JP2006000332A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】 脚を過度に締め付けることを防止しつつ、脚周りからの漏れを良好に防止でき、おむつを装着する際に、赤ちゃんの足を容易にレッグ開口部に挿通させて装着でき、また、寝た状態でも容易に取り外し可能なパンツ型の使い捨ておむつを提供すること。
【解決手段】 液保持性の吸収体を備え、腹側部Aの両側縁部と背側部Bの両側縁部とが機械的面ファスナー等により脱着可能に接合されて、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型の使い捨ておむつ1であり、股間幅の最小値L1と、該股間幅が最小となる部位に位置する、前記各レッグ開口部の開口縁部82上の点Pから、該開口縁部28の腹側部A側の端点Qまでのおむつ縦方向の距離L2との比(L1/L2)が1.7〜2.2である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、容易にはかせることのできるパンツ型の使い捨ておむつに関する。
従来、使い捨ておむつとして、自身で起立したり歩行したりできるようになった子供(高月齢児)用のパンツ型おむつが知られている(特許文献1参照)。
特開2001―478号公報
従来、パンツ型の使い捨ておむつは、立たせた状態の幼児に、両レッグ開口部に片足ずつ足を通させることによってはかせていた。
このため、寝返りができない又は掴まり立ちのできないような低月齢児に着用させること、特に寝かせた状態で履かせることは考慮されていなかった。したがって、低月齢児に好適に用いることのできるパンツ型おむつは未だ提供されていなかった。
本発明の目的は、脚を過度に締め付けることを防止しつつ、脚周りからの漏れを防止することができ、しかも、おむつを装着する際に、赤ちゃんの足を容易にレッグ開口部に通す事が可能で、赤ちゃんに容易にはかせることができ、また、寝た状態でも容易に取り外すことができる使い捨ておむつ、特に低月齢児用として適したパンツ型の使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、液保持性の吸収体を備え、腹側部(はらがわぶ)、股下部及び背側部(せがわぶ)を有し、腹側部の両側縁部と背側部の両側縁部とが接合されて、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型の使い捨ておむつであって、前記腹側部の両側縁部と前記背側部の両側縁部とが、それぞれ脱着可能な接合手段によって接合されており、股間幅の最小値L1と、該股間幅が最小となる部位に位置する、前記各レッグ開口部の開口縁部上の点Pから、該開口縁部の腹側部側の端点Qまでのおむつ縦方向の距離L2との比(L1/L2)が1.7〜2.2である、使い捨ておむつを提供することにより、前記目的を達成したものである。
本発明の使い捨ておむつは、脚を過度に締め付けることをしなくとも、脚周りからの漏れを防止することができ、しかも、おむつを装着する際に、赤ちゃんの足を容易にレッグ開口部に通す事が可能で、赤ちゃんに容易にはかせることができ、また、寝た状態でも容易に取り外すことができる。
本発明の使い捨ておむつは、低月齢児用に限られるものではないが、特に低月齢児に適しており、しかも寝た状態の新生児にも容易にはかせることができるという利点がある。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態としての使い捨ておむつ1は、図1に示すように、パンツ型のおむつである。おむつ1は、図2及び図3に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3及び両シート2,3間に介在された液保持性の吸収体4を有する吸収性本体10と、該吸収性本体10の外側(非肌当接面側)に位置して該吸収性本体10を接合固定している外装体5とを具備し、着用時に着用者の腹側に配される腹側部Aと背側に配される背側部Bとその間に位置する股下部Cと有している。そして、腹側部Aの両側縁部と背側部Bの両側縁部とが、機械的面ファスナーによって、引き剥がし可能に接合されている。その接合により、おむつ1に、一対のサイドシール部50,50、ウエスト開口部7及び一対のレッグ開口部8,8が形成されている。
