JP6266142B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Description
また、油量の違い、設定温度の違い、使用する調理容器の材質の違い等の変動要素があると油温の低下レベルや加熱出力の増加量に違いが生じるため、被調理物が投入されたことを正確に検知することができない、という問題点があった。
また、本発明に係る誘導加熱調理器は、調理容器である被加熱物を載置する天板と、該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、前記誘導加熱手段が、所定の時間幅で通電しているON時間を計時する計時手段と、該計時手段が計時した前記誘導加熱手段の前記ON時間を記憶する記憶手段と、を備え、前記制御手段は、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程と、他の1つ又は複数の工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、さらに前記制御手段は、前記計時手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記ON時間を複数回計時して、その計時した前記ON時間を前記記憶手段に記憶させ、かつ、前記保温工程の最新の前記ON時間と前記記憶手段に記憶されている前回計時した前記ON時間との比を算出し、前記最新の前記ON時間と前記記憶手段に記憶されている前々回計時した前記ON時間との比を算出し、これらの比の何れかが所定の判定値よりも大きいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度よりも高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量よりも大きくなるように変更するものである。
また、本発明に係る誘導加熱調理器は、調理容器である被加熱物を載置する天板と、該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、前記誘導加熱手段が、所定の時間幅で通電していないOFF時間を計時する計時手段と、該計時手段が計時した前記誘導加熱手段の前記OFF時間を記憶する記憶手段と、を備え、前記制御手段は、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程と、他の1つ又は複数の工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、さらに前記制御手段は、前記計時手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記OFF時間を複数回計時して、その計時した前記OFF時間を前記記憶手段に記憶させ、かつ、前記保温工程の最新の前記OFF時間と前記記憶手段に記憶されている前回計時した前記OFF時間との比を算出し、前記最新の前記OFF時間と前記記憶手段に記憶されている前々回計時した前記OFF時間との比を算出し、これらの比の何れかが所定の判定値よりも小さいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度よりも高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量よりも大きくなるように変更するものである。
本発明に係る誘導加熱調理器は、調理容器である被加熱物を載置する天板と、該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、前記誘導加熱手段が、所定の時間幅で通電しているON時間及び所定の時間幅で通電していないOFF時間を計時する計時手段と、該計時手段が計時した前記誘導加熱手段の前記ON時間及び前記OFF時間を記憶する記憶手段と、を備え、前記制御手段は、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程と、他の1つ又は複数の工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、さらに前記制御手段は、前記計時手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記ON時間及び前記OFF時間を複数回計時して、その計時した前記ON時間及び前記OFF時間を前記記憶手段に記憶させ、かつ、前記保温工程の最新の前記ON時間及び前記OFF時間の和と前記記憶手段に記憶されている前回計時した前記ON時間及び前記OFF時間の和との比を算出し、前記最新の前記ON時間及び前記OFF時間の和と前記記憶手段に記憶されている前々回計時した前記ON時間及び前記OFF時間の和との比を算出し、これらの比の何れかが所定の判定値よりも大きいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度より高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量よりも大きくなるように変更するものである。
また、本発明に係る誘導加熱調理器は、調理容器である被加熱物を載置する天板と、該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、前記誘導加熱手段の加熱出力量を計測する加熱出力量計測手段と、該加熱出力量計測手段が計測した前記加熱出力量を記憶する記憶手段と、を備え、前記制御手段は、少なくとも前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度まで上昇させる予熱工程と、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、さらに前記制御手段は、前記加熱出力量計測手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記加熱出力量を複数回計測して、その計測した前記予熱工程又は前記保温工程又はそれら両方の前記加熱出力量を前記記憶手段に記憶させ、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の最新の前記加熱出力量と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前回計測した前記加熱出力量との比と、前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記加熱出力量と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前々回計測した前記加熱出力量との比と、前記記憶手段に記憶されている前記予熱工程の最後の前記加熱出力量と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記加熱出力量との比とを算出し、これらの比の何れかが所定の判定値よりも大きいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度よりも高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量よりも大きくなるように変更するものである。
また、本発明に係る誘導加熱調理器は、調理容器である被加熱物を載置する天板と、該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、前記誘導加熱手段が、所定の時間幅で通電しているON時間を計時する計時手段と、該計時手段が計時した前記誘導加熱手段の前記ON時間を記憶する記憶手段と、を備え、前記制御手段は、少なくとも前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度まで上昇させる予熱工程と、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、さらに前記制御手段は、前記計時手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記ON時間を複数回計時して、その計時した前記予熱工程又は前記保温工程又はそれら両方の前記ON時間を前記記憶手段に記憶させ、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の最新の前記ON時間と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前回計時した前記ON時間との比と、前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記ON時間と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前々回計時した前記ON時間との比と、前記記憶手段に記憶されている前記予熱工程の最後の前記ON時間と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記ON時間との比とを算出し、これらの比の何れかが所定の判定値よりも大きいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度よりも高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量よりも大きくなるように変更するものである。
また、本発明に係る誘導加熱調理器は、調理容器である被加熱物を載置する天板と、該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、前記誘導加熱手段が、所定の時間幅で通電していないOFF時間を計時する計時手段と、該計時手段が計時した前記誘導加熱手段の前記OFF時間を記憶する記憶手段と、を備え、前記制御手段は、少なくとも前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度まで上昇させる予熱工程と、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、さらに前記制御手段は、前記計時手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記OFF時間を複数回計時して、その計時した前記予熱工程又は前記保温工程又はそれら両方の前記OFF時間を前記記憶手段に記憶させ、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の最新の前記OFF時間と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前回計時した前記OFF時間との比と、前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記OFF時間と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前々回計時した前記OFF時間との比と、前記記憶手段に記憶した前記予熱工程の最後の前記OFF時間と前記保温工程の前記最新の前記OFF時間との比とを算出し、これらの比の何れかが所定の判定値よりも小さいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度よりも高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量よりも大きくなるように変更するものである。
また、本発明に係る誘導加熱調理器は、調理容器である被加熱物を載置する天板と、該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、前記誘導加熱手段が、所定の時間幅で通電しているON時間及び所定の時間幅で通電していないOFF時間を計時する計時手段と、該計時手段が計時した前記誘導加熱手段の前記ON時間及び前記OFF時間を記憶する記憶手段と、を備え、前記制御手段は、少なくとも前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度まで上昇させる予熱工程と、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、さらに前記制御手段は、前記計時手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記ON時間及び前記OFF時間を複数回計時して、その計時した前記予熱工程又は前記保温工程又はそれら両方の前記ON時間及び前記OFF時間を前記記憶手段に記憶させ、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の最新の前記ON時間と前記OFF時間の和と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前回計時した前記ON時間と前記OFF時間の和との比と、前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記ON時間と前記OFF時間の和と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前々回計時した前記ON時間と前記OFF時間の和との比と、前記記憶手段に記憶されている前記予熱工程の最後の前記ON時間と前記OFF時間の和と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記ON時間と前記OFF時間の和との比を算出し、これらの比の何れかが所定の判定値よりも大きいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度よりも高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量より大きくなるように変更するものである。
ようにしたので、少しの差でもその比較結果から、被加熱物内への被調理物の投入が検知でき、被調理物の投入に合わせて制御温度や加熱出力を変更することで、被調理物の投入による油の温度低下から、すばやく元の温度に復帰するように制御することが可能となる。
(構成)
図1は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の構成を示す斜視図、図2は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の構成を示す天板を外した状態の斜視図、図3は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の誘導加熱コイルと温度検出手段を示す部分断面図、図4は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の制御系の構成を示すブロック図である。
なお、それぞれの図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略することがある。
入されたと、制御手段が判断する。動作については、後段で詳しく説明する。
図5は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の制御を示すフローチャート、図6は図5のフローチャートの続き、図7は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の制御状態を示すグラフ、図8は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の他の制御状態を示すグラフである。前述の構成と図5〜図8にて動作を説明する。
実行(S19)し、制御温度A℃で加熱のON、OFF制御へ戻る。
(構成)
本発明の実施の形態2の誘導加熱調理器の構成は、本発明の実施の形態1の誘導加熱調理器と一部が異なるだけであり、異なる箇所を説明し、その他の説明は本発明の実施の形態1の誘導加熱調理器と同様であるのでここでは省略する。
図10は本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の制御を示すフローチャート、図11は図10のフローチャートの続きである。本発明の実施の形態2の誘導加熱調理器の構成と図10、図11及び本発明の実施の形態1で使用した図7、図8を用いて動作を説明する。
(構成)
本発明の実施の形態3の誘導加熱調理器の構成は、本発明の実施の形態2の誘導加熱調理器と同様であるのでここでは省略する。
図12は本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器の制御を示すフローチャート、図13は図12のフローチャートの続きである。図12、図13及び本発明の実施の形態1、2で使用した図7、図8を用いて動作を説明する。
保温工程が開始される(S47)。加熱OFF回数は本発明の実施の形態1、2と同様に
例えば3回としたのであり、3回に限定されるものではない。
(構成)
本発明の実施の形態4の誘導加熱調理器の構成は、本発明の実施の形態2、3の誘導加熱調理器と同様であるのでここでは省略する。
図14は本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器の制御を示すフローチャート、図15は図14のフローチャートの続きである。図14、図15及び本発明の実施の形態1〜3で使用した図7、図8を用いて動作を説明する。
(構成)
本発明の実施の形態5の誘導加熱調理器の構成は、本発明の実施の形態1の誘導加熱調理器と同様であるのでここでは省略する。
図16は本発明の実施の形態5に係る誘導加熱調理器の制御を示すフローチャート、図17は図16のフローチャートの続きである。図16、図17及び本発明の実施の形態1〜4で使用した図7、図8を用いて動作を説明する。
(構成)
本発明の実施の形態6の誘導加熱調理器の構成は、本発明の実施の形態2〜4の誘導加熱調理器と同様であるのでここでは省略する。
図18は本発明の実施の形態6に係る誘導加熱調理器の制御を示すフローチャート、図19は図18のフローチャートの続きである。図18、図19及び本発明の実施の形態1〜5で使用した図7、図8を用いて動作を説明する。
(構成)
本発明の実施の形態7の誘導加熱調理器の構成は、本発明の実施の形態2〜4及び6の誘導加熱調理器と同様であるのでここでは省略する。
図20は本発明の実施の形態7に係る誘導加熱調理器の制御を示すフローチャート、図21は図20のフローチャートの続きである。図20、図21及び本発明の実施の形態1〜6で使用した図7、図8を用いて動作を説明する。
(構成)
本発明の実施の形態8の誘導加熱調理器の構成は、本発明の実施の形態2〜4、6及び7の誘導加熱調理器と同様であるのでここでは省略する。
図22は本発明の実施の形態8に係る誘導加熱調理器の制御を示すフローチャート、図23は図22のフローチャートの続きである。図22、図23及び本発明の実施の形態1〜7で使用した図7、図8を用いて動作を説明する。
それから、揚げ物予熱工程の最後の加熱ON時間+加熱OFF時間とは図7、図8ともにT1+T0のときの加熱ON時間+加熱OFF時間である。
Claims (10)
- 調理容器である被加熱物を載置する天板と、
該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、
該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、
前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、
前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、
前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、
前記誘導加熱手段の加熱出力量を計測する加熱出力量計測手段と、
該加熱出力量計測手段が計測した前記加熱出力量を記憶する記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程と、他の1つ又は複数の工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、
さらに前記制御手段は、前記加熱出力量計測手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記加熱出力量を複数回計測して、その計測した前記加熱出力量を前記記憶手段に記憶させ、かつ、
前記保温工程の最新の前記加熱出力量と前記記憶手段に記憶されている前回計測した前記加熱出力量との比を算出し、
前記最新の前記加熱出力量と前記記憶手段に記憶されている前々回計測した前記加熱出力量との比を算出し、
これらの比の何れかが所定の判定値よりも大きいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、
前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度よりも高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量よりも大きくなるように変更することを特徴とする誘導加熱調理器。 - 調理容器である被加熱物を載置する天板と、
該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、
該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、
前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、
前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、
前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、
前記誘導加熱手段が、所定の時間幅で通電しているON時間を計時する計時手段と、
該計時手段が計時した前記誘導加熱手段の前記ON時間を記憶する記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程と、他の1つ又は複数の工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、
さらに前記制御手段は、前記計時手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記ON時間を複数回計時して、その計時した前記ON時間を前記記憶手段に記憶させ、かつ、
前記保温工程の最新の前記ON時間と前記記憶手段に記憶されている前回計時した前記ON時間との比を算出し、
前記最新の前記ON時間と前記記憶手段に記憶されている前々回計時した前記ON時間との比を算出し、
これらの比の何れかが所定の判定値よりも大きいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、
前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度よりも高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量よりも大きくなるように変更することを特徴とする誘導加熱調理器。 - 調理容器である被加熱物を載置する天板と、
該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、
該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、
前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、
前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、
前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、
前記誘導加熱手段が、所定の時間幅で通電していないOFF時間を計時する計時手段と、
該計時手段が計時した前記誘導加熱手段の前記OFF時間を記憶する記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程と、他の1つ又は複数の工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、
さらに前記制御手段は、前記計時手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記OFF時間を複数回計時して、その計時した前記OFF時間を前記記憶手段に記憶させ、かつ、
前記保温工程の最新の前記OFF時間と前記記憶手段に記憶されている前回計時した前記OFF時間との比を算出し、
前記最新の前記OFF時間と前記記憶手段に記憶されている前々回計時した前記OFF時間との比を算出し、
これらの比の何れかが所定の判定値よりも小さいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、
前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度よりも高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量よりも大きくなるように変更することを特徴とする誘導加熱調理器。 - 調理容器である被加熱物を載置する天板と、
該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、
該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、
前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、
前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、
前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、
前記誘導加熱手段が、所定の時間幅で通電しているON時間及び所定の時間幅で通電していないOFF時間を計時する計時手段と、
該計時手段が計時した前記誘導加熱手段の前記ON時間及び前記OFF時間を記憶する記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程と、他の1つ又は複数の工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、
さらに前記制御手段は、前記計時手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記ON時間及び前記OFF時間を複数回計時して、その計時した前記ON時間及び前記OFF時間を前記記憶手段に記憶させ、かつ、
前記保温工程の最新の前記ON時間及び前記OFF時間の和と前記記憶手段に記憶されている前回計時した前記ON時間及び前記OFF時間の和との比を算出し、
前記最新の前記ON時間及び前記OFF時間の和と前記記憶手段に記憶されている前々回計時した前記ON時間及び前記OFF時間の和との比を算出し、
これらの比の何れかが所定の判定値よりも大きいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、
前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度より高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量よりも大きくなるように変更することを特徴とする誘導加熱調理器。 - 調理容器である被加熱物を載置する天板と、
該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、
該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、
前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、
前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、
前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、
前記誘導加熱手段の加熱出力量を計測する加熱出力量計測手段と、
該加熱出力量計測手段が計測した前記加熱出力量を記憶する記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、少なくとも前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度まで上昇させる予熱工程と、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、
さらに前記制御手段は、前記加熱出力量計測手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記加熱出力量を複数回計測して、その計測した前記予熱工程又は前記保温工程又はそれら両方の前記加熱出力量を前記記憶手段に記憶させ、かつ、
前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の最新の前記加熱出力量と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前回計測した前記加熱出力量との比と、
前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記加熱出力量と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前々回計測した前記加熱出力量との比と、
前記記憶手段に記憶されている前記予熱工程の最後の前記加熱出力量と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記加熱出力量との比とを算出し、
これらの比の何れかが所定の判定値よりも大きいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、
前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度よりも高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量よりも大きくなるように変更することを特徴とする誘導加熱調理器。 - 調理容器である被加熱物を載置する天板と、
該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、
該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、
前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、
前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、
前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、
前記誘導加熱手段が、所定の時間幅で通電しているON時間を計時する計時手段と、
該計時手段が計時した前記誘導加熱手段の前記ON時間を記憶する記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、少なくとも前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度まで上昇させる予熱工程と、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、
さらに前記制御手段は、前記計時手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記ON時間を複数回計時して、その計時した前記予熱工程又は前記保温工程又はそれら両方の前記ON時間を前記記憶手段に記憶させ、かつ、
前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の最新の前記ON時間と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前回計時した前記ON時間との比と、
前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記ON時間と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前々回計時した前記ON時間との比と、
前記記憶手段に記憶されている前記予熱工程の最後の前記ON時間と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記ON時間との比とを算出し、
これらの比の何れかが所定の判定値よりも大きいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、
前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度よりも高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量よりも大きくなるように変更することを特徴とする誘導加熱調理器。 - 調理容器である被加熱物を載置する天板と、
該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、
該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、
前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、
前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、
前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、
前記誘導加熱手段が、所定の時間幅で通電していないOFF時間を計時する計時手段と、
該計時手段が計時した前記誘導加熱手段の前記OFF時間を記憶する記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、少なくとも前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度まで上昇させる予熱工程と、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、
さらに前記制御手段は、前記計時手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記OFF時間を複数回計時して、その計時した前記予熱工程又は前記保温工程又はそれら両方の前記OFF時間を前記記憶手段に記憶させ、かつ、
前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の最新の前記OFF時間と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前回計時した前記OFF時間との比と、
前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記OFF時間と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前々回計時した前記OFF時間との比と、
前記記憶手段に記憶した前記予熱工程の最後の前記OFF時間と前記保温工程の前記最新の前記OFF時間との比とを算出し、
これらの比の何れかが所定の判定値よりも小さいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、
前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度よりも高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量よりも大きくなるように変更することを特徴とする誘導加熱調理器。 - 調理容器である被加熱物を載置する天板と、
該天板下方に設けられ、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱手段と、
該誘導加熱手段へ交流電力を供給するインバーター回路と、
前記天板下方に設けられ、前記被加熱物の温度を検知する温度検知素子と、
前記温度検知素子の検知信号を温度に換算し、前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、
前記インバーター回路の電力供給と停止、及び前記誘導加熱手段の加熱出力量をそれぞれ制御する制御手段と、
前記誘導加熱手段が、所定の時間幅で通電しているON時間及び所定の時間幅で通電していないOFF時間を計時する計時手段と、
該計時手段が計時した前記誘導加熱手段の前記ON時間及び前記OFF時間を記憶する記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、少なくとも前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度まで上昇させる予熱工程と、前記被加熱物に入れられた油の温度を所定の温度に保つように、前記温度検出手段で換算した温度が第一の制御温度となるように制御する保温工程とから構成される揚げ物調理モードを実行し、
さらに前記制御手段は、前記計時手段で、前記誘導加熱手段を所定の出力で稼動させたときの前記ON時間及び前記OFF時間を複数回計時して、その計時した前記予熱工程又は前記保温工程又はそれら両方の前記ON時間及び前記OFF時間を前記記憶手段に記憶させ、かつ、
前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の最新の前記ON時間と前記OFF時間の和と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前回計時した前記ON時間と前記OFF時間の和との比と、
前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記ON時間と前記OFF時間の和と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程において前々回計時した前記ON時間と前記OFF時間の和との比と、
前記記憶手段に記憶されている前記予熱工程の最後の前記ON時間と前記OFF時間の和と前記記憶手段に記憶されている前記保温工程の前記最新の前記ON時間と前記OFF時間の和との比を算出し、
これらの比の何れかが所定の判定値よりも大きいとき、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する制御工程を備え、
前記制御手段は、前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断したら、前記第一の制御温度よりも高い第二の制御温度に変更し、かつ、前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量より大きくなるように変更することを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記制御手段は、前記温度検出手段で換算した温度が前記第二の制御温度に到達したら、前記第一の制御温度より高く前記第二の制御温度より低い第三の制御温度に変更し、かつ、火力投入時の前記誘導加熱手段の加熱出力量を前記被加熱物内へ被調理物が投入されたと判断する前の加熱出力量に戻し、前記温度検出手段で換算した温度が、前記第三の制御温度を一旦下回った後に再度前記第三の制御温度に到達したら、前記第一の制御温度に戻すよう制御することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
- 前記温度検知素子は、前記天板の裏面に接触して前記被加熱物の温度を検知する接触式温度センサー、又は前記被加熱物の赤外線エネルギーを非接触で検知し温度に換算する非接触式の赤外線センサーのいずれかであることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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