JP6265115B2 - 車両後部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両後部構造に関する。
特許文献1には、車両前後方向に分割されたホイールハウスインナの分割部分の縁にリヤサスペンションタワーを重ね合せ溶接により結合した車両後部構造が開示されている。この構成によれば、リヤサスペンションからの車両上下方向への荷重をリヤフロアクロスメンバに直接的に伝達することができる。
実開昭62−47480号公報
しかしながら、上記先行技術では、ホイールハウスインナとリヤサスペンションタワーとの結合部位において、リヤサスペンションタワーの剥離方向にリヤサスペンションから車両上下方向の荷重が入力される。このため、ホイールハウスインナとリヤサスペンションタワーとの結合状態を良好に維持するためには、スポット溶接を精度良く行う必要があり、結合状態の品質管理が容易ではない。このように、上記先行技術では、部材同士の結合状態の品質管理を容易にするには改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、リヤサスペンションからの入力荷重を効率良くフロアクロスメンバに伝達することができ、さらに部材同士の結合状態の品質管理が容易となる車両後部構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係る車両後部構造は、車両幅方向に貫通する貫通孔が形成されたホイールハウスインナと、前記ホイールハウスインナの車両幅方向外側に結合され、リヤサスペンションの一部が取り付けられると共に前記ホイールハウスインナを補強する補強部材と、前記ホイールハウスインナよりも車両幅方向内側に配置され、車両幅方向の内側端部がフロアクロスメンバに結合され、車両幅方向の外側端部が前記貫通孔を通って前記補強部材に結合されたガセットと、を有する。
請求項1に記載の本発明に係る車両後部構造では、リヤサスペンションの一部から補強部材に入力された荷重は、補強部材とガセットとが直接的に結合されていることにより、ホイールハウスインナだけでなくガセットを介してフロアクロスメンバにも伝達される。このため、ホイールハウスインナのみに荷重が入力される構成に比べて、リヤサスペンションの一部からの入力荷重を効率良くフロアクロスメンバに伝達することができる。
さらに、補強部材に入力された荷重がガセットを介してフロアクロスメンバにも伝達されることで、ホイールハウスインナと補強部材との結合部位において、リヤサスペンションの一部から入力された荷重が剥離方向に作用しにくくなる。これにより、ホイールハウスインナと補強部材との結合状態が良好に維持されるので、スポット溶接の精度を緩和することができ、部材同士の結合状態の品質管理が容易となる。
請求項2に記載の本発明に係る車両後部構造は、前記補強部材には、車両上下方向に沿った第1縦壁が形成され、前記ガセットには、車両上下方向に沿うと共に前記第1縦壁に車両幅方向に結合される第2縦壁が形成されている。
請求項2に記載の本発明に係る車両後部構造では、車両上下方向に沿った第1縦壁と車両上下方向に沿った第2縦壁とが車両幅方向に結合される。このため、補強部材とガセットとの結合部位は、リヤサスペンションの一部から入力される荷重を該結合部位のせん断方向で受けることになる。これにより、リヤサスペンションの一部から入力される荷重を剥離方向で受ける構成に比べて、補強部材とガセットとの結合状態を良好に維持することができる。
請求項3に記載の本発明に係る車両後部構造は、前記ホイールハウスインナを車両幅方向に見て、前記ホイールハウスインナと前記補強部材とが前記貫通孔を囲んだ複数箇所で結合されている。
請求項3に記載の本発明に係る車両後部構造では、ホイールハウスインナの貫通孔の周囲に補強部材が複数箇所で結合されることで、ホイールハウスインナの強度及び剛性を高めることができる。さらに、補強部材が開口部の周囲を覆うので、車両外部から貫通孔を通って車両内部へ異物が侵入するのを抑制することができる。
請求項4に記載の本発明に係る車両後部構造の前記ホイールハウスインナは、車両上下方向に沿うと共に前記貫通孔が形成された縦壁部を有し、前記補強部材は、少なくとも前記縦壁部に結合されている。
請求項4に記載の本発明に係る車両後部構造では、ホイールハウスインナの縦壁部に貫通孔が形成されている。さらに、補強部材が縦壁部に結合されている。これにより、縦壁部に開口部を形成しても縦壁部が補強部材で補強されるので、ホイールハウスインナの車両上下方向の脆弱化を抑制することができる。
