JP6269700B2 - 受信器およびこれを備えた空気調和装置 - Google Patents

受信器およびこれを備えた空気調和装置 Download PDF

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Description

本発明は、受信器およびこれを備えた空気調和装置に関するものである。
従来より、室内空間の空気調和を行う空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この空気調和装置は、互いに配管接続された室外ユニットおよび室内ユニットを備えている。空気調和装置の運転は、制御器によって制御される。また、特許文献2には、室内ユニット内に取り込んだ空気の温度を測定するための吸込み温度センサを設けることが開示されている。
特開2011−099612号公報 特開2014−137161号公報
ところで、吸込み温度センサに加えて、室内空間の任意の箇所の温度情報を取得するための手段として、当該任意の箇所に周辺温度を測定する周辺温度センサを設けることが考えられる。ここで、周辺温度センサは、任意の箇所に設置可能であるように、その測定値の信号を無線送信することができる送信部と共に携帯型の無線温度センサユニットを構成していることが好ましい。
ここで、無線温度センサユニットの測定値を空気調和装置の運転の制御に用いる場合でも、室内ユニットが既に備える吸込み温度センサの測定値を制御に用いたいことがある。例えば、無線温度センサユニットの測定値が異常な値であったり、無線温度センサユニットからの信号を受信できないときは、吸込み温度センサの測定値を空気調和装置の運転の制御に用いる必要がある。しかし、既存の制御器は、通常、室温の指標として吸込み温度センサの測定値のみを用いるように構成される。つまり、既存の制御器は、通常、室温の指標値が一つだけ入力されることを前提に設計されている。このため、無線温度センサユニットおよび吸込み温度センサの両方を空気調和装置の運転の制御に用いるためには、既存の制御器とは構成が異なる新たな制御器を製作する必要があり、空気調和装置の製造工程の複雑化や製造コストの上昇を招くおそれがあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、室温の指標値が一つだけ入力されることを前提に設計された既存の制御器の構成を変更することなく、無線温度センサユニットと吸込み温度センサとの両方を空気調和装置の運転の制御に用いることができる受信器を提供することにある。
第1の発明は、空気調和装置用の受信器(63)を対象とする。受信器(63)は、空気調和装置(10)の室内ユニット(12)に設けられる一方、周辺温度を測定しかつ上記室内ユニット(12)とは別体の無線温度センサユニット(13)から無線通信によって送信される測定値(Tm2)の信号を受信する受信部(63a)と、上記室内ユニット(12)に吸い込まれる室内空気の温度を測定する吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)の信号を伝達するためのセンサ信号線(62)が接続される入力用接続部(63d)と、上記無線温度センサユニット(13)および上記吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1,Tm2)に基づいて室内温度の指標となる信号を生成する信号生成部(63c)と、上記信号生成部(63c)が生成した信号を上記空気調和装置(10)の制御器(28,66)に出力する信号出力部(63e,64)とを備え、上記信号出力部は、上記吸込み温度センサ(61)を接続するために上記空気調和装置(10)の制御器(28,66)に設けられた温度センサ用接続部(66a)に、上記吸込み温度センサ(61)の代わりに接続可能な制御信号線(64)を有している。
上記第1の発明では、無線温度センサユニット(13)の測定値(Tm2)と吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)との両方が受信器(63)に入力される。そして、受信器(63)の信号生成部(63c)は、入力された両測定値(Tm1,Tm2)に基づいて室内温度の指標となる信号を生成する。そして、信号出力部(63e,64)は、生成された一つの信号を空気調和装置(10)の制御器(28,66)に出力する。つまり、無線温度センサユニット(13)の測定値(Tm2)と吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)との二つの信号が制御器(28,66)に入力されることがなく、制御器(28,66)に入力されるのは信号生成部(63c)が生成する一つの信号のみである。したがって、室内温度の指標値が一つだけ入力されることを前提に設計された既存の制御器(28,66)の構成を変更することなく、無線温度センサユニット(13)と吸込み温度センサ(61)との両方を空気調和装置(10)の運転の制御に用いることができる。
