JP6260773B2 - 熱交換器およびこれを備えた温水装置 - Google Patents

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本発明は、燃焼ガスなどの加熱用気体からフィンチューブタイプの伝熱管を用いて熱回収を行なうように構成された熱交換器、およびこの熱交換器を備えた給湯装置などの温水装置に関する。
ガス給湯装置などの温水装置としては、たとえば図12に示すようなものがある。
同図に示す温水装置Bは、缶体30内にフィン31およびこのフィン31に貫通した複数の伝熱管32が収容され熱交換器HEを備えている。バーナ5aによって発生させた燃焼ガスは、複数の伝熱管32に作用し、このことにより複数の伝熱管32内を流れる湯水が加熱される。
このような温水装置Bにおいては、複数の伝熱管32を、たとえば上下複数段(同図では、上下3段)に配列させた上で、これら複数の伝熱管32のそれぞれに加熱対象の湯水が順次流れていくように構成される。この場合、同図の矢印で示すように、湯水は複数の伝熱管32のいわば配列順序通りに流れるように構成されているのが通例である(たとえば、特許文献1を参照)。
このような構成によれば、複数の伝熱管32に湯水が一連に流れるように複数の伝熱管32を接続する場合、一部分を除き、基本的には互いに隣接する伝熱管32どうしを配管接続すればよいために、その配管接続構造を簡素にすることが可能である。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、未だ改善すべき余地があった。
すなわち、熱交換器HEの最下段に位置する3つの伝熱管32(32a〜32c)に着目すると、まず外部からの入水は、左端の伝熱管32aに対して行なわれ、この伝熱管32aを通過した湯水は、その後に中間の伝熱管32b、および右端の伝熱管32cを順次流れる。左端の伝熱管32aには、未だバーナ5aによって十分に加熱されていない比較的低温の湯水が流通しているために、この左端の伝熱管32aの近辺においては、バーナ5aから進行してくる燃焼ガスからの熱回収量が多く、缶体30の左側の側壁部30aは、余り高温にならないようにすることが可能である。一方、右端の伝熱管32cには、左端および中間の伝熱管32a,32bを順次通過して温度がかなり上昇した湯水が流れる。したがって、この右端の伝熱管32cの近辺においては、左端の伝熱管32aの近辺と比較して、燃焼ガスからの熱回収量が少なくなり、燃焼ガス温度は高い。このため、缶体30の右側の側壁部30bが過熱状態となって、熱損傷を生じる虞があった。
特開平10−47778号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、燃焼ガスなどの加熱用気体の作用により熱交換器の一部が過熱状態となって熱損傷を生じる虞を適切に防止することが可能な熱交換器、およびこの熱交換器を備えた温水装置を提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面により提供される熱交換器は、プレート状の複数のフィンに貫通した複数の伝熱管と、これら複数の伝熱管および前記複数のフィンを内部に収容し、かつ下側または上側から加熱用気体が内部に流入するように設定される缶体と、を備えており、前記複数の伝熱管の配列構造として、略同一高さに揃えられた3以上の伝熱管が、前記缶体の前後または左右の幅方向に間隔を隔てて並び、かつ前記幅方向の両側には、前記缶体の側壁部または前記缶体内に配された別部材が位置している少なくとも1つの第1の伝熱管配列部を備えており、前記第1の伝熱管配列部は、前記幅方向の両端に位置する一対の端部伝熱管のうち、一方の端部伝熱管が熱交換器外部から湯水供給を最初に受けるように構成されている、熱交換器であって、前記一方の端部伝熱管に供給されてこの端部伝熱管を通過した湯水を、前記一対の端部伝熱管の相互間に位置する中間伝熱管に流れさせることなく他方の端部伝熱管に導く補助配管部を、さらに備えており、前記他方の端部伝熱管を通過した後の湯水が、前記中間伝熱管に流れるように構成されており、前記第1の伝熱管配列部とは別に設けられている他の複数の伝熱管が、前記幅方向に間隔を隔てて並び、かつ前記第1の伝熱管配列部に配管接続されていることにより、前記第1の伝熱管配列部の各伝熱管を通過してきた湯水が流通する第2の伝熱管配列部を、さらに備えており、前記第1の伝熱管配列部は、前記第2の伝熱管配列部よりも前記加熱用気体の流れ方向の上流側に位置していることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
第1の伝熱管配列部の両端に位置する一対の端部伝熱管のうち、一方の端部伝熱管に供給されてこの端部伝熱管を通過した湯水は、中間伝熱管を経由することなく、他方の端部伝熱管に供給されるために、この他方の端部伝熱管には、一方の端部伝熱管を通過して加熱されただけの湯水が流通することとなる。したがって、中間伝熱管を通過してきた湯水が他方の端部伝熱管に供給される場合と比較して、他方の端部伝熱管を流れる湯水温度を低くすることが可能である。その結果、他方の端部伝熱管の近辺における熱回収量を多くし、他方の端部伝熱管の側方に位置する缶体の側壁部または缶体内の所定の部材が、異常な高温の過熱状態となって熱損傷するといった不具合を生じないようにすることが可能である。
またこのような構成によれば、第1の伝熱管配列部に加えて、第2の伝熱管配列部がさらに設けられていることにより、加熱用気体からの熱回収総量を多くし、熱交換効率を高めることが可能である。このことに加え、次のような効果が得られる。
すなわち、第1の伝熱管配列部は、第2の伝熱管配列部よりも各伝熱管内を流れる湯水温度が低い状態にあるが、この第1の伝熱管配列部は、加熱用気体の流れ方向上流側に位置している。このため、熱交換器の缶体内に進入した加熱用気体は、第1の伝熱管配列部によって直ちに効率よく熱回収されて温度が低くなる。したがって、缶体または缶体内の所定部材が過熱状態となることを、より効果的に抑制することができる。
本発明において、好ましくは、前記第1および第2の伝熱管配列部を構成する複数の伝熱管は、左右対称の千鳥配列とされており、前記第1および第2の伝熱管配列部どうしの配管接続構造においては、接続対象となる2つの伝熱管の中心間距離P2が、前記第1の伝熱管配列部の伝熱管ピッチP1と同一とされ、かつ前記第2の伝熱管配列部の伝熱管ピッチP3が、前記伝熱管ピッチP1よりも大きくされていることにより、前記接続対象となる2つの伝熱管の中心どうしを結ぶ直線Laの水平に対する傾斜角α1は、60°未満とされている。
このような構成によれば、第1の伝熱管配列部の伝熱管ピッチP1を、たとえばU字管を用いて配管接続可能な最小ピッチ(たとえば、U字管の最小曲げ半径の2倍の寸法)に設定している場合であっても、第1および第2の伝熱管配列部の接続対象となる2つの伝熱管を、前記最小ピッチのU字管またはこれに類する配管部材を用いて適切に配管接続することができる。また、前記接続対象となる2つの伝熱管の中心どうしを結ぶ直線Laの水平に対する傾斜角α1を60°未満とすることにより、第1および第2の伝熱管配列部どうしの上下高さ方向の配列ピッチを狭め、従来よりも熱交換器の薄型化を図ることが可能となる(これらの点は、後述する実施形態の説明から、より明らかになるであろう)。また、前記第1および第2の伝熱管配列部を構成する複数の伝熱管は、左右対称の伝熱管配置とされているために、幅方向において熱回収量の分布状況に大きな偏りを生じないようにし、熱交換効率を高くすることが可能である。
本発明において、好ましくは、前記第1および第2の伝熱管配列部のそれぞれを構成する複数の伝熱管は、上下高さ方向において互いに重なった配置に設けられており、前記第1および第2の伝熱管配列部どうしの配管接続は、互いに水平方向に位置ずれして斜め上下の位置関係にある2つの伝熱管を接続することにより行なわれている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、第1および第2の伝熱管配列部を配管接続する手段としては、前記構成以外として、上下高さ方向に互いに重なった配置関係にある2つの伝熱管を互いに接続することが考えられるが、この場合には、第1および第2の伝熱管配列部の上下高さ方向の配列ピッチを、たとえばU字管を用いて配管接続可能な最小ピッチよりも小さくすることは困難である。これに対し、前記構成によれば、そのような困難性を解消し、第1および第2の伝熱管配列部の上下高さ方向の配列ピッチを前記最小ピッチよりも小さくし、熱交換器の薄型化を図ることが可能である。
本発明において、好ましくは、前記缶体内に仕切り部材が設けられていることにより、前記缶体内は、前記幅方向において第1および第2の空間部に仕切られており、これら第1および第2の空間部のそれぞれに、前記第1の伝熱管配列部が設けられている。
このような構成によれば、いわゆる1缶2回路方式の熱交換器が構成され、第1および第2の空間部のそれぞれに配されている2つの第1の伝熱管配列部を利用した湯水加熱が可能となる。2つの第1の伝熱管配列部のそれぞれの端部伝熱管近辺において、加熱用気体からの熱回収量を多くすることができるために、缶体の側壁部に加えて、仕切り部材が過熱状態になることも適切に防止することが可能である。
本発明の第2の側面により提供される温水装置は、本発明の第1の側面により提供される熱交換器を備えていることを特徴としている。
このような構成によれば、本発明の第1の側面により提供される熱交換器について上述したのと同様な効果が得られる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明が適用された熱交換器(1次熱交換器)を備えた温水装置の一例を示す概略正面断面図である。 図1のII−II断面図である。 図1のIII−III断面図である。 図1に示す1次熱交換器の平面断面図である。 図4の変形例を示す要部平面断面図である。 図1に温水装置の要部拡大断面図である。 (a)は、図6の要部説明図であり、(b)は、対比例を示す説明図である。 本発明の他の例を示す要部説明図である。 本発明の他の例を示す要部説明図である。 本発明の他の例を示す要部説明図である。 本発明の参考例を示す要部断面図である。 従来技術の一例を示す模式図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図4は、本発明が適用された温水装置、およびこれに関連する構成の一例を示している。
図1によく表われているように、本実施形態の温水装置WHは、バーナ5、1次熱交換器HE1、2次熱交換器HE2、およびこれら全体を囲む外装ケース90を備えている。この温水装置WHは、一般給湯と、暖房用給湯または風呂給湯との2系統の給湯動作を独立して行なうことが可能であり、1次熱交換器HE1および2次熱交換器HE2は、ともに1缶2回路方式である。
1次熱交換器HE1は、本発明に係る熱交換器の一例に相当する。ただし、2次熱交換器HE2は、本発明に係る熱交換器には相当しない。
バーナ5は、たとえばガスバーナであり、ファン51からバーナケース50内に上向きに送られてくる燃焼用空気を利用して燃料ガスを燃焼させる。ただし、このバーナ5の燃焼領域は、個別に燃焼駆動制御が可能な第1および第2の燃焼領域a1,a2に区分されている。第1および第2の燃焼領域a1,a2の上方領域は、仕切り部材52によって仕切られ、第1および第2の燃焼領域a1,a2のそれぞれにおいて発生された燃焼ガスは、後述する第1および第2の空間部A1,A2に向けて個々に進行する。
1次熱交換器HE1は、バーナ5から上向きに進行してくる燃焼ガスから顕熱を回収するためのものであり、バーナケース50上に載設された缶体6、この缶体6内に収容された複数の板状のフィン2A,2B、およびこれらのフィン2A,2Bに貫通した直管状の複数の伝熱管Ta,Tbを有している。缶体6は、上面部および下面部が開口した平面視略矩形の枠状または筒状であり、たとえば銅製である。伝熱管Ta,Tbやフィン2A,2Bも、缶体6と同様に、たとえば銅製である。フィン2A,2Bの相互間には、仕切り部材3が介装され、缶体6内は、第1および第2の空間部A1,A2に仕切られている。第1の空間部A1は、第2の空間部A2よりも占有面積が大きくされているが、これは第1の空間部A1に配された伝熱管Taは一般給湯用の湯水加熱に利用されるために、伝熱管Tb側よりも大きな湯水加熱能力が要求されるからである。
第1の空間部A1には、複数の伝熱管Taの配列構造として、第1の伝熱管配列部Raのみが設けられている。一方、第2の空間部A2には、複数の伝熱管Tbの配列構造として、第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2が設けられている。
第1の伝熱管配列部Raは、複数の伝熱管Taが、略同一高さに揃えられて缶体6の左右の幅方向に間隔を隔てて並んだ構造であり、図4に示すように、複数の伝熱管Taは、缶体6の側壁60a,60bを貫通し、かつ缶体6の外部に位置する接続配管部12aおよび補助配管部17aを用いて一連に接続されている。接続配管部12aは、たとえばU字管を用いた部分であり、互いに隣り合う伝熱管Taは、基本的には、この接続配管部12aを介して接続されている。ただし、第1の伝熱管配列部Raの右端および左端に位置
する一対の端部伝熱管Ta(Ta1,Ta2)の一端部どうしは、補助配管部17aを介して直結されている。補助配管部17aは、接続配管部12aとの干渉を避けるべく、たとえば接続配管部12aの上側を通過するように設けられている。
右側の端部伝熱管Ta1に接続された配管部材部12a'の一端は、入水口15aとされている。このことにより、第1の伝熱管配列部Raにおいては、入水口15aに供給された湯水は、右側の端部伝熱管Ta1を流れた後に、左側の端部伝熱管Ta2に流れ込む。その後は、一対の端部伝熱管Ta1,Ta2の相互間に位置する複数の中間伝熱管Ta(Ta3)を順次流れる。中間伝熱管Ta3のうち、右側の端部伝熱管Ta1の隣に位置する伝熱管Ta3を湯水が流れた後には、この伝熱管Ta3の一端部である出湯口16aから外部への出湯がなされる。このような流通過程において、前記湯水は加熱される。図1および図6などにおいては、前記したような湯水の流通経路を矢印で示している(後述する第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2における湯水の流通経路についても同様に矢印で示している)。
第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2のそれぞれは、複数の伝熱管Tbが略同一高さに揃えられて缶体6の左右の幅方向に間隔を隔てて並んだ構造である(本実施形態では、伝熱管Tbの本数は、第1の伝熱管配列部Rb1は3本、第2の伝熱管配列部Rb2は2本)。第1の伝熱管配列部Rb1の上側に、第2の伝熱管配列部Rb2が位置しており、複数の伝熱管Tbは、左右対称の千鳥配列とされている。複数の伝熱管Tbを上下2段配列としたのは、第2の空間部A2の占有面積を比較的小さくしつつ、湯水加熱能力をできる限り高くし、たとえば温水暖房装置の大型化などに好適に対処するためである。
図4に示すように、複数の伝熱管Tbは、伝熱管Taと同様に、缶体6の側壁60a,60bを貫通しており、かつたとえばU字管を利用した接続配管部12bおよび補助配管部17bを介して一連に接続されている。第1の伝熱管配列部Rb1においては、左右一対の端部伝熱管Tb(Tb1,Tb2)どうしが、補助配管部17bを介して直結されている。この補助配管部17bは、接続配管部12bとの干渉を回避すべく、接続配管部12bの下側を通過するように設けられている。ただし、このような構成に代えて、たとえば図5に示すように、補助配管部17bを接続配管部12bよりも缶体6から大きく突出させることにより、接続配管部12bとの干渉を回避させるようにすることもできる(図示は省略するが、この点は、前述の補助配管部17aについても同様である)。
左側の端部伝熱管Tb1に接続された接続配管部12b'の一端は、入水口15bとされている。この入水口15bに供給された湯水は、左側の端部伝熱管Tb1を流れた後に、補助配管部17bを経由して右側の端部伝熱管Tb2に流れ、その後は中間伝熱管Tb(Tb3)に流れる。この中間伝熱管Tb3は、第2の伝熱管配列部Rb2の右側の伝熱管Tbと接続配管部12b"を介して接続されている。第2の伝熱管配列部Rb2の左右の2本の伝熱管Tbは、接続配管部12cを介して接続されている。このため、中間伝熱管Tb3を通過した湯水は、その後に第2の伝熱管配列部Rb2の各伝熱管Tbを流れ、左側の伝熱管Tbに到達した後には、この伝熱管Tbの一端部である出湯口16bから外部への出湯がなされる。このような流通過程において、前記湯水は加熱される。
第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2どうしの配管接続は、図7(a)に示すような態様でなされている。すなわち、第1の伝熱管配列部Rb1の中間伝熱管Tb3と、第2の伝熱管配列部Rb2の右側の伝熱管Tbとは、既述したように、接続配管部12b"を介して接続されているが、これらの伝熱管Tb3,Tbの中心間距離P2は、第1の伝熱管配列部Rb1の伝熱管ピッチP1と同一である。第2の伝熱管配列部Rb2の伝熱管ピッチP3は、前記した伝熱管ピッチP1よりも大きくされており、このことにより伝熱管Tb3,Tbの中心どうしを結ぶ直線Laの水平線に対する傾斜角α1は、60°未満とされている。さらに、第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2は、これらの幅方向中心線CLを中心と
して左右対称の伝熱管配置とされている。このような構成の技術的意義については、後述する。
図1によく表われているように、2つの第1の伝熱管配列部Ra,Rb1は、缶体6内の下部寄りに位置し、かつ伝熱管Ta,Tbの中心高さが略同一高さとなるように設けられている。また、フィン2Aは、フィン2Bよりも上下高さ方向の幅が小さくされ、小サイズ化が図られているが、これは製造コストの低減化ならびに1次熱交換器HE1の全体の軽量化を図る上で好ましい。図面では省略しているが、フィン2A,2Bには、これらのフィン2A,2Bの適当な箇所を部分的に突出させた複数の凸状部(切り起こしによる凸状部や、バーリング加工部分など)が設けられている。これら凸状部は、フィン2A,2Bと燃焼ガスとの接触度合いを高めて熱回収量を多くするのに役立つ。
2次熱交換器HE2は、1次熱交換器HE1を通過した燃焼ガスから潜熱を回収するためのものであり、1次熱交換器HE1上に載設されたケース7内に、複数の伝熱管80,81が収容され、かつそれらの間が仕切板74を介して仕切られた構成である。伝熱管80,81、ならびにケース7は、潜熱回収に伴って発生する強酸性のドレインに対する耐食性を有すべくその材質はたとえばステンレスである。複数の伝熱管80は、サイズが相違する螺旋状管体として形成されて重ね巻き状に配列されており、それらの上下両端部は、ケース7の外部に引き出されて通水用のヘッダ75a,75bと連結されている。複数の伝熱管81も、その基本的な形態は伝熱管80と同様であり、重ね巻き状に配列された螺旋状管体として形成され、かつその上下両端部には、通水用のヘッダ75c,75dが連結されている。
図2に示すように、1次熱交換器HE1の第1の空間部A1を通過した燃焼ガスは、ケース7の底壁部70aの給気口71aからケース7内に進行し、伝熱管80どうしの隙間を通過した後に、前壁部70bの排気口72から外部に排出される。また、図3に示すように、1次熱交換器HE1の第2の空間部A2を通過した燃焼ガスは、給気口71bからケース7内に進行し、伝熱管81どうしの隙間を通過した後に排気口72から外部に排出される。このような過程において、前記燃焼ガスから伝熱管80,81によって潜熱回収がなされる。
図1に示すように、給水管95aから外部入水口90aに供給された湯水は、配管部92a、およびヘッダ75bを通過して2次熱交換器HE2の伝熱管80に流れる。その後、この湯水は、ヘッダ75aおよび配管部93aを介して1次熱交換器HE1の入水口15aに送られ、複数の伝熱管Taを順次通過する。これら複数の伝熱管Taを通過した湯水は、その後配管部94aを介して外部出湯口91aに到達した後に、たとえば台所や洗面所などに供給される。
一方、給水管95bから外部入水口90bに供給された湯水は、配管部92bを介してヘッダ75dに供給され、2次熱交換器HE2の伝熱管81を流通する。その後、この湯水は、ヘッダ75cおよび配管部93bを介して1次熱交換器HE1の入水口15bに送られ、複数の伝熱管Tbを順次通過する。これら複数の伝熱管Tbを通過した湯水は、その後配管部94bを介して外部出湯口91bに到達した後に、温水暖房器具に供給され、あるいは風呂給湯に用いられる。
次に、前記した温水装置WHの作用について説明する。
まず、第1の伝熱管配列部Raにおいては、入水口15aに供給された湯水は、右側の端部伝熱管Ta1に最初に流れた後に、中間伝熱管Ta3を通過することなく、補助配管部17aを通過して左側の端部伝熱管Ta2に流れる。このため、右側の端部伝熱管Ta1を流れ
る湯水に加え、左側の端部伝熱管Ta2を流れる湯水も、バーナ5によって未だ十分に加熱されていない湯水となり、これらの湯水温度をやや低めの温度とすることができる。その結果、右側および左側の端部伝熱管Ta1,Ta2のそれぞれの近辺においては、燃焼ガスからの熱回収量を多くして、これらの領域における燃焼ガス温度を下げることができる。その結果、これらの近傍に位置する缶体6の側壁部60c、および仕切り部材3が、高温の燃焼ガスによって異常な高温に加熱されることは回避され、これらの部分の熱損傷は防止される。一方、左側の端部伝熱管Ta2を通過した湯水は、その後に複数の中間伝熱管Ta3を順次通過し、その際に燃焼ガスによって十分に加熱される。したがって、湯水加熱能力が低くなるといった不具合もない。
第1の伝熱管配列部Rb1においても、第1の伝熱管配列部Raについて述べたのと同様な作用が得られる。すなわち、入水口15bに供給された湯水は、左側の端部伝熱管Tb1に最初に流れた後に、補助配管部17bを通過して右側の端部伝熱管Tb2に流れるために、これら2つの端部伝熱管Tb1,Tb2を流れる湯水の温度は、バーナ5によって未だ十分に加熱されていないやや低めの温度となる。このため、2つの端部伝熱管Tb1,Tb2の近辺における燃焼ガスからの熱回収量が多くなり、その近傍に位置する缶体6の側壁部60d、および仕切り部材3が異常な高温に加熱されることが回避され、これらの部分の熱損傷を適切に防止することができる。右側の端部伝熱管Tb2を通過した湯水は、その後に中間伝熱管Tb3、および第2の伝熱管配列部Rb2の各伝熱管Tbを通過し、その際に燃焼ガスによって十分に加熱される。したがって、やはり湯水加熱能力が低くなるといった不具合はない。
第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2を互いに配管接続する構造は、図7(a)を参照して既述したとおりであるが、このような構成によれば、次のような効果が得られる。
まず、同図(b)の対比例について説明する。この対比例は、従来技術の一例に相当し、第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2のそれぞれの右端の伝熱管Tb2,Tbどうしは、接続配管部12b"を介して接続されている。複数の伝熱管Tbの水平方向の配列ピッチP1は、各所一定であり、2つの伝熱管Tb2,Tbの中心間距離P2も、伝熱管ピッチP1と同一である。配列ピッチP1は、たとえば接続配管部12bの最小曲げ半径の2倍の値である。たとえば、外径が16mmの銅製パイプを曲げる際の最小曲げ半径(銅製パイプに大きなダメージを与えることなく銅製パイプを好適に湾曲させ得る最小の曲げ半径)は、16mm程度であるのが一般的である。伝熱管Tbが外径16mmの銅製パイプである場合、配列ピッチP1は、たとえば32mmとされる。2つの伝熱管Tb2,Tbの中心どうしを結ぶ直線Lbの水平に対する傾斜角α2は、60°である。
複数の伝熱管Tbによる熱回収効率を高める上では、これら複数の伝熱管Tbが左右対称配置とされていることが望まれる。前記した対比例において、そのような左右対称配置を実現しようとする場合には、配列ピッチP1を、接続配管部12bの最小曲げ半径に設定した場合に、第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2の上下高さ方向の配列ピッチHbは、最小となる。
これに対し、図7(a)に示す本実施形態の構成においては、接続配管部12b"を介して接続される2つの伝熱管Tb3,Tbの中心間距離P2は、第1の伝熱管配列部Rb1の伝熱管ピッチP1と同一であるために、接続配管部12b"としては、第1の伝熱管配列部Rb1の伝熱管接続に用いられている最小曲げ半径の接続配管部12bと同じサイズのものを用いることができ、伝熱管Tb3,Tbを適切に接続することが可能である。一方、第2の伝熱管配列部Rb2の伝熱管ピッチP3が、伝熱管ピッチP1よりも大きくされていることに基づき、伝熱管Tb3,Tbの中心どうしを結ぶ直線Laの傾斜角が60°未満とされているために、第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2の上下高さ方向の配列ピッチHaは、同図(b)の対比例で示した配列ピッチHbよりも小さくなる。したがって、本実施
形態によれば、1次熱交換器HE1の全体の高さ寸法を、対比例よりも小さくし、薄型化を図ることができる。本実施形態においては、第2の伝熱管配列部Rb2の伝熱管Tbが、対比例と比較すると水平方向に位置ずれしているものの、複数の伝熱管Tbの全体配置は、左右対称とされているために、熱回収分布に大きな偏りが生じないようにし、熱回収効率が大きく低下するといった不具合を生じないようにすることが可能である。
図8〜図11は、本発明の他の実施形態を示している。これらの図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、前記実施形態と同一の符号を付している。
図8に示す実施形態においては、第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2のそれぞれの伝熱管Tbの数が、図7(a)に示した構成よりも多くされている。このため、左側および右側の端部伝熱管Tb1,Tb2を順次通過した湯水は、2つの中間伝熱管Tb3のうち、第2の伝熱管配列部Rb2と配管接続される右側の伝熱管Tb3よりも左側に位置する伝熱管Tb3に送られてから、右側の伝熱管Tb3に流れ、第1の伝熱管配列部Rb1の全ての伝熱管Tbに湯水が順次流れるように構成されている。伝熱管Tb3と第2の伝熱管配列部Rb2の右端の伝熱管Tbとの配管接続構造は、図7(a)に示した構造と同一である。すなわち、第2の伝熱管配列部Rb2の伝熱管ピッチP3が、配列ピッP1よりも大きくされていることにより、接続対象の伝熱管Tb3,Tbの中心を結ぶ直線Laの傾斜角α1は、60°未満とされている。したがって、第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2の上下高さ方向の配列ピッチHaは、やはり図7(b)に示す対比例の配列ピッチHbよりも小さくすることができる。
図9に示す実施形態においては、第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2のそれぞれの伝熱管Tbの数が、同一であり、第1の伝熱管配列部Rb1の各伝熱管Tbの直上に、第2の伝熱管配列部Rb2の各伝熱管Tbが重なった配置に設けられている。接続配管部12b"を用いて接続される2つの伝熱管Tb3,Tbは、上下高さ方向において重なった位置関係にはなく、水平方向において互いに位置ずれした上下斜め位置関係にある伝熱管である。このことにより、2つの伝熱管Tb3,Tbの中心間距離P2は、伝熱管ピッチP1との関係において、P2>P1となっている。伝熱管Tb3,Tbの中心どうしを結ぶ直線Laの傾斜角α1は、60°未満とされる。
本実施形態においては、第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2の上下高さ方向の配列ピッチHaは、Ha=P2・sin(α1) となるが、傾斜角α1を小さくすることにより、配列ピッチHaを、図7(b)の配列ピッチHbよりも小さくし、1次熱交換器HE1の薄型化を図ることが可能である。
図10に示す実施形態においては、図9に示す実施形態よりも、第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2の伝熱管数が多くされている。ただし、接続配管部12b"を介して2つの伝熱管Tb3,Tbを接続する構造は、図9に示した2つの伝熱管Tb3,Tbを接続する構造と同様である。したがって、やはり第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2の上下配列ピッチHaを、小さくすることが可能である。
これらの実施形態から理解されるように、第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2のそれぞれの伝熱管Tbが千鳥配列である場合と、上下高さ方向に重なった配置とされている場合とのいずれにおいても本発明を適用し、第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2の上下高さ方向の配列ピッチを従来よりも小さくすることが可能である。第1および第2の伝熱管配列部Rb1,Rb2のそれぞれの具体的な伝熱管の数も限定されない。
図11に示す参考例の熱交換器HE1は、1缶1回路方式であり、缶体6内に、1つの第1の伝熱管配列部Raのみが設けられた構成とされている。もちろん、第2の伝熱管配列部をさらに設けた構成とすることもできる。本参考例によれば、第1の伝熱管配列部Raの右側および左側の端部伝熱管Ta1,Ta2による燃焼ガスからの熱回収量を多くすることができるために、缶体6の右側および左側の側壁部60c,60dが異常な高温になることを抑制し、これらの部分の熱損傷を防止する効果が得られる。本発明は、1缶1回路方式、1缶複数回路方式のいずれの場合にも適用することができる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る熱交換器、および温水装置の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
上述の実施形態では、バーナの上方に熱交換器が設けられて、燃焼ガスが熱交換器の下方から上方に向けて進行するいわゆる正燃方式とされているが、これとは反対に、バーナの下方に熱交換器が設けられて、燃焼ガスが上方から下方に向けて進行する逆燃方式とすることも可能である。本発明でいう加熱用気体は、燃焼ガスに限らず、たとえばコージェネレーションシステムの燃料電池やガスエンジンなどの発電部から排出される高温の排ガスなどを用いることもできる。
本発明においては、複数の伝熱管を2段で設けられることに限定されず、3段あるいはそれ以上の段数で設けてもよく、第3の伝熱管配列部などをさらに備えた構成とすることもできる。本発明に係る熱交換器は、顕熱回収用に好適であるものの、顕熱回収用であるか潜熱回収用であるかといった区別も問わない。本発明でいう温水装置とは、湯を生成する機能を備えた装置の意であり、一般給湯用、風呂給湯用、暖房用、あるいは融雪用などの各種の給湯装置、および給湯以外に用いられる湯を生成する装置を広く含む。
WH 温水装置
HE1 1次熱交換器(本発明に係る熱交換器)
HE2 2次熱交換器
A1,A2 第1および第2の空間部
Ta,Tb 伝熱管
Ta1,Ta2 端部伝熱管
Tb1,Tb2 端部伝熱管
Ta3,Tb3 中間伝熱管
Ra 第1の伝熱管配列部
Rb1 第1の伝熱管配列部
Rb2 第2の伝熱管配列部
2A,2B フィン(第1および第2のフィン)
3 仕切り部材(缶体内に配された別部材)
6 缶体
17a,17b 補助配管部
60c,60d 側壁部(缶体の)

Claims (5)

  1. プレート状の複数のフィンに貫通した複数の伝熱管と、
    これら複数の伝熱管および前記複数のフィンを内部に収容し、かつ下側または上側から加熱用気体が内部に流入するように設定される缶体と、
    を備えており、
    前記複数の伝熱管の配列構造として、略同一高さに揃えられた3以上の伝熱管が、前記缶体の前後または左右の幅方向に間隔を隔てて並び、かつ前記幅方向の両側には、前記缶体の側壁部または前記缶体内に配された別部材が位置している少なくとも1つの第1の伝熱管配列部を備えており、
    前記第1の伝熱管配列部は、前記幅方向の両端に位置する一対の端部伝熱管のうち、一方の端部伝熱管が熱交換器外部から湯水供給を最初に受けるように構成されている、熱交換器であって、
    前記一方の端部伝熱管に供給されてこの端部伝熱管を通過した湯水を、前記一対の端部伝熱管の相互間に位置する中間伝熱管に流れさせることなく他方の端部伝熱管に導く補助配管部を、さらに備えており、
    前記他方の端部伝熱管を通過した後の湯水が、前記中間伝熱管に流れるように構成されており、
    前記第1の伝熱管配列部とは別に設けられている他の複数の伝熱管が、前記幅方向に間隔を隔てて並び、かつ前記第1の伝熱管配列部に配管接続されていることにより、前記第1の伝熱管配列部の各伝熱管を通過してきた湯水が流通する第2の伝熱管配列部を、さらに備えており、
    前記第1の伝熱管配列部は、前記第2の伝熱管配列部よりも前記加熱用気体の流れ方向の上流側に位置していることを特徴とする、熱交換器。
  2. 請求項1に記載の熱交換器であって、
    前記第1および第2の伝熱管配列部を構成する複数の伝熱管は、左右対称の千鳥配列とされており、
    前記第1および第2の伝熱管配列部どうしの配管接続構造においては、接続対象となる2つの伝熱管の中心間距離P2が、前記第1の伝熱管配列部の伝熱管ピッチP1と同一とされ、かつ前記第2の伝熱管配列部の伝熱管ピッチP3が、前記伝熱管ピッチP1よりも大きくされていることにより、前記接続対象となる2つの伝熱管の中心どうしを結ぶ直線Laの水平に対する傾斜角α1は、60°未満とされている、熱交換器。
  3. 請求項に記載の熱交換器であって、
    前記第1および第2の伝熱管配列部のそれぞれを構成する複数の伝熱管は、上下高さ方向において互いに重なった配置に設けられており、
    前記第1および第2の伝熱管配列部どうしの配管接続は、互いに水平方向に位置ずれして斜め上下の位置関係にある2つの伝熱管を接続することにより行なわれている、熱交換器。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の熱交換器であって、
    前記缶体内に仕切り部材が設けられていることにより、前記缶体内は、前記幅方向において第1および第2の空間部に仕切られており、
    これら第1および第2の空間部のそれぞれに、前記第1の伝熱管配列部が設けられている、熱交換器。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の熱交換器を備えていることを特徴とする、温水装置。
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