JP6260408B2 - ちぢみ意匠化粧板 - Google Patents
ちぢみ意匠化粧板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6260408B2 JP6260408B2 JP2014070590A JP2014070590A JP6260408B2 JP 6260408 B2 JP6260408 B2 JP 6260408B2 JP 2014070590 A JP2014070590 A JP 2014070590A JP 2014070590 A JP2014070590 A JP 2014070590A JP 6260408 B2 JP6260408 B2 JP 6260408B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- acid
- pattern printing
- printing layer
- reactive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
2.以下の工程を順に有するちぢみ意匠化粧材の製造方法。
工程(1)基材上に部分的に、バインダー樹脂及び酸触媒を含有する樹脂組成物を塗布して反応性柄印刷層を形成する工程
工程(2)メラミン樹脂及びアミンブロック化スルホン酸を含むちぢみ塗料を、該反応性柄印刷層が形成された領域及び該反応性柄印刷層が形成されていない領域を含む全面に渡り被覆するように塗布し、焼付けして、その表面にちぢみ模様部と平坦部とを備えるトップコート層を形成する工程
本発明のちぢみ意匠化粧材は、基材、該基材上に部分的に存在する反応性柄印刷層、及びその表面にちぢみ模様部と平坦部とを備え、該反応性柄印刷層が形成された領域及び該反応性柄印刷層が形成されていない領域を含む全面に渡り被覆するトップコート層を順に有し、該反応性柄印刷層がバインダー樹脂及び酸触媒を含有する樹脂組成物を用いてなり、該トップコート層がメラミン樹脂及びアミンブロック化スルホン酸を含むちぢみ塗料を用いてなり、該平坦部が該反応性柄印刷層の直上部及びその近傍に対応した領域に存在することを特徴とするものである。
反応性柄印刷層を設けない部分では、トップコート層を形成するちぢみ塗料は、焼付け処理中に、該トップコート層の表面側より徐々に厚さ方向に向かって、該塗料に含まれるアミノブロック化スルホン酸のアミンが遊離し、スルホン酸が酸触媒として機能してメラミン樹脂が硬化するため、その硬化の時間差により、ちぢみ模様部が形成する。一方、反応性柄印刷層の直上部及びその近傍では、この樹脂組成物に含まれる酸触媒と、トップコート層を形成するちぢみ塗料に含まれるメラミン樹脂との作用により、トップコート層の焼付け処理中にちぢみ塗料がトップコート層の厚さ方向に速やかに硬化が進行する。そのため、メラミン樹脂の硬化の時間差が生じないため、ちぢみ模様部よりも平滑な平坦部が形成すると考えられる。
図1及び2は、本発明のちぢみ意匠化粧材の一つの態様の断面を示す模式図である。図1に示されるちぢみ意匠化粧材10は、基材1、反応性柄印刷層2、及びその表面にちぢみ模様部3Aと平坦部3Bとを備えるトップコート層3を有している。また、図2に示されるちぢみ意匠化粧材10は、基材1、プライマー層4、ベースコート層5、装飾層6、反応性柄印刷層2、及びその表面にちぢみ模様部3Aと平坦部3Bとを備えるトップコート層3を有している。
基材としては、金属、無機非金属(セラミックス系、非セラミックス窯業系等)、木質、樹脂からなるものが好ましく挙げられ、これらの混合系からなるものであってもよいし、またこれらの積層物等の複合系であってもよい。
基材の形状は特に限定されず、例えば、平板、曲面板、多角柱等の形状を任意に採用でき、用途に応じて適宜選択することができる。
このような金属材料からなる金属板としては、例えば、軟鋼板、電鋳鉄箔、ステンレス鋼板、アルミニウム板、ジュラルミン板、鋼板等の板材、あるいはこれらに亜鉛、錫、アルミニウム、銅、クロム、ニッケル等の1種又は2種以上をめっきしたもの等が挙げられる。2種以上のめっきは、例えば、鉄と亜鉛の合金めっき、アルミニウムと亜鉛の合金めっき等がある。この様な金属板の具体例としては、例えば、電気亜鉛めっき鋼板、合金溶融亜鉛めっき鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板、アルミニウム合金溶融亜鉛めっき鋼板、合金電気めっき鋼板、制振鋼板等の鋼板が挙げられる。
また、基材が金属板以外の場合は、通常0.2〜5mm程度である。
反応性柄印刷層は、基材上に部分的に存在する層であり、バインダー樹脂及び酸触媒を含有する樹脂組成物を用いてなる層であり、上記のようにトップコート層との相互作用により平坦部を発現させると考えられる層である。
有機スルホン酸としては、ドデシルベンゼンスルホン酸、メタンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、ジノニルナフタレンスルホン酸、及びジノニルナフタレンジスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸等が好ましく挙げられ、これらを単独で、又は複数種を組み合わせて用いることができる。
また、該樹脂組成物は、塗布適性を向上させる観点から、有機溶剤で希釈したものであってもよい。有機溶剤としては、アセトン、テトラヒドロフラン、メタノール、エタノール、イソプロパノール、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、γ−ブチロラクトン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、エチルセロソルブアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、トルエン、キシレン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等が好ましく挙げられ、これらを単独で又は複数種を組み合わせて用いることができる。
これらの中でも、溶解性の観点から、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、酢酸ブチル、シクロヘキサノン、エチレングリコールモノブチルエーテル等が好ましい。
トップコート層は、その表面にちぢみ模様部と平坦部とを備え、上記の反応性柄印刷層が形成された領域及び該反応性柄印刷層が形成されていない領域を含む全面に渡り被覆する層であり、メラミン樹脂及びアミンブロック化スルホン酸を含むちぢみ塗料を用いてなる層である。そして、トップコート層は、ちぢみ模様部と平坦部を備えることで、凹凸模様による優れた質感、触感とともに、艶差による優れた意匠性を発現するとともに、全面に渡り被覆する層であることから、化粧材に耐傷性や耐候性といった表面特性をも付与する層である。
メラミン樹脂としては、凹凸模様による優れた質感、触感とともに、艶差による優れた意匠性を得る観点から、アルキロール化メラミン樹脂が好ましく、メチロール化メラミン樹脂がより好ましい。このようなメチロール化メラミン樹脂としては、トリメチロール化メラミン樹脂、ヘキサメチロール化メラミン樹脂、ヘキサメトキシメチル化メラミン樹脂、ヘキサエトキシメチル化メラミン樹脂、N,N',N"−トリメチル−N,N',N"−トリメチロール化メラミン樹脂、N,N',N"−トリメチロール化メラミン樹脂、N−メチロール化メラミン樹脂、N,N'−ジ(メトキシメチル)化メラミン樹脂、N,N',N"−トリブチル−N,N',N"−トリメチロール化メラミン樹脂等が好ましく挙げられ、なかでもメトキシ基を3個以上有するヘキサメトキシメチル化メラミン樹脂、ヘキサエトキシメチル化メラミン樹脂がより好ましい。
第2級アミンとしては、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジアリルアミン、ジアミルアミン、ジブチルアミン、ジメチルプロピルアミン、メチルヘキシルアミン、ピペリジン等が好ましく挙げられ、ジアルキルアミンが低臭であり、かつ美しいちぢみが得られる観点から好ましい。
第3級アミンとしては、ジメチルアリルアミン、メチルジアリルアミン、トリアリルアミン、メチルモルホリン、メチルピペリジン、ピリジン等が好ましく挙げられ、低臭であり、かつ美しいちぢみが得られる観点から鎖状アミンが好ましい。
また、ポリエステル樹脂の数平均分子量は、1,000〜50,000であることが好ましく、2,000〜25,000であることがより好ましい。
プライマー層は、基材とトップコート層、あるいは基材と所望に応じて設けられるベースコート層との間に設けられ、基材とその上に設けられる層との密着性を向上させるために、所望に応じて設けられる層である。
プライマー層の形成に用いられる材料としては特に制限はないが、例えばウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリプロピレン樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂等が好ましく挙げられ、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂がより好ましい。
また、プライマー層の厚さは、0.5〜10μmであることが好ましく、より好ましくは0.5〜7μmである。厚さが上記範囲内であると、効率よく優れた密着性が得られる。
ベースコート層は、基材を隠蔽し、基材が着色していたり色ムラがある場合に、意図した色彩を与えて表面の色を整えるために、所望に応じて設けられる層である。よって、ベースコート層は、不透明色で形成し、全面に渡って一様に形成される層であることが好ましい。
また、ベースコート層を形成する塗料には、塗布適性を向上させる観点から、有機溶剤で希釈したものであってもよい。有機溶剤としては、上記の反応性柄印刷層を形成する樹脂組成物を希釈するものとして例示した有機溶剤を好ましく例示することができる。
装飾層は、本発明の化粧板に装飾性を付与する層であり、所望に応じて設けられる層であり、均一に着色が施された着色層(ベタ印刷層)でもよいし、種々の模様をインキと印刷機を使用して印刷することにより形成される模様層であってもよく、またこれらを組み合わせた層であってもよい。
模様としては、上記の反応性柄印刷層の模様として例示した模様を好ましく例示することができる。また、反応性柄印刷層との関係において、反応性柄印刷層と同じ又は対応する模様を採用することで、当該模様と平坦部とが同調することによる、これまでにない意匠性を得ることができる。
本発明のちぢみ意匠化粧材の製造方法は、工程(1)基材上に部分的に、バインダー樹脂及び酸触媒を含有する樹脂組成物を塗布して反応性柄印刷層を形成する工程、及び工程(2)メラミン樹脂及びアミンブロック化スルホン酸を含むちぢみ塗料を、該反応性柄印刷層が形成された領域及び該反応性柄印刷層が形成されていない領域を含む全面に渡り被覆するように塗布し、焼付けして、その表面にちぢみ模様部と平坦部とを備えるトップコート層を形成する工程を順に有することを特徴とするものである。
上記工程(1)により反応性柄印刷層を形成した後、ちぢみ塗料を該反応性柄印刷層が形成された領域及び該反応性柄印刷層が形成されていない領域を含む全面に渡り被覆するように塗布する。塗布する方法としては、例えばバーコート法、カーテンフローコーター法、ロールコート法、リバースロールコート法、コンマコート法等から適宜選択すればよい。
この焼付けにより、トップコート層の表面にちぢみ模様部と、反応性印刷層の直上部及びその近傍に対応した領域に存在する平坦部が形成することは、上記説明した通りである。
所望に応じて設けられるベースコート層は、上記工程(1)の反応性柄印刷層を形成する前に、該ベースコート層を形成する塗料をバーコート法、カーテンフローコーター法等の公知の塗布方法により塗布し、焼付け処理を行い形成すればよい。焼付け処理の条件は、トップコート層の焼付け条件と同じである。
1.外観の評価(艶差の評価)
実施例及び比較例で得られた化粧材について、その外観を目視し、以下の基準で評価した。
◎ :平坦部が平滑であり、柄に応じた優れた艶差が確認された。
○ :平坦部に若干ゆず肌(凹凸)が確認されたが、柄に応じた艶差が確認された。
△ :平坦部にゆず肌(凹凸)が確認され、艶差は若干劣るが、実用上問題なかった。
× :艶差はほとんど確認されなかった。
2.外観の評価(質感の評価)
実施例及び比較例で得られた化粧材について、その外観の質感、触感を以下の基準で評価した。
◎ :平坦部が平滑であり、ちぢみ模様部との違いが明確であり、優れた質感及び触感が確認された。
○ :平坦部に若干のゆず肌(凹凸)が確認されたが、質感及び触感が確認された。
△ :平坦部にゆず肌(凹凸)が確認され、質感及び触感は若干劣るが、実用上問題なかった。
× :平坦部に著しいゆず肌(凹凸)が確認される、又は平坦部が存在せず、質感及び触感は確認されなかった。
3.加工性の評価
実施例及び比較例で得られた化粧材について、内曲げR:1、及び内曲げR:2で曲げ加工を施し、曲げ部分における外観を以下の基準で評価した。
◎ :クラックは全く確認されなかった。
○ :クラックはほとんど確認されなかった。
△ :クラックは若干確認されたものの、実用上問題なかった。
× :クラックが確認された。
4.60°光沢値の測定
実施例及び比較例で得られた化粧材について、その表面の平坦部の艶をグロスメーター(「VG2000(型番)」,日本電色工業株式会社社製)を使用し、入射光60度の条件で測定した。また、トップコート層の厚さが同じであり、反応性柄印刷層に酸触媒を含まない比較例の化粧材との差を算出し、60°光沢値の差とした。
ポリエステル系着色塗料(固形分:38%,DICグラフィックス株式会社製,色:鉄黄系)をキシレン及びシクロヘキサノンの混合溶媒(質量比1:1)で希釈して、粘度0.20Pa・sのベースコート層形成用塗料を調製した。電気亜鉛めっき鋼板(厚さ:0.6mm)を基材とし、該基材上に焼付け後の厚さが18μmとなるように、バーコート法で該ベースコート層形成用塗料を塗布して、該基材の最高到達温度224℃の条件で焼き付けて、硬化状態のベースコート層を形成した。
次いで、アルキッド系クリヤインク(固形分:58%,長島ペイント工業株式会社製)の樹脂分(固形分)100質量部に対して、スルホン酸系酸触媒を3.4質量部添加し、エチレングリコールモノブチルエーテルで希釈して、粘度0.08Pa・sの反応性柄印刷層形成用の樹脂組成物を調製し、グラビアオフセット法で格子模様を印刷して反応性柄印刷層を形成した。
次いで、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、及びアミンブロック化スルホン酸を含むちぢみ塗料(固形分:55%,BASFジャパン株式会社製)を、シクロヘキサノン、酢酸ブチル、アルキルベンゼン及びブチルセロソルブの混合溶媒(質量比4:3:12:1)で希釈して、粘度0.08Pa・sのちぢみ塗料を調製し、焼付け後の厚さが15μmとなるように、ちぢみ塗料をバーコート法で塗布して、基材の最高到達温度224℃の条件で焼き付けて、硬化状態のトップコート層を形成し、ちぢみ意匠化粧板を得た。得られた化粧板のトップコート層は、その表面にちぢみ模様部と、反応性柄印刷層の直上部及びその近傍に対応した領域に存在する平坦部とを有していた。
得られた化粧材について上記の評価を行った。評価結果を第1表に示す。
実施例1において、反応性柄印刷層形成用の樹脂組成物中の酸触媒の添加量、トップコート層の厚さを第1表及び第2表に示されるものとした以外は、実施例1と同様にして、各々実施例2〜12のちぢみ意匠化粧材を得た。得られた化粧材について上記の評価を行い、その評価結果を第1表及び第2表に示す。
実施例1、5、7、9、及び11において、反応性柄印刷層形成用の樹脂組成物にスルホン酸系酸触媒を添加しなかった以外は、実施例1、5、7、9、及び11と同様にして、各々比較例1〜5の化粧材を得た。得られた化粧材について上記の評価を行い、その評価結果を第1表及び第2表に示す。
実施例5において、反応性柄印刷層形成用の樹脂組成物中の酸触媒の添加量を6.9質量部とし、かつ該樹脂組成物に、樹脂分100質量部に対してパール顔料17.2質量部をさらに添加した以外は、実施例5と同様にして、実施例13のちぢみ意匠化粧材を得た。得られた化粧材について上記の評価を行い、その評価結果を第3表に示す。
実施例5において、反応性柄印刷層形成用の樹脂組成物における、アルキッド系クリヤインクをアルキッド系黒色インク(固形分:46%,長島ペイント工業株式会社製)を用いた以外は、実施例5と同様にして、実施例14のちぢみ意匠化粧材を得た。得られた化粧材について上記の評価を行い、その評価結果を第3表に示す。
これらの実施例及び比較例の結果から、本発明のちぢみ意匠化粧材は、凹凸模様による優れた質感、触感とともに、艶差による優れた意匠性を兼ね備えており、また加工性にも優れていることが確認された。
2. 反応性柄印刷層
3. トップコート層
3A.ちぢみ模様部
3B.平坦部
4. プライマー層
5. ベースコート層
6. 装飾層
10.ちぢみ意匠化粧材
Claims (6)
- 基材、該基材上に部分的に存在する反応性柄印刷層、及びその表面にちぢみ模様部と平坦部とを備え、該反応性柄印刷層が形成された領域及び該反応性柄印刷層が形成されていない領域を含む全面に渡り被覆するトップコート層を順に有し、該反応性柄印刷層がバインダー樹脂及び酸触媒を含有する樹脂組成物を用いてなり、該トップコート層がメラミン樹脂及びアミンブロック化スルホン酸を含むちぢみ塗料を用いてなり、該平坦部が該反応性柄印刷層の直上部及びその近傍に対応した領域に存在する、ちぢみ意匠化粧材。
- トップコート層の厚さが12〜33μmである請求項1に記載のちぢみ意匠化粧材。
- 酸触媒が有機スルホン酸である請求項1又は2に記載のちぢみ意匠化粧材。
- 有機スルホン酸がドデシルベンゼンスルホン酸、メタンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、ジノニルナフタレンスルホン酸、及びジノニルナフタレンジスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、及びトリフルオロメタンスルホン酸から選ばれる少なくとも一種である請求項3に記載のちぢみ意匠化粧材。
- 酸触媒の含有量がバインダー樹脂100質量部に対して2.5〜11.5質量部である請求項1〜4のいずれかに記載のちぢみ意匠化粧材。
- 以下の工程を順に有するちぢみ意匠化粧材の製造方法。
工程(1)基材上に部分的に、バインダー樹脂及び酸触媒を含有する樹脂組成物を塗布して反応性柄印刷層を形成する工程
工程(2)メラミン樹脂及びアミンブロック化スルホン酸を含むちぢみ塗料を、該反応性柄印刷層が形成された領域及び該反応性柄印刷層が形成されていない領域を含む全面に渡り被覆するように塗布し、焼付けして、その表面にちぢみ模様部と平坦部とを備えるトップコート層を形成する工程
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014070590A JP6260408B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | ちぢみ意匠化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014070590A JP6260408B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | ちぢみ意匠化粧板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015189219A JP2015189219A (ja) | 2015-11-02 |
JP6260408B2 true JP6260408B2 (ja) | 2018-01-17 |
Family
ID=54424137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014070590A Active JP6260408B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | ちぢみ意匠化粧板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6260408B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7500924B2 (ja) * | 2019-07-04 | 2024-06-18 | Toppanホールディングス株式会社 | プリント鋼板 |
JP7212870B2 (ja) * | 2020-09-28 | 2023-01-26 | 大日本印刷株式会社 | 化粧シート、化粧材、版、および化粧シートの製造方法 |
JP7154728B1 (ja) | 2021-05-24 | 2022-10-18 | サカタインクス株式会社 | 積層体及びその製造方法、並びにその積層体の製造に適した金属印刷用インキ組成物及びオーバープリントニス組成物のセット |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5234654B2 (ja) * | 1971-11-27 | 1977-09-05 | ||
JPS4919847A (ja) * | 1972-06-12 | 1974-02-21 | ||
JPS5139562B2 (ja) * | 1973-08-23 | 1976-10-28 | ||
JPS5241652A (en) * | 1976-10-04 | 1977-03-31 | Dainippon Toryo Co Ltd | Method for surfacing |
US4812336A (en) * | 1987-03-23 | 1989-03-14 | Nippon Oil And Fats Co., Ltd. | Process for the production of patterned decorative materials |
JPH01104375A (ja) * | 1987-03-23 | 1989-04-21 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 模様化粧材の製造方法 |
JPH06182957A (ja) * | 1992-12-15 | 1994-07-05 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シート及び該化粧シートの製造方法 |
-
2014
- 2014-03-28 JP JP2014070590A patent/JP6260408B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015189219A (ja) | 2015-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11499322B2 (en) | Floor panel and method for manufacturing a floor panel | |
US8846150B2 (en) | Building material having a fluorocarbon based capstock layer and process of manufacturing same with less dimensional distortion | |
JP6834944B2 (ja) | 外装用化粧材及びその製造方法 | |
JP6550916B2 (ja) | 化粧板及びその製造方法 | |
CN102733534A (zh) | 建筑板及其制造方法 | |
JP6260408B2 (ja) | ちぢみ意匠化粧板 | |
KR101740917B1 (ko) | 가구 및 건축자재용 고후도 opet 시트 및 이의 제조방법 | |
US12037504B2 (en) | Decorative material, manufacturing method of decorative material, laminated body using decorative material | |
JP5119637B2 (ja) | 化粧シート | |
KR100968698B1 (ko) | 내스크래치성과 내오염성이 우수한 표면처리제 및 이를코팅한 피브이씨 장식시트 | |
JP2008087158A (ja) | 化粧シート | |
JP5028932B2 (ja) | 化粧シート | |
KR20130019901A (ko) | 가구용 하이그로시 데코시트 | |
KR100395148B1 (ko) | 환경친화적 착색 크리어 도장강판 | |
JP2018108658A (ja) | 化粧金属板及び浴室ユニット | |
RU2661991C1 (ru) | Способ изготовления декоративной панели и декоративная рельефная панель | |
RU2365513C2 (ru) | Способ декорирования изделия и декоративный элемент | |
KR101056908B1 (ko) | 내오염성 및 내스크래치성이 우수한 표면처리제를 적용한피브이씨 장식시트 | |
JP5274752B2 (ja) | 化粧板 | |
JP2005211707A (ja) | 硬化性樹脂エンボス化粧板及びその製造方法 | |
JP2021160233A (ja) | 屋外向け吸盤粘着化粧シート | |
JP2021160234A (ja) | 屋外向け吸盤粘着化粧シート | |
JP2022076198A (ja) | 化粧板 | |
KR20120075764A (ko) | 강판 프린팅용 열경화성 잉크조성물 및 이를 이용한 강판 제조방법 및 그 강판 | |
JP2021091133A (ja) | 化粧板、化粧板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6260408 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |