JP6258642B2 - カフェインレス嗜好性飲料、カフェイン風味付与剤、及びカフェインレス嗜好性飲料にカフェイン風味を付与する方法 - Google Patents
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Description
しかし、コーヒーや茶などに含まれるカフェインは、中枢神経系統、心臓、胃液分泌と消化を刺激するので、これらの刺激への感受性が強い人や、高齢者、乳幼児などはコーヒーや紅茶を摂取するのは好ましくないとされている。
そのため、コーヒーや茶などの中からカフェインを除去したカフェインレスコーヒーやカフェインレスの緑茶飲料などが開発され、市販されている。
しかし、カフェインはコーヒーや茶などの主な呈味成分の一つであり、これを除去してしまうとコーヒーや茶などが本来持つ呈味が薄れてしまい、風味が損なわれてしまうという問題があった。
特許文献1では、カフェインレスコーヒーにテアニンを添加することにより、カフェインレスコーヒーの風味を改善する提案がなされている。
特許文献2では、カフェインレスコーヒーにイソ吉草酸エチルを含有することにより、カフェインレスコーヒーの風味が改善され、コーヒー本来の風味に近づけられることが記載されている。
特許文献3では、コーヒー分に、バリン、ロイシン、イソロイシンなどの中性アミノ酸を添加してなるコーヒー製品とすることで、脱カフェイン処理により低下した呈味を補うことができることが記載され、これにより苦味が補強され、コーヒー製品の苦味、ひいてはコーヒー感を調整することが可能であると記載されている。
乳酸カリウムは、調味料(特許文献4)、塩味強化剤(特許文献5)や、飲料用pH調整剤(特許文献6)としての使用が知られている。
しかしながら、硫酸カリウムや乳酸カリウムを、カフェインレスの嗜好性飲料に添加してカフェイン風味を付与できることは知られていない。
本発明は、コーヒーや茶などのカフェインレス嗜好性飲料の風味を、本来のカフェイン量を含有するコーヒーや茶などの飲料が持つ風味に近づけ、コーヒーや茶などの本来の嗜好性を供えたカフェインレス嗜好性飲料を提供することを目的としている。
項1.硫酸カリウム及び/又は乳酸カリウムを含有することを特徴とする、カフェインレス嗜好性飲料。
項2.カフェインレス嗜好性飲料が、カフェインレスのコーヒー、紅茶、緑茶、又は炭酸飲料である、項1記載のカフェインレス嗜好性飲料。
項3.低減されたカフェイン1質量部に対して、硫酸カリウム及び/又は乳酸カリウムを0.001〜5質量部含有する、項1又は2記載のカフェインレス嗜好性飲料。
項4.硫酸カリウム及び/又は乳酸カリウムを含有することを特徴とする、カフェインレス嗜好性飲料に対するカフェイン風味付与剤。
項5.項4に記載のカフェイン風味付与剤を含有するカフェインレス嗜好性飲料。
項6.硫酸カリウム及び/又は乳酸カリウムをカフェインレス嗜好性飲料に添加することを特徴とする、カフェインレス嗜好性飲料にカフェイン風味を付与する方法。
本発明の対象となるカフェインレス嗜好性飲料としては、カフェインレスのコーヒー、紅茶、緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶、ココアなどの飲料や、コーラなどの炭酸飲料などが挙げられる。
コーヒー、紅茶、緑茶などの飲料や、コーラなどの炭酸飲料では、凡そ次のような量のカフェインを含有している。
コーヒー:0.7mg/ml、紅茶:0.2mg/ml、緑茶:0.2mg/ml、コーラ:0.1mg/ml
カフェインレス嗜好性飲料とは、本来カフェインを含んでいる嗜好性飲料からカフェインを取り除いたり、通常はカフェインを添加する嗜好性飲料にカフェインの添加を行わないことで、カフェインを一部又は全部を含まなくなった嗜好性飲料のことを意味し、デカフェ嗜好性飲料やカフェインフリー嗜好性飲料ともいう。
本明細書において、カフェインレス嗜好性飲料とは、カフェインを全く含有しないか、又は本来の各嗜好性飲料が含有するカフェイン含量を50%以下に、好ましくは30%以下に、さらに好ましくは10%以下に低減した嗜好性飲料をいう。
本発明の硫酸カリウムや乳酸カリウムは、市販されているものを使用することができる。
各嗜好性飲料において低減されたカフェイン1質量部に対して、硫酸カリウム又は乳酸カリウムを0.001〜5質量部、好ましくは0.01〜4質量部、さらに好ましくは0.1〜3質量部添加すれば、低減されたカフェイン風味を補うことができる。
例えば、本来の紅茶には0.2mg/mlのカフェインが含まれているが、カフェインを全く含有しないカフェインレス紅茶に対しては、硫酸カリウム及び/又は乳酸カリウムを0.0002〜1mg/ml、好ましくは0.002〜0.8mg/ml、さらに好ましくは0.02〜0.6mg/ml添加すれば、低減されたカフェインの風味を補い、本来のカフェイン量を含有する紅茶の風味に近づけることができる。
低減されたカフェイン1質量部に対して、硫酸カリウムや乳酸カリウムの添加が0.001質量部より少ないとカフェイン風味を補う効果が十分ではなく、また、5質量部より多いと硫酸カリウムや乳酸カリウムの呈味を感じるので、いずれも好ましくない。
カフェインレス嗜好性飲料に、硫酸カリウム及び/又は乳酸カリウムを含有させることで、カフェイン風味を付与することができる。
硫酸カリウム及び乳酸カリウムは、カフェインレス嗜好性飲料に対して、カフェインの風味付与剤、さらに言えばカフェインの代替物として使用することができる。
本発明のカフェイン風味付与剤には、本発明の効果を阻害しない限度において、香料、色素、酸化防止剤(例えば、酵素処理イソクエルシトリンなど)、保存料、ビタミン類、カルシウム類、ミネラル類などを含むこともできる。
カフェインレス嗜好性飲料に、硫酸カリウム及び/又は乳酸カリウムを添加することにより、カフェインレス嗜好性飲料にカフェイン風味を付与することができる。
硫酸カリウム及び/又は乳酸カリウムの添加量は、段落0011に記載の通りである。
なお、以下の記載において「%」は質量%を示す。
(1)紅茶抽出液(デカフェアールグレイ)・・・(株)ルピシアの茶葉を使用
(2)紅茶抽出液(アールグレイ)・・・ (株)ルピシアの茶葉を使用
各茶葉5gに対して90℃の湯100gを用い、2分間静置抽出した。その後140メッシュにて茶葉を除去後冷却し、330メッシュにてろ過した。
水で希釈して、各抽出液のBrix(可溶性固形分濃度)を0.2%になるよう調製した。
このようにして得られた(1)のカフェインレス紅茶抽出液に、硫酸カリウム、乳酸カリウムを表1に記載の濃度で添加して、次の基準で官能にて、無添加区、及び(2)の本来カフェインを含有する紅茶抽出液(比較例1)と比較して評価した。
また、(1)のカフェインレス紅茶抽出液100mlに、カフェイン(白鳥製薬製)を20mg添加(添加濃度0.02%)して、同様に官能評価を行った。
×:無添加区と比べて効果が無い、又は異味がある。
△:比較例1に比べて風味(苦味とキレ)が弱い
○:比較例1にやや近い風味(苦味とキレ)がある
◎:比較例1に近い風味(苦味とキレ)がある
実験例1と同じ紅茶抽出液(デカフェアールグレイ)を使用し、表2の各種カリウム塩を添加して、官能にて無添加区及び比較例1(本来のカフェイン含有紅茶抽出液)と比較して、実験例1と同様にして、効果を評価した。
各種カリウム塩の添加量は、同程度の苦味となるように調整した。
その他のカリウム塩(比較例A〜E)では、十分な効果が認められず、この効果は硫酸カリウム及び乳酸カリウムに特有の効果であるといえる。
(1)表3の処方に基づき、水に各原料を溶解後、全量補正した。
(2)得られたシロップ20部と炭酸水80部を、容器に充填した。
(3)70℃20分間加熱殺菌して、炭酸飲料(コーラ風味)を調製した。
このようにして調製したカフェインを含有しない炭酸飲料に、硫酸カリウム、乳酸カリウムを表4の濃度で添加し、実験例1と同様にして、無添加区及び比較例2(カフェインを添加した炭酸飲料)と比較して、官能にて効果を確認した。
×:無添加区と比べて効果が無い、又は異味がある。
△:比較例2に比べて風味(苦味とキレ)が弱い
○:比較例2にやや近い風味(苦味とキレ)がある
◎:比較例2に近い風味(苦味とキレ)がある
(1)コーヒー抽出液(スターバックスコーヒー製のコモドドラゴンブレンドのコーヒー豆を使用)
(2)ディカフェコーヒー抽出液(スターバックスコーヒー製のディカフェコモドドラゴンブレンドのコーヒー豆を使用)
中挽きしたコーヒー豆に7倍量の熱水を加えて抽出し、水で希釈して、各抽出液のBrix(可溶性固形分濃度)を1.5%になるよう調製した。
得られた(2)のカフェインレスコーヒー抽出液に、硫酸カリウム、乳酸カリウムを表5に記載の濃度で添加し、官能にて無添加区、及び(1)の本来のカフェイン含有コーヒー抽出液(比較例3)と比較して、効果を評価した。結果を表5に示した。
また、(2)のカフェインレスコーヒー抽出液100mlに、カフェイン(白鳥製薬製)を40mg添加(添加濃度0.04%)して、同様に官能評価を行った。
×:無添加区と比べて効果が無い、又は異味がある。
△:比較例3に比べて風味(苦味とキレ)が弱い
○:比較例3にやや近い風味(苦味とキレ)がある
◎:比較例3に近い風味(苦味とキレ)がある
茶葉は、(株)ティーアンドフーズの低カフェイン煎茶「晴日」(カフェインを90%以上低減)を使用し、茶葉6gに対して70℃の湯100gを用い、2分間30秒静置抽出した。140メッシュにて茶葉を除去後冷却し、330メッシュにてろ過して、水で希釈してBrix(可溶性固形分濃度)を0.2%になるよう調製した。
得られたカフェインレス緑茶に、硫酸カリウム、乳酸カリウムを表6に記載の濃度で添加し、官能にて無添加区、及びカフェインを添加した緑茶(比較例4)と比較して、効果を評価した。結果を表7に示した。
Claims (5)
- 乳酸カリウムを含有することを特徴とする、カフェインレス嗜好性飲料。
- カフェインレス嗜好性飲料が、カフェインレスのコーヒー、紅茶、緑茶、又は炭酸飲料である、請求項1記載のカフェインレス嗜好性飲料。
- 低減されたカフェイン1質量部に対して、乳酸カリウムを0.001〜5質量部含有する、請求項1又は2記載のカフェインレス嗜好性飲料。
- 硫酸カリウム及び/又は乳酸カリウムを含有することを特徴とする、カフェインレス嗜好性飲料に対するカフェイン風味付与剤。
- 硫酸カリウム及び/又は乳酸カリウムを、カフェインレス嗜好性飲料に添加することを特徴とする、カフェインレス嗜好性飲料にカフェイン風味を付与する方法。
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