JP6245694B2 - ラゲッジマット - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の荷物積み込み用のラゲッジルームのフロア面に敷設するラゲッジマットに関するものである。
いわゆるワンボックスカーやステーションワゴンは乗員スペースの後方、すなわち車両後部にラゲッジルームを有している。このラゲッジルームには、そのフロア面が汚損するのを防止するため、特許文献1に示されているようなラゲッジマットを敷設することが多い。
特開2008−62697号公報
しかしながら、上記従来のラゲッジマットは、その全体が平坦なシート状であるため、表面に落ちた水、砂等が縁から裏面側に回り込んで、フロア面を汚損してしまうという問題がある。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、表面に落ちた水、砂等が縁から裏面側に回り込むのを防いで、フロア面が汚損してしまうのを防止することができるラゲッジマットの提供を、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、ラゲッジルームのフロア面に敷設するラゲッジマットにおいて、フロア面に設置されるマット本体と、前記マット本体の上面の縁に沿って設けられた立ち上がり部とから成り、防水性を有する材料によって構成されており、前記立ち上がり部の下端部には、前記マット本体の縁に向かって延びる延設部が設けられ、前記延設部のみが前記マット本体に連結されていることを特徴とするラゲッジマットである。
請求項2の発明は、請求項1に記載したラゲッジマットにおいて、立ち上がり部は剛性を高めるための補強部を含むことを特徴とするラゲッジマットである。
請求項の発明は、請求項1または2に記載されたラゲッジマットにおいて、マット本体の縁が上面側へ折返されて折り返し部が形成され、延設部は前記マット本体の上面と前記折り返し部とによって挟持されて連結されており、立ち上がり部が前記マット本体の縁の方向へ傾斜すると、前記立ち上がり部の下端部が前記折り返し部の先端に当接することを特徴とするラゲッジマットである。
本発明のラゲッジマットによれば、マット本体の表面に落ちた水、砂等が縁から裏面側に回り込むのを防いで、ラゲッジルームのフロア面が汚損してしまうのを防止することができる。
本発明の実施の形態に係るラゲッジマットの斜視図である。 図1のラゲッジマットの平面図である。 図2のラゲッジマットのA−A断面図である。 図2のラゲッジマットのB−B断面図である。 図1のラゲッジマットの立ち上がり部が垂直姿勢となった状態の部分拡大図である。 図1のラゲッジマットの立ち上がり部が傾斜姿勢となった状態の部分拡大図である。 図1のラゲッジマットを、ワンボックスカーのラゲッジルームのフロア面に敷設している状態を示す斜視図である。
本発明の実施の形態に係るラゲッジマット1を図面にしたがって説明する。
符号3はマット本体を示し、このマット本体3は防水性、防汚性、耐久性に優れたポリエチレン系の合成樹脂によって構成されている。マット本体3は図7に示すワンボックスカーCのラゲッジルームLのフロア面Fに対応する形状に形成されている。すなわち、マット本体3は、その左右の長辺部に凹部3aがそれぞれ形成された略長方形を為している。なお、凹部3aは互いに対向して設けられており、ラゲッジルームLへ張り出す張出部Tが嵌るようになっている(図7参照)。
符号5は立ち上がり部を示し、この立ち上がり部5はマット本体3の上面の縁に沿って設けられ、(図3、図4参照)高さ寸法は30mmである。立ち上がり部5はマット本体3と同じ防水性、防汚性、耐久性に優れたポリエチレン系の合成樹脂によって構成されている。
立ち上がり部5の詳細な構造について説明する。
符号7は外皮シートを示し、この外皮シート7は高さ方向において二つ折りされている。二つ折りされた外皮シート7の内側には、帯状の3枚の補強シート9が重ねられた状態で挟み込まれている。外皮シート7と3枚の補強シート9は、外皮シート7の表裏面と3枚の補強シート9を貫通する糸11によって縫い付けられている。これにより立ち上がり部5は、その剛性が高められている。これら3枚の補強シート9によって補強部が構成されている。
立ち上がり部5は以上のように構成されている。
立ち上がり部5の下端部には延設部13が設けられている。延設部13は外皮シート7の下端部をマット本体3の縁に向かって延長することで形成されている。図2に詳細に示すように延設部13はマット本体3の角部を境にして互いに分離している。
図5に示すように、マット本体3の縁が上面側へ折り返されて、折り返し部15が形成されている。折り返し部15は延設部13に対応し、マット本体3の角部を境にして互いに分離している。
立ち上がり部5の延設部13はマット本体3の上面と折り返し部15とによって挟まれ、糸11によって縫い付けられている。すなわち、折り返し部15、延設部13及びマット本体3を貫通する糸11、延設部13とマット本体3を貫通する糸11によって、立ち上がり部5はマット本体3に連結されている。従って、立ち上がり部5は延設部13を弾性変形させることで、ある程度の範囲において揺動可能である。
ラゲッジマット1の使用方法を説明する。
図7に示すようにラゲッジマット1をワンボックスカーCのラゲッジルームLのフロア面Fに敷設する。マット本体3には凹部3aが形成され、フロア面Fに対応する形状となっているので、ラゲッジマット1はラゲッジルームLにほぼぴったりと嵌った状態でフロア面Fに敷設されることになる。
図5に示すように、フロア面Fに敷設されたラゲッジマット1の立ち上がり部5はほぼ垂直姿勢で自立する。立ち上がり部5は3枚の補強シート9を含んでいるので、立ち上がり部5はある程度の剛性を有している。よって、立ち上がり部5が不用意に変形してしまうことはない。
また、図6に示すように、立ち上がり部5を外側へ倒そうとする力が加わっても、立ち上がり部5がマット本体3の縁の方向へある程度傾斜すると、立ち上がり部5の下端部が折り返し部15の先端部15aに当接することで、立ち上がり部5がそれ以上倒れるのが規制されることになる。そして、立ち上がり部5を外側へ倒そうとする力が除かれると、延設部13の弾性力によって立ち上がり部5はもとのほぼ垂直姿勢に復帰する。
このように、立ち上がり部5は立った状態を常に保つことになり、マット本体3の表面に落ちた水、砂等は立ち上がり部5によって常時せき止められることになる。従って、マット本体3の裏面側に水、砂等が回り込むのを完全に防ぐことが可能となり、フロア面Fが汚損するのを防止することができる。
水、砂等が立ち上がり部5を乗り越えるのを防ぐことができて、マット本体3の裏面側に水、砂等が回り込むのを防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態に係るラゲッジマット1は、その立ち上がり部5の高さ寸法を30mmとしたが、本発明はこれに限定されず敷設するラゲッジルームの形状等に応じて、適宜変更することが可能である。
補強部を3枚の補強シート9で構成したが、厚手の補強シートを1枚使用するなど、立ち上がり部5が不用意に変形するのを防止できるものであれば補強部の構成は如何なるものとしてもよい。
また、上記実施の形態では、ラゲッジマット1をポリエチレン系の合成樹脂によって構成したが、本発明はこれに限定されず、他の合成樹脂、金属箔と合成樹脂シートとの積層材料等によって構成してもよい。
なお、本発明のラゲッジマットはワンボックスカーだけでなく、ステーションワゴン等にも適用できることは勿論である。
ラゲッジマットの製造業に利用可能性を有する。
1…ラゲッジマット 3…マット本体
5…立ち上がり部 7…外皮シート
9…補強シート 11…糸
13…延設部 15…折り返し部
15a…折り返し部の先端部
C…ワンボックスカー L…ラゲッジルーム
F…フロア面

Claims (3)

  1. ラゲッジルームのフロア面に敷設するラゲッジマットにおいて、フロア面に設置されるマット本体と、前記マット本体の上面の縁に沿って設けられた立ち上がり部とから成り、防水性を有する材料によって構成されており、
    前記立ち上がり部の下端部には、前記マット本体の縁に向かって延びる延設部が設けられ、前記延設部のみが前記マット本体に連結されていることを特徴とするラゲッジマット。
  2. 請求項1に記載したラゲッジマットにおいて、立ち上がり部は剛性を高めるための補強部を含むことを特徴とするラゲッジマット。
  3. 請求項1または2に記載されたラゲッジマットにおいて、マット本体の縁が上面側へ折返されて折り返し部が形成され、延設部は前記マット本体の上面と前記折り返し部とによって挟持されて連結されており、立ち上がり部が前記マット本体の縁の方向へ傾斜すると、前記立ち上がり部の下端部が前記折り返し部の先端に当接することを特徴とするラゲッジマット。
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