JPS6135825A

JPS6135825A - 圧縮気体除湿装置

Info

Publication number: JPS6135825A
Application number: JP15640384A
Authority: JP
Inventors: Eiichi Uratani; 栄一浦谷
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-07-26
Filing date: 1984-07-26
Publication date: 1986-02-20
Also published as: DE3576789D1; EP0170347B1; EP0170347A2; US4715871A; EP0170347A3; JPH0257973B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は圧縮気体除湿装置に係り、圧縮ガスの如、き
高温又は常温の圧縮気体を、コンプレッサーの如き圧縮
機等の動りを必要としないで、非常に効率良く水によっ
て転球気温以下の温度に冷却し、且つ圧縮気体の除湿を
行なうようにした圧縮気体除湿装置に関するものである
。

［発明の技術的背景とその問題点］従来、圧縮ガスの如き高温又は常温の圧縮気体を転球気
温以下のＩ！Ｉｔに冷却し且つ除湿して、給送の際に給
送管内に水滴等が凝結しないようにするには、冷凍機に
よって圧縮気体を冷却し除湿することで行なってい／ｃ
０ところが、冷凍機は、コンプレッサー等を作動させて冷
却するので設備費の他に浦＊電力も嵩むものであった。

そして、冷凍機は、熱交換パイプ内に冷媒を流すのでそ
の冷媒の漏れ等の事故が発生することが多く、又交換も
定期的に行なわなければならない。そのため、保守点検
を頻繁に行なわなければならず、保守点検のだめの費用
等も嵩むものであった。

［発明の目的］（こで、この発明は、上述した点に鑑み、非常にコンバ
ク１〜なもので、圧縮ガスの如き高温又は常湿の圧縮気
体を、水によって非常に効率良く転球気温以下の温度に
冷却し、且つ圧縮気体の除湿を行なえるようにし、しか
も、コンプレッサー等を作動させるｍ力を必要とせず効
率の良い冷却を可能にし、保守点検の費用も安価にて済
む装置を提供することを目的として創出されたものであ
る。

［発明の概要１叙上の目的を達成するため、この発明は、圧縮気体を流
通させて周囲の物質と熱交換を行なう熱交換パイプと、
この熱交換パイプの上方から散水させる散水装置ど、熱
交換パイプの下方に配し散水された水を受ける水槽と、
水槽の水を散水装置に供給する水供給パイプと、熱交換
パイプと水槽との間に位置する空気取入口と、空気取入
口からの空気を熱交換パイプの周囲を通過させて排気さ
Ｖる強制排気装置と、熱交換パイプ内を流通した圧縮気
体内に含んでいる水分、油分、その他浮遊物等を除去Ｊ
る気液分離装置とからなることに存するものである。

［発明の実施例］以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明すると
次の通りである。

すなわち、図に示す符号１は熱交換パイプであり、熱伝
導性に優れた材質にて形成されている。

この熱交換パイプ１は、螺旋状に巻かれて略筒状となっ
たものを、筒径が大径のものの中に順次小径のものがい
れられて、例えば図に示すように五重の螺旋筒状となる
ようにしである。そして、この螺旋筒状の熱交換パイプ
１は、縦に配して形成され、それぞれの螺旋筒状のパイ
プの上方開口端を、圧縮気体が送り込まれる入口ヘッダ
−２に連結し、下方開口端を出口ヘッダ−３に連結しで
ある。

一方、この熱交換パイプ１の上方には散水装置４を配し
、又、熱交換パイプ１の下方には水槽５を配しである。

水槽５からはポンプ７によって水を水供給バイブロを通
して散水装置４に供給するようにし、散水装置４にて散
水された水は水槽５にて受ｔ−Ｊ　、この受けた水を水
槽５からポンプ７ににって散水装置４に供給することで
循環させるものである。

又、前記熱交換パイプ１の螺旋筒状の中心には気液分離
装置８を配しである。この気液分離装置８は、下部に前
記出口ヘッダ−３を連結し、その上にはデミスタ−９を
配し、更にその上には液体分離材１０を配し、上部には
外部に気体を給送する給送管１１が連結され形成されて
いる。

そして、熱交換パイプ１から出口ヘッダ−３を介して気
液分離装置８内に送込まれた圧縮気体は、デミスタ−９
、液体分離材１０を通過する時に圧縮気体内に含まれて
いる水分、油分、その他浮遊物等が除去され、給送管１
１から外部に給送される。その時に除去された水分、油
分、その他浮遊物等は、気液分離装＠８の底に設けたド
レン孔１２から排出管１３によって外部に廃棄されるよ
うに形成されている。

しかして、前記熱交換パイプ１、散水装置４、水槽５、
気液分離装置８等は塔状の除湿装置本体１４、内に収納
されている。この除湿装置本体１４の上部中央には回転
するファン１５によって除湿装置本体１４内の空気を強
制的に排気する強制排気装置を設け、又、前記熱歩換パ
イプ１と水槽５との間に位置する除湿装置本体１４に、
は空気取入口１６が形成されているものである。

尚、図中１７は気液分離装置８内底部に水分、油分、そ
の他浮遊物等が溜った場合に、自動的に排出するように
作動するオートドレン装置、１８は除湿装置本体１４上
部ｉ設けて外部にゴミ等が排出されないように取除くエ
リミネータ−１１９は気液分離装置８を支える脚である
。

そこで、ファン１５を回転させながら散水装置４から熱
交換パイプ１に散水し、入口ヘッダ−２から熱交換パイ
プ１に圧縮気体を送り込むと、熱交換パイプ１内の圧縮
気体は散水された水の気化潜熱によって冷却される。

そして、圧縮気体から熱を奪った水は、強制排気装置の
ファン１５によって排気することで除湿装置本体１４内
に空気取入口１６から吸引された空気によって冷却され
る。冷却された水は水槽５に溜り、ポンプ７により水供
給バイブロを通って再び散水装置４から散水されるもの
である。又、°　空気取入れ口１６から吸引された空気
は、圧縮気体から熱を奪った水を冷却すると共に、熱交
換パイプ１に散水されその周囲に水膜を形成して気化潜
熱で圧縮気体から熱を奪おうとしている水に接触し、そ
の水を更に蒸発させるものである。その結果、より多く
の気化潜熱が奪われて冷却効果が高まるものである。

このＪ：うにして冷却された圧縮気体は、出口ヘッダ−
３°から気液分離装置８内に送込まれる。この送込まれ
た圧縮気体は、熱交換バイブ１内にて冷却されているか
ら、飽和水蒸気量が低下している。従って、圧縮気体内
に含まれている水分、油分、その他浮遊物等は凝結し易
くなっていて気液分ｉｗｔ装置８内のデミスタ−９、液
体分離材１０を通過づることで゛除去される。除去され
た水分、油分、（の他浮遊物はドレン孔１２から排出管
１３、ｉ−トドレン装置１７を通って外部に排出される
。

一方６、水分、油分、その他浮遊物が除去された圧縮気
体は給送管１１によって給送され、その時に圧縮気体を
外気の転球気温よりも低温に冷却しておけば給送管１１
内で水分、油分、ぞの他浮遊物が凝結することはなく、
非常に良好な給送状態を得ることができる。

そして、実際に、転球気温が３２．５℃、湿球気温が２
５℃の条件で、４６℃の圧縮空気を入口ヘッダー−２か
ら送込み冷却除湿を行なったところ、出口である給送管
１１における圧縮空気の温度は２７℃に冷却され、転球
気温が３２．５℃であるから、給送されている間に水分
、油分、（の他ｆｆｉ物等が凝結することは全くなかっ
た。

尚、図中太矢印は圧縮気体の流れを示し。白抜き矢印は
空気の流れを示すものである。

又、気液分離装置８は、熱交換パイプ１の螺旋筒状の中
心に設けないで除湿装置水体１４の外部に設誼しても、
どのような位置に設けても良いことは言うまでもない。

［発明の効果］この発明は、上述の如く構成したから、コンプレツリー
等を必要としないで、非常に効率良く圧縮気体を冷却除
湿することができ、設備費及び消費電力或いは保守点検
費用も安価にて済むものである。

号なわら、圧縮気体を流通させて周囲の物質と熱交換を
行なう熱交換パイプ１と、この熱交換バイ１１の上方か
ら散水させる散水装置４と、熱交換パイプ１の下方に配
し散水された水を受ける水槽５ど、水槽５の水を散水装
置４に供給する水供給バイブロとからなることで、圧縮
気体は散水された水の気化潜熱によって冷却される。そ
して、冷却りることで圧縮気体から熱を奪った水は水槽
５に収容され、この収容された水は再び水供給バイブロ
によって散水装置４に供給され散水するように循環する
ものである。

その時に、熱交換パイプ１と水槽５との間に位置する空
気取入口１６と、空気取入口１６からの空気を、熱交換
パイプ１の周囲を通過させて排気させる強制排気装置と
を設けたことにより、前記冷却して圧縮気体から熱を奪
った水は、水槽５に収容するまでの落下中に、空気取入
口１６から吸引された空気によって冷却され水ｆｆ４５
に収容される。従って、前記循環して散水装置４に供給
される水は常に冷却されたｐのが供給されるものである
。又、熱交換パイプ１へ散水されるから散水された水す
中に含まれているスウールが外表面に付着しても、容易
に視認でき保守点検も非常に簡単である。

そして、空気取入れ口１６から吸引された空気は、圧縮
気体から熱を奪った水を冷却すると共に、熱交換パイプ
１に散水されその周囲に水膜を形成して気化潜熱で圧縮
気体から熱を奪おうとしている水に接触し、その水を更
に蒸発さゼるものである。その結果より多くの気化潜熱
を熱交換バイブ１内の圧縮気体から奪′うので冷却効果
が高まり、冷却効率が非常に向上するものである。

更に、前記熱交換バイブ１内を流通し１＝圧縮気体内に
含んでいる水分、油分、その他浮遊物等を除去する気液
分離装置８を設けたことで、熱交換パイプ１内を流通し
た圧縮気体は前述したように冷１．ＩＩされたので圧縮
気体の飽和水蒸気量は低下しているから圧縮気体内に含
まれている水分、油分、その他浮遊物等は凝結し易くな
り気液分離装置８内で容易に除去することができる。そ
のため、圧縮気体が転球気温よりも低温に冷却されてい
れば、外部に給送する際に、それ以下には冷却されない
ので飽和水蒸気量が低下することはない。従って「縮気
体に含まれている水分、油分、その他浮遊物は凝結せず
非常に良好な給送状態を得ることができる。

以上説明したように、この発明によれば、非常に簡単な
構造で且つコンパクトに形成され、しかもコンプレッサ
ー等を必要としないから、設置面積も狭くて済み、又、
設備費や消費電力も安価になる。そして、コンプレッサ
の如き圧縮機等の動力の助けを（ｉｔりなくとも非常に
効率良く冷却し、且つ圧縮気体に含まれている水分、油
分、その他浮遊物等を効率良く除去することができるの
で、圧縮気体を給送する際に、給送管内で水分、油分、
その他浮遊物等が凝結することもなく非常に良好な給送
状態を得ることができる。しかｂ１冷却す゛るための水
によるスケールの付着も容易に視認できるので保守点検
も非常に簡単となる等の優れた効果を奏するものである
。

【図面の簡単な説明】図面はこの発明の一実施例を示す断面図である。１・・・熱交換パイプ、２・・・入口ヘッダー、３・・
・出自ヘッダー、４・・パ散水ｉ装置、５・・・水槽、
６・・・水供給パイプ、７・・・ポンプ、８・・・気液
分離装置、９・・・デミスタ−１１０・・・液体分離材
、１１・・・給送管、１２・・・ドレン孔、１３・・・
排出管、１４・・・除湿装置本体、１５・・・ファン、
１６・・・空気取入口。

Claims

【特許請求の範囲】

１、圧縮気体を流通させて周囲の物質と熱交換を行なう
熱交換パイプと、この熱交換パイプの上方から散水させ
る散水装置と、熱交換パイプの下方に配し散水された水
を受ける水槽と、水槽の水を散水装置に供給する水供給
パイプと、熱交換パイプと水槽との間に位置する空気取
入口と、空気取入口からの空気を熱交換パイプの周囲を
通過させて排気させる強制排気装置と、熱交換パイプ内
を流通した圧縮気体内に含んでいる水分、油分、その他
浮遊物等を除去する気液分離装置とからなることを特徴
とする圧縮気体除湿装置。