JP6457409B2 - スケジューリング装置および方法 - Google Patents
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[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるスケジューリング装置10について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかるスケジューリング装置の構成を示すブロック図である。
パターン評価部12は、パターン生成部11で生成されたリソース割り当てパターンごとに、当該リソース割り当てパターンに基づく無線リソースの割り当てを評価するための評価値を計算する機能を有している。
最適解保持部14は、パターン生成部11で生成されたリソース割り当てパターンのうち、パターン評価部12で計算された評価値が最も良好なリソース割り当てパターンを、実際の無線リソース割り当てに用いる最適リソース割り当てパターンとして選択する機能を有している。
次に、図1および図2を参照して、第1の実施の形態にかかるスケジューリング装置10の動作について説明する。図2は、第1の実施の形態にかかるリソース割り当てパターン生成処理を示すフローチャートである。
パターン生成部11は、外部から入力されたリソース割り当てパターン範囲設定(パターン範囲情報)に基づき、スケジューリング装置10が制御の対象とする各送信ポイントTP#i(i=1…Ntp;Ntpはシステム内のTP数)について、その送信状態、すなわち、送信先のユーザ機器UEの番号(1…Nue;Nueはスケジューリング装置10が扱うことが可能なUE数の最大値)あるいはTPの送信停止に対応する値0を表す、リソース割り当てパターン{T[i];i=1…Ntp}を生成する。
パターン評価部12は、外部より入力された評価パラメタと、パターン生成部11で生成された各リソース割り当てパターンとに基づいて、これらリソース割り当てパターンに対する評価値をそれぞれ計算し、制御部13に出力する。さらに、これらリソース割り当てパターンとともに入力された探索対象TP#Xの送信状態T[X]を、評価値とともに、制御部13に出力する。さらに、TP別探索終了を示すTP別探索終了信号とともに入力したリソース割り当てパターンについては、これらリソース割り当てパターンに対する評価値とともに、TP別探索終了を示すTP別探索終了信号を、制御部13に出力する。また、パターン評価部12は、パターン生成部11より入力された各リソース割り当てパターンとこれらの評価値とを、最適解保持部14に向けて出力する。
制御部13は、探索対象TP#XのTP別探索に関して、前回のTP別探索終了を示すTP別探索終了信号の入力から(最初のTP別探索であれば探索開始から)、次のTP別探索終了を示すTP別探索終了信号を入力するまでに、探索対象TP#Xに関するリソース割り当てパターンごとに、パターン評価部12から入力された、複数の評価値(s[X]個の評価値)のうち、値が最大の評価値を選択し、選択した評価値とともにパターン生成部11から入力された送信状態T[X]からなる、探索対象TP#Xの改良送信状態を、改良リソース割り当てパターンとして選択する。
最適解保持部14は、パターン評価部12から、リソース割り当てパターンと、これに基づいて計算された評価値とを入力し、パターン生成部11がリソース割り当てパターンの生成の開始以後、最大の評価値を得たときのリソース割り当てパターンを、最適リソース割り当てパターンとして保持するとともに、この最適リソース割り当てパターンの評価値を、最適評価値として保持する。
一方、パターン生成部11は、図2のステップ103において、生成したリソース割り当てパターンをパターン評価部12に向けて出力した後、制御部13からの改良指示待ち状態となる(ステップ104:NO)。ここで、制御部13から改良リソース割り当てパターンとして選択された探索対象TP#Xの改良送信状態を改良指示信号とともに入力し、改良指示信号が値1のとき(改良指示あり、つまり、改良送信状態が有効のとき)(ステップ104:YES)、暫定リソース割り当てパターン{B[i];i=1…Ntp}のうち、探索TP#Xの送信状態B[X]の値を、改良送信状態に合致するよう更新する(B[X]= 改良送信状態とする)(ステップ105)。
このように、本実施の形態は、制御部13が、予め設定されている探索順に従って探索対象送信ポイントを選択してパターン生成部11に順次指示し、これに応じてパターン生成部11で生成された、探索対象送信ポイントに関するリソース割り当てパターンのうち、当該評価値がより良好なリソース割り当てパターンにおける当該探索対象送信ポイントの送信状態を改良送信状態として選択し、パターン生成部11が、リソース割り当てパターンを生成する際、記憶している暫定リソース割り当てパターンに対して、制御部13から指示された探索対象送信ポイントの送信状態のみを順に変更することにより、当該探索対象送信ポイントに関するリソース割り当てパターンを順次生成し、これに応じて制御部13で選択された改良送信状態に基づいて、暫定リソース割り当てパターンを改良するようにしたものである。
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるスケジューリング装置10について説明する。図5は、第2の実施の形態にかかるスケジューリング装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態は、図5に示すように、パターン生成部11における暫定リソース割り当てパターンの改良内容を示すパターン改良情報を一時蓄積する機能を有するバッファ部15を設けた点が、第1の実施の形態と相違する。
パターン生成部11は、制御部13から指示された探索対象送信ポイントに関するリソース割り当てパターンをすべて生成した後、バッファ部15に蓄積されているパターン改良情報を読み出し、当該パターン改良情報に含まれる探索対象送信ポイントと当該探索対象送信ポイントの送信状態とに基づいて暫定リソース割り当てパターンを改良する機能を有している。
次に、図5および図6を参照して、第2の実施の形態にかかるスケジューリング装置10の動作について説明する。図6は、第2の実施の形態にかかるリソース割り当てパターン生成処理を示すフローチャートである。
パターン生成部11は、外部から入力されたリソース割り当てパターン範囲設定(パターン範囲情報)に基づき、スケジューリング装置10が制御の対象とする各送信ポイントTP#i(i=1…Ntp;Ntpはシステム内のTP数)について、その送信状態、すなわち、送信先のユーザ機器UEの番号(1…Nue;Nueはスケジューリング装置10が扱うことが可能なUE数の最大値)あるいはTPの送信停止に対応する値0を表す、リソース割り当てパターン{T[i];i=1…Ntp}を生成する。
なお、探索対象TP番号の入力に合わせて、その次の探索対象TP番号の準備を制御部13に促すため、値1(次の探索対象TP番号の要求ありを表す値)の探索対象TP要求信号を、制御部13に向けて出力する。
パターン評価部12は、評価値を計算するためのリソース割り当てパターン{H[i];i=1…Ntp}を保持し、パターン生成部11からの差分TP番号と差分送信状態の入力に応じて、リソース割り当てパターン{H[i];i=1…Ntp}を更新する。すなわち、H[差分TP番号]の値を差分送信状態に変更する。これにより、パターン評価部12は、パターン生成部11から生成したリソース割り当てパターンを入力することなく、差分TP番号と差分送信状態の入力から、リソース割り当てパターンを再現することが可能となる。ただし、初期状態でのリソース割り当てパターン{H[i];i=1…Ntp}の各値を0(送信停止)とし、パターン生成部11がリソース割り当てパターンを生成するときの初期状態と一致させておく。
制御部13は、探索対象TP#XのTP別探索に関して、TP別探索期間信号の値が1(TP別探索中)の期間に、パターン評価部12から入力された複数の評価値(s[X]個の評価値)のうち、値が最大の評価値を検出し、検出した評価値とともにパターン生成部11から入力された差分TP番号と差分送信状態を、それぞれ改良対象TP番号および改良送信状態として取得する。さらに、パターン評価部12からTP別探索期間信号の値が1から0に変化した時点(TP別探索を終えた時点)で、改良対象TP番号と改良送信状態の組を、パターン改良情報として、バッファ部15に向けて出力する。
バッファ部15は、改良対象TP番号と改良送信状態の組を制御部13から入力したとき、つまり、改良指示信号が値1のとき(改良送信状態が有効のとき)、これらを1組としてFIFOバッファに蓄積する。また、バッファ部15は、1組以上の改良対象TP番号と改良送信状態の組を蓄積している期間は、値1(蓄積ありを表す値)のバッファ蓄積信号をパターン生成部11に向けて出力する。
一方、パターン生成部11は、図6のステップ203において、生成したリソース割り当てパターンをパターン評価部12に向けて出力し、制御部13から指示された探索対象TP#Xに対するTP別探索を終えた後、パターン評価部12の内部で保持する評価値を計算するためのリソース割り当てパターンを、探索対象TP#Xに対するTP別探索開始時の状態(暫定リソース割り当てパターン{B[i];i=1…Ntp}に対して評価値を計算したときの状態)に戻すため、差分TP番号=X(探索対象TPの番号)と差分送信状態=B[X](探索対象TPの最良の送信状態)を、パターン評価部12に向けて出力する(ステップ204)。
最適解保持部14は、パターン評価部12から、リソース割り当てパターンと、これに基づいて計算された評価値とを入力し、パターン生成部11がリソース割り当てパターンの生成の開始以後、最大の評価値を得たときのリソース割り当てパターンを、最適リソース割り当てパターンとして保持するとともに、最適リソース割り当てパターンに基づいてパターン評価部12が算出した評価値を、最適評価値として保持する。
パターン生成部11は、ステップ204の後、バッファ部15にパターン改良情報(改良対象TP番号と改良送信状態の組)の蓄積があるか否かを判定し(ステップ205)、蓄積がある場合は(バッファ蓄積信号=1の場合は)(ステップ205:YES)、パターン改良情報の蓄積がある限り、パターン改良情報(改良対象TP番号と改良送信状態の組)を取り出して(バッファ読出信号=1をバッファ部15に出力し)(ステップ206)、保持している暫定リソース割り当てパターン{B[i];i=1…Ntp}に含まれる改良対象TP番号が示す改良対象TPの送信状態を、改良送信状態に合致するよう更新する(ステップ207)。つまり、B[改良対象TP番号]=改良送信状態に更新することで、暫定リソース割り当てパターンの改良を行う。
次に、図7を参照して、本実施の形態にかかるスケジューリング装置10の動作例について説明する。図7は、第2の実施の形態にかかるスケジューリング装置の動作例を示すタイムチャート図である。
一方、第2の実施の形態にかかるパターン生成部11は、探索対象TP#Xの改良送信状態が制御部13からの入力を待たずに、次の探索対象TP#Yに対するTP別探索を開始する。暫定リソース割り当てパターンへの反映は、バッファ部15に蓄積された後の、探索対象TPの切り替えタイミングで実施される。
このように、本実施の形態は、パターン生成部11における暫定リソース割り当てパターンの改良内容を示すパターン改良情報を一時蓄積するバッファ部15をさらに備え、制御部13が、改良リソース割り当てパターンを選択するごとに、当該改良リソース割り当てパターンに関する探索対象送信ポイントと当該探索対象送信ポイントの送信状態とをパターン改良情報としてバッファ部15に順次蓄積し、パターン生成部11が、制御部13から指示された探索対象送信ポイントに関するリソース割り当てパターンをすべて生成した後、バッファ部15に蓄積されているパターン改良情報を読み出し、当該パターン改良情報に含まれる探索対象送信ポイントと当該探索対象送信ポイントの送信状態とに基づいて暫定リソース割り当てパターンを改良するようにしたものである。
次に、本発明の第3の実施の形態にかかるスケジューリング装置10について説明する。前述した第1の実施の形態では、制御部13から指示した探索対象TP#Xに応じてパターン生成部11で生成された、探索対象TP#Xの送信状態のみを順次変更して生成したリソース割り当てパターンに基づいて、制御部13において改良送信状態を選択する際、これらリソース割り当てパターンごとに、パターン評価部12から入力されたs[X]個の評価値のうち最大の評価値を選択し、この最大評価値とともにパターン生成部11から入力された送信状態をT[X]を、探索対象TP#Xの改良送信状態として選択し、次のTP別探索終了信号が入力された時点で、改良送信状態を改良リソース割り当てパターンとしてパターン生成部11に向けて出力する場合について説明した。
なお、本実施の形態におけるこの他の構成については第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、第3の実施の形態にかかるスケジューリング装置10の動作について説明する。
制御部13は、探索対象TP#XのTP別探索に関して、前回のTP別探索終了を示すTP別探索終了信号の入力から(最初のTP別探索であれば探索開始から)、次のTP別探索終了を示すTP別探索終了信号を入力するまでに、パターン評価部12から入力された複数の評価値(s[X]個の評価値)のうち、値が大きい評価値から順にNf個の評価値を検出して候補評価値[t](t=1…Nf;候補評価値[1]が最大の評価値)として保持し、検出した候補評価値[t]とともにパターン生成部11から入力された送信状態T[X]を、候補送信状態[t]として保持する。
制御部13において、候補送信状態[t](t=1…Nf)の中から1個を選び出すための改良送信状態選択方法の具体例としては、いくつか考えられる。
まず、図8を参照して、ランダム値Rと複数の閾値[t]とを用いた改良送信状態選択方法Aについて説明する。図8は、第3の実施の形態にかかる改良送信状態選択処理Aを示すフローチャートである。
ここで、ランダム値R<閾値[t]の場合(ステップ303:YES)、以降の改良送信状態の選択を終了する。これにより、今回仮決めした候補評価値[t]が改良送信状態として確定されることになる。
また、ランダム値R≧閾値[t]の場合(ステップ303:NO)であって、t=Nfの場合には、候補送信状態[Nf]を改良送信状態として確定し(ステップ304)、一連の改良送信状態選択処理Aを終了する。
このように、評価値が大きい候補送信状態ほど選択される確率を高くすることによって、より良い選択を行っている可能性が高くなるので、より少ない反復改善回数で、良好なリソース割り当てパターンを見つけることができる。
次に、図9を参照して、ランダム値Rおよび複数の閾値[t]と評価値差とを用いた改良送信状態選択方法Bについて説明する。図9は、第3の実施の形態にかかる改良送信状態選択処理Bを示すフローチャートであり、図8と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
このように、評価値の大きさの順番のみに基づいて確率的に選択するのではなく、評価値の差が大きい場合は評価値が大きい方に確定することで、評価値が大幅に低下する候補の選択をやめることにより、良好なリソース割り当てパターンとなる可能性が低いパターンの生成を回避し、より少ない反復改善回数で、良好なリソース割り当てパターンを見つけることができる。
次に、図10を参照して、ランダム値Rおよび複数の閾値[t]と評価値差とを用いた改良送信状態選択方法Cについて説明する。図10は、第3の実施の形態にかかる改良送信状態選択処理Cを示すフローチャートであり、図8と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
ここで、各候補が選択される確率は、候補の順番をtとすると、(閾値[t]−閾値[t−1])/Rmaxとなり(なお、閾値[0]=0、閾値[Nf]=Rmaxとする)、この確率は候補の順番のみに依存して定められることになる。
このように本実施の形態は、制御部13が、予め設定されている探索順に従って探索対象送信ポイントを選択してパターン生成部11に順次指示し、これに応じてパターン生成部11で生成された、探索対象送信ポイントに関するリソース割り当てパターンのうちから評価値が良好な順に一定数だけ選択し、選択したリソース割り当てパターンのうちから選択したいずれか1つにおける当該探索対象送信ポイントの送信状態を改良送信状態として選択するようにしたものである。
次に、本発明の第4の実施の形態にかかるスケジューリング装置10について説明する。前述した第3の実施の形態では、第1の実施の形態に対して、評価値が良好な候補となる複数個の送信状態の中からいずれか1つを改良送信状態として選択する構成を追加した場合について説明した。本実施の形態では、第2の実施の形態に対して、評価値が良好な候補となる複数個の送信状態の中からいずれか1つを改良送信状態として選択する構成を追加した場合について説明する。
なお、本実施の形態におけるこの他の構成については第2の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、第4の実施の形態にかかるスケジューリング装置10の動作について説明する。
制御部13は、探索対象TP#XのTP別探索に関して、TP別探索期間信号の値が1(TP別探索中)の期間に、パターン評価部12から入力された複数の評価値(s[X]個の評価値)のうち、値が大きい評価値から順にNf個の評価値を検出して候補評価値[t](t=1…Nf;候補評価値[1]が最大の評価値)として保持し、検出した候補評価値[t]とともにパターン生成部11から入力された差分TP番号と差分送信状態を、それぞれ改良対象TP番号と候補送信状態[t]として保持する。
次に、図11を参照して、本実施の形態にかかるスケジューリング装置10の動作例について説明する。図11は、第4の実施の形態にかかるスケジューリング装置の動作例を示すタイムチャート図である。
一方、第4の実施の形態にかかるパターン生成部11は、探索対象TP#Xの改良送信状態が制御部13からの入力を待たずに、次の探索対象TP#Yに対するTP別探索を開始する。暫定リソース割り当てパターンへの反映は、バッファ部15に蓄積された後の、探索対象TPの切り替えタイミングで実施される。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
Claims (8)
- 複数の送信ポイントを有する無線ネットワークシステムに対して、これら送信ポイントと各ユーザ端末との間で無線通信を行うための無線リソース割り当てを行うスケジューリング装置であって、
前記送信ポイントごとに、送信先となるユーザ端末または送信停止を示す送信状態を指定するためのリソース割り当てパターンを順次生成するパターン生成部と、
前記リソース割り当てパターンごとに、当該リソース割り当てパターンに基づく前記無線リソースの割り当てを評価するための評価値を計算するパターン評価部と、
前記評価値に基づいて、前記リソース割り当てパターンの改良に用いる改良リソース割り当てパターンを選択する制御部と、
前記リソース割り当てパターンのうち、当該評価値が最も良好なリソース割り当てパターンを、実際の無線リソース割り当てに用いる最適リソース割り当てパターンとして選択する最適解保持部とを備え、
前記制御部は、予め設定されている探索順に従って探索対象送信ポイントを選択して前記パターン生成部に順次指示し、これに応じて前記パターン生成部で生成された、前記探索対象送信ポイントに関する前記リソース割り当てパターンのうち、当該評価値がより良好なリソース割り当てパターンにおける当該探索対象送信ポイントの送信状態からなる改良送信状態を、前記改良リソース割り当てパターンとして選択し、
前記パターン生成部は、前記リソース割り当てパターンを生成する際、記憶している暫定リソース割り当てパターンに対して、前記制御部から指示された前記探索対象送信ポイントの送信状態のみを順に変更することにより、当該探索対象送信ポイントに関する前記リソース割り当てパターンを順次生成し、これに応じて前記制御部で前記改良リソース割り当てパターンとして選択された前記改良送信状態に基づいて、前記暫定リソース割り当てパターンを改良する
ことを特徴とするスケジューリング装置。 - 複数の送信ポイントを有する無線ネットワークシステムに対して、これら送信ポイントと各ユーザ端末との間で無線通信を行うための無線リソース割り当てを行うスケジューリング装置であって、
前記送信ポイントごとに、送信先となるユーザ端末または送信停止を示す送信状態を指定するためのリソース割り当てパターンを順次生成するパターン生成部と、
前記リソース割り当てパターンごとに、当該リソース割り当てパターンに基づく前記無線リソースの割り当てを評価するための評価値を計算するパターン評価部と、
前記評価値に基づいて、前記リソース割り当てパターンの改良に用いる改良リソース割り当てパターンを選択する制御部と、
前記リソース割り当てパターンのうち、当該評価値が最も良好なリソース割り当てパターンを、実際の無線リソース割り当てに用いる最適リソース割り当てパターンとして選択する最適解保持部とを備え、
前記制御部は、予め設定されている探索順に従って探索対象送信ポイントを選択して前記パターン生成部に順次指示し、これに応じて前記パターン生成部で生成された、前記探索対象送信ポイントに関する前記リソース割り当てパターンのうちから、当該評価値が良好なものから一定数だけ候補として選択し、前記評価値の順位に対して予め設定されている確率に基づき前記候補から選択したいずれか1つにおける当該探索対象送信ポイントの送信状態からなる改良送信状態を、前記改良リソース割り当てパターンとして選択し、
前記パターン生成部は、前記リソース割り当てパターンを生成する際、記憶している暫定リソース割り当てパターンに対して、前記制御部から指示された前記探索対象送信ポイントの送信状態のみを順に変更することにより、当該探索対象送信ポイントに関する前記リソース割り当てパターンを順次生成し、これに応じて前記制御部で前記改良リソース割り当てパターンとして選択された前記改良送信状態に基づいて、前記暫定リソース割り当てパターンを改良する
ことを特徴とするスケジューリング装置。 - 請求項1または請求項2に記載のスケジューリング装置において、
前記パターン生成部における前記暫定リソース割り当てパターンの改良内容を示すパターン改良情報を一時蓄積するバッファ部をさらに備え、
前記制御部は、前記改良リソース割り当てパターンを選択するごとに、当該改良リソース割り当てパターンに関する前記探索対象送信ポイントと当該探索対象送信ポイントの送信状態とからなる前記パターン改良情報を、前記改良送信状態に代えて選択して前記バッファ部に順次蓄積し、
前記パターン生成部は、前記制御部から指示された前記探索対象送信ポイントに関する前記リソース割り当てパターンをすべて生成した後、前記バッファ部に蓄積されている前記パターン改良情報を読み出し、当該パターン改良情報に含まれる前記探索対象送信ポイントと当該探索対象送信ポイントの送信状態とに基づいて前記暫定リソース割り当てパターンを改良する
ことを特徴とするスケジューリング装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスケジューリング装置において、
前記最適解保持部は、前記評価値が最も良好なリソース割り当てパターンに代えて、前記パターン生成部で最終的に記憶されている前記暫定リソース割り当てパターンを、前記最適リソース割り当てパターンとして選択することを特徴とするスケジューリング装置。 - 複数の送信ポイントを有する無線ネットワークシステムに対して、これら送信ポイントと各ユーザ端末との間で無線通信を行うための無線リソース割り当てを行うスケジューリング方法であって、
前記送信ポイントごとに、送信先となるユーザ端末または送信停止を示す送信状態を指定するためのリソース割り当てパターンを順次生成するパターン生成ステップと、
前記リソース割り当てパターンごとに、当該リソース割り当てパターンに基づく前記無線リソースの割り当てを評価するための評価値を計算するパターン評価ステップと、
前記評価値に基づいて、前記リソース割り当てパターンの改良に用いる改良リソース割り当てパターンを選択する制御ステップと、
前記リソース割り当てパターンのうち、当該評価値が最も良好なリソース割り当てパターンを、実際の無線リソース割り当てに用いる最適リソース割り当てパターンとして選択する最適解保持ステップとを備え、
前記制御ステップは、予め設定されている探索順に従って探索対象送信ポイントを選択して前記パターン生成ステップに順次指示し、これに応じて前記パターン生成ステップで生成された、前記探索対象送信ポイントに関する前記リソース割り当てパターンのうち、当該評価値がより良好なリソース割り当てパターンにおける当該探索対象送信ポイントの送信状態からなる改良送信状態を、前記改良リソース割り当てパターンとして選択し、
前記パターン生成ステップは、前記リソース割り当てパターンを生成する際、記憶している暫定リソース割り当てパターンに対して、前記制御ステップから指示された前記探索対象送信ポイントの送信状態のみを順に変更することにより、当該探索対象送信ポイントに関する前記リソース割り当てパターンを順次生成し、これに応じて前記制御ステップで前記改良リソース割り当てパターンとして選択された前記改良送信状態に基づいて、前記暫定リソース割り当てパターンを改良する
ことを特徴とするスケジューリング方法。 - 複数の送信ポイントを有する無線ネットワークシステムに対して、これら送信ポイントと各ユーザ端末との間で無線通信を行うための無線リソース割り当てを行うスケジューリング方法であって、
前記送信ポイントごとに、送信先となるユーザ端末または送信停止を示す送信状態を指定するためのリソース割り当てパターンを順次生成するパターン生成ステップと、
前記リソース割り当てパターンごとに、当該リソース割り当てパターンに基づく前記無線リソースの割り当てを評価するための評価値を計算するパターン評価ステップと、
前記評価値に基づいて、前記リソース割り当てパターンの改良に用いる改良リソース割り当てパターンを選択する制御ステップと、
前記リソース割り当てパターンのうち、当該評価値が最も良好なリソース割り当てパターンを、実際の無線リソース割り当てに用いる最適リソース割り当てパターンとして選択する最適解保持ステップとを備え、
前記制御ステップは、予め設定されている探索順に従って探索対象送信ポイントを選択して前記パターン生成ステップに順次指示し、これに応じて前記パターン生成ステップで生成された、前記探索対象送信ポイントに関する前記リソース割り当てパターンのうちから、当該評価値が良好なものから一定数だけ候補として選択し、前記評価値の順位に対して予め設定されている確率に基づき前記候補から選択したいずれか1つにおける当該探索対象送信ポイントの送信状態からなる改良送信状態を、前記改良リソース割り当てパターンとして選択し、
前記パターン生成ステップは、前記リソース割り当てパターンを生成する際、記憶している暫定リソース割り当てパターンに対して、前記制御ステップから指示された前記探索対象送信ポイントの送信状態のみを順に変更することにより、当該探索対象送信ポイントに関する前記リソース割り当てパターンを順次生成し、これに応じて前記制御ステップで前記改良リソース割り当てパターンとして選択された前記改良送信状態に基づいて、前記暫定リソース割り当てパターンを改良する
ことを特徴とするスケジューリング方法。 - 請求項5または請求項6に記載のスケジューリング方法において、
前記パターン生成ステップにおける前記暫定リソース割り当てパターンの改良内容を示すパターン改良情報をバッファ部で一時蓄積する蓄積ステップをさらに備え、
前記制御ステップは、前記改良リソース割り当てパターンを選択するごとに、当該改良リソース割り当てパターンに関する前記探索対象送信ポイントと当該探索対象送信ポイントの送信状態とからなる前記パターン改良情報を、前記改良送信状態に代えて選択して前記バッファ部に順次蓄積し、
前記パターン生成ステップは、前記制御ステップから指示された前記探索対象送信ポイントに関する前記リソース割り当てパターンをすべて生成した後、前記バッファ部に蓄積されている前記パターン改良情報を読み出し、当該パターン改良情報に含まれる前記探索対象送信ポイントと当該探索対象送信ポイントの送信状態とに基づいて前記暫定リソース割り当てパターンを改良する
ことを特徴とするスケジューリング方法。 - 請求項5〜請求項7のいずれかに記載のスケジューリング方法において、
前記最適解保持ステップは、前記評価値が最も良好なリソース割り当てパターンに代えて、前記パターン生成ステップで最終的に記憶されている前記暫定リソース割り当てパターンを、前記最適リソース割り当てパターンとして選択することを特徴とするスケジューリング方法。
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