JP6242369B2 - 圧縮空気の冷却方法および圧縮空気の冷却装置 - Google Patents
圧縮空気の冷却方法および圧縮空気の冷却装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6242369B2 JP6242369B2 JP2015129430A JP2015129430A JP6242369B2 JP 6242369 B2 JP6242369 B2 JP 6242369B2 JP 2015129430 A JP2015129430 A JP 2015129430A JP 2015129430 A JP2015129430 A JP 2015129430A JP 6242369 B2 JP6242369 B2 JP 6242369B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- compressed air
- pipe
- air
- inner diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 title claims description 240
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 69
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 29
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 16
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 239000003570 air Substances 0.000 description 298
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 27
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 19
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 16
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 8
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 4
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 4
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 4
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 description 2
- 239000003925 fat Substances 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 2
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000012080 ambient air Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000009530 blood pressure measurement Methods 0.000 description 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 239000010438 granite Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Drying Of Gases (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
そして、前記入口通路から中空円筒体内に導入した圧縮空気を、複数の仕切り構造の下方に導いて透孔から噴出し、その断熱膨張により凝結した水分を中空円筒体の下端部に設けたドレン孔(図示略)から排出し、水分を除去し乾燥した空気を出口通路から排出して、エアーツール側へ供給するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、吐出管路の上流または中流側に気液分離器を介挿して気液分離しても、エアーツールへ供給する際は周辺の空気温度によって再度水分が凝縮して混入し、当初の気液分離状態が低下して水分が混在した圧縮空気をエアーツールへ供給してしまい、エアーツールが故障したり機能が低下し、また塗装ガンにおいては所期の塗装が不可能になって使用不能に陥る等の問題があった。
請求項2の発明は、最上流側の移動域の冷却管の内径を、エア−タンクと冷却槽とを接続する空気導入管の内径よりも若干大径に形成し、圧縮空気が空気導入管から冷却槽へ導入される際に断熱膨張させて冷却し、冷却効果を増進するようにしている。
請求項4の発明は、コイル状の冷却管の終端部を屈曲して冷却槽の内面に沿って直線状に配置し、該直管部の内径を前記冷却管の終端部の内径よりも若干大径に形成し、コイル状の冷却管から直管状の冷却管へ移動する際に圧縮空気を断熱膨張して冷却し、圧縮空気の冷却を増進するようにしている。
請求項6の発明は、最上流側の移動域の冷却管の内径を、エア−タンクと冷却槽とを接続する空気導入管の内径よりも若干大径に形成し、圧縮空気が空気導入管から冷却槽へ導入される際に断熱膨張させて冷却し、冷却効果を増進するようにしている。
請求項8の発明は、コイル状の冷却管の終端部を屈曲して冷却槽の内面に沿って直線状に配置し、該直管部の内径を前記冷却管の終端部の内径よりも若干大径に形成し、コイル状の冷却管から直管状の冷却管へ移動する際に圧縮空気を断熱膨張して冷却し、圧縮空気の冷却を増進するようにしている。
請求項2の発明は、最上流側の移動域の冷却管の内径を、エア−タンクと冷却槽とを接続する空気導入管の内径よりも若干大径に形成するから、圧縮空気が空気導入管から冷却槽へ導入される際に断熱膨張させて冷却し、冷却効果を増進することができる。
請求項4の発明は、コイル状の冷却管の終端部を屈曲して冷却槽の内面に沿って直線状に配置し、該直管部の内径を前記冷却管の終端部の内径よりも若干大径に形成するから、コイル状の冷却管から直管状の冷却管へ移動する際に圧縮空気を断熱膨張して冷却し、圧縮空気の冷却を増進することができる。
請求項6の発明は、最上流側の移動域の冷却管の内径を、エア−タンクと冷却槽とを接続する空気導入管の内径よりも若干大径に形成したから、圧縮空気が空気導入管から冷却槽へ導入される際に断熱膨張させて冷却し、冷却効果を増進することができる。
請求項8の発明は、コイル状の冷却管の終端部を屈曲して冷却槽の内面に沿って直線状に配置し、該直管部の内径を前記冷却管の終端部の内径よりも若干大径に形成したから、コイル状の冷却管から直管状の冷却管へ移動する際に圧縮空気を断熱膨張して冷却し、圧縮空気の冷却を増進することができる。
前記冷却槽4はステンレス鋼板、防錆処理したアルミニウム板等によって大径の円筒体に構成され、これは有底の本体とその上部に被着する蓋体とからなり、本体の底部を地面や床面等の設置面7に可搬可能に設置し、底部を設置面7に接触させて内部に収容する後述の冷却水の冷却を増進させるようにしている。
実施形態では圧縮空気の冷却用に安価な水道水等の水を使用しているが、油や海水等の液体、二酸化炭素や窒素等の気体、砂や微粒化した花崗岩等の固体を使用することも可能である。この場合、冷却槽4の冷却時に冷却水12または他の冷却媒体を流通して循環し、その昇温または凍結を防止することが望ましい。
前記冷却管13の冷却作用を奏するコイル状部と直管部13bとの長さは、圧縮空気の冷却作用に応じて約20〜50mに設定され、これに応じてコイル状部13aの直径と捲き数を設計している。図中、14は冷却槽4の上端部に設けた可搬用の把手である。
基本形態のドライボックス6は、縦470〜500mm、横300〜360mm、奥行160〜300mmに形成され、その重量を9〜15kgに構成して持ち運び可能にしている。
前記ドライボックス6の開口部に臨む左右側面板16,17と、上面板18と底面板19の端縁は断面略L字形に折曲げられ、この折曲げ部16a,17a,18a,19aによって、前記開口部が図5のように額縁状に形成され、これらの折曲げ部16a,17a,18a,19aに背面カバー20を着脱可能にビス止めしている。
図中、23は上面板18上に取付けた逆U字形状の把手で、金属棒を逆U字形に折り曲げ、その両端部にネジ部を設け、該ネジ部に上面板18の内側からナット(図示略)をねじ込んで取付けている。
前記底面板19の四隅に脚24が取付けられ、該脚24と一体の螺軸(図示略)を底面板19の四隅に設けたネジ孔(図示略)螺合し、その回動量を加減して設置面7に対する高さを調節可能にしている。
前記ガイドレール25,26の開口縁に一対の係合縁25a,26aが対向して突設され、該係合縁25a,26aに前記支持金具27,28の一端部が摺動かつ係合可能に配置されている。
前記支持金具27,28の一端に一対の係止爪27b,28bが上下に突設され、これら各一対の係止爪27b,28bを前記ガイドレール25,26の一対の係合縁25a,26aと係合可能に配置している。
前記支持金具27,28の他端に角軸の連結ピン31,32が装着され、該角軸の螺軸端にナット(図示略)をねじ込んで各一対の支持金具27,28を連結し、各一対のホルダ部27a,28aによる挟持力を形成可能にしている。
前記本体33の上部に、該本体33の内部に連通する上カバー34が取付けられ、該カバー34の両側に入口通路と出口通路(共に図示略)が設けられ、前記入口通路に導入管35の一端が接続され、その他端が導入側の三方ジョイント36に接続されている。
また、前記出口通路に水分を除去し除湿した空気ないし乾燥空気を送り出す排気管37の一端が接続され、その他端が排気側の三方ジョイント38に接続されている。
図中、39は前記三方ジョイント36に接続した圧力計測管で、その他端を圧力計21に接続し、40は前記三方ジョイント38に接続した圧力計測管で、その他端を圧力計22に接続している。
