JP6246044B2 - 歩行型作業機用のバランスウェイトを備える歩行型作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、歩行型作業機用のバランスウェイトとそれに備えた取付基部が着脱可能に連結される被取付部を備えた歩行型作業機に関する。
歩行型作業機用のバランスウェイトとしては、平面視矩形状の立方体に形成することが一般的である。そして、歩行型作業機におけるエンジン搭載フレームの前端部に備えたヒッチに、ヒッチに対して抜差し自在な上下方向の連結ピンを介して積み重ねて取り付けるように構成したものがある(例えば特許文献1参照)。
特開平8−276765号公報(段落番号0019、図1、図6)
上記の構成では、バランスウェイトの形状が平面視矩形状の立方体であることから、機体の全長を大きくすることなく機体後部に装備する耕耘ロータなどとの重量バランスを安定させるためには、上下方向に積み重ねるしかなく、その結果、バランスウェイトが大きく嵩張るとともにバランスウェイトの全体重量が重くなる。
又、エンジン搭載フレームの前部にヒッチを設けることによって車輪から前方への機体の延出長さが長くなり、そのヒッチにバランスウェイトを取り付けることによって車輪から前方への機体の延出長さが更に長くなる。そのため、機体後部の耕耘ロータなどの対地作業装置を車輪を支点にして浮上させて機体を旋回させる場合に、バランスウェイトが地面に接触し易くなり、これにより、対地作業装置を浮上させ難くなって機体の旋回操作が行い難くなる。
本発明の目的は、バランスウェイトの形状及び取り付けに工夫を凝らすことにより、バランスウェイトを効果的に機能させられるようにすることにある。
本発明の課題解決手段は、
歩行型作業機用のバランスウェイトが着脱可能に取り付けられる被取付部を機体フレームに備えた歩行型作業機において、
前記バランスウエイトは、前後方向に長い取付基部と、前記取付基部の前端部分から上方に延出する延出部と、を備え、
前記被取付部を前記機体フレームの前下部に備え、
前記被取付部は、前記バランスウエイトの前記延出部が前記機体フレームの前端よりも機体前側に位置するように連結され、かつ、前記バランスウエイトが前記機体フレームの下側で連結される、前後に離れた二以上の被連結部を備え、
前記被取付部が前記被連結部を介して前記機体フレームに連結されて、前記バランスウエイトが取り付けられるよう構成している。
この手段によると、バランスウェイトを歩行型作業機に取り付ける場合に、バランスウェイトの延出部が、機体の前後一端部に備える耕耘ロータなどの対地作業装置から最も離れるようにバランスウェイトの取り付け姿勢を設定すれば、バランスウェイトの延出部は、歩行型作業機における対地作業装置から最も離れる箇所において重心位置が高くなる上向き姿勢で位置することになる。
つまり、バランスウェイトの延出部を、対地作業装置に対するバランサとしての好適な位置に好適な姿勢で位置させることができる。
その結果、バランスウェイトを単に立方体形状に形成する場合に比較して、バランスウェイトの全体重量を軽くしながらも、対地作業装置に対するバランサとしての機能を効果的に発揮させることができる。
そして、バランスウェイト装着状態では、バランスウェイトの取付基部が機体フレームの前下部に位置し、又、バランスウェイトの延出部が、機体後部の対地作業装置から最も離れる機体フレームの前端よりも機体前側の位置に重心を高くする上向き姿勢
で位置するようになる。
つまり、機体フレームの上部側をエンジンなどの載置部として無駄なく使用することを可能にしながら、バランスウェイトを、ヒッチなどを備えることなく、対地作業装置に対するバランサとしての好適な位置に好適な姿勢で配備することができる。
これにより、バランスウェイトの全体重量を軽くしながら、機体を旋回させる場合に行う車輪を支点にした対地作業装置の浮上操作を行い易くすることができる。又、機体フレームの前端部にヒッチを備える場合に比較して、車輪から前方への機体の延出長さを短くすることができ、その分、対地作業装置を浮上させた場合にバランスウェイトが地面に接触し難くなることから、対地作業装置を浮上させ易くなって機体の旋回操作が行い易くなる。
そして、機体の旋回操作を行う際に機体の対地作業装置側を持ち上げ過ぎた場合には、バランスウェイトの延出部が地面などに接触することから、その接触に起因した機体の傷付きなどを抑制することができる。
従って、機体フレームの上部側をエンジンなどの載置部として無駄なく使用しながら、又、バランスウェイトの軽量化を図りながら、対地作業装置に対するバランサとしての機能を効果的に発揮させることができ、機体の旋回性を向上させることができる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、
前記機体フレームの前端部から前上方に延出する保護部材を備え、
前記バランスウェイト装着状態では、前記バランスウェイトの前記延出部が前記保護部材に側面視で重複するように構成している。
この手段によると、車輪から前方への機体の延出長さが長くなることを回避しながら保護部材を備えることできる。そして、機体の旋回操作を行う際に機体の対地作業装置側を持ち上げ過ぎた場合には、バランスウェイトの延出部とともに保護部材が地面などに接触することから、その接触に起因した機体の傷付きなどをより効果的に抑制することができる。
従って、機体の旋回性を損なうことなく、機体の傷付きなどをより効果的に抑制することができる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、
前記保護部材は正面視逆U字状の上向き延出部を備え、
前記バランスウェイト装着状態では、前記バランスウェイトの前記延出部が前記上向き延出部の空間部分に位置している。
この手段によると、バランスウェイトを、その延出部を保護部材における上向き延出部の空間部分に収めた状態で歩行型作業機に取り付けることができる。
これにより、バランスウェイトが保護部材の上向き延出部から左右にはみ出す構成に比較して、歩行型作業機の小型化を図ることができる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、
前記バランスウェイト装着状態では、前記バランスウェイトにおける前記延出部の下側部分が前記保護部材の前縁よりも機体前下側に位置するように構成している。
この手段によると、機体の旋回操作を行う際に機体の対地作業装置側を持ち上げ過ぎた場合には、鋼材で構成する保護部材よりも頑丈な鋳物で構成することが一般的なバランスウェイトにおける延出部の下側部分を地面などに接触させることできる。
その結果、その接触に起因した機体の傷付きなどをより効果的に抑制することができる上に、保護部材の傷付きなどをも抑制することができる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、
前記機体フレームは、前記取付基部が取り付けられた状態において、前記取付基部における前記機体フレームとの連結部分よりも後側の後端部分を受け止める受止部を備えている。
この手段によると、バランスウェイトは、機体フレームとの連結部分よりも前側の部分に延出部を備えることにより、その前側部分が重くなっている。そのため、機体フレームに取り付けた状態では、機体フレームとの連結部分を境にして、バランスウェイトの前側部分が下降傾向になり、前側部分が上昇傾向になる。
この点を利用して、取付基部の後端部分を受け止める受止部を機体フレームに備えるようにしているのであり、これにより、バランスウェイトの自重によって取付基部の後端部分が機体フレームの受止部に密接する安定状態でバランスウェイトを機体フレームに取り付けることができる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、
前記被取付部は、前記被連結部として、左右向きのボルトを介して前記取付基部の後部側が連結される第1被連結部分と、上下向きのボルトを介して前記取付基部の前部側が連結される第2被連結部分とを備えている。
この手段によると、締結方向の異なる2種類のボルトにより、バランスウェイトを機体フレームに確実に取り付けることができる。
歩行型作業機の左側面図である。 歩行型作業機の平面図である。 バランスウェイトの取り付け構造を示す要部の正面図である。 バランスウェイトの取り付け構造を示す要部の分解斜視図である。 バランスウェイトの取り付け構造を示す要部の縦断左側面図である。 バランスウェイトの取り付け構造を示す要部の一部横断平面図である。 別実施形態〔6〕でのバランスウェイトの取り付け構造を示す要部の一部横断平面図である。 別実施形態〔7〕でのバランスウェイトの取り付け構造を示す要部の縦断左側面図である。 別実施形態〔7〕でのバランスウェイトの取り付け構造を示す要部の分解斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、本発明に係るバランスウェイトを、歩行型作業機の一例である歩行型耕耘機に適用した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態で例示する歩行型耕耘機は、機体フレーム1の前部に搭載したリコイルスタータ式のエンジン2、エンジン2の左側部に隣接配備したベルトテンション式の主クラッチ3、エンジン2の上部後方に配備した燃料タンク4、機体フレーム1から後上方に延出する略ループ状の操縦ハンドル5、機体フレーム1の前下部に装備した左右の駆動輪6、及び、機体フレーム1の後下部に装備した耕耘ロータリ7、などにより構成している。
機体フレーム1は、フレーム兼用の伝動ケース8、伝動ケース8の前下部から水平姿勢で機体前方に延出するエンジン支持部材9、及び、伝動ケース8の前後中間部から後上方に延出するハンドル支持部材10、などにより構成している。
図1及び図3〜6に示すように、エンジン支持部材9は、板金製で、水平のエンジン載置部9Aと左右の側壁部9Bとを有する正面視逆U字状にプレス成形している。そして、その前端部から前上方に延出するエンジン用の保護部材11を備えている。
保護部材11は、丸形鋼管製で、正面視逆U字状の上向き延出部11Aと前後向きの左右の両端部11Bとを有する側面視略L字状に曲げ形成している。そして、左右の両端部11Bをエンジン支持部材9の対応する側壁部9Bの前端部外面に溶接している。
図1〜6に示すように、歩行型耕耘機は、耕耘ロータリ7に対するバランスウェイト12を着脱可能に装備している。バランスウェイト12は、鋳物製で、前後方向に長い取付基部12Aと取付基部12Aの前端部分から上方に延出する延出部12Bとを備える側面視略L字状に形成している。取付基部12Aは、その後部側にエンジン支持部材9の後部側とのボルト連結を可能にする第1連結部分12Aaを備えている。又、その前部側にエンジン支持部材9の前部側とのボルト連結を可能にする第2連結部分12Abを備えている。第1連結部分12Aaは、取付基部12Aの左右両側部に形成した合計2つの左右向きのネジ孔(以下、横向きネジ孔と称する)である。第2連結部分12Abは、上下向きに形成したボルト挿通用の単一の貫通孔(以下、縦向き貫通孔と称する)である。
エンジン支持部材9は、その前下部にバランスウェイト12の取付基部12Aが着脱可能に取り付けられる被取付部9Cを備えている。被取付部9Cは、左右向きのボルト13(以下、横向きボルト13と称する)を介して取付基部12Aの第1連結部分12Aa(後部側)が連結される第1被連結部分9Caと、上下向きのボルト14(以下、縦向きボルト14と称する)などを介して取付基部12Aの第2連結部分12Ab(前部側)が連結される第2被連結部分9Cbとを備えている。第1被連結部分9Caは、エンジン支持部材9の左右の各側壁部9Bに形成したボルト挿通用の単一の左右向きの貫通孔(以下、横向き貫通孔と称する)である。第2被連結部分9Cbは、エンジン支持部材9におけるエンジン載置部9Aの底面に垂下姿勢で溶接した前述の縦向きボルト14である。
又、エンジン支持部材9は、その被取付部9Cに取付基部12Aが取り付けられた状態において、取付基部12Aにおける被取付部9Cとの各連結部分12Aa,12Abよりも後側の後端部分12Acを受け止める受止部9Dを備えている。
上記の構成により、バランスウェイト12を機体フレーム1に取り付ける場合は、先ず、バランスウェイト12を、その延出部12Bが機体前側に位置する前後向き姿勢にした後、その取付基部12Aがエンジン支持部材9の左右の側壁部9Bの間に位置するようにエンジン支持部材9に対するバランスウェイト12の位置合わせを行う。
その後、エンジン支持部材9の縦向きボルト14(第2被連結部分9Cb)とバランスウェイト12の縦向き貫通孔(第2連結部分12Ab)との位置合わせを行いながら、エンジン支持部材9におけるエンジン載置部9Aの底面に向けてバランスウェイト12を持ち上げて、縦向きボルト14(第2被連結部分9Cb)をバランスウェイト12の縦向き貫通孔(第2連結部分12Ab)に挿通させる。その後、縦向きボルト14(第2被連結部分9Cb)の下端からナット15を螺合して、エンジン載置部9Aの底面にバランスウェイト12の上面を接合させる。これにより、エンジン支持部材9の第2被連結部分9Cbにバランスウェイト12の第2連結部分12Abをボルト連結することができる。
この連結により、バランスウェイト12の延出部12Bの重みによって取付基部12Aの後端部分12Acがエンジン支持部材9の受止部9Dに密接する安定状態でバランスウェイト12をエンジン支持部材9の前下部に取り付けることができる。
そして、上記の連結により、エンジン支持部材9の左右の横向き貫通孔(第1被連結部分9Ca)とバランスウェイト12の左右の横向きネジ孔(第1連結部分12Aa)とが対向することから、左右の横向きボルト13を、左右の横向き貫通孔(第1被連結部分9Ca)に挿通して左右の横向きネジ孔に螺合する。これにより、エンジン支持部材9の第1被連結部分9Caにバランスウェイト12の第1連結部分12Aaをボルト連結することができる。
この連結により、バランスウェイト12をエンジン支持部材9の前下部に確実かつ強固に取り付けることができる。
そして、このようにエンジン支持部材9の被取付部9Cにバランスウェイト12の取付基部12Aを取り付けたバランスウェイト装着状態では、バランスウェイト12の延出部12Bが保護部材11に側面視で重複する状態で、保護部材11における上向き延出部11Aの空間部分11aに位置するように構成している。
又、バランスウェイト12の延出部12Bがエンジン支持部材9の前端よりも機体前側に位置し、かつ、延出部12Bの下側部分12Baが保護部材11の前縁11bよりも機体前下側に位置するように構成している。
つまり、前後方向に長い取付基部12Aと上方に延出する延出部12Bとを備える側面視略L字状に形成したバランスウェイト12を、エンジン支持部材9の前下部に、バランスウェイト12の取付基部12Aがエンジン支持部材9における左右の側壁部9Bの間に収まり、かつ、バランスウェイト12の延出部12Bが保護部材11における上向き延出部11Aの空間部分11aに収まる状態に取り付けることにより、エンジン支持部材9の上部側をエンジン2の載置部として無駄なく使用することを可能にしながら、バランスウェイト12の延出部12Bを、機体後部の耕耘ロータリ7から最も離れるエンジン支持部材9の前端よりも機体前側の位置に、重心を高くする上向き姿勢で位置させることができる。
これにより、バランスウェイト12を、機体後部の耕耘ロータリ7に対するバランサとしての好適な位置に好適な姿勢で配備することができ、バランスウェイト12を保護部材11よりも幅狭にした全体重量の軽いものに構成しながら、機体を旋回させる場合に行う駆動輪6を支点にした耕耘ロータリ7の浮上操作を行い易くすることができる。
又、駆動輪6から前方への機体の延出長さを短くすることができ、その分、耕耘ロータリ7を浮上させた場合にバランスウェイト12が地面に接触し難くなることから、耕耘ロータリ7を浮上させ易くなって機体の旋回操作が行い易くなる。
そして、機体の旋回操作を行う際に機体の耕耘ロータリ側を持ち上げ過ぎた場合には、鋳物製の頑丈なバランスウェイト12における延出部12Bの下側部分12Baが地面などに接触することから、その接触に起因した機体の傷付きなどを抑制することができる。
図3及び図5に示すように、バランスウェイト12は、その延出部12Bの延出長さが、保護部材11における上向き延出部11Aの延出長さよりも短くなるように形成している。これにより、バランスウェイト12における延出部12Bの延出端と保護部材11における上向き延出部11Aの延出端部分11cとの間に、その延出端部分11cを、歩行型耕耘機を持ち上げ搬送する際の前側の把手としての使用を可能にする隙間を確保している。
つまり、保護部材11における上向き延出部11Aの延出端部分11cを、歩行型耕耘機を持ち上げ搬送する際の把手として使用することができる利便性を損なうことなく、バランスウェイト12を機体後部の耕耘ロータリ7に対するバランサとしての好適な状態に配備することができる。
図2〜6に示すように、バランスウェイト12は、エンジン2の排油口2Aとの対向箇所に、その排油口2Aに螺合したプラグ16の着脱、及び、排油口2Aからの排油の取り出しを可能にする開口12Cを形成している。これにより、バランスウェイト12を機体後部の耕耘ロータリ7に対するバランサとしての好適な状態に配備しながら、エンジンオイルの交換を容易にすることができる。
〔別実施形態〕
〔1〕歩行型作業機は、保護部材11を備えていないものであってもよい。
〔2〕バランスウェイト12は、その延出部12Bの延出長さが、保護部材11における上向き延出部11Aの延出長さよりも長くなるように形成してもよい。
〔3〕バランスウェイト12は、その延出部12Bの横幅が、エンジン支持部材9の横幅、又は、保護部材11における上向き延出部11Aの横幅よりも広くなるように形成してもよい。
〔4〕バランスウェイト12は、その延出部12Bに、保護部材11における上向き延出部11Aの挿通を許容する開口を有するように形成してもよい。又、その延出部12Bに、保護部材11における上向き延出部11Aの前後方向からの係入を許容する凹部を有するように形成してもよい。
〔5〕バランスウェイト12は、エンジン2の排油口2Aからの排油の取り出しを可能にする開口12Cを備えないように形成してもよい。
〔6〕図7に示すように、取付基部12Aの第1連結部分12Aaを、取付基部12Aの左右両側部にわたるボルト挿通用の左右向きの貫通孔とし、被取付部9Cの第1被連結部分9Caを、エンジン支持部材9の左右の各側壁部9Bに形成したボルト挿通用の左右向きの貫通孔として、それらの貫通孔に挿通するボルト17と、このボルト17に螺合するナット18などにより、取付基部12Aの第1連結部分12Aaと被取付部9Cの第1被連結部分9Caとを連結するように構成してもよい。
〔7〕図8及び図9示すように、取付基部12Aの第2連結部分12Abを、ボルト挿通用の上下向きの貫通孔とし、被取付部9Cの第2被連結部分9Cbを、エンジン支持部材9におけるエンジン載置部9Aの底面に溶接したナットとし、上下向きの貫通孔に挿通してナット19に螺合するボルト19などにより、取付基部12Aの第2連結部分12Abと被取付部9Cの第2被連結部分9Cbとを連結するように構成してもよい。
〔8〕取付基部12Aの第1連結部分12Aaと被取付部9Cの第1被連結部分9Caとを、左右向きのボルト13,17を支点にしたバランスウェイト12のエンジン支持部材9(機体フレーム1)に対する上下揺動を許容する状態に構成してもよい。そして、この構成においては、取付基部12Aの第2連結部分12Abと被取付部9Cの第2被連結部分9Cbとの連結解除状態では、取付基部12Aの後端部分12Acがエンジン支持部材9の受止部9Dにて受け止められることにより、バランスウェイト12が所定の前下がり姿勢にて姿勢保持されるように構成してもよい。又、取付基部12Aの後端部分12Acがエンジン支持部材9の受止部9Dにて受け止められずに、バランスウェイト12が垂下姿勢になるように構成してもよい。
〔9〕取付基部12Aの第2連結部分12Abと被取付部9Cの第2被連結部分9Cbとを、左右向きのボルトを支点にしたバランスウェイト12のエンジン支持部材9(機体フレーム1)に対する上下揺動を許容する状態で連結するように構成してもよい。
〔10〕機体フレーム1は、そのエンジン支持部材9(機体フレーム1)の前端部に、バランスウェイト12の延出部12Bが前方から係入することを許容する後向きの凹部を備えるように構成してもよい。
本発明に係るバランスウェイトは、対地作業装置として耕耘ロータリを備えた歩行型耕耘機、及び、対地作業装置として苗植付装置を備えた歩行型田植機、などに適用することができる。
1 機体フレーム
9C 被取付部
9Ca 第1被連結部分
9Cb 第2被連結部分
9D 受止部
11 保護部材
11A 上向き延出部
11a 空間部分
12 バランスウェイト
12A 取付基部
12Aa 連結部分(第1連結部分)
12Ab 連結部分(第2連結部分)
12Ac 後端部分
12B 延出部
12a 下側部分
13 ボルト
14 ボルト

Claims (6)

  1. 歩行型作業機用のバランスウェイトが着脱可能に取り付けられる被取付部を機体フレームに備えた歩行型作業機において、
    前記バランスウエイトは、前後方向に長い取付基部と、前記取付基部の前端部分から上方に延出する延出部と、を備え、
    前記被取付部を前記機体フレームの前下部に備え、
    前記被取付部は、前記バランスウエイトの前記延出部が前記機体フレームの前端よりも機体前側に位置するように連結され、かつ、前記バランスウエイトが前記機体フレームの下側で連結される、前後に離れた二以上の被連結部を備え、
    前記被取付部が前記被連結部を介して前記機体フレームに連結されて、前記バランスウエイトが取り付けられるよう構成している歩行型作業機。
  2. 前記機体フレームの前端部から前上方に延出する保護部材を備え、
    前記バランスウェイト装着状態では、前記バランスウェイトの前記延出部が前記保護部材に側面視で重複するように構成している請求項に記載の歩行型作業機。
  3. 前記保護部材は正面視逆U字状の上向き延出部を備え、
    前記バランスウェイト装着状態では、前記バランスウェイトの前記延出部が前記上向き延出部の空間部分に位置している請求項に記載の歩行型作業機。
  4. 前記バランスウェイト装着状態では、前記バランスウェイトにおける前記延出部の下側部分が前記保護部材の前縁よりも機体前下側に位置するように構成している請求項又はに記載の歩行型作業機。
  5. 前記機体フレームは、前記取付基部が取り付けられた状態において、前記取付基部における前記機体フレームとの連結部分よりも後側の後端部分を受け止める受止部を備えている請求項1〜のいずれか一つに記載の歩行型作業機。
  6. 前記被取付部は、前記被連結部として、左右向きのボルトを介して前記取付基部の後部側が連結される第1被連結部分と、上下向きのボルトを介して前記取付基部の前部側が連結される第2被連結部分とを備えている請求項1〜のいずれか一つに記載の歩行型作業機。
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