以上説明したように、請求項1に記載の車両後部構造によれば、リヤサスペンションからの入力荷重を効率良くフロアクロスメンバに伝達することができ、さらに部材同士の結合状態の品質管理が容易となるという優れた効果を有する。
請求項2に記載の車両後部構造によれば、補強部材とガセットとの結合状態を良好に維持することができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載の車両後部構造によれば、ホイールハウスインナの強度及び剛性を高めると共に車両外部から開口部を通って車両内部へ異物が侵入するのを抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項4に記載の車両後部構造によれば、ホイールハウスインナの車両上下方向の脆弱化を抑制することができるという優れた効果を有する。
本実施形態に係る車両後部構造を含むリヤサスペンションタワー部を有する車両後部を示す斜視図である。 本実施形態に係る車両後部構造を車両幅方向に見た正面図である。 本実施形態に係るホイールハウスインナの斜視図である。 (A)、(B)本実施形態に係るブラケットの斜視図である。 本実施形態に係るホイールハウスインナにブラケットを結合した状態を示す斜視図である。 (A)、(B)本実施形態に係るフロアクロスガセットの斜視図である。 本実施形態に係るブラケットとフロアクロスガセットとを結合した状態を示す斜視図である。 (A)本実施形態に係るリヤサスペンションからブラケットに荷重が入力される前のリヤサスペンションタワー部の状態を示す拡大縦断面図(図2の8A−8A断面)である。(B)本実施形態に係るリヤサスペンションからブラケットに荷重が入力されたときのリヤサスペンションタワー部の変形状態を示す拡大縦断面図である。 本実施形態に係るリヤサスペンションからブラケットに荷重が入力されたときの車両後部構造における応力分布状態を示す応力分布図である。 対比例に係る車両後部構造を車両幅方向に見た正面図である。 (A)対比例に係るリヤサスペンションからブラケットに荷重が入力される前のリヤサスペンションタワー部の状態を示す拡大縦断面図(図10の11A−11A断面)である。(B)対比例に係るリヤサスペンションからブラケットに荷重が入力されたときのリヤサスペンションタワー部の変形状態を示す拡大縦断面図である。 対比例に係るリヤサスペンションからブラケットに荷重が入力されたときの車両後部構造における応力分布状態を示す応力分布図である。
[全体構成]
以下、図1〜図9を参照して、本発明に係る車両後部構造の実施形態の一例について説明する。なお、各図に適宜示す矢印FRは車両前方(進行方向)を示しており、矢印UPは車両上方を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、進行方向を向いた場合の車両幅方向の左右を示すものとする。
図1には、本実施形態に係る車両10の車両前後方向後側で且つ車両幅方向右側の一部が示されている。車両10は、ルーフサイドレール12と、ルーフサイドインナパネル14と、リヤサスペンションタワー部20と、を含んで構成されている。ルーフサイドレール12は、車両上下方向上側で車両前後方向に延在している。ルーフサイドインナパネル14は、ルーフサイドレール12に結合され車両上下方向に延在している。なお、車両10における他の部位の図示及び説明は省略する。また、車両10は基本的に左右対称に構成されているため、本実施形態では車両10の右側の構造について図示及び説明し、車両10の左側の構造についての図示及び説明を省略する。
<リヤサスペンションタワー部>
図1に示すリヤサスペンションタワー部20は、フロアクロスメンバ16、ルーフサイドインナガセット17、ホイールハウスアウタ18、ホイールハウスインナ32、ブラケット34、及びフロアクロスガセット36を含んで構成されている。ブラケット34は、ホイールハウスインナ32を補強する補強部材の一例である。フロアクロスガセット36は、ガセットの一例である。また、ホイールハウスインナ32、ブラケット34、及びフロアクロスガセット36により車両後部構造30が構成されている。
(フロアクロスメンバ)
フロアクロスメンバ16は、車両幅方向に見て車両上下方向下側に開口した断面ハット状に形成されている。また、フロアクロスメンバ16は、図示しないリヤフロアパネルに設けられ車両幅方向に延在している。
