JP6250987B2 - プリンタにおける紫外線照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット印刷ヘッドから紫外線硬化型インクを吐出し、印刷媒体に印刷を行うプリンタにおける紫外線照射装置に関する。
紫外線硬化型インクを用いて用紙などのメディアに印字を行い、印字後のインクに紫外線を照射してインクを硬化させるようにしたインクジェットプリンタが従来知られている(例えば特許文献1,2参照)。
また、特許文献1には、プリントヘッドのインク吐出ノズルに対応する部分だけ紫外線発光ダイオード(UVLED)を点灯し印字しない部分はUVLEDを消灯するインクジェット記録装置が開示されている。
また、特許文献2には、プリントヘッドより広い範囲の光照明装置をプリントヘッドの上方に設け、印字モードにより、光の照射範囲を変更する構成のインクジェットプリンタが開示されている。
特開2004−237588号公報 特開2004−299267号公報
紫外線硬化用の光源を、印刷媒体の印字面の幅方向の全域にわたって、プリンタの機体側に取り付けた場合、光源の懸架構造が必要となり、装置の大型化とコスト高を招くととともに、光源のための冷却装置が別途必要となり、これもコスト高を招くという問題点が生じる。
また、紫外線硬化用の光源を印刷ヘッドを搭載したキャリッジ側に設けた場合、キャリッジの重量が増加するという問題点が生じ、また、高価な光源を双方向作画のために2灯用意する必要があり、コスト高となるという問題点が生じる。また、印字面に対する照射時間が短いための光源を高照度とする必要があり、コスト高となるという問題点が生じる。
本発明は、上記問題点を解決することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は、機体側に支持されたヘッド案内レールと、該ヘッド案内レールに移動可能に取り付けられたヘッドキャリッジに設けられた印刷ヘッドと、印刷媒体を支持する支持手段とを備え、コントローラの制御により、前記ヘッドキャリッジと前記印刷媒体との位置関係を主走査方向と副走査方向に相対移動させ、前記印刷ヘッドから紫外線硬化型インクを吐出して前記印刷媒体の印字面に印刷を行うプリンタにおいて、前記ヘッド案内レール側に取り付けられた該ヘッド案内レールの長手方向に沿って延びる紫外線照射光源と、該光源を制御する光源用コントローラとを備え、前記紫外線照射光源を複数の紫外線LEDチップを並べた構成とし、前記ヘッドキャリッジの前記ヘッド案内レールに沿った移動に追随して、印刷媒体上の印刷ヘッドのインク吐出面に対面する領域を照射範囲とする前記紫外線LEDチップを消灯し、印刷媒体上の、移動する印刷ヘッドのインク吐出面に対面する領域に前記紫外線照射光源の紫外線が照射されないように前記光源用コントローラにより前記紫外線照射光源の紫外線LEDチップが制御されるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記紫外線照射光源は、印刷媒体の幅方向に多数配置された紫外線LEDチップからなるLED発光部と、該LED発光部を保持するカバーとから成り、該カバーにLED発光部の出す紫外線を印刷媒体に向けて導くための光透過部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明は、熱容量の大きいヘッド案内レールに光源を取り付けたので、ヘッド案内レールから大きな放熱効果が得られ、光源を安定的に駆動することができる。また、ヘッドキャリッジ側に光源を取り付けないことで印刷ヘッドの重量を軽くすることができ、ヘッドの高速制御が可能となる。
また、インク吐出中の印字面を照射する位置の、光源の一部を消灯することで、光源の消費電力と発熱の低減を図ることができる。
という効果が得られる。
本発明に係るプリンタの平面説明図である。 プリンタの外観説明図である。 プリンタの側面説明図である。 本発明の他の実施形態を示すプリンタの側面説明図である。 本発明の他の実施形態を示すプリンタの側面説明図である。 本発明の他の実施形態を示すプリンタの側面説明図である。 本発明の他の実施形態を示すプリンタの側面説明図である。 本発明のブロック回路説明図である。 本発明の他の実施形態を示す説明図である。
以下に本発明の構成を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2において、符号2は、インクジェットプリンタのヘッド案内レールであり、機体(図示省略)に支持具を介して固設されている。4は、ヘッドキャリッジであり、これにインクジェット型印刷ヘッド6(図3参照)が取り付けられている。ヘッドキャリッジ4は、ヘッド案内レール2に、これに沿って主走査方向Y(Y軸方向)に往復可能に連結している。
印刷ヘッド6のインク吐出面には、複数のインク吐出ノズル列が設けられている。ノズル列は互いの主走査方向の印字領域が重なるように印刷ヘッド6の底部のインク吐出面に並列状に配置されている。印刷媒体8上の前記印刷ヘッド6の底部のインク吐出面の移動経路と対向する領域は走査面Dを形成する。ヘッドキャリッジ4には複数個の紫外線硬化型インク用のサブタンクが取り付けられ、該サブタンクに機体側に配設されたインクカートリッジからチューブによりインクが供給される。サブタンクと、これらに対応する印刷ヘッド6のノズル列とはチューブを介して連結している。
ヘッド案内レール2の下方にはプラテン10が設けられ、該プラテン10上に印刷媒体8が図3中、右から左に搬送されるように構成されている。プラテン10の水平部には、ヘッド案内レール2に沿ってスリットが形成され、該スリットに駆動ローラ12が配置されている。プラテン10上の印刷媒体8は、この駆動ローラ12と、ヘッド案内レール2側に設けられた押えローラ14とで挟持され、駆動ローラ12の回転により、プラテン10上を副走査方向に所定のピッチで搬送されるように構成されている。
前記ヘッド案内レール2の側面には、Y軸方向に延びる棒状の紫外線照射光源16が、ヘッドキャリッジ4のヘッド案内レール2に沿った移動範囲の略全域にわたって位置するように配置され、該光源16は、支持体(図示省略)を介して、又は直接、ヘッド案内レール2に連結している。図1は1本の光源16をヘッド案内レール2に取り付けた実施形態を示し、図3は2本の光源16を上下に配置した実施形態を示している。図3において、左側がプリンタの機体の前方、右側が機体の後方であり、印刷ヘッド6は、ヘッド案内レール2に対して、機体の前方側に配置されている。
紫外線照射光源16は、ボックス状のカバー(図示省略)を有し、該カバーの内部に紫外線(UV)発光部16aが格納され、該カバーの底部には、紫外線の照射方向を規定する紫外線照射窓(光透過部)が該カバーの略全長にわたって形成されている。光源16を構成するUV発光部16aは、複数のLED(発光ダイオード)チップ16bが主走査方向に直線状に並べられた棒状の1本又は複数本のLED体を構成要素としている。なお、チップの配列は棒状以外に直線の左右に交互にチップを並べた構成その他を採用することができ、特に棒状に限定されるものではない。UV発光部16aは、各LEDチップ16bの光量及びオンオフの制御が可能となるように、光源用コントローラ18とドライバ回路20とからなるUV発光部駆動制御部を介してプリンタのメインコントローラ22に接続している。
UV発光部16aの各LEDチップ16bのオンオフ制御及び光量指定には予め付与されたアドレス番号を用い、オンオフ信号や各LEDチップに対する照度をメインコントローラ22から光源用コントローラ18に送信する。光源用コントローラ18は与えられたデータに基づきドライバ回路20を介してUV発光部16aの各LEDチップ16bをPWM方式などにより駆動する。
光源16から出るUV光は、プラテン10上の印刷媒体8の、印刷ヘッド6のインク吐出面の移動経路と対面する走査面Dに照射されるように構成されている。ここで走査面Dとは印刷ヘッド6の印字幅に相当する幅を有し、印刷ヘッド6のインク吐出面の主走査方向の移動経路に沿って印刷媒体8の幅方向の全域に延びる領域であり、印刷ヘッド6は、ヘッド案内レール2に沿ってこの走査面D上を主走査方向Yに移動し、この走査面Dに1バンド分の印刷を行う。
次に図1及び2に示す本実施形態の動作について説明する。
印刷ヘッド6は、印刷媒体8の側方(例えば左側)に設定されたホームポジションから、水平方向に、印刷媒体8の側部に接近した待機位置まで移動し、該待機位置から、例えば右方向(主走査方向)にCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のUV硬化型インクを吐出しながら移動し、印刷媒体8にまず1バンド分の印字を行う。1バンド分の印字が完了すると、印刷ヘッド6は、印刷媒体8の左側の待機位置まで復帰移動するとともに、印刷媒体8が、1バンド分副走査方向に移動する。
次に、印刷ヘッド6は、待機位置から右方向に移動し、印刷媒体8にノズル列の2つの分割領域を使って、先に印字した1バンド分の印字領域と新たに1バンド分の領域にカラーの印字を行う。このとき、最初の1バンド分の印字領域には、2パス目の印字が重ねて印字される。上記の要領で4パスのカラーの印字が行われると、最初の1バンド分の印字が完了し、この要領で、印字媒体8に順次印字が行われる。上記印字方式は4パス方式であるが、1パス方式その他種々の印字方式が存し、本発明の実施に際しては、4パス方式の印字に特に限定されるものではない。また片方での印字や双方向での印字など多々の印字方法も用途により用いられる。
上記印刷ヘッド6による印字動作中、光源16は、一部を除いて点灯し、印刷ヘッド6の吐出面の移動経路に対向する、印刷媒体8の走査面Dに、印刷ヘッド6の移動経路を基準として、機体の後方側から、UV光を照射する。このとき光源用コントローラ18はヘッドキャリッジ4の背面側に位置し、印刷ヘッド6の吐出面に対向する印字面を照射範囲とするLEDチップ16bを消灯し、印刷ヘッド6の吐出面から吐出した直後のまだ、印刷媒体8の表面に着弾していない状態のインクにUV光が照射されないようにしていると共に、光源16の前を移動するヘッドキャリッジ4に対して照射をしなくなるので、ヘッドキャリッジに対する温度上昇も抑えている。このように移動するヘッドキャリッジ4の背面側に対向位置するLEDチップを光源用コントローラ18の制御で消灯することで、光源16の消費電力と発熱の低減を図っている。
図3の光源16を2本設けた実施形態の動作も上記実施形態の動作と同一である。
図4は、光源16を取付具24を介して印刷ヘッド6の真上に配置した実施形態を示している。光源16から出るUV光は、プリンタの印字動作中、移動するヘッドキャリッジ4の上面側に位置する部分が消灯し、他の部分が印刷媒体8の走査面Dを照射する。他の構成は、図3に示す実施形態と同一である。
図5は、光源16を、取付具26を介して、ヘッドキャリッジ4の移動経路を基準として、機体の前方側に配置した実施形態を示している。
光源16は、プリンタの印字動作中、移動するヘッドキャリッジ4の前面側に位置し、印刷ヘッド4の吐出面に対向する走査面を照射範囲とする部分が消灯し、他の部分が印字媒体8の走査面Dを照射する。尚、本実施形態の図3,図5のように、図4のような上方からの照射ではなく下方部分からの照射である場合、印刷媒体8への距離が短いため光量が少なくても印刷媒体に届く時点での光量を得る事ができるため上方などから照射する場合に比べて能力の低い光源を使用する事ができる。他の構成は、図3に示す実施形態と同一である。
図6は、ヘッド案内レール移動型のプリンタに本発明を適用した実施形態を示している。
ヘッド案内レール2は、プリンタの機体に図中、左右方向(副走査方向)に移動可能に支持されている。印字動作は、支持台28上の印刷媒体8に対して、ヘッド案内レール2が副走査方向に相対移動し、ヘッドキャリッジ4がヘッド案内レール2に対して主走査方向に移動し、印刷ヘッド6から印刷媒体8の走査面に対してインクが吐出され、印字が行われる。
ヘッド案内レール2の下面には、棒状光源16が配置され、光源16は、プリンタの印字動作中、移動するヘッドキャリッジ4の背面側に位置する部分が消灯し、他の部分が印刷媒体8の走査面を照射する。プリンタにおいて、ヘッド案内レール2には、通常印刷媒体8を駆動ローラとの間で挟持する押えローラが取り付けられる。しかるに、本実施形態のようなヘッド案内レール駆動型のプリンタには、ヘッド案内レール2に押えローラを設けないので、ヘッド案内レール2の下面に直接、印字媒体の印字面に対向させて棒状光源16を取り付けることが可能となる。尚、図6においては左側にヘッド案内レール2が移動する事により印字面が光源16の照射範囲に移動する。なお、図5のようにヘッドを挟んだ反対側に光源16を設ける場合には、ヘッド案内レール2の移動方向は右側にるため、相対的な搬送方向は本実施形態ではどちらでもよい。
他の構成は、図3に示す実施形態と同一である。
図7は、光源16の冷却方式の一形態を示している。
光源16は、通常高温になりやすい。光源16の発熱を抑えるには、プリンタのヘッド案内レール2のような熱容量が大きく、発熱しにくい部材に光源16を取り付け、ヘッド案内レール2を通じて放熱することが望ましい。プリンタのヘッド案内レール2は通常、中空のため、本実施形態では、プリンタのヘッド案内レール2にファン32を取り付け、ヘッド案内レール2の両端側に排気口34,34を設けることで、ヘッド案内レール2内に空気の流れを発生させヘッド案内レール2の冷却を行っている。本実施形態の他の構成は、図3に示す実施形態の構成と同一である。
図10は、上下2段の光源16の各々の照射範囲を変えた実施形態を示している。
下段の光源16は、図9(A)に示すように、その照射範囲Aが、印刷媒体8上の印字範囲Aと一致するように設定され、上段の光源16は、図9(B)に示すように、その照射範囲Bが印字範囲Aを含み、更にこれより前方に延びる範囲に設定されている。即ち、図9の実施形態では、上段の光源16が印字範囲Aより広いエリアを照射し、下段の光源16が印字範囲Aを照射する。各段の光源16の照射範囲はカバーの光透過部のレンズと照射する角度などで調整が行われる。下段の光源16による照射は、走査面Dとの距離が近いことと、照射範囲が狭いことで光量が増大し、印字直後の照射に適している。また、上段の光源16による全体的な広い範囲での照射は、印刷媒体印字面への積算光量を増やすものである。上下段の光源16の照射範囲は特に図示する範囲に限定されるものではなく、適宜設定することができる。また、光源16は上下2段に限定されるものではなく、複数段の配置が可能である。
上記した構成において、上記印刷ヘッド6による印字動作中、光源16,16は、一部を除いて点灯し、印刷媒体8の走査面Dとその前方のエリアに、印刷ヘッド6の移動経路を基準として、機体の後方側から、UV光を照射する。 このとき光源用コントローラ18はヘッドキャリッジ4の背面側に位置し、印刷ヘッド6の吐出面に対向する領域の走査面Dを照射範囲とするLEDチップ16bを消灯し、印刷ヘッド6から吐出した直後のまだ、印刷媒体8の表面に着弾していない状態のインクにUV光が照射されないようにしている。
上記実施形態において、印刷媒体8の副走査方向の搬送速度に注目すると、ヘッドキャリッジ4の主走査方向の移動速度に比べてかなり低速である。また、一般に紫外線硬化型インクはピーク照度と積算照度が硬化条件として挙げられている。このため、ヘッドキャリッジに光源が搭載され移動する方式に比べて上記実施形態の場合、長時間紫外線を照射することが可能となる。
このため、ヘッドキャリッジと共に移動する方式と比べて低照度の光源の使用が可能であり、低照度の光源であっても長時間照射がされるため、積算の光量としては同じ効果を得る事ができるため、高価な光源を使用しないで済むというコスト面での有利性がある。また光源の光量が少なくて済むという事は光源から発生する熱量も低くなるため、温度の上昇などが抑えられるとい利点もある。さらに、双方向作画のため、通常はヘッドキャリッジの左右に発光部を搭載する必要がある。しかるに、本実施形態では、ヘッド案内レール側に光源を取り付けるため、ヘッドキャリッジ側に重量の増加が発生しないので、ヘッドキャリッジの高速化や吐出位置の制御に関し、有利性がある。
なお、上記説明中、印字という表現は印刷と同義で使用している。また、印刷媒体は用紙だけでなく、樹脂やプラスチック、金属など種々の材料のものが用いられるが、特に板状のものなどにも印刷することができる。
2 ヘッド案内レール
4 ヘッドキャリッジ
6 印刷ヘッド
8 印刷媒体
10 プラテン
12 駆動ローラ
14 押えローラ
16 光源
16a UV発光部
16b LEDチップ
18 発光部コントローラ
20 ドライバ回路
22 メインコントローラ
24 取付具
26 取付具
28 台
32 ファン
34 排気口

Claims (2)

  1. 機体側に支持されたヘッド案内レールと、該ヘッド案内レールに移動可能に取り付けられたヘッドキャリッジに設けられた印刷ヘッドと、印刷媒体を支持する支持手段とを備え、コントローラの制御により、前記ヘッドキャリッジと前記印刷媒体との位置関係を主走査方向と副走査方向に相対移動させ、前記印刷ヘッドから紫外線硬化型インクを吐出して前記印刷媒体の印字面に印刷を行うプリンタにおいて、前記ヘッド案内レール側に取り付けられた該ヘッド案内レールの長手方向に沿って延びる紫外線照射光源と、該光源を制御する光源用コントローラとを備え、前記紫外線照射光源を複数の紫外線LEDチップを並べ、該紫外線照射光源の光を前記印刷媒体上の、印刷ヘッドのインク吐出面の移動路と対向する領域に照射する構成とし、前記ヘッドキャリッジの前記ヘッド案内レールに沿った移動に追随して、印刷媒体上の印刷ヘッドのインク吐出面に対面する領域を照射範囲とする前記紫外線LEDチップを消灯し、印刷媒体上の、移動する印刷ヘッドのインク吐出面に対面する領域に前記紫外線照射光源の紫外線が照射されないように前記光源用コントローラにより前記紫外線照射光源の紫外線LEDチップが制御されるようにしたことを特徴とするプリンタにおける紫外線照射装置。
  2. 前記紫外線照射光源は、印刷媒体の幅方向に多数配置された紫外線LEDチップからなるLED発光部と、該LED発光部を保持するカバーとから成り、該カバーにLED発光部の出す紫外線を印刷媒体に向けて導くための光透過部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタにおける紫外線照射装置。
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