JP6236569B1 - 吸収性物品及び吸収性物品のパッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性物品や排泄に関する印象を向上させることを目的とする。【解決手段】吸収性本体(10)と、胴回り部(20、30)とテープ部材(40)と、を有し、テープ部材(40)が、テープ部材(40)の一端部に設けられたテープ把持部(42)と、他端部に設けられた固定部(44)とを有し、固定部(44)が、胴回り部(20、30)の非肌側面に固定された吸収性物品(1)であって、シール把持部(52)と接着部(55)とを備えるシール部材(50)を有し、シール把持部(52)は、シール部材(50)の一端部(50e)に設けられ、接着部(55)は、シール部材(50)の一端部(50e)より他端部側の肌側面に設けられ、接着部(55)が、テープ部材(40)に接着されており、シール把持部(52)を把持してテープ部材(40)から分離されたシール部材(50)が、接着部(55)において再接着可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、吸収性物品及び吸収性物品のパッケージに関する。
乳幼児は、成長の過程において、おむつの着用から、トイレで排泄ができるようにトレーニングを行う。乳幼児のトイレトレーニングを支援する補助用具として、例えば、特許文献1には、小冊子20に排泄動作を行うキャラクターを示して、子供に排泄動作を思い出させ、子供が排泄や手洗い等の排泄動作を行ったことのご褒美として、小冊子20の成功表示エリアにシール57、67を貼らせる等、成功表示手段を配置させることが可能な排泄訓練キットが開示されている。
特表2007−531911号公報
しかしながら、特許文献1のような排泄訓練キットでは、子供が排泄動作を思い出さなないまま、単にシールを貼る行為に夢中になってしまい、排泄訓練を行う動機づけに必ずしもならない恐れがあった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、吸収性物品等に対する印象を向上させ、排泄に関する印象をより楽しいものにすることができる吸収性物品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、吸収性本体と、胴回り部と、前記胴回り部に設けられたテープ部材と、を有し、前記テープ部材が、前記テープ部材の一端部に設けられたテープ把持部と、他端部に設けられた固定部とを有し、前記固定部が、前記胴回り部の非肌側面に固定された吸収性物品であって、シール把持部と接着部とを備えるシール部材を有し、前記シール把持部は、前記シール部材の一端部に設けられ、前記接着部は、前記シール部材の一端部より他端部側の肌側面に設けられ、前記接着部が、前記テープ部材に接着されており、前記シール把持部を把持して前記テープ部材から分離された前記シール部材が、前記接着部において、再接着可能であることを特徴とする吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、吸収性物品に備えられたテープ部材にシール部材が接着しているため、着用者である乳幼児は、自分が着用した吸収性物品や、これから着用する吸収性物品に備えられたシール部材を、シール台紙等に貼って楽しむことができるため、吸収性物品の印象を向上させ、排泄に関する印象をより楽しいものにさせやすくすることができる。また、吸収性本体(例えば、脚回り開口部)にシール部材を付着させると、シール部材が持つ剛性によって吸収性物品の変形を阻害してしまったり着用者に違和感を生じさせたりしてしまう恐れがあるが、吸収性物品が備えるテープ部材にシール部材を接着させることによって、吸収性物品のテープ部材ではない部分にシール部材を備えた場合よりも、吸収性物品の着用時における変形を阻害したり、着用者に違和感を生じさせたりする恐れを軽減させることができる。
図1は、本実施形態のおむつ1を背側から見た概略斜視図である。 図2Aは、図1中のB−B断面図である。図2Bは、図2Aのテープ部材40からシール部材50を分離した状態を示す断面図である。 図3Aは、図2Bの状態のおむつ1を背側から見た概略斜視図である。図3Bは、図3Aの状態のおむつ1を丸めて廃棄処理状態にした様子を示す概略斜視図である。 図4は、テープ部材40及びシール部材50を背側から見た正面図である。 図5は、シール台紙200の一例を示す図である。 図6は、パッケージ100の概略斜視図である。 図7Aは、おむつ1の製造途中における連続テープ部材400及び連続シール部材500について説明する概略正面図である。図7Bは、図7Aの連続テープ部材400及び連続シール部材500の概略側面図である。 図8Aは、おむつ1のB−B断面図に該当する部分の他の実施形態1を説明する図である。図8Bは、おむつ1のB−B断面図に該当する部分の他の実施形態2を説明する図である。図8Cは、おむつ1のB−B断面図に該当する部分の他の実施形態3を説明する図である。 図9は、他の実施形態4を説明する図である。 図10Aは、他の実施形態5のおむつ1を腹側から見た概略正面図である。図10Bは、他の実施形態5のおむつ1を背側から見た概略正面図である。図10Cは、他の実施形態5のテープ部材40及びシール部材50を説明する図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
吸収性本体と、胴回り部と、前記胴回り部に設けられたテープ部材と、を有し、前記テープ部材が、前記テープ部材の一端部に設けられたテープ把持部と、他端部に設けられた固定部とを有し、前記固定部が、前記胴回り部の非肌側面に固定された吸収性物品であって、シール把持部と接着部とを備えるシール部材を有し、前記シール把持部は、前記シール部材の一端部に設けられ、前記接着部は、前記シール部材の一端部より他端部側の肌側面に設けられ、前記接着部が、前記テープ部材に接着されており、前記シール把持部を把持して前記テープ部材から分離された前記シール部材が、前記接着部において、再接着可能であることを特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、吸収性物品に備えられたテープ部材にシール部材が接着しているため、着用者である乳幼児は、自分が着用した吸収性物品や、これから着用する吸収性物品に備えられたシール部材を、シール台紙等に貼って楽しむことができるため、吸収性物品の印象を向上させ、排泄に関する印象をより楽しいものにさせやすくすることができる。また、吸収性本体(例えば、脚回り開口部)にシール部材を付着させると、シール部材が持つ剛性によって吸収性物品の変形を阻害してしまったり着用者に違和感を生じさせたりしてしまう恐れがあるが、吸収性物品が備えるテープ部材にシール部材を接着させることによって、吸収性物品のテープ部材ではない部分にシール部材を備えた場合よりも、吸収性物品の着用時における変形を阻害したり、着用者に違和感を生じさせたりする恐れを軽減させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記シール部材の非肌側の面は、全体が前記非肌側に露出していることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、シール部材のみをテープ部材から分離させやすくすることができる。
かかる吸収性物品であって、上下方向と左右方向とを有しており、前記シール部材の前記上下方向の長さが、前記テープ部材の前記上下方向より短いことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、シール部材の接着部をテープ部材に接着しやすくすることができる。
かかる吸収性物品であって、上下方向と、左右方向と、前記上下方向及び前記左右方向と直交する前後方向とを有し、前記テープ把持部と前記シール把持部は、前記上下方向において、少なくとも一部で重なっていないことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、テープ把持部とシール把持部のそれぞれの把持部を掴みやすくすることができる。
かかる吸収性物品であって、前記テープ部材の他端部から前記テープ部材の一端部に向かう方向と前記シール部材の他端部から前記シール部材の一端部に向かう方向が同じであることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、テープ把持部とシール把持部が同じ方向に設けられるため、それぞれの把持部を掴みやすくすることができる。
かかる吸収性物品であって、前記シール部材は着色されており、最も濃く着色された領域が前記シール把持部に設けられていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、シール把持部を認識させやすくすることができる。
かかる吸収性物品であって、前記シール部材の他端と前記テープ部材の一端は連続しており、前記シール部材と前記テープ部材の境にスリットが設けられていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、シール部材の他端とテープ部材の一端が連続していることで、シール部材が不用意にはがれてしまう恐れを軽減させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記シール部材とは異なる他のシール部材を有しており、前記他のシール部材は、他のシール把持部と、他の接着部とを備えており、前記他の接着部は、前記他のシール部材の一端部より他端部側の肌側面に設けられ、前記他の接着部が、前記テープ部材、前記シール部材又は前記他のシール部材のいずれかに接着されており、前記他のシール把持部を把持して、前記テープ部材、前記シール部材又は前記他のシール部材から分離された前記他のシール部材が、前記他の接着部において、再接着可能であることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、吸収性物品に複数のシール部材を備えているため、着用者は、複数回シール部材を貼ることを楽しむことができる。
かかる吸収性物品であって、上下方向と、左右方向と、前記上下方向及び前記左右方向と直交する前後方向とを有し、前記シール把持部と前記他のシール把持部は、前記上下方向において、少なくとも一部で重なっていないことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、シール把持部と他のシール把持部をそれぞれ掴みやすくすることができる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収性本体又は前記胴回り部は、基準図柄と、前記基準図柄と同一形状、又は、相似形状である正解図柄と、前記基準図柄と同一形状ではなく、且つ、相似形状でもない不正解図柄と、前記正解図柄を探すことを促す情報表示と、を備えており、前記情報表示は、前記正解図柄、及び、前記不正解図柄よりも、前記基準図柄の近くに配置されており、前記シール部材には、前記基準図柄と同一形状、又は、相似形状である図柄が視認可能な状態で設けられていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、着用者は、シール部材を正解図柄として探したり、シール部材を用いて吸収性本体又は胴回り部に備えられた正解図柄を探したりすることができるため、吸収性物品に対する印象をより向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記シール部材は、シール台紙に再接着可能であることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、着用者はシール台紙にシール部材を貼るという行為を楽しむことができる。
かかる吸収性物品であって、前記シール部材には、シールであることの表示が視認可能な状態で設けられていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、吸収性物品の着用者や、着用させようとする者がシール部材の存在を認識しやすくさせることができる。
複数の吸収性物品を備えた吸収性物品のパッケージであって、前記複数の吸収性物品のそれぞれは、吸収性本体と、胴回り部と、前記胴回り部に設けられたテープ部材と、シール把持部と接着部と所定の図柄を備えたシール部材と、を有し、前記テープ部材は、前記テープ部材の一端部に設けられたテープ把持部と、他端部に設けられた固定部とを有し、前記固定部が、前記胴回り部の非肌側面に固定されており、前記シール把持部は、前記シール部材の一端部に設けられ、前記接着部は、前記シール部材の一端部より他端部側の肌側面に設けられ、前記接着部が、前記テープ部材に接着されており、前記シール把持部を把持して前記テープ部材から分離された前記シール部材が、前記接着部において、再接着可能であり、前記複数の吸収性物品のうちの、第1の吸収性物品の前記所定の図柄と、第2の吸収性物品の前記所定の図柄が異なっていることを特徴とする吸収性物品のパッケージである。
このような吸収性物品のパッケージによれば、複数の吸収性物品を備えたパッケージ内に、異なる図柄のシール部材を設けることで、着用者はより多くの図柄を楽しむことができる。
かかる吸収性物品のパッケージであって、前記第1の吸収性物品の前記シール部材と前記第2の吸収性物品の前記シール部材には、それぞれ同じ位置に共通の図柄が設けられていることが望ましい。
このような吸収性物品のパッケージによれば、シール部材であることを認識しやすくすることができる。
かかる吸収性物品のパッケージであって、前記第1の吸収性物品の前記テープ部材と前記第2の吸収性物品の前記テープ部材には、同じ図柄が設けられていることが望ましい。
このような吸収性物品のパッケージによれば、テープ部材であることを認識しやすくすることができる。
===実施形態===
本発明に係る吸収性物品としてパンツ型の使い捨ておむつ(以下、「おむつ」ともいう。)を例に挙げて説明する。本実施形態のパンツ型の使い捨ておむつの着用対象者を乳幼児として説明するが、大人用としても利用可能である。また、本発明に係るパンツ型の吸収性物品は使い捨ておむつ以外にも、例えば生理用のショーツ型ナプキンとしても利用可能である。以下、おむつ1の着用者を「着用者」又は「乳幼児」ともいい、おむつ1を着用させようとする者を「保護者」ともいう。
===パンツ型の使い捨ておむつ1の基本構成===
図1は、本実施形態のおむつ1を背側から見た概略斜視図である。図1に示すように、おむつ1は上下方向と左右方向と前後方向とを有し、おむつ1には胴回り開口部BH及び一対の脚回り開口部LHが形成されている。そして、以下では、このパンツ状態において上下方向の一方側及び他方側を、それぞれ「上側」又は「胴回り開口側」、及び「下側」又は「股下側」ともいう。また、前後方向の一方側及び他方側を、それぞれ「前側」又は「腹側」、及び「背側」又は「後側」ともいい、前後方向において着用者に接触する側を「肌側」、その反対側を「非肌側」ともいう。
おむつ1は、所謂3ピースタイプのパンツ型の使い捨ておむつであり、着用者の股間に配置される吸収性本体10と、着用者の胴回りを覆う一対の胴回り部20、30と、テープ部材40を有する。吸収性本体10は、前後方向の肌側から順に、トップシート(不図示)、吸収体11、バックシート(不図示)、外装シート12を備えている。トップシートは液透過性シートであればよく、親水性のエアスルー不織布やスパンボンド不織布等を例示できる。バックシート13は液不透過性シートであればよく、ポリエチレンフィルムやポリプロピレンフィルム等を例示できる。トップシート及びバックシートは吸収体11全体を覆う大きさとする。外装シート12は液透過性シートでも液不透過性シートでもよい。
吸収体11は、平面視長方形状であり、液体を吸収する吸収性コア(不図示)と、吸収性コアの外周面を被覆するコアラップシート(不図示)とを備える。吸収性コアは、液体吸収性素材を、長手方向の中央部がくびれた略砂時計形状に成形したものである。液体吸収性素材としては、パルプ繊維等の液体吸収性繊維に高吸収性ポリマー(所謂SAP)等が含有されたものを例示できる。コアラップシートとしては、ティッシュペーパーや不織布等の液透過性シートを例示できる。なお、コアラップシートはなくてもよい。
一対の胴回り部20、30は、着用者の腹側を覆う腹側胴回り部20と背側を覆う背側胴回り部30である。腹側胴回り部20及び背側胴回り部30はそれぞれ、不織布等の柔軟な2枚のシート部材と、左右方向に伸縮する糸ゴム等の複数の弾性部材22、32とを備える。複数の弾性部材22、32は、それぞれ上下方向に間隔を空けて並んで配されるとともに、左右方向に伸長した状態で2枚のシートの間に固定されている。したがって、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30は左右方向に伸縮可能であり、着用者の胴回りにフィットする。
テープ部材40は、背側胴回り部30の非肌側面に設けられており、おむつ1を廃棄する際に使用される。テープ部材40の非肌側面には、シール部材50が接着されている。テープ部材40及びシール部材50の詳細は、後述する。
図1に示すパンツ型状態のおむつ1は、吸収性本体10の腹側上端部の非肌側面と腹側胴回り部20の肌側面とを接着剤等で接合し、吸収性本体10の背側上端部の非肌側面と背側胴回り部30の肌側面とを接着剤等で接合して、腹側胴回り部20と背側胴回り部30が対向するように吸収性本体10を二つ折りして、腹側胴回り部20の側部と背側胴回り部30の側部とを接合することによって形成されている。
===テープ部材40及びシール部材50の構成===
図2Aは、図1中のB−B断面図である。図2Bは、図2Aのテープ部材40からシール部材50を分離した状態を示す断面図である。図3Aは、図2Bの状態のおむつ1を背側から見た概略斜視図である。図3Bは、図3Aの状態のおむつ1を丸めて廃棄処理状態にした様子を示す概略斜視図である。図2等の断面図においては、吸収性本体10を実線で示すべきところ、便宜上、3点鎖線で示している。図3A及び図3Bは、弾性部材32等を省略して簡略化して示している。
図3Aに示すように、テープ部材40は、矩形形状の上下方向に沿った長い帯状部材で、背側胴回り部30の非肌側のシート部材31の非肌側面に固定部44で接着剤(不図示)等によって剥離不能に固定されている。テープ部材40には、テープ本体41、テープ把持部42、固定部44、複数のテープ接着部45が設けられている。矩形形状のテープ部材40の長手方向及び短手方向を、それぞれおむつ1の上下方向及び左右方向に沿わせた状態で、テープ部材40の長手方向の一端部40eにはテープ把持部42が設けられ、長手方向の他端部40fには固定部44が設けられている。なお、テープ部材40の一端側は、おむつ1の上側であり、テープ部材の他端側は、おむつ1の下側である。
テープ部材40の一端部40eは、図3Aのように、胴回り開口部BH側へと延長可能となっている。おむつ1の廃棄処理の際におむつ1をコンパクトな形態にするために、例えば、背側胴回り部30の左右方向の両端部を腹側に向かってそれぞれ折り畳み、股下側からおむつ1を胴回り開口側に丸めることにより、図3Bに示す状態となる。このとき、テープ部材40を、胴回り開口部BHを超えたおむつの部分1pにテープ接着部45で接着させることによって、おむつ1をコンパクトな形態に維持することができる。
なお、図2A等に示すように、未使用のテープ部材40は、例えば、長手方向にZ字状に折り畳まれた状態となっている。テープ本体41は、Z字状に折り畳まれることで、最も非肌側に位置する第1層40x、最も肌側に位置する第3層40z、第1層と第3層の間に位置する第2層40yの3つの層を有している。Z字状に折り畳まれた状態において、第1層40xの肌側面と第2層40yの非肌側面との間、及び第2層40yの肌側面と第3層40zの非肌側面との間には、剥離可能な接着強度を有するテープ接着部45がそれぞれ設けられている。つまり、複数のテープ接着部45によって、第1層40xと第2層40yの接着、及び第2層40yと第3層40zの接着は、剥離後に再接着可能な状態となっている。このテープ接着部45によって、未使用のテープ部材40は、Z字状の折り畳み状態に仮固定されている。テープ接着部45は、第1層40xと第2層40yとの間におけるほぼ全域、及び第2層40yと第3層40zとの間におけるほぼ全域に、それぞれ連続した状態で設けられている。これによって、テープ接着部45によって仮固定の状態がより確実に維持されやすくなり、不用意に外れる恐れを軽減させることができる。なお、必ずしもテープ接着部45を、第1層40xの肌側面と第2層40yの非肌側面との間、及び第2層40yの肌側面と第3層40zの非肌側面との間のそれぞれ全域に亘って設ける必要はない。各テープ接着部45は、未使用のテープ部材40をZ字状の折り畳み状態に仮固定することができる接着強度を備えていればよく、任意の接着範囲とすることができる。
そして、図3Aの2点鎖線のように長手方向(上下方向)にテープ把持部42を引っ張ると、テープ接着部45による面同士の密着状態が解除されて、テープ部材40を上側の胴回り開口部BHの方へ延長することができる。なお、他端部40fの固定部44には、接着剤による固定に限らず、圧搾や圧着等により固定を行ってもよいし、面ファスナーのフック材等を設けて固定してもよい。
テープ本体41は、テープ部材40の基材となる部材であり、ポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂素材を例示できる。本実施形態におけるテープ本体41は、両面に平滑面を有した透明の樹脂素材を用いている。第1層40xには、テープ把持部42に相当する領域が青色で着色され、テープ把持部42より下側には、複数の星柄の模様が青色で設けられている(図4参照)。テープ本体41は、例えば、紙等のパルプ素材でもよい。また、両面に平滑面を有した形態に限らず、例えば、不織布や織布等の繊維集合体でも良い。ただし、テープ接着部45の接着によってZ状に折り畳まれた状態を維持しつつ、テープ部材40同士の面同士の密着状態を解除することができ、且つ、後述のシール部材50を再接着可能な状態にすることができるテープ部材40とするためには、ポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂素材で、両面に平滑面を有した形態とすることがより好ましい。
テープ把持部42は、おむつ1の後処理を行う者がテープ部材40を把持する部分である。テープ把持部42は、テープ部材40の端部に設けられており、テープ把持部42には、テープ把持部材43が設けられている。詳しくは、テープ本体41の肌側面に、テープ把持部材43がテープ接着部45で剥離不能に固定されており、テープ把持部42の外周面には接着剤が付着していない。テープ把持部材43は、無色透明のポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂素材である。テープ把持部材43は、テープ部材40をZ字状に折り畳んだ状態にするための仮固定に用いるテープ接着部45を用いてテープ本体41に固定している。本実施形態におけるテープ把持部42は、無色透明の樹脂素材からなるテープ把持部材43を固定させて形成したが、何等これに限られない。例えば、有色の素材からなるテープ把持部材43を用いてもよいし、単にテープ本体41の一端部40eに接着剤を設けない部分をテープ把持部42としてもよいし、テープ本体41の一端部40eを肌側に折り返してテープ本体41同士を貼り付けた部分をテープ把持部42としてもよい。
テープ接着部45は、全てが接着剤によるものでなくてもよい。例えば、第2層40yと第3層40zとの仮固定は、接着剤の変わりに圧搾や圧着等を行い、第1層40xと第2層40yとの仮固定は、接着剤を用いることにしてもよい。
なお、おむつ1のテープ部材40自体は、長手方向にほぼ非伸縮としたが、これに限られない。テープ本体41がゴム等の弾性素材で形成されて、長手方向に伸縮性を有していてもよい。さらに、テープ部材40は、必ずしもZ字状に折り畳まなくてもよく、2つ折りのV字状でもよいし、4つ折りのW字状でも、或いはW字状よりも多い折り曲げ回数で折り畳んでもよい。
図2A及び図4に示すように、シール部材50は、テープ部材40の第2層40yの非肌側面に接着部55を介して接着されている。図4は、テープ部材40及びシール部材50を背側から見た正面図である。シール部材50は、テープ部材40の第2層40yから分離させて、乳幼児等がシール台紙やおもちゃ等の身近なものに再接着させることができる所謂シールである。図5は、シール台紙200の一例を示す図である。例えば、乳幼児は、図5に示すようなシール台紙にシール部材50を貼ることができる。図5のシール台紙200には、シールを貼るための枠205が複数設けられ、各枠には順番に数字が記載されている。乳幼児は、枠205に記載された順番に従って、テープ部材40から分離させたシール部材50を再接着させることができるため、「貼る」という行為を楽しむことができる。なお、図5に示すシール台紙200は、順番1の枠205に図4に示すシール部材50を貼付した状態を示している。
シール部材50は、矩形形状のシール本体51、シール把持部52、矩形形状のシール把持部材53及びシール接着部(接着部)55を備えている。シール部材50は、テープ部材40の非肌側面から接着させており、シール部材50の上下方向の長さを、Z字状に折り畳んだ状態のテープ部材40の上下方向の長さよりも短くしている。シール部材50の上下方向の長さが、テープ部材40の上下方向の長さよりも長い場合と比べて、シール部材50の接着部55をテープ部材40に接着させやすい構成としている。なお、シール部材50の左右方向の長さは、テープ部材40の左右方向の長さとほぼ等しい。
シール部材50は、テープ部材40の第2層40yに接着し、テープ部材40の第1層40xと前後方向においてほぼ同じ位置に設けられている。このとき、シール部材50の下端は、テープ把持部42の上端よりも上側に位置しており、シール部材50の下端とテープ部材40の上端とが接触しておらず、図4において、シール部材50と第1層40xとの間に第2層40yの一部を視認することができる。
シール本体51には、テープ本体41と同様に、両面に平滑面を有したポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂素材に、図4のように、シール把持部52に相当する領域が青色で着色され、シール把持部52より下側には、所定の図柄として青色で描いた猫(以下、「所定の図柄」ともいう。)56、猫56の左上に青色のハート57、猫56の右上に「やったね!シール」の青色の文字58が視認可能な状態で設けられている。文字58を見た保護者や乳幼児は、シール部材50の存在を認識しやすくなる。なお、シール本体51は、何等これに限られず、例えば、紙等のパルプ素材でもよい。また、両面に平滑面を有した形態に限らず、例えば、不織布や織布等の繊維集合体でも良い。
シール把持部52は、着用者等がシール部材50をテープ部材40から分離させる際に把持する部分である。シール把持部52は、シール部材50の一端部に設けられている。なお、シール部材50の一端側は、おむつ1の上側であり、シール部材50の他端側は、おむつ1の下側である。シール把持部52は、テープ把持部42と同様に、シール部材50の端部に設けられており、シール把持部52には、シール把持部材53が設けられている。詳しくは、シール本体51の肌側面に、シール把持部材53がシール接着部55で剥離不能に固定されており、テープ把持部42の外周面には接着剤が付着していない。シール把持部52は、シール部材50をテープ部材40に剥離可能に接着させるためのシール接着部55を用いてシール本体51に固定している。本実施形態におけるシール把持部材53は、無色透明の樹脂素材である。本実施形態におけるシール把持部52は、無色透明の樹脂素材からなるシール把持部材53を固定させて形成したが、何等これに限られない。例えば、有色の素材からなるシール把持部材53を用いてもよいし、単にシール本体51の一端部50eに接着剤を設けない部分をシール把持部52としてもよいし、シール本体51の一端部50eを肌側に折り返してシール本体51同士を貼り付けた部分をシール把持部52としてもよい。
シール接着部55は、シール本体51の肌側の面の全域に設けられており、剥離可能な接着強度を有している。シール接着部55を、シール本体51の肌側面の全域に設けることで、シール部材50の接着をより強固にし、不用意にはがれてしまう恐れを軽減させることができる。図2Aに示すテープ部材40に接着していたシール部材50を、図2Bに示すように、テープ部材40から分離させることができる。
このシール部材50を、仮に、テープ部材40ではなく、吸収性本体10や胴回り部20、30に接着させると、シール部材50が持つ剛性によって、おむつ1の伸縮等の変形を阻害してしまったり、着用者の肌にシール部材50が触れてしまったりする等、着用者に違和感を生じさせてしまう恐れがある。この点、おむつ1においては、一般的に広く用いられているおむつ1の廃棄処理の際に用いるテープ部材40にシール部材50を設けることで、おむつ1の伸縮等の変形性を低下させる恐れを軽減し、乳幼児の着用時における違和感を低下させることができる。
また、テープ部材40から分離されたシール部材50は、シール接着部55の接着力によって、乳幼児の所望の場所に再接着させることができる。これによって、おむつ1からシール部材50を掴み、シール台紙200やおもちゃ等の身近なものにシール部材50を貼って楽しむことができる。特に、乳幼児は、自分が着用していたおむつ1、又はこれから着用するおむつ1からシール部材50を取り除いて、シール部材50を貼るという行為を行うため、行為の起点となるシール部材50を備えたおむつ1に対して楽しい印象を抱きやすくなり、おむつ1に対してより親しみやすさを感じさせやすくさせることができる。その結果、乳幼児はおむつ1に対して愛着を抱きやすくなり、おむつ1を汚したくないという意識を持ちやすくなって、トイレトレーニングへの意欲を向上させやすくなる。
なお、テープ部材40に接着した状態のシール部材50の非肌側の面は、全体が非肌側に露出していることが好ましい。おむつ1のシール部材50は、テープ部材40の第2層40yに接着し、第1層40xと前後方向においてほぼ同じ位置に設けられている。そのため、シール部材50の非肌側面は、テープ部材40が重ねられておらず、非肌側にテープ部材40の全体が露出している。これにより、乳幼児等は、テープ部材40の操作に関わらず、シール部材50のみをテープ部材40から分離させやすくすることができる。仮に、シール部材50の一部にテープ部材40を非肌側から重ねた場合には、シール部材50の一部が非肌側に露出しておらず、シール部材50をテープ部材40から分離させる際に、テープ部材40が障害となり、はがしにくくなったり、シール部材50だけでなくテープ部材40の接着部45の接着まではがしたりするしまう恐れがある。これに対し、シール部材50の非肌側の面の全体が非肌側に露出していることで、テープ部材40のみを容易にはがすことができる。例えば、トイレトレーニングにおいて、おむつ1を排泄物で汚したりすることなく、トイレで排泄することができた場合には、乳幼児はシール部材50をご褒美としておむつ1から取り外すことができる一方、テープ部材40は未使用の状態のまま維持することができるため、おむつ1を継続して着用することが可能となる。
また、テープ把持部42とシール把持部52は、上下方向において、少なくとも一部で重なっていないことが好ましい。おむつ1は、図2Aに示すように、テープ把持部42とシール把持部52は上下方向で重なっておらず、前後方向において、ほぼ同じ位置に設けられている。テープ把持部42とシール把持部52が上下方向において重なっていないことで、乳幼児や保護者がテープ把持部42及びシール把持部52をそれぞれ掴みやすくなる。なお、おむつ1のようにテープ把持部42とシール把持部52を、前後方向において、同じ位置に設けることで、外観から各把持部42、52だけでなく、テープ部材40とシール部材50の存在を認識させやすくすることができる。
さらに、テープ部材40の他端部40fからテープ部材40の一端部40eに向かう方向と、シール部材50の他端部50fからシール部材50の一端部50eに向かう方向が同じであることが好ましい。つまり、テープ部材40の第1層40xのうち、テープ把持部42が上側で、テープ接着部45が下側に設けられており、シール部材50のうち、シール把持部52が上側で、シール接着部55が下側に設けられている。これによって、テープ把持部42、シール把持部52を掴んで、テープ接着部45、シール接着部55をそれぞれ上側から下側に向かって(同じ方向に向かって)はがし始めることができる。
また、シール部材50のシール本体51の着色について、シール把持部52が最も濃く着色されていることが好ましい。このとき、シール部材50における、猫(所定の図柄)56の部分やハート(共通の図柄)57の部分が、シール把持部52の最も濃く着色された部分と同じ濃さの領域を有していてもよい。これによって、シール把持部52がシール部材50の中で特別な特徴を有していることを乳幼児や保護者に認識させることができるため、シール把持部52がテープ部材40に接着しておらず、シール部材50を把持するための部分であることを認識させやすくすることができる。
同様に、テープ部材40のテープ本体41の着色について、テープ把持部42が最も濃く着色されていることが好ましい。このとき、テープ部材40における星柄の模様の着色が、シール把持部52と同じ濃さの領域を有していてもよい。これによって、乳幼児や保護者にテープ部材40のうちテープ把持部42の部分を認識させやすくすることができる。
===複数のおむつ1を備えたパッケージ100===
図6は、パッケージ100の概略斜視図である。図6に示すように、パッケージ100は、包装用の包装材101に複数のおむつ1、1・・・が収容されたものである。本実施形態においては、1つのパッケージ100に10個のおむつ1が収容されている。
各おむつ1は、それぞれ上述のテープ部材40及びシール部材50を備えている。図7Aは、おむつ1の製造途中における連続テープ部材400及び連続シール部材500について説明する概略正面図である。図7Bは、図7Aの連続テープ部材400及び連続シール部材500の概略側面図である。連続テープ部材400は、テープ部材40が左右方向に連続したものであり、図7A及び7Bにおいては、1つのパッケージ100に収容される10個分のテープ部材40となる部材を示している。同様に、連続シール部材500は、シール部材50が左右方向に連続したものであり、図7A及び7Bにおいては、1つのパッケージ100に収容される10個分のシール部材50となる部材を示している。連続テープ部材400は、連続テープ本体410、連続テープ把持部材430を有しており、Z字状に折り畳まれて、連続第1層400x、連続第2層400y、連続第3層400zを備えている。連続シール部材500は、連続シール本体510、連続シール把持部材530を備えている。図7Aに示すように、連続テープ部材400の上側略半分に連続シール部材500、下側略半分に連続テープ部材400の連続第1層400xを備えており、連続シール部材500の下端と連続第1層400xの上端との間に連続第2層400yを視認することができる。おむつ1のテープ部材40及びシール部材50の左右方向の各端部を構成する切断箇所CLで切断し、左右方向の長さが間隔Pのテープ部材40及びシール部材50を形成して、おむつ1に固定部44で固定して、図1の状態のおむつ1にする。
連続シール部材500には、間隔P毎に、青色のハート57と「やったね!シール」の青色の文字58が視認可能な状態で設けられている。また、連続シール部材500の最も右の間隔Pの領域には、所定の図柄である猫56a、右から2番目の間隔Pの領域には、犬56b、右から3番目の間隔Pの領域には、パンダ56c・・・が青色で描かれている。
切断箇所CLで切断して、間隔Pのテープ部材40及びシール部材50を備えたおむつ1を収容したパッケージ100の中には、猫56a、犬56b、パンダ56c、象56d、うさぎ56eの5種類の図柄のシール部材50を備えた各おむつ1が、2個ずつ収容される。つまり、1つのパッケージ100には、5種類の異なる所定の図柄56のシール部材50を備えたおむつ1が収納されることになる。そのため、乳幼児や着用者は、1つのパッケージ100の中から取り出す各おむつ1について、5種類の異なる所定の図柄56のシール部材50を楽しむことができる。
なお、本実施形態では、パッケージ100内に同じ図柄56を有するおむつ1が2個ずつ収容されることにしたが、これに限られない。例えば、パッケージ100内に、全て所定の図柄56が異なるシール部材50を備えたおむつ1を1個ずつ収容させてもよい。乳幼児や保護者は、1つのパッケージ100からおむつ1を取り出す度に毎回異なるシール部材50の図柄56を見ることができるため、乳幼児や保護者が飽きてしまう恐れをより軽減させることができる。
また、連続シール部材500の間隔P毎の各領域には、それぞれ同じ位置に共通の図柄であるハート(「共通の図柄」ともいう。)57を設けることが好ましい。そのため、複数のおむつ1を見た乳幼児や保護者は、シール部材50にはハート57が描かれていると知ることができ、外観上、ハート57がある部材がシール部材50であると連想しやすくなる。さらに、間隔P毎の各領域の同じ位置に、同じ図柄が設けられているため、連続テープ部材400及び連続シール部材500を切断箇所CLで切断する際に、切断箇所CLを特定するための基準位置とすることができる。ハート57による切断箇所CLの特定によって、図柄56や文字58をシール部材50内に収めやすくすることができる。なお、共通の図柄57は、ハートの形である必要はない。共通の図柄57として任意の形状を採用することができ、例えば、所定の図柄(猫)56を囲むような矩形形状の図柄であってもよい。
連続テープ部材400の連続第1層400xに、複数の大きさの異なる星柄を視認可能な状態で設けることが好ましい。この連続テープ部材400を各切断箇所CLで切断した各テープ部材40の第1層40xには、複数の大きさの異なる星柄が設けられている。各テープ部材40に設けられた星柄は、シール部材50に設けられたハート57とは異なり、複数のおむつ1において、必ずしも同じ位置に同じ図柄を設けたものである必要はなく、位置や大きさが異なっていてもよい。複数のおむつ1を見た乳幼児や保護者は、テープ部材40には、星柄が描かれていることを観念的に認識することができるため、星柄が設けられた部分がテープ部材40であることを、外観上、認識しやすくすることができる。テープ部材40に設ける図柄は、星柄に限られず、例えばボーダー柄等の任意の形状を採用することができる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態においては、1枚のシール部材50をテープ部材40の第2層40yに接着させ、第1層40xと前後方向において同じ位置に設け、シール部材50の他端とテープ部材40の上端とが接触していない構成としたが、これに限られない。
図8Aは、おむつ1のB−B断面図に該当する部分の他の実施形態1を説明する図である。図8Aに示すように、テープ部材40の一端とシール部材50の他端は連続しており、テープ部材40とシール部材50との間には、スリットSを設けてもよい。具体的には、テープ本体41とシール本体51が同じ素材から形成され、テープ本体41の一端とシール本体51の他端がつながった状態となっており、テープ本体41とシール本体51との境には、少なくとも1つのスリットSが設けられている。なお、スリットSは、線状の貫通孔であってもよいし、テープ本体41とシール本体51の厚みを薄くした部分(切り込み)であってもよい。これによって、シール部材50は、シール接着部55による接着だけでなく、テープ部材40とつながっているため、シール部材50が不用意に分離してしまったりする恐れを軽減させることができる。なお、シール部材50をテープ部材40から分離する際には、シール把持部52を掴んで、シール把持部52を引っ張ることで、スリットSの部分が切り取られて、容易にテープ部材40からシール部材50を分離させることができる。
図8Bは、おむつ1のB−B断面図に該当する部分の他の実施形態2を説明する図である。図8Bに示すように、シール部材50をテープ部材40の第1層40xに接着させ、テープ部材40よりも非肌側に設けていてもよい。つまり、テープ部材40の第1層40xとシール部材50を前後方向において、必ずしも同じ位置に設ける必要はなく、シール部材50をテープ部材40よりも外側に設けてもよい。このようにすることで、テープ部材40に備えることができるシール部材50の大きさをより大きくすることができるため、シール部材50の大きさや形状等のバリエーションを増やすことができる。
図8Cは、おむつ1のB−B断面図に該当する部分の他の実施形態3を説明する図である。複数のシール部材50a、50b、50cを備え、おむつ1から分離された各シール部材50a、50b、50cは、それぞれシール台紙等に再接着可能であるものとしてもよい。各シール部材50a、50b、50cは、それぞれシール把持部52a、52b、52cとシール接着部55a、55b、55cを備え、シール接着部55b、55cが、他のシール部材50やテープ部材40の何れかに接着されていてもよい。このとき、肌側から順に配置したシール部材50a、50b、50cのうち、シール部材50aは、テープ部材40の第1層40xの非肌側の面に接着している。シール部材50bは、シール部材50aの非肌側の面に接着しており、シール部材50aより上下方向の長さが短い。シール部材50cは、シール部材50bの非肌側の面に接着しており、シール部材50bより上下方向の長さが短い。
このように、複数のシール部材50a、50b、50cを備えることで、1つのおむつ1について、乳幼児等は、複数回シール部材50を貼って楽しむことができる。例えば、乳幼児がおむつ1に排泄をすることなく、トイレで排泄をすることができた場合等、トイレトレーニングに成功した場合には、おむつ1を廃棄処理することなく、シール部材50をご褒美として乳幼児に与えることができるため、1つのおむつ1について、複数回のトイレトレーニングを行うことも可能である。このように、乳幼児のトイレトレーニングに対する意欲をより向上させることができる。
また、各シール把持部52a、52b、52cが前後方向において少なくとも一部で重なっていない。そのため、乳幼児や保護者は、各シール把持部52a、52b、52cを
掴みやすくなっている。さらに、本実施形態においては、各シール把持部52a、52b、52cの全体を非肌側の面に露出させている。そのため、乳幼児や保護者は、シール把持部52a、52b、52cを認識しやすくなり、シール部材50c、50b、50aの順にはがしやすくなっている。
なお、上述の実施形態においては、テープ部材40のテープ本体41が1本の連続した形状を有していたが、必ずしも連続している必要はない。図9は、他の実施形態4を説明する図である。図9に示すように、第1層40xと第2層40yと第3層40zがそれぞれ分離したテープ本体41を有し、第1層40xと第2層40yとの間、及び第2層40yと第3層40zとの間を剥離不能な接着剤等で接着していてもよい。複数のテープ本体41を組み合わせることで、より容易にテープ部材40を形成することができる。
さらに、図10に示すように、おむつ1の吸収性本体10又は胴回り部(20、30)に基準図柄60と、正解図柄61と、不正解図柄62と、正解図柄を探すことを促す情報表示63を備え、シール部材50に基準図柄と同一形状、又は、相似形状である図柄65を視認可能な状態に設けてもよい。図10Aは、他の実施形態5のおむつ1を腹側から見た概略正面図である。図10Bは、他の実施形態5のおむつ1を背側から見た概略正面図である。図10Cは、他の実施形態5のテープ部材40及びシール部材50を説明する図である。おむつ1には、基準図柄60が前胴回り部20に、正解図柄61と不正解図柄62が吸収性本体10に設けられている。正解図柄とは、基準図柄と同一形状又は相似形状である図柄をいう。乳幼児は、おむつ1に設けられた正解図柄を探す情報表示63に従って、正解図柄61と不正解図柄62が設けられたおむつ1の中から、正解図柄61を探すことを楽しむことができる。このとき、テープ部材40に接着されたシール部材50に、基準図柄60と同一形状、又は、相似形状である図柄65を設けていてもよい。図10B及び図10Cに示すように、基準図柄60と相似形状である図柄65を備えたシール部材50を乳幼児が手に持った状態で正解図柄61を探すことができるため、月齢の低い乳幼児等、正解図柄61を探し出すのが困難な乳幼児にとって、正解図柄61を探す手がかりにすることができる。また、シール部材50の図柄65を正解図柄としてもよい。図柄65は、基準図柄と同一形状又は相似形状であるため、乳幼児が図柄65を「正解図柄」として探し出した場合には、これを正解図柄として扱うことができる。
上述の実施形態においては、腹側胴回り部20と背側胴回り部30と吸収性本体10とを有する所謂3ピースタイプの使い捨ておむつ1について説明したがこれに限られない。例えば、外装シート12が腹側胴回り部20と後胴回り30とを繋いで一体化されたおむつ(所謂2ピースタイプ)にテープ部材40及びシール部材50を備えてもよい。この場合には、「吸収体」が「吸収性本体」に相当する。
上述の実施形態においては、テープ部材40の形状に応じて、略矩形のシール部材50を設けたが、これに限られない。シール部材50は、丸型や星形等、所望の外形形状を有していてもよい。
さらに、シール部材50の外形形状は、必ずしもテープ部材40の外形形状の内側に収まる必要はない。シール部材50の上下方向又は左右方向の長さが、テープ部材40の上下方向又は左右方向の長さよりも長くてもよい。
1 おむつ(吸収性物品)、
10 吸収性本体、11 吸収体、12 外装シート、
20 腹側胴回り部(胴回り部)、22 弾性部材、
30 背側胴回り部(胴回り部)、31 シート部材、32 弾性部材、
40 テープ部材、40e 一端部、40f 他端部、
41 テープ本体、42 テープ把持部、43 テープ把持部材、
44 固定部、45 テープ接着部、
50 シール部材、50e 一端部、50f 他端部、
51 シール本体、52 シール把持部、55 シール接着部(接着部)、
56 猫(所定の図柄)、57 ハート(共通の図柄)、58 文字、
100 パッケージ、101 包装材、
200 シール台紙、205 枠、
400 連続テープ部材、400x 連続第1層、400y 連続第2層、
430 連続テープ把持部材、
500 連続シール部材、530 連続シール把持部材、
BH 胴回り開口部、LH 脚回り開口部、
S スリット

Claims (15)

  1. 吸収性本体と、胴回り部と、前記胴回り部に設けられたテープ部材と、を有し、
    前記テープ部材が、前記テープ部材の一端部に設けられたテープ把持部と、他端部に設けられた固定部とを有し、
    前記固定部が、前記胴回り部の非肌側面に固定された吸収性物品であって、
    シール把持部と接着部とを備えるシール部材を有し、
    前記シール把持部は、前記シール部材の一端部に設けられ、
    前記接着部は、前記シール部材の一端部より他端部側の肌側面に設けられ、
    前記接着部が、前記テープ部材に接着されており、
    前記シール把持部を把持して前記テープ部材から分離された前記シール部材が、前記接着部において、再接着可能であることを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1の吸収性物品であって、
    前記シール部材の非肌側の面は、全体が前記非肌側に露出していることを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1又は2に記載の吸収性物品であって、
    上下方向と左右方向とを有しており、
    前記シール部材の前記上下方向の長さが、前記テープ部材の前記上下方向より短いことを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    上下方向と、左右方向と、前記上下方向及び前記左右方向と直交する前後方向とを有し、
    前記テープ把持部と前記シール把持部は、前記上下方向において、少なくとも一部で重なっていないことを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記テープ部材の他端部から前記テープ部材の一端部に向かう方向と前記シール部材の他端部から前記シール部材の一端部に向かう方向が同じであることを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記シール部材は着色されており、
    最も濃く着色された領域が前記シール把持部に設けられていることを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記シール部材の他端と前記テープ部材の一端は連続しており、
    前記シール部材と前記テープ部材の境にスリットが設けられていることを特徴とする吸収性物品。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記シール部材とは異なる他のシール部材を有しており、
    前記他のシール部材は、他のシール把持部と、他の接着部とを備えており、
    前記他の接着部は、前記他のシール部材の一端部より他端部側の肌側面に設けられ、
    前記他の接着部が、前記テープ部材、前記シール部材又は前記他のシール部材のいずれかに接着されており、
    前記他のシール把持部を把持して、前記テープ部材、前記シール部材又は前記他のシール部材から分離された前記他のシール部材が、前記他の接着部において、再接着可能であることを特徴とする吸収性物品。
  9. 請求項8に記載の吸収性物品であって、
    上下方向と、左右方向と、前記上下方向及び前記左右方向と直交する前後方向とを有し、
    前記シール把持部と前記他のシール把持部は、前記上下方向において、少なくとも一部で重なっていないことを特徴とする吸収性物品。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収性本体又は前記胴回り部は、
    基準図柄と、
    前記基準図柄と同一形状、又は、相似形状である正解図柄と、
    前記基準図柄と同一形状ではなく、且つ、相似形状でもない不正解図柄と、
    前記正解図柄を探すことを促す情報表示と、を備えており、
    前記情報表示は、前記正解図柄、及び、前記不正解図柄よりも、前記基準図柄の近くに配置されており、
    前記シール部材には、前記基準図柄と同一形状、又は、相似形状である図柄が視認可能な状態で設けられていることを特徴とする吸収性物品。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記シール部材は、シール台紙に再接着可能であることを特徴とする吸収性物品。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記シール部材には、シールであることの表示が視認可能な状態で設けられていることを特徴とする吸収性物品。
  13. 複数の吸収性物品を備えた吸収性物品のパッケージであって、
    前記複数の吸収性物品のそれぞれは、吸収性本体と、胴回り部と、前記胴回り部に設けられたテープ部材と、シール把持部と接着部と所定の図柄を備えたシール部材と、を有し、
    前記テープ部材は、前記テープ部材の一端部に設けられたテープ把持部と、他端部に設けられた固定部とを有し、
    前記固定部が、前記胴回り部の非肌側面に固定されており、
    前記シール把持部は、前記シール部材の一端部に設けられ、
    前記接着部は、前記シール部材の一端部より他端部側の肌側面に設けられ、
    前記接着部が、前記テープ部材に接着されており、
    前記シール把持部を把持して前記テープ部材から分離された前記シール部材が、前記接着部において、再接着可能であり、
    前記複数の吸収性物品のうちの、第1の吸収性物品の前記所定の図柄と、第2の吸収性物品の前記所定の図柄が異なっていることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
  14. 請求項13に記載の吸収性物品のパッケージであって、
    前記第1の吸収性物品の前記シール部材と前記第2の吸収性物品の前記シール部材には、それぞれ同じ位置に共通の図柄が設けられていることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
  15. 請求項13又は14に記載の吸収性物品のパッケージであって、
    前記第1の吸収性物品の前記テープ部材と前記第2の吸収性物品の前記テープ部材には、同じ図柄が設けられていることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
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