JP6250383B2 - 建設機械、ブーム取付方法、及びブーム分解方法 - Google Patents
建設機械、ブーム取付方法、及びブーム分解方法 Download PDFInfo
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挿通するための作業負担及び作業時間が大きかった。
この場合には、ブームサポートでフロントフレームの基端部を支持するとき、ブームサポート及びリンク部材を上下方向に延ばして用いる。一方、ブームサポートでフロントフレームの基端部を支持しないとき、ブームサポート及びリンク部材がフロントフレームと同一方向に延びるように回転させて、ブームサポート及びリンク部材を係止部材によってフロントフレームに取付ける。こうして、ブームサポート及びリンク部材を折り畳んでコンパクトにすることができる。
また、本発明に係るブーム取付方法は、上記した本発明に係る建設機械の上部旋回体にブームを取付ける方法であって、前記ブームフートの挿通孔の高さが前記取付ブラケットの挿通孔の高さより僅かに低くなるように、前記フロントフレームの下端部と前記ブームサポートの下端部とを搬送車両に載置して、前記倒れているブームを前記搬送車両で支持し、前記取付ブラケットと前記ブームフートが平行に延びるように前記上部旋回体を旋回させ、前記搬送車両を前記ブームの前後方向に走行させて前記ブームフートの下向ブロックと前記油圧シリンダの上向ブロックを係合させ、前記油圧シリンダの先端部を伸張させ、前記ブームフートの挿通孔と前記取付ブラケットの挿通孔の位置を合わせて、前記ブームフートの挿通孔及び前記取付ブラケットの挿通孔に前記ブームフートピンを挿通することを特徴とする。
この場合には、凸部と凹部の嵌合によって、ブームフートの挿通孔と取付ブラケットの挿通孔の位置合わせが完了した状態、及び油圧シリンダによってブームフートの支持が完了した状態を、確実に把握することができる。
この場合には、ブームフートの挿通孔と取付ブラケットの挿通孔の位置合わせにおいて、円錐状の凸部と円錐状の凹部とが嵌合することで、前後方向と左右方向と上下方向の全ての方向で同時に位置合わせを行うことができる。
ク73の嵌合孔73aにはシム74が介装されていて、このシム74によって凹部73cの高さ位置を調整できるようになっている。
本実施形態によれば、伸縮ブーム30を上部旋回体10に取付ける際に、フロントフレーム34の下端部34bとブームサポート100の下端部100bとをトレーラ200の荷台220に載置するため、伸縮ブーム30の基端部30aが浮いた状態になる。このとき、ブームサポート100の下端部100bの高さを板材150を用いて調整すると共に、フロントフレーム34の下端部34bの高さを板材160を用いて調整することで、各ブームフート38a,38bの挿通孔38a1,38b1の高さを右側取付ブラケット14Rの挿通孔14aの高さに対して微調整する。そして、上部旋回体10を旋回させて、トレーラ200を伸縮ブーム30の前後方向に走行させることで、各挿通孔38a1,14a,38b1の位置を的確に合わせる。
変形実施形態の構成と上述した本実施形態の構成とは、上向ブロックの凹部の形状及び下向ブロック凸部の形状が異なること以外、同様であるため、変形実施形態の上向ブロック及び下向ブロックについてのみ説明する。図19は、変形実施形態の上向ブロック77及び下向ブロック90を示した斜視図である。
例えば、本実施形態では、下向ブロック80の下面80bに凸部80cを形成し、上向ブロック73の上面73bに凹部73cを形成したが、下向ブロック80の下面80bに凹部を形成し、上向ブロック73の上面73bに凸部を形成しても良い。
また、伸縮ブーム30の基端部30aは、左右両側でそれぞれブームフートピン40R,40Lが挿通される構造であるが、単一のブームフートピンが挿通される構造であっても良い。
また、本実施形態では、ブームが2段に伸縮する伸縮ブーム30であるが、ブームの構造は適宜変更可能であり、例えば3段以上に伸縮する伸縮ブーム又はラチスブームであっても良い。
また、本実施形態では、建設機械がアースドリルであるが、クローラクレーンであっても良く、伸縮ブームの基端部が上部旋回体に脱着されるものであれば適宜変更可能である。
10 上部旋回体
14R 右側取付ブラケット
14L 左側取付ブラケット
20 下部走行体
30 伸縮ブーム
30a 基端部
34 フロントフレーム
38a,39a 外側ブームフート
38a1,39a1 挿通孔
38b,39b 内側ブームフート
38b1,39b1 挿通孔
40R,40L ブームフートピン
50R,50L ブームフートピン着脱装置
60 油圧駆動装置
70R,70L 油圧シリンダ
71 シリンダ本体
72 シリンダロッド
73,77 上向ブロック
73c,77b 凹部
80,90 下向ブロック
80c,90b 凸部
100 ブームサポート
110 リンク部材
200 トレーラ
Claims (9)
- ブームを取付ける上部旋回体が下部走行体に対して旋回可能に設けられ、
前記上部旋回体の前側に前記ブームの前後方向に延びる取付ブラケットが設けられ、
前記ブームの基端部に前記取付ブラケットと平行に延びるブームフートが設けられ、
前記取付ブラケット及び前記ブームフートに、ブームの前後方向と直交する左右方向に延びる挿通孔がそれぞれ形成されていて、
前記ブームフートの挿通孔及び前記取付ブラケットの挿通孔にブームフートピンが挿通されることで、前記ブームが前記上部旋回体に対して起伏可能に取付けられていて、
前記ブームが倒れている状態で、前記ブームに取付けられているフロントフレームが前方に向かって斜め下方に延びている建設機械において、
前記ブームが倒れている状態で上下方向に延びるブームサポートが設けられていて、
前記ブームサポートの上端部が前記フロントフレームの基端部に取付けられていて、
前記フロントフレームの下端部と前記ブームサポートの下端部とが搬送車両に載置されることで、前記倒れているブームが前記搬送車両に支持されることを特徴とする建設機械。 - 請求項1に記載された建設機械において、
前記ブームサポートの上端部は、前記フロントフレームの基端部に回転可能に取付けられていて、
前記ブームが倒れている状態で上下方向に延びるリンク部材が設けられていて、
前記リンク部材の上端部が前記フロントフレームに回転可能に取付けられ、前記リンク部材の下端部が前記ブームサポートの中間部に脱着可能に取付けられていて、
前記ブームサポート及び前記リンク部材が前記フロントフレームと同一方向に延びるように回転されているとき、前記ブームサポート及び前記リンク部材を前記フロントフレームに取付ける係止部材が設けられていることを特徴とする建設機械。 - 請求項1又は請求項2に記載された建設機械において、
前記上部旋回体には、先端部を上下方向に伸縮可能な油圧シリンダが取付けられていて、
前記ブームフートの挿通孔と前記取付ブラケットの挿通孔の位置が合う状態で、前記ブームフートの下側に取付けられている下向ブロックと、前記油圧シリンダの先端部に取付けられている上向ブロックとが係合するように設けられていることを特徴とする建設機械。 - 請求項3に記載された建設機械において、
前記下向ブロックの下面及び前記上向ブロックの上面の一方には、窪んでいる凹部が形成され、
前記下向ブロックの下面及び前記上向ブロックの上面の他方には、前記凹部に嵌合する凸部が形成されていることを特徴とする建設機械。 - 請求項4に記載された建設機械において、
前記凹部は、水平方向に対して円錐状に窪んでいて、
前記凸部は、水平方向に対して円錐状に突出していることを特徴とする建設機械。 - 請求項1又は請求項2に記載された建設機械の上部旋回体にブームを取付けるブーム取付方法において、
前記フロントフレームの下端部と前記ブームサポートの下端部とを搬送車両に載置して、前記ブームフートの挿通孔の高さが前記取付ブラケットの挿通孔の高さに合うように前記倒れているブームを前記搬送車両で支持し、
前記取付ブラケットと前記ブームフートが平行に延びるように前記上部旋回体を旋回させ、
前記搬送車両を前記ブームの前後方向に走行させ、前記ブームフートの挿通孔と前記取付ブラケットの挿通孔の位置を合わせて、前記ブームフートの挿通孔及び前記取付ブラケットの挿通孔に前記ブームフートピンを挿通することを特徴とするブーム取付方法。 - 請求項3に記載された建設機械の上部旋回体にブームを取付けるブーム取付方法において、
前記ブームフートの挿通孔の高さが前記取付ブラケットの挿通孔の高さより僅かに低くなるように、前記フロントフレームの下端部と前記ブームサポートの下端部とを搬送車両に載置して、前記倒れているブームを前記搬送車両で支持し、
前記取付ブラケットと前記ブームフートが平行に延びるように前記上部旋回体を旋回させ、
前記搬送車両を前記ブームの前後方向に走行させて前記ブームフートの下向ブロックと前記油圧シリンダの上向ブロックを係合させ、
前記油圧シリンダの先端部を伸張させ、前記ブームフートの挿通孔と前記取付ブラケットの挿通孔の位置を合わせて、前記ブームフートの挿通孔及び前記取付ブラケットの挿通孔に前記ブームフートピンを挿通することを特徴とするブーム取付方法。 - 請求項1又は請求項2に記載された建設機械の上部旋回体からブームを取り外すブーム分解方法において、
前記フロントフレームの下端部と前記ブームサポートの下端部とを搬送車両に載置して、前記倒れているブームを前記搬送車両で支持し、前記ブームフートの挿通孔及び前記取付ブラケットの挿通孔から前記ブームフートピンを抜き取ることを特徴とするブーム分解方法。 - 請求項3に記載された建設機械の上部旋回体からブームを取り外すブーム分解方法において、
前記フロントフレームの下端部と前記ブームサポートの下端部とを搬送車両に載置して、前記倒れているブームを前記搬送車両で支持し、
前記油圧シリンダの先端部を伸張させ、前記ブームフートの下向ブロックと前記油圧シリンダの上向ブロックを係合させて、前記ブームフートの挿通孔の高さを前記取付ブラケットの挿通孔の高さに合わせた状態で、前記ブームフートの挿通孔及び前記取付ブラケットの挿通孔から前記ブームフートピンを抜き取ることを特徴とするブーム分解方法。
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JP2013267974A JP6250383B2 (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | 建設機械、ブーム取付方法、及びブーム分解方法 |
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