JP3146626U - 木材チップ分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 建築廃材などから大きさのほぼ均一な木材チップを、簡単な構成で分離することのできる装置を提供する。
【解決手段】 偏心軸26を立設した駆動ベッド10と、上流側から下流側に向けて下降傾斜する、上段ふるい部21、中段ふるい部22、下段板部23を上下方向に配置し、偏心軸26の回転によって水平方向に揺動するロータリーボックス20と、中段ふるい部22の下流端に送風し、その送風によって木材チップCを飛ばして重い廃材から分離する送風機構と、ロータリーボックス20の下流端に連結され、粉塵を収集するサイクロン式集塵器40と、を設けて構成する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、廃材(原料チップを含む)から再使用できる木材チップを分離して回収するための装置に関するものである。
例えば、木材加工所や建設現場などから発生する廃材には、木片、コンクリート片、紙類などと共に、木材チップが多く含まれている。こうした木材チップは、ボードなどの木材製品を製造するために使用することができるので、そのまま廃棄することは資源の有効活用を図る上で好ましくない。
これまでに、建築廃材から木屑や紙類などの異物を除去して、当該建築残土を埋め立て用の残土とするための装置が創案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−117492号公報
しかし、この装置は、建築残土から木材チップを紙類などと共に除去するものであり、木材チップのみを回収するものではない。また、この装置は、一回のふるい工程のみで異物(木材チップなど)を除去するので、除去された異物の大きさが様々である。さらに、この装置は、ふるいを通過した残留物をベルトコンベアで搬送する構成であり、従って、構造が複雑である。
本考案はこうした問題に鑑み創案されたもので、建築廃材などから再利用することのできる、大きさのほぼ均一な木材チップを、簡単な構成で分離して回収することのできる装置を提供することを課題とする。
図1乃至図9を参照して説明する。請求項1に記載の木材チップ分離装置1は、廃材Wから木材チップCを分離する装置である。この装置1は、中心部からモーター11によって回転する偏心軸26を立設した駆動ベッド10を備える。
また、上流側から下流側に向けて下降傾斜する、目の大きい上段ふるい部21、それより目の小さい中段ふるい部22、および平板状の下段板部23を上下方向に配置し、下端部であるベース部24が前記偏心軸26に係合し、当該偏心軸26の回転によって水平方向に揺動するロータリーボックス20を備える。なお、廃材Wは上段ふるい部21に投入される。
また、前記中段ふるい部22の下流端において、そこに存在する廃材Wに送風し、その送風によって木材チップCを飛ばして重い廃材から分離する送風機構30と、前記ロータリーボックス20の下流端に連結され、当該ロータリーボックス20の粉塵を収集するサイクロン式集塵器40を備える。
請求項2に記載の木材チップ分離装置1は、廃材Wから木材チップCを分離する装置である。この装置1は、中心部からモーター11によって回転する偏心軸26を立設した駆動ベッド10を備える。
また、上流側から下流側に向けて下降傾斜する、目の大きい上段ふるい部21と、それより目の小さい中段ふるい部22と、および平板状の下段板部23を上下方向に配置し、下端部であるベース部24が前記偏心軸26に係合し、当該偏心軸26の回転によって水平方向に揺動するロータリーボックス20を備える。
また、前記中段ふるい部22の下流端において、そこに存在する廃材Wに送風し、その送風によって木材チップCを飛ばして重い廃材から分離する送風機構30と、前記ロータリーボックス20の下流端に連結され、当該ロータリーボックス20の粉塵を収集するサイクロン式集塵器40を備える。そして、前記中段ふるい部22を分割して、左右方向に取り出し自在としている。
請求項3に記載の木材チップ分離装置1は、請求項1または2に記載の考案において、駆動ベッド10の四方端部に下受け部12を設けると共に、ロータリーボックス20のベース部24に、前記下受け部12に対向して上受け部25を設け、前記下受け部12と上受け部25との間にボール13を介在させて、前記ロータリーボックス20を安定姿勢で水平方向に揺動可能としたものである。
請求項4に記載の木材チップ分離装置1は、請求項1乃至3のいずれか一に記載の考案において、送風機構30を、第一送風部31と第二送風部32を設けて構成し、前記第一送風部31によって、中段ふるい部22の下流端から排出される廃材Wを飛ばして、木材チップCを重い廃材Wから分離するものとし、前記第二送風部32によって、中段ふるい部22の下流端より下位に設けた受け板22bに落下した廃材Wを飛ばして、木材チップCを重い廃材Wから分離し、更に受け板22bから落下して重量異物排出部28aに送られて来た異物を樋部50を介して分離箱51に導き、該異物に空気を吹付けて重量物落下口51aと木材チップ排出口51bとに分離回収するものとしたものである。
請求項5に記載の木材チップ分離装置1は、請求項4に記載の考案に置いて、第一送風部31および第二送風部32を回動自在とし、それぞれの送風方向を調節自在としたものである。
請求項1に記載の木材チップ分離装置1は、ロータリーボックス20に目の大きい上段ふるい部21と、それより目の小さい中段ふるい部22と、平板状の下段板部23を上下方向に配置しているので、上段ふるい部21に投入された廃材Wを、当該上段ふるい部21と中段ふるい部22の両方で分離することができる。従って、ほぼ均一の大きさの木材チップCを分離して回収することができる。
また、上段ふるい部21、中段ふるい部22および下段板部23を、上流側から下流側に向けて下降傾斜させているので、廃材Wを、ロータリーボックス20の水平方向の揺動によって自然に下流側へ移動させることができる。従って、従来技術のようにベルトコンベアを設ける必要がなく、構成を簡易なものとすることができる。
また、中段ふるい部22の下流端において、そこに存在する廃材Wに送風し、その送風によって木材チップCを飛ばして重い廃材から分離するので、木材チップCと同程度の大きさを有する金属等(例えば、ボルトやナット)をそのまま落下させることによって、当該金属等からの分離を確実かつ容易なものとすることができる。
請求項2に記載の木材チップ分離装置1は、請求項1に記載の考案と同様の効果を発揮する。また、中段ふるい部22を分割し、左右方向に取り出し自在としているので、その点検および交換を容易に行うことができる。
請求項3に記載の木材チップ分離装置1は、請求項1または2に記載の考案と同様の効果を発揮する。また、駆動ベッド10の四方端部に下受け部12を設けると共に、ロータリーボックス20のベース部24に上受け部25を設け、両者の間にボール13を介在させているので、ロータリーボックス20の水平方向の揺動をきわめて安定かつ円滑に行わせることができる。
請求項4に記載の木材チップ分離装置1は、請求項1乃至3のいずれか一に記載の考案と同様の効果を発揮する。また、送風機構30を、第一送風部31と第二送風部32を設けて構成し、第一送風部31によって、中段ふるい部22の下流端から排出される廃材Wを飛ばして木材チップCを重い廃材Wから分離するものとし、第二送風部32によって、中段ふるい部22の下流端より下位に設けた受け板22bに落下した廃材Wを飛ばして木材チップCを重い廃材Wから分離するものとしているので、木材チップCを効果的に分離して回収することができる。
すなわち、例えば、廃材Wの量が多くて、第一送風部31によって飛ばすことができなかった廃材Wを、一旦、受け板22bによって受け止め、その受け止めた廃材Wを第二送風部32によって飛ばすことにより、より多くの木材チップCを分離して回収することができる。
請求項5に記載の木材チップ分離装置は、請求項4に記載の考案と同様の効果を発揮する。また、第一送風部31および第二送風部32を回動自在とし、それぞれの送風方向を調節自在としているので、例えば、風量に応じてその方向を変え、全ての木材チップCを所定の方向に飛ばし、確実に分離することができる。
本考案に係る木材チップ分離装置1の実施形態を、図1乃至図9に示す。これは、建築廃材Wなどの廃材Wから木材チップCを分離する装置であり、駆動ベッド10、ロータリーボックス20、送風機構30およびサイクロン式集塵器40を備える。
駆動ベッド10は、その中心部からモーター11によって回転する偏心軸26を立設して構成している。この偏心軸26は、垂直棒26aの上端に偏心ピン26bを設けて構成している(図3参照)。
ロータリーボックス20は、上流側から下流側に向けて下降傾斜する、目の大きい上段ふるい部21と、それより目の小さい中段ふるい部22と、平板状の下段板部23を上下方向に配置している。上段ふるい部21と中段ふるい部22は、パンチングプレートで形成している。また、その下端部であるベース部24に軸受24aを設け、その軸受24aを偏心軸26に嵌合させ、その偏心軸26の回転によって水平方向に揺動させている。
なお、上段ふるい部21の上流端には廃材投入部21aを設け、下流側には上段底板21cと天井板21bと大径異物排出部28を設けている。また、下段板部23の下流端には小径異物排出部29を設けている。中段ふるい部22は、複数に分割して複数の分割ふるい部22dを形成し、各分割ふるい部22dを左右方向から引き出して取り出すことができるようにしている(図8参照)。なお、各分割ふるい部22dには、取り出しを容易とするための把手22eを設けている。
送風機構30は、中段ふるい部22の下流端において、そこに存在する廃材Wに送風し、その送風によって木材チップCを飛ばすことによって、送風によって飛ばされずそのまま落下する重い廃材Wと分離するものである。本実施形態では、この送風機構30を、第一ブロア33に接続された第一送風部31と、第二ブロア34に接続された第二送風部32とを設けて構成している(図6参照)。そして、第一送風部31によって、中段ふるい部22の下流端から排出される廃材Wを飛ばして木材チップCを分離するものとし、第二送風部32によって、中段ふるい部22の下流端より下位に設けた受け板22bに落下した廃材Wを飛ばして木材を分離するものとしている。
なお、中段ふるい部22の下流端には上向き板22aを設けると共に、受け板22bの下流端に上傾斜板22cを設けて、木材チップCを効果的に飛ばすことができるようにしている。
さらに、第一送風部31および第二送風部32を、第一シリンダー35および第二シリンダー36によって回動自在とし、それぞれの送風方向を調節自在としている。この回動は、シリンダー機構の他に、歯車機構などの他の機構によっても行うことができる。
サイクロン集塵器40は、ロータリーボックス20の下流端に吸引ダクト41で連結され、吸気ファン43の吸引力によって当該ロータリーボックス20の粉塵を収集するものである(図1、2参照)。
なお、本実施形態では、駆動ベッド10の四方端部に下受け部12を設けると共に、ロータリーボックス20のベース部24に、下受け部12に対向して上受け部25を設け、下受け部12と上受け部25との間にボール(鋼球)13を介在させている(図4、5参照)。下受け部12と上受け部25には、偏心ピン26bの軌跡と同一軌跡の下溝部12aと上溝部25aをそれぞれ形成し、この下溝部12aと上溝部25aとの間にボール13を配置している。
本実施形態に係る木材チップ分離装置1は、以下のように作動する。まず、モーター11を駆動してベース部24の偏心軸26を回転させ、これによってロータリーボックス20を水平方向に揺動させる。それと共に、廃材Wを、ロータリーボックス20の廃材投入部21aへ投入する。
投入された廃材Wは、上段ふるい部21を下流側へ移動しながら、上段ふるい部21の目より小さいものが中段ふるい部22へ落下する。上段ふるい部21に存在する廃材Wはそのままその下流端から落下して集めら、廃棄される。この廃材Wには、目的とする用途への再利用が困難な大きさの木材や、その他の異物(コンクリート片、紙類、プラスチックなど)が含まれる。なお、紙類などのごく軽量なものは、サイクロン式集塵器40に吸引ダクト41を介して集められ、廃棄される。
中段ふるい部22に落下した廃材Wは、同様に、下流側へ移動しながら、中段ふるい部22の目より小さいものが下段板部23に落下する。中段ふるい部22に存在する廃材Wは、下流端まで移動した後、送風機構30の第一送風部31からの送風を受けて飛ばされ、中段ふるい部22の下流端から所定距離をおいて設けたチップ回収部27から回収される。
なお、例えば、ボルトやナットなどの金属製品やそれに類して重量が嵩むものは、送風によって飛ばされず、そのまま受け板22bを経て重量異物排出部28aへ落下する。
また、第一送風部31によって送風されなかった廃材Wは受け板22bに落下し、それに含まれる木材チップCが第二送風部32からの送風によって飛ばされてチップ回収部27に達する。チップ回収部27に集められた木材チップCは、ボードの製造などに利用される。なお、木材チップCより軽量な紙類などは、吸引ダクト41に吸い込まれサイクロン式吸塵機40に集められて廃棄される。
下段板部23に落下した廃材Wは、その下流端から落下して小径異物排出部29に達して集められ、廃棄される。
なお、図1,図7,図9に示す如く、重量異物排出部28aの下側に樋部50を設け、樋部50の上向縁50a付出口に連続させて、分離箱51の入口51dを設け、分離箱入口51dの底面に重量物落下口51aを、入口対向壁下部には木材チップ排出口51bを、天井面には吸引ダクト41に接続された吸引パイプ42の吸引口51cをそれぞれ設けると共に、第一送風部31から取出したエアーパイプ44の出口ノズル44aを重量物落下口51aを介して吸込口51cに向わせれば、重量異物排出部28aから送られて来た廃材Wを更に分離し、木材チップ等を回収することが出来る。
本実施形態に係る木材チップ分離装置1は、ロータリーボックス20に上段ふるい部21と、中段ふるい部22と、平板状の下段板部23を上下方向に配置しているので、廃材投入部21aに投入された廃材Wを、上段ふるい部21と中段ふるい部22の目の異なる二種類のふるい部で分離することができる。従って、ほぼ均一の大きさの木材チップCを分離して回収することができる。
また、上段ふるい部21、中段ふるい部22および下段板部23を、上流側から下流側に向けて下降傾斜させているので、廃材Wを、ロータリーボックス20の水平方向の揺動によって、自然に下流側へ移動させることができる。従って、当該分離装置1を簡単な構造とすることができ、製造コストを軽減し、メンテナンスを容易なものとすることができる。
また、中段ふるい部22を分割して複数の分割ふるい部22dで構成し、各分割ふるい部22dを左右方向に取り出し自在としているので、中段ふるい部22の点検および交換を容易に行うことができる。
また、駆動ベッド10の四方端部に下受け部12を設けると共に、ロータリーボックス20のベース部24に上受け部25を設け、両者の間にボール13を介在させているので、ロータリーボックス20の水平方向の揺動をきわめて安定かつ円滑に行わせることができる。
さらに、送風機構30を、第一送風部31と第二送風部32を設けて構成し、第一送風部31によって、中段ふるい部22の下流端から排出される廃材Wを飛ばして木材チップCを分離するものとし、第二送風部32によって、中段ふるい部22の下流端より下位に設けた受け板22bに落下した廃材Wを飛ばして木材を分離するものとしているので、木材チップCを効果的に分離して回収することができる。
また、第一送風部31および第二送風部32を回動自在とし、それぞれの送風方向を調節自在としているので、例えば、風量に応じてその方向を変え、全ての木材チップCを所定の方向に飛ばし、確実に分離することができる。
重量異物排出部28aの下側に樋部50,分離箱51を設ければ、木材チップの回収率を更に向上させることが出来る。
本発明に係る木材チップ分離装置の実施形態を示す側面構成図である。 図1に示す装置の右側面図(正面図)である。 図1に示す装置の一部拡大断面図である(偏心軸部分を示す)。 図1に示す装置の一部拡大断面図である(ボールの受け部分を示す)。 図1に示す装置の一部拡大平面図である(ボールの受け部分を示す)。 図1に示す装置の一部拡大図である(中段ふるい部の下流端部分を示す)。 図1に示す装置の他の形態を示す側面構成図である。 図1に示す装置の一部平面図である(中段ふるい部を示す)。 図7のY−Y視概略図である。
符号の説明
1 木材チップ分離装置
10 駆動ベッド
11 モーター
12 下受け部
12a 下溝部
13 ボール
20 ロータリーボックス
21 上段ふるい部
21a 廃材投入部
21b 天井板
21c 上段底板
22 中段ふるい部
22a 上向き板
22b 受け板
22c 上傾斜板
22d 分割ふるい部
22e 把手
23 下段板部
24 ベース部
24a 軸受
25 上受け部
25a 上溝部
26 偏心軸
26a 垂直棒
26b 偏心ピン
27 チップ回収部
28 大径異物排出部
28a 重量異物排出部
29 小径異物排出部
30 送風機構
31 第一送風部
32 第二送風部
33 第一ブロア
34 第二ブロア
35 第一シリンダー
36 第二シリンダー
40 サイクロン式集塵器
41 吸引ダクト
42 吸引パイプ
43 吸気ファン
44 エアーパイプ
44a 出口ノズル
50 樋部
51 分離箱
51a 重量物落下口
51b 木材チップ排出口
51c 吸込口
51d 入口
C 木材チップ
W 廃材(原料チップ)

Claims (5)

  1. 廃材(W)から木材チップ(C)を分離する装置であって,中心部からモーター(11)によって回転する偏心軸(26)を立設した駆動ベッド(10)と、上流側から下流側に向けて下降傾斜する,目の大きい上段ふるい部(21),それより目の小さい中段ふるい部(22),および平板状の下段板部(23)を上下方向に配置し,下端部であるベース部(24)が前記偏心軸に係合し,該偏心軸の回転によって水平方向に揺動するロータリーボックス(20)と、前記中段ふるい部の下流端において,そこに存在する廃材に送風し,その送風によって木材チップを飛ばして重い廃材から分離する送風機構(30)と、前記ロータリーボックスの下流端に連結され,該ロータリーボックスの粉塵を収集するサイクロン式集塵器(40)と、を設けてなる木材チップ分離機。
  2. 廃材(W)から木材チップ(C)を分離する装置であって,中心部からモーター(11)によって回転する偏心軸(26)を立設した駆動ベッド(10)と、上流側から下流側に向けて下降傾斜する,目の大きい上段ふるい部(21),それより目の小さい中段ふるい部(22),および平板状の下段板部(23)を上下方向に配置し,下端部であるベース部(24)が前記偏心軸に係合し,該偏心軸の回転によって水平方向に揺動するロータリーボックス(20)と、前記中段ふるい部の下流端において,そこに存在する廃材に送風し,その送風によって木材チップを飛ばして重い廃材から分離する送風機構(30)と、前記ロータリーボックスの下流端に連結され,該ロータリーボックスの粉塵を収集するサイクロン式集塵器(40)と、を設けてなり、前記中段ふるい部を分割し,左右方向に取り出し自在としてなる木材チップ分離機。
  3. 駆動ベッド(10)の四方端部に下受け部(12)を設けると共に、ロータリーボックス(20)のベース部(24)に、前記下受け部に対向して上受け部(25)を設け、前記下受け部と上受け部との間にボール(13)を介在させて,前記ロータリーボックスを安定姿勢で水平方向に揺動自在としてなる請求項1または2に記載の木材チップ分離機。
  4. 送風機構(30)を,第一送風部(31)と第二送風部(32)を設けて構成し、前記第一送風部によって、中段ふるい部(22)の下流端から排出される廃材(W)を飛ばして,木材チップ(C)を重い廃材(W)から分離するものとし、前記第二送風部によって,中段ふるい部の下流端より下位に設けた受け板(22b)に落下した廃材を飛ばして,木材チップを重い廃材から分離し、更に受け板(22b)から落下して重量異物排出部(28a)に送られて来た異物を樋部(50)を介して分離箱(51)に導き、該異物に空気を吹付けて重量物落下口(51a)と木材チップ排出口(51b)とに分離回収するものとしてなる請求項1乃至3のいずれか一に記載の木材チップ分離機。
  5. 第一送風部(31)および第二送風部(32)を回動自在とし、それぞれの送風方向を調節自在としてなる請求項4に記載の木材チップ分離機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105728327A (zh) * 2016-03-07 2016-07-06 刘湘静 一种用于粮食收购的筛选装置
CN107029987A (zh) * 2017-04-26 2017-08-11 新乡市振英机械设备有限公司 一种多层封闭式振动筛
KR20180077444A (ko) * 2016-12-29 2018-07-09 김정식 퇴비 및 임목용 선별장치

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