JP6260792B2 - 薄肉化されたガラス基板の製造方法 - Google Patents
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Description
1.(A)成分としてポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール及び水添ポリイソプレンポリオールから選ばれるポリオール(a1)と架橋剤(a2)とを反応させて得られる樹脂を含む組成物をガラスパネル外周部に塗布して外周部シールを形成する工程と、エッチング加工して薄肉化する工程とを含むことを特徴とするエッチングにより薄肉化されたガラス基板の製造方法。
2.前記ポリオール(a1)と前記架橋剤(a2)との反応がエステル結合形成反応であることを特徴とする1に記載の基板の製造方法。
3.前記ポリオール(a1)と前記架橋剤(a2)との反応がウレタン結合形成反応であることを特徴とする1に記載の基板の製造方法。
4.前記ポリオール(a1)が、水添ポリブタジエンポリオールであることを特徴とする1〜3のいずれかに記載の基板の製造方法。
5.前記(A)成分の樹脂が、更に、(メタ)アクリレート基を有してなることを特徴とする1〜4のいずれかに記載の基板の製造方法。
6.前記(A)成分の樹脂が、更に、アルカリ可溶性基を有してなることを特徴とする1〜5のいずれかに記載の基板の製造方法。
7.前記組成物が、更に、(B)エチレン性不飽和単量体を含有してなることを特徴とする1〜6のいずれかに記載の基板の製造方法。
8.前記エチレン性不飽和単量体が、炭素数6以上の脂肪族又は脂環族アルキルの(メタ)アクリレートであることを特徴とする7に記載の基板の製造方法。
9.前記組成物が、更に(C)光重合開始剤を含有してなることを特徴とする1〜8のいずれかに記載の基板の製造方法。
10.前記エッチングがウエットエッチングであることを特徴とする1〜9のいずれかに記載の基板の製造方法。
11.(A)成分としてポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール及び水添ポリイソプレンポリオールから選ばれるポリオール(a1)と架橋剤(a2)とをエステル結合形成反応させてなるポリエステル樹脂を含むことを特徴とするガラス加工用樹脂組成物。
12.(A)成分としてポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール及び水添ポリイソプレンポリオールから選ばれるポリオール(a1)と架橋剤(a2)とをウレタン結合形成反応させてなるポリウレタン樹脂を含むことを特徴とするガラス加工用樹脂組成物。
本発明の樹脂組成物は、(A)成分としてポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール及び水添ポリイソプレンポリオールから選ばれるポリオール(a1)と架橋剤(a2)とがエステル結合もしくはウレタン結合を形成しており、必要に応じて(メタ)アクリレート基及び/又はアルカリ可溶性基を含有している樹脂、及び、必要に応じて(B)少なくとも1個のエチレン性不飽和二重結合を有する化合物及び/又は放射線ラジカル重合開始剤(C)を含有することを特徴とする。
本発明で用いられる(A)成分のポリブタジエン系樹脂(以下、樹脂(A)とも言う。)は、ポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール及び水添ポリイソプレンポリオールから選ばれるポリオール(a1)と架橋剤(a2)との反応物であり、より具体的には架橋剤(a2)が多価カルボン酸(a2−1)及び/又は多価酸クロリド(a2−2)でありポリオール(a1)とエステル結合を形成してなるポリブタジエン系ポリエステル樹脂、及び、架橋剤(a2)がポリイソシアネート(a2−3)でありポリオール(a1)とウレタン結合を形成してなるポリブタジエン系ポリウレタン樹脂、のことを言う。また必要に応じてポリオール(a1)の一部分をハロゲン、イソシアネート基及び水酸基から選ばれる置換基を含有する(メタ)アクリレート(b)及び/又はカルボキシル基等のアルカリ可溶性基を含有するモノオール又はポリオール(c)と置き換えて、架橋剤(a2)と反応させてもよい。
本発明に用いるポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール及び水添ポリイソプレンポリオールから選ばれるポリオール(a1)としては、その分子内の不飽和結合を水添したものも含み、ポリエチレン系ポリオール、ポリプロピレン系ポリオール、ポリブタジエン系ポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール、水添ポリイソプレンポリオール等が挙げられる。前記ポリブタジエンポリオールとしては、分子中に1,4−結合型、1,2−結合型又はそれらが混在したポリブタジエン構造及び2つの水酸基を有するものが好ましく、鎖状のポリブタジエン構造の両端にそれぞれ水酸基を有するものがより好ましい。これらのポリオールは、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、ヨウ素価は0〜50、好ましくは0〜20で、水酸基価は15〜400mgKOH/g、好ましくは30〜250mgKOH/gが適当である。
本発明に用いる多価カルボン酸(a2−1)としては、特に限定されることなく、例えば芳香族系、脂肪族系、脂環式系等の多価カルボン酸が挙げられ、例えば、フタル酸、3,4−ジメチルフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ピロメリット酸、トリメリット酸、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸等の芳香族多価カルボン酸;こはく酸、グルタル酸、アジピン酸、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等の脂肪族多価カルボン酸;ヘキサヒドロフタル酸、3,4−ジメチルテトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、1,2,4−シクロペンタントリカルボン酸、1,2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、シクロペンタンテトラカルボン酸、1,2,4,5−シクロヘキサンテトラカルボン酸等の脂環式多価カルボン酸;等が挙げられる。
本発明に用いる多価酸クロリド(a2−2)としては、特に限定されることなく、例えば芳香族系、脂肪族系、脂環式系等の多価酸クロリドが挙げられ、フタル酸ジクロリド、3,4−ジメチルフタル酸ジクロリド、イソフタル酸ジクロリド、テレフタル酸ジクロリド、ピロメリット酸ジクロリド、トリメリット酸ジクロリド、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸テトラクロリド、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸テトラクロリド、等の芳香族多価酸クロリド;こはく酸ジクロリド、グルタル酸ジクロリド、アジピン酸ジクロリド、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸テトラクロリド、マレイン酸ジクロリド、フマル酸ジクロリド、イタコン酸ジクロリド、等の脂肪族多価酸クロリド;ヘキサヒドロフタル酸ジクロリド、ヘキサヒドロテレフタル酸ジクロリド、シクロペンタンテトラカルボン酸、等の脂環式多価酸クロリド;等が挙げられる。
本発明に用いるポリイソシアネート(a2−3)としては、特に限定されることなく、例えば芳香族系、脂肪族系、脂環式系等のポリイソシアネートが挙げられ、中でもトリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート(ジイソシアン酸メチレンジフェニルとも言う。)、水添加ジフェニルメタンジイソシアネート、変性ジフェニルメタンジイソシアネート、水添化キシリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート(ジイソシアン酸イソホロンとも言う。)、ノルボルネンジイソシアネート、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン等のジイソシアネート或いはこれらの3量体、ビューレット型ポリイソシアネート等が好適に用いられる。
樹脂(A)は、ポリオール(a1)と、多価カルボン酸(a2−1)、多価酸クロリド(a2−2)又はポリイソシアネート(a2−3)を反応させることにより得られる。エステル結合を形成したい場合は、多価カルボン酸(a2−1)又は多価酸クロリド(a2−2)と反応させればよく、ウレタン結合を形成したい場合は、ポリイソシアネート(a2−3)を反応させればよい。
本発明では、粘着特性及び塗工性の改善を目的として、更にエチレン性不飽和単量体(B)、すなわち、少なくとも1個のエチレン性不飽和二重結合を有する化合物を含有することができる。かかるエチレン性不飽和単量体(B)としては、特に限定されず、単官能(メタ)アクリレート、2官能(メタ)アクリレート、3官能以上の(メタ)アクリレート等が挙げられ、中でも接着性の点から単官能(メタ)アクリレートが有効であり、特には炭素数6以上の脂肪族又は脂環族アルキルの(メタ)アクリレートが好ましい。
本発明で用いられる放射線ラジカル重合開始剤(C)としては、例えば、ジアセチルなどのα−ジケトン類;ベンゾインなどのアシロイン類;ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテルなどのアシロインエーテル類;チオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、チオキサントン−4−スルホン酸、ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンなどのベンゾフェノン類;アセトフェノン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、α,α−ジメトキシ−α−アセトキシアセトフェノン、α,α−ジメトキシ−α−フェニルアセトフェノン、p−メトキシアセトフェノン、1−[2−メチル−4−メチルチオフェニル]−2−モルフォリノ−1−プロパノン、α,α−ジメトキシ−α−モルホリノ−メチルチオフェニルアセトフェノン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1−オンなどのアセトフェノン類;アントラキノン、1,4−ナフトキノンなどのキノン類;フェナシルクロライド、トリブロモメチルフェニルスルホン、トリス(トリクロロメチル)−s−トリアジンなどのハロゲン化合物;[1,2’−ビスイミダゾール]−3,3’,4,4’−テトラフェニル、[1,2’−ビスイミダゾール]−1,2’−ジクロロフェニル−3,3’,4,4’−テトラフェニルなどのビスイミダゾール類、ジ−tert−ブチルパ−オキサイドなどの過酸化物;2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイドなどのアシルフォスフィンオキサイド類などが挙げられる。
本発明の樹脂組成物は、上述した樹脂(A)、及び、必要に応じて少なくとも1個のエチレン性不飽和二重結合を有する化合物(B)及び/又は放射線ラジカル重合開始剤(C)の他に、必要に応じて、界面活性剤(D)、シランカップリング剤(E)、着色剤(F)、熱重合禁止剤(G)、酸無水物(H)等の他の成分を含有してもよい。
本発明の樹脂組成物には、塗布性、消泡性、レベリング性などを向上させる目的で界面活性剤(D)を配合することもできる。このような界面活性剤としては、例えば、BM−1000、BM−1100(以上、BM ケミー社製)、メガファックF142D、同F172、同F173、同F183(以上、大日本インキ化学工業(株)製)、フロラードFC−135、同FC−170C、同FC−430、同FC−431(以上、住友スリーエム(株)製)、サーフロンS−112、同S−113、同S−131、同S−141、同S−145(以上、旭硝子(株)製)、SH−28PA、同−190、同−193、SZ−6032、SF−8428(以上、東レダウコーニングシリコーン(株)製)などの商品名で市販されているフッ素系界面活性剤を使用することができる。
本発明の樹脂組成物には、密着性を向上させる目的でシランカップリング剤(E)を添加することができる。このようなシランカップリング剤としては、トリアルコキシシリル基を有するものが好ましく、例えば、トリメトキシシリル安息香酸、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、γ−イソシアナートプロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランなどを挙げることができる。
本発明の樹脂組成物には、さらに着色剤(F)を添加することでガラスパネルに塗布した際の塗布部分及びガラスパネル内部への浸透量を目視確認することを容易にすることができる。このような着色剤としては、特に限定されないが、溶剤を用いることなく本発明に係る樹脂組成物に溶解し、経時退色がなく、放射線ラジカル重合開始剤(C)の吸収波長と重複しないものが好ましい。
本発明の樹脂組成物には、必要に応じて(G)成分として熱重合禁止剤を添加することができる。このような熱重合禁止剤としては、例えば、ピロガロール、ベンゾキノン、ヒドロキノン、メチレンブルー、tert−ブチルカテコール、モノベンジルエーテル、メチルヒドロキノン、アミルキノン、アミロキシヒドロキノン、n−ブチルフェノール、フェノール、ヒドロキノンモノプロピルエーテル、4,4’−(1−メチルエチリデン)ビス(2−メチルフェノール)、4,4’−(1−メチルエチリデン)ビス(2,6−ジメチルフェノール)、4,4’−[1−〔4−(1−(4−ヒドロキシフェニル)−1−メチルエチル)フェニル〕エチリデン]ビスフェノール、4,4’,4’’−エチリデントリス(2−メチルフェノール)、4,4’,4’’−エチリデントリスフェノール、1,1,3−トリス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−3−フェニルプロパンなどを挙げることができる。
本発明の樹脂組成物には、アルカリ剥離液に対する溶解性の微調整を行うために、例えば、酢酸、プロピオン酸、n−酪酸、iso−酪酸、n−吉草酸、iso−吉草酸、安息香酸、けい皮酸などのモノカルボン酸;乳酸、2−ヒドロキシ酪酸、3−ヒドロキシ酪酸、サリチル酸、m−ヒドロキシ安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシけい皮酸、3−ヒドロキシけい皮酸、4−ヒドロキシけい皮酸、5−ヒドロキシイソフタル酸、シリンギン酸などのヒドロキシモノカルボン酸;シュウ酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、イタコン酸、ヘキサヒドロフタル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸、1,2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、シクロペンタンテトラカルボン酸、ブタンテトラカルボン酸、1,2,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸などの多価カルボン酸;無水イタコン酸、無水コハク酸、無水シトラコン酸、無水ドデセニルコハク酸、無水トリカルバニル酸、無水マレイン酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水メチルテトラヒドロフタル酸、無水ハイミック酸、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物、シクロペンタンテトラカルボン酸二無水物、無水フタル酸、無水ピロメリット酸、無水トリメリット酸、無水ベンゾフェノンテトラカルボン酸、エチレングリコールビス無水トリメリテート、グリセリントリス無水トリメリテートなどの酸無水物を添加してもよい。
本発明の樹脂組成物を調製するには、上記成分(A)、必要に応じて(B)及び/又は(C)、ならびに必要に応じて上記成分(D)、(E)、(F)、(G)、(H)やその他の成分を公知の方法で混合して攪拌する。例えば、攪拌羽根を有するSUS製調製タンクに各原料を必要量投入し、室温下において均一になるまで攪拌する。また必要に応じて、さらにメッシュ、メンブレンフィルターなどを用いて得られた組成物をろ過してもよい。
以上説明した本発明の樹脂組成物は、フッ酸バリア性と浸透性に優れる。とりわけ、エチレン性不飽和基を有する樹脂を用いることで光によって硬化できることから(すなわち、感光性樹脂組成物とすることができることから)、本発明の樹脂組成物は、ガラスを加工する際に用いるのに適している。
本発明の薄肉化されたガラスパネルの製造方法は、上述した本発明の樹脂組成物を、ガラスパネル外周部に塗布して外周部シールを形成する工程と、フッ酸などのエッチング液を用いてエッチング加工して薄肉化する工程とを含む。以下、本発明の薄肉化されたガラスパネルの製造方法について、各工程ごとに詳しく説明する。
本発明に係る樹脂組成物の封止剤としての適用例を以下に示す。
厚さ0.5〜1.0mmのガラス板2枚を、2〜20μmの隙間ができるように貼り合わせ、外周部分に樹脂組成物を手動又はディスペンサー等の塗布装置を用いて塗布する。このとき、樹脂組成物の浸透量は、外周部から1〜10mmとなることが好ましい。
次いで、ガラスパネルに対し、フッ酸やフッ化アンモニウム等のフッ酸系エッチング液を用いて20〜80℃で30〜200分、浸漬又はシャワーによるエッチングを行う。このエッチングにより、貼り合わせたガラス板の全体の厚みが0.2〜1.0mmに減少する。
温度計、撹拌機、水冷コンデンサー、窒素ガス吹き込み口を備えた4つ口フラスコに、両末端水酸基水素化ポリブタジエン(日本曹達社製GI−3000)100g、ジイソシアン酸イソホロン7g、シクロヘキサノン(溶媒)200g、ジラウリン酸ジブチルすず(触媒)0.002gを仕込み、70℃で一晩反応させて水添ポリブタジエン系ポリウレタン樹脂[A−1]〔重量平均分子量79,000〕を樹脂溶液として得た。
各化合物の量を表1に記載の組成に変更した以外は合成例1と同様にして、樹脂[A−2]〜[A−5]をそれぞれ合成した。
温度計、撹拌機、水冷コンデンサー、窒素ガス吹き込み口を備えた4つ口フラスコに、両末端水酸基水素化ポリブタジエン(日本曹達社製GI−3000)100g、2,2−ビス(ヒドロキシエチル)プロピオン酸2.7g、ジイソシアン酸イソホロン18.4g、シクロヘキサノン(溶媒)200g、ジラウリン酸ジブチルすず(触媒)0.005gを仕込み、70℃で3時間反応させて水添ポリブタジエン系ポリウレタン樹脂[A−6]〔重量平均分子量19,000〕を樹脂溶液として得た。
温度計、撹拌子、ディーン・スターク装置、水冷コンデンサーを備えたフラスコに、両末端水酸基水素化ポリブタジエン(日本曹達社製GI−3000)100g、テレフタロイルクロリド5.9g、トルエン(溶媒)200g、ピリジン(触媒)6.9gを仕込み、130℃で一晩反応させてポリブタジエン系ポリエステル樹脂[A−7]〔重量平均分子量49,000〕を得た。
温度計、撹拌機、水冷コンデンサー、窒素ガス吹き込み口を備えた4つ口フラスコに、両末端水酸基水素化ポリブタジエン(日本曹達社製GI−3000)100g、ジイソシアン酸イソホロン13.8g、シクロヘキサノン(溶媒)200g、ジラウリン酸ジブチルすず(触媒)0.005gを仕込み、70℃で3時間反応させた後、さらにジイソシアン酸イソホロン3.4g、アクリル酸2−ヒドロキシエチル3.6gを加えて70℃で3時間反応させて(メタ)アクリレート基導入ポリブタジエン系ポリウレタン樹脂[A−8]〔重量平均分子量17,000〕を樹脂溶液として得た。
特開2010−106048号公報(特許文献5)の実施例5に従って、ビスフェノールA骨格を有する変性エポキシアクリレート(EBECRYL3701、ダイセル・サイテック製)34g、N−アクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタルイミド(M140、東亜合成製)26g、α−メタクリロキシ−γ−ブチロラクトン(GBLMA,大阪有機製)36gを混合して樹脂[R−1]を得た。以下、樹脂[A−1]〜樹脂[A−8]の組成を表1に示す。
a−1−2:両末端水酸基水素化ポリブタジエン GI−1000 (日本曹達社製)
a−1−3:水酸基末端液状ポリブタジエン R−45HT (出光興産社製)
a−2−1:ジイソシアン酸イソホロン (東京化成工業社製)
a−2−2:ヘキサメチレンジイソシアナート (東京化成工業社製)
a−2−3:4,4’−ジイソシアン酸メチレンジフェニル (東京化成工業社製)
a−2−4:テレフタロイルクロリド (東京化成工業社製)
b−1:アクリル酸2−ヒドロキシエチル (東京化成工業社製)
c−1:2,2−ビス(ヒドロキシエチル)プロピオン酸
(1)エッチング液耐性評価用基板の作製
合成例1〜8による樹脂[A−1]〜[A−8]や他の樹脂を用い、表2に示すように基板の作製を試みた。すなわち、表2に記載の実施例1〜実施例7及び比較例1では、熱酸化膜(SiO2膜厚:300nm)を有するシリコン基板上にスピンコーターを用いて上述の樹脂溶液を塗布した後、ホットプレートにて120℃で10分間ベークして塗膜から溶媒を除去することで膜厚40μmの塗膜(保護膜)を形成した。比較例2〜比較例3では樹脂液に熱硬化触媒としてp−トルエンスルホン酸4質量%を配合したのち、ベーク条件を220℃で5分間とした以外は実施例1と同様にして膜厚40μmの塗膜(保護膜)を形成した。実施例8〜実施例10では樹脂溶液もしくは樹脂液にエチレン性不飽和単量体(B)(樹脂(A)100質量部に対して127質量部)と光重合開始剤(C)(樹脂(A)及び(B)成分の合計100質量部に対して3質量部)を混合した後、実施例1と同様にして膜厚40μmの塗膜を形成し、さらに高圧水銀灯を用いて2Jの紫外線(波長365nm換算)に露光させることで塗膜(保護膜)を硬化させた。保護膜の表面タック性を指で触って確認し、タック性が認められた場合は「あり」、認められない場合は「なし」とした。
上述の方法により作製した保護膜付き基板を25℃のフッ化水素酸20%水溶液に1時間浸漬後、保護膜を物理的に剥離し、保護膜に覆われていた部分の熱酸化膜の膜厚をエリプソメーター(J.A.Woollam社製M−2000)を用いて測定した。熱酸化膜の膜厚が290nm以上の場合を「◎」、200nm以上290nm未満の場合を「○」、200nm未満の場合を「×」とした。
エッチング液耐性と同様にして表3に記載の酸性水溶液もしくはアルカリ性水溶液に1時間浸漬した後、水洗して乾燥させた。保護膜に膨潤・溶解・剥離などの変質が認められた場合は「×」、認められない場合は「○」とした。
厚さ1.0mmのガラス板2枚を、厚さ10μmのスペーサーを間に挟んで貼り合わせ、10μmの隙間を有するガラスパネルを作製した。このガラスパネルの外周部分に、25℃において1250mPa・sの粘度を有する本発明の樹脂組成物(実施例9)を手動にて塗布した後、高圧水銀灯を用いて2Jの紫外線(波長365nm換算)に露光させることで樹脂組成物(外周部シール)を硬化させた。さらにガラスパネル外部に盛り上がった外周部シールを手動により剥離し、外周部シール付きガラスパネルを作製した。
上述の方法により作製した外周部シール付きガラスパネルを40℃のフッ化水素酸20%水溶液に1時間浸漬後、水洗して乾燥させた。側面から見たガラスパネル外周部の写真を図1に示す。
V−4221:DIC社製 ポリエステル系ポリウレタン
G−3000:日本曹達社製 両末端水酸基ポリブタジエン
R−45HT:出光興産社製 水酸基末端液状ポリブタジエン
B−1:イソデシルアクリレート (サートマー社製)
C−1:Irgacure 907 (BASF社製)
Claims (12)
- (A)成分としてポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール及び水添ポリイソプレンポリオールから選ばれるポリオール(a1)と架橋剤(a2)とを反応させて得られる樹脂を含む組成物をガラスパネル外周部に塗布して外周部シールを形成する工程と、エッチング加工して薄肉化する工程とを含むことを特徴とするエッチングにより薄肉化されたガラス基板の製造方法。
- 前記ポリオール(a1)と前記架橋剤(a2)との反応がエステル結合形成反応であることを特徴とする請求項1に記載の基板の製造方法。
- 前記ポリオール(a1)と前記架橋剤(a2)との反応がウレタン結合形成反応であることを特徴とする請求項1に記載の基板の製造方法。
- 前記ポリオール(a1)が、水添ポリブタジエンポリオールであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
- 前記(A)成分の樹脂が、更に、(メタ)アクリレート基を有してなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
- 前記(A)成分の樹脂が、更に、アルカリ可溶性基を有してなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
- 前記組成物が、更に、(B)エチレン性不飽和単量体を含有してなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
- 前記エチレン性不飽和単量体が、炭素数6以上の脂肪族又は脂環族アルキルの(メタ)アクリレートであることを特徴とする請求項7に記載の基板の製造方法。
- 前記組成物が、更に(C)光重合開始剤を含有してなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
- 前記エッチングがウエットエッチングであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の基板の製造方法。
- (A)成分としてポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール及び水添ポリイソプレンポリオールから選ばれるポリオール(a1)と架橋剤(a2)とをエステル結合形成反応させてなるポリエステル樹脂を含むことを特徴とするガラス加工用樹脂組成物。
- (A)成分としてポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール及び水添ポリイソプレンポリオールから選ばれるポリオール(a1)と架橋剤(a2)とをウレタン結合形成反応させてなるポリウレタン樹脂を含むことを特徴とするガラス加工用樹脂組成物。
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