JP6239317B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの燃料噴射に用いられる燃料噴射弁に関する。
この種の技術としては、下記の特許文献1に記載の技術が開示されている。この公報には、旋回室を有する燃料噴射弁において、旋回室の側面と上面及び下面からなる縁がエッジ状に形成されたものが開示されている。
また、特許文献2には「上流側から下流側に向かって曲率が次第に大きくなるように形成された内周壁を有する旋回室22と、旋回室22に燃料を導入する旋回用通路21と、旋回室22に開口する燃料噴射孔23とを備えた燃料噴射弁」の開示がある。
米国特許第6783085号 特開2012-158995
上記特許文献1に代表される旋回室を備えたインジェクタでは、要求される噴霧形状(噴霧角)を達成するためには旋回室に流入する通路の断面積や旋回室の径、燃料噴射孔の径を変更する必要があり、それに伴って燃料の静的噴射量が変わってしまう課題があった。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、燃料の静的噴射量を変化させずに、要求される噴霧角を達成するための設計を簡易に行うことが出来る燃料噴射弁を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の燃料噴射弁は、オリフィスプレートにおいて上流側から下流側に向かって曲率が次第に大きくなるように形成された内周壁を有する旋回室と、前記旋回室に燃料を導入する旋回用通路と、前記旋回室に開口する燃料噴射孔とを有する燃料噴射弁において、旋回室の側面と上面及び下面からなる旋回室の縁(角部)が、特許文献1に示すようなエッジ形状ではなく、R形状や凸形状、テーパ形状などにすることで、旋回室中心と旋回室の内壁の距離が縮小するように旋回室の縁を形成したことを特徴とする。
本発明によると、旋回室の中心から旋回室内壁までの距離を縮小させ、旋回室内壁の形状を周方向(旋回)速度を誘起するのに最適な形状から変化させることで、周方向速度を低下させ、燃料噴射孔から流出する噴霧の噴霧角を小さくすることが出来る。この時、旋回用通路、旋回室、燃料噴射孔の設計寸法の変更は無いため、静的噴射量への影響は小さい。
本発明に係る燃料噴射弁の全体構成を弁軸心に沿う断面で示した縦断面図である。 本発明に係る燃料噴射弁におけるノズル体の近傍を示す縦断面図である。 本発明に係る燃料噴射弁に用いられる、オリフィスプレートの平面図である。 従来の旋回室形状と燃料流れ場を説明する為の図である。 本発明の構造を備えた旋回室の断面図である。 図5における旋回室高さ方向の位置による旋回室の内壁形状の差を表す図である。 本発明の構造を備えた旋回室内の燃料流れ場を表す図である。 本発明に係る燃料噴射弁に用いられる、旋回用通路が連結したオリフィスプレートの平面図である。 旋回室上面の縁に本発明の構造を備えた旋回室内の燃料流れ場を表す図である。 旋回室上面及び下面の縁に本発明の構造を備えた旋回室内の燃料流れ場を表す図である。 旋回室下面の縁に凸構造を備えた旋回室の断面図である。 旋回室下面の縁にテーパ構造を備えた旋回室の断面図である。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
本発明の一実施例について、以下説明する。図1は、本発明に係る燃料噴射弁1の全体構成を示した縦断面図である。
図1において、燃料噴射弁1は、ステンレス製の薄肉パイプ13にノズル体2、弁体6を収容し、この弁体6を外側に配置した電磁コイル11で往復動作(開閉動作)させる構造である。以下、構造の詳細について説明する。
電磁コイル11を取り囲む磁性体のヨーク10と、電磁コイル11の中心に位置し、一端がヨーク10と磁気的に接触したコア7と、所定量リフトする弁体6と、この弁体6に接する弁座面3と、弁体6と弁座面3の隙間を通って流れる燃料の通過を許す燃料噴射室4(図2参照)、および燃料噴射室4の下流に複数個の燃料噴射孔23a、23b、23c、23d(図3参照)を有するオリフィスプレート20を備えている。本実施例では4孔の燃料噴射孔を例として説明するが、孔数は4に限らない。例えば2孔、3孔、5孔、6孔、8孔、10孔、12孔等も同様である。
