JP2019187717A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄用テープを過度に伸長させることなく、廃棄用テープを引き伸ばすことができるパンツ型使い捨ておむつを提供すること。【解決手段】おむつ1の外面に廃棄用テープ10が設けられている。廃棄用テープ10は固定部12と伸長部15と止着部18とが、この順で廃棄用テープ10の長手方向に沿って配置され、この順で積層された三つ折り状態になっている。三つ折り状態になっている廃棄用テープ10は、止着部18と伸長部15との間が剥離可能に接合されているとともに、伸長部15と固定部12との間も剥離可能に接合されている。伸長部15は、三つ折り状態を解除した展開状態において廃棄用テープの長手方向に伸長可能である。伸長部15は伸長開始後、破断する前に色の変化が生じるようになされている【選択図】図3

Description

本発明は、廃棄用テープを備えたパンツ型使い捨ておむつに関する。
使い捨ておむつの廃棄を容易に且つ衛生的に行う観点から、おむつを巻き上げた状態に維持し得る廃棄用テープを備えたおむつが知られている。例えば、特許文献1には、後見頃に後処理テープが固定され、該後処理テープは、止着部のテープファスナー基材の先端部の粘着剤層側面に、有色の摘みタブ部を有し、該テープファスナー基材を介して摘みタブ部の存在が視認可能である、パンツ型おむつが記載されている。
また、特許文献2には、隣接した第1及び第2のテープタブ要素と、2つの端部間の中間部分を有する塑性変形可能の伸長可能なフィルムとを備え、該フィルムの一方の端部は第1のテープタブ要素の第1表面に、該フィルムの他方の端部は第2のテープタブの第1表面に結合されてなる、積層使い捨てテープタブが記載されている。また、特許文献2には、伸長可能なフィルムについて、塑性的変形を受ける程度の可視指示を提供し得るように、該フィルムに着色を施すことや、該フィルムを被覆する部位にデザインを施すことが記載されており、これにより過剰延伸を回避できることも記載されている。
特開2001−258938号公報 特表2009−507570号公報
伸長可能な部分を有する廃棄用テープは、巻き上げた状態のおむつに容易に巻き付けることができる反面、過度に伸長させると破断することがある。そのため、廃棄用テープを用いておむつを廃棄形態にする作業者は、該廃棄用テープが破断する不安から、廃棄用テープを十分に伸長させずに用いることがあった。また、廃棄用テープの伸長過程において、破断を起こしてしまう程、過度に廃棄用テープを伸長させてしまうことがあった。
特許文献1は、廃棄用テープの伸長について何ら記載されていない。
特許文献2では、テープタブを、巻き上げたおむつの外周に巻き付ける程度に長く伸長させることは想定されていない。即ち、特許文献2に記載のように伸長可能な部分に着色を施したり、伸長可能な部分を被覆する部位にデザインを施したとしても、伸長可能な部分を長く伸長させる場合では、該部分の伸長の多寡を確実に把握することは困難であり、前記テープタブを過度に伸長させる虞がある。
本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得るパンツ型使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部を有し、着用状態において着用者の腹側に配される腹側部、股間部に配される股下部及び背側に配される背側部を備えたパンツ型使い捨ておむつであって、前記使い捨ておむつの外面に、廃棄用テープが設けられており、前記廃棄用テープは、前記使い捨ておむつの外面に固定されている固定部と、伸長部と、止着部とが、この順で該廃棄用テープの長手方向に沿って連結されているとともに、この順で積層された三つ折り状態になっており、三つ折り状態になっている前記廃棄用テープは、前記止着部と前記伸長部との間が剥離可能に接合されているとともに、前記伸長部と前記固定部との間も剥離可能に接合されており、前記伸長部は、三つ折り状態前記伸長部及び前記固定部から剥離した状態において前記廃棄用テープの長手方向に伸長可能であり、前記伸長部は伸長開始後、破断する前に色の変化が生じるようになされている、パンツ型使い捨ておむつを提供するものである。
本発明によれば、廃棄用テープを過度に伸長させることなく、廃棄用テープを引き伸ばすことができる。
図1は、本発明のパンツ型使い捨ておむつの一実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつの展開且つ伸長状態における肌対向面側を模式的に示す展開平面図である。 図3は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつの廃棄形態を示す斜視図である。 図4は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつに設けられた廃棄用テープの構造を示す断面図である。 図5は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつの廃棄用テープを伸長させる様子を示す斜視図である。 図6(a)及び(b)は、本発明に係る伸長部に色の変化が生じるようになされている態様の一例を示す模式図である。 図7(a)及び(b)は、別の態様を示す図6相当図である。 図8(a)及び(b)は、さらに別の態様を示す図6相当図である。 図9は、本発明に係る廃棄用テープの配置例を示す斜視図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明に係るパンツ型使い捨ておむつの一実施形態が示されている。同図に示すパンツ型使い捨ておむつ1(以下、単に「おむつ1」とも言う。)は、着用者の下腹部に装着されて使用される着用物品の一種である。
おむつ1は、図1に示すように、並びに着用者の胴が通されるウエスト開口部1W、及び着用者の下肢が通される一対のレッグ開口部1L,1Lを有するパンツ型使い捨ておむつとなっている。
おむつ1は、表面シート、裏面シート、及び吸収性本体4と、吸収性本体4の非肌対向面側に配された外装体5とを備えている。外装体5は、おむつ1の非肌対向面、即ちおむつ1の外面を形成している。
本明細書において、「肌対向面」は、吸収性物品であるおむつ1又はその構成部材(例えば表面シート2)における、着用時に着用者の肌側に向けられる面、即ち相対的に着用者の肌に近い側であり、「非肌対向面」は、おむつ1又はその構成部材における、着用時に肌側とは反対側(着衣側)に向けられる面、即ち相対的に着用者の肌から遠い側である。尚、ここでいう「着用時」は、通常の適正な着用位置、即ち当該おむつ1の正しい着用位置が維持された状態を意味する。
おむつ1は、着用状態において着用者の腹側に配される腹側部A、股間部に配される股下部C、及び着用者の背側に配される背側部Bを備えている。おむつ1は、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおける外装体5の縦方向Xに沿う両側縁部どうしが、接着剤、ヒートシール、超音波シール等の公知の接合手段によって互いに接合されている。これにより、前述のウエスト開口部1W、及び一対のレッグ開口部1L,1Lを形成する。
図2に、展開且つ伸長状態のおむつ1を示す。おむつ1の「展開且つ伸長状態」とは、腹側部A及び背側部Bそれぞれの外装体5の縦方向Xに沿う両側縁部を接合した状態から切り離して展開状態とし、その展開状態のおむつ1を各部の弾性部材を伸長させて設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げたときの寸法と同じ)となるまで拡げた状態をいう。
おむつ1は、腹側部Aから股下部Cを介して背側部Bに延びる方向に対応する縦方向Xと、該おむつ1を図2に示すように平面状に広げた状態において、該縦方向Xと直交する横方向Yとを有している。縦方向Xは、吸収性本体4の長手方向と一致している。おむつ1は、図2に示すように、縦方向Xに延びる、該おむつ1を横方向Yに2等分する縦方向中心線CLに対して左右対称に形成されている。
おむつ1における吸収性本体4は、肌対向面側に表面シート2と、非肌対向面側に裏面シート3とを有し、これら両シート2,3間に吸収体40を有している。吸収体40は、表面シート2、裏面シート3及び吸収体40は、少なくとも股下部Cの全域に位置するとともに、股下部Cから縦方向Xに沿って腹側部A及び背側部Bの少なくとも一部にまでわたって延在している。おむつ1において吸収体40は、液保持性の吸収性コア41と該吸収性コア41を被覆するコアラップシート42とを含んで構成されているが、吸収体40はコアラップシートを含んでいなくともよい。
おむつ1は、図2に示すように、縦方向Xに沿う吸収性本体4の両側部それぞれに、該縦方向Xに沿って延びる防漏カフ6,6を備えている。防漏カフ6,6は、吸収性本体4の縦方向Xの全長に亘って連続する撥水性のカフ形成用シート61と、カフ形成用シート61の横方向Yの内方側に縦方向Xに伸長状態で固定された1本又は複数本のカフ弾性部材62とを含んで構成されている。防漏カフ6,6は、縦方向Xに延びるカフ固定部(不図示)を介して表面シートに固定されている。防漏カフ6,6は、カフ弾性部材62を有することで、肌対向面側に起立する。
外装体5、吸収性本体4に含まれる表面シート2、裏面シート3及び吸収体40、並びに防漏カフ6,6等のおむつ1の構成部材に用いられる材料としては、当該技術分野においてこれまで用いられてきたものと同様のものを特に制限なく用いることができる。
おむつ1の背側部Bには、図1に示すように、廃棄用テープ10が設けられている。廃棄用テープ10は、おむつ1の廃棄形態を維持するために用いられるものである。廃棄用テープ10は、おむつ1の背側部Bにおける横方向Yの略中央部に位置している。また廃棄用テープ10は、その長手方向がおむつ1の縦方向Xに一致するように設けられている。
図3には、廃棄するときのおむつ1の廃棄形態が示されている。おむつ1を廃棄するときには、図1に示すおむつ1において腹側部Aが内向きになるように、おむつ1を股下部Cからウエスト開口部1Wに向けて巻き上げていき、図3に示す巻き上げ形態を作る。巻き上げ形態のおむつ1では、背側部Bに設けられている廃棄用テープ10が、巻き上げたおむつ1の外側に露出している。廃棄用テープ10は、後述するように該テープ10の長手方向に伸長された後、巻き上げられて廃棄形態となったおむつ1の外周に巻き付けられ、おむつ1を廃棄形態に維持する。
廃棄用テープ10は、主として3つの部位から構成されている。具体的には、廃棄用テープ10は、固定部12と、伸長部15と、止着部18とから構成されている。これら3つの部位は、この順で廃棄用テープ10の長手方向X1に沿って配置されている。またこれら3つの部位は、この順で積層された三つ折り状態になっている。図4に、三つ折り状態になっている廃棄用テープ10の断面構造を示す。固定部12と伸長部15との間には他の部材は介在しておらず、両者は直接に連設されている。同様に、伸長部15と止着部18との間にも他の部材は介在しておらず、両者は直接に連設されている。
廃棄用テープ10における固定部12は、固定部用シート片13を有している。固定部用シート片13は、第1面13a及び第2面13bを有している。三つ折り状態になっている廃棄用テープ10において固定部用シート片13は、後述する折り返し部13’を除いて、第1面13aが伸長部15と対向し、第2面13bがおむつ1の外面と対向している。また固定部12は固定部用粘着部14を有している。固定部用粘着部14は、固定部用シート片13の第2面13bに設けられている。固定部12は、固定部用粘着部14によって、おむつ1における背側部Bの外面に固定されている。この固定部用粘着部14を介して、廃棄用テープ10は、おむつ1における背側部Bの外面に着脱不能に固定されている。廃棄用テープ10をおむつ1の外面に固定する方法としては、ホットメルト型接着剤等の接着剤、融着等の公知の方法を用いることができる。
廃棄用テープ10における伸長部15は、該廃棄用テープ10に引張力が加わったときに比較的弱い引張力で容易に伸長し、廃棄用テープ10の長さを増加させる部位である。伸長部15は伸長部用シート片16を有している。伸長部用シート片16は、先に述べた固定部用シート片13と同じ長さであってもよく、異なる長さであってもよい。また、伸長部用シート片16は、固定部用シート片13と同じ幅であってもよく、異なる幅であってもよい。伸長部用シート片16は、第1面16a及び第2面16bを有している。三つ折り状態になっている廃棄用テープ10において伸長部用シート片16は、後述する折り返し部16’を除いて、第1面16aが止着部18と対向し、第2面16bが固定部12と対向している。また伸長部15は伸長部用粘着部17を有している。伸長部用粘着部17は、伸長部用シート片16の第2面16bに設けられている。伸長部用粘着部17は、三つ折り状態になっている廃棄用テープ10における伸長部15と固定部12との間を剥離可能に接合するものである。したがって伸長部用粘着部17は、低粘着性の粘着剤から構成されていることが好ましい。
先に述べた固定部12は、固定部用シート片13は、廃棄用テープ10の長手方向X1における一端が伸長部15側に折り返された折り返し部13’を有している。そして折り返し部13’が、伸長部15における伸長部用シート片16の一端と第2面16bの側で接合されている。これによって、固定部12と伸長部15とは直接に連設されている。固定部12と伸長部15とを連設する方法としては、ホットメルト型接着剤等の接着剤、融着等の公知の方法を用いることができる。
廃棄用テープ10における止着部18は、おむつ1の外面における任意の位置に止着可能になっており、おむつ1の廃棄形態を廃棄用テープ10で維持するときに、おむつ1の外面に止着される部位である。止着部18は廃棄用テープ10の先端域を形成しており、止着部用シート片19を有している。止着部用シート片19は、固定部用シート片13又は伸長部用シート片16と同じ長さであってもよく、異なる長さであってもよい。また、止着部用シート片19は、固定部用シート片13又は伸長部用シート片16と同じ幅であってもよく、異なる幅であってもよい。止着部用シート片19は、第1面19a及び第2面19bを有している。三つ折り状態になっている廃棄用テープ10において止着部用シート片19は、第2面19bが伸長部15と対向している。また止着部18は止着部用粘着部20を有している。止着部用粘着部20は、止着部用シート片19の第2面19bに設けられている。止着部用粘着部20は、三つ折り状態になっている廃棄用テープ10における止着部18と伸長部15との間を剥離可能に接合し、且つ止着部18をおむつ1の外面における任意の位置に確実に止着するものである。この観点から止着部用粘着部20の粘着性の程度が決定されることが好ましい。
先に述べた伸長部15における伸長部用シート片16は、その長手方向X1における一端が止着部18側に折り返されて折り返し部16’が形成されている。そして折り返し部16’が、止着部18における止着部用シート片19の一端と第2面19bの側で接合されている。これによって、伸長部15と止着部18とは直接に連設されている。伸長部15と止着部18とを連設する方法としては、ホットメルト型接着剤等の接着剤、融着等の公知の方法を用いることができる。
また、止着部18における止着部用シート片19の他端には、第2面19b側に摘まみ片21が接合されている。摘まみ片21は、止着部用シート片19とは別体のシート片である。
以上のとおり3つの部位から構成される廃棄用テープ10は、Z字状に三つ折りされている(図4参照)。そして、三つ折り状態になっている廃棄用テープ10における自由端、すなわち止着部18における摘まみ片21の取り付け部位が、おむつ1におけるウエスト開口部1W側を向くように、廃棄用テープ10はおむつ1の背側部Bに取り付けられている。
おむつ1を巻き上げた状態に維持する際、廃棄用テープ10は、前記三つ折り状態から、該三つ折り状態を解除した展開状態にされる。ここで、「三つ折り状態を解除した展開状態」とは、廃棄用テープ10の伸長部15と固定部12との間を剥離し、且つ伸長部15と止着部18との間を剥離して、三つ折り状態の廃棄用テープ10を直線状に展開した状態を意味する。以下、「三つ折り状態を解除した展開状態」を単に「展開状態」ともいう。
展開状態において廃棄用テープ10は、伸長部15の一方の端部に止着部18を、該伸長部15の他方の端部に固定部12を有し、止着部18、伸長部15及び固定部12が直線状に並んで配置されている。
伸長部15は、三つ折り状態を解除した展開状態において廃棄用テープ10の長手方向X1に伸長可能である。展開状態において、廃棄用テープ10は、人の力によって引き伸ばすことができる。例えば、止着部18を指等で把持して、廃棄用テープ10の長手方向X1に引き伸ばすことにより、伸長部15を伸長させることができる(図5参照)。
伸長部15を伸長させる過程について説明する。伸長部15は、伸長開始後、該伸長部の破断時まで伸長し続ける。ここで、伸長部15の「伸長開始」とは、下記の〔伸長部を伸長させる方法〕により伸長部15を伸長させる過程において、引張強度が第一極大点を示した時点を意味し、伸長部15の「破断時」とは、前記の伸長させる過程において、破断強度を示した時点を意味する。以下、伸長部15の「伸長開始後、破断する前」の過程を「伸長過程」ともいい、特に断りのない限り、伸長部を以下の方法により伸長させる。
〔伸長部を伸長させる方法〕
三つ折り状態の廃棄用テープについて、伸長部を固定部から剥離し、三つ折り状態を解除した展開状態にする。次いで、廃棄用テープの長手方向を引張方向に一致させ、チャック間距離を10mmとして、伸長部を引張試験機(例えば株式会社 島津製作所社製、機種「AUTOGRAPH AG-X」)のチャックに取り付ける。伸長部は、隣接する止着部又は固定部との接合箇所を避け、これら両接合箇所間の部分にチャックに取り付ける。次いで、伸長部を300mm/minの速度で引っ張り、その伸長過程における、引張距離に伴なって変化する引張強度(N)を測定する。この伸長過程において、引張強度の第一極大点を示した時点を伸長部の「伸長開始」時とする。第一極大点は、測定される引張強度(N)の曲線において、最初に現れる極大点である。第一極大点が明確に判らない場合や、観察されない場合は伸度30%から70%間の伸長時の最大荷重を第一極大点強度とみなす。また、引張距離に伴なって変化する引張強度の最大値を破断強度とし、該破断強度を示した時点を伸長部の「破断時」とし、破断時の伸度を「伸度100%」とする。
おむつ1は、伸長過程において伸長部15が、色の変化が生じるようになされている。即ち、伸長部15は、伸長開始前の色と、伸長開始から破断するまでの間の色とが異なるようになされている。
おむつ1は、幼児の保護者や介護者等のおむつ1を廃棄形態にする作業者が、止着部18等を指等で把持して、廃棄用テープ10をその長手方向X1に引っ張ることにより、伸長部15を伸長させることができ、おむつ1に容易に巻き付けることができる。伸長部15を伸長可能に構成した従来の廃棄用テープを用いた場合は、伸長部15を過度に伸長させることによって破断が生じて、廃棄形態を維持できなくなることがある。
これに対して、おむつ1においては、伸長開始後から破断するまでの過程において、伸長部15がある程度伸長した際に、伸長部15に色の変化が生じるようになされているため、例えば、伸長部15に色の変化が生じた場合にはそれ以上伸長させるべきではないことを作業者に認識させる情報を与えることで、作業者が、伸長部15を過度に伸長させて該伸長部を破断させることを防止することができる。
これにより、作業者は、伸長部15を過度に伸長させることなく、また破断の不安なく、廃棄用テープを十分に伸長させることができる。そのため、巻き上げたおむつに廃棄用テープを容易に巻き付ける作業性に優れる。
「それ以上伸長させるべきではないことを作業者に認識させる情報」は、例えば「色が変わったらそれ以上伸ばさないでください」との文章であり、文章でも記号でもそれらの組み合わせ等であっても良く、そのような情報は、例えば、おむつの構成部材やおむつのパッケージ、おむつに関する広告やホームページに表示する。
色の変化を人が視覚的に知覚し易くする観点から、伸長部15の色の変化は、下記条件(1)又は下記条件(2)を満たすことが好ましい。
条件(1);伸長開始前の伸長部15と、伸長過程における伸長部15とのヘイズ値(JIS K7105)の差が20以上である。
条件(2);伸長開始前の伸長部15と、伸長過程における伸長部15との色差(ΔE値)が5以上である。
条件(1)のヘイズ値は下記の方法により測定する。
〔ヘイズ値の測定方法〕
ヘイズ値は、市販のヘイズメーター、例えば日本電色工業株式会社社製、機種NDH5000を用いて、JIS K7105に準拠して測定され、下記式(1)により計算される。
H = (Td/Tt)×100・・・(2)
ここで、Hはヘイズ値(%)、Tdは拡散透過率(%)、Ttは全光線透過率(%)である。なお、測定は、伸長開始前の測定位置と伸長過程の測定位置とが重なるように行う。測定は10回行い、その平均を測定値とする。
ヘイズ値は、透明性の程度を表す指標であるが、本発明においては色の変化の大きさを示す指標の一つとして用いる。
条件(2)の色差(ΔE値)は下記の方法により測定する。
〔色差(ΔE値)の測定方法〕
色差計としては、日本電色工業株式会社製の簡易型分光色差計NF333(商品名)等を用いることができる。JIS Z 8729に規定する「L表色系」では、Lは明るさを、a、bは色の方向を示しており、aは略赤方向、−aは略緑方向、bは略黄色方向、−bは略青方向を示している。そして、ΔEは、下記式(2)で求められる値である。
ΔE=[(ΔL+(Δa+(Δb]1/2・・・(2)
ここで、ΔL、Δa、Δbは、それぞれ、2色間のL値、a値、b値の差である。例えばΔLは、ΔL=L −L により計算される。
上記簡易型分光色差計NF333による計測方法においては、ステープラータイプにてφ4mmのND110センサーを取り付けておき、該センサーの先端部にはOリング(小)を用い、光源C/2、視野角2°で計測する。
測定は、展開状態の廃棄用テープを引き伸ばす際に伸長部の作業者から目視される側の面が上となるように白色の紙の上に廃棄用テープを載せ、該目視される側の面にセンサーの先端部を接触させ、該伸長部とセンサー先端部との間に隙間が生じないように押し当てて計測する。廃棄用テープが載せられる白色の紙は、L***表色系におけるL値が90〜100、a値が−1〜+1、b値が−1〜+1である。なお、測定は、伸長開始前の測定位置と伸長過程の測定位置とが重なるように行う。また、伸長部15が着色を有する着色部と、着色を有しない白色又は透明である非着色部を有する場合、着色部の位置で測定を行う。測定は10回行い、その平均を測定値とする。
伸長部15に色の変化が生じたか否かは、前述のヘイズ値又は色差(ΔE値)を所定値以上とする要件を満たすか否かにより判断することが好ましい。即ち、好ましくはヘイズ値の差が20以上であること〔条件(1)〕、及び色差(ΔE値)が5以上であること〔条件(2)〕の何れか一方のみを満たすことをもって、より好ましくは色差(ΔE値)が5以上であること〔条件(2)〕を満たすことをもって、伸長部15に色の変化が生じたと判断する。伸長部における色の変化は、ヘイズ値及び色差(ΔE値)の双方の条件を満たしてもよい。
伸長部15は、前述の通り、伸長開始前と伸長過程とで伸長部15に色の変化が生じるようになされている。色の変化が生じるようにする構成、好ましくはある程度伸長させた後に色の変化が生じるようにする構成としては、伸長部を構成する部材として、色が変化する材質のものを用いる方法(以下「一次加工方法」という)や、伸長部を構成する部材として、二次加工により色が変化するようにした部材を用いる方法(以下「二次加工方法」という)等が挙げられる。
一次加工方法としては、伸長が刺激となって色が変化する材質を用いることが好ましい。そのような材質としては、例えば凝集状態と分散状態とで発光色が異なる蛍光染料をポリエステル樹脂に練り込んだポリエステル素材が挙げられる。係るポリエステル素材は、伸長開始前では蛍光染料が凝集状態であるが、伸長に伴って蛍光染料が分散状態となることにより、伸長開始前と伸長過程とで蛍光染料の発色が異なる。また、前記材質として、例えばコロイドフォトニック結晶をエラストマー系の弾性樹脂中に分散させたシートが挙げられる。このシートは、伸長に応じてコロイドフォトニック結晶の屈折率又は格子間隔が変調することにより、伸長開始前と伸長過程とでシートの色が異なる。さらに、前記材質として、例えばマイクロカプセル化した発色剤と、顕色剤とが塗工された伸長可能なシートが挙げられる。このシートは、伸長されることで圧力が加えられるとマイクロカプセルが破壊され、該マイクロカプセルから放出された発色剤と顕色剤とが反応し、所定の色に発色するものである。
二次加工方法としては、伸長に伴って着色を有する着色部の配置や面積率が変化するパターンで着色された部材を用いることが好ましい。このようなパターンの例を、図6〜図8に示す。また、着色部の面積率とは、単位面積(1mm)当たりの着色部の面積の割合である。
図6(a)及び(b)に示すパターンは、伸長前よりも伸長過程における着色部の色味が濃くなるパターンである。図6(a)及び(b)に示すパターンでは、着色部が長手方向X1に延びており、該着色部と着色されていない非着色部とが、長手方向X1に直交する幅方向Y1に交互に並んで配されている。また、図6(a)に示す着色部は、長手方向X1に連続して延びており、図6(b)に示す着色部は、長手方向X1に間欠的に延びている。
図6(a)及び(b)に示すパターンでは、伸長部15が長手方向X1に伸長することで、幅方向Y1の長さが縮む。これにより、幅方向Y1に間欠的に並ぶ着色部どうしが寄り集まった配置となり、着色部の面積率が伸長前よりも高くなる。その結果、着色部の色味が伸長前よりも濃く知覚される。
図7(a)及び(b)に示すパターンは、伸長前よりも伸長過程における着色部の色味が薄くなるパターンである。図7(a)に示すパターンでは、ある程度の大きさの着色部を有している。図7(b)に示すパターンでは、着色部と着色されていない非着色部とが、幅方向Y1に交互に並んで配されている。
図7(a)に示すパターンでは、伸長部15の伸長に伴い、着色部が伸展されることで、着色部の色味が、伸長前よりも薄く知覚される。図7(b)に示すパターンでは、前記伸長により非着色部が伸展されることで、着色部の面積率が伸長前よりも低くなる。その結果、着色部の色味が伸長前よりも薄く知覚される。
図8(a)及び(b)に示すパターンは、伸長に伴って図形若しくは記号が知覚可能となるとともに、伸長過程における着色部の色が変化するパターンである。この場合、着色部の色味は薄くなってもよく、濃くなってもよい。図8(a)に示すパターンでは、伸長前では圧縮されて形状を知覚できなかった図形が、伸長によって拡大されることで所定の形状に知覚可能となる。図8(b)に示すパターンでは、伸長前では圧縮されて認識できなかった記号が、伸長によって拡大されることで所定の記号に認識可能となる。このようなパターンは、着色部の色の変化を色差(ΔE値)によって確認することができる。
二次加工方法で着色されるパターンとしては、上述した伸長前よりも伸長過程において着色部の色味が濃くなるパターン、伸長前よりも伸長過程において着色部の色味が薄くなるパターン、及び伸長に伴って図形若しくは記号が知覚可能となるとともに着色部の色が変化するパターンの何れか一方であってもよく、これらパターンを2種以上組み合わせたものであってもよい。
色の変化をより確実に知覚させる観点から、伸長部15は、伸長前と伸長過程とのヘイズ値の差が、好ましくは20以上、より好ましくは30以上であり、また好ましくは90以下、より好ましくは80以下であり、また好ましくは20以上90以下、より好ましくは30以上80以下である。
上記と同様の観点から、伸長部15は、伸長前と伸長過程との色差(ΔE値)が、好ましくは5以上、より好ましくは10以上であり、また好ましくは80以下、より好ましくは50以下であり、また好ましくは5以上80以下、より好ましくは10以上50以下である。
伸長部15は、伸長前の色に対し伸長過程の色に変化が生じていればよく、色の変化が生じるタイミングは特に制限されない。例えば、伸長部15は、伸長過程において、所定の引張強度に達した時点で色の変化が生じてもよく、所定の伸長長さに達した時点で色の変化が生じてもよい。また、伸長部15は、複数の色に変化してもよい。例えば、引張強度や伸長長さに応じて、多段階に色が変化してもよい。
破断が近いことを作業者により確実に知らせる観点から、伸長部15は、前述した〔伸長部を伸長させる方法〕により伸長させたときに、引張強度が該伸長部15の破断強度Peの好ましくは70%、より好ましくは60%に達するまでに色の変化が生じる。この場合、伸長部15は、引張強度が前記数値となった時点では既に色が変化している。
伸長部15を有る程度伸長させた後に伸長限界が近いことを作業者により確実に知らせる観点から、伸長部15の色の変化が生じる引張強度Pbが、伸長部15が伸長を開始する引張強度Paと該伸長部15の破断強度Peとの中間強度以上であることが好ましい。中間強度は、伸長部15が伸長を開始する引張強度Paの値と、該伸長部15の破断強度Peの値の合計の1/2の強度である。
伸長部15が伸長を開始する引張強度Paと、伸長部15の破断強度Peは、上述した〔伸長部を伸長させる方法〕により測定される。
伸長部15の色の変化が生じる引張強度Pbは、上述した〔伸長部を伸長させる方法〕の伸長過程において、伸長部の色の変化が生じる時点の引張強度とする。伸長部の色の変化が生じる時点とは、伸長開始前の伸長部15と、伸長過程における伸長部15とのヘイズ値(JIS K7105)の差が20となる時点、又は伸長開始前の伸長部15と、伸長過程における伸長部15との色差(ΔE値)が5となる時点である。
廃棄用テープ10を伸長し易くし、且つ意図せず伸長することを防止する観点から、伸長部15が伸長を開始する引張強度Paは、好ましくは1.0N以上、より好ましくは3.0N以上であり、また好ましくは6.5N以下、より好ましくは5.0N以下であり、また好ましくは1.0N以上6.5N以下、より好ましくは3.0N以上5.0N以下である。
作業者に廃棄用テープ10を十分に伸長させ、且つ過度の伸長による破断をより抑制する観点から、伸長部15は、前述した〔伸長部を伸長させる方法〕により伸長させたときに、引張強度が13Nに達するまでに色の変化が生じることが好ましい。上記と同様の観点から、伸長部15の色の変化が生じる引張強度Pbは、好ましくは8N以上、より好ましくは12N以上であり、また好ましくは18N以下、より好ましくは15N以下であり、また好ましくは8N以上18N以下、より好ましくは12N以上15N以下である。
伸長部15の強度を確保する観点から、伸長部15の破断強度Peは、好ましくは20N以上、より好ましくは25N以上であり、また好ましくは50N以下、より好ましくは45N以下であり、また好ましくは20N以上50N以下、より好ましくは25N以上45N以下である。
おむつに巻き付ける長さをより確実に確保する観点から、伸長部15は、好ましくは150mm以上、より好ましくは200mm以上、さらに好ましくは250mm以上に伸長可能である。この伸長可能な長さは、伸長部15を伸長させ得る最大長さである。この最大長さを始めとする伸長部15の伸長長さは、該伸長部の両端部にある固定部又は止着部との接合領域を含む長さであり、後述する〔伸長部の色が変化する伸長長さの測定方法〕により測定される。
また、十分に伸長されたことを作業者に知らせ、過度に伸長させることをより抑制する観点から、伸長部15が150mm以上に伸長可能である場合、伸長部15は、伸長長さが120mmに達するまでに色の変化が生じていることが好ましい。
伸長部を過度に伸長させることをより抑制する観点から、伸長部15が150mm以上に伸長可能である場合、伸長部の色が変化する伸長長さは、好ましくは120mm以上、より好ましくは150mm以上、さらに好ましくは180mm以上である。
〔伸長部の色が変化する伸長長さの測定方法〕
伸長部15の伸長長さ及び色が変化する伸長長さは、以下の方法により測定される。
三つ折り状態の廃棄用テープについて、伸長部を固定部から剥離し、三つ折り状態を解除した展開状態にする。次いで、廃棄用テープの長手方向を引張方向に一致させ、引張試験機(例えば株式会社 島津製作所社製、機種「AUTOGRAPH AG-X」)のチャック端部が伸長部と固定部又は止着部それぞれとの接合箇所に位置するように取り付ける。次いで、300mm/minの速度で引っ張り、引張距離に伴なって変化する引張強度を測定する。この伸長過程において、引張強度の第一極大点を示した時点を伸長部の「伸長開始」時とする。第一極大点が明確に判らない場合や、観察されない場合は伸度30%から70%間の伸長時の最大荷重を第一極大点強度とみなす。また、引張距離に伴なって変化する引張強度の最大値を破断強度とし、該破断強度を示した時点を伸長部の「破断時」とし、破断時の伸度を「伸度100%」とする。この方法で伸長部を伸長させた過程における、伸長部の長さを伸長長さとする。また、前記過程において、伸長部15の色に変化が生じる時点の引張距離と、伸長前の伸長部15の長さとの合計を、伸長部15の色が変化する伸長長さとする。即ち、本測定方法において伸長部15の色の変化が生じる時点の、伸長部15の全長である。この伸長部の色の変化が生じる時点は、伸長開始前の伸長部15と、本測定方法で伸長される伸長部15とのヘイズ値(JIS K7105)の差が20となる時点、又は伸長開始前の伸長部15と、本測定方法で伸長される伸長部15との色差(ΔE値)が5となる時点である。
伸長時、破断する長さに近づいたことを作業者に知らせて、伸長部をより適度に伸長させる観点から、上述の〔伸長部の色が変化する伸長長さの測定方法〕で伸長させたときの伸長部15の伸長過程を、伸長開始から最大長さの2/3に伸長する第1段階と、該最大長さの2/3から該最大長さに伸長する第2段階とに区分したときに、該第2段階は、第1段階より色の変化量が大きいことが好ましい。即ち、伸長前と第2段階との色の差が、伸長前と第1段階との色の差より大きいことが好ましい。また、本明細書において「色の変化量」は、比較する2つの対象のヘイズ値の差又は色差(ΔE値)である。第1段階及び第2段階は、上述の〔伸長部の色が変化する伸長長さの測定方法〕で伸長させた、伸長部の伸長長さにより規定される。
上記の効果をより確実に奏させる観点から、色の変化量をヘイズ値の差で表す場合、伸長前と第2段階とのヘイズ値の差をH2とし、伸長前と第1段階とのヘイズ値の差をH1としたとき、H2はH1よりも大きいことが好ましい。この場合、前記H2と前記H1との差は、好ましくは10以上、より好ましくは15以上であり、また好ましくは90以下、より好ましくは80以下であり、また好ましくは10以上90以下、より好ましくは15以上80以下である。
上記と同様の観点から、色の変化量を色差(ΔE値)で表す場合、伸長前と第2段階との色差(ΔE値)をC2とし、伸長前と第1段階との色差(ΔE値)をC1としたとき、C2はC1よりも大きいことが好ましい。この場合、前記C2と前記C1との差は、好ましくは3以上、より好ましくは5以上であり、また好ましくは80以下、より好ましくは50以下であり、また好ましくは3以上80以下、より好ましくは5以上50以下である。
前記色の変化量は、ヘイズ値の差及び色差(ΔE値)の何れか一方が上記の範囲内であることが好ましい。
上記と同様の観点から、伸長部15は、前記第1段階で、色の変化が生じないことが好ましい。即ち、伸長部15は、伸長開始から最大長さの2/3に伸長するまでは、色の変化が生じないことが好ましい。
本明細書において「色の変化が生じない」とは、前記条件(1)及び(2)におけるヘイズ値及び色差(ΔE値)の双方が上述した所定値未満であることを意味する。なお、色の変化が二次加工方法で着色されるパターンに起因するものであり、上述した伸長に伴って図形若しくは記号が知覚可能となるとともに着色部の色が変化するパターンを含む場合、「色の変化が生じない」とは、色差(ΔE値)が上述した所定値未満であることを意味する。
伸長過程における最大長さ、即ち伸長部15を伸長させ得る最大長さは、上述の〔伸長部の色が変化する伸長長さの測定方法〕において、引張強度が最大値、即ち破断強度を示した時点の伸長部15の全長である。
例えば、上述の〔伸長部の色が変化する伸長長さの測定方法〕における伸長過程において、伸長部15の最大長さが150mmである場合、伸長部15が伸長開始から100mmまで伸長する段階が第1段階であり、100mmから150mmに伸長する段階が第2段階である。
伸長部を十分に伸長させて、おむつを廃棄用テープに巻き付ける作業を容易にする観点から、伸長部15は、伸長前の長さの好ましくは4倍以上、より好ましくは5倍以上、さらに好ましくは6倍以上の長さに伸長可能であり、また好ましくは12倍以下、より好ましくは10倍以下、さらに好ましくは8倍以下の長さに伸長可能であり、また好ましくは4倍以上12倍以下、より好ましくは5倍以上10倍以下、さらに好ましくは6倍以上8倍以下の長さに伸長可能である。この伸長部15の伸長可能な長さは、上述の〔伸長部の色が変化する伸長長さの測定方法〕により測定される破断強度を示した時点の伸長部15の全長である。
また、伸長部を破断させることなく十分に伸長させる観点から、伸長部15は、伸長前の長さの4倍以上に伸長可能である場合、伸長部の色が変化する伸長長さが、伸長前の長さの2倍以上の長さであることが好ましく、3倍以上の長さであることがより好ましい。
上記と同様の観点から、伸長部15は、伸長前の長さの4倍以上に伸長可能である場合、上述の〔伸長部の色が変化する伸長長さの測定方法〕で伸長させたときの伸長部15の伸長過程を、伸長開始から伸長前の長さの3倍の長さに伸長する3倍伸長段階と、伸長前の長さの3倍の長さから4倍の長さに伸長する4倍伸長段階とに区分したときに、該4倍伸長段階は、3倍伸長段階より色の変化量が大きいことが好ましい。即ち、3倍伸長段階と4倍伸長段階との色の差が、伸長前と3倍伸長段階との色の差より大きいことが好ましい。3倍伸長段階及び4倍伸長段階は、上述の〔伸長部の色が変化する伸長長さの測定方法〕で伸長させた、伸長部の伸長長さにより規定される。
上記の効果をより確実に奏させる観点から、色の変化量をヘイズ値の差で表す場合、4倍伸長段階のヘイズ値の差をH4とし、3倍伸長段階のヘイズ値の差をH3としたとき、H4はH3よりも大きいことが好ましい。この場合、前記H4と前記H3との差は、好ましくは10以上、より好ましくは15以上であり、また好ましくは90以下、より好ましくは80以下であり、また好ましくは10以上90以下、より好ましくは15以上80以下である。
上記と同様の観点から、色の変化量を色差(ΔE値)で表す場合、3倍伸長段階と4倍伸長段階との色差(ΔE値)をC4とし、伸長前と3倍伸長段階との色差(ΔE値)をC3としたとき、C4はC3よりも大きいことが好ましい。この場合、前記C4と前記C3との差は、好ましくは3以上、より好ましくは5以上であり、また好ましくは80以下、より好ましくは50以下であり、また好ましくは3以上80以下、より好ましくは5以上50以下である。
前記色の変化量は、ヘイズ値の差及び色差(ΔE値)の何れか一方が上記の範囲内であることが好ましい。
また、上記と同様の観点から、前記3倍伸長段階で、色の変化が生じないことが好ましい。
廃棄用テープ10は巻き上げたおむつ1の外面に巻き付けられる。伸長部15の色の変化をより知覚し易くする観点から、色の変化が生じた伸長部15とおむつ1の外面との色の差は、色の変化が生じる前の伸長部15とおむつ1の外面との色の差より大きいことが好ましい。この場合、伸長部15の色は、おむつ1の外面の横方向Yの中央部の色と比較する。
上記と同様の観点から、色の変化が生じる前の伸長部15は、おむつ1の外面における固定部12の近傍と色が同一又は類似していることが好ましく、おむつ1の外面における固定部12の幅方向Y1の両隣に位置する部分と色が同一又は類似していることがより好ましい。前記外面における固定部12の近傍とは、該外面における固定部用粘着部14を介して固定部12と接合された部分の周辺域である。
また、上記と同様の観点から、色の変化が生じた伸長部15は、固定部12、止着部18又は摘まみ片21の色と同一又は類似していることが好ましい。
なお、色が同一又は類似とは、両者のヘイズ値の差が20未満であるか、又は両者の色差が5.0未満である。
廃棄用テープを引っ張る際に、おむつ1外面からの固定部12の剥離を抑制する観点から、伸長部15が伸長を開始する引張強度Paは、おむつ1と固定部12との間の剥離強度Pgより低いことが好ましい。上記の効果をより確実に奏させる観点から、おむつ1と固定部12との間の剥離強度Pgに対する伸長部15が伸長を開始する引張強度Paの比率(Pa/Pg)は、好ましくは3以上、より好ましくは4以上であり、また好ましくは8以下、より好ましくは7以下であり、また好ましくは3以上8以下、より好ましくは4以上7以下である。伸長部15が伸長を開始する引張強度Paは、前述した〔伸長部を伸長させる方法〕により測定される。
おむつ1と固定部12との間の剥離強度Pgは、以下の方法により測定される。
〔おむつと固定部との間の剥離強度の測定方法〕
おむつにおける三つ折り状態の廃棄用テープについて、三つ折り状態を解除した展開状態にする。次いで、廃棄用テープの長手方向を引張方向に一致させて、固定部とおむつの外面を形成するシートを、テンシロン引張試験機(例えば株式会社 島津製作所社製、機種「AUTOGRAPH AG-X」)のチャック間に取り付ける。この取り付けは、廃棄用テープ側は伸長部の接合箇所以外の部分をチャックに取り付け、おむつ側は縦方向において固定部の股下部側の端部から股下部側へ10mm離間した位置をチャックに取り付ける。チャック間距離は50mmとする。次いで、300mm/minの速度で伸長させ、おむつの外面から固定部を引き剥がし、その過程における引張強度の最大値を、おむつと固定部との間の剥離強度とする。
おむつ1は、その厚み方向内側に吸収性コア41が存在する高剛性領域と、該高剛性領域に比して低剛性である低剛性領域とを有している。また、おむつ1は、該おむつ1の周縁域に、ウエストギャザーWGや、レッグギャザーLGが形成されている(図1参照)。周縁域とは、吸収体40のウエスト端部側の領域をいう。ウエストギャザーWGや、レッグギャザーLGは、その伸縮性を良好にする観点から、低剛性領域に形成されることが多い。
伸長部15や止着部18に安定して引張力がかかるようにする観点から、固定部12は、少なくともその一部が、低剛性領域よりも内側に位置する高剛性領域に配されていることが好ましい。この場合、固定部12はその全体が高剛性領域に配されていてもよい。「低剛性領域よりも内側」とは、低剛性領域に比して縦方向Xにも横方向Yにも内方に位置することを意味する。廃棄用テープ10が高剛性領域に配される態様として、例えば、固定部12の長手方向内方側が吸収性コア41と重なっている態様が挙げられる。また、図9に示すように、固定部12はその全体が吸収性コア41と重なるように配されていてもよい。
前述したように、おむつ1は、上述した弾性部材に加え、防漏カフ6において縦方向Xに伸縮する弾性部材62も有している。このような弾性部材等によって縦方向Xや横方向Y等の所定の方向に伸縮する部分を、以下、伸縮部ともいう。
おむつ1の外面には、伸縮部の伸縮性に起因する凹凸が形成されることがあり、このような凹凸が形成された部位に廃棄用テープを配すると、意図せず剥離してしまう虞がある。廃棄用テープ10をおむつ1の外面に確実に固定する観点から、固定部12は、おむつ1の平面視において、伸縮部と重ならない位置に廃棄用テープ10の固定部12が位置していることが好ましい。このような態様として、縦方向Xにおいて、固定部12の股下部C側の端部12aが、縦方向Xに伸縮する伸縮部よりウエスト開口部1Wの開口端50側に位置していることが挙げられる(図2参照)。この場合、固定部12の股下部C側の端部12aは、背側部Bにおいて、カフ弾性部材62の背側部B側の端部及びレッグ開口部に沿って配された弾性部材52の背側部B側の端部よりも、ウエスト開口部1Wの開口端50側に配されている。即ち、縦方向Xにおいて、固定部12の股下部C側の端部12aと背側部Bのウエスト開口端50との間の長さL10は、カフ弾性部材62と該ウエスト開口端50との間の長さL12、及びレッグ開口部に配された弾性部材52と該ウエスト開口端50との間の長さL14に比して短い(図2参照)。
廃棄用テープ10とおむつ1の外面との接合をより確実にする観点から、固定部12の股下部C側の端部12aと背側部Bのウエスト開口端50との間の長さをL10(図2参照)とし、カフ弾性部材62と該ウエスト開口端50との間の長さをL12(図2参照)としたとき、L10に対するL12の比率(L12/L10)は、好ましくは1.05以上、より好ましくは1.1以上であり、また好ましくは2.0以下、より好ましくは1.75以下であり、また好ましくは1.05以上2.0以下、より好ましくは1.1以上1.75以下である。
上記と同様の観点から、レッグ開口部1Lに配された弾性部材52と該ウエスト開口端50との間の長さをL14(図2参照)としたとき、L10に対するL14の比率(L14/L10)は、好ましくは1.1以上、より好ましくは1.2以上であり、また好ましくは2.5以下、より好ましくは2.2以下であり、また好ましくは1.1以上2.5以下、より好ましくは1.2以上2.2以下である。
伸長部15が伸長可能であるためには、伸長部15を構成するシート片16として、適切な材料を選択すればよい。具体的には、これらシート片16の構成材料として、例えば伸長可能なフィルムを用いることができる。そのようなフィルムとしては、例えば単一層フィルム、及び共押出しフィルムのような多層フィルムが挙げられる。また、伸長可能なフィルムを構成する材料としては、例えば線状低密度ポリエチレンなどのポリオレフィンが好ましい。また、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体及びポリビニルアルコールからなる群から選択される少なくとも1種の材料も好ましい。更に、少なくとも50%、より好ましくは少なくとも70%の永久変形を有する材料を用いることも有利である。
固定部12又は止着部18を構成するシート片13,19としては、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系やポリウレタン系の樹脂(2種以上の組合せも含む)からなる、樹脂性シート(プラスチックシート,フィルム等)、不織布、織布など、従来用いられていた公知のものを特に制限なく用いることができる。なお、固定部用シート片13の構成材料が、伸長可能であったとしても、おむつ1の外面に固定されている部分においては、その伸長性は発現しない状態となっている。
伸長部15と固定部12とを剥離可能に接合する伸長部用粘着部17や、止着部18と伸長部15とを剥離可能に接合する止着部用粘着部20としては、例えばゴム系粘着剤及びアクリル系粘着剤が一般的に使用され、好ましくはゴム系粘着剤が使用される。ゴム系粘着剤としては、例えばスチレン−ブタジエンブロック共重合体や水添スチレン−ブタジエンブロック共重合体等の合成ゴム、又はこれら合成ゴムと樹脂とのブレンド等が挙げられる。また、ヒートシール、ホットメルト系粘着剤、メルトブロー状又は繊維状の粘着剤若しくは接着剤等からなる粘着剤を用いてもよい。
伸長部用粘着部17は、伸長部用シート片16の第1面16aの全面に形成されていてもよい。また、止着部用粘着部20は、止着部用シート片19の第2面19bの全面に形成されていてもよい。これら粘着部17,20はそれぞれ間欠的に形成されていてもよい。この場合、上述した粘着剤を間欠的に塗布することにより、これら粘着部17,20を間欠的に形成することができる。
おむつ1の外面に設けられる廃棄用テープ10は、伸長部用シート片16の一方の端部側に固定部用シート片13を、伸長部用シート片16の他方の端部側に止着部用シート片19を部分的に積層し、接着剤等の公知の方法を用いてその積層部分を接合して一体化することにより製造することができる。前記積層部分を形成する際、前述した延出部E1,E2が形成されるように、伸長部用シート片16の他方の端部よりも、長手方向X1の内方に止着部用シート片19を積層してもよい。また、伸長部用シート片16の一方の端部よりも、長手方向X1の内方に固定部用シート片13を積層してもよい。前記積層部分においては、前記の実施形態のように、シート片の一部を折り返した折り返し部を形成してもよい。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記実施形態では、廃棄用テープ10がおむつ1の背側部Bに設けられていたが、廃棄用テープ10を設ける部位はこれに限られず、例えば腹側部Aや股下部Cであってもよい。
また、前記実施形態では、廃棄用テープ10は、おむつ1の横方向Yにおける略中央部に設けられていたが、廃棄用テープ10を設ける部位はこれに限られず、例えばおむつ1の左右どちらかの側部域に設けられていてもよい。更に前記実施形態では、廃棄用テープ10は、その長手方向X1がおむつ1の縦方向Xに一致するように設けられていたが、廃棄用テープ10の向きはこれに限られず、例えば廃棄用テープ10を、その長手方向X1が、おむつ1の横方向Yに一致するように設けてもよい。
また、前記実施形態では、止着部用シート片19の他端に摘まみ片21が接合されていたが、廃棄用テープ10は、摘まみ片21を具備しなくてもよい。
また、本発明のパンツ型着用物品は、幼児又は成人用のパンツ型使い捨ておむつの他、パンツ型の生理用ナプキン等であってもよい。
上述した実施形態に関し、本発明は更に以下のパンツ型使い捨ておむつを開示する。
<1>
ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部を有し、着用状態において着用者の腹側に配される腹側部、股間部に配される股下部及び背側に配される背側部を備えたパンツ型使い捨ておむつであって、
前記使い捨ておむつの外面に、廃棄用テープが設けられており、
前記廃棄用テープは、前記使い捨ておむつの外面に固定されている固定部と、伸長部と、止着部とが、この順で該廃棄用テープの長手方向に沿って連結されているとともに、この順で積層された三つ折り状態になっており、
三つ折り状態になっている前記廃棄用テープは、前記止着部と前記伸長部との間が剥離可能に接合されているとともに、前記伸長部と前記固定部との間も剥離可能に接合されており、
前記伸長部は、三つ折り状態を解除した展開状態において前記廃棄用テープの長手方向に伸長可能であり、
前記伸長部は伸長開始後、破断する前に色の変化が生じるようになされている、パンツ型使い捨ておむつ。
<2>
止着部用粘着部が、三つ折り状態になっている前記廃棄用テープにおける前記止着部と前記伸長部との間を剥離可能に接合している、前記<1>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<3>
前記伸長部の色の変化は、伸長開始前の該伸長部と、伸長過程における該伸長部とのヘイズ値(JIS K7105)の差が20以上である、前記<1>又は<2>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<4>
前記伸長部は、伸長前と伸長過程とのヘイズ値の差が、20以上、好ましくは35以上であり、また90以下、好ましくは80以下である、前記<3>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<5>
前記伸長部の色の変化は、伸長開始前の該伸長部と、伸長過程における該伸長部との色差(ΔE値)が5以上である、前記<1>又は<2>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<6>
前記伸長部は、伸長前と伸長過程との色差(ΔE*値)が、5以上、好ましくは10以上であり、また80以下、好ましくは50以下である、前記<5>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<7>
前記伸長部を構成する部材として、該伸長部の伸長が刺激となって色が変化する材質を用いる、前記<1>〜<6>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<8>
前記伸長部を構成する部材として、伸長に伴って着色を有する着色部の配置や面積率が変化するパターンで着色された部材を用いる、前記<1>〜<6>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<9>
前記伸長部は、引張強度が該伸長部の破断強度の70%、好ましくは60%に達するまでに前記色の変化が生じる、前記<1>〜<8>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<10>
前記伸長部の色の変化が生じる引張強度が、前記伸長部が伸長を開始する引張強度と該伸長部の破断強度との中間強度以上である、前記<1>〜<9>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<11>
前記伸長部が伸長を開始する引張強度が6.5N以下であり、
前記伸長部は、引張強度が13Nに達するまでに前記色の変化が生じる、前記<1>〜<10>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<12>
前記伸長部が伸長を開始する引張強度Paは、1.0N以上、好ましくは3.0N以上であり、また6.5N以下、好ましくは5.0N以下である、前記<1>〜<11>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<13>
前記伸長部の色が変化する引張強度Pbは、8N以上、好ましくは12N以上であり、また18N以下、好ましくは15N以下である、前記<1>〜<12>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<14>
前記伸長部の破断強度Peは、20N以上、好ましくは25N以上であり、また50N以下、好ましくは45N以下である、前記<1>〜<13>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<15>
前記伸長部は、150mm以上、好ましくは200mm以上、より好ましくは250mm以上に伸長可能である、前記<1>〜<14>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<16>
前記伸長部は150mm以上に伸長可能であり、
前記伸長部は、伸長長さが120mmに達するまでに前記色の変化が生じる、前記<1>〜<15>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<17>
前記伸長部が150mm以上に伸長可能であり、
前記伸長部の色が変化する伸長長さは、120mm以上、好ましくは150mm以上、さらに好ましくは180mm以上である、前記<1>〜<16>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<18>
前記伸長部の伸長過程を、伸長開始から最大長さの2/3に伸長する第1段階と、該最大長さの2/3から該最大長さに伸長する第2段階とに区分したときに、該第2段階は、前記第1段階より前記色の変化量が大きい、前記<1>〜<17>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<19>
前記伸長部は、伸長過程において、伸長開始から最大長さの2/3に伸長する第1段階で、前記色の変化が生じない、前記<18>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<20>
前記伸長部の色の変化量をヘイズ値の差で表し、伸長前と前記第2段階とのヘイズ値の差をH2とし、伸長前と前記第1段階とのヘイズ値の差をH1としたとき、該H2は該H1よりも大きく、
前記H2と前記H1との差は、10以上、好ましくは15以上であり、また90以下、好ましくは80以下である、前記<18>又は<19>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<21>
前記伸長部の色の変化量を色差(ΔE値)で表し、伸長前と前記第2段階との色差(ΔE値)をC2とし、伸長前と前記第1段階との色差(ΔE値)をC1としたとき、該C2は該C1よりも大きく、
前記C2と前記C1との差は、3以上、好ましくは5以上であり、また80以下、好ましくは50以下であり、また3以上80以下、好ましくは5以上50以下である、前記<18>又は<19>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<22>
前記伸長部は、伸長前の長さの4倍以上、好ましくは5倍以上、より好ましくは6倍以上の長さに伸長可能であり、また12倍以下、好ましくは10倍以下、より好ましくは8倍以下の長さに伸長可能である、前記<1>〜<21>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<23>
前記伸長部は、伸長前の長さの4倍以上に伸長可能であり、
前記伸長部の色が変化する伸長長さが、伸長前の長さの2倍以上、好ましくは3倍以上の長さである、前記<1>〜<22>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<24>
前記伸長部は、伸長前の長さの4倍以上の長さに伸長可能であり、
前記伸長部の色が変化する伸長長さが、伸長前の長さの3倍以上の長さである、前記<1>〜<23>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<25>
前記伸長部は、伸長前の長さの4倍以上の長さに伸長可能であり、該伸長部の伸長過程を、伸長開始から伸長前の長さの3倍の長さに伸長する3倍伸長段階と、伸長前の長さの3倍の長さから4倍の長さに伸長する4倍伸長段階とに区分したときに、該4倍伸長段階は、前記3倍伸長段階より前記色の変化量が大きい、前記<1>〜<24>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<26>
前記伸長部は、伸長前の長さの4倍以上の長さに伸長可能であり、該伸長部の伸長過程を、伸長開始から伸長前の長さの3倍の長さに伸長する3倍伸長段階と、伸長前の長さの3倍の長さから4倍の長さに伸長する4倍伸長段階とに区分したときに、前記3倍伸長段階で、前記色の変化が生じない、前記<1>〜<24>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<27>
前記伸長部は、伸長前と前記4倍伸長段階との色の差が、伸長前と前記3倍伸長段階との色の差より大きい、前記<25>又は<26>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<28>
前記色の変化が生じた前記伸長部と前記外面との色の差が、前記色の変化が生じる前の前記伸長部と前記外面との色の差より大きい、前記<1>〜<27>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<29>
前記色の変化が生じる前の前記伸長部は、前記外面における前記固定部の近傍と色が同一又は類似している、前記<1>〜<28>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<30>
前記止着部の前記伸長部が連結された側とは反対側の端部に、摘まみ片が連結しており、
前記色の変化が生じた前記伸長部は、前記固定部、前記止着部又は前記摘まみ片の色と同一又は類似している、前記<1>〜<29>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<31>
前記伸長部が伸長を開始する引張強度は、前記使い捨ておむつと前記固定部との間の剥離強度より低い、前記<1>〜<30>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<32>
前記使い捨ておむつと前記固定部との間の剥離強度Pgに対する前記伸長部が伸長を開始する引張強度Paの比率(Pa/Pg)は、3以上、好ましくは4以上であり、また8以下、好ましくは7以下である、前記<1>〜<31>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<33>
前記固定部は、前記使い捨ておむつの周縁域に位置する低剛性領域よりも内側に位置する高剛性領域に配されている、前記<1>〜<32>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<34>
前記使い捨ておむつは、吸収性コアを備えており、
前記固定部の長手方向内方側が吸収性コアと重なっている、前記<1>〜<33>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<35>
前記腹側部から前記股下部を介して前記背側部に延びる方向を縦方向、及び該縦方向に直交する方向を横方向としたときに、前記使い捨ておむつは、前記縦方向に伸縮する伸縮部を有しており、
前記廃棄用テープは、前記背側部に設けられており、且つ前記固定部の前記股下部側の端部が、前記縦方向において、前記伸縮部より前記ウエスト開口部の開口端側に位置している、前記<1>〜<34>の何れか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<36>
肌対向面側に表面シートと、非肌対向面側に裏面シートとを有し、これら両シート間に吸収体を有する吸収性本体を備え、前記縦方向に沿う該吸収性本体の両側部それぞれに、該縦方向に沿って延びる防漏カフを備えており、
前記防漏カフは、カフ形成用シートと、前記縦方向に伸長状態で固定された1本又は複数本のカフ弾性部材とを含んで構成されており、
前記固定部の前記股下部側の端部と前記背側部の前記ウエスト開口部の開口端との間の長さをL10とし、前記カフ弾性部材と前記開口端との間の長さをL12としたとき、L10に対するL12の比率(L12/L10)は、1.05以上、好ましくは1.1以上であり、また2.0以下、好ましくは1.75以下である、前記<35>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<37>
前記固定部の前記股下部側の端部と前記背側部の前記ウエスト開口部の開口端との間の長さをL10とし、前記レッグ開口部に配された前記弾性部材と前記ウエスト開口部の開口端との間の長さをL14としたとき、L10に対するL14の比率(L14/L10)は、1.1以上、好ましくは1.2以上であり、また2.5以下、好ましくは2.2以下である、前記<35>又は<36>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
1 パンツ型使い捨ておむつ
1L レッグ開口部
1W ウエスト開口部
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収性本体
10 廃棄用テープ
12 固定部
13 固定部用シート片
14 固定部用粘着部
15 伸長部
16 伸長部用シート片
17 伸長部用粘着部
18 止着部
19 止着部用シート片
20 止着部用粘着部
21 摘まみ片
A 腹側部
B 背側部
C 股下部

Claims (12)

  1. ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部を有し、着用状態において着用者の腹側に配される腹側部、股間部に配される股下部及び背側に配される背側部を備えたパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記使い捨ておむつの外面に、廃棄用テープが設けられており、
    前記廃棄用テープは、前記使い捨ておむつの外面に固定されている固定部と、伸長部と、止着部とが、この順で該廃棄用テープの長手方向に沿って連結されているとともに、この順で積層された三つ折り状態になっており、
    三つ折り状態になっている前記廃棄用テープは、前記止着部と前記伸長部との間が剥離可能に接合されているとともに、前記伸長部と前記固定部との間も剥離可能に接合されており、
    前記伸長部は、三つ折り状態を解除した展開状態において前記廃棄用テープの長手方向に伸長可能であり、
    前記伸長部は伸長開始後、破断する前に色の変化が生じるようになされている、パンツ型使い捨ておむつ。
  2. 前記伸長部は、引張強度が該伸長部の破断強度の70%に達するまでに前記色の変化が生じる、請求項1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  3. 前記伸長部が伸長を開始する引張強度が6.5N以下であり、
    前記伸長部は、引張強度が13Nに達するまでに前記色の変化が生じる、請求項1又は2に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  4. 前記伸長部は150mm以上に伸長可能であり、
    前記伸長部は、伸長長さが120mmに達するまでに前記色の変化が生じる、請求項1〜3の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  5. 前記伸長部の伸長過程を、伸長開始から最大長さの2/3に伸長する第1段階と、該最大長さの2/3から該最大長さに伸長する第2段階とに区分したときに、該第2段階は、前記第1段階より前記色の変化量が大きい、請求項1〜4の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  6. 前記伸長部は、伸長前の長さの4倍以上の長さに伸長可能であり、該伸長部の伸長過程を、伸長開始から伸長前の長さの3倍の長さに伸長する3倍伸長段階と、伸長前の長さの3倍の長さから4倍の長さに伸長する4倍伸長段階とに区分したときに、該4倍伸長段階は、前記3倍伸長段階より前記色の変化量が大きい、請求項1〜3の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  7. 前記色の変化が生じた前記伸長部と前記外面との色の差が、前記色の変化が生じる前の前記伸長部と前記外面との色の差より大きい、請求項1〜6の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  8. 前記色の変化が生じる前の前記伸長部は、前記外面における前記固定部の近傍と色が同一又は類似している、請求項1〜7の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  9. 前記止着部の前記伸長部が連結された側とは反対側の端部に、摘まみ片が連結しており、
    前記色の変化が生じた前記伸長部は、前記固定部、前記止着部又は前記摘まみ片の色と同一又は類似している、請求項1〜8の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  10. 前記伸長部が伸長を開始する引張強度は、前記使い捨ておむつと前記固定部との間の剥離強度より低い、請求項1〜9の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  11. 前記固定部は、前記使い捨ておむつの周縁域に位置する低剛性領域よりも内側に位置する高剛性領域に配されている、請求項1〜10の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  12. 前記腹側部から前記股下部を介して前記背側部に延びる方向を縦方向、及び該縦方向に直交する方向を横方向としたときに、前記使い捨ておむつは、前記縦方向に伸縮する伸縮部を有しており、
    前記廃棄用テープは、前記背側部に設けられており、且つ前記固定部の前記股下部側の端部が、前記縦方向において、前記伸縮部より前記ウエスト開口部の開口端側に位置している、請求項1〜11の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
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