図2に示すように、吸収性本体10は縦長矩形状をなし、その長手方向をおむつ1の縦方向(図2の上下方向,おむつ長手方向ともいう)に一致させ、公知の接合手段により外装体5の幅方向中央部に接合されている。吸収体4は、長手方向中央部が括れた砂時計状をなし、表面シート2及び裏面シート3間に挟持固定されている。
図2及び図3に示すように、吸収性本体10には、その左右両側部に、長手方向へ延びる一対の第1立体ガード6A,6A及び第2立体ガード6B,6Bが形成されている。図3に示すように、第1立体ガード6Aは、吸収性本体10の幅方向内方側に自由端61Aを有し且つ外方側に固定端(立ち上がりの基端)62を有している。自由端61A近傍には、該自由端61Aに沿って、弾性部材63Aが伸縮自在に配設されている。一方、第2立体ガード6Bは、外装材5との固定端64を有しており、該固定端64よりも幅方向外方側に自由端61Bを有している。自由端61B近傍には、該自由端61Bに沿って、弾性部材63Bが伸縮自在に配設されている。
図2及び図3に示すように、外装体5は外層シート51と内層シート52との積層体から構成されている。外層シート51はおむつ1の最外面をなし、内層シート52は、外層シート51に隣接しておむつ1の内面側に配されている。外層シート51は、内層シート52の前後端縁から前後方向に延出する延出部を有し、それらの延出部はそれぞれ、外装体5の内層シート52上に吸収性本体10が配置された後、該吸収性本体10の前後端を覆うように該吸収性本体10側に折り返されて接着されている。
おむつ1は、図1及び図2に示すように、腹側部A及び背側部Bにおける胴回り部D1,D2それぞれに一対のサイドギャザー(幅方向に伸縮する伸縮部)90を有し、それにより、おむつ1の胴回り部Dは、その周方向に伸縮性を有している。また、腹側部A及び背側部Bにおけるウエスト部E1,E2それぞれにウエストギャザー70を有し、それにより、おむつ1のウエスト部Eは、その周方向に伸縮性を有している。
ウエストギャザー70は、図1及び図2に示すように、腹側部A及び背側部Bにおけるウエスト部E1,E2に、ウエスト部弾性部材71を、それぞれウエスト開口部7の開口縁部72に沿って延びるように伸長状態で固定して形成されている。
一対のサイドギャザー90,90は、腹側部A及び背側部Bにおける胴回り部D1,D2それぞれに、それぞれ胴回り部Dの周方向に向けて、複数本の弾性部材91を伸長状態で固定して形成されている。これらの弾性部材91は、少なくとも吸収体4の両側縁よりも幅方向外方の部位に伸長状態で配設固定されており且つ吸収体4と重なる部位の少なくとも幅方向中央部には弾性伸縮性が発現される状態では配設されていない。弾性部材91は、おむつの幅方向に2つに分割された状態で配置されている。
また、レッグ開口部8には、その開口縁部82に沿ってレッグギャザー80が形成されている。レッグギャザー80は、開口縁部82に沿って複数本の弾性部材81を伸長状態で固定して形成されている。
以上の各弾性部材71,81,91は何れも外装体5を構成する外層シート51と内層シート52との間に挟持固定されている。
おむつ1は、低月齢児用であり、股上の長さが220mm以下である。股上の長さL4は、展開且つ伸長状態のおむつ全長LT(図4参照)の1/2の長さである。
ここで、展開且つ伸長状態とは、サイドシール部を引き剥がして、おむつを展開状態とし、その展開状態のおむつを、各部の弾性部材を伸長させて、設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げたときの寸法と同じ)となるまで拡げた状態をいう。
図4に示すように、おむつ1は、股間幅(一対のレッグ開口部8,8の開口縁部82,82同士間のおむつ幅方向の距離)Lの最小値L1と、該股間幅Lが最小となる部位に位置する、各レッグ開口部8の開口縁部82上の点Pから、レッグ開口部8の開口縁部82の腹側部A側の端点Qまでのおむつ縦方向の距離(おむつ縦方向に沿って測定した距離)L2との比(L1/L2)が1.7〜2.2であり、好ましくは1.8〜2.0である。この範囲とすることで、低月齢児のように脚がくの字型に曲がっているような体型であっても、後述するような装着方法によって寝たままの状態で履かせ易く、履かせた後は排泄物がレッグ開口部から漏れにくい。
本発明者らは、従来の高月齢児用パンツ型おむつをそのままサイズダウンして低月齢児に履かせようとしたところ、脚が通しにくいということを見出した。その原因について検討を行ったところ、まずレッグ開口部の伸縮力に原因があることが分かった。つまり、排泄量が多い高月齢児用おむつではレッグ開口部からの漏れを防ぐために伸縮力が強く配されており、これによって低月齢児を寝かせたままではレッグ開口部が開きにくく、脚を通し難いのである。しかし、この問題を解決すべく開口部の伸縮力を弱くしたところ、排泄物の漏れが生じ易くなってしまう。つまり、例え伸縮力を小さくしても排泄物が漏れ難く、かつ低月齢児が寝た状態でも親が履かせ易いようなパンツ型おむつの開発は容易ではなかった。
しかし、本発明者らは、種々検討を行ったところ、従来の高月齢児用のパンツ型おむつではL1/L2が小さい(1.7未満)ことと漏れ易さに相関があることを見出した。そこでこの値を大きくしたところ、レッグ開口部からの漏れが劇的に減少することが分かった。しかもその場合には、レッグ開口部に与える伸縮力をあまり強くしなくても十分な漏れ防止性能が得られることも見出したのである。しかし一方で、この値を際限なく大きくしていくと低月齢時のようにくの字に曲がった脚はレッグ開口部に通しにくく、履かせにくくなることも見出した。特に新生児のようにまだ関節の機能が十分に成長していない場合には、脱臼を恐れるあまり履かせるという動機すら失ってしまう。したがって、上記範囲とすることが低月齢児様の体型には漏れ防止と履かせ易さを両立することができて好ましい。
図4に示すように、おむつ1は、展開且つ伸長状態における全長LTを2等分する中央線(おむつ幅方向に延びる中央線)を境にして、それより腹側部A側の前身頃Fとそれより背側部側の後身頃Gに区分したときの前記前身頃Fに、前記股間幅Lが最小となる部位を有している。そして、該部位からおむつ長手方向の前後方向に向かうにつれて股間幅Lは漸次増大している。
尚、股間幅Lが、おむつ長手方向の所定の長さに亘って最小値を示す場合には、最も長手方向中央に近い部位を股間幅が最小となる部位とする。ただ、この場合には、最小値を示す部位がおむつ長手方向中央から、端部方向に向かっておむつ全長の1/10以内にあることが好ましい。
おむつ1は、股間幅Lの最小値L1と、該股間幅Lが最小となる部位に位置する、各レッグ開口部8の開口縁部82上の点Pから、レッグ開口部8の開口縁部82の腹側部A側の端点Qを通るおむつ縦方向の仮想直線Laまでの距離(おむつ幅方向に沿って測定した距離)L3との比(L1/L3)が2.0〜2.5、特に2.2〜2.4であることが好ましい。前記比(L1/L3)を上記範囲内とすることで、仰向けに寝た状態の赤ちゃん、特に低月齢児のように左右に開いた両脚の屈曲形状に一層適合した形状になる。
また、おむつ1は、図4に示すように、前記点Pと前記端点Qとを結ぶ仮想直線Lbと、該レッグ開口部8の開口縁部82とで囲まれた欠円状の領域Hの面積をS1とし、前記点Pを通るおむつ縦方向の仮想直線Lcと、該仮想直線Lcに直交し前記レッグ開口部8の上端部Qを通るおむつ幅方向の仮想直線Ldと、前記仮想直線Lbとで囲まれた直角三角形状の領域(領域Hと領域Jを合わせた領域)の面積をS2としたときの両領域の面積比(S1/S2)が0.45〜0.55、特に0.46〜0.50であることが好ましい。前記比(S1/S2)を上記範囲内とすることで、おむつを装着する際に、赤ちゃんの足をレッグ開口部に通す事が一層容易となり、足を通した後の引き上げも一層容易となる。
尚、本実施形態のおむつ1は、股間幅Lの最小値L1が150〜170mm、前記距離L2が75〜95mmである。L1/L2を前述の範囲とするとともに、L1及びL2をこの範囲とすることで、低月齢児様体型の脚が一層通し易くなる。特にL2に関しては上記範囲であるとレッグ開口部から排泄物が特に漏れ難くなる。
また、前記距離L3は65〜75mm、前記面積S1は13.5〜19.0cm2、前記面積S2は25.0〜35.0cm2であることが着用者の脚に対して優しくあたることから好ましい。
本実施形態のおむつ1は、前記点Pとレッグ開口部の開口縁部82の背側部B側の端点Q’とを結ぶ仮想直線Leと、該レッグ開口部の開口縁部82とで囲まれた欠けた円状領域Kの面積をS3、該点Pを通るおむつ縦方向の仮想直線Lcと、該仮想直線Lcに直交し前記端点Q’を通るおむつ幅方向の仮想直線Lfと、前記仮想直線Leとで囲まれた直角三角形状の領域(領域Kと領域Mを合わせた領域)の面積をS4としたときの前記両領域の面積比(S3/S4)が0.45〜0.55、特に0.46〜0.50であることが好ましい。
