JP6257384B2 - 会議室などの部屋入口に設置される端末ホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、会議室予約システム等のような特定範囲の人又は不特定の人が複数の部屋の中からいずれかの部屋を使用することについて、予約をしたり解約をしたりするなど、前記各部屋の使用に関する管理運用のための、例えば予約システムにおいて、各部屋の入口近傍に設置される、表示装置を兼ねたタブレット型コンピュータ(以下、「タブレット型端末」、又は、単に「端末」ともいう)を着脱可能に装着して保持するための端末ホルダーに関する。
従来より、複数の会議室や貸室などの部屋を使用したり借用したりするための予約システムが特許文献1や2などにより知られているが、このような部屋の予約システムにおいては、各部屋の現時点の状況、例えば使用中なのか空いているのか、或は使用予約が入っているのか等を表示したり、あるいはその部屋を使用する者が部屋に入るときの本人確認やその登録などのほか、使用開始等の情報を管理センターに通知する入力をするために、各部屋の入口の脇などにタブレット型端末が設けられている。
上記の入口近傍に設けられるタブレット端末は、悪戯操作されたり持ち去られないようにするために、タッチ式の入力画面を兼ねた表示画面のみを露出させて他の部位はカバーされた態様で枠状のホルダーに保持させて入口近くの壁面に設置されているが、このような端末ホルダーでは、様々な問題を抱えたままで設置されているのが現状である。
すなわち、タブレット型端末は、表示画面(入力画面)が同サイズであってもメーカーの違いによって筐体(端末本体)の大きさが微妙に異なっており、また、同一メーカーの端末でも機種によって画面サイズが異なりそれが筐体の大きさに反映されているため、このような様々な態様のサイズ違いに対応するには、使用する端末のサイズ毎に異なるホルダーを準備しなければならなかった。
また、サイズ違いの問題だけではなく、各端末はその操作系が端末筐体の外周面に設置されるという独自設計やメーカーや機種によっても操作系の配置が異なる等の相違点もあるため、端末ホルダーではこれらの点も吸収できるフレキシビリティーな構造が求められる。
特開2013−20368号公報 特開2002−259850号公報
そこで本発明は、メーカーや機種の違いによって生じている端末筐体の大きさの違いや、画面大きさの違いと画面の大きさによる筐体サイズの違いに一つのホルダーで対応できるのみならず、タブレット型端末に独自態様で設置された操作系にも対応することができるタブレット端末用のホルダーを提供することを、その課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本発明端末ホルダーの構成は、会議室等の部屋の入口近傍の壁面に取付けられる大略箱状等の支持台状で外形が保持するタブレット端末の外形より小さいベースブロックであって、該ベースブロックは、その背面が前記壁面に固定される取付面であると共に前面が前記タブレット端末の支持面として該タブレット端末の保持構造を着脱可能に具備しており、該タブレット端末の保持構造は、前記ベースブロックの外形に見合う角穴を中心部に形成して前記ベースブロックの支持面に取り付けられるベース板と、該ベース板の前面に配置される前記端末の画面大きさに見合う画面用角穴が形成された表面板と、該表面板と前記ベース板との間の四隅に配置され当該ベース板と表面板に挟持されるスペーサを備えて形成され、前記タブレット端末は、前記ベース板と表面板の間に、前記スペーサに囲まれて挟持されるようにしたことを特徴とするものである。
本発明端末ホルダーにおいては、支持台状のベースブロックの底壁は壁面への取付面となり、当該底壁には、電源用コードを間仕切りを含む壁面側から引き込むためのコード穴と、引き込んだコードを保持する切込みによるコード挟持部が、前記コード穴の輪郭に連続して形成されている。前記底壁には、このブロックを壁面に固定するためのビス穴が四隅の4箇所に設けられている。一方、ベースブロックの前面例(前記底壁の反対側)には、左右の側壁を外側に90°折り曲げた翼状片が支持面として形成され、該翼状片には後述するベース板を固定するためのビス穴が設けられている。なお、前記の左右の翼状片と左右の側壁の境界部位(折り曲げ部)には、コードを通すための角穴が設けられている。
前記ベースブロックの前面には、その翼状片を支持面として取り付けられる、上記タブレット型端末の保持構造におけるベース板が設けられる。このベース板は、本発明端末ホルダ―が保持するタブレット型端末の外形より一回り程度大きい外形を有し、中央部位に前記ベースブロック本体の外形と同程度の大きさの角穴が形成されている。
一方、このベース板には、前記ベースブロックの翼状片(支持面)に設けたビス穴に皿ビスを入れて捩じ込むためのビス穴が、前記角穴の左右側辺の外側に4個設けられている。左右側のビス穴において、上下のビス穴の間には、挟持する複数種の端末の厚さの微小な違いを埋めて(調整して)各端末をきちっと保持するための調整材として、適宜厚さのテープ状部材が配設されており、該部材は、緩衝材としての作用もある。このベース板の左右側辺の高さ方向の中間部位には、当該ベース板の内部に向かって伸びた水平向きのスリットがタブレット端末コード通し部として設けられている。スリットの深さは、ベース板が取り付けられたベースブロックの翼状片の外側近くまである。
他方、このベース板の前面には、その四隅の近傍に、後述するスペーサに結合するための左右に並ぶ2本を1組とするスペーサ結合用ピンと、この2本ピンの間に透設した後述する表面板から捩じ込まれる皿ビスが螺入されるネジ穴とが設けられている。
前記ベース板の前面の四隅近傍に立設した2本1組のピンには、保持する端末の厚さに見合う厚さを有するブロック状のスペーサが、当該スペーサの裏面(背面)に設けた2個のピン穴において結合され、ベース板前面の四隅に配置されるようになっている。従って、ベース板に配置されるスペーサは4個である。各スペーサの2個のピン穴の間には、後述する表面板から挿入されてベース板のビス穴に捩じ込まれるビスが貫通するビス貫通孔が設けられている。なお、スペーサの平面形状は後述する実施例の形状に限られるものではない。スペーサは、その厚さが保持するタブレット端末の厚さに見合ったものであると共に、平面形状が保持する当該端末の隅部の外輪郭に沿えるものであれば、形状は任意である。
ベースブロックの翼状片にビス止めにより取り付けられ、前面略四隅にスペーサがピン結合で装着されたベース板には、保持したい端末がその四隅で前記スペーサに囲まれた態様で配置される。そしてその端末の上から表面板を配置して、当該表面版の四隅近傍に設けた皿ビス用のビス穴から皿ビスを、スペーサの貫通孔を通してベース板のビス穴(2本のピンの間のビス穴)に捩じ込む。これによって保持したい端末が、その正面サイドは画面を露出させて保持されることになるが、保持された端末は、その全周の側面(厚みサイド)がベース板と表面板の間で外部に露出した保持態様になる。
上記態様での端末保持を実現するため、表面板は、その外形がベース板の外形と略同一に形成されており、当該表面板の中央部位には保持する端末の画面を見たりタッチ操作するために好ましくは当該画面と略同等乃至同等でなくとも僅かに大きいか小さい程度の角穴が形成されている。
また、表面板の四隅近傍には、前記ベース板における2本のピンの間に設けられたビス穴と同軸上にここでは皿ビス用のビス穴が設けられている。さらに、前記表面板の角穴の左右の脇には小孔が透設されている。この小孔は保持した端末の筐体の内部に設置された操作ボタンを細い棒やピンを入れて押し操作する(例えばホーム画面に戻す等)ための孔である。なお、保持する端末の機種によって設ける小孔の位置は異なる。また、表面板はベース板の厚さより十分に小さくしている。端末の厚さがスペーサの厚さよりわずかに大きい場合でも該表面板が撓んで対応できるようにするためである。表面板の厚さをより大きくするかどうかは任意である。
本発明端末ホルダーは、部屋の入口近傍の壁面に取付けられる大略箱状等の支持台状で外形が保持するタブレット端末の外形より小さい外形のベースブロックであって、該ベースブロックは、その背面が前記壁面に固定される取付面であると共に前面が前記タブレット端末の支持面として該タブレット端末の保持構造を着脱可能に具備しており、該タブレット端末の保持構造は、前記ベースブロックの大きさに見合う角穴を中心部に形成して前記ベースブロックの支持面に取り付けられるベース板と、該ベース板の前面に配置される前記端末の画面大きさに見合う角穴が形成された表面板と、該表面板とベース板との間の四隅に配置され当該ベース板と表面板に挟持される交換可能なスペーサを備えて形成され、前記タブレット端末は、前記ベース板と表面板の間に、前記スペーサに囲まれて挟持されるように形成したから、メーカーや機種の違いなどによって保持する端末に筐体大きさの違いがあっても、スペーサを交換して複数種のタブレット端末であっても一台のホルダーで保持し、これらの端末を部屋入口近傍に設置することが可能である。
また、本発明ホルダーが保持した端末は、その全外周の側面が、ベース板と表面板の間で、外部に向けて全て開放されているので、外周側面上に操作ボタン等が設けられたタブレット端末をホルダーに保持したままでも、外部から操作できる利点がある。
さらには、保持する端末が変わってもスペーサを変更するだけで筐体大きさに違いがある端末に対応することができるから便利であるのみならず、端末ホルダー全体を変更する必要がないから経済的でもある。
本発明端末ホルダーの一例の斜視図。 図1の端末ホルダーの正面図。 図1の端末ホルダーの背面図。 図1のA−A線矢視の本発明端末ホルダーを壁面に取付けた状態の断面図。 図1のB−B線矢視の本発明端末ホルダーを壁面に取付けた状態の断面図。 本発明端末ホルダーのベースブロックの一例の斜視図。 本発明端末ホルダーのベース板の一例の斜視図。 本発明端末ホルダーのスペーサの一例の拡大斜視図。 本発明端末ホルダーの表面板の一例の斜視図。
次に本発明の実施の形態例について、図を参照して説明する。
図1〜図8に例示した本発明端末ホルダーEHとその構成部材(部品)において、図6に示した1は支持台状のベースブロックであり、ここでは板金製で前面が開放された略箱状本体1aを主要部として形成され、開放側の左右側壁1b,1cを延長形成して90度外側に折り曲げた翼状片11b,11cを支持面として具備している。翼状片11b、11cは箱状本体1aの底壁1dと平行である。該底壁1dは、部屋入口の壁面Wへの取付面であると共に、その中央部位に電源用コードSCなどを前記壁面W側から本体1a内に引き込むコード穴11dが形成されている。ここでは丸いコード穴11dの上、下に連続して引き込まれた前記コードSCを挟持して保持するため前記コードSCの太さに見合ったスリット状のコード挟持部12dが形成されている。前記電源用コードSCは、メス型コンセントJCを具備しており、該コンセントJCには図示しないACアダプタの入力プラグが接続される。なお、コード穴11は角穴でもよい。また、ベースブロック1は板金製のほか合成樹脂製やその他の板材製であってもよい。さらにベースブロック1には箱状本体1aに代え平面から見た断面形状が大略凹状をなすブラケット状本体を使用してもよい。
図6のベースブロック1において、箱状本体1aにおける底壁1dの四隅近傍には、本発明端末ホルダーEHを入口近傍の壁面Wにビス止めするための4個のビス穴13dが設けられている。一方、左右の翼状片11bと11cの上、下部には、後述するベース板2を取り付けるためのビス穴に12bと12cが設けられている。また、側壁1b,1cと翼状片11b,11cの境界部には、端末TCに接続されるコード通し穴として四角形状のコード通し穴13b,13cが設けられている。
前記ベースブロック1において、箱状本体1aの深さ(側壁1b,1cの深さ方向での高さ)は、該箱状本体1aの内部にACアダプタや余長コードなど(図示せず)を収容するのに支障がない深さを担保している。なお、図示しないが、ベースブロック1に平断面形状が略凹状をなすブラケット状本体を用いる場合には左右の壁の上端側を延長して90度折り曲げた翼状片に形成する。
また、前記箱状本体1aに深さがあることによって、壁面Wにこの本体1aを取付けたとき、翼状片11b,11cの裏面と壁面Wとの間に、上記本体1aの深さに見合った分のスペースが形成されるので、このスペースが後述するベース板2の裏面側から、保持した端末TCの操作などをするために、指や工具類を挿入するための有効空間となる(図4、図5参照)。
図7は、前記ベースブロック1の翼状片11b,11cの上に取付けられるベース板2の斜視図であり、当該ベース板2は、次の構成を具備している。
すなわち、ベース板2は、保持する端末TCの外形より一回り大きい程度の外形を有すると共に、その中央部位に、前記箱状本体1aの箱部分の大きさと略同等の大きさの角穴2bを設けた、左右の縁幅が少し広目の略額縁状を呈する板状体2aにより形成されている。
前記板状体2aの前面には、さらに次の構成が付与されている。
まず、前記角穴2bの左右側の外側には、上記ベースブロック1の翼状片11b、11cに設けた4個のビス穴12b、12cと同軸上に4個のビス穴2cが設けられている。左右側における上、下のビス穴2c,2cの間には、合成樹脂製のテープ状シート材が緩衝材を兼ねた厚さ調整材2d,2dとして設けられている。厚さ調整材2dは端末TCとスペーサ3との微小ギャップを埋めるためのものである。
また、このベース板2の左右側縁において、高さ方向の中間部位に、縁の外側から内側に向けて水平方向のスリット2e,2eが形成されている。さらに、このベース板2の四隅近傍には、左右に並んで1組をなす2本のピン2f,2fが、後述するスペーサ結合用凸部の例としてベース板2の表面に突出して4組設けられている。加えて、各組の2本の結合用ピン2fと2fの中間には、それぞれビス穴2gが設けられている。ここで、スペーサ結合用凸部としては、前記ピン2fに代えて平断面形状が非対称形状のボスのような突起物で形成してもよい。
上記ベース板2は、前記ベースブロック1の翼状片11b,11cの上に載せた形で当該ベース板2に設けた4個の皿ビス穴2cから夫々に皿ビス(図示せず)をベースブロック1の翼状片11b,11cに設けた4個のビス穴12b,12bと同12c,12cに螺入して締結することにより、ベースブロック1の上に固定される。ベースブロック1に固定されたベース板2には、その四隅近傍に設けた4組の2本組の結合用ピン2fに、図8により後に説明するスペーサ3が着脱自在に結合されて夫々に配置される。このようにして4個のスペーサ3が四隅近傍に配置されたベース板2の上には、当該スペーサ3に囲まれる大きさ(平面視)で、厚みがこのスペーサ3と略同等のタブレット型端末TCが載置される。配置される端末TCに対しその上から図9により後に説明する表面板4が前記ベース板2にスペーサ3を介してビス止めされることにより、前記端末TCをベース板2と表面板4の間に挟持して保持できることになる。
図8はスペーサ3の斜視図である。スペーサ3は正面から視て略横側J字状乃至L字状のここでは合成樹脂製のブロック体3aで形成されており、ブロック体3a厚さは、ベース板2と表面板4の間に挟持される端末TCの厚さとほぼ同等である。該ブロック体3aには、前記2本のピン2f,2fに嵌合する2つのピン穴3b,3cが横並びに設けられていると共に、両ピン穴3b,3cの間にベース板2の四隅近傍のビス穴2gと同軸上にビスが貫通するビス貫通穴3dが設けられている。3eはブロック体3aにおいてピン穴3cの下方に形成された凹陥部で、端末TCの筐体隅部に対応した窪みである。ピン穴3cは結合用凸部が前記のボス状であればそれを嵌合する凹部になる。
前記ブロック体3aには、本発明端末ホルダーEHに保持される端末TCの大きさの違いや、厚さの違いに対応するため、大きさや厚さが図示のものとは異なる態様のブロック体3aが予め用意される。しかし、いずれの大きさ、厚さのブロック体3aであっても、ピン穴3b,3cとビス穴3dの位置とこれらの位置関係は変わらない。なお、ピン穴3cは横長の長円形に形成して2本の結合用ピン2f,2fと2つのピン穴3d,3cとの位置ズレがあってもそれを吸収できるようにしている。
図4は表面板4の斜視図である。表面板4は、ベース板2の外形と略同一の外形の板状本体4aにより形成され、その中央部位には保持する端末TCの画面と略同等ないしは僅かに小さい程度の矩形の画面用角穴4bが形成されている。前記板状本体4aの四隅近傍には、前記ベース板2の四隅近傍に設けたビス穴2gの同軸上に、ここでは皿ビス用のビス穴4cが設けられている。なお、図の例では、前記板状本体4aにおける前記角穴4bの左右側辺の外側中間部位に、当該板状本体4aを貫通する孔が保持した端末の筐体内に設置されたリセットスイッチ等を押操作するための操作用小孔4d,4dが設けられている。この孔4dは、保持する端末の仕様の違いなどによってその設置位置が任意に設定される。
以上に説明した翼状片11b、11cの上にビスB1によって固定されたベース板2を具備したベースブロック1を、その箱状本体1aの底壁1dの四隅に設けた4個のビス穴13dにネジ(図示せず)を入れて捩じ込むことにより、部屋入口の適宜高さ(タッチ画面の操作性と画面表示の視認性の確保)の壁面Wに固定して設置する。ベースブロック1の設置において、その底壁1dと壁面Wの間には、防振材や制振材を挟持させることがある。ドアの開閉に伴う壁面の振動を本発明端末ホルダーに伝えにくくするためである。
この段階で壁面Wの側から電源コードをコード穴11dから箱状本体1aの内部に引き込み、必要であればコード挟持部12dに引き込んだコードを挟んで保持する。
次に、使用する端末TCの外形等に鑑みて選択されたスペーサ3を、そのピン穴3d、3cをベース板2の四隅に設けた2本1組のスペーサ用の4組のピン2f、2fに、各スペーサ3に形成した凹陥部3eをベース板2の中心側に向けた状態で、嵌合させることにより、4個のスペーサ3をベース板2の上に配置する。なお、スペーサ3は予め前記ベース板2に装着した状態で出荷されることがある。
スペーサ3がベース板2の上の四隅に配置できたら、そのスペーサ3に囲まれるようにしてタブレット型端末TCをベース板2の上に仮に当てがい位置関係を確認しつつ、壁面Wから引き込んだ電源コードSCに接続されたACアダプタの出力ケーブルの端子を前記端末TCの電源入力端子に接続して電源を確保する。
設置する端末TCの電源が確保されたら、該端末TCの四隅の4個のスペーサ3に対する当りが均等になるように微調整し、この状態でこの端末TCの前面側から表面板4を当てがい、その四隅のビス穴4cに皿ビスB2を挿入して、各スペーサ3のビス貫通穴3を貫通させてベース板2の四隅のビス穴2gに、それぞれ挿入した皿ビスB2を捩じ込み締結する。そうすると、前記端末TCはベース板2と表面板4の間に挟持されて保持されることになる。この挟持態様において皿ビスB2の捩じ込みを強力に行っても、その締結力は四隅のスペーサ3が支持するから、端末TCに及ぶことはない。なお、機種変更等によって端末の筐体サイズが変わったらそれに合うスペーサ3を選択して使用する。
このようにして部屋入口の壁面Wに本発明端末ホルダーEHに保持されて設置された端末TCは、ホルダー正面からは、画面のみしか外部に露出していないので、正面からは画面のタッチ操作とその画面の表示内容を視認できるだけである。
しかし、本発明端末ホルダーEHでは、殆どのタブレット型端末TCの外周面に設けられている操作系が、ベース板2と表面板4の間において外部に露出しているので、設置されている端末TCの設定内容を変更するなどの操作を、本発明端末ホルダーEHに端末TCをセットしたままで行えるという格別の効果が得られる。
また、本発明端末ホルダーEHでは箱状本体1aを主体とするベースブロック1に端末TCの保持する前記ベース板2と表面板4を取り付けるようにしたから、薄いタブレット端末TCの側面が壁面Wから浮いた状態で保持されることとなり、端末側面の操作部が操作しやすい利点もある。
さらには、使用するタブレット型端末TCの外形の大きさがメーカー等によって微妙に異なる場合であっても、使用するスペーサ3を選択することによって対応できる利点もある。
EH 本発明端末ホルダー
TCタブレット型端末
1ベースブロック
1a箱状本体
1b、1c側壁
1d底壁
11b、11c翼状片
11dコード穴
12dコード挟持部
13b、13cコード通し穴
13dビス穴
2ベース板
2a板状体
2b角穴
2cビス穴
2d厚さ調整材兼緩衝材
2eスリット
2fスペーサ結合用のピン
2gビス穴
3スペーサ
3aブロック体
3b、3cピン穴
3dビス貫通穴
3e凹陥部
4表面板
4a板状本体
4b画面用角穴
4cビス穴
4d操作用小孔

Claims (7)

  1. 会議室等の部屋の入口近傍の壁面に取付けられる大略箱状等の支持台状をなし外形が保持するタブレット端末の外形より小さいベースブロックであって、該ベースブロックは、その背面が前記壁面に固定される取付面であると共に、前面が前記タブレット端末の支持面として該タブレット端末の保持構造を着脱可能に具備しており、該タブレット端末の保持構造は、前記ベースブロックの外形に見合う大きさの角穴を中心部に形成して前記ベースブロックの前面に取り付けられるベース板と、該ベース板の前面に配置される前記端末画面に見合う大きさの画面用角穴を形成した表面板と、該表面板と前記ベース板との間の四隅に配置してベース板と表面板に挟持されるスペーサを備えて形成され、タブレット型端末は、前記ベース板と表面板の間に、前記スペーサに囲まれて挟持されるようにしたことを特徴とする部屋入口に設置される端末ホルダー。
  2. ベースブロックは、その底壁に、電源用コードを壁面側から引き込むためのコード穴と引き込まれたコードを挟持して保持する切込みが、前記コード穴と切込みの輪郭を連続して形成されていると共に前記ベースブロックを前記壁面に固定するためのビス穴が底壁の四隅近傍に設けられている一方、前記ベースブロックの左右側壁が前面側の外側に90度折り曲げられてビス穴を有する翼状片に形成された請求項1に記載の端末ホルダー。
  3. ベース板は、前記タブレット端末の外形より一回り大きい程度の外形を有し、中央部位に前記ベースブロックの本体部に見合う大きさの角穴が形成されている一方、当該ベース板は、前記角穴の周囲に、前記ベースブロックの翼状片に設けたビス穴と同軸をなすビス穴が設けられていると共に、四隅近傍に、後述するスペーサを結合して保持するためのスペーサ結合用凸部と該結合用凸部の近傍に設けたビス穴とを具備する請求項1又は2に記載の端末ホルダー。
  4. ベース板の角穴の周囲のビス穴における左右側上下のビス穴の間には、前記端末に密着するために適宜厚さのテープ状の厚さ調整材が設けられていると共に、このベース板の左右側辺の中間部位には、このベース板の内部に向かって伸びた水平向きのスリットが設けられた請求項3に記載の端末ホルダー。
  5. ベース板前面の四隅近傍に立設したスペーサ結合用凸部には、保持する端末の厚さに見合う厚さを有するブロック状のスペーサが、該スペーサの裏面に設けた前記スペーサ結合用凸部の嵌入穴において結合されることにより、ベース板前面の四隅近傍に配置される請求項1〜4のいずれかに記載の端末ホルダー。
  6. 表面板は、その外形がベース板の外形と略同一であり、中央部位に保持する端末の画面と好ましくは略同等乃至僅かに大きいか小さい程度の画面用角穴が形成され、四隅近傍には、ベース板のスペーサ結合用凸部の近傍に設けたビス穴と同軸上ビス穴が設けられた請求項1〜5のいずれかに記載の端末ホルダー。
  7. 表面板における画面用角穴の脇であって保持する端末の操作用スイッチに対応する位置に棒状治具を挿入できる小孔を透設した請求項6に記載の端末ホルダー。
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KR20200142901A (ko) * 2019-06-14 2020-12-23 아바드(주) 스마트 출결기 및 이를 이용한 출결시스템.
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