JP4941460B2 - プロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4941460B2
JP4941460B2 JP2008306450A JP2008306450A JP4941460B2 JP 4941460 B2 JP4941460 B2 JP 4941460B2 JP 2008306450 A JP2008306450 A JP 2008306450A JP 2008306450 A JP2008306450 A JP 2008306450A JP 4941460 B2 JP4941460 B2 JP 4941460B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
fan
cooling air
projector
circuit board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2008306450A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009058975A (ja
Inventor
信介 伊藤
猛 滝澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2008306450A priority Critical patent/JP4941460B2/ja
Publication of JP2009058975A publication Critical patent/JP2009058975A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4941460B2 publication Critical patent/JP4941460B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

本発明は、光源装置から出射された光束を変調した後に拡大投写して投写画像を形成するプロジェクタに関する。
近年、プロジェクタを使用する環境が拡がりつつあり、社内会議や出張先でのプレゼンテーションなどで用いられる他、CAD/CAM/CAEのデータを取り込んで拡大投写することで、研究開発部門等での技術検討会に用いられたり、各種セミナーや研修会、さらには視聴覚教育を行う学校の授業でも用いられている。また、CTスキャンやMRIなどの医療画像やデータを投写し、治療法の検討、医療指導などに役立てたり、展示会や大勢が集まるイベントなどを効果的に演出するのにも用いられる。
このように、あらゆる環境でプロジェクタが用いられる現在では、プロジェクタに求められる仕様・機能も様々であり、携帯性を追求した軽量コンパクトモデル、画像品質を追求した高輝度モデルおよび高解像度モデル、各デジタル機器やモバイルツールとの接続を可能にした高機能モデルなどがある。そして、使用される環境のさらなる拡大が予想されることから、新たな使用環境を想定したより高付加価値のプロジェクタの開発が盛んに行われている。
ところで、いずれのモデルのプロジェクタにも、光源ランプ、電源ユニット、液晶パネルなどの発熱源を冷却空気で冷却する冷却構造が設けられている。具体的には、外装ケースに形成された冷却空気の吸入口から吸気ファンによって冷却空気を吸引し、内部の発熱源を経由して冷却空気を流した後、排気ファンによって外装ケースの排気口から外部に排出している。
このようなファンの中でも特に、光源ランプ近傍に設けられた吸気ファンは、他の発熱源を冷却するための吸気ファンもしくは排気ファンよりも大きめのものが用いられており、発熱源の中でも最も高温になり易い光源ランプ全体を大きな風量で確実に冷却するようになっている。このため、光源ランプ冷却用の排気ファンとしては、ロータ径の大きな軸流ファンを用いる場合が多く、ファンの回転による騒音が大きくなるという問題がある。
なお、軸流ファンの代わりにシロッコファンを設け、ファン回転時の騒音を低く抑えることも可能であるが、シロッコファンは軸流ファンに比べて低風圧となり易いため、冷却効率が下がる可能性がある。
本発明の第1の目的は、光源ランプを効率よく冷却できるとともに、騒音を小さく抑えることができるプロジェクタを提供することにある。
一方、光源ランプの他、この光源ランプを駆動するための駆動回路基板も高温になり易い部品の一つである。しかし、この駆動回路基板は光源ランプに隣接して設けられるので、この駆動回路基板を専用に冷却するファンを設けようとすると、光源ランプ冷却用と併せて大きめのファンが連装されることになり、プロジェクタが大型化し、また騒音が増大してしまう。このため、従来では、プロジェクタの小型化および低騒音化を優先させるために、光源ランプ冷却用の冷却ファンで駆動回路基板をも冷却しており、駆動回路基板および光源ランプをそれぞれ個別のファンで冷却する場合に比して冷却効率が悪いという問題がある。
本発明の第2の目的は、光源ランプの駆動回路基板の他、これに隣接する光源ランプ等の内部部品をも効率的に冷却でき、かつ小型化および低騒音化を促進できるプロジェクタを提供することにある。
本発明のプロジェクタは、光源装置から出射された光束を変調した後に拡大投写して投写画像を形成するプロジェクタであって、前記光源装置の光源ランプの根本側に冷却空気を吐き出すシロッコファンと、当該プロジェクタの前記光源ランプ近傍の外装ケースに設けられて冷却した後の冷却空気を排気する排気用開口部と、前記光源ランプ近傍に配置されて冷却した後の冷却空気を排気する軸流ファンとを備え、前記排気用開口部は、前記シロッコファンと前記排気用の軸流ファンとの間の流路に設けられ、当該シロッコファンから吐き出された冷却空気の一部を外部に排気することを特徴とする。
ここで、「根本側」とは、光出射側に対して反対側をいう。プロジェクタに多用されるメタルハライドランプ等の光源ランプでは、光源として設定されている発光部分で熱が生じるが、この熱の多くは光源ランプの根本側に伝達され、放熱される。そこで、本発明では、シロッコファンによって光源ランプの根本側を集中的に冷却するとともに、排気ファンを光源ランプ近傍に設けることで、シロッコファンから吐き出された冷却空気を、光源ランプを冷却しながらスピーディーに流れるようにした。このため、冷却空気の風圧が低圧になり易いシロッコファンを用いた場合でも、光源ランプで発生した熱の冷却空気中への放熱がスムーズに行われるようになり、光源ランプが効率よく冷却される。また、シロッコファンは、従来の軸流ファンに比べて静かであるから、騒音が低いレベルに抑えられる。以上により、本発明の第1の効果が達成される。
なお、本発明では、冷却空気の排気用に軸流ファンを用いているが、このような軸流ファンは、従来から用いられているものでよく、この軸流ファンを用いても、従来のプロジェクタに比して騒音が大きくなることはなく、むしろ、この軸流ファンを光源ランプの近傍に設けることで、前述した作用・効果が確実に得られるようになっている。
本発明のプロジェクタでは、前記シロッコファンと前記排気用の軸流ファンとの間の流路には、当該シロッコファンから吐き出された冷却空気の一部を外部に排気する排気用開口部が設けられているこのような構成では、シロッコファンと排気用の軸流ファンとの間の流路に排気用開口部を設けるので、シロッコファンから吐き出された冷却空気は、排気用の軸流ファンと排気用開口部とを通してより効率的に排気される。従って、シロッコファンを風量の大きなものにしても、排気用の軸流ファンを大きくして排気効率を高める必用がないから、騒音レベルが低く維持され、しかも、風量の大きなシロッコファンを用いることで光源ランプの冷却効率が一層向上する。
本発明のプロジェクタでは、前記シロッコファンは、吸込口が前記光源ランプを駆動する駆動回路基板側に向いて配置されていることが望ましい。このような構成では、冷却空気は、シロッコファン中に吸い込まれる前に光源ランプを駆動する駆動回路基板を通過するため、光源ランプと駆動回路基板との両方が一つのシロッコファンで効率的に冷却されるようになる。また、駆動回路基板のみを冷却する専用のファンを設ける必要がないので、プロジェクタの小型化が促進される。
本発明のプロジェクタでは、前記駆動回路基板は、前記冷却空気の流れ方向に沿って貫通したケース部材内に収容されていることが望ましい。このような構成では、冷却空気が流通可能なケース部材内に駆動回路基板を収容するので、このケース部材が駆動回路基板を覆うダクトとしても作用することになる。従って、冷却空気が駆動回路基板に沿って確実に流れ、駆動回路基板の冷却効率が向上する。
本発明のプロジェクタでは、前記駆動回路基板に隣接して電源回路基板が配置されていることが望ましい。電源回路基板も高温になり易い部品であり、このような電源回路基板を駆動回路基板に隣接させることで、この電源回路基板を冷却する冷却空気の流れが前記シロッコファンの吸引作用で加速されてスムーズとなり、電源回路基板の冷却効率も向上する。
本発明のプロジェクタでは、前記電源回路基板は、前記シロッコファンと、外部から冷却空気を吸引する別の軸流ファンとの間に配置されていることが望ましい。このような構成では、電源回路基板が吸気用の軸流ファンでも積極的に冷却されるようになり、電源回路の冷却効率がさらに向上する。