(ルーフサイドインナガセット)
ルーフサイドインナガセット17は、フロアクロスメンバ16の車両幅方向端部よりも車両上下方向上側で、且つホイールハウスインナ32よりも車両幅方向内側に配置されている。また、ルーフサイドインナガセット17は、一例として、車両上下方向に見て車両幅方向外側へ向けて開口した断面ハット状に形成されており、本体部17A、フランジ17B、フランジ17C、及びフランジ17Dを有している。
本体部17Aは、車両幅方向内側へ膨出された部位である。また、本体部17Aには、車両幅方向に貫通した貫通孔17Eが形成されている。貫通孔17Eは、一例として、工具を通すために用いられる。さらに、本体部17Aの車両上下方向の上端部17Fは、ルーフサイドインナパネル14に溶接で結合されている。加えて、本体部17Aの車両上下方向の下端部17Gは、フロアクロスガセット36の後述する第2壁部36Hに溶接で結合されている。なお、本実施形態の説明において、単に「溶接」と記載する場合は、スポット溶接を意味している。
フランジ17B、フランジ17C、及びフランジ17Dは、本体部17Aの車両前後方向両端部から車両前後方向前側及び後側へ張り出している。フランジ17Bは、車両上下方向に沿って延在しており、一部がホイールハウスアウタ18に溶接で結合されている。フランジ17Cは、フランジ17Bの車両上下方向下端から車両幅方向内側へ向けて車両上下方向下側へ傾斜しており、ホイールハウスインナ32の湾曲部32Aに溶接で結合されている。フランジ17Dは、フランジ17Cの車両上下方向下端から車両上下方向下側へ延在しており、ホイールハウスインナ32の縦壁部32Cに溶接で結合されている。
(ホイールハウスアウタ)
図8(A)に示すホイールハウスアウタ18は、一例として、板金がプレス成形されることにより形成されたものである。また、ホイールハウスアウタ18は、湾曲部18Aと、フランジ18Bと、延出部18Cとを有している。湾曲部18Aは、車両幅方向に見て円弧状に形成された湾曲壁で構成されており、図示しないリヤタイヤの周面に沿って配置されている。フランジ18Bは、湾曲部18Aの車両幅方向内側端部から図示しないリヤタイヤの径方向外側へ張り出されている。延出部18Cは、湾曲部18Aの車両幅方向外側端部から図示しないリヤタイヤの径方向内側へ向けて延出されている。また、延出部18Cの車両幅方向外端部は、ホイールハウスアウタ18の車両幅方向外側に設けられた図示しないパネル材に溶接で結合されている。
なお、フランジ18Bの張り出し長さは、ホイールハウスインナ32のフランジ32Bの張り出し長さよりも長いが、図8(A)、(B)では、フランジ18Bの一部の図示を省略している。また、図8(A)、(B)は、各部材の縦断面を模式的に示したものであり、実際には車両前後方向にずれて配置されている部位であってもまとめて示している。
[要部構成]
次に、本実施形態の要部である車両後部構造30について説明する。
図2に示す車両後部構造30は、既述のように、ホイールハウスインナ32と、ホイールハウスインナ32の車両幅方向外側に配置されたブラケット34と、ホイールハウスインナ32の車両幅方向内側に配置されたフロアクロスガセット36とを有している。また、図8(A)に示すように、ブラケット34には、車両10の後述するリヤサスペンション50の一部を構成するリヤアブソーバ52が取り付けられている。
(ホイールハウスインナ)
図3に示すホイールハウスインナ32は、一例として、板金がプレス成形されることにより形成されたものであり、図示しないリヤタイヤを格納するように車両幅方向内側へ向けて膨出されている。具体的には、ホイールハウスインナ32は、湾曲部32Aと、フランジ32Bと、縦壁部32Cとを有している。
湾曲部32Aは、車両幅方向に見て円弧状に形成された湾曲壁で構成されており、図示しないリヤタイヤの周面に沿って配置されている。フランジ32Bは、湾曲部32Aの車両幅方向外側端部から径方向外側へ張り出されている。縦壁部32Cは、湾曲部32Aの車両幅方向内側端部から車両上下方向下側へ向けて延出されており、車両幅方向に見て半円形状に形成されている。なお、縦壁部32Cの大半は車両上下方向に沿っているが、縦壁部32Cの車両上下方向上端部には、車両幅方向内側へ向けて下り勾配となる傾斜部32Dが形成されている。また、縦壁部32Cには、開口部38が形成されている。
開口部38は、一例として、ホイールハウスインナ32において、車両幅方向に見て縦壁部32Cのほぼ中央部分が切り欠かれることで形成されており、縦壁部32Cを車両幅方向に貫通する部位である。即ち、開口部38を通ってホイールハウスインナ32の車両幅方向外側と内側とが連通している。また、開口部38は、一例として、車両幅方向に見て、車両前後方向前側を下底とし車両前後方向後側を上底とする台形状に形成されており、車両上下方向上側が下側よりも車両前後方向後側に位置するように傾斜している。
なお、開口部38の大きさ及び形状は、後述するブラケット34及びフロアクロスガセット36(図8(A)参照)が開口部38の内側で結合可能となるように設定されている。また、本実施形態では、一例として、ホイールハウスインナ32の開口部38の周縁は開放されておらず、開口部38は貫通孔とされている。
図8(A)に示すように、ホイールハウスインナ32及びホイールハウスアウタ18は、フランジ32Bとフランジ18Bとが溶接で結合されており、図示しないリヤタイヤが収容される空間である収容部33を形成している。
(ブラケット)
図4(A)、(B)に示すように、ブラケット34は、一例として、車両前後方向を幅方向とし車両上下方向に沿った第1壁部34Aと、第1壁部34Aの車両上下方向上端部から上側で且つ車両幅方向外側に湾曲された第2壁部34Bとを有している。なお、図4(A)における「×」印は、スポット溶接される部位(打点)を意味している。
第1壁部34Aにおける車両前後方向の中央部には、車両幅方向内側へ向けて膨出された膨出部34Cが形成されている。また、膨出部34Cの車両前後方向前側及び後側の部位には、車両上下方向及び車両前後方向に沿った平面状の平坦部34Dが2箇所形成されている。2箇所の平坦部34Dは、第1縦壁の一例であり、車両幅方向に見て車両上下方向を長手方向とし車両前後方向を短手方向とする略矩形状に形成されている。
第2壁部34Bには、車両幅方向外側及び車両上下方向下側へ向けて窪んだ窪み部34E及び窪み部34Fが、車両前後方向に並んで形成されている。なお、ブラケット34を車両幅方向に見て、車両前後方向前側の平坦部34Dに対して、窪み部34Eは前側に位置しており、窪み部34Fは後側に位置している。また、車両上下方向の深さは、窪み部34Fの方が窪み部34Eよりも深くなっている。
窪み部34Eの車両上下方向下端には、車両前後方向及び車両幅方向に沿った平面状の底壁34Gが形成されている。底壁34Gには、厚さ方向に貫通した貫通孔34Hが形成されている。また、窪み部34Fの車両上下方向下端には、車両前後方向及び車両幅方向に沿った平面状の底壁34Iが形成されている。底壁34Iには、厚さ方向に貫通した貫通孔34Jが形成されている。
第1壁部34A及び第2壁部34Bの外縁には、上フランジ34K、下フランジ34L、前フランジ34M、及び後フランジ34Nが形成されている。ブラケット34を車両幅方向に見て、上フランジ34Kは車両上下方向上側に張り出され、下フランジ34Lは下側に張り出されている。また、前フランジ34Mは車両前後方向前側に張り出され、後フランジ34Nは後側に張り出されている。
(リヤサスペンション)
図8(A)に示すリヤサスペンション50は、図示しないサスペンションアーム、キャリア、及びコイルスプリングと、図8(A)に示すリヤアブソーバ52とを含んで構成されている。サスペンションアームは、複数設けられ車両前後方向および車両幅方向に延在している。キャリアは左右一対設けられサスペンションアームとリヤアブソーバ52を連結している。コイルスプリングは、一部のサスペンションアームに設けられている。
リヤアブソーバ52は、アウターシェル52Aと、ピストンロッド52Bと、アブソーバアッパサポート52Cとを含んで構成されている。アウターシェル52Aは、筒状に形成されリヤアブソーバ52の本体を構成している。ピストンロッド52Bは、アウターシェル52A内に挿入され軸方向に移動するようになっている。アブソーバアッパサポート52Cは、板状の(鋳物)部材でありピストンロッド52Bが板厚方向に貫通されている。
ここで、ピストンロッド52Bの先端部は、ブラケット34の貫通孔34Jに車両上下方向下側から挿入されており、アブソーバアッパサポート52Cが底壁34Iの下面と接触した状態で、ナット54によりブラケット34に締結されている。これにより、車両10(図1参照)が車両上下方向に振動したとき、リヤサスペンション50からブラケット34にほぼ車両上下方向に沿った荷重が入力されるようになっている。
(フロアクロスガセット)
図6(A)、(B)に示すように、フロアクロスガセット36は、車両幅方向内側へ延びる第1延出部36Aと、第1延出部36Aの車両幅方向外端部から車両上下方向上側へ延びる第2延出部36Bとを有している。即ち、フロアクロスガセット36は、車両前後方向に見て略L字状に形成されている。
第1延出部36Aは、車両幅方向に見て車両上下方向下側へ向けて開口した断面ハット状に形成されている。また、第1延出部36Aは、車両前後方向前端部から前側へ張り出されたフランジ36Cと、車両前後方向後端部から後側へ張り出されたフランジ36Dを有している。なお、第1延出部36Aの車両幅方向内側端部を第1壁部36Gと称する。第1壁部36Gは、フロアクロスメンバ16(図1参照)に溶接で結合される部位である。
第2延出部36Bは、車両上下方向に見て車両幅方向外側へ向けて開口した断面ハット状に形成されている。また、第2延出部36Bの大きさは、車両幅方向に見て開口部38(図3参照)の内側に配置可能な大きさとされている。さらに、第2延出部36Bは、車両前後方向前端部から前側へ張り出されたフランジ36Eと、車両前後方向後端部から後側へ張り出されたフランジ36Fとを有している。フランジ36E及びフランジ36Fは、平板状に形成されており、第2壁部の一例である。また、フランジ36E及びフランジ36Fは、開口部38(図3参照)を通って既述の2箇所の平坦部34D(図4(A)参照)に、車両幅方向に溶接で結合される部位(車両幅方向外側端部の一例)である。
なお、第2延出部36Bの車両上下方向上端部を第2壁部36Hと称する。第2壁部36Hは、既述のように、ルーフサイドインナガセット17の下端部17G(図1参照)に溶接で結合される部位である。
(板厚の設定)
図8(A)に示すホイールハウスインナ32又はルーフサイドインナガセット17の板厚を基準にして、本実施形態では、ホイールハウスインナ32又はルーフサイドインナガセット17の板厚以下の板厚を有するものを薄板部材と称し、ホイールハウスインナ32又はルーフサイドインナガセット17の板厚よりも厚い(大きい)板厚を有するものを厚板部材と称する。即ち、本実施形態では、一例として、ルーフサイドインナガセット17、ホイールハウスアウタ18、及びホイールハウスインナ32が薄板部材とされている。また、フロアクロスメンバ16、ブラケット34、及びフロアクロスガセット36が厚板部材とされている。
<車両後部構造の組み付け>
図5に示すように、車両後部構造30の組み付けでは、膨出部34C及び平坦部34Dが開口部38の内側で車両幅方向内側に露出するように、ホイールハウスインナ32の車両幅方向外側にブラケット34が配置される。なお、リヤアブソーバ52(図8(A)参照)の組み付けについては説明を省略する。
具体的には、ホイールハウスインナ32を車両幅方向に見て、ブラケット34の上フランジ34K、下フランジ34L、前フランジ34M、及び後フランジ34Nが、開口部38の縁部を囲んでホイールハウスインナ32に重なって配置される。そして、上フランジ34K、下フランジ34L、前フランジ34M、及び後フランジ34Nが、溶接によりホイールハウスインナ32の車両幅方向外側の壁面に複数箇所で結合される。本実施形態では、一例として、上フランジ34Kが湾曲部32Aに溶接で結合され、下フランジ34L、前フランジ34M、及び後フランジ34Nが縦壁部32Cに溶接で結合される。このように、ホイールハウスインナ32は、ブラケット34との溶接により結合され補強されている。
続いて、図8(A)に示すように、ホイールハウスインナ32のフランジ32Bにホイールハウスアウタ18のフランジ18Bを溶接で結合する。これにより、収容部33が形成される。また、図7に示すように、ブラケット34の平坦部34Dにフロアクロスガセット36のフランジ36E及びフランジ36Fを開口部38(図5参照)を通って車両幅方向に溶接で結合する。なお、図7では、ホイールハウスインナ32(図5参照)の図示を省略している。
続いて、図1に示すように、フロアクロスガセット36の第1壁部36Gをフロアクロスメンバ16の車両幅方向外端部に溶接で結合する。また、ホイールハウスインナ32における開口部38の車両上下方向上側にルーフサイドインナガセット17のフランジ17B、フランジ17C、及びフランジ17Dを溶接で結合する。さらに、ルーフサイドインナガセット17の上端部17Fをルーフサイドインナパネル14に溶接で結合し、下端部17Gをフロアクロスガセット36の第2壁部36Hに溶接で結合する。このようにして、車両後部構造30が完成する。
<対比例>
