JP6250302B2 - 容器 - Google Patents

容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6250302B2
JP6250302B2 JP2013101786A JP2013101786A JP6250302B2 JP 6250302 B2 JP6250302 B2 JP 6250302B2 JP 2013101786 A JP2013101786 A JP 2013101786A JP 2013101786 A JP2013101786 A JP 2013101786A JP 6250302 B2 JP6250302 B2 JP 6250302B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
piece
pieces
side wall
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013101786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014221019A (ja
Inventor
正康 越塚
正康 越塚
隆志 荒内
隆志 荒内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Aluminium Ekco Products Co Ltd
Original Assignee
Toyo Aluminium Ekco Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Aluminium Ekco Products Co Ltd filed Critical Toyo Aluminium Ekco Products Co Ltd
Priority to JP2013101786A priority Critical patent/JP6250302B2/ja
Publication of JP2014221019A publication Critical patent/JP2014221019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6250302B2 publication Critical patent/JP6250302B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Cartons (AREA)

Description

この発明は容器に関し、特に猫等の愛玩動物の寝床に用いられる容器に関するものである。
猫は、狭い所を好むという習性を持つ。特に眠る時にあっては、体を丸めて横たわることができると共に、体を沿わせることができる土鍋のような形状のものに入り込んで眠ることを好むことが知られている。このような猫の習性を踏まえて、以下のような愛玩動物の寝床に用いられる容器が提案されている。
図23は既に本出願人によって提案されている容器の正面模式図であり、図24は図23で示した容器の平面模式図である。
これらの図を参照して、容器71は、段ボール製の板状体よりなる底面部72と、底面部72の周縁より上方に立ち上がる側壁部73とから構成され、上部が開放されたものである。
側壁部73は、所定間隔をおいて配置される4つの差込片76〜79と、差込片76〜79の各々の間に配置される4つの被差込片81〜84とからなり、差込片76〜79の各々及び被差込片81〜84の各々は、側壁部73の上端部が平面視八角形となるように配置されている。
図25は、図23で示した容器の展開模式図であり、図24の図示方向に対応する図である。
図を参照して、差込片76〜79の各々及び被差込片81〜84の各々は、底面部72と共に1枚の板状素材から一体的に形成されている。
ここで、容器の組立に際して、図25で示した差込片76及び被差込片81を中心に説明する。尚、差込片77〜79の各々は差込片76と同形状であり、被差込片82〜84は被差込片81と同形状であるので、同様にして組立が可能である。
図25で示した破線の折り目85、折り目89a及び89b、折り目86aの各々にて谷折りにする。次に、折り目89a及び89bで2つ折りにした被差込片81の間に、隣接する差込片76aを抜き差し自在に差し込む。差込片76a及び同様に差し込まれた差込片79bを挟み込んだ状態で、被差込片81の上端に形成された突起74を、底面72に形成された対向する開口75に嵌合させる。
上記のような既に提案されている容器は、被差込片81〜84の各々に差し込まれた差込片76〜79は抜き差し自在であるため、容器全体としての保形性が不安定なものであった。
ここで、容器全体としての保形性が不安定である状態について説明する。
図26は図23で示した容器の内窄まり状態と外拡がり状態の正面模式図であり、図27は図23で示した容器の内窄まり状態と外拡がり状態の平面模式図であり、図26に対応する図である。尚、差込片77〜79の各々は差込片76と同形状であり、被差込片82〜84は被差込片81と同形状であるので、差込片76及び被差込片81を中心に説明する。
図26の(1)及び図27の(1)を参照して、図25で示した一点鎖線の折り目87aで差込片76を谷折りにした場合であり、差込片76aが被差込片81に深く差し込まれている。これにより、差込片76〜79の各々及び被差込片81〜84の各々が内方に傾き、容器71の形状が内窄まり状態となる。
この内窄まり状態から、図26の(1)及び図27の(1)の矢印で示した方向へ外力が加わると、差込片76〜79の各々は被差込片81〜84の各々に対して抜き差し自在であるので、容器71の形状が外へ拡がることになる。
次に、容器71の形状が外拡がり状態となる場合について説明する。
図26の(2)及び図27の(2)を参照して、図25で示した二点鎖線の折り目88aで差込片76を谷折りにした場合であり、差込片76aが被差込片81に浅く差し込まれている。これにより、差込片76〜79の各々及び被差込片81〜84の各々が外方に傾き、容器71の形状が外拡がり状態となる。
この外拡がり状態から、図26の(1)及び図27の(1)で示された矢印とは反対方向に外力が加わると、容器71の形状は内に窄まることになる。このように、外力が加わると容器全体の形状が容易に変化してしまっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、側壁部の全体形状が安定し、保形性が向上する容器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、底面部と、底面部の周縁より上方に立ち上がる側壁部とからなる容器本体を含む、容器であって、側壁部は、周方向に所定間隔をおいて配置され、少なくとも2つの差込片と、差込片の各々の間に配置され、差込片の周方向の少なくとも一方における所定範囲の部分が抜き差し自在に係合することができる、少なくとも2つの被差込片とを備え、差込片及び被差込片は、係合状態を保持する係合保持手段を含み、被差込片の各々は、板状体を水平方向を折り目として2つ折りにしたものよりなり、差込片の各々は、その上端部が折り目の下面に沿って抜き差し自在に差し込まれ、係合保持手段は、差込片の上端部の一部に上方に延びるように形成された突出部と、被差込片の折り目に形成され、突出部が係合する開口部とを含み、被差込片の各々は、容器外面に位置する外面部と折り返されて容器内面に位置する内面部とからなり、内面部の下縁は直線部と直線部の一部から下方に突出する凸部で構成され、容器本体は、平板形状を有し、被差込片の各々の間に底面部に向かって押し込むように設置され、被差込片の各々に対向する両端縁において、凸部に係合する切欠きが形成されると共に切欠きの周囲の外縁部分の上面が被差込片の各々の内面部の下縁に当接する、下敷きパッドを更に備えたものである。
このように構成すると、差込片及び被差込片の係合状態が安定する。又、突出部が開口部に係合すると、差込片の移動が阻止される。更に、内面部の拡がりと下敷きパッドの移動が阻止される。
請求項2記載の発明は、底面部と、底面部の周縁より上方に立ち上がる側壁部とからなる容器本体を含む、容器であって、側壁部は、周方向に所定間隔をおいて配置され、少なくとも2つの差込片と、差込片の各々の間に配置され、差込片の周方向の少なくとも一方における所定範囲の部分が抜き差し自在に係合することができる、少なくとも2つの被差込片とを備え、差込片及び被差込片は、係合状態を保持する係合保持手段を含み、被差込片の各々は、板状体を水平方向を折り目として2つ折りにしたものよりなり、差込片の各々は、その上端部が折り目の下面に沿って抜き差し自在に差し込まれ、係合保持手段は、差込片の上端部の一部に上方に延びるように形成された突出部と、被差込片の折り目に形成され、突出部が係合する凹み部とを含み、側壁部の上に着脱自在に設置できる蓋体を更に備え、蓋体の下端部の一部には下方に延びる垂下片が形成され、被差込片の折り目であって突出部の横に垂下片を抜き差し自在に差し込むことができる開口が形成されたものである。
このように構成すると、差込片及び被差込片の係合状態が安定する。又、突出部が凹み部に係合すると、差込片の移動が阻止される。更に、蓋体を設置した際、差込片と垂下片とが当接する。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の構成において、差込片の各々及び被差込片の各々は、底面部と共に1枚の板状素材から一体的に形成されるものである。
このように構成すると、容器全体が1枚の板状素材で形成される。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、底面部と、底面部の周縁より上方に立ち上がる側壁部とからなる容器本体を含む、他の容器であって、側壁部は、周方向に所定間隔をおいて配置され、少なくとも2つの差込片と、差込片の各々の間に配置され、差込片の周方向の少なくとも一方における所定範囲の部分が抜き差し自在に係合することができる、少なくとも2つの被差込片とを備え、差込片及び被差込片は、係合状態を保持する係合保持手段を含み、被差込片の各々は、板状体を水平方向を折り目として2つ折りにしたものよりなり、差込片の各々は、その上端部が折り目の下面に沿って抜き差し自在に差し込まれ、係合保持手段は、差込片の上端部の一部に上方に延びるように形成された突出部と、被差込片の折り目に形成され、突出部が係合する開口部又は凹み部とを含む、他の容器を上下反転した反転容器が相当し、反転容器の側壁部の一部に切欠きが形成されるものである。
このように構成すると、差込片及び被差込片の係合状態が安定する。又、突出部が開口部に係合すると、差込片の移動が阻止される。更に、突出部が凹み部に係合すると、差込片の移動が阻止される。更に、内容量が拡大すると共に収容物の出し入れが容易となる。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、差込片及び被差込片の係合状態が安定するので、容器の保形性が向上する。又、突出部が開口部に係合すると、差込片の移動が阻止されるので、係合状態が目視できるため、信頼性が向上する。更に、内面部の拡がりと下敷きパッドの移動が阻止されるので、容器の保形性がより向上する。
請求項2記載の発明は、差込片及び被差込片の係合状態が安定するので、容器の保形性が向上する。又、突出部が凹み部に係合すると、差込片の移動が阻止されるので、突出部のための開口が設けられないため、被差込片の加工用途が広がる。更に、蓋体を設置した際、差込片と垂下片とが当接するので、差込片の差込方向の移動が阻止され、蓋体の設置状態が安定する。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、容器全体が1枚の板状素材で形成されるので、効率的な容器となる。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、差込片及び被差込片の係合状態が安定するので、容器の保形性が向上する。又、突出部が開口部に係合すると、差込片の移動が阻止されるので、係合状態が目視できるため、信頼性が向上する。更に、突出部が凹み部に係合すると、差込片の移動が阻止されるので、突出部のための開口が設けられないため、被差込片の加工用途が広がる。更に、内容量が拡大すると共に収容物の出し入れが容易となるので、使い勝手の良い容器となる。
この発明の第1の実施の形態による、例えば猫の寝床として用いられる容器の概略斜視図である。 図1で示した容器の容器本体の正面模式図である。 図2で示した容器本体の背面模式図である。 図2で示した容器本体の平面模式図である。 図2で示した容器本体の底面模式図である。 図2で示した容器本体の展開模式図であり、図4の図示方向に対応する図である。 図2で示した容器本体に含まれる下敷きパッドの平面模式図であり、図4の図示方向に対応する図である。 図2で示した“A”部分の拡大模式図である。 図3で示した“B”部分の拡大模式図である。 図4で示したX−Xラインの端面図である。 図10で示した“C”部分の拡大模式図である。 図4で示したXII−XIIラインの端面図である。 図12で示した“D”部分の拡大模式図である。 図1で示した容器の蓋体の正面模式図である。 図14で示した蓋体の平面模式図である。 図14で示した蓋体の底面模式図である。 図14で示した蓋体の右側面模式図である。 図14で示した蓋体の展開模式図であり、図16の図示方向に対応する図である。 図14で示した蓋体に含まれる下敷きパッドの平面模式図であり、図16の図示方向に対応する図である。 図1で示した容器の組立工程を示した正面模式図である。 図1で示した容器の組立が完了した状態の背面模式図である。 図1で示した容器の蓋体の蓋部を開いた使用状態の概略斜視図である。 既に本出願人によって提案されている容器の正面模式図である。 図23で示した容器の平面模式図である。 図23で示した容器の展開模式図であり、図24の図示方向に対応する図である。 図23で示した容器の内窄まり状態と外拡がり状態の正面模式図である。 図23で示した容器の内窄まり状態と外拡がり状態の平面模式図であり、図26に対応する図である。
図1は、この発明の第1の実施の形態による、例えば猫の寝床として用いられる容器の概略斜視図である。
図を参照して、容器11は、段ボール材質からなる容器本体1と、容器本体1の上方を着脱自在に覆う段ボール材質からなる蓋体2とから構成されている。蓋体2の後述する側壁部10に形成される切欠き6は、容器11においては開口7として機能する。
使用に際して、容器11の開口7から、収納物を容器11内部へ出し入れすることができるようになっている。
図2は図1で示した容器の容器本体の正面模式図であり、図3は図2で示した容器本体の背面模式図であり、図4は図2で示した容器本体の平面模式図であり、図5は図2で示した容器本体の底面模式図であり、図6は図2で示した容器本体の展開模式図であり、図4の図示方向に対応する図であり、図7は図2で示した容器本体に含まれる下敷きパッドの平面模式図であり、図4の図示方向に対応する図である。
尚、この実施の形態の容器本体1は、図23で示した既に提案されている容器71の構成と同一部分が多いので、ここでは相違点を中心に説明する。
これらの図を参照して、差込片31〜34の各々は略同一形状であり、被差込片36、37、39の各々は同一形状であるので、それぞれ差込片31及び被差込片36を中心に説明する。
図6を参照して、差込片31は、底面部16に接続された差込支持部59と、差込支持部59に対して反時計方向にある差込片31aと、差込支持部59に対して時計方向にある差込片31bとからなる。差込片31aの上端部の一部に外方に延びる突出部41aが形成されている。
被差込片36の2つ折りにする折り目96a及び96bには、開口部51a及び51bが形成されている。
図2を参照して、被差込片36は板状体を水平方向の図6で示した折り目96a及び96bで2つ折りにされ、起立した差込片31aはその上端部が被差込片36の図6で示した折り目96a及び96bの下面に沿って抜き差し自在に差し込まれている。
ここで、係合保持手段21として、被差込片36の図6で示した開口部51aに、差込片31aの突出部41aが係合するように差し込まれている。このように構成した理由は後述する。
次に、図6を参照して、被差込片38について、被差込片38及び隣接する差込片33aを中心に相違点を説明する。
差込片33aの上端部の一部に外方に延びる突出部43aが形成されている。被差込片38の2つ折りにする折り目98a及び98bの中央には、開口部55が形成されている。開口部55の両端縁に隣接して、下方から上方に凹む凹み部53a及び53bが折り目98a及び98bに形成されている。
図3を参照して、被差込片38は板状体を水平方向の図6で示した折り目98a及び98bで2つ折りにされ、差込片33aはその上端部が被差込片38の図6で示した折り目98a及び98bの下面に沿って抜き差し自在に差し込まれている。
ここで、係合保持手段22として、被差込片38の図6で示した凹み部53aに、差込片33aの突出部43aが係合している。このように構成した理由は後述する。
図6を参照して、差込片31及び32のみに、後述する蓋体2と係合する垂下片56及び57が、それぞれ差込片31の差込支持部59及び差込片32の差込支持部60に形成されている。このように構成された理由は後述する。
容器本体1の差込片31〜34の各々及び被差込片36〜39の各々は、底面部16と共に1枚の段ボールから一体的に形成されている。従って、容器本体1が1枚の板状素材で形成されるので、効率的な容器11となる。
図7を参照して、下敷きパッド3は、平板形状を有し、下敷きパッド3の周縁の対向する位置に切欠き24a及び24bが形成されている。
図4及び図6を参照して、下敷きパッド3は、被差込片37及び39の間に容器本体1の底面部16に向かって上方から押し込むように設置される。切欠き24a及び24bは、それぞれ被差込片39及び37の両端縁において、それぞれ被差込片39の凸部69及び被差込片37の凸部67に係合する。
図8は、図2で示した“A”部分の拡大模式図である。
図を参照して、被差込片36の図6で示した開口部51a(図示せず)に、差込片31aの突出部41aが係合するように、係合保持手段21として差し込まれている。これにより、差込片31a及び被差込片36の係合状態が安定するため、容器本体1の保形性が向上する。又、突出部41aが開口部51a(図示せず)に係合すると、係合状態が目視できるため、組立の信頼性が向上する。
図9は、図3で示した“B”部分の拡大模式図である。
図を参照して、被差込片38の凹み部53aに、差込片33aの突出部43aを係合保持手段22として係合させている。これにより、突出部43aが凹み部53aに係合すると、差込片33aの移動が阻止される。尚、突出部43aのための開口が設けられないため、被差込片38の加工用途が広がる。
図10は図4で示したX−Xラインの端面図であり、図11は図10で示した“C”部分の拡大模式図である。尚、図10に示されているように左右対称であるので、被差込片37を中心に説明する。
これらの図を参照して、被差込片37は、容器本体1の外面に位置する外面部137と、折り返されて容器本体1の内面に位置する内面部142とからなり、内面部142の下部に位置する凸部67は、下敷きパッド3の切欠き24b及び底面部16の開口47とにそれぞれ当接している。よって、内面部142の拡がりが阻止されるので、容器11の保形性がより向上する。
図12は図4で示したXII−XIIラインの端面図であり、図13は図12で示した“D”部分の拡大模式図である。
これらの図を参照して、図6で示した差込片33b及び34aが、それぞれ被差込片37及び39に挟まれている。又、差込片33bの上端に位置する突出部43bが、被差込片37の上端部より突き出している。差込片34aの上端に位置する突出部44aも、被差込片39の上端部より突き出している。
図13を参照して、被差込片37の内面部142の下端が、図4で示した切欠き24bの周囲の外縁部分に位置する下敷きパッド3の上面を上方から押さえた状態で当接している。よって、下敷きパッド3の移動が阻止されるので、容器11の保形性がより向上する。尚、後述する蓋体2のように、容器本体1を上下逆さにした場合でも、内面部142が下敷きパッド3を支持することになるので、下敷きパッド3は落ちることがない。
図14は図1で示した容器の蓋体の正面模式図であり、図15は図14で示した蓋体の平面模式図であり、図16は図14で示した蓋体の底面模式図であり、図17は図14で示した蓋体の右側面模式図であり、図18は図14で示した蓋体の展開模式図であり、図16の図示方向に対応する図であり、図19は図14で示した蓋体に含まれる下敷きパッドの平面模式図であり、図16の図示方向に対応する図である。
これらの図を参照して、蓋体2は、差込片101〜103と、被差込片106〜109とから構成されており、前述した容器本体1を上下逆にしたものと基本的な構成は略同一であるので、相違点を中心に説明する。
図18を参照して、差込片102の差込支持部61の下端の一部に下方に延びる垂下片58が形成されている。このように構成された理由は後述する。
被差込片106及び109に、それぞれ切欠き6a及び6bが形成されている。被差込片106の折り目126a及び126bには、開口155が形成されている。被差込片109の折り目128a及び128bには、開口156が形成されている。
蓋体2の平面部8に略円形の蓋部27が、開閉自在に形成されている。蓋部27には、略半円形状の切欠き29が形成され、切欠き29に指を差し込むことで、蓋部27を開閉しやすいようになっている。
蓋体2は係合保持手段21及び22により、容器本体1と同様に構成されているため、蓋体2の平面部8に上方から力が加わっても側壁部10が拡がりにくいので、蓋としての形状保持力が向上する。
図19を参照して、下敷きパッド4の中央部分には、図18で示した蓋部27の大きさよりも小さな開口28が形成されている。
すなわち、図15を参照して、蓋部27は、蓋部27の下方に下敷きパッド4があるため、蓋体2の内部方向には開くことがなく、上方にのみ開くようになる。
図20は図1で示した容器の組立工程を示した正面模式図であり、図21は図1で示した容器の組立が完了した状態の背面模式図である。
これらの図を参照して、容器本体1の上方から、容器本体1を覆うように蓋体2を係合させる。このとき、蓋体2の差込片102に形成された垂下片58を、容器本体1の被差込片38に形成された図示しない開口部55に差し込んで係合させる。同時に、容器本体1の差込片31に形成された垂下片56及び差込片32に形成された垂下片57を、それぞれ蓋体2の被差込片106に形成された図示しない開口155及び被差込片109に形成された図示しない開口156に差し込んで係合させる。
ここで、図21を参照して、被差込片38に差し込まれた垂下片58は、差込片33a及び34bの間に位置することになる。よって、蓋体2を設置した際、差込片33a及び34bの差込方向の移動が阻止されるので容器本体1の狭まりが防止され、容器11の設置状態が安定する。
図22は、図1で示した容器の蓋体の蓋部を開いた使用状態の概略斜視図である。
図を参照して、蓋体2に形成された蓋部27を上方に開くことで、側壁部10の切欠き6により形成された開口7からだけでなく、平面部8に形成された開口30からも、容器11の内部に収納物を出し入れすることが可能となる。よって、内容量が拡大すると共に収納物の出し入れが容易となり、使い勝手の良い容器11となる。尚、猫の寝床に用いた場合には、蓋部27は蓋体2の内部方向には開かないようになっているので、蓋部27を閉じた状態で、猫が蓋部27の上に乗って遊ぶことができる。
尚、上記の実施の形態では、蓋体に蓋部が設置され、蓋体の側壁部には切欠きが形成されているが、蓋体には蓋部又は側壁部の切欠きのうち少なくとも一方があればよい。
又、上記の実施の形態では、容器は容器本体を覆う蓋体から構成されているが、容器本体のみであってもよい。
更に、上記の実施の形態では、係合保持手段は開口部及び凹み部を含むものであったが、どちらか一方のみでもよい。
更に、上記の実施の形態では、容器本体又は蓋体には垂下片を含むものであったが、垂下片はなくてもよい。
更に、上記の実施の形態では、蓋体は容器本体を上下逆さにしたものと基本的な構成が略同一であったが、蓋体は全く異なった構成のものでもよい。
更に、上記の実施の形態では、容器本体は蓋体の下方に位置するものであったが、容器本体を上下逆さにして既存の容器に蓋体として用いてもよい。
更に、上記の実施の形態では、容器本体は下敷きパッドを備えたものであったが、下敷きパッドはなくてもよい。
更に、上記の実施の形態では、差込片及び被差込片の各々は4つであったが、それぞれ少なくとも2つ以上あればよい。
更に、上記の実施の形態では、容器本体は1枚の板状素材から一体的に形成されたものであったが、複数の素材を独立に形成したものを組立てるものであってもよい。
更に、上記の実施の形態では、容器本体は段ボール素材からなるものであったが、他の素材からなるものであってもよい。
1…容器本体
2…蓋体
3〜4…下敷きパッド
6…切欠き
9…周縁
10…側壁部
11…容器
16…底面部
17…周縁
18…側壁部
21…係合保持手段
22…係合保持手段
24〜25…切欠き
31〜34…差込片
36〜39…被差込片
41〜44…突出部
46〜47…開口
51…開口部
53…凹み部
56〜58…垂下片
66〜69…凸部
96…折り目
98…折り目
101〜103…差込片
106〜109…被差込片
126…折り目
128…折り目
137…外面部
142…内面部
155〜156…開口
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (4)

  1. 底面部と、前記底面部の周縁より上方に立ち上がる側壁部とからなる容器本体を含む、容器であって、
    前記側壁部は、
    周方向に所定間隔をおいて配置され、少なくとも2つの差込片と、
    前記差込片の各々の間に配置され、前記差込片の周方向の少なくとも一方における所定範囲の部分が抜き差し自在に係合することができる、少なくとも2つの被差込片とを備え、
    前記差込片及び前記被差込片は、係合状態を保持する係合保持手段を含み、
    前記被差込片の各々は、板状体を水平方向を折り目として2つ折りにしたものよりなり、
    前記差込片の各々は、その上端部が前記折り目の下面に沿って抜き差し自在に差し込まれ、
    前記係合保持手段は、
    前記差込片の前記上端部の一部に上方に延びるように形成された突出部と、
    前記被差込片の前記折り目に形成され、前記突出部が係合する開口部とを含み、
    前記被差込片の各々は、容器外面に位置する外面部と折り返されて容器内面に位置する内面部とからなり、前記内面部の下縁は直線部と前記直線部の一部から下方に突出する凸部で構成され、
    容器本体は、平板形状を有し、前記被差込片の各々の間に前記底面部に向かって押し込むように設置され、前記被差込片の各々に対向する両端縁において、前記凸部に係合する切欠きが形成されると共に前記切欠きの周囲の外縁部分の上面が前記被差込片の各々の前記内面部の下縁に当接する、下敷きパッドを更に備えた、容器。
  2. 底面部と、前記底面部の周縁より上方に立ち上がる側壁部とからなる容器本体を含む、容器であって、
    前記側壁部は、
    周方向に所定間隔をおいて配置され、少なくとも2つの差込片と、
    前記差込片の各々の間に配置され、前記差込片の周方向の少なくとも一方における所定範囲の部分が抜き差し自在に係合することができる、少なくとも2つの被差込片とを備え、
    前記差込片及び前記被差込片は、係合状態を保持する係合保持手段を含み、
    前記被差込片の各々は、板状体を水平方向を折り目として2つ折りにしたものよりなり、
    前記差込片の各々は、その上端部が前記折り目の下面に沿って抜き差し自在に差し込まれ、
    前記係合保持手段は、
    前記差込片の前記上端部の一部に上方に延びるように形成された突出部と、
    前記被差込片の前記折り目に形成され、前記突出部が係合する凹み部とを含み、
    前記側壁部の上に着脱自在に設置できる蓋体を更に備え、
    前記蓋体の下端部の一部には下方に延びる垂下片が形成され、
    前記被差込片の前記折り目であって前記突出部の横に前記垂下片を抜き差し自在に差し込むことができる開口が形成された、容器。
  3. 前記差込片の各々及び前記被差込片の各々は、前記底面部と共に1枚の板状素材から一体的に形成される、請求項1又は請求項2記載の容器。
  4. 前記蓋体は、
    底面部と、前記底面部の周縁より上方に立ち上がる側壁部とからなる容器本体を含む、他の容器であって、
    前記側壁部は、
    周方向に所定間隔をおいて配置され、少なくとも2つの差込片と、
    前記差込片の各々の間に配置され、前記差込片の周方向の少なくとも一方における所定範囲の部分が抜き差し自在に係合することができる、少なくとも2つの被差込片とを備え、
    前記差込片及び前記被差込片は、係合状態を保持する係合保持手段を含み、
    前記被差込片の各々は、板状体を水平方向を折り目として2つ折りにしたものよりなり、
    前記差込片の各々は、その上端部が前記折り目の下面に沿って抜き差し自在に差し込まれ、
    前記係合保持手段は、
    前記差込片の前記上端部の一部に上方に延びるように形成された突出部と、
    前記被差込片の前記折り目に形成され、前記突出部が係合する開口部又は凹み部とを含む、他の容器を上下反転した反転容器が相当し、
    前記反転容器の側壁部の一部に切欠きが形成される、請求項2記載の容器。
JP2013101786A 2013-05-14 2013-05-14 容器 Expired - Fee Related JP6250302B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013101786A JP6250302B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013101786A JP6250302B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014221019A JP2014221019A (ja) 2014-11-27
JP6250302B2 true JP6250302B2 (ja) 2017-12-20

Family

ID=52120996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013101786A Expired - Fee Related JP6250302B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6250302B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2016222829C1 (en) * 2015-02-27 2018-12-13 Graphic Packaging International, Llc Construct with locking features

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4876051U (ja) * 1971-12-22 1973-09-20
US4236740A (en) * 1979-07-09 1980-12-02 Champion International Corporation File box

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014221019A (ja) 2014-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6250302B2 (ja) 容器
KR20170002642U (ko) 다기능 식판
JP2011037510A (ja) フレア部を有する包装用容器
JP7162854B2 (ja) 包装用容器
JP2001002045A (ja) トレー
JP2004275233A (ja) 弁当箱
KR101380304B1 (ko) 다목적 컵
JP3204608U (ja) 収納箱
JP2006321539A (ja) 包装用容器とその蓋及び電子レンジ加熱用包装用容器
US1446878A (en) Multicompartment shaker
JP3183850U (ja) 容器
JP7257717B1 (ja) ペーパーケース
JP3197135U (ja) 弁当用容器
JP2006213344A (ja) 箱型容器
JP2005343514A (ja) スタッキングおよびネスティングが可能な容器のカード差し取付構造
JP3187972U (ja) 猫用爪研ぎ
JP4560675B2 (ja) 他の容器を係合可能にした包装用容器
JP3187258U (ja) マグカップの収納ケース
JPS592647Y2 (ja) 物入れ
JP3162961U (ja) インスタント食品用容器の湯切り構造
RU2612987C2 (ru) Трансформируемая в рамку упаковка
KR100586536B1 (ko) 음식물 포장박스
JP3110304U (ja) 組立用食物箱材及び組立食物箱
JP3161881U (ja) おにぎり用容器
JPH0511161Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170615

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6250302

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees