JPH08706Y2 - 壁面埋め込み端末 - Google Patents
壁面埋め込み端末Info
- Publication number
- JPH08706Y2 JPH08706Y2 JP7934589U JP7934589U JPH08706Y2 JP H08706 Y2 JPH08706 Y2 JP H08706Y2 JP 7934589 U JP7934589 U JP 7934589U JP 7934589 U JP7934589 U JP 7934589U JP H08706 Y2 JPH08706 Y2 JP H08706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- wall
- display
- touch panel
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Position Input By Displaying (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、インテリジェントビル等においてフロアの
各入口付近の壁面に埋め込み設置され、タッチパネル付
ディスプレイで情報の表示出力を行う壁面埋め込み端末
に関する。
各入口付近の壁面に埋め込み設置され、タッチパネル付
ディスプレイで情報の表示出力を行う壁面埋め込み端末
に関する。
最近のインテリジェントビルでは、照明制御、空調制
御、入出管理、火災検知、情報通信システム、その他多
様な設備を装備し、各事務室でこれらの設備のオン/オ
フ操作やコントロール操作を可能にしている。そのた
め、事務室内には、照明設備や空調設備の電源等をオン
/オフするスイッチ、照度の調整や温度の調節のスイッ
チ等、種々のスイッチが配設される。これらのスイッチ
等は、各事務室の間仕切りに対応した範囲でまとめら
れ、一般には入口付近その他の適当な位置の壁面に取り
付けられる。従って、各事務室の間仕切りが行われる
と、その間仕切りに合わせてその事務室に設置するスイ
ッチ等、及びその設備位置が決定される。
御、入出管理、火災検知、情報通信システム、その他多
様な設備を装備し、各事務室でこれらの設備のオン/オ
フ操作やコントロール操作を可能にしている。そのた
め、事務室内には、照明設備や空調設備の電源等をオン
/オフするスイッチ、照度の調整や温度の調節のスイッ
チ等、種々のスイッチが配設される。これらのスイッチ
等は、各事務室の間仕切りに対応した範囲でまとめら
れ、一般には入口付近その他の適当な位置の壁面に取り
付けられる。従って、各事務室の間仕切りが行われる
と、その間仕切りに合わせてその事務室に設置するスイ
ッチ等、及びその設備位置が決定される。
従来採用されている上記の如きスイッチ操作方式で
は、例えば照明設備のスイッチ、空調設備のスイッチ等
がそれぞれ個別にあって、さらにそれぞれのスイッチと
制御対象となる設備の範囲等が1対1で固定されてしま
う。つまり、スイッチ毎にその制御対象や範囲が固定さ
れ1つのスイッチで1つの機能しか持てないという問題
がある。
は、例えば照明設備のスイッチ、空調設備のスイッチ等
がそれぞれ個別にあって、さらにそれぞれのスイッチと
制御対象となる設備の範囲等が1対1で固定されてしま
う。つまり、スイッチ毎にその制御対象や範囲が固定さ
れ1つのスイッチで1つの機能しか持てないという問題
がある。
オフィスビルでは、部屋の間仕切り変更や部屋内のレ
イアウト変更等が日常的にしばしば行われるが、このよ
うな変更があると、上記従来のスイッチ操作方式では、
それまで同じ部屋内の設備を操作するスイッチ群であっ
たものが、一部は他の部屋に属するようになるという状
況が生じる。このような場合には、レイアウト等の変更
に合わせて一部のスイッチを他の部屋のスイッチパネル
へ移設することが必要になる。そのため、レイアウト等
の変更が行われる都度、配線工事やスイッチの設置及び
変更工事が行われることになる。
イアウト変更等が日常的にしばしば行われるが、このよ
うな変更があると、上記従来のスイッチ操作方式では、
それまで同じ部屋内の設備を操作するスイッチ群であっ
たものが、一部は他の部屋に属するようになるという状
況が生じる。このような場合には、レイアウト等の変更
に合わせて一部のスイッチを他の部屋のスイッチパネル
へ移設することが必要になる。そのため、レイアウト等
の変更が行われる都度、配線工事やスイッチの設置及び
変更工事が行われることになる。
そこで、このような変更に柔軟に対応するためには、
例えば無線遠隔操作方式を採用することによって変更工
事を極力なくすのも1案としてある。しかし、無線遠隔
操作方式では、送信器と受信器が必要になると共に、レ
イアウト等に対応できるようにするには送信器を分割す
ることも必要になる。従って、操作対象が多くなると送
信器が多くなったり複雑になるため、システムの設備コ
ストが高くなり、また、送信器の管理も面倒になるとい
う問題がある。
例えば無線遠隔操作方式を採用することによって変更工
事を極力なくすのも1案としてある。しかし、無線遠隔
操作方式では、送信器と受信器が必要になると共に、レ
イアウト等に対応できるようにするには送信器を分割す
ることも必要になる。従って、操作対象が多くなると送
信器が多くなったり複雑になるため、システムの設備コ
ストが高くなり、また、送信器の管理も面倒になるとい
う問題がある。
本考案は、上記の問題点を解決するものであって、操
作スイッチの対象及び範囲を自由に変更することがで
き、事務室のレイアウト変更にも柔軟に対応できる壁面
埋め込み端末の提供を目的とするものである。
作スイッチの対象及び範囲を自由に変更することがで
き、事務室のレイアウト変更にも柔軟に対応できる壁面
埋め込み端末の提供を目的とするものである。
そのために本考案は、建物の各入口付近の壁面に埋め
込み設置され、情報の表示出力を行う壁面埋め込み端末
において、壁に埋め込み固定される背面函体、該背面函
体に取り付けられ壁面に外枠を形成する枠フレーム、該
枠フレームに正面が同一面になる位置で一端が回転自在
に軸止されると共に正面中央に開口窓を有する正面パネ
ル、該正面パネルに取り付けられ開口窓部にタッチパネ
ル付ディスプレイを有し裏面にタッチパネル付ディスプ
レイの入出力信号を処理するためのデータ処理ユニット
を有するタッチパネル付ディスプレイ基板を備え、正面
パネルとタッチパネル付ディスプレイ基板が一体で正面
側から開閉方向になったことを特徴とする。
込み設置され、情報の表示出力を行う壁面埋め込み端末
において、壁に埋め込み固定される背面函体、該背面函
体に取り付けられ壁面に外枠を形成する枠フレーム、該
枠フレームに正面が同一面になる位置で一端が回転自在
に軸止されると共に正面中央に開口窓を有する正面パネ
ル、該正面パネルに取り付けられ開口窓部にタッチパネ
ル付ディスプレイを有し裏面にタッチパネル付ディスプ
レイの入出力信号を処理するためのデータ処理ユニット
を有するタッチパネル付ディスプレイ基板を備え、正面
パネルとタッチパネル付ディスプレイ基板が一体で正面
側から開閉方向になったことを特徴とする。
本考案の壁面埋め込み端末では、背面函体を通して枠
フレームを壁面に埋め込み固定し、この枠フレームに正
面パネルとタッチパネル付ディスプレイ基板が一体で正
面側から開閉可能に取り付けられるので、壁面埋め込み
端末設置後においても、タッチパネル付ディスプレイ基
板の着脱を容易に行うことができる。したがって、タッ
チパネル付ディスプレイ基板の不具合その他のメンテナ
ンスも正面から容易に行うことができる。取り付け面の
調整も、背面函体と枠フレームとの取り付け部で行うこ
とができる。
フレームを壁面に埋め込み固定し、この枠フレームに正
面パネルとタッチパネル付ディスプレイ基板が一体で正
面側から開閉可能に取り付けられるので、壁面埋め込み
端末設置後においても、タッチパネル付ディスプレイ基
板の着脱を容易に行うことができる。したがって、タッ
チパネル付ディスプレイ基板の不具合その他のメンテナ
ンスも正面から容易に行うことができる。取り付け面の
調整も、背面函体と枠フレームとの取り付け部で行うこ
とができる。
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本考案に係る壁面埋め込み端末の外観図であ
り、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図
(c)は底面図、第2図は壁面埋め込み端末の正面図中
央縦断面図、第3図は背面函体と枠フレームからなる外
枠部の分解図である。図中、1は枠フレーム、2は正面
パネル、3はタッチパネル付ディスプレイ、4は背面函
体、5はタッチパネル、6はディスプレイ、7は中間フ
レーム、8は基板取り付けフレーム、9は基板、10はデ
ータ処理ユニット、11〜15は取り付け部材を示す。
り、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図
(c)は底面図、第2図は壁面埋め込み端末の正面図中
央縦断面図、第3図は背面函体と枠フレームからなる外
枠部の分解図である。図中、1は枠フレーム、2は正面
パネル、3はタッチパネル付ディスプレイ、4は背面函
体、5はタッチパネル、6はディスプレイ、7は中間フ
レーム、8は基板取り付けフレーム、9は基板、10はデ
ータ処理ユニット、11〜15は取り付け部材を示す。
第1図において、背面函体4は、壁内に埋め込み固定
されるものであり、この枠フレーム1は、背面函体4に
取り付けられ壁面に外枠を形成するものである。正面パ
ネル2は、枠フレーム1に正面が同一面になる位置で一
端、例えば左端がヒンジにより回転自在に軸止されると
共に正面中央にタッチパネル付ディスプレイ3用の開口
等を有するものであり、正面側から開閉可能になってい
る。なお、左開きの場合には、例えば正面パネル2の左
端裏側にマグネットが取り付けられると共に左端表側に
把手や摘みを取り付けられる。
されるものであり、この枠フレーム1は、背面函体4に
取り付けられ壁面に外枠を形成するものである。正面パ
ネル2は、枠フレーム1に正面が同一面になる位置で一
端、例えば左端がヒンジにより回転自在に軸止されると
共に正面中央にタッチパネル付ディスプレイ3用の開口
等を有するものであり、正面側から開閉可能になってい
る。なお、左開きの場合には、例えば正面パネル2の左
端裏側にマグネットが取り付けられると共に左端表側に
把手や摘みを取り付けられる。
上記壁面埋め込み端末の内部溝造の例を第1図(a)
のA−A断面図(正面図中央縦断面図)で示したのが第
2図であり、外枠部の分解図を示したのが第3図であ
る。
のA−A断面図(正面図中央縦断面図)で示したのが第
2図であり、外枠部の分解図を示したのが第3図であ
る。
据え付け手順にしたがって説明すると、まず、第3図
に示すように背面函体4、中間フレーム7、枠フレーム
1からなる外枠部が壁に固定され、次に正面パネル2が
枠フレーム1に取り付けられる。外枠部は、背面函体4
の底面で例えばアンカーボルト、ナットからなる取り付
け部材13で壁に固定し、次に第3図に示すように中間フ
レーム7を例えばボルトナットからなる取り付け部材11
で背面函体4に取り付ける。そして、この中間フレーム
7に取り付け部材12で枠フレーム1を取り付ける。ま
た、中間フレーム7と枠フレーム1との取り付け部で
は、枠フレーム1側の取り付け孔を図示のように長円に
すると、枠フレーム1の取り付けレベルを調整すること
ができる。したがって、背面函体4と中間フレーム7と
は一体構造のものであってもよい。
に示すように背面函体4、中間フレーム7、枠フレーム
1からなる外枠部が壁に固定され、次に正面パネル2が
枠フレーム1に取り付けられる。外枠部は、背面函体4
の底面で例えばアンカーボルト、ナットからなる取り付
け部材13で壁に固定し、次に第3図に示すように中間フ
レーム7を例えばボルトナットからなる取り付け部材11
で背面函体4に取り付ける。そして、この中間フレーム
7に取り付け部材12で枠フレーム1を取り付ける。ま
た、中間フレーム7と枠フレーム1との取り付け部で
は、枠フレーム1側の取り付け孔を図示のように長円に
すると、枠フレーム1の取り付けレベルを調整すること
ができる。したがって、背面函体4と中間フレーム7と
は一体構造のものであってもよい。
他方、正面パネル2には、第2図に示すように取り付
け部材14で基板取り付けフレーム8およびタッチパネル
付ディスプレイ等を取り付けてから、その正面パネル2
を正面が同一面になる位置で枠フレーム1に開閉自在に
軸止する。タッチパネル付ディスプレイは、タッチパネ
ル5および例えば液晶表示板を使ったディスプレイ6か
らなる。これらタッチパネル付ディスプレイと反対側の
裏面には取り付け部材15で基板取り付けフレーム8に基
板9を取り付け、この基板9上にタッチパネル付ディス
プレイの入出力信号を処理するためのデータ処理ユニッ
トを搭載する。このようにして正面パネル2とタッチパ
ネル付ディスプレイやデータ処理ユニット10を含むタッ
チパネル付ディスプレイ基板が一体で正面側から開閉可
能になるので、これらの取り外しも容易に行うことがで
きる。
け部材14で基板取り付けフレーム8およびタッチパネル
付ディスプレイ等を取り付けてから、その正面パネル2
を正面が同一面になる位置で枠フレーム1に開閉自在に
軸止する。タッチパネル付ディスプレイは、タッチパネ
ル5および例えば液晶表示板を使ったディスプレイ6か
らなる。これらタッチパネル付ディスプレイと反対側の
裏面には取り付け部材15で基板取り付けフレーム8に基
板9を取り付け、この基板9上にタッチパネル付ディス
プレイの入出力信号を処理するためのデータ処理ユニッ
トを搭載する。このようにして正面パネル2とタッチパ
ネル付ディスプレイやデータ処理ユニット10を含むタッ
チパネル付ディスプレイ基板が一体で正面側から開閉可
能になるので、これらの取り外しも容易に行うことがで
きる。
第4図はデータ処理ユニットのシステム構成例を示す
図であり、21はCPU、22は漢字ROM、23はVRAM、24は表示
コントローラ、25はタッチ入力インターフェース、26は
タッチパネル付液晶表示板、27はROM、28はRAM、29は外
部通信インターフェース、30はコンピューターを示す。
図であり、21はCPU、22は漢字ROM、23はVRAM、24は表示
コントローラ、25はタッチ入力インターフェース、26は
タッチパネル付液晶表示板、27はROM、28はRAM、29は外
部通信インターフェース、30はコンピューターを示す。
第4図において、表示コントローラ24は、文字コード
情報からかな、漢字、英数字等、例えばJIS第1水準漢
字、JIS第2水準漢字、非漢字のキャラクタを発生し、
これらのキャラクタ、パターンを表示画面に展開するも
のである。タッチパネル付液晶表示板26は、先に説明し
たように液晶表示板の前面にタッチパネルを装着したも
のであり、例えば640ドット×400ドットの画面からなる
市販の液晶表示板を使用すると、B5サイズ程度の画面と
なる。この液晶表示板を用い、24ドット×24ドットで漢
字キャラクタを展開表示すると、1行で26文字、16行程
度の情報を表示することが可能となる。タッチ入力イン
ターフェース25は、このタッチパネル付液晶表示板26の
タッチ信号を入力処理するものである。ROM27は、モニ
ター、通信制御、タッチパネルの入力制御、表示出力制
御、ダウンロードマネージャー等のプログラムを格納し
たものである。RAM28は、タッチパネル付液晶表示板26
に表示する画面データの格納、利用目的に応じた個別の
プログラムの格納、作業領域に使用するものであり、こ
の画面データやプログラムは、例えば他のコンピュータ
で作成したものがダウンロードマネージャーによりロー
ドされる。CPU21は、これら全体のシステムを総括し制
御するものであり、外部通信インターフェース29を通し
て外部のホストコンピュータやビル管理装置等のコンピ
ュータ30と必要に応じて情報の通信を行う。
情報からかな、漢字、英数字等、例えばJIS第1水準漢
字、JIS第2水準漢字、非漢字のキャラクタを発生し、
これらのキャラクタ、パターンを表示画面に展開するも
のである。タッチパネル付液晶表示板26は、先に説明し
たように液晶表示板の前面にタッチパネルを装着したも
のであり、例えば640ドット×400ドットの画面からなる
市販の液晶表示板を使用すると、B5サイズ程度の画面と
なる。この液晶表示板を用い、24ドット×24ドットで漢
字キャラクタを展開表示すると、1行で26文字、16行程
度の情報を表示することが可能となる。タッチ入力イン
ターフェース25は、このタッチパネル付液晶表示板26の
タッチ信号を入力処理するものである。ROM27は、モニ
ター、通信制御、タッチパネルの入力制御、表示出力制
御、ダウンロードマネージャー等のプログラムを格納し
たものである。RAM28は、タッチパネル付液晶表示板26
に表示する画面データの格納、利用目的に応じた個別の
プログラムの格納、作業領域に使用するものであり、こ
の画面データやプログラムは、例えば他のコンピュータ
で作成したものがダウンロードマネージャーによりロー
ドされる。CPU21は、これら全体のシステムを総括し制
御するものであり、外部通信インターフェース29を通し
て外部のホストコンピュータやビル管理装置等のコンピ
ュータ30と必要に応じて情報の通信を行う。
第5図はディスプレイに表示されるトップメニューの
例を示す図、第6図は壁面埋め込み端末の使用例を示す
図である。図中、31と32はアイコン、33は選択肢、35は
壁面埋め込み端末、35は壁、37は入口を示す。
例を示す図、第6図は壁面埋め込み端末の使用例を示す
図である。図中、31と32はアイコン、33は選択肢、35は
壁面埋め込み端末、35は壁、37は入口を示す。
本考案に係る壁面埋め込み端末は、ディスプレイに、
通常、第5図に示すようなトップメニュー画面が表示さ
れる。アイコン31は、降雨中の表示を行うものであり、
アイコン32は、それぞれの選択肢33に対応したイメージ
を表すものである。この表示画面において、アイコン32
又は選択肢33の表示領域をタッチすることにより、その
タッチされた項目が選択され、さらに細部情報が展開表
示される。このトップメニューは、壁面埋め込み端末の
タッチパネル付ディスプレイから「本日のお知らせ」、
「ニュース速報」によりそれぞれの情報を提供し、「照
明コントロール」、「空調温度調節」、「空調ON/OFF」
により照明と空調の制御調整を行える例を示している。
通常、第5図に示すようなトップメニュー画面が表示さ
れる。アイコン31は、降雨中の表示を行うものであり、
アイコン32は、それぞれの選択肢33に対応したイメージ
を表すものである。この表示画面において、アイコン32
又は選択肢33の表示領域をタッチすることにより、その
タッチされた項目が選択され、さらに細部情報が展開表
示される。このトップメニューは、壁面埋め込み端末の
タッチパネル付ディスプレイから「本日のお知らせ」、
「ニュース速報」によりそれぞれの情報を提供し、「照
明コントロール」、「空調温度調節」、「空調ON/OFF」
により照明と空調の制御調整を行える例を示している。
なお、降雨情報は、降雨センサーをビルの屋上や地上
に配備し、降雨中に傘マークのアイコン31を壁面埋め込
み端末の各画面に表示する。特に大規模のビルでは、外
の天気が判らないことが多い。このような場合には、出
口で初めて降雨中であることを知ることになり、再度雨
具を取りに戻らなければならなくなるが、ビルの規模に
よっては、そのために数分乃至十数分もの無駄時間を消
費してしまうことになる。壁面埋め込み端末におけるア
イコン31による傘マーク表示は、このようなことを配慮
したものであり、帰宅時や外出時の無駄時間をなくすの
に大きな効果を奏するものである。
に配備し、降雨中に傘マークのアイコン31を壁面埋め込
み端末の各画面に表示する。特に大規模のビルでは、外
の天気が判らないことが多い。このような場合には、出
口で初めて降雨中であることを知ることになり、再度雨
具を取りに戻らなければならなくなるが、ビルの規模に
よっては、そのために数分乃至十数分もの無駄時間を消
費してしまうことになる。壁面埋め込み端末におけるア
イコン31による傘マーク表示は、このようなことを配慮
したものであり、帰宅時や外出時の無駄時間をなくすの
に大きな効果を奏するものである。
上記壁面埋め込み端末を例えば廊下入口の壁面に取り
付けた例を示したのが第6図である。液晶表示板は、市
販品で薄型のものがあるので、裏面にデータ処理ユニッ
トを収納しても、7cm程度の厚さの壁面埋め込み端末35
とすることができ、A4サイズ程度にして第6図に示すよ
うに入口37付近の壁36に埋め込み使用することができ
る。
付けた例を示したのが第6図である。液晶表示板は、市
販品で薄型のものがあるので、裏面にデータ処理ユニッ
トを収納しても、7cm程度の厚さの壁面埋め込み端末35
とすることができ、A4サイズ程度にして第6図に示すよ
うに入口37付近の壁36に埋め込み使用することができ
る。
なお、本考案は、上記の実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例で
は、液晶表示板を使用したが他のディスプレイを使用し
てもよい。
なく、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例で
は、液晶表示板を使用したが他のディスプレイを使用し
てもよい。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、背
面函体を通して枠フレームを壁面に埋め込み固定し、こ
の枠フレームに正面パネルとタッチパネル付ディスプレ
イ基板が一体で正面側から開閉可能に取り付けられるの
で、壁への取り付けを簡単に行うことができ、取り付け
後においてもタッチパネル付ディスプレイ基板の着脱を
容易に行うことができる。したがって、タッチパネル付
ディスプレイや基板の交換その他のメンテナンスも正面
から容易に行うことができる。取り付け面の調整も、背
面函体と枠フレームとの取り付け部で行うことができ
る。
面函体を通して枠フレームを壁面に埋め込み固定し、こ
の枠フレームに正面パネルとタッチパネル付ディスプレ
イ基板が一体で正面側から開閉可能に取り付けられるの
で、壁への取り付けを簡単に行うことができ、取り付け
後においてもタッチパネル付ディスプレイ基板の着脱を
容易に行うことができる。したがって、タッチパネル付
ディスプレイや基板の交換その他のメンテナンスも正面
から容易に行うことができる。取り付け面の調整も、背
面函体と枠フレームとの取り付け部で行うことができ
る。
第1図は本考案に係る壁面埋め込み端末の外観図であ
り、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図
(c)は底面図、第2図は壁面埋め込み端末の正面図中
央縦断面図、第3図は背面函体と枠フレームからなる外
枠部の分解図、第4図はデータ処理ユニットのシステム
構成例を示す図、第5図はディスプレイに表示されるト
ップメニューの例を示す図、第6図は壁面埋め込み端末
の使用例を示す図である。 1…枠フレーム、2…正面パネル、3…タッチパネル付
ディスプレイ、4…背面函体、5…タッチパネル、6…
ディスプレイ、7…中間フレーム、8…基板取り付けフ
レーム、9…基板、10…データ処理ユニット、11〜15…
取り付け部材。
り、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図
(c)は底面図、第2図は壁面埋め込み端末の正面図中
央縦断面図、第3図は背面函体と枠フレームからなる外
枠部の分解図、第4図はデータ処理ユニットのシステム
構成例を示す図、第5図はディスプレイに表示されるト
ップメニューの例を示す図、第6図は壁面埋め込み端末
の使用例を示す図である。 1…枠フレーム、2…正面パネル、3…タッチパネル付
ディスプレイ、4…背面函体、5…タッチパネル、6…
ディスプレイ、7…中間フレーム、8…基板取り付けフ
レーム、9…基板、10…データ処理ユニット、11〜15…
取り付け部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 水谷 正宏 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)考案者 野村 建吉 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)考案者 星田 善文 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】建物の各入口付近の壁面に埋め込み設置さ
れ、情報の表示出力を行う壁面埋め込み端末において、
壁に埋め込み固定される背面函体、該背面函体に取り付
けられ壁面に外枠を形成する枠フレーム、該枠フレーム
に一端が回転自在に軸止されると共に正面中央に開口窓
を有する正面パネル、該正面パネルに取り付けられ開口
窓部にタッチパネル付ディスプレイを有し裏面にタッチ
パネル付ディスプレイの入出力信号を処理するためのデ
ータ処理ユニットを有するタッチパネル付ディスプレイ
基板を備え、正面パネルとタッチパネル付ディスプレイ
基板が一体で正面側から開閉可能になったことを特徴と
する壁面埋め込み端末。 - 【請求項2】フレームの取り付け面が壁面に対して調整
できるレベル調整構造を背面函体と枠フレームとの取り
付け部に備えたことを特徴とする請求項1記載の壁面埋
め込み端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7934589U JPH08706Y2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 壁面埋め込み端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7934589U JPH08706Y2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 壁面埋め込み端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0318580U JPH0318580U (ja) | 1991-02-22 |
JPH08706Y2 true JPH08706Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=31623421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7934589U Expired - Lifetime JPH08706Y2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 壁面埋め込み端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08706Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008002142A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Toto Ltd | 局所洗浄便座操作用リモコン |
JP6257384B2 (ja) * | 2014-03-06 | 2018-01-10 | 株式会社イトーキ | 会議室などの部屋入口に設置される端末ホルダー |
JP6609103B2 (ja) * | 2015-01-27 | 2019-11-20 | コイト電工株式会社 | 表示装置の取付方法 |
-
1989
- 1989-07-05 JP JP7934589U patent/JPH08706Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0318580U (ja) | 1991-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5132681A (en) | Intelligent switch system | |
US5565843A (en) | Garage door message display system | |
CA2005804A1 (en) | Automatic interactive television terminal configuration | |
US4954967A (en) | Information processing apparatus | |
KR20050039787A (ko) | 터치스크린 엘리베이터 제어장치 | |
RU2000100773A (ru) | Устройство индикации подстройки уровней и способ для высвечивания меню на экране в устройстве отображения изображения | |
EP0886189A3 (en) | An input device | |
JPH07131542A (ja) | テレコントロールシステムの操作表示方法 | |
JPH08706Y2 (ja) | 壁面埋め込み端末 | |
CA2252302A1 (en) | Keyboard for an electronic writeboard and method | |
CN1382096A (zh) | 电梯操作盘 | |
US20040174256A1 (en) | Security system user interface | |
JP2750357B2 (ja) | ビルコントロールシステム | |
US20020158889A1 (en) | Wireless display system for operating and monitoring plural personal computers | |
JP4173808B2 (ja) | 動作モードを切り替え可能な遠隔制御装置の改善 | |
AU2020287393B2 (en) | Portable dynamic display apparatus and system | |
JPH05207566A (ja) | 操作盤 | |
JPH0549074A (ja) | リモコン装置 | |
KR100378130B1 (ko) | 터치스크린형 엘리베이터 시스템 | |
JPH0784306B2 (ja) | エレベ−タのかご内操作装置 | |
US8014888B2 (en) | Methods and systems for customizing lighting control panels | |
JPH01240920A (ja) | インテリジェントスイッチ | |
JP3658611B2 (ja) | 点図触知ディスプレイシステム | |
JPH02225272A (ja) | エレベータホール操作装置 | |
JP3046675U (ja) | 内線工事を省略できる電源制御システム |