JP6232761B2 - 画像投射装置 - Google Patents

画像投射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6232761B2
JP6232761B2 JP2013121822A JP2013121822A JP6232761B2 JP 6232761 B2 JP6232761 B2 JP 6232761B2 JP 2013121822 A JP2013121822 A JP 2013121822A JP 2013121822 A JP2013121822 A JP 2013121822A JP 6232761 B2 JP6232761 B2 JP 6232761B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
color wheel
light tunnel
shielding member
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013121822A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014238540A (ja
Inventor
御沓 泰成
泰成 御沓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013121822A priority Critical patent/JP6232761B2/ja
Priority to EP14168723.6A priority patent/EP2816405A3/en
Priority to US14/289,028 priority patent/US9395607B2/en
Priority to CN201410252880.1A priority patent/CN104238244B/zh
Publication of JP2014238540A publication Critical patent/JP2014238540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6232761B2 publication Critical patent/JP6232761B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/142Adjusting of projection optics
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/16Cooling; Preventing overheating
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B33/00Colour photography, other than mere exposure or projection of a colour film
    • G03B33/08Sequential recording or projection
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/005Projectors using an electronic spatial light modulator but not peculiar thereto
    • G03B21/008Projectors using an electronic spatial light modulator but not peculiar thereto using micromirror devices
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2066Reflectors in illumination beam
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/208Homogenising, shaping of the illumination light

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Description

本発明は、画像投射装置に関する。
画像投射装置として広く知られたプロジェクタは、近来、液晶パネルの高解像化、光源ランプの高効率化に伴う明るさの改善、低価格化などが進んでいる。また、画像表示素子としてDMD(Digital Micro-mirror Device)を利用した小型軽量な画像投射装置が普及し、オフィスや学校のみならず家庭においても広くこれら画像投射装置が利用されるようになってきている。特に、フロントタイプのプロジェクタは携帯性が向上し、数人規模の小会議にも使われるようになってきている。
また、プロジェクタには、大画面の画像を投射できる投射画面の大画面化と共に、プロジェクタ外に必要とされる投影空間をできるだけ小さくできることが要請されている。近年では、投射距離が1〜2mで投射サイズが60インチ〜80インチを達成できる短焦点型のプロジェクタが開発されている。従来の投射距離が長いプロジェクタではスクリーンの前に会議机等があり、この会議机上のスクリーンから離れた位置にプロジェクタを配置する必要があったが、この短焦点型のプロジェクタでは、会議机のスクリーン側に配置することができ、会議机のプロジェクタの後ろ側の空間を自由に使用できるようになっている。
ところで、画像投射装置は、ランプなどの光源を備えており、光源の点灯により装置内の温度が上昇する。このため、画像投射装置は、一般に、この温度上昇を低減させるための冷却手段として吸排気口を備えており、吸排気口の近傍には、強制気流を起こすためのファン(吸気ファン、排気ファン)が備えられている。
このような吸排気口を備えた画像投射装置では、空気中に飛散している塵埃が装置内に流入し、光源からの光で画像表示素子を照明する照明光学系や、画像表示素子で形成される画像を被照射面に投射する投射光学系内部の光路上に付着することで投射画像に異常が生じるおそれがある。
このような装置内への塵埃の流入に対し、吸気ファンの手前にエアフィルタを設けて流入する塵埃の量を低減したり、照明光学系や投射光学系の内部に塵埃が入らないように光学系部品をシールしたりすることが既に知られている。
しかしながら、吸気ファンの手前にエアフィルタを設置する構成の場合、吸気面積が低減する分、風量が低下し、装置内の冷却性能が落ちてしまうこととなる。このため、ファンの回転数を上げることで冷却性能を確保する必要が生じるが、これにより、装置から発せられる騒音が大きくなってしまうという問題があった。また、エアフィルタに塵埃が付着すると更に冷却性能が落ちるため、装置動作を停止し、ユーザーが定期的にエアフィルタを清掃したり、交換したりする手間が発生してしまう。
また、照明光学系や投射光学系の内部に塵埃が入らないように光学系部品をシールすることで、照明光学系や投射光学系の内部の光路上に塵埃が付着することは無く、投射画像に異常が生じることは無いが、光源から照明光学系までの間に設けられるカラーホイールおよびライトトンネルは、空冷する必要があるため部品全体をシールすることができない。特に、塵埃がライトトンネル内に付着すると投射画像の全体輝度が低下してしまうという問題があった。
ライトトンネルに起因する輝度低下を抑制させる技術として、特許文献1には、ライトトンネルの光入射側に光路が開口しているヒートシンクを配置する技術が開示されている。特許文献1では、ライトトンネルの発熱をヒートシンクにより放熱することで、ライトトンネルの熱劣化を抑制して、ライトトンネルの反射率を維持し、投射画像の輝度低下を抑制している。
上記のように、カラーホイールおよびライトトンネルは、空冷する必要があるため部品全体をシールすることができない。ここで、カラーホイールは回転体(モータ)などの駆動手段により回転中心を中心として回転駆動しており、回転体近辺は気流の速度が速いため、負圧になり易く、回転体中心から外に向かう気流が発生する。その気流に塵埃が乗るため、カラーホイールの外径寄りに配置されるライトトンネル内に多くの塵埃が付着してしまう。そして、ライトトンネルに塵埃が付着すると、塵埃の影が生じるため、光の透過率が下がり、投射画像の輝度が低下してしまうという問題があった。
上記特許文献1では、ライトトンネルへの塵埃流入による輝度低下を抑えることについては開示されておらず、また、ヒートシンクを冷却するためには、ヒートシンクを冷却するために強制気流をヒートシンクに当てる必要があり、より塵埃流入を助長してしまうことも考えられる。
そこで本発明は、ライトトンネルへの塵埃流入を抑制して、投射画像の輝度低下を抑制することができる画像投射装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る画像投射装置は、光を放射する光源と、画像を形成する画像表示素子と、前記光源からの光を用いて前記画像表示素子を照明する照明光学系と、前記画像表示素子で形成された画像を被投射面に投射する投射光学系と、を備えた画像投射装置であって、前記光源から放射される光の光路上に配置され、回転駆動しつつ光を分光するカラーホイールと、該カラーホイールから出射する光を前記照明光学系へ導くライトトンネルと、前記光源からの光の放射方向における前記カラーホイールと前記ライトトンネルとの間の空間において、前記ライトトンネルの前記カラーホイールの回転中心側の面から前記カラーホイール側に延伸する位置に配置されて、前記カラーホイールの回転中心から外周側への気流の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材と、を備え、前記カラーホイールは、その回転軸が前記光源から前記ライトトンネルに至る光の光軸に対して傾斜して配置されるとともに、前記遮蔽部材は、前記ライトトンネルに対し、前記カラーホイールと同じ向きに傾けて配置されるものである。
本発明によれば、ライトトンネルへの塵埃流入を抑制して、投射画像の輝度低下を抑制することができる。
本発明に係る画像投射装置の一実施形態を示す外観斜視図である。 画像投射装置の側面図であって、被照射面への投射状態を示した図である。 (A)画像投射装置の外装カバーを外した状態を示す斜視図、(B)(A)の丸囲み部分の拡大構成図である。 照明ユニット、投射ユニット、および光源ユニットの断面図である。 (A)カラーホイールおよびライトトンネルの側面図、(B)カラーホイールおよびライトトンネルをライトトンネル側から見た場合の模式図である。 (A)カラーホイールおよびライトトンネルの側面図であって、その間に遮蔽部材を設けた様子を示す図、(B)カラーホイール、ライトトンネル、および遮蔽部材をライトトンネル側から見た場合の模式図である。 遮蔽部材の構成例を示す斜視図である。 遮蔽部材とカラーホイールとの間の隙間を説明する図である。
以下、本発明に係る構成を図1から図8に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
本実施形態に係る画像投射装置(画像投射装置1)は、光を放射する光源(光源ユニット4)と、画像を形成する画像表示素子(画像表示素子ユニット10、DMD素子10a)と、光源からの光を用いて画像表示素子を照明する照明光学系(リレーレンズ7、平面ミラー8、凹面ミラー9)と、画像表示素子で形成された画像を被投射面(スクリーン15)に投射する投射光学系と、を備えた画像投射装置であって、光源から放射される光の光路上に配置され、回転駆動しつつ光を分光するカラーホイール(カラーホイール5)と、該カラーホイールから出射する光を照明光学系へ導くライトトンネル(ライトトンネル6)と、光源からの光の放射方向におけるカラーホイールとライトトンネルとの間の空間において、カラーホイールの回転中心に対向する側の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材(遮蔽部材20)と、を備えたものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
(画像投射装置の構成)
図1は、画像投射装置の一実施形態を示す外観斜視図である。また、図2は、画像投射装置の側面図であって、被照射面であるスクリーンへの投射状態を示した図である。
画像投射装置1は、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置やビデオカメラなどの撮像装置等から入力される映像データを基に映像を生成し、その映像をスクリーン15に投影表示する装置(プロジェクタ)である。
画像投射装置1は、装置内部に光源としてのランプや多数の電子基板を備えており、起動時には、装置の内部温度が上昇する。このため、画像投射装置1には、内部の構成部品が耐熱温度を超えないように、吸気口11および排気口12が設けられており、強制気流による空冷方式が一般的に採用されている。
図3(A)は、画像投射装置1の外装カバー2を外した状態を示す斜視図である。また、図3(B)は図3(A)の丸囲み部分で示す光学エンジン3と光源ユニット4の拡大構成図である。図3に示すように、画像投射装置1は、光学エンジン3および光源ユニット4を備えている。また、図4は、光学エンジン3を構成する照射光学系を備えた照明ユニット3a、投射光学系を備えた投射ユニット3b、および光源ユニット4の断面図である。
図3に示すように、吸気口11、排気口12の内側には、それぞれ吸気ファン13、排気ファン14が設けられており、吸気ファン13から吸入した外気を排気ファン14から排出することで、装置内の強制気流による空冷がなされる。
画像投射装置1においては、光源ユニット4の光源からの光(白色光)が光学エンジン3の照明ユニット3aに照射される。照明ユニット3a内では、照射された白色光をRGBに分光して、照射光学系により画像表示素子ユニット10へ導き、変調信号に応じて画像形成する画像表示素子ユニット10とその画像を投射ユニット3bの投射光学系によりスクリーン15へ拡大投射する構成となっている。
光源ユニット4の光源としては、例えば、高圧水銀ランプを用いることができる。また、光学エンジン3の照明ユニット3aは、光源から照射された光を分光するカラーホイール5と、カラーホイール5から出射した光を照射光学系に導くライトトンネル6と、照射光学系としてのリレーレンズ7、平面ミラー8および凹面ミラー9と、を備えている。また、照明ユニット3a内には、画像表示素子ユニット10が設けられる。
照明ユニット3aでは、先ず、光源からの白色光が、円盤状のカラーホイール5で単位時間毎にRGBの各色が繰り返す光に変換され出射される。次いで、板ガラスを張り合わせて筒状に構成されたライトトンネル6に、カラーホイール5から出射された光が導かれ伝送される。
次いで、ライトトンネル6から出射された光は、2枚のレンズを組み合わせてなるリレーレンズ7により、光の軸上色収差を補正しつつ集光される。また、リレーレンズ7から出射される光は、平面ミラー8および凹面ミラー9によって反射されて、複数のマイクロミラーからなる略矩形のミラー面を有し、映像データに基づいて各マイクロミラーが時分割駆動されることにより、所定の映像を形成するように投射光を加工して反射する画像表示素子としてのDMD素子10aを備えた画像表示素子ユニット10に集光される。
DMD素子10aにより、時分割で映像データに基づいて、複数のマイクロミラーが使用する光は投射レンズへ反射され、捨てる光はOFF光板へ反射される。画像表示素子ユニット10で使用する光は投射ユニット3bへ反射し、投射ユニット3b内の複数の投射レンズを通り拡大された映像光はスクリーン15上へ拡大投影される。
ここで、照明ユニット3a内部のリレーレンズ7、平面ミラー8、凹面ミラー9、画像表示素子ユニット10、および投射ユニット3bの入射側は、各部材を覆うように図示しないハウジングが設けられており、かつハウジングの合せ面は、シール材にて密閉されている。
一方、カラーホイール5は、例えば、7000〜12000rpm程度で高速回転する回転体であり、モータ等の駆動手段を保持している。このため、カラーホイール5の駆動手段は発熱し、使用可能温度内に冷却する必要がある。したがって、カラーホイール5は、密閉することが困難である。
また、ライトトンネル6は、一般に中空の矩形筒形状であり、カラーホイール5に近接して配置される。また、ライトトンネル6は内部の反射光により、ライトトンネル6を保持する保持部材が高温になるため、冷却する必要がある。したがって、ライトトンネル6についても、密閉することは困難である。
このように、カラーホイール5およびライトトンネル6は、開いた空間に配置する必要があるとともに、冷却するために強制気流による空冷が必要となる。
カラーホイール5およびライトトンネル6を空冷する際に発生する気流について説明する。図5(A)は、カラーホイール5およびライトトンネル6の側面図、図5(B)は、カラーホイール5およびライトトンネル6をライトトンネル6側から見た場合の模式図であって、点線はライトトンネル6を示している。なお、カラーホイール5は、回転時の振れ等を考慮して、ライトトンネル6とは、光源からの光の放射方向において、数mm(例えば、2〜3mm程度)の隙間を有するように配置されることが通常である。また、カラーホイール5の回転軸は、図5に示すように、光源からライトトンネル6に至る光の光軸に対して傾斜して配置されている。
上述のようにカラーホイール5はDCモータなどの回転体により、図5(B)で示す矢印方向に高速で回転駆動しており、回転体近辺は気流の速度が速いため負圧になり易く、回転体の中心から外側に向けて気流が発生する。
また、画像投射装置1の吸気口11、吸気ファン13を介して外気中の塵埃が画像投射装置1の内部に入り込むと、塵埃が含まれた気流がカラーホイール5の回転中心5aに引き込まれる。
カラーホイール5の回転中心5aから入り込んだ気流は、図中の矢印aに示すように、カラーホイール5の回転に伴って、カラーホイール5の側面に沿うように流れ、カラーホイール5の回転中心5aから外側に向けた気流が放射状に発生する。
この気流aは、カラーホイール5の外周側でライトトンネル6が設けられている位置では、図5に示すように、ライトトンネル6内に入り込んでしまうこととなり、気流aに含まれる多くの塵埃がライトトンネル6内部に付着してしまう。
そして、ライトトンネル6の内部に塵埃が付着すると、塵埃の影が生じるため、ライトトンネル6内のガラスの光透過率が下がり、投射画像の輝度が低下してしまうことに繋がってしまう。
(遮蔽部材)
そこで、本実施形態に係る画像投射装置は、光源ユニット4からの光の放射方向におけるカラーホイール5とライトトンネル6との間に形成される空間において、カラーホイール5の回転中心5aに対向する側の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材20を備えるものである。これにより、カラーホイール5周りに生じる気流をライトトンネル6へ案内され難い気流へ変化させて、気流に含まれる塵埃がライトトンネル6内部へ付着することを抑制するものである。
図6(A)は、カラーホイール5およびライトトンネル6の側面図であって、その間に遮蔽部材20を設けた様子を示す図、図6(B)は、カラーホイール5、ライトトンネル6および遮蔽部材20をライトトンネル6側から見た場合の模式図である。
本実施形態では、図6に示すように、光源ユニット4からの光の放射方向におけるカラーホイール5とライトトンネル6との間に形成される空間において、カラーホイール5の回転中心5aからカラーホイール5の外周側に向かう気流aを遮断するように、ライトトンネル6のカラーホイール5の回転中心側の面(上面という)と両側面を囲うように遮蔽部材20を配置している。すなわち、遮蔽部材20は、ライトトンネル6とカラーホイール5の間の空間において、ライトトンネル6の上面と両側面から所定範囲までを覆っている。
遮蔽部材20を設けることにより、気流aのうち遮蔽部材20を設けない場合にライトトンネル6内に入り込んでしまっていた気流は、図6(B)中の矢印bに示すように、遮蔽部材20の外形形状に沿うような流路に変化する。したがって、ライトトンネル6の内部へ外気の塵埃が入り込むことを抑制することができる。
なお、図6に示す例では、遮蔽部材20は、カラーホイール5と同様に所定の傾きをもってライトトンネル6を覆っているが、これに限られるものではない。また、遮蔽部材20は、ライトトンネル6内の光路(図6(B)の点線)を覆わないように設ける必要がある。
図6に示す遮蔽部材20の斜視図を図7(A)に示す。図7(A)に示す遮蔽部材20は、ライトトンネル6の上面および両側面の三面を覆うコの字状の遮蔽部材である。遮蔽部材20の形状は、これに限られるものではなく、例えば、図7(B)に示すような、上面側がR形状の遮蔽部材、図7(C)に示すような、上面側に鋭角形状を有する遮蔽部材等とすることができる。
また、上述のようにカラーホイール5やライトトンネル6は、高温になるため、近接する部材は放熱性に優れた材質であることが要求される。このため、遮蔽部材20は、熱伝導性の高い材質、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅などで形成することが好ましい。例えば、放熱性に優れたアルミニウム材とすることで、ライトトンネル6の温度上昇を抑制することができ、ライトトンネル6内部のガラスの熱変形を抑制することができる。また、遮蔽部材20の厚みは、特に限られるものではないが、例えば、0.3mm程度とすることができる。
また、遮蔽部材20は、上述した位置に固設されるものであればよく、その固定方法は特に限られるものではないが、例えば、ライトトンネル6等を固定する部材や、カラーホイール5とライトトンネル6近傍に設けられるアパーチャ部材に取り付けることが好ましい。また、遮蔽部材20をカラーホイール5とライトトンネル6近傍のアパーチャ部材等の部材と一体成型しても良い。また、ライトトンネル6の外周部に固設するものであっても良い。
なお、図6の例では、遮蔽部材20は、ライトトンネル6の上面および両側面から延伸する位置において、ライトトンネル6からカラーホイール5との間の空間の所定範囲を覆う形状を有しているが、遮蔽部材20は、少なくとも気流aがライトトンネル6の内部に入り込む量を抑制できる位置に設けられていれば良い。したがって、遮蔽部材20は、少なくともライトトンネル6からカラーホイール5との間の空間において、カラーホイール5の回転中心5aに対向する側の少なくとも一部を遮蔽するものであればよい。好ましくは、ライトトンネルの上面(回転中心5a側の面)から延伸して所定範囲まで、上記空間を覆う部材であり、さらに好ましくは、ここまで説明したように、ライトトンネル6の上面および両側面から延伸して所定範囲まで、上記空間を覆う部材である。ライトトンネル6の両側面も覆うことで、上面で変更された気流が回り込んでライトトンネル6の内部へ入り込むことを防ぐことができるため、より好ましい。
次に、図8を参照して、遮蔽部材20とカラーホイール5との間の隙間Lについて説明する。遮蔽部材20を配置した場合であっても、カラーホイール5との位置関係上、遮蔽部材20とカラーホイール5との間の隙間Lが広い場合は、気流が隙間Lに入り込み、ライトトンネル6内にも入り込んでしまう。
上記のように、ライトトンネル6とカラーホイール5との間には通常数mm程度の隙間が形成されているが、遮蔽部材20を配置した後の遮蔽部材20とカラーホイール5との隙間Lは、1.0mm以下であることが好ましい。この条件を満たすことで、ライトトンネル6の内部へ外気の塵埃が入り込むことを効果的に抑制することができる。
以上説明した本実施形態に係る画像投射装置によれば、吸気口等から外気中の塵埃が内部に入り込む構成の画像投射装置においても、遮蔽部材を設けることによりカラーホイール周りの気流をライトトンネルへ付着し難い気流へ変化させることができる。したがって、ライトトンネル内への塵埃流入を抑制することができ、光透過率が下がることを防止して、投射画像の輝度低下を抑制することができる。
また、画像投射装置への塵埃流入防止のためにエアフィルタを用いる必要がなくなるため、エアフィルタの清掃、交換等の手間を省くと共に、吸気ファンの回転数も抑えることができるため、騒音低減も実現することが可能となる。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 画像投射装置
2 外装カバー
3 光学エンジン
3a 照明ユニット
3b 投射ユニット
4 光源ユニット
5 カラーホイール
5a 回転中心
6 ライトトンネル
7 リレーレンズ
8 平面ミラー
9 凹面ミラー
10 画像表示素子ユニット
10a DMD素子
11 吸気口
12 排気口
13 吸気ファン
14 排気ファン
15 スクリーン
20 遮蔽部材
特開2004−212726号公報

Claims (5)

  1. 光を放射する光源と、
    画像を形成する画像表示素子と、
    前記光源からの光を用いて前記画像表示素子を照明する照明光学系と、
    前記画像表示素子で形成された画像を被投射面に投射する投射光学系と、を備えた画像投射装置であって、
    前記光源から放射される光の光路上に配置され、回転駆動しつつ光を分光するカラーホイールと、
    該カラーホイールから出射する光を前記照明光学系へ導くライトトンネルと、
    前記光源からの光の放射方向における前記カラーホイールと前記ライトトンネルとの間の空間において、前記ライトトンネルの前記カラーホイールの回転中心側の面から前記カラーホイール側に延伸する位置に配置されて、前記カラーホイールの回転中心から外周側への気流の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材と、を備え
    前記カラーホイールは、その回転軸が前記光源から前記ライトトンネルに至る光の光軸に対して傾斜して配置されるとともに、
    前記遮蔽部材は、前記ライトトンネルに対し、前記カラーホイールと同じ向きに傾けて配置されることを特徴とする画像投射装置。
  2. 前記遮蔽部材は、前記位置から前記ライトトンネルの前記カラーホイールの回転中心側の面の所定範囲までを覆う部材であることを特徴とする請求項1に記載の画像投射装置。
  3. 前記遮蔽部材は、
    前記空間において該遮蔽部材が覆う側から見て前記ライトトンネルが配置される側の両側を覆うとともに、
    前記ライトトンネルの前記カラーホイールの回転中心側の面の両側の面の所定範囲までを覆う部材であることを特徴とする請求項に記載の画像投射装置。
  4. 前記遮蔽部材は、前記カラーホイールとの隙間が1mm以下となるように設けられることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像投射装置。
  5. 前記遮蔽部材は、アルミニウム材からなることを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の画像投射装置。
JP2013121822A 2013-06-10 2013-06-10 画像投射装置 Expired - Fee Related JP6232761B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013121822A JP6232761B2 (ja) 2013-06-10 2013-06-10 画像投射装置
EP14168723.6A EP2816405A3 (en) 2013-06-10 2014-05-16 Image projection apparatus with dust protection
US14/289,028 US9395607B2 (en) 2013-06-10 2014-05-28 Image projection apparatus including a shield
CN201410252880.1A CN104238244B (zh) 2013-06-10 2014-06-05 图像投影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013121822A JP6232761B2 (ja) 2013-06-10 2013-06-10 画像投射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014238540A JP2014238540A (ja) 2014-12-18
JP6232761B2 true JP6232761B2 (ja) 2017-11-22

Family

ID=50721712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013121822A Expired - Fee Related JP6232761B2 (ja) 2013-06-10 2013-06-10 画像投射装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9395607B2 (ja)
EP (1) EP2816405A3 (ja)
JP (1) JP6232761B2 (ja)
CN (1) CN104238244B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6613664B2 (ja) * 2015-07-10 2019-12-04 セイコーエプソン株式会社 波長変換装置、照明装置及びプロジェクター
TWI594061B (zh) * 2015-07-21 2017-08-01 中強光電股份有限公司 轉輪組合及具有轉輪組合的投影裝置
CN109031864A (zh) * 2018-07-10 2018-12-18 苏州佳世达光电有限公司 投影机及其光机

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7046897B2 (en) * 2002-06-13 2006-05-16 Unaxis Balzers Ltd. Light beam preparation arrangement
US6883937B2 (en) * 2002-08-23 2005-04-26 Jds Uniphase Corporation Sequential color recapture light system
JP2004212726A (ja) 2003-01-06 2004-07-29 Plus Vision Corp ヒートシンク付き光伝送部材およびそれを用いたプロジェクタ
JP2004212816A (ja) * 2003-01-07 2004-07-29 Fuji Photo Optical Co Ltd ロッドインテグレータホルダおよび該ロッドインテグレータホルダを備えた投写型画像表示装置
JP2004239934A (ja) 2003-02-03 2004-08-26 Plus Vision Corp 照明光学系およびそれを用いたプロジェクタ
US7178948B2 (en) 2004-08-17 2007-02-20 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Light collection system
US7566135B2 (en) * 2005-01-13 2009-07-28 Lg Electronics Inc. Light tunnel of DLP projection system
KR100693530B1 (ko) 2005-01-13 2007-03-14 엘지전자 주식회사 디엘피 프로젝션 텔레비전의 라이트 터널구조
CN100422849C (zh) 2005-02-23 2008-10-01 扬明光学股份有限公司 投影机
JP2007147965A (ja) 2005-11-28 2007-06-14 Plus Vision Corp プロジェクタ
TWI276910B (en) * 2005-12-27 2007-03-21 Young Optics Inc Illumination system
JP2007256337A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Funai Electric Co Ltd プロジェクタ
JP2008292887A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Funai Electric Co Ltd 画像投影装置
JP5197409B2 (ja) * 2009-01-29 2013-05-15 三菱電機株式会社 投写型表示装置
TWI401525B (zh) * 2009-08-11 2013-07-11 Qisda Corp 光導管以及使用此光導管的投影裝置
JP5510828B2 (ja) 2010-09-16 2014-06-04 株式会社リコー 光源装置、並びに、その光源装置を備えた照明装置及び投射型表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2816405A2 (en) 2014-12-24
US20140362352A1 (en) 2014-12-11
JP2014238540A (ja) 2014-12-18
US9395607B2 (en) 2016-07-19
EP2816405A3 (en) 2015-08-19
CN104238244B (zh) 2016-05-18
CN104238244A (zh) 2014-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7367679B2 (en) Light source for a display device
JP5127474B2 (ja) 画像投射装置
JP6645667B2 (ja) 投写型表示装置
TWI330754B (ja)
JP2015007694A (ja) 照明装置および画像投射装置
JP2006309096A (ja) ランプカートリッジ、ランプ冷却装置、及び光学エンジンユニット
JP5700494B2 (ja) 投影装置
JP2002023261A (ja) プロジェクタ
JP6277608B2 (ja) 冷却構造、画像投射装置、電子機器
JP6232761B2 (ja) 画像投射装置
US9645478B2 (en) Cooling device, image projection apparatus, and electronic apparatus
JP2012008179A (ja) プロジェクター
JP2013225018A (ja) 投影装置
JP2017223844A (ja) 画像投射装置
JP2015011272A (ja) 投射光学装置及び画像投影装置
JP2004045990A (ja) 表示装置
JP2006259290A (ja) 光源装置及びそれを備えたプロジェクタ
JP2005301088A (ja) 画像表示プロジェクタ
JP2015022020A (ja) 投射光学装置及び画像投射装置
JP5610054B1 (ja) 冷却装置、画像投射装置、電子機器
JP2014167502A (ja) 画像投影装置
JP2006146109A (ja) プロジェクタ
JP7394586B2 (ja) 画像投射装置
JP4941460B2 (ja) プロジェクタ
JP5123818B2 (ja) リアプロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171009

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6232761

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees