JP6263182B2 - 生物付着汚染を防止するための2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン/フッ化ビニリデンコポリマーの使用 - Google Patents

生物付着汚染を防止するための2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン/フッ化ビニリデンコポリマーの使用 Download PDF

Info

Publication number
JP6263182B2
JP6263182B2 JP2015526561A JP2015526561A JP6263182B2 JP 6263182 B2 JP6263182 B2 JP 6263182B2 JP 2015526561 A JP2015526561 A JP 2015526561A JP 2015526561 A JP2015526561 A JP 2015526561A JP 6263182 B2 JP6263182 B2 JP 6263182B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer
tetrafluoropropene
vinylidene fluoride
autoclave reactor
surface energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015526561A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015531800A (ja
Inventor
ルゥ,チャーンチーン
ポス,アンドリュー・ジェイ
シン,ラジヴ・アール
ナレワジェク,デーヴィッド
キャントロン,シェリル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honeywell International Inc
Original Assignee
Honeywell International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honeywell International Inc filed Critical Honeywell International Inc
Publication of JP2015531800A publication Critical patent/JP2015531800A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6263182B2 publication Critical patent/JP6263182B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N29/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing halogenated hydrocarbons
    • A01N29/02Acyclic compounds or compounds containing halogen attached to an aliphatic side-chain of a cycloaliphatic ring system
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F214/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • C08F214/18Monomers containing fluorine
    • C08F214/22Vinylidene fluoride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/16Antifouling paints; Underwater paints
    • C09D5/1656Antifouling paints; Underwater paints characterised by the film-forming substance
    • C09D5/1662Synthetic film-forming substance
    • C09D5/1668Vinyl-type polymers

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Prevention Of Fouling (AREA)

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その開示事項全体が参照することで本明細書に援用される2012年8月9日に出願された米国特許仮出願番号第61/681,275号に基づく優先権を、米国特許法第119条(e)の下で主張するものである。
技術分野
本技術は、生物付着汚染の防止のための方法および製造品に関する。
生物付着汚染は、濡れた表面における生物の何らかの望ましくない蓄積および成長である。これは、水系のプロセスに依存するほとんどすべての産業において、重大で世界的な問題である。特に生物付着汚染の影響を受ける産業としては、ほんのいくつかの例を挙げると、パルプ・紙製造産業および食品産業、ならびに水中構築物に関連する産業、造船、養魚、および水の脱塩が挙げられる。
生物付着汚染を防止する1つの手法は、微生物が接着できない疎水性表面を作り出す無毒性コーティングを用いることである。フルオロポリマーは、その非付着性および摩擦低減性のために、生物付着汚染の防止に関して一般的に有用であると考えられている。
海洋環境における生物付着汚染に対する耐性のための最適な表面エネルギーは、常に20から30mJ/mであることが研究によって示されている。J Mater Sci: Mater Med (2006) 17: 1057-1062を参照されたい。これまでのところ、この特定の表面エネルギー範囲を作り出すフルオロポリマーはほとんどない。例えば、一方で、ポリ(テトラフルオロエチレン)(PTFE)、ポリ(ヘキサフルオロプロピレン)(PHFP)、およびポリ(2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン)(ポリ‐1234yf)は、20mJ/mより低い表面エネルギーを有し;他方、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)およびポリクロロトリフルオロエチレン(PCTEF)の表面エネルギーは、約30mJ/mである。20から30mJ/mの範囲内の表面エネルギーを持つとして報告されたフルオロポリマーは、ポリトリフルオロエチレン(PTrFE)だけであった。
生物付着汚染を防止するための改善された方法および製造品が依然として求められている。本発明は、この必要性に対処するものである。
本発明は、製造品上における生物付着汚染を防止する方法を提供し、それは、その製造品にコポリマーを適用することを含み、ここで、このコポリマーは、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含む。
本発明の特定の実施形態では、コポリマーは、約20から約30mJ/mの表面エネルギーを有する。
本発明はまた、約20から約30mJ/mの表面エネルギーを有する表面を作製する方法も提供し、それは、支持体にコポリマーを適用する工程を含み、ここで、このコポリマーは、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含む。
本発明はまた、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含み、約20から約30mJ/mの表面エネルギーを有するコポリマーで少なくとも部分的に覆われた製造品も提供する。
本発明はまた、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含み、約20から約30mJ/mの表面エネルギーを有するコポリマーも提供する。
本発明の特定の実施形態では、コポリマーは、本質的に、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンから成る。
本発明の他の実施形態では、製造品は、船舶、ボート、潜水艇、海中ケーブル、洋上掘削プラットフォーム、および橋梁から成る群より選択される。
本発明の他の実施形態では、製造品は、少なくとも部分的に水中に浸漬されている。
本発明の特定の実施形態では、コポリマーは、製造品に低エネルギーコーティングを提供するために、コーティング中に組み込まれているか、またはブレンドされている。
本発明の特定の実施形態では、コポリマーは、製造品の表面処理により、または製造品の表面のプライミングにより接着を促進することで、製造品に接着される。
本発明者らは、特定の比率の2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンモノマーユニットおよびフッ化ビニリデンモノマーユニットを含むコポリマーが、約20から約30mJ/mの表面エネルギーを有すること、およびこの特定の表面エネルギーが、コポリマー中の2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンモノマーユニットおよびフッ化ビニリデンモノマーユニットの特定の比率によって制御可能であることを見出した。これらの発見については、以下の実施例でさらに詳細に示す。この範囲内の表面エネルギーを有する表面は、生物付着汚染に対する耐性を有する。J Mater Sci: Mater Med (2006) 17: 1057-1062を参照されたい。
本発明は、製造品上における生物付着汚染を防止する方法を提供し、それは、その製造品にコポリマーを適用することを含み、ここで、このコポリマーは、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含む。
本発明はまた、約20から約30mJ/mの表面エネルギーを有する表面を作製するプロセスも提供し、それは、支持体にコポリマーを適用する工程を含み、ここで、このコポリマーは、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含む。
本発明はまた、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含み、約20から約30mJ/mの表面エネルギーを有するコポリマーで少なくとも部分的に覆われた製造品も提供する。
本発明はまた、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含み、約20から約30mJ/mの表面エネルギーを有するコポリマーも提供する。
そのようなコポリマーは、本技術分野にて公知の数多くの方法のいずれによって作製されてもよい。限定されない例としては、高分子量2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン/フッ化ビニリデンコポリマーは、少なくとも1つの水溶性ラジカル開始剤を用いて、水性乳化重合によって作製される。