次に、対比例の車両後部構造200について説明する。
図10には、対比例の車両後部構造200が示されている。対比例の車両後部構造200は、ホイールハウスインナ202と、フロアクロスガセット204と、ルーフサイドインナガセット206とを有している。なお、ルーフサイドインナガセット206には開口部は形成されていない。また、本実施形態と基本的に同様の部材及び部位については、本実施形態と同じ符号を付与して説明を省略する。
さらに、図11(A)に示すように、対比例の車両後部構造200は、ホイールハウスアウタ18と、ブラケット208と、リヤアブソーバ52とを含んで構成されている。ホイールハウスインナ202は、湾曲部202Aと、湾曲部202Aの車両幅方向外端部から車両上下方向上側に延びるフランジ202Bと、湾曲部202Aの車両幅方向内端部から車両上下方向下側に延びる縦壁部202Cとを有している。湾曲部202Aは、車両幅方向に見て円弧状に形成された湾曲壁で構成されており、図示しないリヤタイヤの周面に沿って配置されている。
フランジ202Bは、フランジ18Bに溶接で結合されている。縦壁部202Cの車両幅方向内側面には、ルーフサイドインナガセット206の車両上下方向下部と、フロアクロスガセット204の車両幅方向外端部とが溶接で結合されている。フロアクロスガセット204の車両幅方向内端部は、フロアクロスメンバ16の車両幅方向外端部に溶接で結合されている。ブラケット208は、リヤアブソーバ52の軸方向端部がナット54で取り付けられると共に、車両幅方向外端部が湾曲部202Aの下面に溶接で結合され、車両幅方向内端部が縦壁部202Cの車両幅方向外側面に溶接で結合されている。
このように、対比例の車両後部構造200では、ホイールハウスインナ202に開口部が無いため、フロアクロスガセット204とブラケット208は、ホイールハウスインナ202の異なる位置で溶接で結合されている。なお、対比例の車両後部構造200では、ホイールハウスアウタ18、ホイールハウスインナ202、及びルーフサイドインナガセット206が薄板部材とされている。また、フロアクロスメンバ16、フロアクロスガセット204、及びブラケット208が厚板部材とされている。
図11(B)に示すように、対比例の車両後部構造200において、リヤアブソーバ52から車両上下方向上側へ突き上げ入力として荷重Fが作用したものとする。
ここで、厚板部材であるフロアクロスガセット204及びブラケット208は、薄板部材であるホイールハウスインナ202及びルーフサイドインナガセット206を介して結合されている。つまり、厚板部材同士を結合したフロアクロスメンバ16とフロアクロスガセット204との結合部分に比べて、厚板部材と薄板部材とを結合したブラケット208とホイールハウスインナ202との結合部分の剛性が低くなっている。
このため、対比例の車両後部構造200では、荷重Fによりホイールハウスインナ202及びルーフサイドインナガセット206が変形し、ブラケット208がフロアクロスガセット204に対して相対移動する。この結果、ホイールハウスインナ202のフランジ202Bとホイールハウスアウタ18のフランジ18Bとの結合部分に剥離部分Sが生じる可能性が高い。
図12には、対比例の車両後部構造200について、リヤアブソーバ52(図11(B)参照)から荷重F(図11(B)参照)が入力されたときの各部材に作用する応力の分布状態が示されている。即ち、図12は、CAE(Computer Aided Engineering)解析による性能評価の中で、荷重(入力)を付加したときにどれだけの応力が発生するかを示したものである。なお、最も応力が高い領域を領域A、応力が2番目に高い領域を領域B、応力が3番目に高い領域を領域Cとする。図12では、領域Aを図示の左斜め上に向かい且つ間隔が狭い複数の斜線で表し、領域Bを図示の右斜め上に向かい且つ間隔が広い複数の斜線で表し、領域Cを図示の左斜め上に向かい且つ間隔が広い複数の斜線で表している。
図12に示すように、対比例の車両後部構造200では、ホイールハウスインナ202のフランジ202Bの結合部分(スポット溶接の打点部分)における領域Aの範囲が広いことが分かる。即ち、対比例の車両後部構造200では、フランジ202Bの結合部分に応力が集中して剥離が生じる可能性が高いことが確認できた。また、対比例の車両後部構造200では、フロアクロスガセット204とルーフサイドインナガセット206との結合部分及びその周辺部に応力が高い領域が多いことが確認できた。
<作用並びに効果>
次に、本実施形態の車両後部構造30の作用並びに効果について説明する。
図8(B)に示すように、車両後部構造30において、一例として、リヤサスペンション50の振動により、リヤアブソーバ52から車両上下方向上側へ突き上げ入力として荷重Fが作用したものとする。
ここで、厚板部材であるブラケット34は、厚板部材であるフロアクロスガセット36に直接的に結合されており、フロアクロスガセット36は、厚板部材であるフロアクロスメンバ16に結合されている。このため、荷重Fは、ホイールハウスインナ32とブラケット34との結合部分だけでなく、ブラケット34から厚板部材であるフロアクロスガセット36を介してフロアクロスメンバ16にも伝達される。このように、車両後部構造30は、厚板部材で構成された荷重伝達経路を有しているので、対比例の車両後部構造200(図10参照)に比べて、ブラケット34に入力された荷重Fを効率良くフロアクロスメンバ16に伝達することができる。
また、車両後部構造30では、リヤアブソーバ52からフロアクロスメンバ16への荷重伝達効率が向上することにより、ホイールハウスインナ32の車両上下方向及び車両幅方向の変形が、既述の対比例に比べて抑制される。このため、ホイールハウスインナ32のフランジ32Bとホイールハウスアウタ18のフランジ18Bとの結合部分に応力が集中するのを抑制することができる。即ち、フランジ32Bとフランジ18Bとの結合部分に応力が集中することが抑制されるので、フランジ32Bに対するフランジ18Bの剥離を抑制することができる。
さらに、車両後部構造30では、荷重Fがフロアクロスガセット36を介してフロアクロスメンバ16にも伝達されることで、ホイールハウスインナ32とブラケット34との結合部位において、荷重Fが剥離方向に作用しにくくなる。これにより、ホイールハウスインナ32とブラケット34との結合状態が良好に維持されるので、スポット溶接の精度を緩和することができ、部材同士の結合状態の品質管理が容易となる。
加えて、車両後部構造30では、ブラケット34とフロアクロスガセット36とが、車両幅方向に面接触して結合されている。具体的には、ブラケット34の平坦部34Dと、フロアクロスガセット36のフランジ36E及びフランジ36Fとが、車両幅方向に結合されている。このため、ブラケット34とフロアクロスガセット36との結合部位は、リヤアブソーバ52から入力される荷重Fを該結合部位のせん断方向で受けることになる。これにより、リヤアブソーバ52から入力される荷重Fを該結合部位の剥離方向で受ける構成に比べて、結合部位の強度及び剛性が高くなるので、ブラケット34とフロアクロスガセット36との結合状態を良好に維持することができる。
また、車両後部構造30では、ホイールハウスインナ32の開口部38の周囲にブラケット34が複数箇所で結合されることでホイールハウスインナ32が補強されるので、ホイールハウスインナ32の強度及び剛性を高めることができる。さらに、ブラケット34がホイールハウスインナ32に複数箇所(多打点)で結合されたことにより、ホイールハウスインナ32におけるブラケット34が結合された部位で発生する応力が複数箇所に分散されるので、ホイールハウスインナ32の疲労強度性能を向上させることができる。加えて、ブラケット34が開口部38の周囲を覆うので、車両10の外部から開口部38を通って車両10の内部へ異物(水や石など)が侵入するのを抑制することができる。
また、図5に示すように、車両後部構造30では、ホイールハウスインナ32の縦壁部32Cに開口部38が形成されている。さらに、ブラケット34の一部が縦壁部32Cに結合されている。これにより、縦壁部32Cに開口部38を形成しても縦壁部32Cがブラケット34で補強されるので、ホイールハウスインナ32の車両上下方向の脆弱化を抑制することができる。
さらに、図8(A)に示すように、車両後部構造30では、開口部38を通ってブラケット34とフロアクロスガセット36とが直接的に結合されている。言い換えると、ブラケット34及びフロアクロスガセット36の板厚の設定において、ホイールハウスインナ32の板厚は関係なくなる。これにより、ブラケット34及びフロアクロスガセット36の板厚を溶接で結合可能な最大の板厚まで厚くすることができ、且つブラケット34からフロアクロスメンバ16への荷重伝達効率を高めることができる。
加えて、車両後部構造30では、既述のように、フロアクロスガセット36に荷重Fを伝達させる構成となっているので、ホイールハウスインナ32の車両上下方向の変形が抑えられる。これにより、車両後部構造30では、ルーフサイドインナガセット17の大きさを対比例のルーフサイドインナガセット206(図10参照)に比べて小さくすることができる。
図9には、車両後部構造30について、リヤアブソーバ52(図8(B)参照)から荷重F(図8(B)参照)が入力されたときの各部材に作用する応力の分布状態が示されている。即ち、図9は、既述のCAE解析による性能評価の中で、荷重を付加したときにどれだけの応力が発生するかを示したものである。なお、既述の対比例と同じ大きさの応力が作用する領域を、それぞれ領域A、領域B、領域Cとして図示する。
図9及び図12に示すように、車両後部構造30では、ホイールハウスインナ32のフランジ32Bの結合部分(スポット溶接の打点部分)における領域Aの範囲が、対比例の車両後部構造200に比べて狭いことが分かる。即ち、車両後部構造30では、フランジ32Bの結合部分に応力が集中するのを抑制できることが確認された。また、車両後部構造30では、対比例の車両後部構造200に比べて、フロアクロスガセット36とルーフサイドインナガセット17との結合部分及びその周辺部の応力が低いことが確認できた。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
ホイールハウスインナ32の開口部38は、縦壁部32Cで囲まれた貫通孔に限らず、一部が開放された開口部であってもよい。例えば、開口部38の車両上下方向下端部が切り取られて開放されたものであってもよい。また、開口部38の形状は、車両幅方向に見て台形(四角形)状のものに限らず、他の多角形状や円形状となっていてもよい。
ブラケット34におけるホイールハウスインナ32との結合箇所(打点)の数、及びフロアクロスガセット36との結合箇所(打点)の数は、上記実施形態で図示した数に限らず、他の数であってもよい。また、ブラケット34は、平坦部34Dを有していないものであってもよい。さらに、ブラケット34は、ホイールハウスインナ32を車両幅方向に見て、開口部38を囲まない部位でホイールハウスインナ32と結合されていてもよい。
フロアクロスガセット36は、ブラケット34に2つのフランジ36E、36Fで結合されるものに限らず、1つのフランジや3つ以上のフランジで結合されるものであってもよい。また、フロアクロスガセット36は、フランジ36E及びフランジ36Fを有していないものであってもよい。この場合、他の部位でブラケット34に結合すればよい。
以上、本発明の実施形態及び変形例に係る車両後部構造について説明したが、これらの実施形態及び変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 車両
16 フロアクロスメンバ
30 車両後部構造
32 ホイールハウスインナ
32C 縦壁部
34 ブラケット(補強部材の一例)
34D 平坦部(第1縦壁の一例)
36 フロアクロスガセット(ガセットの一例)
36E フランジ(第2縦壁の一例)
36F フランジ(第2縦壁の一例)
38 開口部
50 リヤサスペンション

Claims (4)

  1. 車両幅方向に貫通する貫通孔が形成されたホイールハウスインナと、
    前記ホイールハウスインナの車両幅方向外側に結合され、リヤサスペンションの一部が取り付けられると共に前記ホイールハウスインナを補強する補強部材と、
    前記ホイールハウスインナよりも車両幅方向内側に配置され、車両幅方向の内側端部がフロアクロスメンバに結合され、車両幅方向の外側端部が前記貫通孔を通って前記補強部材に結合されたガセットと、
    を有する車両後部構造。
  2. 前記補強部材には、車両上下方向に沿った第1縦壁が形成され、
    前記ガセットには、車両上下方向に沿うと共に前記第1縦壁に車両幅方向に結合される第2縦壁が形成されている請求項1に記載の車両後部構造。
  3. 前記ホイールハウスインナを車両幅方向に見て、前記ホイールハウスインナと前記補強部材とが前記貫通孔を囲んだ複数箇所で結合されている請求項1又は請求項2に記載の車両後部構造。
  4. 前記ホイールハウスインナは、車両上下方向に沿うと共に前記貫通孔が形成された縦壁部を有し、
    前記補強部材は、少なくとも前記縦壁部に結合されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両後部構造。
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