JP6270649B2 - 流量調整弁及び圧力調整装置 - Google Patents
流量調整弁及び圧力調整装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6270649B2 JP6270649B2 JP2014147778A JP2014147778A JP6270649B2 JP 6270649 B2 JP6270649 B2 JP 6270649B2 JP 2014147778 A JP2014147778 A JP 2014147778A JP 2014147778 A JP2014147778 A JP 2014147778A JP 6270649 B2 JP6270649 B2 JP 6270649B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve body
- pressure
- diaphragm plate
- piezoelectric element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Description
本発明の目的は、調圧室内の温度が変化しても弁特性を良好に維持することができる流量調整弁及び圧力調整装置を提供することにある。
以下、流量調整弁及び圧力調整装置を具体化した第1の実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図2に示すように、圧力調整装置23は、金属などの導電材料で構成されている本体ボディ30を備えている。こうした圧力調整装置23には、CNGタンク21から本体ボディ30内に供給された高圧のCNGを規定圧まで減圧させる第1の減圧機構40と、デリバリパイプ24内の燃料圧力を微調整する第2の減圧機構50とが設けられている。
図2に示すように、本体ボディ30内には、CNGタンク21から供給された高圧のCNGが流れる高圧流体流路32と、この高圧流体流路32が連通している減圧室31とが設けられており、この減圧室31内に第1の減圧機構40が配置されている。また、本体ボディ30内には、減圧室31内で第1の減圧機構40によって減圧されたCNGを第2の減圧機構50に導く供給路33が設けられている。
図2に示すように、本体ボディ30内には、第1の減圧機構40によって減圧されたCNGが上記供給路33を通じて流入される収容室51が設けられている。供給路33における下流側は、2つに分岐されている。そして、2つに分岐された各通路331,332の双方が収容室51に接続されている。こうした各通路331,332のうち、収容室51の図中左側に接続される通路が「第1の上流側通路331」であり、収容室51の図中右側に接続される通路が「第2の上流側通路332」である。そして、第2の上流側通路332内には、通路断面積を狭くする第1の絞り52が設けられている。
図3に示すように、流量調整弁70は、弁体71と、弁体71が着座する弁座74と、弁体71を挟んだ弁座74の反対側(図中上側)に配置されている付勢部材の一例である第3のスプリング75とを備えている。この第3のスプリング75は、弁体71を弁座74側である図中下側に付勢している。
低温のCNGが流入路61を通じて調圧室60内に流入すると、調圧室60内の温度が低下される。すると、調圧室60内に配置されている各種部品が、温度低下に起因して収縮される。このとき、ダイヤフラム板72の接合部分72aは、その径方向中心が底壁341から離れる方向である図中上方に突出するように変形する(図4(b)参照)。そのため、こうしたダイヤフラム板72を備える弁体71は、こうしたダイヤフラム板72の変形態様に準じた形状となる。
(1)本実施形態の流量調整弁70によれば、通常の非通電時では、弁体71は、弁座74と、弁座74よりも径方向外側に位置する第2の筒状部材76とによって支持されている。そして、調圧室60内の温度が低下されると、調圧室60内の各種部品は、温度低下に応じて収縮する。その結果、第2の筒状部材76の支持部761と第1の筒状部材77に支持されている弁座74との軸方向における位置関係が、調圧室60内の温度低下前と相違する。
(第2の実施形態)
次に、流量調整弁の第2の実施形態を図7及び図8に従って説明する。以下の説明においては、第1の実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1の実施形態と同一又は相当する部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
(5)本実施形態の流量調整弁70では、第1の筒状部材77を、第2の筒状部材76を構成する材料よりも線熱膨張係数の大きい材料で構成した。そのため、調圧室60内の温度が低下されると、第1の筒状部材77に支持される弁座74のほうが、第2の筒状部材76の支持部761よりも軸方向において底壁341の近くに位置するようになる。その結果、ダイヤフラム板72の接合部分72aの径方向中心が底壁341に近づく方向に突出するようになっても、弁体71A(すなわち、圧電素子73)と弁座74との密着度合いが強くなりすぎることが抑制される。そのため、圧電素子73に電力を供給して弁体71Aを変形させることにより、弁体71Aと弁座74との間に隙間を適切に形成させることができる。したがって、調圧室60内の温度が低くなっても、流量調整弁70の開弁特性を良好に維持することができる。
なお、上記各実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
Claims (4)
- 流入部を通じて流体が流入する調圧室内に配置されている弁体と、同弁体が着座する弁座と、を備え、前記弁体は、ダイヤフラム板に圧電素子を接合した構成となっており、
前記圧電素子への通電によって前記弁体を変形させることにより流出部が開放され、前記調圧室内の流体が同流出部を通じて外部に流出される流量調整弁において、
軸方向における一端で前記弁座を支持する第1の筒状部材と、
前記第1の筒状部材よりも径方向外側に配置され、前記軸方向における一端で前記弁体を支持する第2の筒状部材と、を備え、
前記ダイヤフラム板において前記弁座に対向する面を第1の面とし、同第1の面の反対側に位置し、前記弁座に対向していない面を第2の面とした場合、前記弁体は、前記ダイヤフラム板の前記第2の面に前記圧電素子を接合した構成となっており、
前記ダイヤフラム板は、前記圧電素子を構成する材料よりも線熱膨張係数の大きい材料で構成され、
前記第2の筒状部材は、前記第1の筒状部材を構成する材料よりも線熱膨張係数の大きい材料で構成されている
ことを特徴とする流量調整弁。 - 前記弁体を前記弁座側に付勢する付勢部材を備え、
前記付勢部材は、前記弁体において前記第2の筒状部材に支持される部位よりも径方向内側の部位を付勢している
請求項1に記載の流量調整弁。 - 流入部を通じて流体が流入する調圧室内に配置されている弁体と、同弁体が着座する弁座と、を備え、前記弁体は、ダイヤフラム板に圧電素子を接合した構成となっており、
前記圧電素子への通電によって前記弁体を変形させることにより流出部が開放され、前記調圧室内の流体が同流出部を通じて外部に流出される流量調整弁において、
軸方向における一端で前記弁座を支持する第1の筒状部材と、
前記第1の筒状部材よりも径方向外側に配置され、前記軸方向における一端で前記弁体を支持する第2の筒状部材と、を備え、
前記ダイヤフラム板において前記弁座に対向する面を第1の面とし、同第1の面の反対側に位置し、前記弁座に対向していない面を第2の面とした場合、前記弁体は、前記ダイヤフラム板の前記第1の面に前記圧電素子を接合した構成となっており、
前記ダイヤフラム板は、前記圧電素子を構成する材料よりも線熱膨張係数の大きい材料で構成され、
前記第1の筒状部材は、前記第2の筒状部材を構成する材料よりも線熱膨張係数の大きい材料で構成されている
ことを特徴とする流量調整弁。 - 外部から供給される流体を減圧させる減圧弁と、
請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の流量調整弁と、を備え、
前記減圧弁によって減圧された流体が、前記流入部を通じて前記流量調整弁の前記調圧室に流入される
圧力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014147778A JP6270649B2 (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | 流量調整弁及び圧力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014147778A JP6270649B2 (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | 流量調整弁及び圧力調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016023701A JP2016023701A (ja) | 2016-02-08 |
JP6270649B2 true JP6270649B2 (ja) | 2018-01-31 |
Family
ID=55270658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014147778A Expired - Fee Related JP6270649B2 (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | 流量調整弁及び圧力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6270649B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022124177A1 (ja) * | 2020-12-09 | 2022-06-16 | ソニーグループ株式会社 | 流体制御装置、流体制御システム及び流体制御装置の製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01108482A (ja) * | 1987-10-19 | 1989-04-25 | Hitachi Metals Ltd | 圧電式流量制御弁 |
JP2587982B2 (ja) * | 1988-03-01 | 1997-03-05 | 日立金属株式会社 | 圧電駆動弁 |
JPH07310842A (ja) * | 1994-05-19 | 1995-11-28 | Fujikin:Kk | 微流量調整弁 |
JP4790397B2 (ja) * | 2005-12-05 | 2011-10-12 | タイム技研株式会社 | ガバナ装置 |
-
2014
- 2014-07-18 JP JP2014147778A patent/JP6270649B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016023701A (ja) | 2016-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7533690B2 (en) | Multi-functional regulator | |
JP4485781B2 (ja) | 圧力バランス取りピストンを備える弁およびそれに関わる方法 | |
JP2013204441A (ja) | 気体燃料用圧力制御装置 | |
US9453486B1 (en) | Gas direct injector with reduced leakage | |
JPH07217517A (ja) | デマンド燃料圧レギュレータ | |
JP4345696B2 (ja) | コモンレール用インジェクタ | |
JP5009107B2 (ja) | サックバックバルブ | |
US20150253783A1 (en) | Pressure reducing valve and pressure regulating device | |
JPWO2011099055A1 (ja) | 流体圧力調整装置および燃料供給装置 | |
JP6296948B2 (ja) | 燃料噴射弁 | |
JP6270649B2 (ja) | 流量調整弁及び圧力調整装置 | |
JP4197337B2 (ja) | 燃料インジェクタ | |
JP4462296B2 (ja) | 背圧規制弁 | |
JP5713210B2 (ja) | 気体燃料用圧力制御弁 | |
JP3997983B2 (ja) | 圧電素子駆動による3方向切替弁およびその3方向切替弁を用いた燃料噴射弁 | |
JP6376988B2 (ja) | 燃料噴射弁 | |
JP2007303638A (ja) | 流体用制御弁 | |
JP5009263B2 (ja) | 燃料噴射装置 | |
CN110114568A (zh) | 用于将气态燃料配量给喷射器的装置 | |
JP4670878B2 (ja) | 制御弁およびインジェクタ | |
JP5846448B2 (ja) | 気体燃料用圧力制御装置 | |
JP5827061B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
JP2008008281A (ja) | 燃料噴射弁 | |
JP7349697B2 (ja) | 減圧弁 | |
JP2015161349A (ja) | パイロット圧調整装置、サーボ弁、および、アクチュエータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171003 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6270649 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |