JP6254031B2 - 自動車用ルーフウェザーストリップの水切り構造 - Google Patents

自動車用ルーフウェザーストリップの水切り構造 Download PDF

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Description

本発明は、自動車のサイドパネルのドア開口部の上方に設けられたルーフウェザーストリップの水切り構造に関し、詳細にはルーフウェザーストリップにより捕集された雨水等の流れを改善できるようにした構造に関する。
自動車では、スライドドア開口部の上方にルーフに沿って配設したルーフウェザーストリップにより捕集した雨水等をセンタピラーに沿って流下させるように構成する場合がある。このようなルーフウェザーストリップとして、例えば特許文献1に開示されているものがある。これはスライドドア用ルーフウェザーストリップの前端部に袋状の水収容部を前方に延長するように設け、該延長部の開口部を車体前方に指向させ、雨水をセンタピラーに設けられたドアロック機構を避けて車体前方向に案内するようにしたものである。
特開2004−51054号公報
ところが前記従来のルーフウェザーストリップのように水収容部の開口部を車体前方に指向させただけでは、雨水等が必ずしもセンタピラーの真中を真っ直ぐに流下するとは限らない。特に開口部が形成された延長部の上下方向長さが十分でない場合は、雨水がドア開口用ウェザーストリップの上辺に流れ込んでここに溜まり、この溜まり水がドア開時に車室内へ進入するおそれがある。
また一般にルーフウェザーストリップでは、そのシール部がドアによって押圧されるため、該ルーフウェザーストリップの下部が上方に回動するいわゆる転びが発生する場合があり、この転びによっても雨水等が下方に回り込み、ドア開口用ウェザーストリップに流れ込むという問題が生じる。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、簡単な構造により、雨水等がドア開口用ウェザーストリップに流れ込むのを防止し、もってドア開時に水が車室内に進入するのを防止できる自動車用ルーフウェザーストリップの水切り構造を提供することを課題としている。
本発明は、リヤドア用開口の上方にルーフに沿うようにルーフウェザーストリップを配設し、該ルーフウェザーストリップにより捕集した雨水等を該ルーフウェザーストリップの前端部からセンタピラーの外表面に沿って流下させるようにした自動車用ルーフウェザーストリップの水切り構造において、
前記センタピラーの前記ルーフウェザーストリップの前端部下方部位に、下部ほど車室内側に大きく凹む縦面と、該縦面の下端をセンタピラーの一般面に接続する底面とを有する凹部を形成し、
前記ルーフウェザーストリップの前端部に下方に延びる延長部を形成し、該延長部を前記縦面に達する長さに設定すると共に、該延長部を前記縦面に固定したことを特徴としている。
本発明に係るルーフウェザーストリップの水切り構造によれば、前記ルーフウェザーストリップにより捕集された雨水等は、該ルーフウェザーストリップの前端部に沿ってセンタピラーの外表面に沿って流下する。このとき流下する水は、ルーフウェザーストリップの前端部に形成された延長部によって凹部の縦面に案内され、表面張力等の作用により前記凹部に一端溜まり、これに続いて凹部から溢れるように底面を越えて車両下方に安定した流れとなって流下する。これにより前記水がドア開口用ウェザーストリップに流れ込むのを防止でき、その結果、ドア開時の車室内への水の進入が防止される。
また、ルーフウェザーストリップの前端部に一体形成した延長部を凹部の縦面に固定したので、ルーフウェザーストリップの転びを防止でき、この点からもドア開口用ウェザーストリップへの水の流れ込みを防止できる。
本発明の実施例1に係るルーフウェザーストリップの水切り構造が採用された自動車の側面図である。 前記自動車のウェザーストリップの配設状態を示す側面図である。 前記水切り構造の要部拡大図である。 前記水切り構造の断面背面図(図3のIV-IV線断面図)である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図4は、本発明の実施例1に係る自動車用ルーフウェザーストリップの水切り構造を説明するための図である。本実施例において、前,後,左,右とは、車両の前進方向に見た状態での前,後,左,右を意味する。
図において、1は本実施例水切り構造を備えた自動車であり、該自動車1のボディ2の左サイドパネル3にはフロントドア開口3a,及びリヤドア開口3bが形成されており、該フロントドア開口3aの前縁部分はフロントピラー3cに、両ドア開口3a,3b間部分はセンタピラー3dに、リヤドア開口3bの後縁部分はリヤピラー3eになっている。また前記左,右のサイドパネル3,3の上端部間にはルーフパネル4が配設されている。
前記フロントドア開口3aにはフロントドア5が配設され、該フロントドア5はフロントピラー3cにヒンジにより回動可能に支持されている。また前記リヤドア開口3bにはスライドドア6が前後方向にスライド可能に配設されている。
また、前記フロントドア開口3aの周縁にはフロントドア開口用ウェザーストリップ7が配設され、リヤドア開口3bの周縁にはリヤドア開口用ウェザーストリップ8が配設されている。
また、前記サイドパネル3の前記フロントドア開口3aの上方のルーフ4に沿う部位3a′には、フロントドア5の上縁の内面に取付けられたフロントルーフウェザーストリップ9がドア閉時に当接する。
さらにまた前記リヤドア開口3bの上方から後方に渡る部分にはリヤルーフウェザーストリップ10が配設されている。このリヤルーフウェザーストリップ10は、前記リヤドア開口用ウェザーストリップ8の開口上辺部8aの上方に、かつルーフパネル4に沿うように配設されたルーフ上辺部12と、前記リヤドア開口用ウェザーストリップ8の開口後辺部8bの後方に配設されたルーフ後辺部13とで構成されている。
前記ルーフ上辺部12は、前記サイドパネル3の前記リヤドア開口3bの上方部位3b′にクリップ13aで固定された基部12aと、該基部12aの下縁に一体形成されてスライドドア6側に起立するシールリップ12bと、前記基部12aとで筒状をなすように形成された中空シール部12cとを有する。この中空シール部12cは、スライドドア6の閉時に、該ドア6の上縁部6aの内面により押圧される。
前記センタピラー3dの、前記リヤルーフウェザーストリップ10のルーフ上辺部12の前端部12′下方部位3d′には、凹部11が形成されている。ここで前記センタピラー3dの前記凹部11が形成されている前記下方部位3d′は、下側に行くほど車幅方向外側に位置するよう僅かに傾斜している。そして前記凹部11は、車両側面視で、大略台形状をなす凹みであり、前記下方部位3d′の上部から略鉛直をなすように真っ直ぐに形成された縦面11aと、該縦面11aの下端部11a′を前記下方部位3d′の一般面に接続する底面11bとで構成されている。前記凹部11は、前記下方部位3d′が僅かに外方に傾斜しているのに対し縦面11aが略鉛直面をなしているため、相対的に下側ほど深くなっている。
そして前記リヤルーフウェザーストリップ10のルーフ上辺部12の前端部12′には、延長部12dが前記基部12aの下縁から下方に延びるように一体的に形成されている。この延長部12dは、車両側方視で、下部ほど細くなる大略三角形状をなし、前記凹部11の縦面11aに達する長さに設定されている(図3参照)。具体的には、図4に示すように、前記延長部12dの下端12d′は前記凹部11の縦面11aの下端11a′近傍に位置しており、また前記延長部12dの前記基部12a寄り部分は両面テープ14により前記縦面11aの一部を覆うように接着固定されている。
本実施例に係るルーフウェザーストリップ10の水切り構造によれば、前記ルーフウェザーストリップ10のルーフ上辺部12により捕集された雨水等は、該ルーフ上辺部12の前端部12′からセンタピラー3dの外表面を伝わって流下する。このとき流下する水は、ルーフ上辺部12の前端部12′の基部12aに一体形成された延長部12dによって凹部11の縦面11aに案内され、表面張力等の作用により前記凹部11に一端溜まり、これに続いて該凹部11から溢れるように底面11bを越えて車両下方に安定した流れAとなって流下する(図3参照)。
従って、前記雨水等がリヤドア開口用ウェザーストリップ8の開口上辺部8a側に流れ込んで該開口上辺部8aに溜まるのを防止でき、従って溜まった水がドア開時に車室内に進入する問題を回避できる。
また、ルーフウェザーストリップ10のルーフ上辺部12の前端部12′に一体形成した延長部12dを凹部11の縦面11aに固定したので、前記ルーフ上辺部12の中空シール部12cがスライドドア6の上縁6aにより押圧されたときシールリップ12bが図4に二点鎖線で示すように上方に回動するといういわゆる該ルーフ上辺部12の転びを防止でき、この点からもドア開口用ウェザーストリップへの水の流れ込みを防止できる。
なお、サイドパネル3のプレス成形時に発生するしわを回避するために設けられているしわ取り凹部を前記凹部11に兼用することも可能である。
3b リヤドア用開口
3d センタピラー
3d′ルーフウェザーストリップ前端下方部位
4 ルーフ
10 ルーフウェザーストリップ
11 凹部
11a 縦面
11b 底面
12′ ルーフウェザーストリップの前端部
12d 延長部
14 両面テープ

Claims (1)

  1. リヤドア用開口の上方にルーフに沿うようにルーフウェザーストリップを配設し、該ルーフウェザーストリップにより捕集した雨水等を該ルーフウェザーストリップの前端部からセンタピラーの外表面に沿って流下させるようにした自動車用ルーフウェザーストリップの水切り構造において、
    前記センタピラーの前記ルーフウェザーストリップの前端部下方部位に、下部ほど車室内側に大きく凹む縦面と、該縦面の下端をセンタピラーの一般面に接続する底面とを有する凹部を形成し、
    前記ルーフウェザーストリップの前端部に下方に延びる延長部を形成し、該延長部を前記縦面に達する長さに設定すると共に、該延長部を前記縦面に接着固定した
    ことを特徴とする自動車用ルーフウェザーストリップの水切り構造。
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