JP6261337B2 - 情報処理装置、その制御方法とプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、その制御方法とプログラムに関する。
近年、IEEE802.11規格に準拠した無線LAN端末を備える電子機器が数多く製品化されており、画像形成装置もその1つである。無線LANに接続可能な画像形成装置の無線通信部も従来の無線LAN端末と同様に、電力消費量を削減するパワーセーブモードを備えている。一般的に、無線LAN端末がパワーセーブモードになると、アクセスポイントからのデータを常に受信できる状態でなくなる(例えば、特許文献1参照)。具体的には図1に示すように、無線LAN端末でパワーセーブモードが実行されていない場合はアクセスポイントから任意のタイミングでデータを受信できる。
図1は、パワーセーブモード無効時のアクセスポイントと無線LAN端末の動作を説明する図である。この状態では、アクセスポイントは、データ送信の要求が発生した任意のタイミングで無線LAN端末にデータを送信できる。
しかしパワーセーブモードでは、TIM(Traffic Indication Message)もしくはDTIM(Delivery Traffic Indication Message)というアクセスポイントから通知される情報をトリガに受信が行われる(図2の(1))。
図2は、パワーセーブモードが有効である場合の、アクセスポイントと無線LAN端末の動作を説明する図である。
TIMはアクセスポイントが無線LAN端末に対して周期的に送信するビーコン(beacon)に含まれる情報であり、無線LAN端末に対して送信すべきデータがあることを通知する。DTIMはTIMの一種であり、送信データがマルチキャストやブロードキャストであることを通知する。尚、DTIMは、複数のTIMに対して一度だけ送信するよう設定することも可能である(通常は1、つまりTIM=DTIM間隔であることが多い)。
このように無線LAN端末がパワーセーブモードの場合は、アクセスポイントから無線LAN端末への送信を、一定周期毎にしか開始できない状態になる。TIMやDTIMの通知はビーコンの送信周期に依存するため、少なくともビーコンの間隔やDTIM間隔に基づくデータ送信の遅延が発生する可能性がある。
更に詳しく説明すると、無線LAN端末は通信が可能なアウェイク(Awake)状態と、電力消費を抑えたドーズ(doze)状態を持つ。データの受信が行われる際は、アクセスポイントは、TIM通知をトリガに受信すべきデータがあることを通知する。この場合、無線LAN端末はドーズ状態から通信が可能なアウェイク状態に変化したことをアクセスポイントに通知することで初めて受信が開始される(図2の(2)、(3a)、(3b))。また、アウェイク状態からドーズ状態への遷移は、アウェイク状態で所定の時間パケットの送受信が発生しなかった場合に行われる(図2の(4))。その際、無線LAN端末はアウェイク状態に遷移する場合と同様に、アクセスポイントにドーズ状態に変化することを通知する(図2の(5))。
特開2002−300175号公報
パワーセーブモードでは、同一セッションの通信の途中でアウェイク状態とドーズ状態との状態間の遷移が頻発することがある。大容量データを断続的に受信した場合、後続パケットが所定時間内に受信できるか否かは、無線LAN端末の通信相手の機器の性能や動作アプリケーション、また無線LAN端末のドーズ状態への遷移時間の設定(通常は端末で固定値)に依存する。このため、無線LAN端末がデータの受信を開始した後、そのセッションの通信の途中で、無線LAN端末がドーズ状態へ遷移しないことは保障できない。
図3は、パワーセーブモードが有効である場合に、アクセスポイントから無線LAN端末に大容量のデータを送信するときの動作を説明する図である。
パケットを受信した後、後続のパケットを所定時間内に受信できなければ無線LAN端末はアウェイク状態からドーズ状態へと遷移する(図3の(1))。このドーズ状態で後続パケットを受信すると再びアウェイク状態へと遷移する(図3の(2))。このように、同一セッションの通信の途中でアウェイク状態とドーズ状態との状態の遷移が頻発すると、状態変化時のオーバーヘッドにより通信の遅延が発生する。また、通信するデータ量が大きくなると、通信の遅延が顕著に発生することになる。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本発明の特徴は、無線通信におけるパワーセーブモードのオフ/オン設定をより柔軟にして、通信の遅延防止と、無線通信により消費される電力量の低減とを両立させる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る情報処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
無線通信を実行し、Awake状態とDoze状態を繰り返すパワーセーブモードを有する無線通信手段と、
前記パワーセーブモードの設定として、前記パワーセーブモードを使用することを示すON設定と、前記パワーセーブモードを使用しないことを示すOFF設定とのいずれかをユーザ指示に従って設定する設定手段と、
前記設定手段によって前記ON設定が設定されている場合に、前記無線通信で使用する通信プロトコルに基づいて、前記パワーセーブモードの設定を前記OFF設定に変更する必要があるか否かを判定する判定手段と、
前記パワーセーブモードの設定を前記OFF設定に変更する必要があると前記判定手段によって判定された場合に、前記パワーセーブモードの設定を一時的に前記OFF設定に変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、無線通信におけるパワーセーブモードのオフ/オン設定をより柔軟にして、通信の遅延防止と、無線通信により消費される電力量の低減とを両立させることができる。
パワーセーブモード無効時のアクセスポイントと無線LAN端末の動作を説明する図。 パワーセーブモードが有効である場合のアクセスポイントと無線LAN端末の動作を説明する図。 パワーセーブモードが有効である場合に、アクセスポイントから無線LAN端末に大容量のデータを送信するときの動作を説明する図。 本発明の実施形態に係るMFPのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 実施形態に係るMFPの操作パネルの上面図。 実施形態に係るMFPで、ユーザからのパワーセーブモードオフ/オンの設定指示を受け付ける画面の一例を示す図。 本実施形態に係るMFPのソフトウェア構成の一例を示す図。 本実施形態に係るMFPが無線LANによる通信を行っている場合にパワーセーブモードに移行するかどうかを決定する処理を説明するフローチャート。 実施形態に係るテーブルのデータ構成の一例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本実施形態に係る情報処理装置は、複合機(MFP(マルチファンクションペリフェラル))を例に説明するが、本発明はこれに限定されない。
図4は、本発明の実施形態に係るMFP400のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
MFP400は、制御部401、印刷部406、読取部408、電力制御部409、操作パネル410、有線通信部411、無線通信部412、電力供給部417を有している。
制御部401は、CPU402,RAM403,ROM404、印刷部I/F405、読取部I/F407、タイマ416を含み、これらはシステムバス413を介して相互に接続されている。CPU402は、ROM404に記憶された制御プログラムに従って装置全体の動作を総括的に制御する。この制御プログラムはROM404のプログラム領域(不図示)に記憶されており、実行時にRAM403へ伸張、展開され、CPU402により実行される。また、この制御プログラムは、ハードディスクドライブ或いはメモリカード等に圧縮状態或いは非圧縮状態で格納されて、RAM403に展開されて実行されても良い。
有線通信部411は、図示しない有線LANを介してリモート端末414と通信を行う。無線通信部412は、無線LAN415を介してリモート端末414と通信を行う。印刷部I/F405は、印刷部406(プリンタエンジン)に画像データを出力するインターフェースを担う。また読取部I/F407は、読取部408(スキャナエンジン)からの画像データを入力するインターフェースを担う。CPU402は、読取部I/F407を介して読取部408から入力された画像データを処理し、また印刷部I/F405を介して印刷用の画像データを印刷部406に出力して印刷させる。
電力制御部409は、電力供給部417から電力の供給を受けて、制御部401の各部への電力供給を制御する。また電力供給部417は、印刷部406、読取部408、操作パネル410及び電力制御部409に電力を供給する。通常モードの動作モードでは、電力供給部417からMFP400の各部に電力が供給されるが、スリープモードでは、RAM403、有線通信部411、無線通信部412、そして操作パネル410の一部のみに電力が供給される。またMFP400は節電モードを備えており、節電モード時、電力供給部417からの電力は、MFP400の操作パネル410の一部を除いて全ての部分に供給される。
尚、スリープモードから復帰する場合としては、ユーザが操作パネル410を操作してデータを入力した場合、及び有線通信部411、無線通信部412を介してMFP400に対するジョブが受信された場合などが挙げられる。
図5は、実施形態に係るMFP400の操作パネル410の上面図である。
操作パネル410には、コピーやスキャンなどの機能を選択するファンクションキー501〜504があり、ユーザは使用したい機能のボタンを押下することにより、その機能の実行を指示する。表示部505は、各種機能の設定状態やMFP400の機器状態、ユーザへのメッセージなどを表示する。また、この表示部505はタッチパネル機能を有している。矢印キー506は、表示部505に表示されたカーソルなどを移動するのに用いられ、上下左右方向の移動を指示する4つのボタンがある。矢印キーの中央にはOKキー507が配置され、設定や問い合わせ等に対する「決定キー」の機能を有する。例えば、コピーの設定(用紙サイズ)を変更したい場合、ユーザは、コピー機能ボタン501を押下してコピー機能画面を表示させる。そしてその画面で矢印キー506により変更したい項目(用紙サイズ)を選択した状態でOKキー507を押下すると、その項目の設定画面に遷移する。そしてユーザは、その設定画面で、矢印キー506で所望の設定の位置にカーソルを移動させてOKキー507を押すことにより、例えば用紙サイズの設定を確定できる。またユーザが節電ボタン512を押下すると、このMFP400は節電モードに移行する。また、メニューキー513から、無線通信部412のパワーセーブモードを有効/無効にできる(図6参照)。
テンキー508は、数値を入力するのに使用される。スタートキー509は、白黒でのコピーや原稿の読み取りの開始を指示するキーであり、スタートキー510は、カラーでのコピーや原稿の読み取りの開始を指示するキーである。ストップキー511は、コピー等の動作を停止させるキーである。状況確認/中止キー512は押下されると、その時点でのMFP00の状況等が表示部505に表示される。
図6は、実施形態に係るMFP400で、ユーザからのパワーセーブモードオフ/オンの設定指示を受け付ける画面の一例を示す図である。
この画面は、例えば図5において、ユーザがメニューキー513を押下することにより表示部505に表示される。ここでユーザは、無線通信部412のパワーセーブモードを有効にしたいときは「はい」ボタンを、無効にしたいときは「いいえ」ボタンを押下する。
図7は、本実施形態に係るMFP400のソフトウェア構成の一例を示す図である。図7に示す、各ソフトウェアの機能ブロックの機能は、CPU402が前述の制御プログラムを実行することにより実現される。
無線LAN制御部701は、無線通信部412による無線通信を制御する。有線LAN制御部702は、有線通信部411による通信を制御する。パワーセーブモード設定部709は、図6の画面を介したユーザからのパワーセーブモードのオフ/オンの設定指示を受け付けて、パワーセーブモードを設定、或いはパワーセーブモードの設定を解除する。パワーセーブモード設定格納部708は、パワーセーブモード設定部709が設定した、パワーセーブモードのオフ/オンの設定を保持する。テーブル707は、プロトコルとパワーセーブモードとの対応を登録しており、所定のプロトコルに対する無線LAN端末のパワーセーブモードのオフ/オン設定を保持する。オプション設定710は、各種プロトコルに対して設定されているセキュリティのオプションを格納する。通信制御部704は、ネットワーク通信での複数のプロトコルをサポートし、また、現在どのプロトコルを使用して通信を行っているか検知し、またそのプロトコルに対するオプション設定710に応じて通信制御を変更する。アプリケーションソフト705,706は、通信制御部704を使用して、一つ又は複数のプロトコルにより通信を行う。パワーセーブモード決定部703は、パワーセーブモード設定格納部708に格納されたパワーセーブモードの設定、テーブル707、通信制御部704が検知したプロトコル、及びオプション設定710を参照して、実行すべきパワーモードを決定する。
図8は、本実施形態に係るMFP400が無線LANによる通信を行っている場合にパワーセーブモードに移行するかどうかを決定する処理を説明するフローチャートである。尚、この処理は、CPU402が、ROM404に記憶されているプログラムを実行することにより達成される。ここでは図7のソフトウェアを参照しながら説明する。
まずS801でCPU402は、無線LAN制御部701により無線LANでの通信が有効になっているか否かを判定する。ここで無線LANでの通信が有効でないときは、そのまま処理を終了し、無線LANによる通信が有効であればS802に進む。これは、ここでは無線通信でのパワーセーブに着目しているためである。
S802でCPU402は、通信制御部704の制御の下で、データの送受信が行われているか否かを判定する。ここでデータの送受信が実行されていないときはS801に戻り、データの送受信が実行されているときはS803に進む。S803でCPU402は、パワーセーブモード設定格納部708に格納された設定値をチェックする。ここでパワーセーブモードがオフに設定されていると、そのまま処理を終了する。これは、例えばユーザが、自分の意思でパワーセーブモードを常時オフに設定している場合であるため、パワーセーブの制御を行う必要がないためである。
一方、S803でパワーセーブモードがオンに設定されているとS804に進む。S804でCPU402は、通信制御部704により、現在、無線通信で使用しているプロトコルを検出する。その結果、1又は複数のプロトコルが検出される。次にS805に進みCPU402は、テーブル707を参照して、その検出したプロトコルとパワーセーブモードの対応を取得する。
図9は、実施形態に係るテーブル707のデータ構成の一例を示す図である。
図9では、プロトコルの種類に対応付けてパワーセーブモードのオン/オフが定義されている。一般的な定義の基準として以下の例が考えられるが、適用例に応じて定義を変更してもよいことは言うまでもない。
・トラフィックが大きくなる可能性のあるプロトコルは、パワーセーブモードをオフにして通信の遅延を防止する。
・リトライを行うなどして多少の遅延であれば許容されるプロトコルであれば、パワーセーブモードをオンにする。
本実施形態では、NFS,SMB,FTPプロトコルを前者に定義する。NFS,SMB,FTPプロトコルは、ファイルの転送用プロトコルであるため、大容量データがやりとりされる可能性が高いと考えられるためである。またDNS,HTTP,DHCPプロトコルは、後者に定義する。DHCPプロトコルは、大容量データをやり取りすることがないため遅延が発生し難く、一度処理に失敗してもリトライ処理が行われることが一般的であるためである。逆に、SMTPやPOPプロトコルは、サーバでプロトコルタイムアウトが規定されているため、後者の条件から除外してある。
S806,S807でCPU402は、パワーセーブモード決定部703によりパワーセーブモードを決定する。例えば、S804でSMTPプロトコルでの通信が検出された場合は、S805でテーブル707を参照して、図9の例では、パワーセーブモードの定義がオフであることが分かる。この場合はS808に進みCPU402は、無線LAN制御部701によりパワーセーブモードをオフにしてS811に進む。
また別の例として、S804でSMTPプロトコルとHTTPプロトコルの通信が検出されたときは、図9から、SMTPプロトコルはパワーセーブモードオフ、HTTPプロトコルはパワーセーブモードオンであることが分かる。従って、この場合は、S806でCPU402は、パワーセーブモードオフと定義されるプロトコルが1つ以上存在するのでS808に進み、CPU402は無線LAN制御部701により、パワーセーブモードをオフにする。
実施形態に係るMFP400では、読取部408で原稿を読み取って得られた画像データを電子メールで外部に送信している最中に、ROM404に格納された不図示のリモートUIコンテンツに外部からアクセスが行われるケースが挙げられる。
更に別の例として、S804でHTTPプロトコルの通信が検出されたと仮定すると、図9から、HTTPプロトコルはパワーセーブモードオンであることが分かる。この場合は、S806でCPU402は、パワーセーブモードオフと定義されるプロトコルが存在しないのでS807に進む。S807でCPU402は、検出された通信プロトコルにセキュリティのオプションが設定されているか否かを判定する。ここでCPU402は、プロトコルに対するオプション設定710を参照して、HTTPプロトコルに関するセキュリティオプションの設定を取得する。例えば、HTTPプロトコルに対してSSLオプションが有効化されている場合は、この通信は重要度の高いものであると判定できる。この場合は、通信の遅延を防止するためにS808に進み、CPU402はパワーセーブモードをオフにする。一方、S807でCPU402が、セキュリティオプションが設定されていないと判定するとS809に進み、CPU402は、パワーセーブモードをオンに設定する。尚、上記以外のセキュリティオプションの例としては、SMTPやPOPプロトコルにおけるSSL,SNMPプロトコルにおけるSNMPv3などが挙げられる。
こうしてS808或いはS809を実行して、パワーセーブモードがオン或いはオフに設定されるとS811に進みCPU402は、通信制御部704による、データの送受信が終了したか否かを判定する。データ送受信が終了していないときはS804に進みCPU402は、使用プロトコルを検出して変化がないかをみる。一方、S811でCPU402は、データの送受信が終了したと判定するとS812に進みCPU402は、無線LAN制御部701により、パワーセーブモードをオンに戻して、この処理を終了する。
以上説明したように本実施形態によれば、通信制御部704により検知したプロトコルと、パワーセーブモード設定格納部708、テーブル707を参照して、無線通信におけるパワーセーブモードを決定できる。これにより、無線LAN端末のパワーセーブモードのオフ/オンが細やかに制御可能となり、通信遅延の防止と、無線LAN端末が消費する電力の低減とが両立できるようになる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (10)

  1. 無線通信を実行し、Awake状態とDoze状態を繰り返すパワーセーブモードを有する無線通信手段と、
    前記パワーセーブモードの設定として、前記パワーセーブモードを使用することを示すON設定と、前記パワーセーブモードを使用しないことを示すOFF設定とのいずれかをユーザ指示に従って設定する設定手段と、
    前記設定手段によって前記ON設定が設定されている場合に、前記無線通信で使用する通信プロトコルに基づいて、前記パワーセーブモードの設定を前記OFF設定に変更する必要があるか否かを判定する判定手段と、
    前記パワーセーブモードの設定を前記OFF設定に変更する必要があると前記判定手段によって判定された場合に、前記パワーセーブモードの設定を一時的に前記OFF設定に変更する変更手段と、
    備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記無線通信が終了した場合に、前記変更手段は、一時的に前記OFF設定に変更した前記パワーセーブモードの設定を前記ON設定に戻すことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通信プロトコルが特定の通信プロトコルである場合に、前記判定手段は、前記パワーセーブモードの設定を前記OFF設定に変更する必要があると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通信プロトコルが前記特定の通信プロトコルではない場合であっても、前記通信プロトコルにおいてセキュリティオプションが有効であることを条件にして、前記判定手段は、前記パワーセーブモードの設定を前記OFF設定に変更する必要があると判定することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記セキュリティオプションは、SSLオプションであることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記特定の通信プロトコルは、NFS、SNMP、SMTP、POP、SMB、及びFTPのいずれかであることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記パワーセーブモードの設定として、前記ON設定と前記OFF設定のいずれかをユーザが選択する選択画面を表示する表示手段を更に備え、
    前記設定手段は、前記選択画面を介したユーザ指示に従って、前記ON設定と前記OFF設定のいずれかを設定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は印刷装置であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 無線通信を実行し、Awake状態とDoze状態を繰り返すパワーセーブモードを有する無線通信手段を備える情報処理装置を制御する制御方法であって、
    前記パワーセーブモードの設定として、前記パワーセーブモードを使用することを示すON設定と、前記パワーセーブモードを使用しないことを示すOFF設定とのいずれかをユーザ指示に従って設定する設定工程と、
    前記設定工程で前記ON設定が設定されている場合に、前記無線通信で使用する通信プロトコルに基づいて、前記パワーセーブモードの設定を前記OFF設定に変更する必要があるか否かを判定する判定工程と、
    前記パワーセーブモードの設定を前記OFF設定に変更する必要があると前記判定工程で判定された場合に、前記パワーセーブモードの設定を一時的に前記OFF設定に変更する変更工程と、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. コンピュータに、請求項に記載の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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