JP6262603B2 - スケジューリング装置および方法 - Google Patents
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Description
前記最適パターン選択部は、前記各送信ポイントにおける前記動作内容の組み合わせに基づいて、これら組み合わせごとに前記リソース割り当てパターンを順次生成するパターン生成部と、前記リソース割り当てパターンごとに、当該リソース割り当てパターンによる前記無線リソースの割り当てを評価するためのパターン評価値を、所定の評価関数に基づき計算するパターン評価部と、前記リソース割り当てパターンのうち、当該パターン評価値が最も良好なリソース割り当てパターンを前記最適リソース割り当てパターンとして選択する最適解選択部とを有し、前記パターン生成部は、前記リソース割り当てパターンを生成する際、前記各送信ポイントにおける前記動作内容の組み合わせに基づいて、前後して選択する2つのリソース割り当てパターン間の差分が、いずれか1つの前記送信ポイントに関する前記動作内容だけの違いとなるようにリソース割り当てパターンを順に生成するとともに、当該送信ポイントを示すパターン差分情報を生成し、前記パターン評価部は、前記リソース割り当てパターンから、前記ユーザ端末ごとに、前記送信ポイントのうち当該ユーザ端末の無線通信状況に関与しうる関与送信ポイントの関与状態を示すリソース割り当て部分パターンを抽出して、当該リソース割り当て部分パターンによる当該ユーザ端末に関与する前記無線リソースの割り当てを評価するための下位評価値を計算し、これらユーザ端末の下位評価値を集計することにより前記パターン評価値を算出し、前記ユーザ端末の前記下位評価値を計算する際、当該ユーザ端末に関する関与送信ポイントに前記パターン差分情報の送信ポイントを含まない場合、直前のリソース割り当てパターンの評価に用いた当該ユーザ端末の前記下位評価値を、当該ユーザ端末に関する新たな下位評価値として用いるようにしたものである。
また、本発明にかかる他のスケジューリング方法は、複数の送信ポイントを有する無線ネットワークに対して、これら送信ポイントと各ユーザ端末との間で無線通信を行うための無線リソースを割り当てるスケジューリング方法であって、前記送信ポイントごとに送信先となる前記ユーザ端末または送信停止からなる動作内容を特定する複数のリソース割り当てパターンのうちから、最適リソース割り当てパターンを選択する最適パターン選択ステップと、前記最適リソース割り当てパターンに基づいて前記各送信ポイントに前記動作内容を指示することにより前記無線リソースの割り当てを行うリソース割り当てステップとを備え、前記最適パターン選択ステップは、前記各送信ポイントにおける前記動作内容の組み合わせに基づいて、これら組み合わせごとに前記リソース割り当てパターンを順次生成するパターン生成ステップと、前記リソース割り当てパターンごとに、当該リソース割り当てパターンによる前記無線リソースの割り当てを評価するためのパターン評価値を、所定の評価関数に基づき計算するパターン評価ステップと、前記リソース割り当てパターンのうち、当該パターン評価値が最も良好なリソース割り当てパターンを前記最適リソース割り当てパターンとして選択する最適解選択ステップとを有し、前記パターン生成ステップは、前記リソース割り当てパターンを生成する際、前記各送信ポイントにおける前記動作内容の組み合わせに基づいて、前後して選択する2つのリソース割り当てパターン間の差分が、いずれか1つの前記送信ポイントに関する前記動作内容だけの違いとなるようにリソース割り当てパターンを順に生成するとともに、当該送信ポイントを示すパターン差分情報を生成し、前記パターン評価ステップは、前記リソース割り当てパターンから、前記ユーザ端末ごとに、前記送信ポイントのうち当該ユーザ端末の無線通信状況に関与しうる関与送信ポイントの関与状態を示すリソース割り当て部分パターンを抽出して、当該リソース割り当て部分パターンによる当該ユーザ端末に関与する前記無線リソースの割り当てを評価するための下位評価値を計算し、これらユーザ端末の下位評価値を集計することにより前記パターン評価値を算出し、前記ユーザ端末の前記下位評価値を計算する際、当該ユーザ端末に関する関与送信ポイントに前記パターン差分情報の送信ポイントを含まない場合、直前のリソース割り当てパターンの評価に用いた当該ユーザ端末の前記下位評価値を、当該ユーザ端末に関する新たな下位評価値として用いるようにしたものである。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるスケジューリング装置10について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかるスケジューリング装置の構成を示すブロック図である。
リソース割り当て部12は、最適解選択部23で生成された最適リソース割り当てパターンPTSに基づいて、各送信ポイントに動作内容をそれぞれ指示することにより無線リソースの割り当てを行う機能を有している。
より具体的には、パターン生成部21は、リソース割り当てパターンと対応する組み合わせを順次生成する際、例えば送信ポイントとユーザ端末との間の無線通信状況に基づき、ユーザ端末との無線通信に使用する可能性のある送信ポイントを絞り込むなどの処理により予め生成したリソース割り当てパターン用のパターン範囲情報PRに基づいて、これら選択肢を組み合わせて得られる組み合わせごとにリソース割り当てパターンを生成する。
この際、各UE[j]は、スケジューリング装置10によって制御される全てのTPの動作内容に基づいて下位評価値MT[j]を算出する必要はなく、例えばUE[j]との距離が大きいTPについてはTPからの受信の可能性や干渉の影響を無視できる。
ただし、上位評価部22Cは、全UE[j]のうち入力されなかった下位評価値MT[j]については、保持しておいた最後に入力された下位評価値MT[j]の値に基づいてパターン評価値MTAを算出する。
一方、リソース割り当てパターンPTのパターン評価値MTAより最適評価値MTSの方がよいと判断される場合は最適解の更新を行わない。
次に、本実施の形態にかかるスケジューリング装置10の動作について説明する。
[スケジューリング処理]
まず、図6を参照して、スケジューリング装置10でのスケジューリング動作について説明する。図6は、スケジューリング処理を示すフローチャートである。
スケジューリング装置10は、予め設定されている一定のスケジューリング周期で、図6のスケジューリング処理を実行する。
次に、パターン生成部21は、パターン範囲情報PRに基づいて、未評価のリソース割り当てパターンPTを1つ生成し、パターン評価部22と最適解選択部23に出力する(ステップ102)。
この後、最適解選択部23は、パターン評価部22が算出したパターン評価値MTAとそれまで最適解として保持していた最適評価値MTSとを比較する(ステップ104)。
この後、最適パターン選択部11は、パターン範囲情報PRから生成されうるすべてのリソース割り当てパターンPTについて、評価が終了したか確認し(ステップ107)、未評価のリソース割り当てパターンPTが残っている場合には(ステップ107:NO)、ステップ102に戻る。
次に、図7を参照して、本実施の形態にかかるスケジューリング装置10におけるパターン生成動作について説明する。図7は、第1の実施の形態にかかるパターン生成処理を示すフローチャートである。
スケジューリング装置10は、前述した図6のステップ102において、図7のパターン生成処理を実行する。
また、パターン生成部21内において、各TP[i]が現時点でどの選択肢を選択しているかを番号として表す選択肢番号[i]を使用するとともに、各TP[i]の選択肢の変更有無を示す差分フラグ[i]を使用するものとする。
なお、パターン生成部21を回路として実装する場合は、選択番号iを使用せず、TPの番号が1からNまでの試行を同時に行うことが可能であり、この場合は、図5に示したフローチャートの手順に従って動作しなくともよく、等価な動作が可能であればよい。
また、パターン生成部21は、各TPに関する差分フラグを、パターン差分情報PDとして出力する(ステップ112)。
また、パターン生成部21は、上記選択により更新対象TPの動作内容が更新されたことから更新対象TPの差分フラグをセットした後(ステップ116)、ステップ111へ戻る。
一方、更新対象TP[i]の選択肢選択状態が先頭である場合(ステップ117:YES)、パターン生成部21は、更新対象TPの動作内容が更新されていないことから更新対象TPの差分フラグをリセットする(ステップ120)。
ここで、選択番号iが個数Nと一致せず、すべてのTPを選択終了していない、すなわち未選択のTPが残っている場合(ステップ121:NO)、パターン生成部21は、選択番号iをインクリメントすることにより、次のTPを更新対象として選択し(ステップ122)、ステップ114へ戻る。
例えば、1番目では、各TPについて、図2のパターン範囲情報PRのうちから先頭の選択肢がそれぞれ選択されるため、TP[1]は送信停止(=0)、TP[2]は番号3のUEへの送信(=3)、TP[3]は送信停止(=0)、…というリソース割り当てパターンPTが生成される。この際、最初のPTであることから、各差分フラグは更新ありを示す1にセットされている。
次に、図9を参照して、本実施の形態にかかるスケジューリング装置10における部分パターン更新動作について説明する。図9は、第1の実施の形態にかかる部分パターン更新処理を示すフローチャートである。
続いて、部分パターン更新部22Aは、UE[j]を指定する変数jを順に選択するためのループ処理を開始する(ステップL30s)。
ここで、関与送信ポイント[j,k]の動作内容が更新されていない場合(ステップ132:NO)、部分パターン更新部22Aは、後述するステップL31eへ移行する。
ここで、関与送信ポイント[j,k]の動作内容が送信停止を示す場合(ステップ133:YES)、部分パターン更新部22Aは、関与送信ポイント[j,k]の関与状態[j,k]を送信停止状態(=0)にセットする(ステップ134)。
ここで、関与送信ポイント[j,k]の動作内容が送信を示す場合(ステップ135:YES)、部分パターン更新部22Aは、関与送信ポイント[j,k]の関与状態[j,k]を送信状態(=1)にセットする(ステップ136)。
このようにして、関与送信ポイント[j,k]の関与状態[j,k]として、送信停止状態(=0)、動作内容(=1)、または干渉状態(=2)をセットした後、部分パターン更新部22Aは、変数kの値がr[j]となるまで、ステップL31sに戻って順番に次の変数値を選択してループ処理を繰り返す(ステップL31e)。
この後、部分パターン更新部22Aは、変数jの値がMとなるまで、ステップL30sに戻って順番に次の変数値を選択してループ処理を繰り返す(ステップL30e)。
また、変数jの値がMとなった場合(ステップL30e)、一連の処理を終了する。
このように、本実施の形態は、最適リソース割り当てパターンPTSを選択する際、パターン生成部21が、各送信ポイントTPにおける動作内容の組み合わせに基づいて、これら組み合わせごとにリソース割り当てパターンPTを順次生成し、パターン生成部21によりリソース割り当てパターンPTが順次生成されるごとに、パターン評価部22が、当該リソース割り当てパターンPTから、ユーザ端末UEごとに、送信ポイントTPのうち当該ユーザ端末UEの無線通信状況に関与しうる関与送信ポイントの関与状態を示すリソース割り当て部分パターンPPを抽出して、当該リソース割り当て部分パターンPPに基づいて当該ユーザ端末に関する下位評価値を計算し、これらユーザ端末UEの下位評価値MTを集計することによりパターン評価値MTAを算出するようにしたものである。
次に、図10および図11を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるスケジューリング装置10について説明する。図10は、パターン差分情報の構成例である。図11は、第2の実施の形態にかかるパターン評価部の構成例である。
第1の実施の形態では、パターン生成部21が生成するパターン差分情報PDとして、直前に生成したリソース割り当てパターンと比較して、送信ポイントごとに当該動作内容
に変更があったか否かを示す差分フラグからなるパターン差分情報PDを生成する場合について説明した。
次に、本実施の形態にかかるスケジューリング装置10の動作について説明する。
[パターン生成処理]
まず、図12を参照して、本実施の形態にかかるスケジューリング装置10におけるパターン生成動作について説明する。図12は、第2の実施の形態にかかるパターン生成処理を示すフローチャートである。
スケジューリング装置10は、前述した図6のステップ102において、図12のパターン生成処理を実行する。
また、パターン生成部21内において、各TP[i]が現時点でどの選択肢を選択しているかを番号として表す選択肢番号[i]を使用する。
なお、パターン生成部21を回路として実装する場合は、選択番号iを使用せず、TPの番号が1からNまでの試行を同時に行うことが可能であり、この場合は、図12に示したフローチャートの手順に従って動作しなくともよく、等価な動作が可能であればよい。
また、パターン生成部21は、すべてのTP[i]が更新されたことを意味する差分送信ポイント番号(=0)を、パターン差分情報PDとして出力する(ステップ202)。
これにより、更新対象TPが切り替わっても、リソース割り当てパターンPTに2箇所以上の差分が生じることを防ぐことができるので、リソース割り当てパターンPT1個の選択につき、1個のパターン差分情報PDを生成することができる。
ここで、選択番号iが個数Nと一致せず、すべてのTPを選択終了していない、すなわち未選択のTPが残っている場合(ステップ209:NO)、パターン生成部21は、選択番号iをインクリメントすることにより、次のTPを更新対象として選択し(ステップ210)、ステップ204へ戻る。
さらに、選択されたリソース割り当てパターンPTは前回選択されたパターンPTと、1箇所の差分であることが保証されているため、リソース割り当てパターンPT1個の選択につき、1個のパターン差分情報として出力することができ、パターン生成部21が選択するデータ量を削減することができる。
次に、図14を参照して、本実施の形態にかかるスケジューリング装置10における部分パターン更新動作について説明する。図14は、第2の実施の形態にかかる部分パターン更新処理を示すフローチャートである。
続いて、部分パターン更新部22Aは、UE[j]を指定する変数jを順に選択するためのループ処理を開始する(ステップL40s)。
ここで、関与送信ポイント[j,k]の動作内容が更新されていない場合(ステップ222:NO)、当該UE[j]について下位評価値MT[j]を再計算する必要がなく、リソース割り当て部分パターンPP[j]を更新する必要がないため、後述するステップL41eへ移行する。
ここで、関与送信ポイント[j,k]の動作内容が送信停止を示す場合(ステップ224:YES)、部分パターン更新部22Aは、関与送信ポイント[j,k]の関与状態[j,k]を送信停止状態(=0)にセットする(ステップ225)。
ここで、関与送信ポイント[j,k]の動作内容が送信を示す場合(ステップ226:YES)、部分パターン更新部22Aは、関与送信ポイント[j,k]の関与状態[j,k]を送信状態(=1)にセットする(ステップ227)。
このようにして、関与送信ポイント[j,k]の関与状態[j,k]として、送信停止状態(=0)、送信状態(=1)、または干渉状態(=2)をセットした後、部分パターン更新部22Aは、変数kの値がr[j]となるまで、ステップL41sに戻って順番に次の変数値を選択してループ処理を繰り返す(ステップL41e)。
この後、部分パターン更新部22Aは、変数jの値がMとなるまで、ステップL40sに戻って順番に次の変数値を選択してループ処理を繰り返す(ステップL40e)。
また、変数jの値がMとなった場合(ステップL40e)、一連の処理を終了する。
これにより、例えば、第1の実施の形態のような、リソース割り当てパターンPTを1個生成するごとに複数個のTPについて差分が発生する場合と比較して、下位評価値MTの算出に要する処理量が削減され、無線リソースの割り当て処理を高速化できる。
このため、図14のステップ229における、UE[j]に対するリソース割り当て部分パターンPP[j]および更新フラグFD[j]の出力に応じて、UE[j]に関する下位評価値計算処理を開始するようにしてもよい。このように、部分パターン更新処理と下位評価値計算処理とをパイプライン処理させるにより、これら処理を高速化することができ、最適なリソース割り当てパターンの特定に要する処理時間を大幅に短縮することが可能となる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
Claims (5)
- 複数の送信ポイントを有する無線ネットワークに対して、これら送信ポイントと各ユーザ端末との間で無線通信を行うための無線リソースを割り当てるスケジューリング装置であって、
前記送信ポイントごとに送信先となる前記ユーザ端末または送信停止からなる動作内容を特定する複数のリソース割り当てパターンのうちから、最適リソース割り当てパターンを選択する最適パターン選択部と、
前記最適リソース割り当てパターンに基づいて前記各送信ポイントに前記動作内容を指示することにより前記無線リソースの割り当てを行うリソース割り当て部とを備え、
前記最適パターン選択部は、
前記各送信ポイントにおける前記動作内容の組み合わせに基づいて、これら組み合わせごとに前記リソース割り当てパターンを順次生成するパターン生成部と、
前記リソース割り当てパターンごとに、当該リソース割り当てパターンによる前記無線リソースの割り当てを評価するためのパターン評価値を、所定の評価関数に基づき計算するパターン評価部と、
前記リソース割り当てパターンのうち、当該パターン評価値が最も良好なリソース割り当てパターンを前記最適リソース割り当てパターンとして選択する最適解選択部とを有し、
前記パターン生成部は、前記リソース割り当てパターンを生成する際、直前に生成したリソース割り当てパターンとの差分を示すパターン差分情報を生成し、
前記パターン評価部は、前記リソース割り当てパターンから、前記ユーザ端末ごとに、前記送信ポイントのうち当該ユーザ端末の無線通信状況に関与しうる関与送信ポイントの関与状態を示すリソース割り当て部分パターンを抽出して、当該リソース割り当て部分パターンによる当該ユーザ端末に関与する前記無線リソースの割り当てを評価するための下位評価値を計算し、これらユーザ端末の下位評価値を集計することにより前記パターン評価値を算出し、前記ユーザ端末の前記下位評価値を計算する際、前記パターン差分情報が、当該ユーザ端末に関するすべての関与送信ポイントの動作内容について変更なしを示す場合、直前のリソース割り当てパターンの評価に用いた当該ユーザ端末の前記下位評価値を、当該ユーザ端末に関する前記下位評価値として用いる
ことを特徴とするスケジューリング装置。 - 請求項1に記載のスケジューリング装置において、
前記パターン生成部は、前記リソース割り当てパターンを生成する際、直前に生成したリソース割り当てパターンと比較して、前記送信ポイントごとに当該動作内容に変更があったか否かを示す差分フラグからなるパターン差分情報を生成することを特徴とするスケジューリング装置。 - 複数の送信ポイントを有する無線ネットワークに対して、これら送信ポイントと各ユーザ端末との間で無線通信を行うための無線リソースを割り当てるスケジューリング装置であって、
前記送信ポイントごとに送信先となる前記ユーザ端末または送信停止からなる動作内容を特定する複数のリソース割り当てパターンのうちから、最適リソース割り当てパターンを選択する最適パターン選択部と、
前記最適リソース割り当てパターンに基づいて前記各送信ポイントに前記動作内容を指示することにより前記無線リソースの割り当てを行うリソース割り当て部とを備え、
前記最適パターン選択部は、
前記各送信ポイントにおける前記動作内容の組み合わせに基づいて、これら組み合わせごとに前記リソース割り当てパターンを順次生成するパターン生成部と、
前記リソース割り当てパターンごとに、当該リソース割り当てパターンによる前記無線リソースの割り当てを評価するためのパターン評価値を、所定の評価関数に基づき計算するパターン評価部と、
前記リソース割り当てパターンのうち、当該パターン評価値が最も良好なリソース割り当てパターンを前記最適リソース割り当てパターンとして選択する最適解選択部とを有し、
前記パターン生成部は、前記リソース割り当てパターンを生成する際、前記各送信ポイントにおける前記動作内容の組み合わせに基づいて、前後して選択する2つのリソース割り当てパターン間の差分が、いずれか1つの前記送信ポイントに関する前記動作内容だけの違いとなるようにリソース割り当てパターンを順に生成するとともに、当該送信ポイントを示すパターン差分情報を生成し、
前記パターン評価部は、前記リソース割り当てパターンから、前記ユーザ端末ごとに、前記送信ポイントのうち当該ユーザ端末の無線通信状況に関与しうる関与送信ポイントの関与状態を示すリソース割り当て部分パターンを抽出して、当該リソース割り当て部分パターンによる当該ユーザ端末に関与する前記無線リソースの割り当てを評価するための下位評価値を計算し、これらユーザ端末の下位評価値を集計することにより前記パターン評価値を算出し、前記ユーザ端末の前記下位評価値を計算する際、当該ユーザ端末に関する関与送信ポイントに前記パターン差分情報の送信ポイントを含まない場合、直前のリソース割り当てパターンの評価に用いた当該ユーザ端末の前記下位評価値を、当該ユーザ端末に関する新たな下位評価値として用いる
ことを特徴とするスケジューリング装置。 - 複数の送信ポイントを有する無線ネットワークに対して、これら送信ポイントと各ユーザ端末との間で無線通信を行うための無線リソースを割り当てるスケジューリング方法であって、
前記送信ポイントごとに送信先となる前記ユーザ端末または送信停止からなる動作内容を特定する複数のリソース割り当てパターンのうちから、最適リソース割り当てパターンを選択する最適パターン選択ステップと、
前記最適リソース割り当てパターンに基づいて前記各送信ポイントに前記動作内容を指示することにより前記無線リソースの割り当てを行うリソース割り当てステップとを備え、
前記最適パターン選択ステップは、
前記各送信ポイントにおける前記動作内容の組み合わせに基づいて、これら組み合わせごとに前記リソース割り当てパターンを順次生成するパターン生成ステップと、
前記リソース割り当てパターンごとに、当該リソース割り当てパターンによる前記無線リソースの割り当てを評価するためのパターン評価値を、所定の評価関数に基づき計算するパターン評価ステップと、
前記リソース割り当てパターンのうち、当該パターン評価値が最も良好なリソース割り当てパターンを前記最適リソース割り当てパターンとして選択する最適解選択ステップとを有し、
前記パターン生成ステップは、前記リソース割り当てパターンを生成する際、直前に生成したリソース割り当てパターンとの差分を示すパターン差分情報を生成し、
前記パターン評価ステップは、前記リソース割り当てパターンから、前記ユーザ端末ごとに、前記送信ポイントのうち当該ユーザ端末の無線通信状況に関与しうる関与送信ポイントの関与状態を示すリソース割り当て部分パターンを抽出して、当該リソース割り当て部分パターンによる当該ユーザ端末に関与する前記無線リソースの割り当てを評価するための下位評価値を計算し、これらユーザ端末の下位評価値を集計することにより前記パターン評価値を算出し、前記ユーザ端末の前記下位評価値を計算する際、前記パターン差分情報が、当該ユーザ端末に関するすべての関与送信ポイントの動作内容について変更なしを示す場合、直前のリソース割り当てパターンの評価に用いた当該ユーザ端末の前記下位評価値を、当該ユーザ端末に関する前記下位評価値として用いる
ことを特徴とするスケジューリング方法。 - 複数の送信ポイントを有する無線ネットワークに対して、これら送信ポイントと各ユーザ端末との間で無線通信を行うための無線リソースを割り当てるスケジューリング方法であって、
前記送信ポイントごとに送信先となる前記ユーザ端末または送信停止からなる動作内容を特定する複数のリソース割り当てパターンのうちから、最適リソース割り当てパターンを選択する最適パターン選択ステップと、
前記最適リソース割り当てパターンに基づいて前記各送信ポイントに前記動作内容を指示することにより前記無線リソースの割り当てを行うリソース割り当てステップとを備え、
前記最適パターン選択ステップは、
前記各送信ポイントにおける前記動作内容の組み合わせに基づいて、これら組み合わせごとに前記リソース割り当てパターンを順次生成するパターン生成ステップと、
前記リソース割り当てパターンごとに、当該リソース割り当てパターンによる前記無線リソースの割り当てを評価するためのパターン評価値を、所定の評価関数に基づき計算するパターン評価ステップと、
前記リソース割り当てパターンのうち、当該パターン評価値が最も良好なリソース割り当てパターンを前記最適リソース割り当てパターンとして選択する最適解選択ステップとを有し、
前記パターン生成ステップは、前記リソース割り当てパターンを生成する際、前記各送信ポイントにおける前記動作内容の組み合わせに基づいて、前後して選択する2つのリソース割り当てパターン間の差分が、いずれか1つの前記送信ポイントに関する前記動作内容だけの違いとなるようにリソース割り当てパターンを順に生成するとともに、当該送信ポイントを示すパターン差分情報を生成し、
前記パターン評価ステップは、前記リソース割り当てパターンから、前記ユーザ端末ごとに、前記送信ポイントのうち当該ユーザ端末の無線通信状況に関与しうる関与送信ポイントの関与状態を示すリソース割り当て部分パターンを抽出して、当該リソース割り当て部分パターンによる当該ユーザ端末に関与する前記無線リソースの割り当てを評価するための下位評価値を計算し、これらユーザ端末の下位評価値を集計することにより前記パターン評価値を算出し、前記ユーザ端末の前記下位評価値を計算する際、当該ユーザ端末に関する関与送信ポイントに前記パターン差分情報の送信ポイントを含まない場合、直前のリソース割り当てパターンの評価に用いた当該ユーザ端末の前記下位評価値を、当該ユーザ端末に関する新たな下位評価値として用いる
ことを特徴とするスケジューリング方法。
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