第2及び第3発明は、空気調和装置を対象とする。空気調和装置(10)は、室内ユニット(12)と、上記室内ユニット(12)に設けられて該室内ユニット(12)に吸い込まれる室内空気の温度を測定する吸込み温度センサ(61)と、制御動作を行う制御器(28,66)とを備える。また、空気調和装置(10)は、受信器(63)を備えており、この受信器(63)は、周辺温度を測定しかつ上記室内ユニット(12)とは別体の無線温度センサユニット(13)から無線通信によって送信される測定値(Tm2)の信号を受信する受信部(63a)、上記吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)の信号を伝達するためのセンサ信号線(62)が接続される入力用接続部(63d)、上記無線温度センサユニット(13)と上記吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1,Tm2)に基づいて室内温度の指標となる信号を生成する信号生成部(63c)、及び上記信号生成部(63c)が生成した信号を上記制御器(28,66)に出力する信号出力部(63e,64)を有する。更に、空気調和装置(10)は、上記制御器(28,66)の制御動作によって制御される構成機器(21,27)とを備えている。また、上記制御器(28,66)は、上記信号生成部(63c)が生成した信号を受信し、受信した信号を用いて制御動作を行う。
上記第2及び第3発明では、制御器(28,66)は、無線温度センサユニット(13)の測定値(Tm2)と吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm2)とに基づいて信号生成部(63c)によって生成された一つの信号を用いて構成機器(21,27)を制御する。このため、室内温度の指標値が一つだけ入力されることを前提に設計された既存の制御器(28,66)の構成を変更することなく、無線温度センサユニット(13)と吸込み温度センサ(61)との両方を空気調和装置(10)の運転の制御に用いることができる。
上記第2の発明において、上記受信器(63)は、上記制御器(28,66)と別体に構成され、且つ上記制御器(28,66)と共に上記室内ユニット(12)のケーシング(30)に収容される。
第3の発明において、上記制御器(28,66)は、上記入力用接続部(63d)と同形状であって上記信号出力部(63e,64)および上記センサ信号線(62)を選択的に接続可能な共通入力用接続部(66a)を有する
上記第3の発明では、共通入力用接続部(66a)に受信機(63)が有する信号出力部(63e,64)が接続された場合、制御器(28,66)は、無線温度センサユニット(13)の測定値(Tm2)および吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)の双方を構成機器(21,27)の制御に用いることができる。一方、共通入力用接続部(66a)に吸込み温度センサ(61)から延びるセンサ信号線(62)が接続された場合、制御器(28,66)は、無線温度センサユニット(13)の測定値(Tm2)を構成機器(21,27)の制御に用いることなく、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)のみを構成機器(21,27)の制御に用いる。
本発明によれば、室内温度の指標値が一つだけ入力されることを前提に設計された既存の制御器(28,66)の構成を変更することなく、無線温度センサユニット(13)と吸込み温度センサ(61)との両方を空気調和装置(10)の運転の制御に用いることができる。
図1は、実施形態の空気調和装置の概略構成を示す冷媒回路図である。 図2は、実施形態の空気調和装置の設置態様を概略的に示す図である。 図3は、室内ユニットを斜め下方から見た斜視図である。 図4は、空気調和装置における各機器の構成を概略的に示す図である。 図5は、異常判定部が無線温度センサユニットの状態を判定する方法を示す状態遷移図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
−空気調和装置の構成−
図1および図2に示すように、本実施形態の空気調和装置(10)は、室外ユニット(11)と、室内ユニット(12)と、無線温度センサユニット(13)とを備えている。室外ユニット(11)と室内ユニット(12)とは、互いに配管接続されていて、蒸気圧縮式冷凍サイクルを行う冷媒回路(20)を構成している。
室外ユニット(11)は、圧縮機(21)と、四方切換弁(22)と、室外熱交換器(23)と、室外ファン(24)と、膨張弁(25)と、室外制御器(28)とを有している。室外ユニット(11)は、図2に示すように、屋外に配置されている。空気調和装置(10)は、四方切換弁(22)の切り替えを行うことにより、冷媒回路(20)において冷媒が流れる方向を可逆に切り替えられるように構成されている。
室内ユニット(12)は、室内熱交換器(26)および室内ファン(27)を有している。室内ユニット(12)は、図2に示すように、屋内の天井に形成された開口に埋め込まれている。すなわち、本実施形態の室内ユニット(12)は、いわゆる天井埋込型に構成されている。室内ユニット(12)の構成について、詳しくは後述する。圧縮機(21)および室内ファン(27)は構成機器を構成している。
