JP2007182807A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁 Download PDF

Info

Publication number
JP2007182807A
JP2007182807A JP2006001551A JP2006001551A JP2007182807A JP 2007182807 A JP2007182807 A JP 2007182807A JP 2006001551 A JP2006001551 A JP 2006001551A JP 2006001551 A JP2006001551 A JP 2006001551A JP 2007182807 A JP2007182807 A JP 2007182807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
fuel injection
nozzle body
chamber
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006001551A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Okamoto
良雄 岡本
Yoshito Yasukawa
義人 安川
Motoyuki Abe
元幸 安部
Masahiro Soma
正浩 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006001551A priority Critical patent/JP2007182807A/ja
Publication of JP2007182807A publication Critical patent/JP2007182807A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】燃料噴射弁の燃料の微粒化性能を安定して向上させる。
【解決手段】本発明の燃料噴射弁は、燃料流路に設けられ弁体が接離する弁座10が形成されたノズル体4と、ノズル体の弁座の下流側に形成された燃料流出孔11と、この燃料流出孔の下流側に形成された円盤状の燃料室2と、燃料室の開口を塞いでノズル体の先端に固着された燃料噴射孔14a、bを有する噴射孔プレート13とを備え、燃料噴射孔は、燃料室の軸心から径方向に離れた位置に穿設され、燃料噴射方向を燃料室の軸心周辺に向けて穿設されてなる構成とし、燃料流出口から放射状に流れる燃料流と、燃料室の壁面に衝突して戻る燃料流とを衝突させて、燃料噴射孔に導入することにより、燃料噴射孔に鋭角的に流入する燃料流を加速して、燃料噴射孔の内壁面に薄膜化された燃料流を形成して燃料を噴出して微粒化する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、燃料噴射弁に係り、具体的には、噴射燃料の微粒化性能を向上させる燃料噴射弁に関する。
一般に、燃料を微粒化して噴射することにより、燃料の燃焼効率を向上させることが要求される。この要求を満たすため、例えば、特許文献1には、弁座の下流側のノズルボディに先端に開口する円筒状の空間を設け、その円筒空間の開口を塞ぐプレート部材を設け、このプレート部材の周縁部に板厚方向に貫通させて複数の開口を形成するとともに、このプレート部材の下流側面に対向させて複数個の燃料の噴射孔を有するオリフィスプレートを取り付けてなる燃料噴射弁が提案されている。これによれば、プレート部材の周縁の複数の開口から、オリフィスプレートの凹部とプレート部材との間に形成される略円板状の狭い燃料室の中心に向かう燃料の流れが形成され、複数の流体流れの衝突による乱れにより微粒化が促進される。
特開平11−200998号
ところで、一般に、複数の噴射孔から噴出される燃料の微粒化は、噴射孔内における燃料流速を高く維持することが必要となる。そのため、特許文献1においては、プレート部材とオリフィスプレートとの間に形成した燃料室で燃料が互いに衝突し、所定方向に強められた流れを誘起させるために、オリフィスプレートに凹部を設けて流体室を形成している。
しかしながら、特許文献1に記載の燃料噴射弁によれば、オリフィスプレートの凹みを調整して薄い円板状の燃料室を安定して作ることが困難であることから、複数の燃料噴射孔の位置における燃料室の薄さ所望の範囲で均一にすることは困難である。したがって、それぞれの燃料噴射孔の出口において、最大効率の速度エネルギーを得ることができない場合があり、必ずしも所望の微粒化性能が得られるとは限らないという問題がある。
本発明は、燃料の微粒化性能を安定して向上させることができる燃料噴射弁を実現することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の燃料噴射弁は、燃料流路に設けられ弁体が接離する弁座が形成されたノズル体と、該ノズル体の前記弁座の下流側に同心状に形成された燃料流出孔と、前記ノズル体の前記燃料流出孔の下流側に同心状に形成され前記ノズル体の先端面に開口された円盤状の燃料室と、前記燃料室の開口を塞いで前記ノズル体の先端に固着された燃料噴射孔を有する噴射孔プレートとを備え、前記燃料噴射孔は、前記燃料室の軸心から径方向に離れた位置に穿設され、燃料噴射方向を前記燃料室の軸心周辺に向けて穿設されてなることを特徴とする。
本発明によれば、燃料流出孔から燃料室に導入された燃料は、円盤状の燃料室の周壁に向かう放射状の流れになる。ここで、燃料噴射孔は、燃料室の軸心周辺に向けて穿設されていることから、燃料室内の放射状の流れが反転して燃料噴射孔に導入される。この燃料流の反転により、慣性によって燃料流が燃料噴射孔内壁の外周側に偏り、液膜状の流れが形成される。つまり、燃料室内では、外周方向に放射状に流れて燃料噴射孔に流入する流れと、燃料室の周壁に衝突して軸心方向に曲げられて燃料噴射孔に向かう流れとが形成される。燃料室の壁面に衝突して方向を曲げられる流れは、燃料噴射孔の入口付近(特に、燃料室の壁面側)で燃料流入口からくる放射状の流れと衝突し、燃料噴射孔内の流れを加速する。十分な速度エネルギーが付与された燃料流は、燃料噴射孔に鋭角的に流入するので、燃料噴射孔の内壁面の曲率によって燃料が効果的に広げられて薄膜化が促進され、燃料を簡単な構成で微粒化することができる。特に、本発明によれば、加工が容易で、微調整加工などが不要であるから、コストパホーマンスに優れた安価な燃料噴射弁を実現できる。
また、噴射孔プレートに燃料噴射孔を複数設けることができる。この場合、燃料噴射孔は、噴射孔プレートの燃料室側に開口する各燃料噴射孔の中心を結ぶ仮想円に対し、反燃料室側に開口する各燃料噴射孔の中心を結ぶ仮想円が小径とする。或いは、燃料噴射方向が燃料室の軸心から離れた位置を通って軸心の反対側に向う角度で穿設する。
また、複数の燃料噴射孔は、燃料室の軸心に対して軸対称に配置され、各燃料噴射孔の燃料噴射方向が交叉しないように穿設することが好ましい。これによれば、複数個の燃料噴射孔へ向かう燃料流は、径方向に等分された後、燃料噴射孔に鋭角的に流入するので、噴射孔の内壁面への衝突が効果的に、かつ、ばらつきなく行われる。しかも、各燃料噴射孔から噴出された燃料流が互いに衝突する干渉を防いで、一層効率よく微粒化することができる。
上記のいずれの場合においても、噴射孔プレートの燃料室側に開口する燃料噴射孔の孔位置は、燃料室の内周壁に近接して穿設することが好ましい。
また、複数の前記燃料噴射孔を、2つのグループに分け、各グループに属する燃料噴射孔ごとに、燃料噴射方向が交叉しないように穿設することができる。
本発明によれば、燃料噴射弁の燃料の微粒化性能を安定して向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態に係る燃料噴射弁について、図1〜図4を参照して以下詳細に説明する。図1は、本実施形態の燃料噴射弁の全体構成の断面図である。図2は、本実施形態の燃料噴射弁のノズル体の先端部を拡大した断面図である。図3は、本実施形態の燃料噴射弁のノズル体の下端部に位置する噴射孔プレートを説明するための図である。図4は、燃料噴射孔近傍の燃料流れを説明するための拡大断面図である。
図1に示すように、燃料噴射弁1は、電磁コイル9を取り囲む磁性体のヨーク6と、電磁コイル9のコイル軸の中心に位置され、一端がヨーク6と接触して設けられたコア7と、電磁コイル9の磁力により所定量リフトされる弁体3と、弁体3が接離される弁座面10と、弁体3がリフトされたときに弁座面10との間に形成される隙間を通って流れる燃料が導入される燃料室2と、燃料室2の下流に設けられた噴射孔プレート13とを備えて構成される。噴射孔プレート13には、少なくとも1つの燃料噴射孔14が設けられている。また、コア7の中心に燃料通路5が形成され、図示しない燃料ポンプにより加圧された燃料が供給されるようになっている。また、燃料通路5には、弁体3を弁座面10に押圧する弾性部材としてのスプリング8が設けられている。これにより、電磁コイル9に通電されていない状態では、弁体3と弁座面10とが密着する。この状態では、燃料通路が閉じられているため、燃料は、燃料噴射弁1の内部に留まり、複数個設けられている燃料噴射孔14からの燃料噴射は行われない。一方、電磁コイル9への通電があると、電磁力によって弁体3の上端が対面するコア7の下端面に接触するまで移動する。この開弁状態では、弁体3と弁座面10の間に隙間ができるため、燃料通路が開かれて複数個の燃料噴射孔14から燃料が噴射される。
このように構成されることから、本実施形態の燃料噴射弁1は、電磁コイル9への通電(噴射パルス)に伴って、弁体3の位置を開弁状態と閉弁状態に切り替えて燃料供給量を制御するようになっている。燃料噴射量を制御するにあたっては、特に、閉弁状態において燃料漏れがない弁体設計が必至となる。そのため、本実施形態の燃料噴射弁では、弁体3にボールを用いている。このボールは、例えば、JIS規格品の玉軸受用鋼球を用いる。このボールは、真円度が高く鏡面仕上げが施されており、シート性が好適であること、また大量生産により低コストであること、等がその採用の理由である。また、弁体として構成する場合、ボールの直径は例えば3〜4mm程度のものを使用する。これは、可動弁として機能するので軽量化を図るためである。また、ボールが密着する弁座面10の開き角度は、例えば80゜〜100゜の範囲、好ましくは90゜程度とする。この弁座角は、その部位(シート位置)付近を研磨し、且つ真円度を高くするために最適な角度、つまり研削機械をベストコンディションで使用できる角度であり、弁体3のボールとのシート性を極めて高く維持できる。なお、弁座面10を有するノズル体4は、焼入れによって硬度が高められ、また、脱磁処理により無用な磁気が除去されている。このように、弁体部を構成することにより、燃料漏れのない噴射量制御が可能となる。また、コストパホーマンスに優れた弁体構造を使用できる。
次に、図2を参照して、本実施形態の特徴構成について説明する。図2は、図1のノズル体4の先端部近傍を拡大した断面図であり、本実施形態の主要部分である円盤状の燃料室2と噴射孔プレート13の構成を示している。なお、図2は、弁体3が上方にリフトした状態の、いわゆる開弁状態を示している。ノズル体4の先端部(図において、下端部)には、弁座面10のシート径よりも縮径された同心状の燃料流出孔11と、この燃料流出孔11の下流側に同心状に形成され、ノズル体4の先端面に開口された円盤状の燃料室2と、燃料室2の開口を塞いでノズル体4の先端に固着された噴射孔プレート13とが設けられている。噴射孔プレート13は、ノズル体4を包囲して設けられたノズル体外筒22の内面に、その外周縁を溶接18等によって固定されている。
一方、噴射孔プレート13は、平坦な円板状部材を用いて形成され、板厚方向に穿設された複数の燃料噴射孔14(14a、14b)を有して形成されている。燃料噴射孔14a、14bは、それぞれ燃料室2の軸心から径方向に離れた位置に穿設され、燃料噴射孔14aは、図示矢印16で示した燃料噴射方向を燃料室2の軸心周辺に向けて穿設されている。同様に、燃料噴射孔14bは、軸対称に燃料室2の軸心周辺に向けて穿設されている。言い換えれば、燃料噴射孔14a、14bは、燃料室2の軸心(Z軸)に直交する水平軸に対して鋭角θをもって穿設されている。
具体的には、図3に示すように、噴射孔プレート13を下面側から見た場合、噴射孔プレート13の燃料流入側となる上面に開口された燃料噴射孔14a、14bの開口中心(噴射孔中心)を通る仮想円Qに対して、下面に開口された燃料噴射孔14a、14bの開口中心(噴射孔中心)を通る仮想円Pが内側になるように形成されている。また、図4に示すように、燃料噴射孔14の燃料室2内の開口は、燃料室2の内周壁12aに近接させて設けられている。なお、2以上の複数の燃料噴射孔14の場合も、燃料室2の軸心に対して軸対称位置に穿設する。
このように構成される実施形態の燃料噴射の形態について、以下に説明する。基本的には、燃料は燃料流出孔11から円盤状の燃料室2を経て、複数個の燃料噴射孔14から、所望の方向に向って噴射される。具体的には、弁体3と弁座面10の隙間を通った燃料は、縮径された燃料流出孔11から燃料室2に流入し、噴射孔プレート13に衝突した後、円盤状の燃料室2内を周壁方向に向かって放射状に流れる。その際、例えば、図4に示すように、放射状に流れて燃料噴射孔14aに流入する矢印15aで示す流れと、燃料室2の周壁12aに衝突して軸心方向に曲げられて燃料噴射孔14aに向かう矢印15bで示す流れに分流される。また、燃料噴射孔14a内に形成される矢印15cで示す流れは、噴射孔内に流入する際に渦流15dを誘起する。この渦流15dは、周辺に比して圧力が下がることから、流れを乱す作用を有する。
一方、周壁12aに衝突して方向を曲げられる流れ15bは、放射状の流れ15aと燃料噴射孔14aの入口開口に近い側で衝突し、噴射孔内の矢印15cで示す流れを加速する。この矢印15cで示す流れは、燃料噴射孔14aの内壁面に鋭角的に衝突するが、その後、噴射孔の内壁面の曲率に沿って広げられ、図5に示すように、薄膜状の燃料流19となる。そして、流れの衝突によって加速され、十分な速度エネルギーをもって燃料噴射孔14aの出口から噴射される。この液膜状の噴流は、通常の縮流型に比べて周囲空気20とのエネルギー交換が活発となるので、分裂が促進されて微粒化の良い噴霧となる。なお、燃料噴射孔14bについても同様である。
ここで、燃料噴射孔14aからの噴霧は、図2に示すように、噴射弁軸Zに対して右側の所望の下方位置17aに向くように設定され、他方の燃料噴射孔14bからの噴霧は、噴射弁軸Zに対して反対側の所望の下方位置17bに向くように設定されている。すなわち、複数個の燃料噴射孔14からの燃料噴射方向を2つのグループに分け、区分けしたグループ毎に図2のように2方向噴霧を形成するように形成されている。なお、下方位置17a、17bは、例えば、噴射孔プレート13から70mm〜100mm程度離れた位置である。例えば、本実施形態の燃料噴射弁1を、内燃機関の各気筒の吸気弁に連結された吸気管に取り付けた場合、下方位置17a、17bを2つの気筒の吸気弁の位置、又は、1つの気筒の2つの吸気弁の位置に設定する。
なお、図3に示すように、噴孔プレート13を燃料噴射の出口方向より見た場合、それぞれの燃料噴射孔14a、14bの燃料噴射方向16a,16bは、燃料室2の軸心から離れた位置を通って軸心の反対側に向う角度で穿設することが好ましい。言い換えれば、複数の燃料噴射孔14は、各燃料噴射孔の燃料噴射方向が交叉しないように穿設することが好ましい。これにより、各燃料噴射孔14から噴出された燃料流が互いに衝突する干渉を防いで、一層効率よく微粒化することができる。なお、図3は2つの燃料噴射孔14の例を示しているが、2個以上の孔数であっても、孔の配置や向きによって、互いの噴霧が接触しないようにすることが好ましい。
また、本実施形態によれば、燃料通路を単純形状として加工を容易にしたことや、各々の部品の許容交差内での組み合わせ嵌合を実施して追加工をなくしたことや、従来技術のような微調整加工をなくしたこと、等によって、燃料噴射弁組み立て体の不良品を発生させることなく、コストパホーマンスに優れた、安価な燃料噴射弁とすることができる。
本発明の一実施形態の燃料噴射弁の全体構成の断面図である。 燃料噴射弁のノズル体の先端部を拡大した断面図である。 燃料噴射弁のノズル体の下端部に位置する噴射孔プレートを説明するための図である。 燃料噴射孔近傍の燃料流れを説明するための拡大断面図である。 燃料噴射弁の燃料噴射孔内部の燃料流れの状態を説明する図である。
符号の説明
1 燃料噴射弁
3 弁体
4 ノズル体
5 燃料通路
10 弁座面
11 燃料流出孔
13 噴射孔プレート
14、14a、14b 燃料噴射孔

Claims (6)

  1. 燃料流路に設けられ弁体が接離する弁座が形成されたノズル体と、該ノズル体の前記弁座の下流側に同心状に形成された燃料流出孔と、前記ノズル体の前記燃料流出孔の下流側に同心状に形成され前記ノズル体の先端面に開口された円盤状の燃料室と、前記燃料室の開口を塞いで前記ノズル体の先端に固着された燃料噴射孔を有する噴射孔プレートとを備え、
    前記燃料噴射孔は、前記燃料室の軸心から径方向に離れた位置に穿設され、燃料噴射方向を前記燃料室の軸心周辺に向けて穿設されてなる燃料噴射弁。
  2. 燃料流路に設けられ弁体が接離する弁座が形成されたノズル体と、該ノズル体の前記弁座の下流側に同心状に形成された燃料流出孔と、前記ノズル体の前記燃料流出孔の下流側に同心状に形成され前記ノズル体の先端面に開口された円盤状の燃料室と、前記燃料室の開口を塞いで前記ノズル体の先端に固着された複数の燃料噴射孔を有する噴射孔プレートとを備え、
    複数の前記燃料噴射孔は、前記燃料室の軸心から径方向に離れた軸対称位置に穿設され、前記噴射孔プレートの燃料室側に開口する前記各燃料噴射孔の中心を結ぶ仮想円に対し、反燃料室側に開口する前記各燃料噴射孔の中心を結ぶ仮想円が小径である燃料噴射弁。
  3. 燃料流路に設けられ弁体が接離する弁座が形成されたノズル体と、該ノズル体の前記弁座の下流側に同心状に形成された燃料流出孔と、前記ノズル体の前記燃料流出孔の下流側に同心状に形成され前記ノズル体の先端面に開口された円盤状の燃料室と、前記燃料室の開口を塞いで前記ノズル体の先端に固着された複数の燃料噴射孔を有する噴射孔プレートとを備え、
    前記各燃料噴射孔は、前記燃料室の軸心から径方向に離れた位置に穿設され、燃料噴射方向が前記燃料室の軸心から離れた位置を通って軸心の反対側に向う角度で穿設されてなる燃料噴射弁。
  4. 請求項3に記載の燃料噴射弁において、
    複数の前記燃料噴射孔は、前記燃料室の軸心に対して軸対称に配置され、前記各燃料噴射孔の燃料噴射方向が交叉しないように穿設されてなる燃料噴射弁。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の燃料噴射弁において、
    前記噴射孔プレートの燃料室側に開口する前記燃料噴射孔の孔位置が、前記燃料室の内周壁に近接して穿設されてなることを特徴とする燃料噴射弁。
  6. 請求項3に記載の燃料噴射弁において、
    複数の前記燃料噴射孔は、2つのグループに分けられ、前記各グループに属する前記燃料噴射孔ごとに、燃料噴射方向が交叉しないように穿設されてなることを特徴とする燃料噴射弁。
JP2006001551A 2006-01-06 2006-01-06 燃料噴射弁 Pending JP2007182807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006001551A JP2007182807A (ja) 2006-01-06 2006-01-06 燃料噴射弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006001551A JP2007182807A (ja) 2006-01-06 2006-01-06 燃料噴射弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007182807A true JP2007182807A (ja) 2007-07-19

Family

ID=38339110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006001551A Pending JP2007182807A (ja) 2006-01-06 2006-01-06 燃料噴射弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007182807A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228467A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Hitachi Ltd 燃料噴射弁
JP2012503128A (ja) * 2008-09-15 2012-02-02 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 流体を噴霧するための弁
WO2016143166A1 (ja) * 2015-03-11 2016-09-15 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
JP2017096199A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228467A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Hitachi Ltd 燃料噴射弁
JP2012503128A (ja) * 2008-09-15 2012-02-02 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 流体を噴霧するための弁
JP2014029159A (ja) * 2008-09-15 2014-02-13 Robert Bosch Gmbh 流体を噴霧するための弁
US8714465B2 (en) 2008-09-15 2014-05-06 Robert Bosch Gmbh Valve for atomizing a fluid
WO2016143166A1 (ja) * 2015-03-11 2016-09-15 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
CN107076087A (zh) * 2015-03-11 2017-08-18 日立汽车系统株式会社 燃料喷射阀
US10344726B2 (en) 2015-03-11 2019-07-09 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Fuel injection valve
JP2017096199A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
WO2017090308A1 (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
CN108235716A (zh) * 2015-11-26 2018-06-29 日立汽车系统株式会社 燃料喷射阀

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5875443B2 (ja) 燃料噴射弁
KR101019324B1 (ko) 연료 분사 밸브
JP5277264B2 (ja) 燃料噴射弁
JP5961383B2 (ja) 燃料噴射弁
US9194351B2 (en) Injection valve
JP4300197B2 (ja) 燃料噴射弁とこれを用いた内燃機関
JP5978154B2 (ja) 燃料噴射弁
JP5185973B2 (ja) 燃料噴射弁
JP2014173479A (ja) 燃料噴射弁
US9464612B2 (en) Fuel injection valve
JP2007182807A (ja) 燃料噴射弁
WO2014175112A1 (ja) 燃料噴射弁
US20140251264A1 (en) Fuel Injection Valve
JP5887291B2 (ja) 燃料噴射弁
JP6392689B2 (ja) 燃料噴射弁
JP4053048B2 (ja) 燃料噴射弁
JP6121870B2 (ja) 燃料噴射装置の微粒化技術
JP6523984B2 (ja) 燃料噴射弁
US10876508B2 (en) Fuel injection valve
JP5320116B2 (ja) 燃料噴射弁
JP6448814B2 (ja) 燃料噴射弁
JP5258644B2 (ja) 燃料噴射弁
JP6141350B2 (ja) 燃料噴射弁
JP6501500B2 (ja) 燃料噴射弁
WO2017090308A1 (ja) 燃料噴射弁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100302