JP6240895B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
すように配管部を改質部などの熱源に巻きつけ加温したり、例えば、特開2008−251447などのように、排気配管部に配管を設置して加温したり、などの方法により凝縮現象そのものを防止する方法が開示されている。
しかしながら、これらの加温手段や構成では、夏期などの高温環境下では、熱源から熱を受け取り過ぎ、ガス温度が過度に上昇してしまう可能性がある。ガス温度が過度に上昇した場合、高温のガスが燃料電池スタックのアノードに供給され、特に固体高分子形燃料電池では、使用している固体高分子膜にダメージを与える可能性がある。また、これらの加温手段は、熱源から熱を授受するため、熱源と燃料電池スタックの配置構成を制限してしまうともに、構造が複雑でコストが上がり好ましくない。
また、配管内部の液滴を排出する手段として、特開2009−259756に示すように、改質器から燃料電池スタックまでの配管途中に気液分離器を設置し、凝縮水を排水する方法が開示されている。
以下、本発明の実施の形態1の構成について説明する。図1は本発明の実施の形態1にかかる燃料電池システムとして、例えば水素製造装置と燃料電池を示す回路構成図である。図1において、1は原料ガスを昇圧・供給する原料ポンプ、2は水蒸気改質に用いる改質用水を供給する改質水ポンプ、3は原料ガスと改質用水の混合部、4は各部から熱を授受することで、原料ガスと水の混合媒体を加熱する蒸発部、5は改質反応部、6は変成反応部、7は選択酸化反応部、8は改質器から燃料電池スタックまで燃料を供給する燃料電池スタックアノード入口配管、9は燃料電池スタックアノード入口配管に設置されるスタック入口温度計、10は燃料電池アノード出口配管である。11は気液分離装置、12はスタックアノード出口から供給される未利用燃料などを燃焼させるオフガス燃焼器、13はオフガス燃焼器に空気を供給する燃焼空気ファン、14は改質器の選択酸化部および燃料電池スタックカソードへ酸化剤あるいは空気を供給する空気ブロワ、15は空気ブロワから供給される酸化剤を改質器選択酸化部と燃料電池スタックカソードへ分岐させるカソード供給空気分岐部、16は改質器の選択酸化部へ供給される空気量を調節する選択酸化空気調節弁、17は温度センサ電圧センサやアクチュエータの動作信号を取得し、調節弁、ブロワなどのなどアクチュエータを制御する監視制御部、18は燃料電池スタック、19は燃料電池スタックの電流および電圧を計測する燃料電池スタック電流電圧計測部、20は改質器である。21は選択酸化部へ供給される酸化剤の流量を計測する選択酸化流量計、22は燃料電池システム庫内の温度を計測する庫内温度計、23は改質器に供給される原料の流量を計測する原料流量計、24は改質部の反応温度を計測する改質部温度計、25は変成部の反応温度を計測する変成部温度計、26は選択酸化部の反応温度を計測する選択酸化温度計、27はオフガス燃焼器12の燃焼ガスを排気し、蒸発部4、改質部5などに熱を供給する燃焼排気経路、28は燃焼排気の温度を計測する燃焼排気温度計を、29は改質器を冷却する改質器冷却ファン、30は燃料電池スタック18へ供給される酸化剤(主に空気)に水分を供給する加湿器である。31は加湿器30から燃料電池スタック18に接続され空気を供給するカソード入口配管、32はオフガス燃焼器12の近傍に設置される失火検知装置を示す。図1中の矢印実線は物質が移動する配管を意味し、点線は信号線、電力線などを意味する。なお、図面の簡略化、分かりやすさを考慮し監視制御部と点線で接続されていないセンサやアクチュエータがあるが、図示されていないだけで、必要なセンサおよびアクチュエータは監視制御部と全て接続されている。また図1の構成は、本発明を実施するための一つの例であって、その構成は本発明を実施可能な構成でも良い。例えば、空気分岐部15を無くして、代わりにブロワ等の供給源を直接接続しても良いし、更に低コストなる構成としては、選択酸化流量計21を取り外し、選択酸化空気調節弁16以降の配管、構成物などの流量特性と空気分岐部15から燃料電池スタック18へ供給し、排気される流路の流量特性のバランスから選択酸化反応部7に供給される空気流量を監視制御部17で想定してもよい。
能として流量を計測するが、例えば、原料ポンプの入力電力や仕事率などから流量を想定してもよく、必ずしも流量計は必要ではない。また、庫内温度計22は、アノード入口配管8での放熱量を計算するための温度を得ることができればよく、例えば、外気温を計測するための温度計を利用しても良い。
の負荷変動速度に対して十分な尤度の検知範囲を設定し、この検知範囲よりも温度低下時間が長い場合に結露を検知する。なお、この検知範囲は、改質器20に備えられた、改質部温度計24、変成部温度計25、選択酸化部温度計26の温度変化、あるいは、選択酸化流量計の流量振動などから、改質器20が安定して改質ガスを生成していると判断出来る場合には、適宜短く設定することができる。
次に、本発明の実施の形態2について説明する。基本的な構成は実施の形態1および図1と同等である。本実施の形態では、監視制御部17は、実施の形態1に示した方法で、燃料電池スタック18のアノード入口部で結露を検知した場合、選択酸化反応部7に投入される選択酸化用空気の投入量を増加させる制御を行う。通常動作、すなわち結露を検知
していない場合は、上記したように選択酸化空気量は、選択酸化反応に必要な空気と流量計精度、制御ばらつき等のマージンを含めた空気が投入されている。このとき、選択酸化反応部7における化学反応は、CO+ 1/2 O2 → CO2である。
H2 + CaHb + (2a + b +1 )/2 O2 → a CO2 +
( 1 + b ) H2O ・・・・・(式1)
このため、選択酸化反応に使用されない余分の空気を適切に制御することで、選択酸化部で発生する未利用空気と水素および未反応燃料との燃焼反応量を制御し、この反応熱によって、改質ガスのガス温度を上昇させる。具体的には、アノード入口配管8内で結露が発生しないような、少なくともアノード入口配管8で失われる放熱量以上の燃焼熱量となるように、空気を余分に投入し結露を防止する。また、この反応によって水素および未反応燃料が減少するため、燃料電池スタック18に投入される水素量が減少し、燃料電池スタックにおける燃料利用率が低下する恐れがある。このため、結露防止制御開始時は、後記する燃料追加制御の前に、燃料電池スタック18の発電量を低下させ、燃料利用率の低下を防止する。その後、監視制御部17は、燃料不足の懸念を解消するため、本制御中は、燃料利用率低下を防止する手段も同時に行う。具体的には、改質部5の反応温度を用いて転化率を計算し、選択酸化部への空気追加による燃焼で失われる分の水素および未反応燃料を原料ガス相当分に置き換え、監視制御部17が原料ポンプ1と改質水ポンプ2へその分を追加する制御を行う。なお、燃料電池スタック18の発電量を下げた後に燃料追加制御を行う理由は、その燃料追加制御の効果が安定するまでに遅れ時間が発生するためである。なお、本実施の形態は、先述した実施の形態1と同時に行ってもよい。
次に、本発明の実施の形態3について説明する。基本的な構成は実施の形態1および図1と同等である。本実施の形態では、監視制御部17は、実施の形態1に示した方法で燃料電池スタック18のアノード入口部で結露を検知した場合、改質水ポンプ2に対して、送液する改質水の流量を減じる指令を送り、改質器20に投入される改質水の量を減少させる制御を行う。通常動作、すなわち結露を検知していない場合、改質水は改質反応で必要な水素量に加え、および改質部5、変成部6、選択酸化反応部7などに担持されている改質触媒にカーボンが析出しないための水蒸気量、蒸発部4にて改質水・燃料の混合液が蒸発するときに燃焼排気経路27および改質部5、変成部6、選択酸化反応部7などとの間に熱の授受を行い、蒸発潜熱を受け取ると同時に、上記、改質部5などに担持された触媒が性能を発揮出来うる温度のバランスを保つような水分量を加味した投入量と計測精度、制御ばらつきなどのマージンを加えた投入量に適宜制御されている。ここで、ある一定の制御安定性が確保できている場合、例えば、負荷変動量が小さい場合などは、制御のばらつきなどのマージンで確保している投入量を減じることができる。すなわち、実施の形態1で示した方法で結露を検知し、かつ、制御が安定している場合は、通常時のS/C比に比べて小さくする。S/Cを減じることによって、改質器20から燃料電池スタック18に投入される改質ガスのガス組成のうち、水蒸気量が低下し、その結果、改質ガスの露点を下げることが出来る。改質ガスの露点が下がることにより、例えば低温環境においても、アノード入口配管8における放熱量に対して結露量が減少、または結露しなくなる条件で動作させることが可能となる。また、監視制御部17は、改質部温度計24、変成部温度計25、選択酸化部温度計26の値と、原料ポンプ1あるいは原料流量計23から計測される原料流量、改質水ポンプ2から計測される改質水投入量、電流・電圧計測部19から得られる電流量から、生成ガス組成を計算、アノード入口配管8の配管情報および付随する断熱材の情報と庫内温度計22から計算される放熱量を用いて、アノード入口配管8におけるガスの温度低下幅を計算し、温度低下しても結露しないようなガス組成となるように、原料ポンプ1、改質水ポンプ2を適宜制御してもよい。具体的には、監視制御部17は、計算されたガス温度、およびアノード入口配管8における放熱量から、燃料電池スタック18のアノード入口部でのガス温度を計算し、このガス温度以下の露点となるように、原料ポンプ1および改質水ポンプ2のフィードバック制御を行う。
れる場合は、温度がバランスするポイントへ運転ポイントを変更するさらなる保護制御を実施する。具体的には、保護制御が動作したのち、温度バランスの乱れが改善せず、その状態であるしきい値となる時間を超えた場合に、燃料電池システムの発電電力目標値を上昇あるいは下降させることで温度安定となる運転ポイントに変更する。なお温度が安定する運転ポイントは燃料処理機の構成や使用ガス種あるいは改質水投入量や改質水の蒸発機構によって異なるため、監視制御部17に付随する記憶装置にテーブルなどで安定となる運転ポイントを記憶させておき、参照してもよい。
次に、本発明の実施の形態5について説明する。基本的な構成は実施の形態1および図1と同等である。本実施の形態では、監視制御部17は、電流・電圧計測部19を通じて燃料電池スタック18の電流挙動、電圧挙動を監視している。ここで、環境温度が低温の場合などに、アノード入口配管に結露が生じ、液滴が燃料電池スタック18のアノード部に侵入すると、流路の閉塞によるガス不足が発生する。このとき、ガス不足が発生した燃料電池スタック内部のセルの端子電圧が瞬間的に低下する。監視制御部17は、この瞬間的な電圧低下値がある一定の値を超えると、結露が発生したことを検知する。電圧低下のしきい値は、具体的にはガス閉塞による反応分布の変化による反応面積の変化、すなわち電流密度増加による電圧低下と水素の消費量、すなわち全電流値で決まる。このため、燃料電池スタック18のセルおよびセパレータなどの容積と電流値で決定するため、セル面積、ガス流路断面積などに応じて適宜決定する。燃料不足が発生すると、炭素の腐食反応により触媒の溶出や粒形増大が発生し、燃料電池スタック18に対して致命的なダメージとなる。触媒溶出が発生する電圧はスタックに用いられているMEAなどの触媒構成や使用されるイオノマーなどの材質、構成比などで変化する。このため、致命的なダメージと
なりうる電圧変化量を監視制御部17に付随する記憶装置などにあらかじめ記憶しておき、監視制御部17がこの電圧変化量を超える電圧変化を観測した場合に、完全閉塞による燃料不足が発生したとして結露を検知する。これらの電圧変化量および電圧変化時間のしきい値は、液滴混入による閉塞がどの程度発生しているかでも変動する。具体的には、液滴量が少量であれば、セルを構成する流路の一部が閉塞するため、電圧変動量が小さく、電圧変動時間が短い。液適量が大量であれば、セルを構成する流路の大部分が閉塞するため、電圧変動量が大きく電圧変動時間も長くなる。このため、あらかじめ投入される液適量と電圧変動量および電圧変動時間の関係を計測しておき、その値を監視制御部17に付随する記憶装置に記憶しておき、例えばしきい値を2つ以上に分けて、液適量が少量の場合の検知、液適量が大量の場合の検知として、制御を行うことも可能である。例えば、液滴量が少量であると検知した場合は、別途記載する結露回避動作を行い、液適量が大量であれば、燃料電池スタック18に致命的なダメージを与える可能性があるため、燃料電池スタック18への電流出力指令値を下げるあるいはゼロとして燃料電池電極反応を低下あるいは停止させ、電極へのダメージを防止する制御が可能である。
次に、本発明の実施の形態6について説明する。基本的な構成は実施の形態1および図1と同等である。本実施の形態では、監視制御部17はオフガス燃焼器12近傍に設けられた失火検知器32の値を常時監視する。失火検知器32は、フレームロッドなどの火炎電流検知装置でも良いし、熱電対などの温度計測器でもよい。例えば、失火検知器32にフレームロッドを用いる場合、結露が発生すると、液滴が燃料電池スタック18のアノードに侵入あるいはアノード入口配管8でのバブリングにより、オフガス流量が振動するため、オフガス燃焼器12における火炎形状が変化する。また、液滴侵入量が多い場合は、ガス流量振動が大きくなりオフガス燃焼器12が失火する。監視制御部17は、フレームロッドによる火炎電流を常時監視しており、火炎形状変化あるいは失火に伴う火炎電流の変化を検知することで、燃料電池スタック18に液滴が侵入したこと、すなわち結露の発生を検知する。
次に、本発明の実施の形態7について説明する。基本的な構成は実施の形態1および図1と同等である。本実施の形態では、監視制御部17は、実施の形態1等に示した方法で燃料電池スタック18のアノード入口部で結露を検知した場合、燃焼空気ファン13の操作量を増加させて、オフガス燃焼用空気量を増加させる。オフガス燃焼用の空気を増加させることにより、オフガス燃焼器12における燃焼空気比を増大させる。この操作を行うことにより、燃焼排気経路27を通過する燃焼排ガスの流量が増加する。通常運転時は、燃焼排ガスは燃焼排気経路27を通過中に、改質部5および蒸発部4へ熱を供給するため、選択酸化反応部7を通過する際には排気ガス温度が低下している。ここで、オフガス燃焼用空気量を増加させると、単位時間あたりの排気ガスから奪い去られる熱量が低下し、排気ガスが高温状態を保ちながら、選択酸化部温度計26近傍まで到達することが出来る。このため選択酸化部温度計26への排気ガスからの熱供給量が増加し、結果として改質ガスの温度を上昇させることが可能となる。具体的には、結露を検知した場合には、改質ガスが結露を解消しうる温度となるように燃焼空気比の目標値を徐々に増加させる。
となり発電性能低下せず安定した燃料電池システムの運転が可能となる。
2 改質水ポンプ
3 原料・水混合部
4 蒸発部
5 改質部
6 変成部
7 選択酸化反応部
8 アノード入口配管
9 スタック入口温度計
10 アノード出口配管
11 気液分離器
12 オフガス燃焼器
13 燃焼空気ファン
14 空気ブロワ
15 空気分岐部
16 選択酸化空気調節弁
17 監視制御部
18 燃料電池スタック
19 電流・電圧計測部
20 改質器
21 選択酸化流量計
22 庫内温度計
23 原料流量計
24 改質部温度計
25 変成部温度計
26 選択酸化部温度計
27 燃焼排気経路
28 燃焼排気温度計
29 改質器冷却ファン
30 加湿器
31 カソード入口配管
32 失火検知器
Claims (11)
- 原料ガスから、水素を含む燃料ガスを生成する水素生成器と、
前記燃料ガスと酸化剤ガスとを用いて発電を行う燃料電池と、
前記燃料ガスを前記水素生成器から前記燃料電池へと供給する燃料供給経路と、
前記水素生成器に供給される原料ガスに水または水蒸気を供給する水供給器と、
前記燃料供給経路における凝縮水の結露を検知した場合に、前記結露を解消する制御を行う監視制御器と、
を備え、
前記水素生成器は、水素含有ガスを生成する改質部と、前記改質部より送出される水素含有ガス中の一酸化炭素を低減する変成部と、前記変成部より送出される水素含有ガス中の一酸化炭素を低減する選択酸化部とを有し、
前記監視制御器は、前記結露を検知した場合に、前記水供給器が前記水素生成器に供給する水または水蒸気の供給量を減少させ、前記原料ガスに対する水の比率を低下させる結露防止制御を実施し、
該結露防止制御を実施中に、前記変成部の温度と前記選択酸化部の温度の少なくとも一方が予め定めたしきい値を超えた場合、前記改質部、前記変成部、前記選択酸化部の温度制御目標を低下させる燃料電池システム。 - 前記監視制御器は、前記結露を検知した場合に、前記選択酸化部に供給される空気の供給量を増加させる、
請求項1記載の燃料電池システム。 - 前記監視制御器は、前記結露を検知した場合に、前記燃料電池の発電量を増加させる、
請求項1または2に記載の燃料電池システム。 - 前記燃料電池で発電に使用された後の燃料ガスである燃料オフガスと空気とを燃焼する燃焼器を備え、
前記監視制御器は、前記結露を検知した場合に、前記燃焼器へ供給される空気の流量を増加させる、
請求項1から3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。 - 前記燃料電池で発電する電圧を測定する電圧測定器をさらに備え、
前記監視制御器は、前記電圧測定器で測定された電圧が第1電圧以下となった場合、もしくは、前記電圧測定器で測定された電圧が所定時間で第2電圧以上低下した場合、前記結露が発生したことを検知する、
請求項1から4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。 - 時間を計測する時間計測器を備え、
前記監視制御器は、前記電圧測定器で測定された電圧が第1電圧以下となった時間が第1時間長さ以上となった場合に、前記結露が発生したことを検知する、
請求項5に記載の燃料電池システム。 - 前記燃焼器の失火状態を検知する失火検知器を備え、
前記監視制御器は、前記失火検知器が失火を検知すると、前記結露が発生したことを検知する、
請求項4に記載の燃料電池システム。 - 前記燃料供給経路の温度、前記水素生成器の温度、及び前記燃料電池システムの庫内の温度のうち少なくとも一つの温度を測定する温度測定器をさらに備え、
前記監視制御器は、前記温度測定器が測定した温度が第1温度以下となった場合に、前記結露が発生したことを検知する、
請求項1から4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。 - 時間を計測する時間計測器を備え、
前記監視制御器は、前記温度測定器で測定された温度が第1温度以下となった時間が第2時間長さ以上となった場合に、前記結露が発生したことを検知する、
請求項8に記載の燃料電池システム。 - 前記水素生成器に供給される前記燃料ガスの流量、もしくは、前記水素生成器に供給される前記原料ガスの流量を測定する流量計を備え、
前記監視制御器は、前記流量計で測定された前記燃料ガスの流量もしくは前記原料ガスの流量に基づいて、前記第1温度の値を変化させる、
請求項8または9に記載の燃料電池システム。 - 前記燃料電池に供給される前記酸化剤ガスの流量を測定する酸化剤ガス流量計を備え、
前記酸化剤ガス流量計で測定される流量が第1流量以下となった場合に、前記結露が発生したことを検知する、
請求項1から4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
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