JP6232332B2 - 風力選別装置 - Google Patents

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本発明は、風力選別装置に関する。
従来より、風力によって軽量物と重量物とを選別する風力選別装置として、特許文献1に示すものが知られている。この風力選別装置は、軽量物と重量物とを含む廃棄物を搬送投入する投入手段と、軽量物と重量物とを選別する空気流を発生させるノズルヘッダと、ノズルヘッダからの空気流を妨げるように設置された分離板とを備えている。
特開平10−249282号公報
上述のような風力選別装置では、投入手段の終端部下方から上方に向けて、ノズルヘッダから空気流が噴射される。この空気流によって、軽量物は舞い上げられて分離板上端部を越える。一方、空気流によって重量物に与えられる力は、重量物に作用する重力と比べて小さいため、重量物は投入手段の終端部から下方に落下する。このようにして、軽量物と重量物とが選別される。
ところで、近年の地震や津波等による災害による瓦礫は、例えば、ビニールや布等のような長尺で軟らかい軽量物を含んでいることがある。このような瓦礫に対し、従来の技術を適用すると、軽量物が重量物に巻き込まれて落下し、結果として軽量物が十分に選別できないことがあった。従って、軽量物を確実に選別できるような風力選別装置が望まれている。
そこで、本発明は、重量物から軽量物を確実に選別することができる風力選別装置を提供することを目的とする。
本発明に係る風力選別装置は、異なる重量を有する複数の廃棄物を含む混合廃棄物から、廃棄物を空気流内において重量に応じて選別する風力選別装置であって、内部で空気流が形成される風洞部と、風洞部の一端側に設けられ、混合廃棄物を風洞部に供給する供給部と、風洞部の一端側において供給部の下方に設けられ、供給部から供給される混合廃棄物に向けて空気を噴射して空気流を形成する噴射部と、風洞部の上端側に設けられ、風洞部の内部の空気を外部へ排出する吸引部と、風洞部の下端側において、供給部から混合廃棄物が供給される供給方向に沿って少なくとも2つ並設され、空気流内において選別された廃棄物を回収する回収部と、を備え、供給部の終端部には、当該終端部から供給方向へ延びて、混合廃棄物を支持する支持部が形成され、支持部は、供給部の幅方向に沿って複数並設された歯部を備え、歯部は、供給部の終端部から供給方向へ向かうに従って先細りとなることを特徴とする。
本発明に係る風力選別装置において、供給部の終端部には、当該終端部から供給方向へ延びて、混合廃棄物を支持する支持部が形成されている。この支持部は、供給部の幅方向に沿って複数並設された歯部を備えている。この歯部によって軽量物が支えられるため、歯部同士の間隙を上方に通過する空気流が軽量物に当たる時間を長くでき、軽量物を上方に十分押し上げることができる。また、この歯部は、供給部の終端部から供給方向へ向かうに従って先細りとなっている。よって、並設された歯部同士の間隙は、供給部の終端部から供給方向へ向かうに従って広くなる。このような歯部を備えることにより、供給部の終端部から供給方向へ向かうに従って、重量物を徐々に落下させることができる。これらの相乗作用により、軽量物が重量物に巻き込まれて落下することを抑制する結果、重量物から軽量物を確実に選別することが可能となる。
本発明に係る風力選別装置において、吸引部は、風洞部の内部において噴射部と支持部を介して対向するように設けられており、支持部と吸引部との間には空気流が通過する流路が形成され、流路は、支持部と吸引部との間で直線状に延びる直線部を少なくとも備えていてもよい。このように流路が構成されることにより、支持部における歯部同士の間隙を通過した空気流は、壁面等で妨げられることなく、直線部を通過して上端側に設けられた吸引部に向かって流れる。この結果、軽量物は確実に上方に押し上げられ、軽量物を好適に選別することができる。
本発明に係る風力選別装置において、回収部の境界部には、板状の仕切部材が延在方向に伸縮可能に延設されていてもよい。これにより、歯部同士の間隙を通過した後に回収部に向かった一部の空気流が歯部に逆流することを抑制し、歯部同士の間隙を上方に通過する空気流が妨げられることを抑制できる。この結果、軽量物は更に確実に上方に押し上げられ、軽量物を一層好適に選別することができる。
本発明に係る風力選別装置において、吸引部の出力は、噴射部の出力よりも大きくてもよい。これにより、風洞部の内部において、噴射部からの空気流は、吸引部が設けられた上端側へ向かって流れやすくなる。従って、軽量物は上方に確実に押し上げられ、軽量物をより確実に選別することができる。
本発明に係る風力選別装置において、回収部は、回収部の内部の空気が回収部の外部へ流通可能な流通部を備えていてもよい。この流通部を備えることにより、歯部同士の間隙を通過した後に回収部に向かった一部の空気流は、回収部の外部へ流出することができ、風洞部の内部に逆流することが抑制される。従って、逆流する空気流によって回収部への軽量物の回収が妨げられることを抑制でき、軽量物をより確実に選別することができる。
本発明に係る風力選別装置において、噴射部は、少なくとも2つのノズルを備えており、空気を噴射する方向及び風量の少なくとも一方をノズルごとにそれぞれ独立に調整可能であってもよい。これにより、歯部同士の間隙における空気流を好適に形成することができ、軽量物は上方に一層確実に押し上げられ、軽量物をより確実に選別することができる。
本発明によれば、重量物から軽量物を確実に選別することができる。
本発明の一実施形態に係る風力選別装置の概略構成を示す一部断面図である。 図1の供給部の終端部付近を拡大して示す斜視図である。 従来の風力選別装置の概略構成を示す一部断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
まず、図1を参照して、風力選別装置1の概略構成について説明する。図1は、本実施形態に係る風力選別装置1の概略構成を示す一部断面図である。風力選別装置1は、重量物d1、軽量物d2及び超軽量物d3を含む混合廃棄物Dに空気流Bが当てられることにより、異なる重量を有する重量物d1と、軽量物d2と、超軽量物d3とが分離選別される装置である。以下の説明においては、方向Aにおける前方を「奥」とし、後方を「手前」として説明する。方向Aとは、図1を見たときに左側から右側へ水平に向かう方向を便宜的に示すものである。
図1に示すように、風力選別装置1は、ホッパ2と、フィーダ3と、噴射部4と、風洞部5と、回収部6と、仕切部材7と、吸引部8と、を備えている。なお、本実施形態では、風力選別装置1の各構成は、構造物50によって支持されている。ただし、図の簡略化のため、構造物50の細部は省略している。
ホッパ2は、フィーダ3の上流側端部の上方に配置されている。ホッパ2は、上端部が開口する混合廃棄物Dの受け入れ容器であり、例えば略四角柱形状を呈している。混合廃棄物Dは、ホッパ2の上端部の開口から投入される。また、ホッパ2の下端部には、フィーダ3の上部に混合廃棄物Dを受け渡す吐出口が設けられている。なお、ホッパ2の形状は、略円柱形状や漏斗形状であってもよい。
フィーダ3は、ホッパ2から受け渡された混合廃棄物Dが風洞部5に供給される供給路である。フィーダ3は、奥側ほど低くなるように傾斜して方向Aに沿って延在している。フィーダ3の下流側は、風洞部5の手前側側面において風洞部5の内部に突出するように設けられている。フィーダ3は、図示しない吊下部材によって構造物50から振動可能に吊り下げられており、図示しない振動源によって振動させられる。この振動により、混合廃棄物Dは、フィーダ3の上部を滑り落ちて風洞部5に供給される。従って、フィーダ3は、方向Aを供給方向とする供給部を構成している。フィーダ3の終端部には、支持部10が形成されている(詳しくは後述)。
噴射部4は、風洞部5の内部に空気流B及び空気流b1〜b6を形成する送風装置である。噴射部4は、フィーダ3の下方に設置されている。噴射部4は、ノズル4a,4bと、ノズル基部4cと、送風機4dと、を備えている。
ノズル4a,4bは、空気流b1,b2を噴射する噴射口である。空気流b1,b2は、選別のために混合廃棄物Dに当てられる空気流Bを形成する。ノズル4a,4bは、フィーダ3の下流側の下方において風洞部5の内部に突出するように設けられており、支持部10に向けて斜め上方に空気流b1,b2を噴射する。
ノズル4a,4bの基端部は、ノズル基部4cにそれぞれ回動可能に設けられている。また、ノズル4a,4bは、ノズル基部4cに対する角度を調整した位置にてそれぞれ固定可能とされている。よって、ノズル4a,4bが空気流b1,b2を噴射する方向は、ノズル4a,4bごとにそれぞれ独立に調整可能に構成されている。例えば、ノズル4aの角度を図1に示すものより上向きに設定する一方、ノズル4bの角度を図1に示すものより下向きに設定してよい。空気流b1,b2を噴射する方向を変更することで、空気流b1,b2によって形成される空気流Bの向きや風圧を変化させることができる。なお、ノズル基部4cには、更に別のノズルが備えられていてもよい。
ノズル基部4cは、送風機4dの送風口に取り付けられている。ノズル基部4cは、ノズル基部4cの内部が送風機4d及びノズル4a,4bの内部と連通する略箱型形状を呈しており、送風機4dからの風をノズル4a,4bに分配する。ノズル基部4cでは、ノズル4a,4bが空気流b1,b2を噴射する風量は、ノズル4a,4bごとにそれぞれ独立に調整可能とされている。例えば、ノズル基部4cの内部において、送風機4dからノズル4a,4bに分配される風の流路の断面積が可変となるよう構成されていてもよい。空気流b1,b2を噴射する風量を変更することで、空気流b1,b2によって形成される空気流Bの向きや風圧を変化させることができる。
送風機4dは、噴射部4の内部においてノズル4a,4b及びノズル基部4cの方向へ風を発生させる装置である。送風機4dは、例えば、図示しない電動機によって駆動されるシロッコファンが採用される。送風機4dの出力は、混合廃棄物Dに含まれる重量物d1と軽量物d2とが好適に分離選別されるように、例えば15kW〜22kWに設定されている。
風洞部5は、フィーダ3の奥側に立設される略箱型塔状の筐体であり、内部において空気流B等による混合廃棄物Dの分離選別が行われる。風洞部5の手前側側面には、フィーダ3の下流側と、ノズル4a,4bの先端とが設けられている。風洞部5の下端部には、方向Aに沿って回収部6が2個並設されている。
回収部6は、選別された重量物d1と軽量物d2とを分けて回収するためのものである。本実施形態では、重量物d1は、方向Aにおける手前側の回収部6に回収され、軽量物d2は、方向Aにおける奥側の回収部6に回収される。回収部6は、接続部6aと、フィルター6bと、フレキシブルコンテナバッグであるフレコン(登録商標。以下同じ。)6cとを備えている。
接続部6aは、上端部と下端部が開口する漏斗状に形成されている。接続部6aは、風洞部5とフレコン6cとを接続し、上端部において風洞部5に連通し、下端部においてフィルター6bを介してフレコン6cに連通する。接続部6aの下端部の開口は、フレコン6cの開口に対応させて形成されている。
フィルター6bは、接続部6aとフレコン6cとの間に設けられている。フィルター6bは、重量物d1及び軽量物d2が通過しない程度に粗目の繊維状の材料で構成され、回収部6の内部の空気が回収部6の外部へ流通可能な流通部を構成している。フィルター6bの材料として、例えば、麻等の天然繊維やサランロック(登録商標)等の化学繊維が採用される。フィルター6bは、フレコン6cの開口に対応させて、例えば円筒状に形成されている。
フレコン6cは、選別された重量物d1と軽量物d2とを分けて回収する袋状の包材である。フレコン6cは、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等の丈夫な化学繊維で縫製される。フレコン6cの形状は、例えば角型や円筒型のものが挙げられる。なお、接続部6a及びフレコン6cは、回収される廃棄物の重量等の選別内容に応じて、更に設けられていてもよい。
仕切部材7は、風洞部5の内部における接続部6aの上方の空間を、手前側と奥側とに仕切る板状の部材である。仕切部材7は、風洞部5の内部における接続部6a,6aの境界部分において延設されている。仕切部材7の下端部は、接続部6a,6aの境界部分において方向Aと直交する水平方向に延びる軸部を備えており、仕切部材7が方向Aに沿った方向に揺動可能に構成されている。また、仕切部材7は、例えば複数の板状部材が組み合わせられて、延在方向に伸縮可能に構成されている。一例として、雌ねじのねじ山が複数形成された1枚の板状部材と、当該雌ねじに対応する雄ねじを挿通可能な長穴が延在方向に形成された別の板状部材とが重ね合わせられており、当該雄ねじを締め込むことにより、仕切部材7の長さが調整されるようにしてもよい。図1においては、仕切部材7は、上端部がフィーダ3の終端部に対峙する程度の長さとされているが、混合廃棄物Dの組成や噴射部4の出力等に応じて、仕切部材7は、長さは適宜変更される。
吸引部8は、風洞部5の内部の空気を排出する排気口である。吸引部8は、風洞部5の上端部に設けられ、風洞部5の内部において、ノズル4a,4bと支持部10を介して対向するように配置されている。このように配置されることで、支持部10と吸引部8との間には空気流b4が通過する流路が直線状に形成される。この流路は、支持部10と吸引部8との間で直線状に延びる直線部5bを少なくとも備えている。
この直線部5bは、支持部10と吸引部8との間における風洞部5の内部で、風洞部5の壁部5aによって遮られないように構成されている。具体的には、風洞部5の壁部5aは、方向Aにおける手前側の端部が支持部10の上方に配置され、方向Aにおける奥側の端部が吸引部8の手前側に配置されており、支持部10の手前側端部と吸引部8の開口の手前側端部とを結ぶ仮想的な直線と干渉しないように延在している。ここで、支持部10の手前側端部は、本実施形態では、例えばフィーダ3と支持部10との境界部である。
また、吸引部8は、図示しない負圧源及び粉塵捕集装置を含んでいる。風洞部5の内部の超軽量物d3は、空気流b5と共に吸引部8から排気される。吸引された超軽量物d3は、粉塵捕集装置によって回収される。負圧源の出力は、吸引部8が設けられた風洞部5の上端側へノズル4a,4bから向かう空気流b1〜5が流れやすくなるように、例えば22kW〜30kWに設定されている。ここで、本実施形態では、吸引部8の出力の方が噴射部4よりも大きく設定されている。具体的には、例えば、吸引部8の出力は22kWに設定され、噴射部4の出力は15kWに設定されている。ただし、吸引部8の出力と噴射部4の出力は同じであってもよい。
支持部10は、空気流による重量物d1と軽量物d2との分離選別を促進するために混合廃棄物Dを支持するものである。図2に示すように、支持部10は、フィーダ3の終端部において、当該終端部から供給方向側へ延びており、フィーダ3と略同等の幅を有する板状を呈している。なお、ここで「供給方向側へ延びる」とは、少なくとも供給方向(すなわち方向A)に係る方向成分を有する方向へ延びていればよく、供給方向に対して傾斜していてもよい。図1及び図2においては、支持部10は、水平方向に対して傾斜するフィーダ3と略同方向に傾斜するように延びている。ただし、支持部10は、フィーダ3よりも小さい角度で傾斜していてもよく、フィーダ3よりも大きい角度で傾斜してもよく、あるいは、傾斜することなく供給方向(方向A)に沿って水平に延びていてもよい。支持部10は、供給方向における手前側端部がフィーダ3と接合されている。支持部10は、例えば接合部Wにおいて溶接によりフィーダ3と接合される。支持部10は、歯部11と、補強板12と、ガード板13とを備えている。
歯部11は、支持部10の幅方向に沿って複数並設され、くし歯状とされている。歯部11は、例えば支持部10の幅方向に所定の幅を有する板状に形成されている。歯部11の幅は、フィーダ3の終端部から離れるに従って漸減するように形成されている。
歯部11の幅について、具体的に説明する。歯部11は、側辺部11aと、底部11bと、頂部11cとを備えている。本実施形態では、歯部11の幅は、頂部11c側の方が底部11b側よりも狭くなっている。また、側辺部11aは、底部11bと頂部11cとを直線状に結んでいる。従って、歯部11は、フィーダ3の終端部から供給方向へ向かうに従って先細りとなっている。なお、側辺部11aは、底部11bと頂部11cとを直線状に結ぶ形態に限られず、曲線状に結んでいても良い。
一方、並設された歯部11同士の間には、フィーダ3の終端部から供給方向へ向かうに従って広くなる間隙が形成される。図2に示すように、この間隙は、支持部10の下方から当てられる空気流Bを空気流b3として支持部10の上方へ通過させる。この空気流b3は、支持部10に支えられている軽量物d2を上方に押し上げる。また、この間隙は、重量物d1を支持部10の下方へ落下させる。このため、底部11b側の間隙の幅と、頂部11c側の間隙の幅は、混合廃棄物Dに含まれる重量物d1の大きさの範囲に応じて設定される。
なお、歯部11には、補強板12が設けられていてもよい。補強板12は、歯部11が重量物d1の重量を支えるためのものである。補強板12は、例えば歯部11の下面側において、歯部11と直交して供給方向に沿う板状の部材である。また、支持部10の両側端には、ガード板13が設けられていてもよい。ガード板13は、支持部10の両側端から混合廃棄物Dがこぼれ落ちないようにし、確実に混合廃棄物Dが歯部11上を通過して選別されるようにするためのものである。ガード板13は、例えば接合部Wにおいて溶接により支持部10と共にフィーダ3と接合される。
次に、本実施形態の風力選別装置1における作用効果について、図1〜3を参照して説明する。
図3に示すように、従来の風力選別装置100では、支持部10が備えられていない。そのため、フィーダ103上を供給方向の向きに運ばれてきた混合廃棄物Dは、風洞部105の内部において、フィーダ103の終端部から空気流b101,b102に向けて自然落下する。このとき、例えば、軽量物d102がビニールや布等のような長尺で軟らかいものの場合、軽量物d102が重量物d101に巻き込まれている場合がある。この場合、軽量物d102は、空気流b101,b102によって上方に押し上げられていても、重量物d101の重さにより下方に落下させられる。この結果、方向Aにおける手前側に配置された重量物d101のための回収部6に回収される。
一方、図1及び図2に示すように、本実施形態では、支持部10を備えている。ホッパ2に投入された混合廃棄物Dは、フィーダ3上を方向Aの向きに運ばれてきて支持部10に至る。この支持部10は、フィーダ3の幅方向に沿って複数並設された歯部11を備えている。この歯部11によって、以下のようにして混合廃棄物Dの分離選別が促進される。
この歯部11は、フィーダ3の終端部から供給方向へ向かうに従って先細りとなっている。よって、並設された歯部11同士の間隙は、フィーダ3の終端部から方向Aに沿って奥側へ向かうに従って広くなる。このため、重量物d1は、大きさが小さいものから順に歯部11同士の間隙から下方へ落下する。従って、歯部11がこのように構成されていない場合には、種々の大きさの重量物d1が一気に落下するのに対し、本実施形態では、重量物d1の大きさに応じて少しずつ落下する。このとき、支持部10に支えられている軽量物d2は、空気流b3に当てられて上方に押し上げられている。ここで、歯部11同士の間隙が広くなるに従って、歯部11同士の間隙を通過する空気流b3は、軽量物d2に広い幅において当たることになる。
従って、供給方向の手前側では、軽量物d2は、狭い幅において空気流b3によって上方に押し上げられると共に、大きさが小さい重量物d1から分離される。そして、混合廃棄物Dが移動するに従って、軽量物d2は、広い幅において空気流b3によって上方に押し上げられると共に、大きさが大きい重量物d1から分離される。
このように、フィーダ3の終端部から供給方向へ向かうに従って先細りとなる歯部11を備えることにより、空気流b3によって重量物d1と軽量物d2とを分離する時間及び当該分離が行われる供給方向に沿った距離が共に長くなり、重量物d1の大きさに応じて当該分離を徐々に行うことができる。これらの相乗作用により、軽量物d2が重量物d1に巻き込まれて落下することを抑制する結果、重量物d1から軽量物d2を確実に選別することが可能となる。
