JP6228841B2 - 動力装置 - Google Patents
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Description
車両の動力源(例えば、後述の実施形態の第1及び第2電動機2A、2B)と、車両の車輪(例えば、後述の実施形態の左後輪LWr、右後輪RWr)と動力源との動力伝達経路上に配置される動力伝達機構(例えば、後述の実施形態の第1及び第2遊星歯車式減速機12A、12B)と、の少なくとも何れか一方を収容する筐体(例えば、後述の実施形態のケース11)と、
前記動力源の被冷却部(例えば、後述の実施形態の被冷却部A1、B1)若しくは被潤滑部(例えば、後述の実施形態の被潤滑部A2、B2)、又は前記動力伝達機構の被冷却
部若しくは被潤滑部(例えば、後述の実施形態の被潤滑部A3、B3)の少なくとも何れか一つである被冷潤部に液状媒体を供給する電動駆動式の液状媒体圧送装置(例えば、後
述の実施形態の電動オイルポンプ70)と、
を備える動力装置(例えば、後述の実施形態の後輪駆動装置1)であって、
前記液状媒体圧送装置は、前記筐体に対し着脱可能に取り付けられ、
前記筐体及び前記液状媒体圧送装置は、前記筐体内に形成される貯留部(例えば、後述の実施形態のストレーナ収容室105)と前記液状媒体圧送装置の圧送室(例えば、後述の実施形態の圧送部87)とを連通する上流側流路(例えば、後述の実施形態のオイル吸入路94)と、前記圧送室と前記被冷潤部とを連通する下流側流路(例えば、後述の実施形態のオイル吐出路95)と、を有し、
前記液状媒体圧送装置を前記筐体に取り付けた取付状態において、前記筐体に形成された上流側流路である第1上流側流路(例えば、後述の実施形態の筐体側吸入路94a)と、前記液状媒体圧送装置に形成された上流側流路である第2上流側流路(例えば、後述の実施形態のポンプ側吸入路94b)と、が接続されるとともに、前記筐体に形成された下流側流路である第1下流側流路(例えば、後述の実施形態の筐体側吐出路95a)と、前記液状媒体圧送装置に形成された下流側流路である第2下流側流路(例えば、後述の実施形態のポンプ側吐出路95b)と、が接続され、
前記動力装置は、前記取付状態において、
前記第1及び前記第2上流側流路に嵌入されて、前記第1及び前記第2上流側流路の相対位置を規制する第1嵌入部材(例えば、後述の実施形態のノックピン121)と、
前記第1及び前記第2下流側流路に嵌入されて前記第1及び前記第2下流側流路の相対位置を規制する第2嵌入部材(例えば、後述の実施形態のノックピン122)と、
前記筐体と前記液状媒体圧送装置とを相対固定する固定部材(例えば、後述の実施形態のボルト120)と、
前記第1嵌入部材の外周に配置され、前記筐体と前記液状媒体圧送装置とによって押圧保持される環状の第1封止部材(例えば、後述の実施形態のOリング123)と、
前記第2嵌入部材の外周に配置され、前記筐体と前記液状媒体圧送装置とによって押圧保持される環状の第2封止部材(例えば、後述の実施形態のOリング124)と、
前記第1嵌入部材及び前記第2嵌入部材を取り囲むように配置され、前記筐体と前記液状媒体圧送装置とによって押圧保持される長円形状の第3封止部材(例えば、後述の実施形態のOリング125)と、を備え、
前記筐体の前記液状媒体圧送装置との接合面、及び前記液状媒体圧送装置の前記筐体との接合面のいずれか一方は、前記第1及び第2封止部材がそれぞれ配置される複数の溝部(例えば、後述の実施形態の溝部72b、72c)を有し、
前記筐体の前記液状媒体圧送装置との接合面、及び前記液状媒体圧送装置の前記筐体との接合面のいずれか他方は、前記第3封止部材が配置される他の溝部(例えば、後述の実施形態の溝部70a)を有し、
前記第1封止部材及び前記第2封止部材と、前記第3封止部材とが近接して配置されていることを特徴とする。
車両の車輪(例えば、後述の実施形態の左後輪LWr、右後輪RWr)と動力源(例えば、後述の実施形態の第1及び第2電動機2A、2B)との動力伝達経路上に配置され、前記動力伝達経路を遮断状態と接続状態とに切り替える液圧駆動式の断接手段(例えば、後述の実施形態の油圧ブレーキ60)と、
前記断接手段を収容する筐体(例えば、後述の実施形態のケース11)と、
前記断接手段の液圧室(例えば、後述の実施形態の作動室S)に液状媒体を供給する電動駆動式の液状媒体圧送装置(例えば、後述の実施形態の電動オイルポンプ70)と、
を備える動力装置(例えば、後述の実施形態の後輪駆動装置1)であって、
前記液状媒体圧送装置は、前記筐体に対し着脱可能に設けられ、
前記筐体及び前記液状媒体圧送装置は、前記筐体内に形成される貯留部(例えば、後述の実施形態のストレーナ収容室105)と前記液状媒体圧送装置の圧送室(例えば、後述の実施形態の圧送部87)とを連通する上流側流路(例えば、後述の実施形態のオイル吸入路94)と、前記圧送室と前記液圧室とを連通する下流側流路(例えば、後述の実施形態のオイル吐出路95)と、を有し、
前記液状媒体圧送装置を前記筐体に取り付けた取付状態において、前記筐体に形成された上流側流路である第1上流側流路(例えば、後述の実施形態の筐体側吸入路94a)と、前記液状媒体圧送装置に形成された上流側流路である第2上流側流路(例えば、後述の実施形態のポンプ側吸入路94b)と、が接続されるとともに、前記筐体に形成された下流側流路である第1下流側流路(例えば、後述の実施形態の筐体側吐出路95a)と、前記液状媒体圧送装置に形成された下流側流路である第2下流側流路(例えば、後述の実施形態のポンプ側吐出路95b)と、が接続され、
前記動力装置は、前記取付状態において、
前記第1及び前記第2上流側流路に嵌入されて、前記第1及び前記第2上流側流路の相対位置を規制する第1嵌入部材(例えば、後述の実施形態のノックピン121)と、
前記第1及び前記第2下流側流路に嵌入されて前記第1及び前記第2下流側流路の相対位置を規制する第2嵌入部材(例えば、後述の実施形態のノックピン122)と、
前記筐体と前記液状媒体圧送装置とを相対固定する固定部材(例えば、後述の実施形態のボルト120)と、
前記第1嵌入部材の外周に配置され、前記筐体と前記液状媒体圧送装置とによって押圧保持される環状の第1封止部材(例えば、後述の実施形態のOリング123)と、
前記第2嵌入部材の外周に配置され、前記筐体と前記液状媒体圧送装置とによって押圧保持される環状の第2封止部材(例えば、後述の実施形態のOリング124)と、
前記第1嵌入部材及び前記第2嵌入部材を取り囲むように配置され、前記筐体と前記液状媒体圧送装置とによって押圧保持される長円形状の第3封止部材(例えば、後述の実施形態のOリング125)と、を備え、
前記筐体の前記液状媒体圧送装置との接合面、及び前記液状媒体圧送装置の前記筐体との接合面のいずれか一方は、前記第1及び第2封止部材がそれぞれ配置される複数の溝部(例えば、後述の実施形態の溝部72b、72c)を有し、
前記筐体の前記液状媒体圧送装置との接合面、及び前記液状媒体圧送装置の前記筐体との接合面のいずれか他方は、前記第3封止部材が配置される他の溝部(例えば、後述の実施形態の溝部70a)を有し、
前記第1封止部材及び前記第2封止部材と、前記第3封止部材とが近接して配置されていることを特徴とする。
前記第1上流側流路の前記第1嵌入部材が嵌入される部分よりも上流側の流路断面、前記第1嵌入部材の流路断面、及び前記第2上流側流路の第1嵌入部材が嵌入される部分よりも下流側の流路断面が略同一に形成されることを特徴とする。
また、液状媒体圧送装置を筐体外部に設ける場合には、筐体と液状媒体圧送装置との流路接続は必ず吸入側(上流側)と吐出側(下流側)の2箇所が必要で、第1及び第2嵌入部材の二本が必要となるので、液状媒体圧送装置と筐体の相対位置規制を静的に定めることができる。
また、第1〜第3封止部材によって、液状媒体の漏出をより抑制することができる。
また、溝部によって、第1及び第2封止部材を位置決めすることができ、また、第1及び第2封止部材を過剰に圧縮してしまうことを抑制することができる。
さらに、他の溝部によって、第3封止部材を位置決めすることができ、また、第3封止部材を過剰に圧縮してしまうことを抑制することができる。
さらに、第1及び第2封止部材が配置される溝部を筐体と液状媒体圧送装置のいずれか一方に、第3封止部材が配置される他の溝部を筐体と液状媒体圧送装置のいずれか他方に形成することで、第1及び第2封止部材と第3封止部材とをより近接して配置することができる。
また、液状媒体圧送装置を筐体外部に設ける場合には、筐体と液状媒体圧送装置との流路接続は必ず吸入側(上流側)と吐出側(下流側)の2箇所が必要で、第1及び第2嵌入部材の二本が必要となるので、液状媒体圧送装置と筐体の相対位置規制を静的に定めることができる。
また、第1〜第3封止部材によって、液状媒体の漏出をより抑制することができる。
また、溝部によって、第1及び第2封止部材を位置決めすることができ、また、第1及び第2封止部材を過剰に圧縮してしまうことを抑制することができる。
さらに、他の溝部によって、第3封止部材を位置決めすることができ、また、第3封止部材を過剰に圧縮してしまうことを抑制することができる。
さらに、第1及び第2封止部材が配置される溝部を筐体と液状媒体圧送装置のいずれか一方に、第3封止部材が配置される他の溝部を筐体と液状媒体圧送装置のいずれか他方に形成することで、第1及び第2封止部材と第3封止部材とをより近接して配置することができる。
図1に示す車両3は、内燃機関4と電動機5とが直列に接続された駆動装置6(以下、前輪駆動装置と呼ぶ。)を車両前部に有するハイブリッド車両であり、この前輪駆動装置6の動力がトランスミッション7を介して前輪Wfに伝達される一方で、この前輪駆動装置6と別に車両後部に設けられた駆動装置1(以下、後輪駆動装置と呼ぶ。)の動力が後輪Wr(RWr、LWr)に伝達されるようになっている。前輪駆動装置6の電動機5と後輪駆動装置1の第1及び第2電動機2A、2Bとは、バッテリ9に接続され、バッテリ9からの電力供給と、バッテリ9へのエネルギー回生とが可能となっている。図1中、符号8は車両全体を制御するための制御装置である。
図2は、後輪駆動装置1の全体の縦断面図を示すものであり、図3は、図2の上部部分拡大断面図である。同図において、符号11は、後輪駆動装置1のケースであり、ケース11は、車幅方向略中央部に配置される中央ケース11Mと、中央ケース11Mを挟むように中央ケース11Mの左右に配置される側方ケース11A、11Bと、から構成され、全体が略円筒状に形成される。ケース11の内部には、後輪Wr用の車軸10A、10Bと、動力源として車軸駆動用の第1及び第2電動機2A、2Bと、後輪LWr、RWrと電動機2A、2Bとの動力伝達経路上に配置され、この電動機2A、2Bの駆動回転を減速する動力伝達機構としての第1及び第2遊星歯車式減速機12A、12Bとが、同一軸線上にそれぞれ並んで配置されている。この車軸10A、第1電動機2A及び第1遊星歯車式減速機12Aは左後輪LWrを駆動制御し、車軸10B、第2電動機2B及び第2遊星歯車式減速機12Bは右後輪RWrを駆動制御する。車軸10A、第1電動機2A及び第1遊星歯車式減速機12Aと、車軸10B、第2電動機2B及び第2遊星歯車式減速機12Bは、ケース11内で車幅方向に左右対称に配置されている。左後輪LWrは、第1電動機2Aに対して第1遊星歯車式減速機12Aと反対側に位置し、右後輪RWrも、第2電動機2Bに対して第2遊星歯車式減速機12Bと反対側に位置する。また、第1電動機2Aと第1遊星歯車式減速機12Aとは車幅方向外側からこの順序で配置され、且つ、第2電動機2Bと第2遊星歯車式減速機12Bとは車幅方向外側からこの順序で配置されることにより、第1及び第2遊星歯車式減速機12A、12Bは、第1及び第2電動機2A、2Bの間に配置される。
ッチ50が非係合となりさらに油圧ブレーキが解放状態に制御されることで、電動機2A、2Bの過回転が防止される。一方、車両3の後進時や回生時には、一方向クラッチ50が非係合となるため油圧ブレーキ60が締結状態に制御されることで、電動機2A、2B側からの逆方向の回転動力が車輪Wr側に出力され、又は車輪Wr側の順方向の回転動力が電動機2A、2B側に入力される。
これにより、筐体側吸入路94a及びポンプ側吸入路94bと、筐体側吐出路95a及びポンプ側吐出路95bとの各合わせ面を有効に活用しつつ、第1及び第2嵌入部材と固定部材とによって、筐体側吸入路94a及びポンプ側吸入路94bと、筐体側吐出路95a及びポンプ側吐出路95bとをそれぞれ位置合わせする機能と、筐体側吸入路94a及びポンプ側吸入路94bと、筐体側吐出路95a及びポンプ側吐出路95bとの各合わせ面からの液状媒体の漏出を抑制する機能と、を両立することができる。
また、電動オイルポンプ70をケース11の外部に設ける場合には、蓋部材72と電動オイルポンプ70との流路接続は必ず吸入側(上流側)と吐出側(下流側)の2箇所が必要で、ノックピン121、122の二本が必要となるので、電動オイルポンプ70と蓋部材72の相対位置規制を静的に定めることができる。
なお、筐体側吐出路95aのノックピン122が嵌入される部分よりも下流側の流路断面、ノックピン122の流路断面、及びポンプ側吐出路95bのノックピン122が嵌入される部分よりも上流側の流路断面が略同一に形成されてもよい。この場合、高圧となるオイル吐出路95において、ノックピン122を介装したことに伴う流路内抵抗の増加を抑制することができ、ノックピン122の外周側へのオイルの漏出もより抑制することができる。
なお、Oリング123、124が配置される溝部72b、72cは、電動オイルポンプ70の蓋部材72との接合面に形成されてもよい。
なお、本発明では、Oリング123、124が配置される溝部72b、72cを電動オイルポンプ70に、Oリング125が配置される溝部70aを蓋部材72に形成してもよい。この場合も、Oリング123、124、125をより近接して配置することができる。
2A 第1電動機(電動機、動力源)
2B 第2電動機(電動機、動力源)
3 車両
11 ケース(筐体)
12A 第1遊星歯車式減速機(動力伝達機構)
12B 第2遊星歯車式減速機(動力伝達機構)
60 油圧ブレーキ(断接手段)
70 電動オイルポンプ(液状媒体圧送装置)
70a 溝部(他の溝部)
72 蓋部材(筐体)
72b、72c 溝部
85 電動機部
86 トロコイドポンプ
87 圧送部
94 オイル吸入路(上流側流路)
94a 筐体側吸入路(第1上流側流路)
94b ポンプ側吸入路(第2上流側流路)
95 オイル吐出路(下流側流路)
95a 筐体側吐出路(第1下流側流路)
95b ポンプ側吐出路(第2下流側流路)
105 ストレーナ収容室(貯留部)
120 ボルト
121 ノックピン(第1嵌入部材)
122 ノックピン(第2嵌入部材)
123 Oリング(第1封止部材)
124 Oリング(第2封止部材)
125 Oリング(第3封止部材)
A1、B1 被冷却部
A2、B2、A3、B3 被潤滑部
LWr 左後輪(車輪)
RWr 右後輪(車輪)
S 作動室
Claims (3)
- 車両の動力源と、車両の車輪と動力源との動力伝達経路上に配置される動力伝達機構と、の少なくとも何れか一方を収容する筐体と、
前記動力源の被冷却部若しくは被潤滑部、又は前記動力伝達機構の被冷却部若しくは被潤滑部の少なくとも何れか一つである被冷潤部に液状媒体を供給する電動駆動式の液状媒体圧送装置と、
を備える動力装置であって、
前記液状媒体圧送装置は、前記筐体に対し着脱可能に取り付けられ、
前記筐体及び前記液状媒体圧送装置は、前記筐体内に形成される貯留部と前記液状媒体圧送装置の圧送室とを連通する上流側流路と、前記圧送室と前記被冷潤部とを連通する下流側流路と、を有し、
前記液状媒体圧送装置を前記筐体に取り付けた取付状態において、前記筐体に形成された上流側流路である第1上流側流路と、前記液状媒体圧送装置に形成された上流側流路である第2上流側流路と、が接続されるとともに、前記筐体に形成された下流側流路である第1下流側流路と、前記液状媒体圧送装置に形成された下流側流路である第2下流側流路と、が接続され、
前記動力装置は、前記取付状態において、
前記第1及び前記第2上流側流路に嵌入されて、前記第1及び前記第2上流側流路の相対位置を規制する第1嵌入部材と、
前記第1及び前記第2下流側流路に嵌入されて前記第1及び前記第2下流側流路の相対位置を規制する第2嵌入部材と、
前記筐体と前記液状媒体圧送装置とを相対固定する固定部材と、
前記第1嵌入部材の外周に配置され、前記筐体と前記液状媒体圧送装置とによって押圧保持される環状の第1封止部材と、
前記第2嵌入部材の外周に配置され、前記筐体と前記液状媒体圧送装置とによって押圧保持される環状の第2封止部材と、
前記第1嵌入部材及び前記第2嵌入部材を取り囲むように配置され、前記筐体と前記液状媒体圧送装置とによって押圧保持される長円形状の第3封止部材と、を備え、
前記筐体の前記液状媒体圧送装置との接合面、及び前記液状媒体圧送装置の前記筐体との接合面のいずれか一方は、前記第1及び第2封止部材がそれぞれ配置される複数の溝部を有し、
前記筐体の前記液状媒体圧送装置との接合面、及び前記液状媒体圧送装置の前記筐体との接合面のいずれか他方は、前記第3封止部材が配置される他の溝部を有し、
前記第1封止部材及び前記第2封止部材と、前記第3封止部材とが近接して配置されていることを特徴とする動力装置。 - 車両の車輪と動力源との動力伝達経路上に配置され、前記動力伝達経路を遮断状態と接続状態とに切り替える液圧駆動式の断接手段と、
前記断接手段を収容する筐体と、
前記断接手段の液圧室に液状媒体を供給する電動駆動式の液状媒体圧送装置と、
を備える動力装置であって、
前記液状媒体圧送装置は、前記筐体に対し着脱可能に設けられ、
前記筐体及び前記液状媒体圧送装置は、前記筐体内に形成される貯留部と前記液状媒体圧送装置の圧送室とを連通する上流側流路と、前記圧送室と前記液圧室とを連通する下流側流路と、を有し、
前記液状媒体圧送装置を前記筐体に取り付けた取付状態において、前記筐体に形成された上流側流路である第1上流側流路と、前記液状媒体圧送装置に形成された上流側流路である第2上流側流路と、が接続されるとともに、前記筐体に形成された下流側流路である第1下流側流路と、前記液状媒体圧送装置に形成された下流側流路である第2下流側流路と、が接続され、
前記動力装置は、前記取付状態において、
前記第1及び前記第2上流側流路に嵌入されて、前記第1及び前記第2上流側流路の相対位置を規制する第1嵌入部材と、
前記第1及び前記第2下流側流路に嵌入されて前記第1及び前記第2下流側流路の相対位置を規制する第2嵌入部材と、
前記筐体と前記液状媒体圧送装置とを相対固定する固定部材と、
前記第1嵌入部材の外周に配置され、前記筐体と前記液状媒体圧送装置とによって押圧保持される環状の第1封止部材と、
前記第2嵌入部材の外周に配置され、前記筐体と前記液状媒体圧送装置とによって押圧保持される環状の第2封止部材と、
前記第1嵌入部材及び前記第2嵌入部材を取り囲むように配置され、前記筐体と前記液状媒体圧送装置とによって押圧保持される長円形状の第3封止部材と、を備え、
前記筐体の前記液状媒体圧送装置との接合面、及び前記液状媒体圧送装置の前記筐体との接合面のいずれか一方は、前記第1及び第2封止部材がそれぞれ配置される複数の溝部を有し、
前記筐体の前記液状媒体圧送装置との接合面、及び前記液状媒体圧送装置の前記筐体との接合面のいずれか他方は、前記第3封止部材が配置される他の溝部を有し、
前記第1封止部材及び前記第2封止部材と、前記第3封止部材とが近接して配置されていることを特徴とする動力装置。 - 前記第1上流側流路の前記第1嵌入部材が嵌入される部分よりも上流側の流路断面、前記第1嵌入部材の流路断面、及び前記第2上流側流路の第1嵌入部材が嵌入される部分よりも下流側の流路断面が略同一に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の動力装置。
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