本発明のプロジェクタは、光源装置から出射された光束を変調した後に拡大投写して投写画像を形成するプロジェクタであって、内部冷却用に用いられるシロッコファンは、吸込口が前記光源ランプを駆動する駆動回路基板側に向いて配置されていることを特徴とする。このような構成によれば、シロッコファンの吸引作用によって生じる冷却空気の流れで駆動回路基板が冷却されるのに加え、シロッコファンから吐き出された冷却空気により、例えば、光源ランプ等の内部部品も冷却可能となる。また、シロッコファンは、従来の大きめの軸流ファンに比べて静かであるから、騒音が低いレベルに抑えられる。そして、光源ランプ等の内部部品を冷却する専用のファンを設ける必用がないので、プロジェクタの小型化が促進される。
本発明のプロジェクタでは、冷却空気を前記光源ランプの前面側(光出射方向の前方側)に吐き出す別のシロッコファンを備えていることが望ましい。このような構成では、光源ランプの前面側に近接配置された光学部品等が良好に冷却されるようになる。
本発明によれば、シロッコファンによって光源ランプの根本側を集中的に冷却するとともに、排気ファンを光源ランプ近傍に設けることで、シロッコファンから吐き出された光源ランプ冷却用の冷却空気をスピーディーに流すようにしたため、冷却空気の風圧が低圧になり易いシロッコファンを用いた場合でも、光源ランプで発生した熱の冷却空気中への放熱をスムーズにでき、光源ランプを効率よく冷却できる。また、シロッコファンは、従来の軸流ファンに比べて静かであるから、騒音を低いレベルに抑えることができるという効果がある。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔1.プロジェクタの主な構成〕
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ1を上方から見た全体斜視図、図2は、プロジェクタ1を下方から見た全体斜視図、図3は、プロジェクタ1の内部を示す斜視図である。図1ないし図3において、プロジェクタ1は、略四角箱状の外装ケース2と、外装ケース2内に収容された電源ユニット3と、同じく外装ケース2内に配置された平面L字形の光学ユニット4とを備えている。
外装ケース2は、図4に示すように、互いにネジ止めされる合成樹脂製のアッパーケース21と、アルミニウム等の金属製のロアーケース22と、同じくアルミニウム等の金属製のフロントケース23とで構成されている。
アッパーケース21は、上面部211および背面部212が一体成形された形状である。上面部211の内部側には、アルミニウム板のパンチング加工による多孔状の第1電磁遮蔽部材213が取り外し可能に設けられている。アッパーケース21の背面部212の内部側にも、アルミニウム板からなる第2電磁遮蔽部材214が設けられている。第2電磁遮蔽部材214は、ロアーケース22側にネジ止めされている。
ロアーケース22は、底面部221および対向し合う一対の側面部222が一体に形成された形状であり、プレスやマシニングセンタ等で加工された所定形状のアルミニウム板等を曲げ加工することで、底面部221および側面部222が互いに折曲して形成されている。
底面部221の前方の両隅部分には、プロジェクタ1全体の傾きを調整して投写画像の位置合わせを行う高さ位置調整機構7が設けられている。これに対して底面部221の後方側中央部には、樹脂製のフット部材6(図2)が嵌合しているのみである。
フロントケース23は、外装ケース2の前面部231を形成する部材であり、やはりプレスやマシニングセンタ等で加工された所定形状のアルミニウム板等の曲げ加工あるいは絞り加工によって形成されている。このフロントケース23には投写レンズ46に対応して丸孔開口232が設けられ、丸孔開口232の周辺は絞り加工によって内部側に湾曲している。
このような外装ケース2には、内部に冷却空気を取り入れるための吸気口2A,2B,2C、および内部から冷却空気を排出するための排気口2D,2Eの他、操作パネル2Fや、スピーカの位置に対応した多数の孔2G等が設けられている。
電源ユニット3は、外装ケース2(図3)内の前面側に配置された主電源31と、主電源31の後方に配置されたバラスト32とで構成されている。主電源31は、電源ケーブルを通して供給された電力をバラスト32や図示しないドライバーボード(電子回路基板)等に供給するものであり、前記電源ケーブルが差し込まれるインレットコネクタ33(図2)、周囲を囲むアルミニウム製のフレーム34、電源回路基板35(図9)等を備えている。バラスト32は、電力を主に光学ユニット4の光源ランプ411(図5、図9)に供給するものであり、ランプ駆動回路基板36(図9)を備えている。