無線温度センサユニット(13)は携帯式のものであって、図2に示すように、室内空間(500)の任意の箇所(例えば、在室している人の付近)に設置可能である。無線温度センサユニット(13)は、ユニットケース(13a)と、このユニットケース(13a)内に配置されて周囲の温度を測定する周辺温度センサ(13b)と、ユニットケース(13a)内に配置されて周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)の信号を後述する受信機ユニット(63)に向けて無線通信によって送信する送信部(13c)とを有している。
無線温度センサユニット(13)の送信部(13c)は、周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)を少なくとも含む信号を生成し、生成した信号を無線通信によって発信する。この送信部(13c)は、受信機ユニット(63)との通信を所定の時間(例えば、10秒)毎に行うように構成されている。また、送信部(13c)は、前回送信した温度と現在検出している温度との温度差が小さい場合(例えば、当該差が0.05℃以下である場合)には、周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)の信号を受信機ユニット(63)に送信しないように構成されている。また、無線温度センサユニット(13)は、内蔵するバッテリ(図示せず)の残量が低下した時に、周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)の送信を停止し、内蔵するLED(図示せず)を点滅させるように構成されている。
−室内ユニットの構成−
図1〜図3に示すように、室内ユニット(12)は、ケーシング(30)を備えている。ケーシング(30)は、室内空間(500)の天井(501)に設置されている。ケーシング(30)は、ケーシング本体(31)と化粧パネル(32)とによって構成されている。このケーシング(30)には、室内ファン(27)と、室内熱交換器(26)とが収容されている。また、ケーシング(30)には、吸込み温度センサ(61)と、受信機ユニット(63)と、室内制御器(66)とが収容されている。
ケーシング本体(31)は、室内空間(500)の天井(501)に形成された開口に挿入されて配置されている。ケーシング本体(31)は、下面が開口する概ね直方体状の箱形に形成されている。
室内ファン(27)は、下方から吸い込んだ空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心送風機である。室内ファン(27)は、ケーシング本体(31)の内部中央に配置されている。
室内熱交換器(26)は、いわゆるクロスフィン型のフィン・アンド・チューブ熱交換器である。室内ファン(27)が吹き出した空気は、室内熱交換器(26)を通過する。室内熱交換器(26)は、当該室内熱交換器(26)を通過する空気を、冷媒回路の冷媒と熱交換させる。
化粧パネル(32)は、四角い厚板状に形成された樹脂製の部材である。化粧パネル(32)の下部は、ケーシング本体(31)よりも一回り大きな正方形状に形成されている。この化粧パネル(32)は、ケーシング本体(31)の下面を覆うように配置されている。また、化粧パネル(32)の下面は、ケーシング(30)の下面を構成し、室内空間(500)に露出している。
図3に示すように、化粧パネル(32)の中央部には、正方形状の一つの吸込み開口(33)が形成されている。吸込み開口(33)は、化粧パネル(32)を上下に貫通し、ケーシング(30)の内部に連通している。吸込み開口(33)には、格子状の吸込グリル(41)が設けられている。
化粧パネル(32)には、概ね四角い輪状の吹出口(36)が、吸込み開口(33)を囲むように形成されている。図3に示すように、吹出口(36)は、四つの主吹出し開口(34)と、四つの副吹出し開口(35)とに区分されている。
主吹出し開口(34)は、化粧パネル(32)の四つの辺のそれぞれに沿って一つずつ配置された細長い開口である。一方、副吹出し開口(35)は、1/4円弧状の開口である。副吹出し開口(35)は、化粧パネル(32)の四つの角部のそれぞれに一つずつ配置されている。
図3に示すように、各主吹出し開口(34)には、風向調節羽根(51)が設けられている。風向調節羽根(51)は、吹出し気流の方向(すなわち、主吹出し開口(34)から吹き出される調和空気の流れの方向)を調節するための部材である。風向調節羽根(51)は、吹出し気流の方向を上下方向に変更する。つまり、風向調節羽根(51)は、吹出し気流の方向と水平方向のなす角度が変化するように、吹出し気流の方向を変化させる。
〈吸込み温度センサ〉
吸込み温度センサ(61)は、吸込み開口(33)からケーシング(30)内に吸い込まれた室内空気の温度を測定するように構成されている。吸込み温度センサ(61)は、図4に示すように、センサ信号線(62)によって受信機ユニット(63)の入力用接続部(63d)に接続されている。入力用接続部(63d)は、例えば汎用のコネクタによって構成されている。
〈受信機ユニット〉
受信機ユニット(63)は、図4に示すように、入力用接続部(63d)を有しており、この入力用接続部(63d)には、上述したように吸込み温度センサ(61)から延びるセンサ信号線(62)が接続されている。受信機ユニット(63)は、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)の信号を、有線通信によって当該吸込み温度センサ(61)から受信するように構成されている。
図4に示すように、受信機ユニット(63)は、受信部(63a)と、異常判定部(63b)と、指標設定部(63c)とを有している。受信機ユニット(63)は、指標設定部(63c)によって定められた温度指標値の信号を室内制御器(66)に送信するように構成されている。
受信機ユニット(63)は、図4に示すように、出力用接続部(63e)を有しており、この出力用接続部(63e)には制御信号線(64)の一端が接続されている。制御信号線(64)の他端は室内制御器(66)の共通入力用接続部(66a)に接続されている。出力用接続部(63e)および制御信号線(64)は、異常判定部(63b)および指標設定部(63c)が生成した信号を室内制御器(66)に出力する信号出力部を構成している。
受信機ユニット(63)は、また、電力線(65)によって室内制御器(66)と接続されていて、当該電力線(65)を介して室内制御器(66)から電力を供給されるように構成されている。
なお、受信機ユニット(63)には図示しない複数のLEDが設けられている。受信機ユニット(63)は、無線温度センサユニット(13)が故障した場合と受信機ユニット(63)が故障した場合とで、当該LEDの点滅の態様を変更するように構成されている。また、受信機ユニット(63)は、無線温度センサユニット(13)が故障している場合には、バッテリ交換が必要であるか無線温度センサユニット(13)の本体の交換が必要であるかに応じて、LEDの点滅の態様を変更するように構成されている。また、受信機ユニット(63)は、当該受信機ユニット(63)が故障している場合には、交換が必要な部品の種類に応じてLEDの点滅の態様を変更するように構成されている。
[受信部]
受信部(63a)は、無線温度センサユニット(13)から無線通信によって送信される、周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)の信号を受信するように構成されている。受信部(63a)は、受信した周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)の信号を、異常判定部(63b)へ伝達する。
[異常判定部]
異常判定部(63b)は、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)および周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)に基づいて無線温度センサユニット(13)が異常状態であるか否かを判定するように構成されている。
具体的には、図5に示すように、異常判定部(63b)は、無線温度センサユニット(13)が正常状態である場合に次の三つの条件(A)〜(C)の少なくとも一つが成立したときに、無線温度センサユニット(13)が異常状態であると判定する。すなわち、条件(A)は、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)と周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)との差の絶対値が所定の温度差閾値(ΔTth)以上であるという条件である。条件(B)は、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)が、所定の第1温度閾値(Tth1)以下であるかあるいは所定の第2温度閾値(Tth2)以上であるという条件である。ただし、第2温度閾値(Tth2)は第1温度閾値(Tth1)よりも高い(Tth1<Tth2)。条件(C)は、受信機ユニット(63)が無線温度センサユニット(13)からの信号を受信していないという条件である。一方、異常判定部(63b)は、条件(A)〜(C)の全てが成立しない場合には、無線温度センサユニット(13)が正常状態であると判定する。
ここで、条件(A)が成立したときに無線温度センサユニット(13)が異常状態であると判定できるのは、次の理由による。すなわち、吸込み温度センサ(61)は室内ユニット(12)のケーシング(30)内に実際に吸い込まれる空気の温度を測定する。このため、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)が実際の室温と大きく異なる可能性は低い。一方、無線温度センサユニット(13)は、他の暖房機器の近くや、窓辺の日なた等に置かれることもあり、その場合の周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)は実際の室温と大きく異なる。このため、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)と周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)とが大きく異なる場合、無線温度センサユニット(13)が異常状態であると判定できる。
また、条件(B)が成立したときに無線温度センサユニット(13)が異常状態であると判定できるのは、次の理由による。すなわち、例えば、室内空間(500)全体の室温とは温度が大きく異なる場所に無線温度センサユニット(13)が設置されている場合、周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)は室内空間(500)全体の室温と大きく異なる。この状態で周辺温度センサ(13b)の測定値に基づいて空気調和を行うと、室内空間(500)全体の温度が低すぎるがあるいは高すぎる状態になり、それに伴って吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)が低すぎるかあるいは高すぎる状態になる。このため、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)が低すぎるかあるいは高すぎる場合、無線温度センサユニット(13)が異常状態であると判定できる。
また、条件(C)が成立したときに無線温度センサユニット(13)が異常状態であると判定できるのは、次の理由による。すなわち、例えば、無線温度センサユニット(13)が電気切れになって信号が送信できない場合には、受信機ユニット(63)は無線温度センサユニット(13)からの信号を受信できない。また、例えば、無線温度センサユニット(13)が誤って室外に持ち出されると、無線温度センサユニット(13)からの信号が受信機ユニット(63)に届かなくなるおそれがある。これらのため、受信機ユニット(63)が無線温度センサユニット(13)からの信号を受信していない場合、無線温度センサユニット(13)が異常状態であると判定できる。
また、図5に示すように、異常判定部(63b)は、無線温度センサユニット(13)が異常状態である場合に次の三つの条件(D)〜(F)の全てが成立したときに、無線温度センサユニット(13)が正常状態であると判定する。すなわち、条件(D)は、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)と周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)との差の絶対値が所定の温度差閾値(ΔTth)未満であるという条件である。条件(E)は、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)が、所定の第3温度閾値(Tth3)以上でありかつ所定の第4温度閾値(Tth4)以下であるという条件である。ただし、第3温度閾値(Tth3)は第1温度閾値(Tth1)よりもわずかに高くかつ第2温度閾値(Tth2)よりも低く、第4温度閾値(Tth4)は第2温度閾値(Tth2)もわずかに低くかつ第3温度閾値よりも高い(Tth1<Tth3<<Tth4<Tth2)。条件(F)は、受信機ユニット(63)が無線温度センサユニット(13)からの信号を受信しているという条件である。一方、異常判定部(63b)は、条件(D)〜(F)の少なくとも一つが成立しない場合には、無線温度センサユニット(13)が依然として異常状態であると判定する。
[指標設定部]
指標設定部(63c)は、周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)および吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)に基づいて室内温度の指標となる信号を生成するように構成されている。指標設定部(63c)は、異常判定部(63b)の判定結果に基づいて、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)または周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)のいずれか一方を温度指標値とする。具体的に、指標設定部(63c)は、無線温度センサユニット(13)が異常状態であると異常判定部(63b)が判定している間、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)を温度指標値とする。一方、指標設定部(63c)は、無線温度センサユニット(13)が異常状態でないと異常判定部(63b)が判定している間、周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)を温度指標値とする。なお、指標設定部(63c)は、無線温度センサユニット(13)が異常状態でないと異常判定部(63b)が判定している間であっても、場合によっては、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)を温度指標値とするように構成されていてもよい。指標設定部(63c)は、信号生成部を構成している。
〈室内制御器〉
室内制御器(66)は、受信機ユニット(63)とは別体に設けられている。室内制御器(66)は、受信機ユニット(63)から送信されてきた吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)または周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)に基づいて、室内ファン(27)の回転速度や風向調節羽根(51)の向き等を制御する。
室内制御器(66)は、入力用接続部(63d)と同形状であって制御信号線(64)およびセンサ信号線(62)を選択的に接続可能な共通入力用接続部(66a)を有している。この共通入力用接続部(66a)は、温度センサ用接続部である。共通入力用接続部(66a)は、例えば入力用接続部(63d)を構成するコネクタと同じコネクタによって構成されている。無線温度センサユニット(13)および受信機ユニット(63)を設けない場合は、図4に二点鎖線で示すように、吸込み温度センサ(61)のセンサ信号線(62)が共通入力用接続部(66a)に接続される。この状態では、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)の信号が室内制御器(66)に直接入力される。
室内制御器(66)は、図4に示すように、連絡信号線(67)によって室外制御器(28)と接続されている。室内制御器(66)は、受信機ユニット(63)から送信されてきた温度指標値の信号を、室外制御器(28)に送信するように構成されている。
室外制御器(28)は、室内制御器(66)から受信した温度指標値の信号に基づいて圧縮機(21)の回転速度の制御等を行う。例えば、冷房運転時において、温度指標値が目標温度よりも高い場合、室外制御器(28)は圧縮機(21)の回転速度を上げる一方、温度指標値が目標温度よりも低い場合、室外制御器(28)は圧縮機(21)の回転速度を下げる。また、例えば、暖房運転時において、温度指標値が目標温度よりも低い場合、室外制御器(28)は圧縮機(21)の回転速度を上げる一方、温度指標値が目標温度よりも高い場合、室外制御器(28)は圧縮機(21)の回転速度を下げる。
上述したように、受信機ユニット(63)を設けない場合は、吸込み温度センサ(61)から延びるセンサ信号線(62)が共通入力用接続部(66a)に接続される。この場合は、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)が室内制御器(66)から室外制御器(28)へ伝達され、室外制御器(28)が吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)を用いて圧縮機(21)等を制御する。つまり、この場合、室外制御器(28)は、温度指標値として吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)を用いて、上述した圧縮機(21)の回転速度の制御を行う。
なお、室内制御器(66)は、受信機ユニット(63)と一体に設けられていてもよい。室内制御器(66)および室外制御器(28)は、制御部を構成している。
−運転動作−
次に、空気調和装置(10)の運転動作について説明する。暖房運転や冷房運転を行う場合には、圧縮機(21)、室外ファン(24)、および室内ファン(27)が駆動される。これにより、冷媒回路(20)において冷媒が循環し、蒸気圧縮式冷凍サイクルが行われ、冷房運転や暖房運転等が行われる。ここで、冷房運転時には、四方切換弁(22)の切り替えにより、室外熱交換器(23)が放熱器(凝縮器)として機能し、室内熱交換器(26)が蒸発器として機能する。一方、暖房運転時には、四方切換弁(22)の切り替えにより、室内熱交換器(26)が放熱器(凝縮器)として機能し、室外熱交換器(23)が蒸発器として機能する。
ここで、室内ユニット(12)の運転中には、室内ファン(27)の回転により、室内空間(500)の室内空気が、吸込み開口(33)を通ってケーシング(30)内へ流入する。ケーシング(30)内へ流入した空気は、室内ファン(27)に吸い込まれ、室内熱交換器(26)に向かって吹き出される。室内ファン(27)から吹き出された空気は、室内熱交換器(26)を通過する間に冷却されまたは加熱され、四つの主吹出し開口(34)および四つの副吹出し開口(35)を通って室内空間(500)へ吹き出される。
冷房運転中の室内ユニット(12)では、室内熱交換器(26)が蒸発器として機能し、空気が室内熱交換器(26)を通過する間に冷却される。一方、暖房運転中の室内ユニット(12)では、室内熱交換器(26)が凝縮器として機能し、空気が室内熱交換器(26)を通過する間に加熱される。
室内ユニット(12)は、室内空間(500)の温度が所定の目標温度となるように調和空気を室内空間(500)へと吹き出す。ここで、室内制御器(66)は、指標設定部(63c)によって定められた温度指標値に基づいて、室内ユニット(12)の各機器を制御する。例えば、室内制御器(66)は、室内ファン(27)の回転速度を制御することによって、室内空間(500)に吹き出す調和空気の流量を制御する。また、室内制御器(66)は、四つの風向調節羽根(51)の位置を個別に制御することによって、調和空気の吹出し方向を制御する。
また、室外制御器(28)は、指標設定部(63c)によって定められた温度指標値に基づいて、室外ユニット(11)の各機器を制御する。室外制御器(28)は、例えば、圧縮機(21)の回転速度を制御することによって、空気調和装置(10)の暖房能力または冷房能力を調節する。また、室外制御器(28)は、室外ファン(24)の回転速度制御、四方切換弁(22)の切り替え制御、および膨張弁(25)の開度制御等を行う。
暖房運転では、暖かい調和空気を実質的に下方向へ吹き出す下吹き動作や、暖かい調和空気を実質的に水平方向に吹き出す水平吹き動作等が行われる。一方、冷房運転では、比較的低温の調和空気を実質的に水平方向と下方向との間でスイングさせながら吹き出すスイング動作や、比較的低温の調和空気を実質的に水平方向に吹き出す水平吹き動作等が行われる。
−実施形態の効果−
本実施形態の空気調和装置(10)では、無線温度センサユニット(13)の周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)と吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)との両方が受信機ユニット(63)に入力される。そして、受信機ユニット(63)の指標設定部(63c)は、入力された両測定値(Tm1,Tm2)に基づいて一つの温度指標値を定める。室内制御器(66)および室外制御器(28)は、定められた一つの温度指標値に基づいて圧縮機(21)等の機器を制御する。ここで、周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)および吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)の両方が室内制御器(66)に入力されることはなく、室内制御器(66)には一つの温度指標値が入力される。したがって、室内温度の指標値が一つだけ入力されることを前提に設計された既存の室内制御器(66)の構成を変更することなく、無線温度センサユニット(13)と吸込み温度センサ(61)との両方を空気調和装置(10)の運転の制御に用いることができる。
また、受信機ユニット(63)を室内ユニット(12)に取り付けるために、既存の室内制御器(66)の構成を変更する必要がない。すなわち、受信機ユニット(63)を室内ユニット(12)に取り付ける際に、室内制御器(66)の共通入力用接続部(66a)からセンサ信号線(62)を取り外し、取り外したセンサ信号線(62)を受信機ユニット(63)の入力用接続部(63a)に接続すると共に、受信機ユニット(63)の制御信号線(64)を共通入力用接続部(66a)に接続すればよい。これにより、吸込み温度センサ(61)および周辺温度センサ(13b)の双方の測定値(Tm1,Tm2)の信号が受信機ユニット(63)に入力されることになる。したがって、既存の室内制御器(66)の構成を変更することなく、受信機ユニット(63)を室内ユニット(12)に取り付けることができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態では、制御信号線(64)の一端が出力用接続部(63e)に接続されているが、これに限らず、例えば制御信号線(64)の一端が受信機ユニット(63)の基板に半田付け等によって接合されていてもよい。
また、上記実施形態では、室内ユニット(12)は空気調和装置(10)に一つだけ設けられているが、室内ユニット(12)が空気調和装置(10)に二つ以上設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、主吹出し開口(34)の他に副吹出し開口(35)が設けられているが、副吹出し開口(35)が設けられていなくてもよい。
また、上記実施形態では、室内ユニット(12)は4方向に調和空気を吹き出すように構成されているが、例えば、2方向に調和空気を吹き出すように構成されていてもよいし、1方向に調和空気を吹き出すように構成されていてもよい。
また、室内ユニット(12)は、天井(501)の開口部に嵌め込まれる天井埋込型ではなく、ケーシング(30)が天井(501)に吊り下げられた状態で設置される天井吊下型であってもよいし、壁掛型や床設置型であってもよい。
また、上記実施形態では、指標設定部(63c)は、異常判定部(63b)の判定結果に基づいて、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)または周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)のいずれか一方を温度指標値としているが、これに限定されず、例えば、吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)と周辺温度センサ(13b)の測定値(Tm2)との演算結果(例えば平均値など)に基づいて温度指標値を生成するように構成されていてもよい。
以上説明したように、本発明は、受信器およびこれを備えた空気調和装置について有用である。
10 空気調和装置
12 室内ユニット
13 無線温度センサユニット
21 圧縮機(構成機器)
27 室内ファン(構成機器)
28 室外制御器(制御器)
61 吸込み温度センサ
62 センサ信号線
63 受信機ユニット(受信器)
63a 受信部
63c 指標設定部(信号生成部)
63d 入力用接続部
63e 出力用接続部(信号出力部)
64 制御信号線(信号出力部)
66 室内制御器(制御器)
66a 共通入力用接続部
500 室内空間

Claims (3)

  1. 空気調和装置(10)の室内ユニット(12)に設けられる一方、
    周辺温度を測定しかつ上記室内ユニット(12)とは別体の無線温度センサユニット(13)から無線通信によって送信される測定値(Tm2)の信号を受信する受信部(63a)と、
    上記室内ユニット(12)に吸い込まれる室内空気の温度を測定する吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)の信号を伝達するためのセンサ信号線(62)が接続される入力用接続部(63d)と、
    上記無線温度センサユニット(13)および上記吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1,Tm2)に基づいて室内温度の指標となる信号を生成する信号生成部(63c)と、
    上記信号生成部(63c)が生成した信号を上記空気調和装置(10)の制御器(28,66)に出力する信号出力部(63e,64)とを備え
    上記信号出力部は、上記吸込み温度センサ(61)を接続するために上記空気調和装置(10)の制御器(28,66)に設けられた温度センサ用接続部(66a)に、上記吸込み温度センサ(61)の代わりに接続可能な制御信号線(64)を有している
    ことを特徴とする空気調和装置用の受信器。
  2. 内ユニット(12)
    上記室内ユニット(12)に設けられて該室内ユニット(12)に吸い込まれる室内空気の温度を測定する吸込み温度センサ(61)と、
    制御動作を行う制御器(28,66)と、
    周辺温度を測定しかつ上記室内ユニット(12)とは別体の無線温度センサユニット(13)から無線通信によって送信される測定値(Tm2)の信号を受信する受信部(63a)、上記吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)の信号を伝達するためのセンサ信号線(62)が接続される入力用接続部(63d)、上記無線温度センサユニット(13)上記吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1,Tm2)に基づいて室内温度の指標となる信号を生成する信号生成部(63c)、及び上記信号生成部(63c)が生成した信号を上記制御器(28,66)に出力する信号出力部(63e,64)を有し、上記室内ユニット(12)に設けられる受信器(63)と、
    上記制御器(28,66)の制御動作によって制御される構成機器(21,27)とを備え、
    上記制御器(28,66)は、上記信号生成部(63c)が生成した信号を受信し、受信した信号を用いて制御動作を行い、
    上記受信器(63)は、上記制御器(28,66)と別体に構成され、且つ上記制御器(28,66)と共に上記室内ユニット(12)のケーシング(30)に収容される
    ことを特徴とする空気調和装置。
  3. 内ユニット(12)
    上記室内ユニット(12)に設けられて該室内ユニット(12)に吸い込まれる室内空気の温度を測定する吸込み温度センサ(61)と、
    制御動作を行う制御器(28,66)と、
    周辺温度を測定しかつ上記室内ユニット(12)とは別体の無線温度センサユニット(13)から無線通信によって送信される測定値(Tm2)の信号を受信する受信部(63a)、上記吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1)の信号を伝達するためのセンサ信号線(62)が接続される入力用接続部(63d)、上記無線温度センサユニット(13)上記吸込み温度センサ(61)の測定値(Tm1,Tm2)に基づいて室内温度の指標となる信号を生成する信号生成部(63c)、及び上記信号生成部(63c)が生成した信号を上記制御器(28,66)に出力する信号出力部(63e,64)を有し、上記室内ユニット(12)に設けられる受信器(63)と、
    上記制御器(28,66)の制御動作によって制御される構成機器(21,27)とを備え、
    上記制御器(28,66)は、上記信号生成部(63c)が生成した信号を受信し、受信した信号を用いて制御動作を行い、
    上記制御器(28,66)は、上記入力用接続部(63d)と同形状であって上記信号出力部(63e,64)および上記センサ信号線(62)を選択的に接続可能な共通入力用接続部(66a)を有している
    ことを特徴とする空気調和装置。
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