水溶性ラジカル開始剤としては、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンモノマーの共重合のためのフリーラジカル構成単位を提供するいかなる化合物も挙げられ得る。そのような開始剤の限定されない例としては、Na、K、(NH、Fe(S、(NH/Na、(NH/FeSO、(NH/Na/FeSOなど、及び、これらの組み合わせが挙げられる。
2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンモノマーの共重合は、いかなる水性エマルジョン溶液中で行われてもよく、特に、フリーラジカル重合反応と合わせて用いることができる水性エマルジョン溶液である。そのような水性エマルジョン溶液には、これらに限定されないが、脱気した脱イオン水、緩衝化合物(限定されないが、NaHPO/NaPOなど)、および乳化剤(限定されないが、C15CONH、CH(CH11OSONa、C1225SONa、C19O(CO)10Hなど)が含まれていてよい。
共重合は、通常、所望される2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン/フッ化ビニリデンコポリマーの作製に充分である温度、圧力、および時間の長さで行われ、オートクレーブ反応器などであるがこれに限定されないそのような目的のためとして公知であるいかなる反応器で実施されてもよい。
本発明の特定の実施形態では、共重合は、約10℃から約100℃の温度、および約50psiから約1000psiの圧力で実施される。共重合は、所望されるレベルの共重合が達成されるいかなる時間にわたって行われてもよい。本発明の特定の実施形態では、共重合は、約24時間から約200時間の時間にわたって行われてよい。当業者であれば、得られる2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン/フッ化ビニリデンコポリマーの所望される変換率および所望される分子量に基づいて、そのような条件の改変または変更を行ってよいことは理解される。
2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンモノマーおよびフッ化ビニリデンモノマーの相対量および絶対量、ならびに開始剤の量は、作製されるコポリマーの変換率および/または作製されるコポリマーの分子量範囲を制御するように提供されてよい。絶対ではないが、一般的には、ラジカル開始剤は、共重合反応中のすべてのモノマーの重量に対して1重量パーセント未満の濃度で提供される。
開始剤は、所望される共重合収率を得るために、共重合系へ複数回添加されてよい。絶対ではないが、一般的には、開始剤は、共重合系へ、1から3回添加される。
以下の米国特許および特許出願公開には、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンの共重合について記載されており、その全内容は参照により本明細書に援用される:米国特許第2,970,988号および同第3,085,996号、ならびに米国特許出願公開番号第2008/0153977号、同第2008/0153978号、同第2008/0171844号、および同第2011/0097529号。
本発明のコポリマーの表面エネルギーは、水およびジヨードメタンの接触角測定によって特定され、これは、本技術分野にて周知の方法である。
2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含むコポリマーは、本技術分野にて一般的に知られる多くの方法のいずれによって支持体または製造品へ適用されてもよい。限定されない例では、コポリマーは、以下の実施例で述べるように溶解され、このコポリマー溶液が、支持体または製造品へ適用され、続いて乾燥される。
コポリマーは、アクリルまたはエポキシ樹脂などのコーティング中に組み込まれ、またはブレンドされてよく、コーティングの表面へのフルオロポリマーの「ブルーム(blooms)」により、それが低表面エネルギーとされる。
本発明の特定の実施形態では、コポリマーは、本質的に、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンから成る。本発明の他の実施形態では、コポリマーは、約20から約30mJ/mの表面エネルギーを有する。本発明の他の実施形態では、コポリマーは、約20から約25、または約25から約30mJ/mの表面エネルギーを有する。本発明の他の実施形態では、製造品は、船舶、ボート、潜水艇、海中ケーブル、洋上掘削プラットフォーム、および橋梁から成る群より選択される。本発明のさらに他の実施形態では、製造品は、少なくとも部分的に水中に浸漬されている。本発明のさらに他の実施形態では、製造品は、少なくとも実質的に水中に浸漬されている。
本発明の特定の実施形態では、本発明のコポリマー中における2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンモノマーユニット対フッ化ビニリデンモノマーユニットの比は、約90:10モル%から約10:90モル%である。本発明の特定の実施形態では、本発明のコポリマー中における2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンモノマーユニット対フッ化ビニリデンモノマーユニットの比は、約90:10モル%から約70:30モル%、約70:30モル%から約50:50モル%、約50:50モル%から約30:70モル%、および約30:70モル%から約10:90モル%である。
本発明の範囲内の製造品は、それらが定期的に、または恒久的に水に暴露、または浸漬されるために生物付着汚染を起こしやすいいかなる人工物体であってもよい。そのような製造品の限定されない例は、いずれかの種類のボートもしくは船舶もしくは潜水艇、水中もしくは水辺で用いられる機械または設備、橋梁、洋上掘削プラットフォーム、および水中ケーブルである。
製造品を保護するために、コポリマーは、シランによる化学前処理などの接着を促進するための予め結合された表面処理によって、またはリン酸亜鉛(またはチタン塩もしくはジルコニウム塩)による酸化処理によって接着されてよい。接着を促進するために、表面をプライマーで処理する必要がある場合もある。
以下の実施例は、本発明をさらに説明するものであるが、いかなる形であっても、本発明の範囲を限定するものとして解釈されてはならない。
実施例
実施例1
脱気した脱イオン水の100mLへ、撹拌しながら、2.112gのNaHPO・7HO、0.574gのNaHPO、および2.014gのC15CONHを添加した。上記の水溶液へ、0.3068gの(NHを、撹拌および窒素通気を行いながら添加した。得られた水溶液を、排気済みの300mLオートクレーブ反応器へ、シリンジによって直ちに移した。内部の水溶液をゆっくり撹拌しながら、反応器をドライアイスで冷却した。内部温度が約0℃に下がったところで、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン(111.3g)およびフッ化ビニリデン(11.8g)の混合物の移送を開始した。移送の終了後、内部温度は約−5℃未満であった。ドライアイスによる冷却を取り除いた。オートクレーブ反応器を、空気中にてゆっくり加温した。内部の水溶液を500rpmで撹拌した。
内部温度が約15℃まで上昇したところで、5mLの脱気した脱イオン水に溶解した0.2942gのNaを、オートクレーブ反応器へポンプで投入した。オートクレーブ反応器を35℃までゆっくり加熱した。初期内部圧力は、189psiであった。
90時間にわたる重合の時点で、撹拌が困難となり;温度は44℃まで推移し;内部圧力は、162psiまで低下した。この時点で、加熱および撹拌を停止した。オートクレーブ反応器を、空気中で冷却した。室温にて、残留圧力をゆっくり解放した。スターラー周囲の白色固体ポリマー析出物を取り出し、小片に粉砕した。このコポリマーを、脱イオン水で充分に洗浄し、35℃にて真空乾燥して(29インチHg)乾固させた。この乾燥コポリマーの重量は71.3gであり、収率は57.9%であった。
19F NMRで特定したコポリマー中の実際のモノマーユニット比は、91.1モル%の2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよび8.9モル%のフッ化ビニリデンであった。このコポリマーは、アセトン、THF、および酢酸エチルに可溶性であった。GPCによって測定したこのコポリマーの重量平均分子量は、779,780(主)および31,832(副)を含んでいた。このコポリマーのコーティング膜は(アルミニウム基材上での溶液キャスト法による)、水接触角96.9°、ジヨードメタン接触角77.2°、および対応する表面エネルギー21.6mJ/mを示した。
実施例2
脱気した脱イオン水の100mLへ、撹拌しながら、2.112gのNaHPO・7HO、0.574gのNaHPO、および2.014gのC15CONHを添加した。上記の水溶液へ、0.3018gの(NHを、撹拌および窒素通気を行いながら添加した。得られた水溶液を、排気済みの300mLオートクレーブ反応器へ、シリンジによって直ちに移した。オートクレーブ反応器をドライアイスで冷却し、内部の水溶液をゆっくり撹拌した。内部温度が約0℃に下がったところで、77.1gの2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよび32.3gのフッ化ビニリデンを含有する混合物のオートクレーブ反応器中への移送を開始した。移送の終了後、内部温度は約−5℃未満であった。ドライアイスによる冷却を取り除いた。オートクレーブ反応器を、空気中にてゆっくり加温した。内部の水溶液を300rpmで撹拌した。
10mLの脱気した脱イオン水に溶解した0.2905gのNaを、オートクレーブ反応器へポンプで投入した。オートクレーブ反応器を35℃までゆっくり加熱した。僅かな発熱性の開始プロセスが見られた。撹拌速度を500rpmに上昇させた。初期内部圧力は、328psiであった。
38時間後、内部圧力は、55psiまで低下した。この時点で、加熱を停止した。オートクレーブ反応器を、空気中で冷却した。撹拌速度を50rpmに低下させた。室温にて、残留圧力をゆっくり解放した。白色固体ポリマーの塊を取り出し、小片に粉砕した。このコポリマーを、脱イオン水で充分に洗浄し、35℃にて真空乾燥して(29インチHg)乾固させた。この乾燥コポリマーの重量は98.3gであり、収率は89.9%であった。
19F NMRで特定したコポリマー中の実際のモノマーユニット比は、63.8モル%の2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよび36.2モル%のフッ化ビニリデンであった。このコポリマーは、アセトン、THF、および酢酸エチルにゆっくり可溶であった。GPCによって測定したこのコポリマーの重量平均分子量は、452,680であった。このコポリマーのコーティング膜は(アルミニウム基材上での溶液キャスト法による)、水接触角89.1°、ジヨードメタン接触角80.6°、および対応する表面エネルギー23.3mJ/mを示した。
実施例3
脱気した脱イオン水の100mLへ、撹拌しながら、2.153gのNaHPO・7HO、0.568gのNaHPO、および2.048gのC15CONHを添加した。上記の水溶液へ、0.2598gの(NHを、撹拌および窒素通気を行いながら添加した。得られた水溶液を、排気済みの300mLオートクレーブ反応器へ、シリンジによって直ちに移した。オートクレーブ反応器をドライアイスで冷却し、内部の水溶液をゆっくり50rpmで撹拌した。内部温度が約−4℃に下がったところで、47.7gの2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよび45.8gのフッ化ビニリデンを含有する混合物を、オートクレーブ反応器へ移した。ドライアイスによる冷却を取り除いた。オートクレーブ反応器を、空気中にてゆっくり加温した。内部の水溶液を300rpmで撹拌した。
内部温度が約0℃まで上昇したところで、5mLの脱気した脱イオン水に溶解した0.2986gのNaを、オートクレーブ反応器へポンプで投入した。撹拌速度を、500rpmに上昇させた。オートクレーブ反応器を室温までゆっくり加温した。オートクレーブ反応器がゆっくり30℃まで加熱されたところで、発熱性の開始プロセスが見られた。内部温度は、約38℃まで上昇した。この時点での内部圧力は、609psiであった。
オートクレーブ反応器を時々ドライアイスで冷却して、内部温度を34℃から36℃に調節した。
1時間後、内部温度を35℃に維持するために、加熱を開始した。合計で15時間後、内部圧力は、35℃で62psiまで低下した。この時点で加熱を停止した。オートクレーブ反応器を空気中で冷却した。撹拌速度を50rpmまで低下させた。室温にて、残留圧力をゆっくり解放した。白色固体コポリマー析出物を、脱イオン水で充分に洗浄し、35℃にて真空乾燥して(29インチHg)乾固させた。この乾燥コポリマーの重量は84.6gであり、収率は90.4%であった。
19F NMRで特定したコポリマー中の実際のモノマーユニット比は、22.1モル%の2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよび77.9モル%のフッ化ビニリデンであった。このコポリマーは、DMFに可溶であり、アセトン、THF、および酢酸エチルにはゆっくり可溶であった。GPCによって測定したこのコポリマーの重量平均分子量は、534,940であった。このコポリマーのコーティング膜は(アルミニウム基材上での溶液キャスト法による)、水接触角79.3°、ジヨードメタン接触角84.0°、および対応する表面エネルギー27.5mJ/mを示した。
実施例4
脱気した脱イオン水の100mLへ、撹拌しながら、2.146gのNaHPO・7HO、0.578gのNaHPO、および2.022gのC15CONHを添加した。上記の水溶液へ、0.1552gの(NHを、撹拌および窒素通気を行いながら添加した。得られた水溶液を、排気済みの300mLオートクレーブ反応器へ、シリンジによって直ちに移した。オートクレーブ反応器をドライアイスで冷却し、内部の水溶液をゆっくり撹拌した。内部温度が約−2℃に下がったところで、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン(27.7g)およびフッ化ビニリデン(80.1g)の混合物のオートクレーブ反応器への移送を開始した。移送の終了後、内部温度は約−5℃未満であった。ドライアイスによる冷却を取り除いた。オートクレーブ反応器を、空気中にてゆっくり加温した。内部の水溶液を300rpmで撹拌した。
内部温度が約3℃まで上昇したところで、5mLの脱気した脱イオン水に溶解した0.1609gのNaを、オートクレーブ反応器へポンプで投入した。オートクレーブ反応器を、ゆっくり35℃へ加熱し;その間、撹拌速度を、500rpmへ上昇させた。約26℃にて、激しい発熱性の開始プロセスが見られた。オートクレーブ反応器を周期的にドライアイスで冷却して、温度を26℃から30℃に維持した。
2時間後、周期的なドライアイスによる冷却を停止した。内部温度は約31℃であった。撹拌速度を、300rpmに低下させた。対応する内部圧力は、550psiであった。室温における一晩の重合の後、重合混合物の内部温度は、24℃まで低下した。
次に、オートクレーブ反応器を、ドライアイスで冷却した。内部温度が約2℃まで低下したところで、5mLの脱気した脱イオン水に溶解した0.1044gの(NHを、オートクレーブ反応器へポンプで投入し、続いて、10mLの脱気した脱イオン水を投入して、ポンプシステムをリンスした。5mLの脱気した脱イオン水に溶解した0.1189gのNaを、オートクレーブ反応器へポンプで投入し、続いて、10mLの脱気した脱イオン水を投入して、ポンプシステムをリンスした。
ドライアイス冷却を取り除いた。オートクレーブ反応器を、空気中で加温した。その間、撹拌速度を、500rpmに上昇させた。次に、オートクレーブ反応器を35℃までゆっくり加熱した。この時点での対応する内部圧力は、555psiであった。
合計で35時間の重合の後、内部圧力は、526psiまで低下した。加熱を停止した。撹拌速度を50rpmに低下させた。室温にて、残留圧力をゆっくり解放した。コポリマー析出物を取り出し、脱イオン水で充分に洗浄した。コポリマーを35℃にて真空乾燥して(29インチHg)乾固させた。この乾燥コポリマーの重量は84.9gであり、収率は78.7%であった。
19F NMRで特定したコポリマー中の実際のモノマーユニット比は、29.3モル%の2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよび70.7モル%のフッ化ビニリデンであった。このコポリマーは、DMFに可溶性であり、アセトンおよびTHFには部分的に可溶性である。このコポリマーは、酢酸エチルには可溶性ではない。このコポリマーは、室温にて、物理的にエラストマーの特性を示す。GPCによって測定したこのコポリマーの重量平均分子量は、635,720であった。ホットプレス法によって作製したこのコポリマーの膜は、水接触角79.1°、ジヨードメタン接触角80.1°、および対応する表面エネルギー28.5mJ/mを示した。
[1]製造品にコポリマーを適用することを含み、ここで、前記コポリマーは、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含む、製造品上における生物付着汚染を防止する方法。
[2]前記コポリマーが、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンから本質的に成る、[1]に記載の方法。
[3]前記コポリマーが、約20から約30mJ/mの表面エネルギーを有する、[2]に記載の方法。
[4]前記製造品が、船舶、ボート、潜水艇、海中ケーブル、洋上掘削プラットフォーム、および橋梁から成る群より選択される、[3]に記載の方法。
[5]支持体へコポリマーを適用する工程を含み、ここで、前記コポリマーは、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含む、約20から約30mJ/mの表面エネルギーを有する表面を作製する方法。
[6]前記コポリマーが、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンから本質的に成る、[5]に記載の方法。
[7]2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含み、約20から約30mJ/mの表面エネルギーを有するコポリマーで少なくとも部分的に覆われた、製造品。
[8]前記コポリマーが、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンから本質的に成る、[7]に記載の製造品。
[9]前記製造品が、少なくとも部分的に水中に浸漬される、[8]に記載の製造品。
[10]船舶、ボート、潜水艇、海中ケーブル、洋上掘削プラットフォーム、および橋梁から成る群より選択される、[9]に記載の製造品。
[11]2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含み、約20から約30mJ/mの表面エネルギーを有するコポリマー。
[12]2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンから本質的に成る、[11]に記載のコポリマー。
[13]前記コポリマーが、前記製造品へ低エネルギーコーティングを提供するためのコーティング中に組み込まれるか、またはブレンドされる、[1]に記載の方法。
[14]前記コポリマーが、前記製造品の表面処理により、または前記製造品の表面のプライミングにより接着を促進することで前記製造品に接着される、[1]に記載の方法。

Claims (3)

  1. 製造品にコポリマーを適用することを含み、ここで、前記コポリマーは、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含む、製造品上における生物付着汚染を防止する方法。
  2. 前記適用されたコポリマーの表面が、20乃至30mJ/mの表面エネルギーを有する請求項1に記載の方法。
  3. 2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンおよびフッ化ビニリデンを含み、2,3,3,3‐テトラフルオロプロペンモノマーユニット対フッ化ビニリデンモノマーユニットのモル比が90:10乃至70:30であり、20乃至25mJ/mの表面エネルギーを有するコポリマーで少なくとも部分的に覆われた、製造品。
JP2015526561A 2012-08-09 2013-07-26 生物付着汚染を防止するための2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン/フッ化ビニリデンコポリマーの使用 Expired - Fee Related JP6263182B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201261681275P 2012-08-09 2012-08-09
US61/681,275 2012-08-09
US13/789,389 2013-03-07
US13/789,389 US20140044764A1 (en) 2012-08-09 2013-03-07 Use of 2,3,3,3-tetrafluoropropene/vinylidene fluoride copolymers to prevent biofouling
PCT/US2013/052165 WO2014025548A1 (en) 2012-08-09 2013-07-26 Use of 2,3,3,3-tetrafluoropropene/vinylidene fluoride copolymers to prevent biofouling

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015531800A JP2015531800A (ja) 2015-11-05
JP6263182B2 true JP6263182B2 (ja) 2018-01-17

Family

ID=50066325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015526561A Expired - Fee Related JP6263182B2 (ja) 2012-08-09 2013-07-26 生物付着汚染を防止するための2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン/フッ化ビニリデンコポリマーの使用

Country Status (6)

Country Link
US (2) US20140044764A1 (ja)
EP (1) EP2882814A4 (ja)
JP (1) JP6263182B2 (ja)
KR (1) KR20150043300A (ja)
CN (1) CN104640938A (ja)
WO (1) WO2014025548A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9532567B2 (en) * 2012-11-29 2017-01-03 Honeywell International Inc. Synthesis and use of trans-1,3,3,3-tetrafluoropropene/vinylidene fluoride copolymers
US9321867B2 (en) 2012-12-21 2016-04-26 Honeywell International Inc. Synthesis of 2,3,3,3-tetrafluoropropene/vinylidene fluoride copolymers
CN105392859B (zh) * 2013-03-14 2018-05-04 霍尼韦尔国际公司 包含偏二氟乙烯的组合物和方法
KR102561246B1 (ko) * 2014-12-16 2023-07-31 코닌클리케 필립스 엔.브이. 부착 방지를 위해 적응된 해저 케이블 장치
US20170166772A1 (en) * 2015-12-09 2017-06-15 Honeywell International Inc. Processes for coating substrates with polymers formed from trans-1,3,3,3-tetrafluoropropene and vinylidene difluoride
US20170165613A1 (en) * 2015-12-09 2017-06-15 Honeywell International Inc. Hollow fiber membranes formed from trans-1,3,3,3-tetrafluoropropene and vinylidene difluoride fluoropolymers
EP3873639A4 (en) * 2018-11-01 2022-01-05 Biofouling Technologies, Inc. SUSTAINABLE PROTECTION AGAINST BIOLOGICAL SOILING

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3085996A (en) * 1955-10-14 1963-04-16 Minnesota Mining & Mfg Copolymer of 2, 3, 3, 3-tetrafluoropropene and fluorinated conjugated diolefins and the preparation thereof
FR2646429B1 (fr) * 1989-04-28 1991-07-26 Atochem Copolymere durcissable fluore, son procede de fabrication et son application dans les vernis et peintures
JPH0431042A (ja) * 1990-05-29 1992-02-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 水中観察用防汚窓
JP4556256B2 (ja) * 1998-12-10 2010-10-06 ダイキン工業株式会社 含フッ素有機金属化合物
JP2003523474A (ja) * 2000-01-26 2003-08-05 旭硝子株式会社 防汚塗料組成物及びその塗装物
WO2009135766A1 (en) * 2008-05-05 2009-11-12 Basf Se Method of inhibiting biofouling on a surface in contact with water
US9493595B2 (en) * 2008-07-07 2016-11-15 Arkema Inc. Vinylidene fluoride copolymers
WO2010005757A1 (en) * 2008-07-07 2010-01-14 Arkema Inc. Vinylidene fluoride / 2,3,3,3-tetrafluoropropene copolymers
EP2297213B1 (en) * 2008-07-07 2012-11-07 Arkema Inc. Novel vinylidene fluoride copolymers
GB2479371B (en) * 2010-04-07 2014-05-21 Tyco Electronics Ltd Uk Primary wire for marine and sub-sea cable
US9532567B2 (en) * 2012-11-29 2017-01-03 Honeywell International Inc. Synthesis and use of trans-1,3,3,3-tetrafluoropropene/vinylidene fluoride copolymers

Also Published As

Publication number Publication date
US20140044764A1 (en) 2014-02-13
JP2015531800A (ja) 2015-11-05
EP2882814A1 (en) 2015-06-17
CN104640938A (zh) 2015-05-20
US20140142264A1 (en) 2014-05-22
WO2014025548A1 (en) 2014-02-13
EP2882814A4 (en) 2016-01-13
KR20150043300A (ko) 2015-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6263182B2 (ja) 生物付着汚染を防止するための2,3,3,3‐テトラフルオロプロペン/フッ化ビニリデンコポリマーの使用
US11033027B2 (en) Synthesis and use of trans-1,3,3,3-tetrafluoropropene/vinylidene fluoride copolymers
FI106037B (fi) Päällystyskoostumus
KR102439007B1 (ko) 양쪽성이온 공중합체의 제조 방법
KR20190058600A (ko) 방오 도료 조성물, 방오 도막, 방오 도막 부착 기재 및 그의 제조 방법, 및 방오 방법
NO156206B (no) Anvendelse av en vulkaniserbar blanding paa basis av en silikongummi for belegning av marine konstruksjoner.
NO337472B1 (no) Triarylsilyl(met)akryloylholdige polymerer for marine beleggsammensetninger
KR20080110781A (ko) 파울링 방출 조성물
EP3081579A1 (en) Vinylidene fluoride copolymer and preparation method therefor
US20160024257A1 (en) 2-Aminoimidazole-Functional Silicone Compositions And Methods Of Making The Same
NO165550B (no) Belagt marin konstruksjon.
JPWO2019216413A1 (ja) 防汚塗料組成物、防汚塗膜、防汚塗膜付き基材及び防汚方法
JP7391988B2 (ja) 水性コーティング組成物、該組成物でコーティングされた基材、該コーティング組成物を使用した水生生物付着を抑制する方法
TW201825530A (zh) 聚合物、樹脂組成物、防污塗料組成物、聚合物的製造方法、於塗膜表面生成穩定化胺基甲酸酯結構的方法、於塗膜表面再生穩定化胺基甲酸酯結構的方法
JPWO2019203182A1 (ja) 防汚塗料組成物用共重合体、該共重合体を含む防汚塗料組成物
CN101314682B (zh) 一种防污添加剂及其制备方法
JP2020200382A (ja) 防汚塗料用の樹脂組成物、防汚塗料、防汚塗膜、防汚塗膜付き基材、および防汚塗膜付き基材の製造方法
JP2021123712A (ja) 組成物、硬化膜、積層体、船舶、水中構造物、医療デバイス、及び、マイクロ流路チップ
WO2024157921A1 (ja) 防汚塗料組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170510

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170807

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20171010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6263182

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees