JP6151666B2 - スケジューリング装置および方法 - Google Patents
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Description
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるスケジューリング装置10について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかるスケジューリング装置の構成を示すブロック図である。
リソース割り当て部12は、最適解選択部23で生成された最適リソース割り当てパターンPTSに基づいて、各送信ポイントに動作内容をそれぞれ指示することにより無線リソースの割り当てを行う機能を有している。
各下位評価部22A[j]は、外部から入力された評価関数情報FNのうち下位評価関数[j]に関する設定と、パターン生成部21が出力したパターン差分情報とを入力し、下位評価関数[j]を用いて下位評価値PF[j]を算出する機能と、得られた下位評価値PF[j]を上位評価部22Bに向けて出力する機能とを有している。
一方、リソース割り当てパターンPTのパターン評価値PFAより最適評価値PFSの方がよいと判断される場合は最適解の更新を行わない。
次に、本実施の形態にかかるスケジューリング装置10の動作について説明する。
[スケジューリング処理]
まず、図5を参照して、スケジューリング装置10でのスケジューリング動作について説明する。図5は、スケジューリング処理を示すフローチャートである。
スケジューリング装置10は、予め設定されている一定のスケジューリング周期で、図5のスケジューリング処理を実行する。
この後、最適解選択部23は、パターン評価部22が算出したパターン評価値PFAとそれまで最適解として保持していた最適評価値PFSとを比較する(ステップ104)。
この後、最適パターン選択部11は、パターン範囲情報PRから選択されうるすべてのリソース割り当てパターンPTについて、評価が終了したか確認し(ステップ107)、未評価のリソース割り当てパターンPTが残っている場合には(ステップ107:NO)、ステップ102に戻る。
次に、図6を参照して、本実施の形態にかかるスケジューリング装置10におけるパターン(パターン差分情報)生成動作について説明する。図6は、パターン生成処理を示すフローチャートである。
スケジューリング装置10は、前述した図5のステップ102において、図6のパターン生成処理を実行する。
k=1…s[i])とを使用するものとする。
また、パターン生成部21内において、各TP[i]が現時点でどの選択肢を選択しているかを番号として表す選択肢番号[i]を使用するものとする。
なお、パターン生成部21を回路として実装する場合は、選択番号iを使用せず、TPの番号が1からNまでの試行を同時に行うことが可能であり、この場合は、図6に示したフローチャートの手順に従って動作しなくともよく、等価な動作が可能であればよい。
すなわち、更新対象TP(TP番号がiのTP)の選択肢番号[i]に更新量[i]を加算した更新選択肢番号が、1以上かつs[i](選択肢の個数)以下である場合に、更新選択肢番号が正常な範囲内にあると判定する。なお、更新量ではなく更新方向の違いを表現する変数を用いる場合は、変数の値がインクリメントを表すならば選択肢番号[i]<s[i]を判定し、変数の値がデクリメントを表すならば選択肢番号[i]>1を判定すればよい。
この後、パターン生成部21は、ステップ114で更新を行ったTPのTP番号を示す差分TP番号と、当該TPの選択肢選択状態を示す差分動作内容との組からパターン差分情報PDを生成して出力し(ステップ115)、ステップ112へ戻る。
これにより、更新対象TPが切り替わっても、リソース割り当てパターンPTに2箇所以上の差分が生じることを防ぐことができるので、リソース割り当てパターンPT1個の選択につき、1個のパターン差分情報PDを生成することができる。
ここで、選択番号iが個数Nと一致せず、すべてのTPを選択終了していない、すなわち未選択のTPが残っている場合(ステップ117:NO)、パターン生成部21は、選択番号iをインクリメントすることにより、次のTPを更新対象として選択し(ステップ118)、ステップ113へ戻る。
さらに、選択されたリソース割り当てパターンPTは前回選択されたパターンPTと、1箇所の差分であることが保証されているため、リソース割り当てパターンPT1個の選択につき、1個のパターン差分情報として出力することができ、パターン生成部21が選択するデータ量を削減することができる。
このように、本実施の形態は、最適リソース割り当てパターンPTSを選択する際、パターン生成部21が、各送信ポイントTPにおける動作内容の組み合わせに基づいて、前後して選択する2つのリソース割り当てパターンPT間の差分が、いずれか1つのTPに関する動作内容だけの違いとなるようにPTを順次選択するとともに、当該差分を示すパターン差分情報PDを順次生成し、パターン生成部21によりPDが順次生成されるごとに、パターン評価部22が、当該PDと対応するPTにより得られる無線通信状況を評価するためのパターン評価値PFAを計算し、最適解選択部23が、各PTのうち、当該PFAが最も良好なPTをPTSとして選択するようにしたものである。
次に、図8を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるスケジューリング装置10について説明する。図8は、第2の実施の形態にかかるスケジューリング装置の構成を示すブロック図である。
すなわち、本実施の形態にかかるスケジューリング装置10には、主な機能部として、パターン範囲分割部13、最適パターン選択部11a,11b,…,11g、最適解判定部14、およびリソース割り当て部12が設けられている。
リソース割り当て部12は、最適解判定部14から出力された最適リソース割り当てパターンPTSに基づいて、各送信ポイントに対して動作内容をそれぞれ指示する機能を有している。
また、分割パターン範囲情報PR2は、TP[1]は番号1のUEが選択肢であり、TP[2]は番号3のUEが選択肢であり、TP[3]は送信停止あるいは番号2のUEあるいは番号4のUEが選択肢であること、を示している。
また、分割パターン範囲情報PR3は、TP[1]は番号2のUEが選択肢であり、TP[2]は番号3のUEが選択肢であり、TP[3]は送信停止あるいは番号2のUEあるいは番号4のUEが選択肢であること、を示している。
このように、複数の最適パターン選択部11を、各々異なる分割パターン範囲情報に基づき動作させ、各最適パターン選択部11が出力した最適解のうち、最良のパターン評価値PFSを示す分割リソース割り当てパターンPTを最適リソース割り当てパターンPTSとして選択することによって、リソース割り当てパターンPTの生成処理、評価処理、および選択処理を並列化することが可能であり、並列数に応じて処理時間を大幅に短縮することが可能となる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
Claims (5)
- 無線ネットワークに設けられた送信ポイントのそれぞれに対して動作内容を指示することにより、各ユーザ端末との間で無線通信を行うための無線リソースを割り当てるスケジューリング装置であって、
前記送信ポイントごとに送信先となる前記ユーザ端末または送信停止からなる動作内容を特定するためのリソース割り当てパターンとして、前記ユーザ端末における前記無線ネットワークを介した無線通信状況が最も良好となる最適リソース割り当てパターンを選択する最適パターン選択部と、
前記最適リソース割り当てパターンに基づいて前記各送信ポイントに前記動作内容を指示することにより前記無線リソースの割り当てを行うリソース割り当て部とを備え、
前記最適パターン選択部は、
前記各送信ポイントにおける前記動作内容の組み合わせに基づいて、前後して選択する2つのリソース割り当てパターン間の差分が、いずれか1つの前記送信ポイントに関する前記動作内容だけの違いとなるようにリソース割り当てパターンを順に選択するとともに、当該差分を示すパターン差分情報を順次生成するパターン生成部と、
前記パターン差分情報ごとに、当該パターン差分情報により特定される前記リソース割り当てパターンにより得られる前記無線通信状況を評価するためのパターン評価値を計算するパターン評価部と、
前記リソース割り当てパターンのうち、当該パターン評価値が最も良好なリソース割り当てパターンを前記最適リソース割り当てパターンとして選択する最適解選択部とを有する
ことを特徴とするスケジューリング装置。 - 請求項1に記載のスケジューリング装置において、
前記パターン評価部は、前記リソース割り当てパターンにより得られる前記各ユーザ端末での前記無線通信状況を示す下位評価値を合計することにより、当該リソース割り当てパターンに関する前記パターン評価値を計算し、前記パターン差分情報に基づき新たなパターン評価値を計算する際には、前記下位評価値のうち、当該パターン差分情報が示す前記送信ポイントの動作内容の変化が自己の無線通信状況に影響するユーザ端末に関する下位評価値のみを再計算し、自己の無線通信状況に影響しないユーザ端末については直前に計算したパターン評価値に用いた下位評価値を用いることを特徴とするスケジューリング装置。 - 請求項1に記載のスケジューリング装置において、
前記パターン生成部は、外部から入力された、前記送信ポイントごとに当該送信ポイントが実際にとりうる前記動作内容を予め選択肢として指定したパターン範囲情報に基づいて、これら選択肢を組み合わせることにより、前記組み合わせを順次生成することを特徴とするスケジューリング装置。 - 請求項3に記載のスケジューリング装置において、
前記送信ポイントのいずれかに関する前記動作内容が互いに異なるように、前記パターン範囲情報を複数の分割パターン範囲情報に分割するパターン範囲分割部と、
前記分割パターン範囲情報ごとに設けられて、当該分割パターン範囲情報に基づき生成した前記リソース割り当てパターンのうちから前記無線通信状況が最も良好となる分割最適リソース割り当てパターンを選択する前記最適パターン選択部と、
前記各最適パターン選択部で選択された前記分割最適リソース割り当てパターンのうちから、当該パターン評価値が最も良好な分割リソース割り当てパターンを前記最適リソース割り当てパターンとして判定する最適解判定部と
をさらに備えることを特徴とするスケジューリング装置。 - 無線ネットワークに設けられた送信ポイントのそれぞれに対して動作内容を指示することにより、各ユーザ端末との間で無線通信を行うための無線リソースを割り当てるスケジューリング方法であって、
前記送信ポイントごとに送信先となる前記ユーザ端末または送信停止からなる動作内容を特定するためのリソース割り当てパターンとして、前記ユーザ端末における前記無線ネットワークを介した無線通信状況が最も良好となる最適リソース割り当てパターンを選択する最適パターン選択ステップと、
前記最適リソース割り当てパターンに基づいて前記各送信ポイントに前記動作内容を指示することにより前記無線リソースの割り当てを行うリソース割り当てステップとを備え、
前記最適パターン選択ステップは、
前記各送信ポイントにおける前記動作内容の組み合わせに基づいて、前後して選択する2つのリソース割り当てパターン間の差分が、いずれか1つの前記送信ポイントに関する前記動作内容だけの違いとなるようにリソース割り当てパターンを順に選択するとともに、当該差分を示すパターン差分情報を順次生成するパターン生成ステップと、
前記パターン差分情報ごとに、当該パターン差分情報により特定される前記リソース割り当てパターンにより得られる前記無線通信状況を評価するためのパターン評価値を計算するパターン評価ステップと、
前記リソース割り当てパターンのうち、当該パターン評価値が最も良好なリソース割り当てパターンを前記最適リソース割り当てパターンとして選択する最適解選択ステップとを有する
ことを特徴とするスケジューリング方法。
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