の手前側に回動させる際に指を引掛けるための開口が設けられる、
請求項7に記載の包装箱。
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JP2014053560A JP6271307B2 (ja) | 2014-03-17 | 2014-03-17 | 包装箱及び箱原板 |
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JP2014053560A JP6271307B2 (ja) | 2014-03-17 | 2014-03-17 | 包装箱及び箱原板 |
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JP2014053560A Active JP6271307B2 (ja) | 2014-03-17 | 2014-03-17 | 包装箱及び箱原板 |
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