JP6262515B2 - カセッテホルダースタンド - Google Patents

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Description

本発明は、X線を用いて人体の内部を撮影する際に、撮影用フィルムが収容されたカセッテを保持するためのカセッテホルダースタンドに係り、より詳しくは、様々な角度からのマルチ撮影を可能にするためのカセッテホルダースタンドに関する。
従来から、X線を用いて人体の内部を撮影するX線撮影装置が医療分野で広く用いられており、このX線撮影装置には、被写体である被験者を立たせた状態で撮影する立位型や、被写体である被験者を撮影台上に寝かせた状態で撮影する臥位型がある。
ここで、立位型のX線撮影装置について図面を参照して説明すると、図7は、従来の立位型のX線撮影装置を示した図であり、図において31が立位型のX線撮影装置である。
そして、この立位型のX線撮影装置31は、撮影用フィルムが収容されたカセッテや撮像素子等が収容された受光体が挿抜自在に収容された受像部32を有しており、この受像部32は、支柱33に、支柱33に沿って上下動自在に支持されており、受像部32を上下動する方法としては、モーターを用いて電動で上下動する方法、あるいはカウンターバランス機構によって手動で受像部32を上下動する方法が存在している。
そして、この立位型のX線撮影装置31で患者等のX線撮影を行う際には、受像部32に対向した被験者の後方に配置したX線放射装置からX線を照射する。そうすると、放射されたX線が被験者を透視しつつ、受像部内のカセッテのフィルムに感光する。
一方、図8は臥位型のX線撮影装置を示した図であり、図において41が臥位型のX線撮影装置である。
そして、仰臥台のX線撮影装置41は、天板42と、天板42を支えて、かつ上下方向に駆動する昇降駆動部43を有しており、昇降駆動部43の上部に設けられた昇降板44の上面には、図示されていないが、X方向に自由に移動できるX方向支え台と、該X方向支え台上においてY方向に自由に移動できるY方向支え台が設けられ、Y方向支え台に天板42が固定されている。
また、前記昇降駆動部43の周囲は蛇腹で覆われており、その内部には、昇降板44と下部の基板間に、パンダグラフ機構のような昇降板44を上下するための機構が内蔵されている。
更に、昇降板44の中央には、X線撮影用のフィルムを収納したカセッテ45が配置されており、X線撮影の際には、天井方向からX線放射装置が垂下され、このX線放射装置から放射されたX線が天板42上の患者を透視し、更に天板42を貫通してカセッテ45に収納したフィルムに感光する。
このように、従来からX線撮影装置には、被写体である被験者を立たせた状態で撮影する立位型と被写体である被験者を撮影台上に寝かせた状態で撮影する臥位型があるが、いずれのX線撮影装置においても、撮影用フィルム等が収容されたカセッテを保持した受像部の移動が限定されているために、撮影できる向きが限られてしまい、様々な角度からの撮影が不可能であるという問題点がある。
また、前述の立位型のX線撮影装置ではカセッテを収容した受像部が支柱に支持されており、臥位型のX線撮影装置の場合にはカセッテは昇降板44に配置されているために、例えばこれらのX線撮影装置を病室等に移動して病室内で患者のX線撮影を行うことは困難であり、レントゲン室等における撮影に限定されていた。
この点、ベッドでのX線撮影等を可能にした発明も提案されてはいるが、この場合でも、様々な角度からの撮影を可能としたものではなかった。
特開平10−337284号公報 特開平8−36230号公報 実用新案登録第3086691号公報
そこで、本発明は、様々な角度からのマルチな撮影が可能であるとともに、レントゲン室等に限定されずにX線撮影を可能としたカセッテホルダースタンドを提供することを課題としている。
本発明のカセッテホルダースタンドは、
X線撮影に際してX線に感光する撮影用フィルムを収容したカセッテを保持するためのカセッテホルダースタンドであって、
ベースと、
該ベースに立設された支柱と、
該支柱に水平方向に回動自在に装着されるとともに前記支柱に対して上下方向に移動自在とされた第1支持部材と、
該第1支持部材に上下方向に回動自在に連結された支持アームと、
該支持アームに上下方向に回動自在に連結された第2支持部材と、
該第2支持部材の上部に第2支持部材の周方向へ回動自在に連結された連結体と、
該連結体に上下方向に回動自在に連結された第3支持部材と、
該第3支持部材に回動自在に連結されたホルダー取付部と、
該ホルダー取付部に係止された、カセッテが保持されるカセッテホルダーと、を具備し、
前記ホルダー取付部(16)には固定口(1901)が形成され、
前記カセッテホルダー(20)は、
ホルダー本体(21)と、
該ホルダー本体(21)の裏面に取り付けた、前記ホルダー取付部(16)に形成した固定口(1901)に挿入される取付板(22)と、を具備し、
前記ホルダー本体(21)の上部に、ホルダー本体(21)に保持したカセッテの上方への移動を阻止する押え手段(23)を具備した、ことを特徴としている。
本発明のカセッテホルダースタンドでは、支柱に対して水平方向への回動及び上下動自在とした第1支持部材と、この第1支持部材に対して上下方向へ回動自在とした支持アームと、支持アームに対して上下方向へ回動自在とした第2支持部材と、第2支持部材に対して第2支持部材の周方向へ回動自在とした連結体と、連結体に対して上下方向へ回動自在に連結された第3支持部材と、この第3支持部材に回動自在に連結されたホルダー取付部を有しており、このホルダー取付部に、カセッテが保持されるカセッテホルダーを係止している。
そのために、支柱に対する第1支持部材の位置及び角度、第1支持部材に対する支持アームの角度、支持アームに対する第2支持部材の角度、第2支持部材に対する連結体の位置、連結体に対する第3支持部材の角度、及び第3支持部材に対するホルダー取付部の角度を調整することで、カセッテホルダーに保持されたカセッテを様々な向きにすることが可能である。
従って、本発明のカセッテホルダースタンドでは、被験者のX線撮影に際して、様々な角度からのマルチな撮影が可能であり、更に、レントゲン室等に限定されずにX線撮影を行うことが可能である。
本発明のカセッテホルダースタンドの実施例の正面図である。 本発明のカセッテホルダースタンドの実施例の側面図である。 本発明のカセッテホルダースタンドの実施例の平面図である。 本発明のカセッテホルダースタンドの実施例の斜視図である。 本発明のカセッテホルダースタンドの実施例におけるカセッテホルダーを説明するための図である。 本発明のカセッテホルダースタンドの実施例におけるカセッテホルダーの裏面の一部を示す図である。 一般的な立位型X線撮影装置を説明するための図である。 一般的な臥位型のX線撮影装置を説明するための図である。
本発明のカセッテホルダースタンドでは、下面にキャスター等の移動手段を備えたベースを備えており、このベースには、支柱が立設されている。
そして、支柱の上部には第1支持部材が装着されており、この第1支持部材は、支柱に対して、上下動自在かつ、水平方向への回動自在としている。
また、第1支持部材には支持アームが連結されており、この支持アームは、第1支持部材に対して、上下方向に回動自在とされている。
更に、支持アームには第2支持部材が連結され、この第2支持部材は、上下方向に向けて回動自在とされている。
更にまた、第2支持部材には連結体が連結されており、この連結体は、第2支持部材の上部に、第2支持部材の周方向へ向けて回動自在に連結されている。
そして、連結体には、上下方向に向けて回動自在にして第3支持部材が連結されており、この第3支持部材には、ホルダー取付部が回動自在に連結され、このホルダー取付部に、カセッテが保持されるカセッテホルダーが係止されている。
ここで、カセッテホルダーを、ホルダー本体と、このホルダー本体の裏面に取り付けた取付板を具備し、一方、ホルダー取付部には固定口を形成して、ホルダー取付部の固定口に前記取付板を挿入することで、第2支持部材における連結体に、カセッテホルダーを係止するとよい。
また、ホルダー本体の上部に、ホルダー本体に保持したカセッテの上方への移動を阻止する押え手段を具備するとよく、これにより、カセッテの保持が容易となる。
本発明のカセッテホルダースタンドの実施例について図面を参照して説明すると、図1乃至図4は本実施例のカセッテホルダースタンドの全体を示す図であり、図1は正面図、図2は側面図、図3は平面図、及び図4は斜視図である。
そして、図において1が本実施例のカセッテホルダースタンドで、また図においてCは、内部に感光用フィルムを収納したカセッテであり、更に図において20は、カセッテCを保持するためのカセッテホルダーである。