前記インレット42とアウトレット43に連結用のカプラ44,45の一端が接続され、該カプラ44の他端に前記空気導入管2に接続したカプラ46が連結され、前記カプラ45の他端に空気供給管47に接続したカプラ48が連結されている。
前記空気供給管47は、エアードライバー、インパクトレンチ、塗装ガン等のエアーツール49に接続され、該エアーツール49に乾燥した圧縮空気を供給可能にしている。
前記ドレン管50の先端部は、側面板17の外側に突設したホースエンド51に連通し、該ホースエンド51に接続するドレンホース52からドレンを排出可能にしている。
このうち、冷却槽4を製作する場合は、有底筒状の中空の本体とこれに被着する蓋体の製作を要し、これらをステンレス鋼板、防錆処理したアルミニウム板等を用いてプレス成形し、本体の内部に冷却管13を収容後、蓋体を本体の上部に被着する。
また、前記本体の下部に排水管9と開閉弁11を取り付け、蓋体の上部に導入管8と開閉弁10を取り付け、蓋体の中央に把手14を取り付ける。
このうち、コイル状部13aは本体の内径より若干小径のコイル状に捲回し、その捲回数をコイル状部13aの長さに応じて形成し、直管部13bの長さは冷却槽4の高さより若干短く形成する。
基本形態では空気導入管2と空気導出管5とを同高位置に配置し、それらの配管作業の簡便化を図るととともに、直管部13bの長さと冷却管13の長さの長尺化を図り、冷却作用を増進させている。
そして、前面板15の上部を緩やかに折り曲げてテーパ面15aを形成し、該テーパ面15aに圧力計21,22の取付け穴(図示略)を打ち抜く。
更に、前記他方の側面板17の上部にインレット42とアウトレット43の取付け孔(図示略)を打ち抜き、下部にホースエンド51の取付け孔(図示略)を打ち抜き、背面側の端縁を内側に折り曲げて折曲げ部17aを形成し、その複数個所にビス孔を形成する。
前記底面板19は背面側の端縁を内側に折り曲げて折曲げ部19aを形成し、その折曲げ部19aにビス孔を形成するとともに、底面板19の四隅に脚取付け用のネジ孔(図示略)を形成する。
この状況は図5のようで、ドライボックス6の背面側に配置した各折曲げ部16a,17a,18a,19aを額縁状に形成する。
この後、支持金具27の他端をガイドレール27に水平に挿入し、挿入後、垂直に起立させて係止爪27b,27bをガイドレール27の係合縁25a,25aに係合し、気液分離器29を吊り下げる。
その際、気液分離器29とドレン器30に対する支持金具27,28の取付け位置を上下に調節して、気液分離器29とドレン器30の上下位置を調整し、また支持金具27,28の他端をガイドレール25,26に沿って摺動させて、ドライボックス6内における気液分離器29とドレン器30の前後位置を調整し、同時にそれらと導入管35と排気管37、圧力計測管39,40とドレン管50との接触を防止する。
一方、前記テーパ面15aに形成した取付け穴(図示略)に圧力計21,22を取付け、その圧力計測管40,39を三方ジョイント36,38に接続し、該ジョイント36,38の一端に導管41,41を接続し、これらにインレット42またはアウトレット43を接続して、これらを側面板17に突設する。
そして、前記インレット42またはアウトレット43の先端部にカプラ44,45を装着し、これらにカプラ46,48を連結して空気導出管5と空気供給管47の先端部を装着する。
また、底面板19の下面の四隅に脚24の螺軸をねじ込み、前記折曲げ部16a,17a,18a,19aに背面カバー20を重合し、これをビス止めしてドライボックス6の背面を閉塞する。
例えば前記冷却槽4をエアータンク1と離間する屋内または屋外の平坦な場所に設置し、前記冷却槽4から離間してドライボックス6を屋内または屋外の平坦な場所に設置し、該ドライボックス6から離間してエアーツール49を配置する。
その際、冷却水を導入前の空状態の冷却槽4を、把手14を保持して適宜位置へ持ち運び、所定の設置面7に設置する。また、把手23を保持してドライボックス6を適宜位置へ持ち運び、所定の設置面7に設置する。
また、本発明は冷却槽4の他に、冷却水の冷却装置や冷凍回路、冷凍式エアードライヤを要しないから、その分設備費の低減とその稼動費の削減を図れる。
前記圧縮空気は、先ず冷却管13のコイル状部13aに導かれて下方へループ状に移動し、冷却水12によって冷却される。その際、コイル状部13aは直管状やこれを屈曲した配管に比べて長尺で、冷却水12に対する接触面積が大きいから、圧縮空気の冷却が能率良く行なわれ、同時に圧縮空気の飽和蒸気圧が低下して除湿ないし乾燥が促される。
また、コイル状部13aの内壁面の圧力分布は、曲管部の外側が高く内側が低いため、管軸に垂直な断面に外側から内側へ回り込む一対の循環流が生ずる。
したがって、コイル状部13aを移動する圧縮空気は、遠心力による前述の作用と前記一対の循環流によって攪拌を促され、冷却温度が均一かつ一様になる。
そして、気液分離後の圧縮空気は、上カバー34の出口通路から排気管37へ送り出され、三方ジョイント38から導管41を経てアウトレット43へ移動し、空気供給管47に導かれてエアーツール49へ供給される。
なお、気液分離器29で分離された油脂分、ゴミ等を含む凝縮水はドレン器30に流下し、該ドレン器30内のフィルタ等にろ過されてドレン管50に導かれ、ホースエンド51からドレンホース52を経てドレン溜に排出される。
また、圧縮空気の気液分離後、適時、開閉弁11を開弁して冷却槽4内の冷却水12を排出し、冷却水12の汚損や冷却管13表面の異物の付着を防止し、その熱交換の低下を防止する。
このうち、図6は本発明の第1の実施形態を示し、この実施形態は冷却槽4に配管した冷却管13のコイル状部13aの内径を移動域Z1〜Z3毎に漸増し、圧縮空気を移動域Z1〜Z3毎に断熱膨張させて冷却し、更に冷却槽4に収容した冷却水12によって冷却している。
却され、この圧縮空気を移動域Z1から中段の移動域Z2のコイル状部13aへ送ると、その境界部で断熱膨張して冷却され、更にこの圧縮空気を移動域Z2から下段の移動域Z3のコイル状部13aに送ると、その境界部で断熱膨張して冷却される。
そして、前記圧縮空気をコイル状部13aの最下流部から直管部13bへ送ると、その境界部で断熱膨張して冷却され、この圧縮空気を空気導出管5へ送り出してドライボックス6に導入する。
この第2の実施形態は冷却槽4を設置面7に立設する代わりに、設置面7に横向きに設置し、その両端部にストッパ54を設けて設置面7に固定し、冷却槽4を安定して設置するとともに、冷却槽4の地上高を抑制し、その直上スペースの有効利用を図るようにしている。
この応用形態のエアーチャンバ55は扁平な中空円筒状に形成され、その上面と下面の直径方向位置に導管56,56を上向きまたは下向きに突設し、上下のエアーチャンバ55に圧縮空気を給排可能にしている。
図中、58は冷却槽4の内面下部に固定したコ字形断面のブラケットで、その上部に前記エアーチャンバ55を支持している。
なお、この第1の応用形態ではコイル状部13aを冷却槽4の下部に配置しているが、冷却槽4の上部に配置しても良く、その場合はコイル状部13aの内径を空気導入管2の内径よりも若干大径に形成する。
この後、前記圧縮空気は噴口から分流してエアーチャンバ55内を内周面に沿って円滑かつ速やかに移動し、前記噴口と対向する導管56から排出されて直下のエアーチャンバ55へ移動する。
そして、最下段のエアーチャンバ55を移動後、圧縮空気は導管56から直下のコイル状部13aに導入され、その導入時に断熱膨張して冷却され、その最下位置のコイル状部13aの終端部から直管部13bへ移動し、その導入時に断熱膨張して冷却されて前記直管部13bを上昇し、その上端部から空気導出管5へ送り出されてドライボックス6へ導入される。
この場合、冷却槽4のコイル状部13aを省略してエアーチャンバ55を増設することも可能で、そのようにすることで構成を簡潔にし、冷却能力を向上することができる。
図11(b)は図11(a)の変形例で、空気導入管2と導管56の位置をエアーチャンバ55の対角線上に配置し、四隅部における滞留の形成を増進させて、前記抑制作用を向上させている。
そして、移動域Z1で圧縮空気を断熱膨張させて冷却ないし降温し、水蒸気を拡散させて粗状態に分布させ、その流速を空気導入管2よりも減速させ、移動域Z2で圧縮空気を断熱圧縮させて加温し、水蒸気を密集させて分布させ、その流速を増速して圧縮空気中の水蒸気の分布を均一化させる。
この場合、冷却槽4のコイル状部13aを省略してエアーチャンバ55を増設することも可能で、そのようにすることで構成を簡潔にし、冷却能力を向上することができる。
また、ドライボックス6の左右の側面板16,17の同高位置にインレット42とアウトレット43を配置し、インレット42を配置した側面板16の下部にホースエンド51を取付け、ドライボックス6の一側に冷却槽4とエアータンク1を配置し、他側にエアーツール49を配置して、ドライボックス6の設置の簡便化と設置スペースのコンパクト化を図るとともに、それらに対する空気導出管5と空気導入管2、空気供給管47の配管の簡潔化を図るようにしている。
前記クール・ドライ装置63は大形の筐体で構成され、その内部を仕切板64で区画し、一方のクール室65を他方のドライ室66よりも大容積に構成し、冷却室65に冷却水12を貯留し、該冷却水12中に冷却管13をコイル状に捲回して配置し、その底部から直管部13bを略垂直に立ち上げ、その上端部をL字状に折り曲げてドライ室66内に配管している。
この場合、クール室65には冷却管13の他に、前述のエアーチャンバ55を複数配置することも可能である。
2 空気導入管
4 冷却槽
6 ドライボックス
12 冷却水
13 冷却管
13a コイル状部
13b 直管部
23 把手
29 気液分離器
55 エアーチャンバ
56 導管
60 張出ボックス
61,62 放熱フィン
63 クール・ドライ装置
65 クール室
66 ドライ室
Z1〜Z3 移動域
Claims (8)
- 冷却水を収容する冷却槽内に気液分離器に連通する冷却管をコイル状に複数捲回しまたは屈曲して配管し、該冷却管に圧縮空気を導入して冷却する圧縮空気の冷却方法において、前記冷却管の内径を下流側に向かって漸増する3つの移動域に区画し、上流側の移動域の冷却管の内径を、隣接する下流側の移動域の冷却管の内径よりも小径に形成し、前記移動域毎に冷却管の圧縮空気を断熱膨張させて冷却することを特徴とする圧縮空気の冷却方法
- 前記最上流側の移動域の冷却管の内径を、エア−タンクと冷却槽とを接続する空気導入管の内径よりも若干大径に形成する請求項1記載の圧縮空気の冷却方法。
- 前記各移動域の冷却管をコイル状に4回捲回する請求項1記載の圧縮空気の冷却方法。
- 前記コイル状の冷却管の終端部を屈曲して冷却槽の内面に沿って直線状に配置し、該直管部の内径を前記冷却管の終端部の内径よりも若干大径に形成する請求項1記載の圧縮空気の冷却方法。
- 冷却水を収容する冷却槽内に気液分離器に連通する冷却管をコイル状に複数捲回しまたは屈曲して配管し、該冷却管に圧縮空気を導入して冷却可能にした圧縮空気の冷却装置において、前記冷却管の内径を下流側に向かって漸増する3つの移動域に区画し、上流側の移動域の冷却管の内径を、隣接する下流側の移動域の冷却管の内径よりも小径に形成し、前記移動域毎に冷却管の圧縮空気を断熱膨張させて冷却可能にしたことを特徴とする圧縮空気の冷却装置。
- 前記最上流側の移動域の冷却管の内径を、エア−タンクと冷却槽とを接続する空気導入管の内径よりも若干大径に形成した請求項5記載の圧縮空気の冷却装置。
- 前記各移動域の冷却管をコイル状に4回捲回した請求項5記載の圧縮空気の冷却装置。
- 前記コイル状の冷却管の終端部を屈曲して冷却槽の内面に沿って直線状に配置し、該直管部の内径を前記冷却管の終端部の内径よりも若干大径に形成した請求項5記載の圧縮空気の冷却装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014182862 | 2014-09-09 | ||
JP2014182862 | 2014-09-09 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017120167A Division JP6484292B2 (ja) | 2014-09-09 | 2017-06-20 | 圧縮空気の冷却方法および圧縮空気の冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016056801A JP2016056801A (ja) | 2016-04-21 |
JP6242369B2 true JP6242369B2 (ja) | 2017-12-06 |
Family
ID=55756897
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015091421A Active JP6436849B2 (ja) | 2014-09-09 | 2015-04-28 | 気液分離器の収納装置 |
JP2015129430A Active JP6242369B2 (ja) | 2014-09-09 | 2015-06-29 | 圧縮空気の冷却方法および圧縮空気の冷却装置 |
JP2017120167A Active JP6484292B2 (ja) | 2014-09-09 | 2017-06-20 | 圧縮空気の冷却方法および圧縮空気の冷却装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015091421A Active JP6436849B2 (ja) | 2014-09-09 | 2015-04-28 | 気液分離器の収納装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017120167A Active JP6484292B2 (ja) | 2014-09-09 | 2017-06-20 | 圧縮空気の冷却方法および圧縮空気の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JP6436849B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6436849B2 (ja) * | 2014-09-09 | 2018-12-12 | 有限会社泰栄産業 | 気液分離器の収納装置 |
JP6713849B2 (ja) * | 2016-06-15 | 2020-06-24 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 消臭材およびそれを備えた吸収性物品 |
CN107619688A (zh) * | 2017-10-19 | 2018-01-23 | 榆林学院 | 一种提取荒煤气中煤焦油的低温凝固装置 |
JP6592538B2 (ja) * | 2018-01-18 | 2019-10-16 | 日本エアードライヤー販売株式会社 | 圧縮空気の気液分離システム |
JP6656613B1 (ja) * | 2018-10-10 | 2020-03-04 | 株式会社石川エナジーリサーチ | ハンドドライヤ |
Family Cites Families (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS442306Y1 (ja) * | 1966-12-08 | 1969-01-28 | ||
JPS5350540U (ja) * | 1976-10-02 | 1978-04-28 | ||
JPS5617922U (ja) * | 1979-07-20 | 1981-02-17 | ||
JPS5691823A (en) * | 1979-12-26 | 1981-07-25 | Kokichi Sawada | Simplified air dehumidifier |
JPS59102129U (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-10 | 浦谷 栄一 | 圧縮空気の除湿装置 |
JPS60117474U (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-08 | 株式会社 長尾製作所 | 圧縮空気除湿装置の熱交換器 |
JPS6135825A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-20 | Eiichi Uratani | 圧縮気体除湿装置 |
JPS61242618A (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-28 | Hisamoto Suzuki | 圧縮空気の除湿装置 |
JPS63319019A (ja) * | 1987-06-22 | 1988-12-27 | Hitachi Ltd | 圧縮空気除湿システム |
BE1004130A5 (fr) * | 1990-12-07 | 1992-09-29 | Lardinois Jean Paul | Procede pour extraire une substance presente dans un fluide gazeux porteur, sous forme de particules solides ou de liquide et systeme pour la mise en oeuvre de ce procede. |
US5423129A (en) * | 1992-12-21 | 1995-06-13 | Westinghouse Air Brake Company | Desiccant cartridge of an air dryer |
JP3021298B2 (ja) * | 1994-11-07 | 2000-03-15 | オリオン機械株式会社 | 圧縮空気除湿用熱交換器 |
JP2815816B2 (ja) * | 1994-11-10 | 1998-10-27 | オリオン機械株式会社 | 圧縮空気除湿装置 |
JPH09313862A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-09 | Orion Mach Co Ltd | 冷凍式圧縮空気除湿装置 |
JP2000262839A (ja) * | 1999-03-23 | 2000-09-26 | Fukuhara:Kk | 圧縮空気から水分を分離する方法および除湿装置 |
JP2002070746A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-08 | Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd | 圧縮空気内のドレン除去構造 |
JP2004267310A (ja) * | 2003-03-06 | 2004-09-30 | Koken Ltd | 呼吸用空気供給装置 |
JP2005133686A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Hitachi Ltd | 可搬式エアドライヤ |
JP5196722B2 (ja) * | 2005-12-09 | 2013-05-15 | 三機工業株式会社 | 圧縮空気の除湿装置 |
JP5365890B2 (ja) * | 2007-06-28 | 2013-12-11 | オリオン機械株式会社 | フィルタ装置 |
JP2010149056A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Hitachi Ltd | 除湿装置 |
US8303879B2 (en) * | 2010-02-01 | 2012-11-06 | Sb Technologies, Llc | Composite interbody device and method of manufacture |
JP2012005991A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-12 | Chubu Ueringu Co Ltd | 水分除去フィルタ |
JP2014004509A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Orion Mach Co Ltd | 圧縮空気除湿装置 |
JP3188193U (ja) * | 2013-10-24 | 2014-01-09 | 威技電器股▲分▼有限公司 | 位置決め部材を備えるタンク |
JP6436849B2 (ja) * | 2014-09-09 | 2018-12-12 | 有限会社泰栄産業 | 気液分離器の収納装置 |
-
2015
- 2015-04-28 JP JP2015091421A patent/JP6436849B2/ja active Active
- 2015-06-29 JP JP2015129430A patent/JP6242369B2/ja active Active
-
2017
- 2017-06-20 JP JP2017120167A patent/JP6484292B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017181024A (ja) | 2017-10-05 |
JP6484292B2 (ja) | 2019-03-13 |
JP2016056801A (ja) | 2016-04-21 |
JP2016055280A (ja) | 2016-04-21 |
JP6436849B2 (ja) | 2018-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6484292B2 (ja) | 圧縮空気の冷却方法および圧縮空気の冷却装置 | |
JP6403703B2 (ja) | 圧縮空気の冷却乾燥方法およびその冷却乾燥装置 | |
US10634367B2 (en) | Portable air conditioner | |
CN102735072B (zh) | 风机冷却塔的设计及方法 | |
JP2016055280A5 (ja) | 気液分離器の収納装置 | |
RU2016104411A (ru) | Устройство с циркуляцией текучей среды, имеющей постоянную температуру | |
AU2018267592B2 (en) | Method and apparatus for mine face cooling | |
CN104390264A (zh) | 空调室内机以及空调 | |
US20080190591A1 (en) | Low charge refrigerant flooded evaporator | |
CN106504856B (zh) | 一种具有散热功能的可移动变压器支架 | |
JP5880019B2 (ja) | 空気調和装置の室外機 | |
KR20140008187A (ko) | 열교환기 | |
CN206669908U (zh) | 一种空调室外机及其换热器辅助冷却装置 | |
JP2013257081A (ja) | 気液分離熱交換器及び空気調和装置 | |
JP2008517247A (ja) | ヒートポンプのシャーシ内に統合されたガス冷却器の形状 | |
JP2009150564A (ja) | ドレン水散水装置及び空調装置 | |
CN105698359A (zh) | 分段式换热器及制冷装置 | |
US20220081881A1 (en) | Atmospheric water generator | |
CN204987466U (zh) | 一种圆形热泵空气能热水器 | |
US6385978B1 (en) | Method and apparatus for drying compressed air | |
JP6986760B2 (ja) | 圧縮空気の冷却乾燥方法およびその冷却乾燥装置 | |
CN201561672U (zh) | 双层反应釜冷凝器 | |
JP7198517B2 (ja) | 圧縮空気の凝縮装置 | |
KR101661954B1 (ko) | 열교환기 | |
KR101679575B1 (ko) | 열교환기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160809 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170609 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170802 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171024 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6242369 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |