JP5846448B2 - 気体燃料用圧力制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に供給される気体燃料の圧力を制御する気体燃料用圧力制御装置に関する。
気体燃料を燃料とする内燃機関(以下、「エンジン」という)に供給する気体燃料の圧力を燃料タンク内の高圧から気体燃料用インジェクタが噴射可能な低圧に減圧する気体燃料用圧力制御装置が知られている。気体燃料用圧力制御装置には下流側の圧力が所定の値以上となるとき、燃料タンクから供給される気体燃料の流通を遮断する遮断弁が備えられている。特許文献1には、下流側の流路を流れる気体燃料の一部を上流側の流路に還流し、還流された気体燃料の圧力により遮断用弁体を作動する遮断弁付減圧装置が記載されている。
実開昭54−6624号公報
しかしながら、特許文献1に記載の遮断弁付減圧装置には、減圧装置の弁ボディ内に収容されている減圧用弁体および遮断用弁体が確実に気体燃料の流れを遮断するための複数のシール部材および複数の圧力室を有しており、複雑な構成となっている。また、遮断用弁体は、減圧用弁体とは異なる機構によって作動するため、これらの機構を収容する弁ボディの体格が大きくなる。
本発明の目的は、簡単な構成で体格が比較的小さくかつ確実に気体燃料の流れを遮断可能な気体燃料用圧力制御装置を提供することにある。
本発明は、燃料タンクに貯留される気体燃料の圧力を制御し噴射手段を介して内燃機関に気体燃料を供給する気体燃料供給システムに用いられる気体燃料用圧力制御装置であって、燃料タンクの気体燃料が流入する導入通路および噴射手段に供給される気体燃料が流出する導出通路を形成する弁ケースと、弁ケース内の第1燃料室を形成する内壁に設けられる調圧用弁座と、第1燃料室に往復移動可能に収容され調圧用弁座に当接または離間するとき導出通路を流れる気体燃料の圧力を制御する調圧用弁体と、第1燃料室より導入通路側の弁ケース内の第2燃料室を形成する内壁に設けられる遮断用弁座と、第2燃料室に往復移動可能に収容され遮断用弁座に当接または離間するとき第2燃料室と第1燃料室とを遮断または連通する遮断用弁体と、導出通路の圧力に応じて弁ケースに対して相対変位する受圧体と、受圧体の導出通路の圧力を受ける面とは異なる面側から受圧体を付勢する第1付勢手段と、受圧体と遮断用弁体とに連結し調圧用弁体を摺動可能に支持する連結軸と、連結軸に対する調圧用弁体の相対位置を制限する相対位置制限手段と、一端を相対位置制限手段に係止され調圧用弁体と調圧用弁座とが当接する方向に調圧用弁体を付勢する第2付勢手段と、を備える。
本発明の気体燃料用圧力制御装置では、導出通路の圧力が第1圧力以上かつ第2圧力より小さいとき、遮断用弁体と遮断用弁座とは離間しつつ調圧用弁体と調圧用弁座とが当接し、導出通路の圧力が第2圧力以上のとき、調圧用弁体と調圧用弁座とは当接しつつ遮断用弁体と遮断用弁座とが当接することを特徴とする。
本発明の気体燃料用圧力制御装置では、導出通路の圧力に応じて変位する受圧体に連結軸が連結している。連結軸には遮断用弁体が連結され、また調圧用弁体が摺動可能に支持されている。導出通路の圧力が第1圧力以上になると、調圧体用弁体と調圧用弁座とが当接する。このとき、遮断用弁体と遮断用弁座との間には隙間が形成されており離間しているため、第1燃料室と第2燃料室とは連通している。調圧体用弁体と調圧用弁座とは当接しているものの調圧体用弁体と調圧用弁座と間のシールが十分でなく第1燃料室から導出通路に気体燃料が流れると導出通路の圧力は高くなり、第1圧力より大きい第2圧力以上になる。このとき、受圧体はさらに変位し調圧体用弁体と調圧用弁座とは当接しつつ遮断用弁体と遮断用弁座とが当接し、第1燃料室と第2燃料室とを確実に遮断する。これにより、導入通路と導出通路とを確実に遮断することができ、導入通路から導出通路への気体燃料の流れを確実に止めることができる。
また、本発明の気体燃料用圧力制御装置では、連結軸は受圧体と遮断用弁体とを連結し、かつ調圧用弁体を摺動可能に支持している。連結軸は、導出通路の圧力に応じて弁ケースに対して変位する受圧体と一緒に弁ケースに対して変位する。これにより、受圧体に作用する導出通路の圧力の大きさに応じて調圧用弁体と調圧用弁座とを当接または離間、および遮断用弁体と遮断用弁座とを当接または離間させることができる。したがって、気体燃料用圧力制御装置の構成を簡単にし、かつ体格を小さくすることができる。
本発明の一実施形態による気体燃料用圧力制御装置を適用した気体燃料供給システムの概略構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態による気体燃料用圧力制御装置の断面図である。 本発明の一実施形態による気体燃料用圧力制御装置の作動を説明する断面図である。 本発明の一実施形態による気体燃料用圧力制御装置の作動を説明する図3とは異なる断面図である。 本発明の一実施形態による気体燃料用圧力制御装置における流量と圧力との関係を示す特性図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による気体燃料用圧力制御装置1を図1〜5に基づいて説明する。
最初に、気体燃料用圧力制御装置1を適用する気体燃料供給システムの概略構成を図1に基づいて説明する。気体燃料供給システム10は、例えば、圧縮天然ガスを燃料とする車両に搭載される。気体燃料供給システム10は、ガス充填口11、燃料タンク13、気体燃料用圧力制御装置1、「噴射手段」としての気体燃料用インジェクタ23、およびECU9等を備える。
外部からガス充填口11を通して供給される高圧の気体燃料は、供給管6を通って燃料タンク13に貯留される。ガス充填口11は、逆流防止機能を有しており、ガス充填口11から供給される気体燃料が外部に逆流しないようになっている。供給管6には、ガス充填弁12が設けられる。
燃料タンク13には、燃料タンク弁14が設けられている。燃料タンク弁14は、燃料タンク13からガス充填口11への逆流防止機能、規定量以上の気体燃料が供給管7を流れるとき燃料タンク13からの気体燃料の流れを遮断する過流防止機能、および燃料タンク13内の圧力上昇時に燃料タンク13内の圧力を外部に開放することで燃料タンク13の破裂を防ぐ加圧防止安全機能を有する。
燃料タンク弁14は、供給管7を介して気体燃料用圧力制御装置1に接続する。供給管7には、手動による供給管7の遮断が可能な元弁15が設けられている。
気体燃料用圧力制御装置1は、供給管7を通って供給される気体燃料の圧力を気体燃料用インジェクタ23が供給可能な圧力まで減圧する。例えば、気体燃料用圧力制御装置1は、燃料タンク13内の20MPaの気体燃料を気体燃料用インジェクタ23に供給可能な圧力である0.2〜0.65MPaまで減圧する。なお、気体燃料用圧力制御装置1の詳細な構造は後述する。
気体燃料用圧力制御装置1で減圧された気体燃料は、オイルフィルタ22によってオイルが除去され、供給管8を通って気体燃料用インジェクタ23に供給される。気体燃料用インジェクタ23は、電気的に接続するECU9の指示に応じて吸気管内に気体燃料を噴射する。気体燃料用インジェクタ23には、図示しない温度センサおよび圧力センサが設けられる。温度センサおよび圧力センサが検出する気体燃料の温度および圧力に関する情報は、ECU9に出力される。
吸気管25内に噴射される気体燃料は、大気から導入される空気と混合され、吸気管25が接続する「内燃機関」としてのエンジン24の吸気ポートからシリンダ241内に導入される。エンジン24では、ピストン242の上昇による気体燃料および空気の混合気体の圧縮および爆発により回転トルクが発生する。
このようにして、気体燃料供給システム10は、高圧の気体燃料を気体燃料用圧力制御装置1により気体燃料用インジェクタ23に供給可能な低圧に減圧して気体燃料用インジェクタ23よりエンジン24に供給する。
本実施形態では、便宜上、気体燃料の圧力の大きさを「高圧」、および「低圧」と呼ぶ。「高圧」とは、燃料タンク13内に充填されている気体燃料の圧力であって、例えば20MPaの圧力を指す。また、「低圧」とは、気体燃料用圧力制御装置1より気体燃料用インジェクタ23に供給される気体燃料用インジェクタ23に供給可能な気体燃料の圧力であって、例えば0.2〜0.65MPaの圧力を指す。
次に、気体燃料用圧力制御装置1の詳細構造について図2に基づいて説明する。なお、図2〜4中の実線矢印Lは、気体燃料が流れる方向を示す。
気体燃料用圧力制御装置1は、いわゆるポペット型バルブであって、第1弁ケース31、第2弁ケース33、調圧用弁体35、遮断用弁体37、連結軸39、受圧体41および第1スプリング43などを備える。このうち、調圧用弁体35、遮断用弁体37および連結軸39の一部は、第1弁ケース31内に収容される。また、受圧体41は、第1弁ケース31と第2弁ケース33との間に保持される。第1スプリング43は、第2弁ケース33内に収容される。第1弁ケース31および第2弁ケース33は、特許請求の範囲に記載の「弁ケース」に相当する。
第1弁ケース31は、略円柱状の金属から形成され、円柱部311およびフランジ部312から構成される。円柱部311およびフランジ部312は一体に形成される。
円柱部311は、略中央に調圧用弁体35を往復移動可能に収容する第1燃料室313、および遮断用弁体37を往復移動可能に収容する第2燃料室314を形成する。第1燃料室313は、第2燃料室314の下流側に位置し、第1燃料室313と第2燃料室314とは円柱部311内で連通している。
フランジ部312は、円柱部311の一方の端部に接続し、外径が円柱部311の外径より大きくなるように形成されている。フランジ部312には凹部が形成される。当該凹部は、受圧体41と低圧室315を形成する。
第1燃料室313は、フランジ部312の低圧室315を介して円柱部311の径方向外側に形成される導出通路27に連通する。第2燃料室314は、円柱部311の径方向外側であって、導出通路27とは反対側に形成される導入通路26と連通する。導入通路26は、供給管7を介して燃料タンク13内と連通する。
導入通路26は、気体燃料用圧力制御装置1の中心軸に対して略垂直に形成されている。導入通路26は、図2に示すように供給管7と接続可能なコネクタ261が設けられている。また、導出通路27は、気体燃料用圧力制御装置1の中心軸に対して略垂直に形成されている。導出通路27は、第1弁ケース31内に形成される連通路316を介して低圧室315に連通する一方、供給管8を介して気体燃料用インジェクタ23に接続する。導出通路27には、供給管8と接続可能なコネクタ271が設けられている。
第1弁ケース31のこのような構成により、燃料タンク13内の気体燃料は、供給管7、コネクタ261、導入通路26、第1燃料室313、第2燃料室314、低圧室315、連通路316、コネクタ271、導出通路27および供給管8を通って気体燃料用インジェクタ23に供給される。
第2弁ケース33は、筒部331およびフランジ部332から構成され、金属から一体に形成される。第2弁ケース33は、フランジ部332を第1弁ケース31のフランジ部312に接続するように設けられる。
筒部331は、有底筒状をなし、径方向外側に気体燃料用圧力制御装置1の外部と筒部331の内部とを連通する連通路333が形成される。底部には、第1スプリング43の付勢力を調整可能なニードル44が挿通される開口334が形成される。
フランジ部332は、筒部331の開口側に接続され、筒部331の外径より大きい外径を有している。フランジ部332と第1弁ケース31のフランジ部312との間にはダイアフラム411の端部が挟まれている。
調圧用弁体35は、当接部351および本体部352から構成され、金属部材から一体に形成される。調圧用弁体35は、第1燃料室313の内壁に形成される調圧用弁座36に当接または離間し、第1燃料室313から低圧室315に流れる気体燃料の流量を制御することで低圧室315の圧力を制御する。
当接部351は、略円錐台状に形成されている。当接部351の円錐面は、図2に示すように第1弁ケース31内に設けられる調圧用弁座36に当接可能なように形成されている。調圧用弁座36は樹脂から形成されており、第1燃料室313と低圧室315との間に形成されている凹部317に収容されている。
当接部351の軸方向の略中央には貫通孔354が形成されている。貫通孔354には連結軸39が挿通され、連結軸39の外壁と貫通孔354の内壁との間は第1シール部材361によりシールされている。これにより、連結軸39の外壁と貫通孔354の内壁との間の気密を保持しながら調圧用弁体35と連結軸39とは相対移動が可能である。
本体部352は、筒状に形成されている。本体部352の一端には調圧用弁体35が有底筒状となるように当接部351が接続している。本体部352の内部には貫通孔354に挿通される連結軸39が挿通されている。また、本体部352に挿通されている連結軸39の径外方向には第2スプリング353が設けられている。第2スプリング353の一端は当接部351に係止される。第2スプリング353の他端は連結軸39に設けられる規制部391に係止される。調圧用弁体35と調圧用弁座36とが離間しているとき、第2スプリング353は自由長となり、付勢力を発生しない。しかしながら、調圧用弁体35と調圧用弁座36とが当接しかつ連結軸39の移動により当接部351と規制部391とが近づくとき、第2スプリング353は調圧用弁体35を調圧用弁座36に当接する方向に付勢する。規制部391は、特許請求の範囲に記載の「相対位置制限手段」に相当する。
本体部352の第2燃料室314側の内壁には、規制部391の端部を収容可能な凹部355が形成されている。凹部355に収容されている規制部391は、連結軸39が調圧用弁体35に対して相対移動するとき、凹部355の内壁に当接する。このように、規制部391は、調圧用弁体35の連結軸39に対する移動距離を規制する。
遮断用弁体37は、円板状の金属部材であり、規制部391より連結軸39の上流側に固定されている。遮断用弁体37の規制部391側の一方の面371には環状部材372が、例えば焼き付け等により設けられている。環状部材372はゴムから形成されており、第2燃料室314の内壁から突出するように形成される金属製の遮断用弁座38に当接可能である。遮断用弁体37の一方の面371とは反対側の他方の面373には、遮断用弁体37を遮断用弁座38に当接する方向に付勢する第3スプリング374の一端が係止されている。第3スプリング374の他端は、連結軸39の一方の端部392を摺動可能に支持する支持部材393に係止されている。
遮断用弁体37は、連結軸39の第1弁ケース31に対する相対移動に合わせて移動し、遮断用弁座38に当接または離間する。遮断用弁体37が遮断用弁座38に当接するときの遮断用弁体37のシート直径は、調圧用弁体35のシート直径と同じ大きさである。
支持部材393は略円筒状に形成され、支持部材393の端面の一部は第1弁ケース31内の第2燃料室314を形成する内壁となる。支持部材393には中央に形成される貫通孔394に連結軸39の一方の端部392が挿通されている。支持部材393は、連結軸39の一方の端部392を摺動可能に支持するとともに、連通路316と第2燃料室314とを区画する。
支持部材393の第2燃料室314側の径方向内側には、連通路316と第2燃料室314との間のシールを保持する第2シール部材395が設けられる。第2シール部材395は、そのシール径が調圧用弁体35のシート直径と同じ大きさになるように設けられている。また、支持部材393の連通路316側の径方向外側には、第3シール部材396が設けられる。第2シール部材395および第3シール部材396は、連通路316と第2燃料室314との間の気密を保持する。
連結軸39は、棒状の金属から形成される。連結軸39の他方の端部397には第1連結部材412および第2連結部材413を介して受圧体41が接続する。すなわち、気体燃料用圧力制御装置1では、連結軸39において第1スプリング43側から、ダイアフラム411などを含む受圧体41、調圧用弁体35、規制部391、および遮断用弁体37の順に設けられている。
受圧体41は、ダイアフラム411、第1連結部材412、第2連結部材413、および接続部材414から構成される。
ダイアフラム411は、環状のゴム部材であって、外周側の端部を第1弁ケース31のフランジ部312と第2弁ケース33のフランジ部332と間に挟まれることで支持される。ダイアフラム411の径方向内側には、ダイアフラム411の径方向内側の端部を挟み込むように第1連結部材412および第2連結部材413が接続する。
第1連結部材412は、ダイアフラム411において低圧室315側に設けられる円板状の金属部材である。また、第2連結部材413は、ダイアフラム411に対して低圧室315側とは反対側に設けられる皿状の金属部材である。第2連結部材413には、第1スプリング43の一端が係止される。
接続部材414は、第1連結部材412と第2連結部材413とを接続する金属部材であり、低圧室315側の端部には連結軸39の他方の端部397が係合している。これにより、ダイアフラム411、第1連結部材412、第2連結部材413、および接続部材414は、低圧室315の気体燃料の圧力、第1スプリング43の付勢力、および連結軸39を介する第3スプリング374の付勢力により第1弁ケース31に対して一体となって変位する。
第1スプリング43は、第2連結部材413に形成される側とは反対側の他端をニードル44に支持されるスプリングホルダ441に係止される。第1スプリング43は、第2連結部材413とスプリングホルダ441とが離れる方向に第2連結部材413を付勢する。
スプリングホルダ441は、凹状の金属部材から形成され第2弁ケース33の内部に収容されている。スプリングホルダ441の略中央には、ニードル44の端部が当接している。スプリングホルダ441は、第2弁ケース33に対するニードル44の挿入の程度により、第2連結部材413との距離を変更可能である。これにより、第1スプリング43のセット長が変更され、第1スプリング43の付勢力を変更可能である。
連通路316は、第1弁ケース31内に形成され、支持部材393の第2燃料室314を形成する端面とは異なる端面および連結軸39の一方の端部392の端面が連通路316を形成する内壁の一部となる。連通路316は、第1弁ケース31内で低圧室315と導出通路27とを連通する。連通路316には、調圧用弁体35と調圧用弁座36とにより調圧された低圧室315の低圧の気体燃料が流入する。
次に、気体燃料用圧力制御装置1の作用について図2〜5に基づいて説明する。
気体燃料用圧力制御装置1では、受圧体41が第1弁ケース31に対して相対移動すると連結軸39が第1弁ケース31に対して相対移動し、調圧用弁体35と調圧用弁座36とが当接または離間する。また、遮断用弁体37と遮断用弁座38とは、調圧用弁体35と調圧用弁座36とが当接した後に当接する。
受圧体41は、低圧室315側および第1スプリング43側から作用する作用力の大小関係に応じて相対移動する。受圧体41には低圧室315側から以下の式1で表される作用力F1が作用する。
F1=Pout+{Fsp3/(D2×π/4)} ・・・式1
ここで、Pout(Pa)は導出通路27および低圧室315の気体燃料の圧力、Fsp3(N)は第3スプリング374の付勢力、およびD(m)は受圧体41の有効径であって(D2×π/4)(m2)は受圧体41の受圧面積である。
一方、受圧体41には第1スプリング43側から以下の式2で表される作用力F2が作用する。
F2=Fsp1/(D2×π/4) ・・・式2
ここで、Fsp1(N)は第1スプリング43の付勢力である。
すなわち、受圧体41は、式1で算出される作用力F1と式2で算出される作用力F2との大小関係に応じて第1弁ケース31に対して相対移動する。
エンジン24が運転を停止しているとき、燃料タンク13が供給する高圧の気体燃料は、コネクタ261および導入通路26を介して第2燃料室314に流入している。一方、エンジン24が停止しており気体燃料用圧力制御装置1の下流側では気体燃料が消費されないため、気体燃料用インジェクタ23に接続する導出通路27および低圧室315には、気体燃料用圧力制御装置1が供給した圧力で気体燃料が充填されている。このとき、作用力F1と作用力F2との大小関係は、以下の式3で表される。
Pout+{Fsp3/(D2×π/4)}≧Fsp1/(D2×π/4)
・・・式3
式3より、圧力Poutについて以下の式4が求められる。
Pout≧(Fsp1−Fsp3)/(D2×π/4) ・・・式4
すなわち、エンジン24が運転を停止しているとき、低圧室315の圧力Poutは式4の右辺の数式により算出される数値以上となっており、調圧用弁体35と調圧用弁座36とは当接する。また、低圧室315の圧力Poutがさらに大きい圧力である場合、連結軸39が第1スプリング43側に移動し、遮断用弁体37と遮断用弁座38とは当接する。これにより、図4に示すように、導入通路26と導出通路27とは確実に遮断されている。
次に、エンジン24の運転が開始され気体燃料用インジェクタ23が気体燃料を吸気管25に噴射すると、気体燃料用圧力制御装置1の下流側で気体燃料が消費される。これにより、圧力Poutが低下し、式4の関係が成立しなくなり、作用力F1と作用力F2との関係は、以下の式5で表される。
Pout+{Fsp3/(D2×π/4)}<Fsp1/(D2×π/4)
・・・式5
式5より、圧力Poutについて以下の式6が求められる。
Pout<(Fsp1−Fsp3)/(D2×π/4) ・・・式6
すなわち、エンジン24の運転が開始されると、低圧室315の圧力Poutが式6の右辺の数式により算出される数値より小さくなる。この場合、図3に示すように、遮断用弁体37と遮断用弁座38とは離間し、調圧用弁体35と調圧用弁座36とは離間する。これにより、導入通路26と導出通路27とは連通する。
その後、導入通路26と導出通路27との連通により高圧の気体燃料が低圧室315に流れると、圧力Poutが大きくなり、式4の右辺と左辺とが同じ値となる。このときの第1圧力Pout1は以下の式7のように表される。
Pout1=(Fsp1−Fsp3)/(D2×π/4) ・・・式7
すなわち、圧力Poutが第1圧力Pout1になると、図2に示すように、調圧用弁体35と調圧用弁座36とが当接し、第1燃料室313と低圧室315とは遮断される。すなわち、式7の右辺の数式により算出される数値が、気体燃料用圧力制御装置1が気体燃料用インジェクタ23に供給可能な気体燃料の圧力となる。このとき、遮断用弁体37と遮断用弁座38とは離間したままであり、導出通路27と第2燃料室314とは連通している。
気体燃料用圧力制御装置1が、例えば不具合により調圧用弁体35と調圧用弁座36との間のシールが維持できなくなった場合、第2燃料室314の気体燃料が低圧室315に流れる。気体燃料用圧力制御装置1では、圧力Poutが高くなり作用力F1が大きくなる。大きくなる作用力F1により受圧体41が第1スプリング43側に変位すると、連結軸39も第1スプリング43側に変位する。圧力Poutが式7の右辺の数式により算出される数値よりさらに大きい第2圧力Pout2以上になると、調圧用弁体35と調圧用弁座36とが当接したのち、さらに連結軸39が第1スプリング43側に変位し、図4に示すように遮断用弁体37が遮断用弁座38に当接する。このとき、調圧用弁体35は、規制部391との間に設けられている第2スプリング353により調圧用弁座36に当接するように付勢されている。このように、気体燃料用圧力制御装置1では、調圧用弁体35と調圧用弁座36との間の気密が維持できなくなる場合、調圧用弁体35と調圧用弁座36とは当接しつつ、遮断用弁体37と遮断用弁座38とが当接する。
一実施形態による気体燃料用圧力制御装置1は、気体燃料の圧力を制御する調圧用弁体35を金属から形成し、調圧用弁座36を樹脂から形成している。また、第2燃料室314から第1燃料室313への燃料を遮断する遮断用弁座38を金属から形成し、遮断用弁座38に当接する遮断用弁体37をゴムから形成している。
気体燃料用圧力制御装置1が作動するとき、気体燃料用インジェクタ23に供給する気体燃料の調圧は、比較的耐久性が高い樹脂と金属との組み合わせで形成されている調圧用弁座36および調圧用弁体35で行う。また、エンジンが停止しているときまたは故障したとき、高圧の気体燃料が下流側に流れ込むことを確実に防止する気体燃料の遮断は、耐久性は樹脂と金属との組み合わせに比べて劣るものの気体燃料の流れを確実に遮断するシール性が高いゴムと金属との組み合わせで形成される遮断用弁座38および遮断用弁体37で行う。これにより、作動回数が多い調圧を耐久性が高い樹脂と金属との組み合わせで行い、作動回数が調圧に比べて少ないが確実に気体燃料の流れを止める遮断をシール性が高いゴムと金属との組み合わせで行うことができる。したがって、気体燃料用圧力制御装置1では、導入通路26と導出通路27とを確実に遮断することができる。
また、気体燃料用圧力制御装置1では、耐久性が高い調圧用弁体35と調圧用弁座36とから構成される調圧弁、およびシール性が高い遮断用弁体37と遮断用弁座38とから構成される遮断弁を併用することで、「ロック圧力」を小さくすることができる。以下にその効果の詳細について図5に基づいて説明する。図5は、一実施形態による気体燃料用圧力制御装置1における導入通路26の圧力および導出通路27の圧力と導出通路27を流れる気体燃料の流量の関係を示す特性図である。
ここで、「ロック圧力」について説明する。気体燃料用圧力制御装置において調圧用弁体と調圧用弁座とが当接しているときであっても、調圧用弁体と調圧用弁座との間の気密が十分でないと気体燃料が高圧である上流側から低圧である下流側に漏洩する。これにより、受圧体に作用する下流側の圧力が上昇し、連結軸が調圧用弁体をさらに調圧用弁座に押し付けると、上流側から下流側に流れる気体燃料の量は減少し、最終的には上流側から下流側への気体燃料の漏洩量が0になる。このときの最終的な下流側の圧力をロック圧力という。
気体燃料用圧力制御装置1では、図5の実線L1に示すように調圧用弁体35が調圧用弁座36に当接したとき、下流側の圧力は前述の気体燃料用圧力制御装置1の作用の説明で用いた第1圧力Pout1となっている。その後、上流側から下流側への気体燃料の漏洩により下流側の圧力が上昇し、高いシール性を有する遮断用弁体37が遮断用弁座38に当接すると上流側から下流側への気体燃料の漏洩が0となる。すなわち、ロック圧力は前述の気体燃料用圧力制御装置1の作用の説明で用いた第2圧力Pout2となる。
また、図5には、比較例の気体燃料用圧力制御装置における導入通路の圧力および排出通路の圧力と排出通路を流れる気体燃料の流量の関係を点線L2で示す。ここで、比較例の気体燃料用圧力制御装置は、金属製の調圧用弁体と樹脂製の調圧用弁座とから構成される調圧弁、および一実施形態による気体燃料用圧力制御装置1の受圧体41と同じ有効径を有する受圧体を備える。
比較例の気体燃料用圧力制御装置では、点線L2に示すように調圧用弁体が調圧用弁座に最初に当接するとき、下流側の圧力は一実施形態による気体燃料用圧力制御装置1の第1圧力Pout1と同じ圧力Pout3となる。その後、下流側の圧力が上昇することで連結軸が移動し、調圧用弁体が調圧用弁座に押し付けられる力が強くなる。しかしながら、金属製の調圧用弁体と樹脂製の調圧用弁座とから構成される調圧弁ではシール性が比較的低いため、上流側から下流側への気体燃料の漏洩量を0にするにはさらに大きな力で調圧用弁体を調圧用弁座に押し付ける必要がある。このため、ロック圧力は第2圧力Pout2より大きい圧力Pout4となる。このように、一実施形態による気体燃料用圧力制御装置1では、金属製の調圧用弁体と樹脂製の調圧用弁座とから構成される調圧弁を備える気体燃料用圧力制御装置に比べてロック圧力を低くすることができる。
また、ロック圧力が低くなるため、ロック圧力を例えば比較例と同程度に設定する場合、受圧体の有効径をより小さくすることができる。これにより、気体燃料用圧力制御装置1の体格を小さくすることができる。
また、気体燃料用圧力制御装置1では、連結軸39の相対移動に合わせて調圧用弁体35および遮断用弁体37が移動する。これにより、気体燃料用圧力制御装置1の構成が簡単になり、また追加する部品の数も少なくなる。したがって、低コストで導入通路26と導出通路27とを確実に遮断することができる。
また、気体燃料用圧力制御装置1では、調圧用弁体35のシート直径と第2シール部材395のシール径とは同じ大きさになるように設けられている。これにより、低圧室315の気体燃料の圧力が調圧用弁体35を介して連結軸39に作用する作用力と連通路316の気体燃料の圧力が連結軸39に作用する作用力とが同じ大きさになり、これらの作用力を相互に打ち消すことができる。
また、気体燃料用圧力制御装置1では、調圧用弁体35のシート直径と遮断用弁体37のシート直径とは同じ大きさになるように形成されている。これにより、第1燃料室313の気体燃料の圧力が連結軸39に作用する作用力と第1燃料室313の気体燃料の圧力が遮断用弁体37を介して連結軸39に作用する作用力とが同じ大きさになり、これらの作用力を相互に打ち消すことができる。
(他の実施形態)
(ア)上述の実施形態では、気体燃料用圧力制御装置は、車両に搭載される気体燃料供給システムに適用されるとした。しかしながら、気体燃料用圧力制御装置が適用されるシステムはこれに限定されない。気体燃料を燃料とする内燃機関を搭載するものであればよい。
(イ)上述の実施形態では、調圧用弁体が金属で形成され、調圧用弁座が樹脂から形成されるとした。しかしながら、調圧用弁体が樹脂から形成され、調圧用弁座が金属から形成されてもよい。
(ウ)上述の実施形態では、遮断用弁体の環状部材がゴムで形成され、遮断用弁座が金属から形成されるとした。しかしながら、遮断用弁体が金属から形成され、遮断用弁座がゴムから形成されてもよい。
(エ)上述の実施形態では、調圧用弁体のシート直径と第2シール部材のシール径とは同じ大きさであるとした。また、調圧用弁体のシート直径と遮断用弁体のシート直径とは同じ大きさであるとした。しかしながら、調圧用弁体のシート直径、遮断用弁体のシート直径、および第2シール部材のシール径の大きさの関係はこれに限定されない。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1 ・・・気体燃料用圧力制御装置、
10 ・・・気体燃料供給システム、
31 ・・・第1弁ケース(弁ケース)、
313 ・・・第1燃料室、
314 ・・・第2燃料室、
33 ・・・第2弁ケース(弁ケース)、
35 ・・・調圧用弁体、
353 ・・・第2スプリング(第2付勢手段)、
36 ・・・調圧用弁座、
361 ・・・第1シール部材、
37 ・・・遮断用弁体、
38 ・・・遮断用弁座、
39 ・・・連結軸、
391 ・・・規制部(相対位置制限手段)、
396 ・・・第2シール部材、
41 ・・・受圧体、
43 ・・・第1スプリング(第1付勢手段)。

Claims (6)

  1. 燃料タンク(13)に貯留される気体燃料の圧力を制御し噴射手段(23)を介して内燃機関(24)に気体燃料を供給する気体燃料供給システム(10)に用いられる気体燃料用圧力制御装置(1)であって、
    前記燃料タンクの気体燃料が流入する導入通路(26)、および前記噴射手段に供給される気体燃料が流出する導出通路(27)を形成する弁ケース(31、33)と、
    前記弁ケース内の第1燃料室(313)を形成する内壁に設けられる調圧用弁座(36)と、
    前記第1燃料室に往復移動可能に収容され、前記調圧用弁座に当接または離間するとき前記導出通路を流れる気体燃料の圧力を制御する調圧用弁体(35)と、
    前記第1燃料室より前記導入通路側の前記弁ケース内の第2燃料室(314)を形成する内壁に設けられる遮断用弁座(38)と、
    前記第2燃料室に往復移動可能に収容され、前記遮断用弁座に当接または離間するとき前記第2燃料室と前記第1燃料室とを遮断または連通する遮断用弁体(37)と、
    前記導出通路の圧力に応じて前記弁ケースに対して相対変位する受圧体(41)と、
    前記受圧体の前記導出通路の圧力を受ける面とは異なる面側から前記受圧体を付勢する第1付勢手段(43)と、
    前記受圧体と前記遮断用弁体とに連結し、前記調圧用弁体を相対移動可能に支持する連結軸(39)と、
    前記連結軸に対する前記調圧用弁体の相対位置を制限する相対位置制限手段(391)と、
    一端を前記相対位置制限手段に係止され、前記調圧用弁体と前記調圧用弁座とが当接する方向に前記調圧用弁体を付勢する第2付勢手段(353)と、
    を備え、
    前記導出通路の圧力が第1圧力(Pout1)以上かつ第2圧力(Pout2)より小さいとき、前記遮断用弁体と前記遮断用弁座とは離間しつつ、前記調圧用弁体と前記調圧用弁座が当接し、
    前記導出通路の圧力が前記第2圧力以上のとき、前記調圧用弁体と前記調圧用弁座とは当接しつつ、前記遮断用弁体と前記遮断用弁座とが当接することを特徴とする気体燃料用圧力制御装置。
  2. 前記調圧用弁体および前記調圧用弁座は一方が金属から形成され、他方が樹脂から形成され、
    前記遮断用弁体および前記遮断用弁座は一方が金属から形成され、他方がゴムから形成されることを特徴とする請求項1に記載の気体燃料用圧力制御装置。
  3. 前記調圧用弁体と前記連結軸との間に前記調圧用弁体と前記連結軸との間をシールする第1シール部材(361)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の気体燃料用圧力制御装置。
  4. 前記連結軸には、前記受圧体、前記調圧用弁体、前記遮断用弁体の順に設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の気体燃料用圧力制御装置。
  5. 前記導出通路に連通する連通路(316)と、
    前記連結軸の前記遮断用弁体が連結される側の端部に設けられ、前記連通路と前記第2燃料室とをシールする第2シール部材(395)と、
    を備え、
    前記調圧用弁体のシート直径と前記第2シール部材のシール直径とは同じであることを特徴とする請求項4に記載の気体燃料用圧力制御装置。
  6. 前記調圧用弁体のシート直径と前記遮断用弁体のシート直径とは同じであることを特徴とする請求項5に記載の気体燃料用圧力制御装置。
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