また、図3に示すように、従来の風力選別装置では、風洞部105における壁部105a,105cは、ノズル104a,104bと吸引部108とを結ぶ仮想的な直線に干渉するように設けられている。具体的には、風洞部5の壁部105aは、上端部が吸引部8の手前側に配置され、略垂直下方に延在して、下端部が角部105bに至る。また、風洞部5の壁部105cは、一端が方向Aの手前側に配置され、方向Aに沿って略水平に延在して、他端が角部105bに至る。
このため、空気流b103は、ノズル104a,104bと吸引部108との間で屈曲する経路をたどることになる。また、壁部105a,105cが上述のように設けられていることで、風洞部105の内部で渦を巻くように逆流する空気流b105が生じやすくなる。この空気流b105は、軽量物d102を方向Aの手前側に吹き戻すような流れとなるため、軽量物d102が奥側の回収部106に回収されることを妨げる。
一方、図1に示すように、本実施形態では、吸引部8は、風洞部5の内部において、ノズル4a,4bと支持部10を介して対向するように設けられている。また、支持部10と吸引部8との間における風洞部5は、支持部10と吸引部8とを結ぶ仮想的な直線に沿って、当該直線を遮らないように延在する壁部5aで構成されている。従って、支持部10と吸引部8との間に直線状に延びる直線部5bが存在する。
この直線部5bが存在することにより、空気流b4は、壁部5a等で妨げられることなく、直線部5bを通過して、風洞部5の上端側に設けられた吸引部8に向かって流れる。従って、空気流b4の流路は直線状に形成され、空気流b4は直線状の流路に沿って流れることが可能となり、上述の空気流b105のような逆流する空気流が生じることが抑制される。また、支持部10における歯部11同士の間隙を通過した空気流b3は、逆流する空気流b6によって妨げられることなく、風洞部5の上端側に設けられた吸引部8に向かって流れる。この結果、軽量物d2は確実に上方に押し上げられる。
分離された軽量物d2は、空気流b3によって上方に舞い上げられて仕切部材7の上方を越える。その後、軽量物d2は、空気流b3よりも勢いが弱まった空気流b4の途中において下方に落下し、奥側の回収部6に回収される。以上のようにして、軽量物d2は、重量物d1に巻き込まれて落下することなく重量物d1から分離され、重量物d1から軽量物d2を好適に選別することができる。
また、図3に示すように、従来の風力選別装置では、接続部106a,106aの境界部には、仕切部材107が延設されている。仕切部材107は、延在方向の長さの調整ができないものであり、上端部がフィーダ103の終端部よりも下方に位置するようにされている。このような仕切部材107では、上述の空気流b105のような逆流する空気流が生じた場合、空気流b105は仕切部材107の上方を通過してフィーダ103の終端部に向かって吹き返す。この結果、軽量物d102は、空気流b105によって方向Aの手前側に吹き戻され、奥側の回収部106に回収されることを妨げられる。
一方、図1に示すように、本実施形態では、接続部6a,6aの境界部には、仕切部材7が延在方向に伸縮可能に延設されている。これにより、例えば、仕切部材7の上端部がフィーダ3の終端部に対峙する程度の長さとすることができる。これにより、歯部11同士の間隙を通過した後に奥側の回収部6に向かった一部の空気流b6が、支持部10に向かって逆流することを抑制し、歯部11同士の間隙を上方に通過する空気流b3の流れが逆流する空気流b6によって妨げられることを抑制できる。この結果、軽量物d2は上方に更に確実に押し上げられ、軽量物d2を一層好適に選別することができる。
また、従来の風力選別装置では、吸引部108の出力は、噴射部104の出力と同等とされている。このため、図3において、空気流b103の一部は、空気流b105となって渦を巻くように逆流しやすくなる。この結果、上述したような空気流b105による悪影響が生じやすくなる。
一方、図1に示すように、本実施形態では、吸引部8の出力は、噴射部4の出力よりも大きくされている。これにより、風洞部5の内部において、噴射部4からの空気流Bは、吸引部8が設けられた上端側へ向かって流れやすくなる。従って、軽量物d2は上方に確実に押し上げられ、軽量物d2をより確実に選別することができる。
また、従来の風力選別装置では、接続部106aとフレコン106cとは、ジョイント106bを介して接続されている。このジョイント106bは、回収部106の内部の空気が外部へ流通できないものであるため、奥側の回収部106に向かう空気流は、行き場がないため、空気流b105となって逆流することになる。従って、軽量物d102は空気流b105に舞い上げられて、奥側の回収部106への回収が妨げられる。
一方、図1に示すように、本実施形態では、接続部6aとフレコン6cとの間にフィルター6bが設けられている。このフィルター6bは、回収部6の内部の空気が外部へ流通可能な流通部を構成するため、奥側の回収部6に向かう空気流は、逆流することなくフィルター6bを通して外部へ流出する。これにより、奥側の回収部6への軽量物d2の回収が逆流する空気流により妨げられず、軽量物d2をより確実に選別することができる。
また、従来の風力選別装置では、ノズル4a,4bは、空気を噴射する方向が略平行とされた状態で固定されている。また、ノズル4a,4bが空気流b1,b2を噴射する風量は、一定の風量に固定されている。
一方、本実施形態では、ノズル4a,4bは、空気を噴射する方向及び風量をノズル4a,4bごとにそれぞれ独立に調整可能とされている。例えば、ノズル4a,4bが空気を噴射する方向を空気流b1,b2が互いに近づくように調整することにより、支持部10における混合廃棄物Dに空気流b1,b2を集中的に当てることができる。また、例えば、ノズル4a,4bが空気を噴射する方向を空気流b1,b2が互いに遠ざかるように調整することにより、支持部10における混合廃棄物Dに空気流b1,b2を一層長い時間当てることができる。また、例えば、ノズル4aが空気流b1を噴射する風量をノズル4bが空気流b2を噴射する風量よりも大きくすることにより、空気流Bの方向は、ノズル4a,4bから遠ざかるにつれて方向Aに沿う方向に近付くように曲がっていく。このため、支持部10における混合廃棄物Dに方向Aに沿う方向に近付いた空気流Bを当てることができる。また、例えば、ノズル4aが空気流b1を噴射する風量をノズル4bが空気流b2を噴射する風量よりも小さくすることにより、空気流Bの方向は、ノズル4a,4bから遠ざかるにつれて方向Aに直交する鉛直方向に近付くように曲がっていく。このため、支持部10の下方から当てられる空気流Bは、支持部10の上方へ好適に通過することとなる。これらにより、歯部11同士の間隙において好適な空気流b3を形成することができ、軽量物d2は上方に一層確実に押し上げられ、軽量物d2をより確実に選別することができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、支持部10における歯部11の取付形態や形状は、上記実施形態に限定されず、フィーダ3の終端部に直接設けられていてもよい。また、歯部11は、上記実施形態では、フィーダ3の終端部から離れるに従って幅が漸減するような板部材によって形成されていたが、他の形状の部材を用いてもよい。例えば、フィーダ3の終端部から離れるに従って断面の円の直径が漸減するような円錐部材を用いてもよい。また、歯部11の側辺部11aは、直線状や曲線状に結ぶ形態に限られず、フィーダ3の終端部から供給方向へ向かうに従って階段状に先細りとなっていてもよい。また、歯部11の平面視において、底部11b及び頂部11cは、一定の長さを有する辺に限られず、点となるよう構成されていてもよい(すなわちV字状の凹凸をなすような形状となってよい)。
また、風洞部5の壁部5aの構成は、空気流b4が通過する流路が直線状に形成され、この流路が支持部10と吸引部8との間で直線状に延びる直線部5bを少なくとも備えていればよく、例えば、壁部5aが風洞部5の外側に向かって膨出していてもよい。また、支持部10と吸引部8とを結ぶ仮想的な直線と干渉しないものであれば、風洞部5の内部の直線部5bにおいて、整流板が直線部5bに沿うように設けられていても差支えない。
また、フィルター6bに代えて、重量物d1及び軽量物d2が通過しない程度の孔を有する円筒状部材を用いてもよい。
また、ノズル4a,4bは、空気流b1,b2を噴射する方向及び風量が共にノズル4a,4bごとにそれぞれ独立に調整可能とされていたが、空気流b1,b2を噴射する方向及び風量の少なくとも一方がノズル4a,4bごとにそれぞれ独立に調整可能とされていればよい。
1…風力選別装置、3…フィーダ(供給部)、4…噴射部、4a,4b…ノズル、4d…送風機(噴射部)、5…風洞部、5b…直線部、6…回収部、6a…接続部、6b…フィルター(流通部)、7…仕切部材、8…吸引部、10…支持部、11…歯部。

Claims (5)

  1. 異なる重量を有する複数の廃棄物を含む混合廃棄物から、前記廃棄物を空気流内において重量に応じて選別する風力選別装置であって、
    内部で前記空気流が形成される風洞部と、
    前記風洞部の一端側に設けられ、前記混合廃棄物を前記風洞部に供給する供給部と、
    前記風洞部の一端側において前記供給部の下方に設けられ、前記供給部から供給される前記混合廃棄物に向けて空気を噴射して前記空気流を形成する噴射部と、
    前記風洞部の上端側に設けられ、前記風洞部の内部の空気を外部へ排出する吸引部と、
    前記風洞部の下端側において、前記供給部から前記混合廃棄物が供給される供給方向に沿って少なくとも2つ並設され、前記空気流内において選別された前記廃棄物を回収する回収部と、を備え、
    前記供給部の終端部には、当該終端部から前記供給方向へ延びて、前記混合廃棄物を支持する支持部が形成され、
    前記支持部は、前記供給部の幅方向に沿って複数並設された歯部を備え、
    前記歯部は、前記供給部の終端部から前記供給方向へ向かうに従って先細りとなり、
    前記回収部の境界部には、板状の仕切部材が延在方向に伸縮可能に延設されており、
    前記仕切部材は、前記風洞部の内部における前記回収部の上方の空間を前記供給方向の手前側と奥側とに仕切り、前記仕切部材の上端部が前記供給部の終端部に対峙する長さであり、
    前記吸引部は、前記風洞部の内部において、前記供給方向の奥側に設けられ前記廃棄物のうち軽量物を回収する前記回収部の上方に、前記噴射部と前記支持部を介して対向するように設けられており、
    前記支持部と前記吸引部との間には前記空気流が通過する流路が形成され、
    前記流路は、前記支持部と前記吸引部との間で前記供給方向の手前側から奥側に向かうに従って斜め上方に向かって前記軽量物を回収する前記回収部の上方に至るように直線状に延びる直線部を備えていることを特徴とする風力選別装置。
  2. 前記吸引部の出力は、前記噴射部の出力よりも大きく、
    前記風洞部は、前記直線部の周囲において前記風洞部の外部と連通する開口を有していないことを特徴とする請求項に記載の風力選別装置。
  3. 前記回収部は、前記回収部の内部の空気が前記回収部の外部へ流通可能な流通部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の風力選別装置。
  4. 前記噴射部は、少なくとも2つのノズルを備えており、前記空気を噴射する方向及び風量の少なくとも一方を前記ノズルごとにそれぞれ独立に調整可能であることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の風力選別装置。
  5. 前記仕切部材は、前記供給方向に沿った方向に揺動可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の風力選別装置。
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