光学ユニット4は、図5に示すように、インテグレータ照明光学系41、色分離光学系42、リレー光学系43、電気光学装置44、色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム45、および投写光学系としての投写レンズ46を備えている。
〔2.光学系の詳細な構成〕
図5において、インテグレータ照明光学系41は、メタルハライドランプ等の光源ランプ411およびリフレクタ412を含む光源装置413と、第1レンズアレイ414と、偏光変換素子415と、第2レンズアレイ416とを備えている。光源ランプ411から射出された光束は、リフレクタ412によって集光点に集光するように反射した後、集光点までの途中位置に配置された第1レンズアレイ414によって複数の部分光束に分割され、そして、偏光変換素子415によって1種類の偏光光に変換され、第2レンズアレイ416に入射する。なお、このような偏光変換素子415は、例えば特開平8−304739号公報に紹介されている。偏光変換素子415によって1種類の偏光光に変換された各部分光束は、集光レンズ417に集光し、最終的に電気光学装置44を構成する3枚の光変調装置(ライトバルブ)としての液晶パネル441(色光毎に液晶パネル441R,441G,441Bと示す)上にほぼ重畳される。
色分離光学系42は、2枚のダイクロイックミラー421,422と、反射ミラー423とを備え、ミラー421、422によりインテグレータ照明光学系41から射出された複数の部分光束を赤、緑、青の3色の色光に分離する機能を有している。
リレー光学系43は、入射側レンズ431、リレーレンズ433、および反射ミラー432、434を備え、色分離光学系42で分離された色光、例えば、青色光を液晶パネル441Bまで導く機能を有している。
電気光学装置44は、3枚の光変調装置となる液晶パネル441R,441G,441Bを備え、これらは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いたものであり、色分離光学系42で分離された各色光は、これら3枚の液晶パネル441R,441G,441Bによって、画像情報に応じて変調されて光学像を形成する。
クロスダイクロイックプリズム45は、3枚の液晶パネル441R,441G,441Bから射出された各色光ごとに変調された画像を合成してカラー画像を形成するものである。なお、ダイクロイックプリズム45には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に形成され、これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成される。そして、ダイクロイックプリズム45で合成されたカラー画像は、投写レンズ46から射出され、スクリーン上に拡大投写される。
以上説明した各光学系41〜45は、図6に示す支持体としての合成樹脂製のライトガイド47に収容される。すなわち、このライトガイド47には、光源装置413を覆う光源保護部471の他、前述の各光学部品414〜416,421〜423,431〜434を上方からスライド式に嵌め込む溝部472〜481が設けられている。ここで、溝部473には、一体にユニット化された偏光変換素子415および第2レンズアレイ416が嵌め込まれる。そして、ライトガイド47には、図3に示すカバー48が取り付けられている。
また、ライトガイド47の光出射側には、アルミニウム製のヘッド板49(図6、図7)が配置されており、このヘッド板49の一端側に液晶パネル441R,441G,441Bが一体に取り付けられたダイクロイックプリズム45が固定され、他端側の半円筒状部分に沿ったフランジ上に投写レンズ46が固定されるようになっている。
〔3.冷却構造〕
図1ないし図3において、プロジェクタ1内には、投写レンズ46脇および外装ケース2底面の吸気口2Aから吸引された冷却空気が排気口2Dから排気される第1冷却系統A、外装ケース2の側面に設けられた吸気口2Bから吸引された冷却空気が排気口2Eから排気される第2冷却系統B、外装ケース2の底面に設けられた吸気口2Cから吸引された冷却空気が排気口2Eから排気される第3冷却系統Cが形成されている。ただし、冷却空気の流れは、上記のような各冷却系統A〜C毎に明確に分けられるのではなく、実際には、内部部品間の隙間等を通じて冷却系統A〜C間相互での冷却空気の多少の移動は当然に生じる。
図9に詳細に示すように、第1冷却系統Aでは、主電源31の投写レンズ46側に軸流吸気ファン51(図3中では一点鎖線で図示)が設けられ、バラスト32の光源装置413側に第1シロッコファン52が設けられている。この第1シロッコファン52が本発明に係るシロッコファンであり、吸込口521がバラスト32のランプ駆動回路基板36側に、吐出口522が光源装置413側に向けて配置されている。
軸流吸気ファン51の駆動によって投写レンズ46脇および吸気口2Aから吸引された冷却空気は、主電源31の電源回路基板35(これに実装された回路部品を含む)を冷却した後に第1シロッコファン52に吸引される。
また、第1シロッコファン52の吸引作用によって吸気口2Aや投写レンズ46脇から吸引された冷却空気は、ランプ駆動回路基板36(これに実装された回路部品を含む)を冷却しながら第1シロッコファン52側に流れ、吸引される。この際、ランプ駆動回路基板36は、図3、図10に示すように、安全対策用の透明な樹脂製のケース部材37内に収容され、ベース部材38にスタッド部材(不図示)等を介して固定されており、吸気口2Aからの冷却空気はこのケース部材37の一端側の開口から流入し、他端側の開口から流出して第1シロッコファン52に吸引される。
第1シロッコファン52から吐き出された冷却空気の一部(図9中のA1)は、ライトガイド47(図3、図6)の後方を抜け、第2電磁遮蔽部材214の一方のルーバー215を通って外装ケース2の排気口2Dから排気される。
そして、第1シロッコファン52から吐き出された冷却空気の大部分(図9中のA2)は、ライトガイド47に設けられた吸気用切欠部471Aから光源保護部471内に入り込んで光源装置413の光源ランプ411を後方の根本側から集中的に冷却し、排気用切欠部471B(図6)から排気され、第2電磁遮蔽部材214の排気用開口部としての他方のルーバー215Aを通って最終的に排気口2Dから外装ケース2外に排気される。
さらに、ライトガイド47の光源保護部471内に入り込んだ冷却空気の一部(図9中のA3)は、光源装置413(光源ランプ411)の近傍に設けられた背面側の軸流排気ファン54で強制的に排出され、排気口2Dないし排気口2E等から排気される。この軸流排気ファン54が本発明に係る軸流ファンであり、光源ランプ411冷却用の冷却空気を光源保護部471内に対してスピーディーに流入出させている。
第2冷却系統Bでは、図7、図8の断面図に示すように、投写レンズ46の下側に第2シロッコファン53が設けられている。この第2シロッコファン53は、吸気口2Bから電気光学装置44の下方まで冷却空気を導くダクト部材60(図6)の途中に配置されている。吸気口2Bから吸引された吸気は、ダクト部材60に導かれて第2シロッコファン53に吸い込まれ、外装ケース2の底面に沿って吐き出された後、電気光学装置44を冷却する。この後に冷却空気は、上部に平置き状態で配置された回路基板としての図示しないドライバーボードを冷却しながら軸流排気ファン54に向かい、この排気ファン54で排気口2Eから排気される。
第3冷却系統Cでは、図6中に一点鎖線で示すように、ライトガイド47の下面における外装ケース2底面の吸気口2Cに対応した位置に第3シロッコファン55が設けられている。吸気口2Cは、個々の孔を極力小径とすることで、プロジェクタ1の設置個所上にある塵や埃を吸い込み難くしている。
吸気口2Cから第3シロッコファン55に吸い込まれた冷却空気は、外装ケース2の底面およびライトガイド47の下面間に形成されるダクト状部分を通って光源装置413側に吐き出された後、ライトガイド47の溝部472,473に対応して設けられた吸気用開口472A、473A(図6)に導かれ、この溝部472,473に配置される前述した第1レンズアレイ414、偏光変換素子415と第2レンズアレイ416とからなるユニットの他、UVフィルタ418を下方から上方に向かって冷却する。この後に冷却空気は、カバー48の排気用開口48A(図3)から排気され、最終的に背面側の軸流排気ファン54で排気口2Eから排気される。従って、本実施形態では、この第3シロッコファン55が本発明に係る別のシロッコファンである。
〔4.実施形態の効果〕
(1)プロジェクタ1の冷却機構を構成する第1冷却系統Aでは、放熱が最も盛んに行われる光源ランプ411の根本側を第1シロッコファン52で集中的に冷却できるうえ、軸流排気ファン54が光源ランプ411の近傍に設けられていることにより、光源ランプ411冷却のための冷却空気を、光源ランプ411を冷却しながら光源保護部417内でスピーディーに流すことができる。このため、冷却空気の風圧が低圧になり易い第1シロッコファン52を用いた場合でも、光源ランプ411で発生した熱の冷却空気中への放熱をスムーズにでき、光源ランプ411を効率よく冷却できる。また、第1シロッコファン52は、従来の大きめの軸流ファンに比べて格段に静かであるから、騒音を低いレベルに抑えることができる。