おむつ1におけるサイドシール部50は、上述したように、腹側部Aの両側縁部と背側部Bの両側縁部とが、機械的面ファスナーによって、引き剥がし可能に接合されていることによって形成されている。
ここで、機械的面ファスナーとは、表面に多数の突起状のオス型係合部が配置されてなるオス型シートと、表面にループ部、網状部等が配置されてなるメス型シートとからなり、オス型シートとメス型シートとを面接させることにより、両者が接合されるようになされている止着具をいう。
機械的面ファスナーとしては、各種公知のものを特に制限なく用いることができ、例えば「マジックテープ(登録商標)」(クラレ社製)、「クイックロン(登録商標)」(YKK社製)、「マジクロス(登録商標)」(カネボウベルタッチ社製)等を用いることができる。オス型シートのオス型係合部としては、その形状が、錨形や鉤形、キノコ形のもの等を挙げることができる。
機械的面ファスナーのオス型シートは、基材シート(樹脂製シート等)に、別に製造したオス型係合部を、接着剤、熱融着等の接合手段により固定して得られたものでも、基材シートとオス型係合部とを一体成形したものであっても良い。
機械的面ファスナーのメス型シートは、例えば、基材シート(樹脂、紙、不織布製シート等)に、合成繊維等を多数のループ部が形成されるように固定して形成したもの等を用いることができるが、通常の不織布などの繊維シートをメス型シートとして用いることもできる。
本実施形態のおむつ1においては、図2,図6及び図7(a)に示すように、背側部Aの両側縁部における、肌当接面側(内面側)にオス型シート53が貼着されている。また、腹側部Bの非肌当接面を形成する前記外層シート51は、オス型シート53が直接係合可能な繊維シート、より具体的には不織布から形成されており、該不織布がメス型シートとして機能する。
メス型シートとして不織布を用いる場合の不織布としては、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、ヒートロール不織布、ケミカルボンド不織布等を用いることができるが、特に、嵩高で繊維の自由度の高い不織布であるエアスルー不織布を用いることが好ましい。また、不織布を構成する繊維としては、短繊維ステープルファイバー、長繊維フィラメント等を用いることができる。また、芯鞘型やサイド・バイ・サイド型の複合繊維等を用いることもできる。繊維の構成材料としては、各種の熱可塑性樹脂を用いることができる。
特に、上記不織布の主たる構成繊維としては、芯鞘型の複合繊維を用いることが好ましく、とりわけ同系列の樹脂成分からなる芯鞘型の複合繊維を用いることが好ましい。本明細書において、同系列の樹脂成分とは、鞘成分および芯成分それぞれを構成する樹脂成分の化学的構造が互いに類似(即ち、主たる化学的構造が一致)しており、相溶性の良い二種の樹脂または樹脂混合物を意味する。この場合、芯成分と鞘成分との界面強度が上記接合点強度より大きいことが望ましい。上記不織布が2種以上の繊維にて構成されている場合には、主たる構成繊維が斯かる同系列の樹脂成分からなる芯鞘型の複合繊維であることが好ましく、特に該複合繊維の割合が50重量%以上であることが好ましい。
芯成分と鞘成分との具体的な組み合わせとしては、芯成分としてポリプロピレン(PP)を用い、鞘成分として低融点PPを用いる組み合わせ、芯成分としてポリエチレンテレフタレート(PET)を用い、鞘成分として低融点PETを用いた組み合わせ等が挙げられる。
オス型シート53は、はかせる時や装着時に外れ難くするため、特に装着時に外れ難くするために、おむつ長手方向に長いことが好ましく、例えば、低月齢用おむつの場合には、その長手方向の長さ(複数の分割片からなる場合は合計長さ)L5は85〜105mm、幅方向の長さL6は10〜20mmであることが好ましく、10〜20mmであることがより好ましく、上記端点Qまでのおむつ縦方向の距離L2は、75〜95mmが好ましい。
本実施形態のおむつ1は、特に、仰向けに寝た状態の新生児に特に容易にはかせることができる。おむつの装着方法は特に制限されないが、好ましい装着方法の例を以下に示す。
(装着方法)
図5(a)に示すように、一方のレッグ開口部8に一方の手を挿入し、その手で片方の足をつかんで、図5(b)に示すように、その足をレッグ開口部から引きだす。そして、図5(c)に示すように、もう片方の足も同様にして他方のレッグ開口部から引き出す。両足が通ったら、図5(d)に示すように、着用者のウエストまでおむつを引き上げる。このようにして、仰向けに寝た状態の新生児等に、おむつ1を容易に装着することができる。
本実施形態のおむつ1によれば、前記比(L1/L2)が上記特定の範囲にあることによって、レッグ開口部の形状が、仰向けに寝た状態の赤ちゃん、特に脚が左右に開いている新生児の脚を挿入するのに極めて適したものになっている。
そのため、例えば上述した好ましい装着方法によりおむつを装着する場合に、レッグ開口部に手を挿入して赤ちゃんの足をつかんだ後、その手で赤ちゃんの足をレッグ開口部から引き出す動作を極めて円滑に行うことができる。
また、レッグ開口部の形状が、レッグ開口部を、赤ちゃん、特に新生児の脚に良好にフィットさせるのに特に適したものとなっているため、弾性部材81によりレッグ開口部に強力な収縮力を付与しなくても、脚周りに充分なフィット性が得られる。そのため、赤ちゃんの脚周りを過度に圧迫することを防止することができる。
また、本実施形態のおむつ1は、サイドシール部50が、脱着可能な接合手段である機械的面ファスナーによって接合されているため、サイドシール部50を引き剥がすだけで、おむつを外すことができるので、いわゆるテープ止めおむつ(展開型おむつ)と同様に、おむつの交換等を容易に行うことができる。また、図6に示すように、赤ちゃんを寝かせた状態においても、おむつ1を容易に取り外すことができるため、大便を漏らさないので安心である。
一般的には、サイドシール部50を接合させたままの形態のままで、所謂パンツ型おむつの形態のままで、伸縮可能なウエスト開口部を伸ばすことで、排尿や大便の排泄物の有無を親が確認することができる。
更に、本実施形態のおむつ1は、股下等に少量の排泄物があるようなウエスト開口部を伸ばすだけでは視認し難い場合でも、着用中におむつを外さずに、左右のサイドシール部50の一方のみ、あるいは一方のサイドシール部の一部のみを開放した後に、再度接合することができるため、着用中に、排尿や排便の有無を確認し、排尿等が無ければ再接合して利用することも可能である。
本発明の使い捨ておむつは、左右のサイドシール部が接合されている状態で装着するもの(あるいは装着可能なもの)である点で、従来のいわゆるテープ止めおむつ(展開型のおむつ)とは異なるものである。
しかも、図6及び図7(a)に示すように、背側部Bの両側縁部を腹側部Aの非肌当接面側に重ねた状態で接合されているため、腹側部Aの側縁部が、絨毯や敷き布団等に接触して意図せずにサイドシール部が剥がれることを防止することができ、また、サイドシール部50の引き剥がし性にも優れている。しかも、機械的面ファスナーのオス型シート53を、背側部B側に設けてあるので、使用後のおむつを、展開して腹側部側から長手方向に丸め、その丸めたおむつの外面にオス型シートを止着することで、おむつの丸めた状態を安定に維持することができる。これにより、おむつをコンパクトな形態として衛生的に処分することができる。
尚、本発明における脱着可能な接合手段としては、機械的面ファスナー以外に、ボタンとボタン孔、フックとホック、粘着部とそれを剥離可能に粘着する被粘着部の組合せ等を用いることができ、これらを用いても同様の効果が奏されるが、おむつ交換時や排尿の確認時等に、サイドシール部の接合状態を容易に解除できる観点から、機械的面ファスナーを用いることが好ましい。更に、機械的面ファスナーのオス型シート53と接合固定可能な不織布等を用いて最外層が形成させた本実施形態のおむつ1の場合には、使用後におむつを廃棄させる際に、丸めたおむつの該最外層に機械的面ファスナーのオス型シート53を容易に接合させることができるので、丸める形態の制約が殆ど無い等の廃棄性の観点から、機械的面ファスナーを用いることが好ましい。
また、おむつ1は、上述したレッグギャザー形成用の弾性部材81の一部81aが、腹側部A及び背側部Bにおける胴回り部D1,D2内のサイドギャザー(伸縮部)90内まで延在している。伸縮部内まで延在とは、弾性部材81の一部81aが、弾性部材91が配設されている領域内、具体的には、おむつ縦方向において、相隣接する弾性部材91同士間まで入り込んでいることを意味する。弾性部材81の一部81aは、腹側部A及び背側部Bの何れか一方の伸縮部のみに入り込んでいても良い。
また、おむつ1は、上述したように、レッグ開口部8には、その開口縁部に沿ってレッグギャザー80が形成されており、おむつ縦方向の両側に、おむつ縦方向に沿って一対の立体ガード6B,6Bが形成されている。そのため、レッグギャザー開口部の伸縮力をより弱くしても排泄物の漏れ防止効果は高いので、着用者に優しい感触を与えられる。
尚、このような効果は、少なくとも一対の立体ガードが存在すれば奏される。即ち第1立体ガード及び第2立体ガードの何れか一方のみが存在するような場合にも奏される。
レッグギャザーが形成された部位を、最大伸長長さから10mm差し引いた長さまで伸長させたとき引張荷重(以下、レッグギャザーの伸長荷重という。)が100〜250cN、特に150〜220cNであることが、ゴム跡が付かずにやさしくフィットする点から好ましい。本発明のおむつは、例えば、このような小さい伸縮応力であってもレッグ開口部からの漏れが十分に抑制される。
レッグギャザーの伸長荷重は、以下のようにして測定される。
〔レッグギャザーの伸長荷重の測定方法〕
おむつからレッグ部弾性部材が配されている部位を必要な程度の幅で切り出し、テンシロン引張り試験機を用いておむつ縦方向に対応する方向に伸長させる。本実施形態ではオリエンテック社製のRTA−100(株)を使用した。ここで「必要な程度の幅」とは、当該部位の伸長荷重を測定するのに必要な最小限度の幅を言い、必要以上の幅を要しない(例えば、吸収体まで含むような幅で切り出すことは要しない)ことを意味する。
初期チャック間距離は縦方向の自然長(弾性部材を伸長させない自然状態における略直線状にした長さ、以下、初期長ともいう)から50mmを減じた長さとし、サンプルの両端部をそれぞれチャックに挟む。次いで、クロスヘッド移動速度300mm/minの条件でサンプルを最大伸長の長さ(弾性部材を伸張状態で固定している部材(ギャザー部分)の、弾性部材又は/及び固定している部材が破断するまでの最大長さ、この弾性部材がチャックに固定されない状態での該部材の自然長長さ、この部材自体が殆ど伸びない場合では弾性部材を伸張状態で固定している部分を伸ばした最大長さ)−10mmのところまで伸長させる。そして、最大伸長長さ−10mmの長さにおける引張荷重を、レッグギャザーの伸長荷重とする。
本実施形態のおむつ1の各部を構成する材料としては当該技術分野において通常用いられているものを特に制限なく用いることができる。
例えば表面シート2としては、親水性且つ液透過性の不織布や、開孔フィルムを用いることができる。裏面シート3としては、樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布等とのラミネート材等を用いることができる。吸収体4としてはフラッフパルプと高吸収性ポリマーの粒子との混合積繊物をティッシュペーパや不織布等(以下、包装材という)でくるんだもの等を用いることができる。立体ガードを構成するシートとしては、撥水性の不織布が好ましく用いられる。外層シート51及び内層シート52としては、各種製法による不織布が好ましく用いられる。
各部の弾性部材としては、それぞれ各種公知の弾性部材を用いることができ、例えば、各弾性部材の形態としては、糸状のもの(糸ゴム等)、所定幅の帯状のもの(平ゴム等)、薄膜状のもの等を挙げることができ、弾性部材の形成素材としては、天然ゴムの他、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ウレタン等を挙げることができる。
レッグギャザー形成用の前記弾性部材81としては、平ゴム状のものが好ましく、胴回り部弾性部材90は糸ゴム状のものが好ましく、ウエスト部弾性部材71は平ゴム状のものを用いることが好ましい。
吸収体4は、その曲げ剛性が1〜25cN/50mmであることがはかせる際に赤ちゃんの股間に沿い易く、フィットする点から好ましい。曲げ剛性は、おむつ長手方向の剛性と幅方向の曲げ剛性とがあるが、少なくとも幅方向の曲げ剛性が上記範囲内であることが好ましい。
吸収体4の曲げ剛性は、以下のようにして測定することができる。
〔曲げ剛性の測定方法〕
測定にはテンシロン試験機〔(株)オリエンテック社製のRTC−1150A〕を用い、JIS規格K7171法(プラスチック−曲げ特性の試験方法)に準拠して測定を行う(R1=5.0±0.1mm、R2=5.0±0.2mm)。
試験片を、エッジスパン間Lが50mmである支持台の両エッジ間に渡すように置き、試験片に僅かに接するように圧子先端部を配置する。ロードセル5kg(レンジ200cN)、速度30mm/minの条件で、圧子を降下させ、荷重−たわみ曲線を得る。得られた曲げ応力の最大値を曲げ剛性値(cN/50mm)とする。
〔試験片の調製方法〕
試験片は、吸収性物品からフィルムを含まない包装材込みの吸収体を取り出し、その長手方向及び幅方向の中央部から、おむつ長手方向に50mm、幅方向に80mmの長方形状に切り出す。曲げ剛性値の単位中の50mmは試験片の短辺の長さであり、試験時の圧子でたわませた試験片の幅である。試験片は、その長辺を、一方のエッジから他方のエッジに亘る方向に一致させて、両エッジ間に架け渡す。おむつ幅方向の曲げ剛性を測定する場合は、おむつ長手方向80mm、幅方向50mmの試験片を切り出す。
以上、本発明の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば、腹側部Aの両側縁部と背側部Bの両側縁部とは、図7(c)、図7(d)に示すように、腹側部Aの両側縁部を背側部Bの非肌当接面側に重ねた状態で接合されていても良い。また、機械的面ファスナーのオス型シート53は、それを用いて使用後のおむつを丸めた状態に固定するには、背側部B側に設けられていることが好ましいが、それに代えて、図7(b)、図7(c)に示すように、腹側部A側に設けることもできる。また、図8(a)〜図8(c)に示すように、左右のサイドシール部で、オス型シートを設ける側を異ならせても良い。
<実施例1>
図1〜図3に示す形態の使い捨ておむつを製造した。
各部の寸法及び物性値を表1に示した。
Figure 2006000332
<比較例>
前記比(L1/L2)を1.5とした以外は、実施例1と同様にしておむつを製造した(L1=160mm,L2=107mm)。
<参考例>
前記比(L1/L2)を2.3mmとした以外は、実施例1と同様にしておむつを製造した(L1=160mm,L2=107mm)
<性能評価>
各使い捨ておむつについて、1)新生児に対する装着の容易性、及び2)尿の股モレ防止性能をそれぞれ下記の方法で評価した。結果を表2に示した。
1)装着の容易性(足の通し易さの評価)
〔評価方法〕
各おむつを、上述した装着方法により、新生児モデル(静置様態では脚がくの字に曲がっているもの)に装着し、寝かせた状態でレッグ開口部に足を通す際の通し易さについて評価した。
(評価基準)
足を通す際に、通し易ければ○、通しにくければ×とした。
通し易いというのは、両足とも通し易く、特に片足を通した後に他方の足を通す際にスムーズに通せる事を意味する。通しにくいというのは、両足とも通しにくいが特に片足を通した後に他方の足を通す際に通しにくい事を意味する。
2)尿の股モレ防止性能(股モレ値の測定)
〔評価方法〕
低月齢モデル(股間部からの人工尿の注入が可能であり、形態的に低月齢児の腰部を模してあるモデル)におむつを装着し、下記方法で股モレ値を測定した。
股モレ値測定においては、先ずおむつを上記の低月齢モデルに装着し、先ず90°横向きにセットし、そのまま45°背中側へ倒す。チューブを介して人工尿を5g/秒の速度で30g注入し、注入後漏れていないかどうかを目視にてチェックした。漏れが生じていないものについては、更に40gの人工尿を同様にして注入し、このような操作を漏れるまで繰り返した。そして、尿の漏れが観察された時点における人工尿の合計注入量を股モレ値とした。
Figure 2006000332
表2に示す結果から、実施例の使い捨ておむつは、赤ちゃんの足を通し易くしかも股部からモレにくいことが判る。これに対して、比較例のおむつは、赤ちゃんの足を通し易いが股部に隙間が生じ易く、モレ易い。参考例のおむつは、モレにくいが、片方の脚を通した後にもう片方の脚を通すことが困難であるため、赤ちゃんの足を通しづらいことが判る。
図1は、本発明の一実施形態としての使い捨ておむつを示す斜視図である。 図2は、図1の使い捨ておむつの展開且つ伸長状態を示す平面図である。 図3は、図2のI−I線に沿う断面(股間幅が最小となる部位の断面)を示す模式断面図である。 図4は、図1の使い捨ておむつの展開且つ伸長状態における外形形状を説明するための平面図である。 図5は、図1の使い捨ておむつを新生児に装着する様子を示す図であり、図5(a)は、おむつ外面側から一方のレッグ開口部に手を挿入した状態、図5(b)は、その手で仰向けに寝ている赤ちゃんの片足をつかんで一方のレッグ開口部から引き出した状態、図5(c)は、もう片方の足を同様にして他方のレッグ開口部から引き出した状態、図5(d)は、おむつを引き上げて装着を完了した状態を示す図である。 図6は、図1の使い捨ておむつを、寝た状態の赤ちゃんから取り外す様子を示す斜視図である。 本発明の使い捨ておむつにおけるサイドシール部の接合状態の例を示す図であり、図7(a)は図1に示すおむつの接合状態、図7(b)〜図7(d)は、それぞれ他の実施形態のおむつにおける接合状態を示す図である。 本発明の使い捨ておむつにおけるサイドシール部の接合状態の更に他の例を示す図であり、図8(a)〜図8(c)の何れにおいても、一方のサイドシール部では、オス型シートが背側部に設けられ、他方のサイドシール部では、オス型シートが腹側部に設けられている。
符号の説明
1 使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
50 サイドシール部
53 機械的面ファスナーのオス型シート
6A,6B 立体ガード
7 ウエスト開口部
70 ウエストギャザー
8 レッグ開口部
80 レッグギャザー
82 開口縁部
90 サイドギャザー
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
P 股間幅が最小となる部位に位置するウエスト開口部の開口縁部上の点
Q ウエスト開口部の開口縁部の腹側部側の端点

Claims (9)

  1. 液保持性の吸収体を備え、腹側部、股下部及び背側部を有し、腹側部の両側縁部と背側部の両側縁部とが接合されて、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型の使い捨ておむつであって、
    前記腹側部の両側縁部と前記背側部の両側縁部とが、それぞれ脱着可能な接合手段によって接合されており、
    股間幅の最小値L1と、該股間幅が最小となる部位に位置する、前記各レッグ開口部の開口縁部上の点Pから、該開口縁部の腹側部側の端点Qまでのおむつ縦方向の距離L2との比(L1/L2)が1.7〜2.2である、使い捨ておむつ。
  2. 前記接合手段が、機械的面ファスナーである請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記股間幅の最小値L1と、前記点Pから、前記端点Qを通るおむつ縦方向の仮想直線Laまでの距離L3との比(L1/L3)が2.0〜2.5である請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記点Pと前記端点Qとを結ぶ仮想直線Lbと、前記レッグ開口部の開口縁部とで囲まれた領域の面積をS1、該点Pを通るおむつ縦方向の仮想直線Lcと、該仮想直線Lcに直交し前記端点Qを通るおむつ幅方向の仮想直線Ldと、前記仮想直線Lbとで囲まれた領域の面積をS2としたときの前記両領域の面積比(S1/S2)が0.45〜0.55である請求項1〜3の何れか記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記レッグ開口部には、その開口縁部に沿ってレッグギャザーが形成されており、該レッグギャザーが形成された部位は、最大伸長長さから10mm差し引いた長さまで伸長させたときの引張荷重が100〜250cNである請求項1〜4の何れか記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記レッグ開口部には、その開口縁部に沿ってレッグギャザーが形成されており、おむつ縦方向の両側に、おむつ縦方向に沿って少なくとも一対の立体ガードが形成されている請求項1〜5の何れか記載の使い捨ておむつ。
  7. 股上の長さが220mm以下である請求項1〜6の何れか記載の使い捨ておむつ。
  8. 前記腹側部の両側縁部と前記背側部の両側縁部とは、前記背側部の両側縁部を前記腹側部の非肌当接面側に重ねた状態で接合されている請求項1〜7の何れか記載の使い捨ておむつ。
  9. 前記背側部側に、機械的面ファスナーのオス型シートが設けられている請求項2〜8の何れか記載の使い捨ておむつ。

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