また、コア7の中心には、弁体6を弁座面3に押圧する弾性部材としてのスプリング8が備えてある。このスプリング8の弾性力はスプリングアジャスタ9の弁座面3方向への押し込み量によって調整される。
コイル11に通電されていない状態では、弁体6と弁座面3とが密着している。この状態では燃料通路が閉じられているため、燃料は燃料噴射弁1内部に留まり、複数個設けられている各々燃料噴射孔23a、23b、23c、23dからの燃料噴射は行われない。
一方、コイル11への通電があると、電磁力によって弁体6が対面するコア7の下端面に接触するまで移動する。
この開弁状態では弁体6と弁座面3の間に隙間ができるため、燃料通路が開かれて各々燃料噴射孔23a、23b、23c、23dから燃料が噴射される。
なお、燃料噴射弁1には入口部にフィルター14を有する燃料通路12が設けられており、この燃料通路12はコア7の中央部を貫通する貫通孔部分を含み、図示しない燃料ポンプにより加圧された燃料を燃料噴射弁1の内部を通して各々燃料噴射孔23a、23b、23c、23dへと導く通路である。また、燃料噴射弁1の外側部分は樹脂モールド15によって被覆され電気絶縁されている。
燃料噴射弁1の動作は、上述したように、コイル11への通電(噴射パルス)に伴って、弁体6の位置を開弁状態と閉弁状態に切り替えることで、燃料の供給量を制御している。
燃料供給量の制御にあたっては、特に、閉弁状態では燃料漏れがない弁体設計が施されている。
この種の燃料噴射弁では、弁体6に真円度が高く鏡面仕上げが施されているボール(JIS規格品の玉軸受用鋼球)を用いておりシート性の向上に有益である。
一方、ボールが密着する弁座面3の弁座角は、研磨性が良好で真円度を高精度にできる最適な角度80゜から100゜であり、上述したボールとのシート性を極めて高く維持できるものである。
なお、弁座面3を有するノズル体2は、焼入れによって硬度が高められており、また、脱磁処理により無用な磁気が除去されている。
このような弁体6の構成により、燃料漏れの無い噴射量制御を可能としている。以って、コストパフォーマンスに優れた弁体構造としている。
図2は、本発明に係る燃料噴射弁1におけるノズル体2の近傍を示す縦断面図である。図2に示すように、オリフィスプレート20はその上面20aがノズル体2の下面2aに接触しており、この接触部分の外周をレーザ溶接してノズル体2に固定されている。
尚、本明細書及び特許請求の範囲において上下方向は図1を基準としており、燃料噴射弁1の弁軸心方向において燃料通路12側を上側、各々燃料噴射孔23a、23b、23c、23d(図3参照)側を下側とする。
ノズル体2の下端部には、弁座面3のシート部3aの径φSより小径の燃料導入孔5が設けられている。弁座面3は円錐形状をしており、その下流端中央部に燃料導入孔5が形成されている。
弁座面3の中心線と燃料導入孔5の中心線とは弁軸心に一致するように、弁座面3と燃料導入孔5とが形成されている。燃料導入孔5とオリフィスプレート20に設けられた旋回用通路21aによって、旋回室22a、燃料噴射孔23aへの燃料の流路が構成されることになる。
本実施例で示す旋回室22aの内周壁は、弁軸心線に垂直な平面(断面)上で周方向角度と共に変化する曲率を持つらせん曲線を描くように形成されている。ただし、旋回用通路21aと旋回室22aの内周壁形状において、曲率が変化している部分を「旋回室」と定義する。
次に、オリフィスプレート20の構成について、図3を用いて説明する。図3は、本発明に係る燃料噴射弁1におけるノズル体2の下端部に位置するオリフィスプレート20の平面図である。
オリフィスプレート20には90°の間隔で4つの旋回用通路21a、21b、21c、21dが配置されている。
旋回用通路21a、21b、21c、21dの下流端は、それぞれ旋回室22a、22b、22c、22dに連通するよう接続されている。
旋回用通路21a、21b、21c、21dは旋回室22a、22b、22c、22dにそれぞれ燃料を供給する燃料通路であり、この意味において旋回用通路21a、21b、21c、21dを旋回燃料供給通路21a、21b、21c、21dと呼んでもよい。
旋回室22a、22b、22c、22dの壁面は、上流側から下流側に向かって曲率が次第に大きくなるように(曲率半径が次第に小さくなるように)形成されている。
旋回用通路21a、21b、21c、21dと旋回室22a、22b、22c、22dの接続部は燃料流れの衝突を考慮して厚み25a、25b、25c、25dを形成している。
また、旋回室22a、22b、22c、22dの中心には燃料噴射孔23a、23b、23c、23dがそれぞれ開口している。
ノズル体2とオリフィスプレート20とは、図示していないが、治具等を用いて両者の位置決めが簡単且つ容易に実施されように構成されており、組み合わせ時の寸法精度が高められている。
また、オリフィスプレート20は切削加工やプレス成形(塑性加工)により製作される。なお、この方法以外に、放電加工や電鋳法、エッチング加工など比較的応力の加わらない加工精度の高い方法が考えられる。
まず従来構造の課題を説明するために、図4を用いて旋回室22aと燃料噴射孔23a内の燃料流れ場を説明する。以下では旋回用通路21a、旋回室22a、燃料噴射孔23aからなる流路を代表して説明するが、旋回室22b、22c、22d、燃料噴射孔23b、23c、23dからなる流路も同様である。
図4は図3のA−A断面における旋回室22aと燃料噴射孔23aの拡大図である。図はノズル体2、オリフィスプレート20、旋回室22a、燃料噴射孔23a、燃料流れFから構成されている。
図4を用いて従来構造における燃料の流れ場について説明する。図に示すように旋回室22aで旋回した燃料Fは旋回しながら燃料噴射孔23aへ流れ込み、燃料噴射孔23aの壁面に沿って薄い液膜を形成し、噴霧角θの噴霧となって流出する。旋回室22aは旋回室内で効率強く旋回するように、例えば特許文献2に示されるように、周方向速度(旋回流の速度)の誘起に最適な形状として設計されている。従来の旋回室構造では周方向速度を維持するため、旋回室縁はエッジ形状で加工されていた。この時、例えば噴霧角θを調整したい場合、旋回用通路21a、旋回室22a、燃料噴射孔23aの設計寸法を変更する必要があり、それに伴って燃料の静的噴射量も大きく変わってしまうことが課題であった。
次に図5〜図6を用いて本発明の構造を詳細に説明する。
図5はノズル体2、オリフィスプレート20、旋回室22a、燃料噴射孔23aの拡大断面図であり、旋回室22aの側面と下面からなる縁に設けた、旋回室の中心から旋回室内壁までの距離を縮小させる流路構造31aを説明するための図である。図6は図5のB−B位置、及びB'−B'位置での断面形状を比較した図である。
本発明では図5に示すように、旋回室22a下面の縁に沿って流路構造31aを設ける。これによって図6のB−B位置、及びB'−B'位置での断面形状で示すように、流路構造31aを設けたB'−B'位置では旋回室中心から旋回室内壁までの距離が縮小している。例えば旋回室22aを周方向速度の誘起に最適な形状とした場合、流路構造31aを設けて旋回室の内壁形状を変化させ、周方向速度を低下させることで噴霧角の調整が可能である。その際に旋回用通路21aや燃料噴射孔23aの断面積(流路面積)は変わらないため,燃料の静的噴射量への影響は小さい。よって本発明は噴霧角を調整する機構として優れている。
次に本発明によって生じる燃料の流れ場について図7を用いて説明する。開弁時,燃料Fは燃料噴射室4から旋回用通路21aに流入し、その後旋回室22aによって周方向速度が誘起される。旋回室22aの下面の縁には上記で述べた流路構造31aを設けていることから、旋回室の上面側では周方向速度が大きいが、下面側では周方向速度を低下させることが出来る。これにより燃料噴射孔23aに流れ込む燃料の周方向速度も低下するため、結果として燃料噴霧の噴霧角θは小さくなる。
本発明の構造を得るための加工について説明する。流路構造31aによる周方向速度低下の効果を得るためには高い加工精度を必要としないため、切削加工、プレス加工等、加工方法に関わらず低コストでの量産が可能である。
上記で説明した流路構造31aは、オリフィスプレート20に加工される旋回室の形状によらず適用することができる。また例えば図8に示すように各旋回用通路21a、21b、21c、21dを連結部24で連結したオリフィスプレート20の流路形状においても、図3のオリフィスプレート20の流路形状の場合と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施例では、旋回室22a、22b、22c、22dの側面と上面または/および下面が接している縁において、旋回室の内壁形状が同様に変化するような流路構造として説明したが、各旋回室の内壁形状異ならせるような流路構造とすることで、さらに細かな噴霧形状等の制御が可能となる。
第2の実施例について説明する。旋回室形状を変更するように旋回室上面に設けた流路構造、及び燃料流れ場を図9に示す。図9は図7と同様の、旋回室220a及び燃料噴射孔230aの断面図である。旋回室220aがノズル体2に設けられ、ノズルプレート20には燃料噴射孔230aが設けられた場合は、旋回室220aの加工の都合上、流路構造32aは旋回室の上面に設けられる。流路構造32aは旋回室の中心から旋回室内壁までの距離を縮小させる。基本的な燃料噴射弁構造は実施例1と同一なため、説明を省略する。なお、旋回室220a、燃料噴射孔230aからなる流路を代表して説明するが、旋回室及び燃料噴射孔を複数持つ場合は、いずれの流路も同様である。
本実施例によって生じる燃料及び空気の流れ場について図9を用いて説明する。開弁時,燃料Fは燃料噴射室から旋回用通路に流入し、その後旋回室220aによって周方向速度が誘起される。旋回室220aの上面の縁には旋回室の内壁形状を変化させる流路構造32aを設けることで、実施例1と同様のメカニズムによって旋回室上面近傍の周方向速度が低下する。ただし実施例1のように旋回室下面の縁に流路構造31aを設ける場合に比べて、周方向速度が低下する領域が燃料噴射孔から離れているため、効果はやや小さい。
次に旋回室上面及び下面に旋回室形状が変化する流路構造を設けた場合の燃料流れ場を図10に示す。旋回室221aがノズル体2とノズルプレート20の両方に設けられた場合、流路構造は旋回室の上面及び下面に設けることが出来る。基本的な燃料噴射弁構造は実施例1と同一なため、説明を省略する。
図10は図7と同様の、旋回室221a及び燃料噴射孔231aの断面図であり、旋回室の上面及び下面の縁の両方に旋回室の内壁形状を変更する流路構造を持つ場合である。図はオリフィスプレート20と、ノズル体2、オリフィスプレート20とノズル体2に設けた旋回室221a、燃料噴射孔231a、旋回室下面に設けた流路構造33aと、旋回室上面に設けた流路構造34a、流れ場を表す燃料流れFからなる。
本実施例によって生じる燃料及び空気の流れ場について図10を用いて説明する。開弁時,燃料Fは燃料噴射室から旋回用通路に流入し、その後旋回室221aによって周方向速度が誘起される。しかし、旋回室221aの縁には旋回室の内壁形状を変化させる流路構造33a及び34aを設けているため、実施例1と同様のメカニズムによって旋回室上面及び下面近傍で周方向速度が低下する。これにより噴霧角θの調整が可能である。また、図7や図9のように片側のみに流路構造を設けた場合と比べて周方向速度を低下させる領域が広いことから、噴霧角θの調整幅は大きい。
第3の実施例について説明する。図11、図12は、図5と同様に、旋回室の内壁形状を変化させる凸構造35a及びテーパ構造36aを説明するための図である。基本的な燃料噴射弁構造は実施例1と同一なため、説明を省略する。
実施例1及び実施例2で示した、旋回室の内壁形状を変化させる流路構造はR形状であったが、他の形状でも同様の効果を得ることができる。ここでは図11で示す凸構造及び図12で示すテーパ構造について説明する。
図11はオリフィスプレート20、旋回室22a、燃料噴射孔23aおよび凸構造35aからなる。旋回室22aの内壁形状を変化させる構造としてお凸形状を用いているため、例えば電鋳によるノズルプレート20の成形を行う場合に適した形状である。噴霧角の調整メカニズムについては実施例1と同様なため省略する。
図12はオリフィスプレート20、旋回室22a、燃料噴射孔23aおよびテーパ構造36aからなる。噴霧角の調整メカニズムについては実施例1と同様なため省略する。
凸構造35a及びテーパ構造36aは実施例2のように旋回室上面の縁、もしくは旋回室上面及び下面両方に設置することでも周方向速度を低下させる効果を得ることができる。
実施例1と実施例2で示した流路構造がR形状の場合、図11で示した凸構造の場合、もしくは図12で示すテーパ構造の選択については、ノズルプレート20の加工方法に応じて適切な形状を選択すればよい。
1 燃料噴射弁
2 ノズル体
2a ノズル体の下面
3 弁座面
3a シート部
4 燃料噴射室
5 燃料導入孔
6 弁体
7 コア
8 スプリング
9 スプリングアジャスタ
10 ヨーク
11 電磁コイル
12 燃料通路
13 薄肉パイプ
14 フィルター
15 樹脂モールド
20 オリフィスプレート
20a オリフィスプレート上面
21a、21b、21c、21d 旋回用通路
22a、22b、22c、22d、220a、221a 旋回室
23a、23b、23c、23d、230a、231a 燃料噴射孔
24 旋回用通路の連結部
25a、25b、25c、25d 厚み形成部
31a、32a、33a、34a、35a、36a
‐旋回室の縁に設ける流路構造
F 燃料流れ

Claims (6)

  1. 内周壁が上流側から下流側に向かって曲率が次第に大きくなるように形成されている旋回室と、前記旋回室に燃料を導入する旋回用通路と、前記旋回室に開口する燃料噴射孔とを有する燃料噴射弁において、前記内周壁の側面と上面および下面が接している縁全域において、前記旋回室の上面および下面近傍において前記旋回室の上面または下面に近づくにつれて前記旋回室の径が小さくなるようなR形状、凸形状、またはテーパ形状となるように、前記内周壁の内壁形状が変化するような流路構造を持つことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 請求項1記載の燃料噴射弁であって、
    前記流路構造は、前記内周壁の側面と上面とが接している縁に設けられることを特徴とする燃料噴射弁。
  3. 請求項2記載の燃料噴射弁であって、
    前記上流側から下流側に向かって曲率が次第に大きくなるように形成された内周壁を有する旋回室と、前記旋回室に燃料を導入する旋回用通路と、前記旋回室に開口する燃料噴射孔とを複数有することを特徴とする燃料噴射弁。
  4. 請求項2に記載の、旋回室の内壁形状が変化するように、旋回室の縁に設けられた流路構造が、R形状、凸形状、テーパ形状をしていることを特徴とする燃料噴射弁。
  5. 請求項2に記載の、旋回室の内壁形状が変化するように、旋回室の縁に設けられた流路構造が、R形状、凸形状、テーパ形状をしていること-を特徴とする燃料噴射弁。
  6. 請求項2記載の燃料噴射弁であって、
    第一の上流側から下流側に向かって曲率が次第に大きくなるように形成された内周壁を有する旋回室と、第二の上流側から下流側に向かって曲率が次第に大きくなるように形成された内周壁を有する旋回室とは、旋回室の側面と上面または下面が接している縁において、旋回室の内壁形状が異なるような流路構造を持つことを特徴とする燃料噴射弁。
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