(2)第1シロッコファン52は、吸込口521が光源ランプ411を駆動するバラスト32のランプ駆動回路基板36側に向いて配置されているので、冷却空気を第1シロッコファン52中に吸い込まれる前にランプ駆動回路基板36を通過させることができ、それぞれ高温になり易い光源ランプ411とランプ駆動回路基板36との両方を一つの第1シロッコファン52で効率的に冷却できる。また、ファンを二つ設けて光源ランプ411およびランプ駆動回路基板36を個別に冷却する必要がないから、プロジェクタ1の小型化を促進できる。
(3)ランプ駆動回路基板36は、冷却空気の流れ方向に沿って貫通した保護用のケース部材37内に収容されているが、このケース部材37がランプ駆動回路基板36を覆うダクトとしても作用するため、冷却空気をランプ駆動回路基板36に沿って確実に流すことができ、ランプ駆動回路基板36の冷却効率を向上させることができる。
このケース部材37としては、例えば、安全規格上設けられるもので兼用でき、ダクトとして作用する部材を別途設計して設ける必要がなく、これにかかる手間やコストを削減できる。
(4)主電源31の電源回路基板35も高温になり易いが、この電源回路基板35は第1シロッコファン52で冷却されるランプ駆動回路基板36に隣接して配置されているので、電源回路基板35冷却用の冷却空気を第1シロッコファン52の吸引作用で加速させてスムーズに流すことができ、電源回路基板35の冷却効率も向上させることができる。
(5)この際、電源回路基板35は、軸流空気ファン51で吸引された冷却空気で積極的に冷却されるため、電源回路基板35の冷却効率をさらに向上させることができる。
(6)プロジェクタ1には、冷却空気を光源ランプ411の前面側(光出射方向の前方側)に吐き出す第3シロッコファン55が設けられているため、光源ランプ411の前面側に近接配置された第1レンズアレイ414や、偏光変換素子415と第2レンズアレイ416とからなるユニット、およびUVフィルタ418等の光学部品を良好に冷却できる。
(7)第1シロッコファン52と軸流排気ファン54との間の流路には排気用開口部としてのルーバー215Aが設けられているので、第1シロッコファン52から吐き出された冷却空気を、軸流ファン54とルーバー215とを通してより効率的に排気できる。従って、第1シロッコファン52を風量の大きなものにしても、軸流排気ファン54を大きくして排気効率を高める必用がないから、騒音レベルを低く維持しつつ、風量の大きな第1シロッコファン52を用いることで光源ランプ411の冷却効率を一層向上させることができる。なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態の第3冷却系統Cでは、吸気口2Cから冷却空気を吸引する第3シロッコファン55が用いられていたが、例えば、第2冷却系統Bでの冷却空気の一部をロアーケース22とライトガイド47との間を流通させて光源装置413の前面側に送り込んでもよい。こうすることで、底面部221に設けられた吸気口2Cを不要にできるので、プロジェクタ1が載置される面からの塵や埃等の吸い込みを低減でき、光学部品への影響を抑制できる。
前記実施形態では、主電源31の電源回路基板35がバラスト32のランプ駆動回路基板36に隣接配置されていたが、例えば、投写レンズ46を左右から挟み込むように主電源31とバラスト32とを配置するなどして離間させ、これに応じて各回路基板35,36同士も離間させてよく、これらのレイアウト等はその実施にあたって任意に決められてよい。
バラスト32のランプ駆動回路基板36はダクトとして作用するケース部材37内に収容されていたが、このようなケース部材37は必要に応じて設けられればよく、安全規格上不要であれば省略してもよい。
反対に、安全上不要な場合でも、ダクトを形成する目的でケース部材を設けても勿論よい。
前記第1シロッコファン52は、吸込口521がランプ駆動回路基板36側に向いて配置されていたが、吸込口521を外装ケース2の側面部222側に向け、これに対応した部分に吸気口を設けて冷却空気を外部から吸引させた場合でも本発明に含まれる。
前記実施形態では、3つの光変調装置を用いたプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、1つの光変調装置のみを用いたプロジェクタ、2つの光変調装置を用いたプロジェクタ、あるいは、4つ以上の光変調装置を用いたプロジェクタにも適用可能である。また、前記実施形態では、光変調装置として液晶パネルを用いていたが、マイクロミラーを用いたデバイスなど、液晶以外の光変調装置を用いても良い。さらに、前記実施形態では、光入射面と光出射面とが異なる透過型の光変調装置を用いていたが、光入射面と光出射面とが同一となる反射型の光変調装置を用いても良い。さらにまた、前記実施形態では、スクリーンを観察する方向から投写を行なうフロントタイプのプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、スクリーンを観察する方向とは反対側から投写を行なうリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
本発明の一本実施形態に係るプロジェクタを上方から見た全体斜視図である。 プロジェクタを下方から見た全体斜視図である。 プロジェクタの内部を示す斜視図である。 前記実施形態の外装ケースの分解斜視図である。 プロジェクタの各光学系を模式的に示す平面図である。 プロジェクタの光学ユニットの構成部材を示す斜視図である。 図1の矢印VII−VIIから見た縦断面図である。 図1の矢印VIII−VIIIから見た縦断面図である。 前記実施形態の一冷却系統を示す斜視図である。 前記実施形態の要部を拡大して示す縦断面図である。
符号の説明
1 プロジェクタ
35 電源回路基板
36 駆動回路基板側であるランプ駆動回路基板
37 ケース部材
52 シロッコファンである第1シロッコファン
54 軸流ファンである軸流排気ファン
55 別のシロッコファンである第3シロッコファン
411 光源ランプ
521 吸込口

Claims (7)

  1. 光源装置から出射された光束を変調した後に拡大投写して投写画像を形成するプロジェクタであって、
    前記光源装置の光源ランプ根本側に冷却空気を吐き出すシロッコファンと、当該プロジェクタの前記光源ランプ近傍の外装ケースに設けられて冷却した後の冷却空気を排気する排気用開口部と、前記光源ランプ近傍に配置されて冷却した後の冷却空気を排気する軸流ファンとを備え
    前記排気用開口部は、前記シロッコファンと前記排気用の軸流ファンとの間の流路に設けられ、当該シロッコファンから吐き出された冷却空気の一部を外部に排気することを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、前記シロッコファンから吐き出す冷却空気は、前記光源ランプの根本側に集中的に大部分を吐き出すことを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクタにおいて、前記シロッコファンは、吸込口が前記光源ランプを駆動する駆動回路基板側に向いて配置されていることを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項3に記載のプロジェクタにおいて、前記駆動回路基板は、前記冷却空気の流れ方向に沿って貫通したケース部材内に収容されていることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項3または請求項4に記載のプロジェクタにおいて、前記駆動回路基板に隣接して電源回路基板が配置されていることを特徴とするプロジェクタ。
  6. 請求項5に記載のプロジェクタにおいて、前記電源回路基板は、前記シロッコファンと、外部から冷却空気を吸引する別の軸流ファンとの間に配置されていることを特徴とするプロジェクタ。
  7. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、冷却空気を前記光源ランプの前面側に吐き出す別のシロッコファンを備えていることを特徴とするプロジェクタ。
JP2008306450A 2008-12-01 2008-12-01 プロジェクタ Expired - Lifetime JP4941460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008306450A JP4941460B2 (ja) 2008-12-01 2008-12-01 プロジェクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008306450A JP4941460B2 (ja) 2008-12-01 2008-12-01 プロジェクタ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000207077A Division JP4554039B2 (ja) 2000-07-07 2000-07-07 プロジェクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009058975A JP2009058975A (ja) 2009-03-19
JP4941460B2 true JP4941460B2 (ja) 2012-05-30

Family