また、図において2はベースである。即ち、本実施例のカセッテホルダースタンド1は、ベース2を有しており、本実施例においてこのベース2は、任意の形状の板状にするとともに下面には、複数個のキャスター3を有しており、これにより、本実施例のカセッテホルダースタンド1を容易に移動可能としている。
次に、図において4は支柱である。即ち、本実施例のカセッテホルダースタンド1では、ベース2に支柱4が立設されており、この支柱4の上部には第1支持部材が装着されている。
ここで、前記第1支持部材について説明すると、図において5が、第1支持部材であり、本実施例において前記第1支持部材5は、円柱状又は円筒状とした支持部材本体6を有しており、この支持部材本体6の下端部分にはフランジ部7が連設され、更に、このフランジ部7の下方部分は挿入部8としている。そして、この挿入部8は、前記支柱4に長手方向に形成した挿入孔内に、挿抜自在及び水平方向への回動自在に挿入されており、これにより、第1支持部材5は、支柱4に対して、水平方向への回動が自在であるとともに、上下方向への移動が自在とされている。
従って、支柱4に対する第1支持部材5の高さを変えることでカセッテCの高さを調節することができるとともに、ベース2に対するカセッテCの向きを調節することができる。ベース2に対するカセッテCの向きを変えた状態を上面から示した図が図3であり、本実施例においては、カセッテCの向きは無段階に変更可能としている。
なお、図において10はブレーキレバーである。即ち、本実施例においては前記支柱4にブレーキレバー10を有しており、このブレーキレバー10の操作によって、支柱4内に挿入した挿入部の部分の位置を固定し、第1支持部材5の回動、上下動を阻止することを可能にしている。
また、本実施例において前記挿入部8は、支柱4の内部において、図示しないガスシリンダーによって支持されており、これにより、支柱4に対して上下方向への移動を自在としている。
次に、図において11は支持アームである。即ち、本実施例のカセッテホルダースタンド1では、前記第1支持部材5に支持アーム11を連結しており、本実施例においてこの支持アーム11は、前記支持部材本体6の側面側に形成した連結片9に軸支することで、第1支持部材5に対して、上下方向へ向けて回動自在としている。従って、第1支持部材5に対する支持アーム10の角度を変えることで、カセッテCの高さを調節することが可能である。
次に、図において12は第2支持部材である。即ち、本実施例のカセッテホルダースタンド1では、前記支持アーム11の先端に第2支持部材12を連結しており、本実施例において前記第2支持部材12は、円筒状又は円柱状としており、側面に形成した連結片13が、前記支持アーム11の先端部に、上下方向への回動を自在として連結され、これにより、前記支持アーム11に対して、第2支持部材12を上下方向へ向けて回動自在としている。
そして、この第2支持部材12の上部には連結体が装着されている。即ち、図において14が連結体であり、本実施例において前記連結体14は、円筒状又は円柱状としており、前記第2支持部材11の周方向に回動自在にして、第2支持部材11の上部に連結している。
そして、前記連結体14には、上下方向に回動自在にして、第3支持部材17が連結されている。即ち、図において17が第3支持部材であり、この第3支持部材17は、図5に示すように、一対の取付片17aと、この一対の取付片17aの先端部を連結した連結片17bを有しており、一対の取付片17aが、前記連結体14の側面に連設した連結片15を左右から挟み込む形態で連結片15に軸支されており、これにより第3支持部材17は、連結体14に、上下方向へ回動自在にして連結されている。
次に、図において16はホルダー取付部である。即ち、本実施例におけるカセッテホルダースタンド1では、カセッテホルダーを係止するためのホルダー取付部16を有しており、このホルダー取付部16は、前記第3支持部材17に回動自在にして連結されている。
ここで、前記ホルダー取付部16について説明すると、本実施例において前記ホルダー取付部16は回転板18を有しており、この回転板18は、前記第3支持部材17における連結片17bの表面に、連結片17bと平行にして、回動自在に軸支され、連結片17bとの平行状態を維持した状態で上下方向に回動自在としている。
また、前記回転板18には取付部本体19が連結されており、この取付部本体18の上部には固定口1901が形成され、この固定口1901を介して、前記ホルダー取付部16には、カセッテCが保持されるカセッテホルダーが係止されている。
ここで、図において20がカセッテホルダーであり、本実施例において前記カセッテホルダー20は、ホルダー本体を有している。即ち、図において21がホルダー本体であり、本実施例において前記ホルダー本体21は、カセッテを十分に支持できる大きさの四角形状としており、左右の端部及び下端部にはカセッテCの両端及び下端を支持するガイド2102が形成されている。そして、下端部にはカセッテCの下端が載置される載置部2101が形成され、カセッテCを、カセッテホルダー20の上方から、一対のガイド2102間に挿入しながら下降させて、下端部を前記載置部2101上に載置することで、前記カセッテホルダー20にカセッテCをセットすることができる。
次に、図5において22は取付板である。即ち、本実施例において前記カセッテホルダー20は、カセッテホルダー20を前記ホルダー取付部16に係止するための取付板22を有している。そして、本実施例において前記取付板22は、前記ホルダー本体21の裏面に備えており、前記ホルダー取付部16における取付部本体18の上部に形成した固定口1901内に挿入可能とし、前記取付板22を固定口1901内に挿入することで、カセッテホルダー20を、ホルダー取付部16に係止することを可能としている。そしてこのとき、第3支持部材17に対してホルダー取付部16を回動することで、カセッテの向きを、縦向き、あるいは横向きに変えることを可能としている。
次に、図において23は、カセッテホルダー20にセットしたカセッテCの上部を押え、カセッテの上方への移動を阻止するための押え板23である。ここで、前記押え板23について詳細に説明すると、図6は、カセッテホルダー20の上方部分を裏面から示した図であり、図において、ホルダー本体21の上部には、両側部分を除いて、正面側をL字状に折り曲げた押え板23が、蝶番24によって回動自在に連結されており、押え板23を正面側に倒すことで、カセッテCの上部を押え板23で抑えることが可能となる。
一方、前記押え板23の両側部分には、箱状としたロック手段収容部26が配置されており、このロック手段収容部26内には、倒した状態の押え板23の下方部分にスライド自在としたロック手段25が収容されている。そして、押え板23を倒してカセッテCの上部を抑えた状態において、ロック手段25を押え板23の下側にスライドさせることで、押え板23が起立することを阻止し、カセッテCの上方への移動を完全に阻止することが可能である。
次に、図において27はカセッテCを裏面から圧迫する押圧手段である。即ち、カセッテCの厚み寸法はカセッテCによって異なることがあり、カセッテCが薄い場合には、前記ガイド2102内でカセッテCが前後方向に動いてしまうおそれが考えられる。そこで、本実施例のカセッテホルダースタンドでは、このような、カセッテCが薄い場合に、カセッテCを裏面から圧迫して固定するための押圧手段27を具備している。
ここで、前記押圧手段27について説明すると、本実施例において押圧手段27は、樹脂製の車輪状とした一対の押圧部材28を有しており、この押圧部材28は、その一部が、前記ホルダー本体21に形成した押圧孔2103を貫通してカセッテC側に突出している。
また、前記一対の押圧部材28は支持板29によって連結されるとともに、この支持板29は、蝶番30によって回動自在とされ、更に、図示しないバネによって、前記押圧部材28が前記押圧孔2103を貫通する方向に向けて付勢されている。そしてこれにより、押圧部材28は常に、カセッテCの裏面を押圧することとしている。
次に、本実施例のカセッテホルダースタンド1の作用について説明すると、本実施例のカセッテホルダースタンド1を用いて患者等の被験者のX線撮影を行う場合には、レントゲン室、診察室、病室等の撮影場所に本実施例のカセッテホルダースタンド1とX線放射装置を移動させる。
そして、被験者の体格、撮影する部位に応じて、支柱4に対する第1支持部材5の位置及び向き、第1支持部材5に対する支持アーム11の角度、支持アーム11に対する第2支持部材12の角度、第2支持部材12に対する連結体14の向き、連結体14に対する第3支持部材17の角度を調整し、更に第3支持部材17に対するホルダー取付部16の回動角度を決め、カセッテをX線撮影に最適な向き、角度、位置にする。そして、ホルダー本体21にカセッテCをセットするとともに、押え板23を倒してカセッテCの上部を押え板23で押え、更に、ロック手段25を押え板23の下側にスライドさせることで押え板23が起立することを阻止し、その状態で、カセッテに被験者の撮影部位を対向させ、撮影部位に対してX線を照射する。そうすると、放射されたX線が被験者を透視しつつ、カセッテ内のフィルムに感光し、それにより、必要とする部位のX線撮影を行うことが可能となる。
そしてこのとき、本実施例のカセッテホルダースタンド1では、支柱4に対して第1支持部材5を、水平方向へ回動自在及び上下動自在にし、第1支持部材5に対して支持アーム11を上下方向へ回動自在にし、支持アーム11に対して第2支持部材12を上下方向へ回動自在として、第2支持部材12に対して連結体14を第2支持部材12の周方向へ回動自在として、連結体14に対して第3支持部材17を上下方向に回動自在にし、更に、第3支持部材17に対してホルダー取付部16を回動自在にし、ホルダー取付部16にはカセッテが保持されるカセッテホルダーを係止しているために、支柱4に対する第1支持部材5の位置及び角度、第1支持部材5に対する支持アーム11の角度と、支持アーム11に対する第2支持部材12の角度、第2支持部材12に対する連結体14の位置、及び連結体14に対する第3支持部材17の角度、第3支持部材17に対するホルダー取付部16の回動角度を調整することで、カセッテホルダー20に保持されたカセッテCを様々な向きにすることが可能である。従って、本実施例によれば、被験者のX線撮影に際して、様々な角度からのマルチな撮影が可能であり、更に、レントゲン室等に限定されずにX線撮影を行うことも可能である。
更に、本実施例のカセッテホルダースタンド1では、カセッテCの上方への移動を阻止するとともに、カセッテCが薄い場合でも、押圧手段によってカセッテCに裏面から圧迫を加えているために、カセッテCが動いてしまうことを有効に防止することが可能である。
本発明は、X線撮影において用いるカセッテを様々な角度及び位置にすることができるために、X線撮影においてカセッテを保持するためのカセッテホルダースタンドの全般に適用可能である。
1 カセッテホルダースタンド
2 ベース
3 キャスター
4 支柱
5 第1支持部材
6 支持部材本体
7 フランジ部
8 挿入部
9 連結片
10 ブレーキレバー
11 支持アーム
12 第2支持部材
13 連結片
14 連結体
15 連結片
16 ホルダー取付部
17 取付片
18 取付部本体
19 固定口
20 カセッテホルダー
21 ホルダー本体
2101 載置溝
2102 ガイド
2103 押圧孔
22 取付板
23 押え板
24 蝶番
25 ロック手段
26 ロック手段収容部
27 押圧手段
28 押圧部材
29 支持板
30 蝶番
C カセッテ

Claims (1)

  1. X線撮影に際してX線に感光する撮影用フィルムを収容したカセッテを保持するためのカセッテホルダースタンドであって、
    ベース(2)と、
    該ベース(2)に立設された支柱(4)と、
    該支柱(4)に水平方向に回動自在に装着されるとともに前記支柱(4)に対して上下方向に移動自在とされた第1支持部材(5)と、
    該第1支持部材(5)に上下方向に回動自在に連結された支持アーム(11)と、
    該支持アーム(11)に上下方向に回動自在に連結された第2支持部材(12)と、
    該第2支持部材(12)の上部に第2支持部材(12)の周方向へ回動自在に連結された連結体(14)と、
    該連結体(14)に上下方向に回動自在に連結された第3支持部材(17)と、
    該第3支持部材(17)に回動自在に連結されたホルダー取付部(16)と、
    該ホルダー取付部(16)に係止された、カセッテが保持されるカセッテホルダー(20)と、を具備し、
    前記ホルダー取付部(16)には固定口(1901)が形成され、
    前記カセッテホルダー(20)は、
    ホルダー本体(21)と、
    該ホルダー本体(21)の裏面に取り付けた、前記ホルダー取付部(16)に形成した固定口(1901)に挿入される取付板(22)と、を具備し、
    前記ホルダー本体(21)の上部に、ホルダー本体(21)に保持したカセッテの上方への移動を阻止する押え手段(23)を具備した、ことを特徴とするカセッテホルダースタンド。
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