ID=40554701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008306450A Expired - Lifetime JP4941460B2 (ja) 2008-12-01 2008-12-01 プロジェクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4941460B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104049443B (zh) * 2014-07-11 2016-05-11 苏州佳世达光电有限公司 投影机

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02196280A (ja) * 1989-01-25 1990-08-02 Seiko Epson Corp 液晶ビデオプロジェクターシステム
JPH03235984A (ja) * 1990-02-13 1991-10-21 Victor Co Of Japan Ltd 投写型表示装置の光源冷却装置
EP0526653A1 (en) * 1991-02-22 1993-02-10 Seiko Epson Corporation Projection-type liquid crystalline projector
JP3027839B2 (ja) * 1991-02-27 2000-04-04 カシオ計算機株式会社 液晶プロジェクタ
JPH06314501A (ja) * 1993-04-30 1994-11-08 Toshiba Lighting & Technol Corp 投光光源装置およびこれを用いた液晶プロジェクタ
JPH09133911A (ja) * 1995-11-08 1997-05-20 Mitsubishi Electric Corp 液晶表示装置
JP3471611B2 (ja) * 1998-06-10 2003-12-02 Necビューテクノロジー株式会社 プロジェクタ装置
JP3613010B2 (ja) * 1998-06-23 2005-01-26 セイコーエプソン株式会社 投写型表示装置
JP2000081667A (ja) * 1998-06-30 2000-03-21 Seiko Epson Corp 投射型表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009058975A (ja) 2009-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4554039B2 (ja) プロジェクタ
JP3870694B2 (ja) プロジェクタ
JP4193796B2 (ja) 軸流ファン及びこれを用いたプロジェクタ
JP3467697B2 (ja) 電気光学装置の冷却装置およびプロジェクタ
JP4020119B2 (ja) プロジェクタ
JP3888040B2 (ja) 光学部品およびこれを備えたプロジェクタ
JP4046119B2 (ja) 照明装置、プロジェクタ
US9016870B2 (en) Projector and display apparatus having the same
JP2003215711A (ja) プロジェクタ
JP2005121250A (ja) 冷却装置およびリアプロジェクタ
JP3791303B2 (ja) プロジェクタ
JP2002023109A (ja) 偏光変換ユニットおよびこれを用いたプロジェクタ
JP2012008179A (ja) プロジェクター
JP5171295B2 (ja) 電気機器
JP4944452B2 (ja) 画像投射装置
JP2002365728A (ja) プロジェクタ
JP4941460B2 (ja) プロジェクタ
JP2003287816A (ja) ルーバ付ダクト、およびこのルーバ付ダクトを備えたプロジェクタ
JP2011164419A (ja) 投写型表示装置
JP2004279778A (ja) プロジェクタ
JP3444274B2 (ja) プロジェクタ
JP2005121249A (ja) 冷却装置およびリアプロジェクタ
JP3444273B2 (ja) プロジェクタ
JP2008176010A (ja) プロジェクタ
JP2005114994A (ja) 光学装置、およびリアプロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081225

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4941460

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term