JP6228023B2 - 改装サッシ及びサッシの改装方法 - Google Patents

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Description

本発明は、改装サッシ及びサッシの改装方法に関する。
従来、建物の開口部に取り付けられた既設枠を改装する方法として、カバー工法が広く採用されている。このカバー工法では、建物の開口部に取り付けられた既設枠を取り外すことなく、その内周側に新設枠が取り付けられる。
例えば、カバー工法により改装された改装サッシとして、既設枠と新設枠との間に、既設枠の屋外面及び内周面を覆うカバー材(接合部材)が設けられた改装サッシが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−196101号公報
ところで上記の改装サッシでは、通常、水密対策としてカバー材に止水材(水密材)が設けられる。具体的には、新設枠とカバー材との間に、止水材が設けられる。
しかしながら、既設枠が内付枠である場合には、既設枠が半外付枠等である場合よりも新設枠が屋内側に配置される。すると、カバー材の見込み寸法が不足し、カバー材と新設枠の見込み方向における重複部分を十分確保できない結果、止水材を取り付けできないおそれがあった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、既設枠の取り付け方によらずに、新設枠とカバー材との間に止水材を確実に取り付けでき、高い止水性が得られる改装サッシ及びサッシの改装方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、建物の開口部に取り付けられた既設枠(例えば、後述の既設枠110,210,310,410)と、当該既設枠の内周側に取り付けられた新設枠(例えば、後述の新設枠120,220,320,420)と、を備える改装サッシ(例えば、後述の改装サッシ1)であって、前記既設枠に沿って延設され、前記既設枠の屋外面及び内周面を覆うカバー材(例えば、後述のカバー材170,270,370,470)を備え、前記カバー材は、一端が前記建物の外壁に固定され、他端が屋内側に向かって延びて少なくとも前記既設枠の屋外面を覆う第1カバー材(例えば、後述の第1カバー材170A,270A,370A,470A)と、前記第1カバー材の前記他端に接続され、前記既設枠と前記新設枠との間で見込方向に延びて前記既設枠の内周面を覆う第2カバー材(例えば、後述の第2カバー材170B,270B,370B,470B)と、を含んで構成され、前記新設枠の外周面と前記第2カバー材の内周面との間には、止水材(例えば、後述の止水材9C,9G,9K)が設けられていることを特徴とする。
前記カバー材及び前記止水材は、前記既設枠及び前記新設枠の四周に亘って設けられていることが好ましい。
前記既設枠は、内付枠又は半外付枠であることが好ましい。
前記新設枠は、既設の屋内額縁(例えば、後述の既設の屋内額縁161,261,361,461)上に設けられた新設の下地材(例えば、後述の新設の下地材162,262,362,462)に固定されていることが好ましい。
前記第1カバー材及び前記第2カバー材の外周側の見込面には、枠に沿って延びる溝(例えば、後述の溝173,273,373,473,174,274,374,474)が見込方向に所定間隔で複数形成されていることが好ましい。
前記第1カバー材の前記他端には、外周側に屈曲した屈曲部(例えば、後述の屈曲部175,275,375,475)が形成され、前記第2カバー材の屋外側端部には、前記屈曲部が嵌合する凹部(例えば、後述の凹部176,276,376,476)が形成されていることが好ましい。
また、建物の開口部に取り付けられた既設枠に、カバー材を取り付けて当該既設枠の内周側に当該カバー材を介して新設枠を配置するサッシの改装方法であって、前記カバー材は、前記既設枠に沿って延設され且つ第1カバー材と第2カバー材から成り、前記第1カバー材の一端を前記建物の外壁に固定し、他端が屋内側に向かって延びることで少なくとも前記既設枠の屋外面を覆い、前記第1カバー材の他端に接続された前記第2カバー材が前記既設枠と前記新設枠との間で見込方向に延びることで前記既設枠の内周面を覆った後、前記新設枠の外周面と前記第2カバー材の内周面との間に、止水材を設けることを特徴とするサッシの改装方法を提供する。
本発明によれば、既設枠の取り付け方によらずに、新設枠とカバー材との間に止水材を確実に取り付けでき、高い止水性が得られる改装サッシ及びサッシの改装方法を提供できる。
本発明の一実施形態に係る改装サッシの分解斜視図である。 上記実施形態に係る改装サッシの縦断面図である。 上記実施形態に係る改装サッシの横断面図である。 図2に示す改装サッシの上横枠部分の拡大図である。 図2に示す改装サッシの下横枠部分の拡大図である。 図2に示す改装サッシの左縦枠部分の拡大図である。 既設枠が半外付枠である従来の改装サッシの縦断面図である。 既設枠が半外付枠である従来の改装サッシの横断面図である。 既設枠が内付枠である従来の改装サッシの縦断面図である。 既設枠が内付枠である従来の改装サッシの横断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。
図1は、本実施形態に係る改装サッシ1の分解斜視図である。より詳しくは、図1は改装サッシ1を屋外側から見た分解斜視図であり、便宜上、内障子及び外障子の記載を省略している。本実施形態に係る改装サッシ1は、マンションの壁2の開口部に納められた引違い窓の改装サッシである。本実施形態に係る改装サッシ1は、カバー工法によって形成される。
なお本明細書において、「見付方向」とは、マンションの壁2の開口部に納められた引違い窓における障子の面方向(即ち、左右方向)を意味し、「見込方向」とは、屋内外方向(即ち、奥行き方向)を意味する。また、左右方向は、屋内側から見た左右方向を意味し、共通する構成については、同一の規則性に従って符号を付す。
図1に示すように改装サッシ1は、いずれも矩形に枠組みされた、既設枠11(110,210,310,410)と、新設枠12(120,220,320,420)と、カバー材7(170,270,370,470)と、を備える。
また、改装サッシ1は、いずれも既設枠11、新設枠12及びカバー材7を含んで構成された、後述する長尺状の上横枠、下横枠、左縦枠及び右縦枠により構成される。
図2は、本実施形態に係る改装サッシ1の縦断面図である。また、図3は、本実施形態に係る改装サッシ1の横断面図である。これら図2及び図3に示すように、改装サッシ1内には、内障子20及び外障子30が開閉可能に嵌め込まれる。これら内障子20及び外障子30は、いずれも引き戸であり、これらを見付方向にスライドさせることで、開口部が閉鎖又は開放される。
内障子20は、矩形の框体を構成するいずれも長尺状の上横框21、下横框22、左縦框(召内框)23及び右縦框(戸先框)24と、当該框体内に嵌め込まれて固定されたガラス26と、を備える。
外障子30は、矩形の框体を構成するいずれも長尺状の上横框31、下横框32、左縦框(戸先框)33及び右縦框(召外框)34と、当該框体内に嵌め込まれて固定されたガラス36と、を備える。
ガラス26,36は、それぞれ、屋外側の板ガラス261a,361aと、屋内側の板ガラス262a,362aと、これら2枚の板ガラスで挟持されたスペーサ263a,363aと、を備える複層ガラスであり、優れた断熱性を有する。
上横枠100は、既設枠110と、新設枠120と、屋内額縁160と、カバー材170と、を含んで構成される。これら及びこれらの構成部材はいずれも、見付方向に延びて通しで設けられている。
本実施形態の既設枠11は、内付枠である。そのため、既設枠110は、外壁27よりも屋内側に配置されて、ねじ8A,8Bにより躯体25にねじ止めされる。既設枠110は、屋内側から屋外側に向かって順に、それぞれ下方に垂設された、屋内側部110Aと、既設ガイドレール110B,110Cと、屋外側部110Dと、を備える。
屋内側部110Aは、その屋内側面が後述する既設の屋内額縁161に当接している。
既設ガイドレール110B,110Cは、改装前に使用されていた障子用のガイドレールである。
屋外側部110Dは、その屋外側面が外壁27に当接した状態で、ねじ8Aにより躯体25にねじ止めされる。また、屋外側部110Dと外壁27との間には、止水材9Aが取り付けられている。
新設枠120は、既設枠110の内周側、即ち既設枠110の下方に配置される。また、新設枠120は、ねじ8C,8Dにより後述する下地材162にねじ止めされる。
新設枠120は、屋内側から屋外側に向かって順に、略水平に延びる水平部120Fからそれぞれ略鉛直方向に延設された、屋内側部120Aと、新設ガイドレール120B,120Dと、中央立設部120Cと、屋外側部120Eと、を備える。
屋内側部120Aは、見込方向に段差を有して形成されており、その下端部は後述する新設の屋内額縁163に係合する。新設枠120は、この屋内側部120Aの屋外側近傍において、新設の屋内額縁163とともにねじ8Dにより下地材162にねじ止めされている。
新設ガイドレール120Bは、内障子20用のガイドレールであり、新設ガイドレール120Dは、外障子用ガイドレールである。これら新設ガイドレール120B,120Dは、下方に垂設されており、後述する内障子20又は外障子30の上端部に取り付けられた上部振れ止め部材51,52に係合する。これにより、内障子20又は外障子30が改装サッシ1内を見付方向にスムーズにスライド可能となっている。
中央立設部120Cは、立設されて上方に延びており、その屋内側面が後述する下地材162に当接した状態でねじ8Cによりねじ止めされる。また、中央立設部120Cは、上述の既設枠110の屋内側部110Aの真下に配置されており、中央立設部120Cの上端部と既設枠110の屋内側部110Aの下端部との間の隙間には、止水材9Bが取り付けられている。
屋外側部120Eは、外障子30よりも屋外側に設けられ、外障子30の上端部と上下方向において重複するまで下方に延出することで、外障子30の上端部を覆っている。
屋内額縁160は、既設の屋内額縁161と、下地材162と、新設の屋内額縁163と、を備える。
新設の屋内額縁163は、既設の屋内額縁161上に取り付けられた下地材162に取り付けられる。新設の屋内額縁163は、第1屋内額縁163Aと、この第1屋内額縁163Aよりも屋外側に設けられた第2屋内額縁163Bとが接続されて構成される。
第1屋内額縁163Aは、下地材162の屋内側面を覆って下方に垂設され、その下端部が屋外側に屈曲されて形成される。
第2屋内額縁163Bは、下方に開口された断面視略C字状に形成され、その屋内側の開口縁に形成されたフランジ部が上述の第1屋内額縁163Aにねじ8Eによりねじ止めされる。また、第2屋内額縁163Bの上面部が上述の新設枠120とともにねじ8Dにより下地材162にねじ止めされる。また、第2屋内額縁163Bは、上述の新設枠120の屋内側部120Aの下端部に係合している。
カバー材170は、既設枠110に沿って延設され、既設枠110の屋外面及び内周面を覆うように設けられる。カバー材170は、第1カバー材170Aと、第2カバー材170Bと、を備える。
これらカバー材については、後段で詳述する。
下横枠200は、既設枠210と、新設枠220と、屋内額縁260と、カバー材270と、を含んで構成される。これら及びこれらの構成部材はいずれも、見付方向に延びて通しで設けられている。
上述したように本実施形態の既設枠11は内付枠であるため、既設枠110は、外壁27よりも屋内側に配置されて、ねじ8H,8Iにより躯体25にねじ止めされる。既設枠210は、屋内側から屋外側に向かって階段状に下降するように形成されている。また、既設枠210は、屋内側から屋外側に向かって順に、それぞれ上方に立設された、屋内側部210Aと、既設ガイドレール210B,210Cと、屋外側部210Dと、を備える。
屋内側部210Aは、その屋内側面が後述する既設の屋内額縁261に当接し、その下端部がねじ8Hにより躯体25にねじ止めされる。
既設ガイドレール210B,210Cは、改装前に使用されていた障子用のガイドレールである。
屋外側部210Dは、その屋外側面が外壁27に当接し、ねじ8Iにより躯体25にねじ止めされる。
新設枠220は、既設枠210の内周側、即ち既設枠210の上方に配置される。また、新設枠220は、ねじ8Jにより後述する下地材262にねじ止めされる。
新設枠220は、屋内側から屋外側に向かって順に、それぞれ略鉛直方向に延設された、屋内側部220Aと、新設ガイドレール220B,220Dと、中央垂設部220Cと、屋外側部220Eと、を備える。
屋内側部220Aは、その上端部が後述する新設の屋内額縁263に係合する。
新設ガイドレール220Bは、内障子20用のガイドレールであり、新設ガイドレール220Dは、外障子30用のガイドレールである。これら新設ガイドレール220B,220Dには、内障子20又は外障子30の底部に取り付けられた戸車56a,56bが、転動可能に係合する。
また、新設枠220は、中央垂設部220Cの下端部と屋外側部220Eの下端部とを接続する下面部220Fと、この下面部220Fから下方に延出する延出部220Gと、を備える。
延出部220Gは、ねじ8Jにより後述する下地材262にねじ止めされる。延出部220Gの下端部は、上述の既設枠210の屋内側部210Aの真上に配置されており、延出部220Gの下端部と既設枠210の屋内側部210Aの上端部と間の隙間には、止水材9Fが取り付けられている。
屋内額縁260は、既設の屋内額縁261と、下地材262と、新設の屋内額縁263と、を備える。
新設の屋内額縁263は、既設の屋内額縁261上に取り付けられた下地材262に取り付けられる。新設の屋内額縁263は、第1屋内額縁263Aと、この第1屋内額縁263Aよりも屋外側に設けられた第2屋内額縁263Bとが接続されて構成される。
第1屋内額縁263Aは、下地材262の屋内側面を覆って上方に立設され、その上端部が屋外側に屈曲されて形成される。
第2屋内額縁263Bは、見込方向に段差を有して形成され、その屋内側部が上述の第1屋内額縁263Aにねじ8Kによりねじ止めされる。また、第2屋内額縁263Bは、上述の新設枠220に係合している。
カバー材270は、既設枠210に沿って延設され、既設枠210の屋外面及び内周面を覆うように設けられる。カバー材270は、第1カバー材270Aと、第2カバー材270Bと、を備える。
これらカバー材については、後段で詳述する。
内障子20の上横框21は、外障子30の上横框31と略同一の構成であり、内障子20の下横框22は、外障子30の下横框32と略同一の構成である。これらの框はいずれも、見付方向に延びて通しで設けられている。従って、以下では、内障子20の上横框21及び下横框22についてのみ説明する。
上横框21には、上部振れ止め部材51が設けられ、この上部振れ止め部材51に上述の新設ガイドレール120Bが係合する。
上横框21の下端部は、緩衝部材55aを介してガラス26の上端部を挟持する。
下横框22には、戸車56aと、下部振れ止め部材53とが設けられる。戸車56aは、新設ガイドレール220Bに転動可能に係合する。また、下部振れ止め部材53の下端が新設ガイドレール220Bの側面に当接する。これにより、内障子20が新設ガイドレール220Bに沿ってスライド移動する際に、下部振れ止め部材53によって内障子の20の見込方向のがたつきが抑制される。
下横框22の上端部は、緩衝部材55aを介してガラス26の下端部を挟持する。
図3は、本実施形態に係る改装サッシ1の横断面図である。なお、左縦枠300と右縦枠400は同一の構成であるため、以下では左縦枠300についてのみ説明する。同様に、外障子30の左縦框(戸先框)33と内障子20の右縦框(戸先框)24は同一の構成であるため、以下では外障子30の左縦框33についてのみ説明する。
図3に示すように、左縦枠300は、既設枠310と、新設枠320と、屋内額縁360と、カバー材370と、を含んで構成される。これら及びこれらを構成する部分はいずれも、上下方向に延びて通しで設けられている。
上述した通り本実施形態の既設枠11は内付枠であるため、既設枠310は、外壁27よりも屋内側に配置されて、ねじ8N,8Oにより躯体25にねじ止めされる。既設枠310は、屋内側から屋外側に向かって順に、見込方向に延びる見込部310Eから見付方向(左右方向)に延設された、屋内側部310Aと、リブ310B,310Cと、屋外側部310Dと、を備える。
屋内側部310Aは、その屋内側面が後述する既設の屋内額縁361に当接している。
リブ310B,310Cは、改装前に使用されていた障子のガイドである。
屋外側部310Dは、見込部310Eから躯体25側に延出し、その屋外側面が外壁27に当接した状態で、ねじ8Oにより躯体25にねじ止めされる。また、屋外側部310Dと外壁27との間には、止水材9Iが取り付けられている。
新設枠320は、既設枠310の内周側、即ち既設枠310の障子側(右側)に配置される。また、新設枠320は、ねじ8Pにより後述する下地材362にねじ止めされる。
新設枠320は、屋内側から屋外側に向かって順に、見込方向に延びる見込部320Eからそれぞれ躯体側又は障子側に延設された、屋内側部320Aと、中央延出部320Bと、リブ320Cと、屋外側部320Dと、を備える。
屋内側部320Aは、その障子側の端部が後述する新設の屋内額縁363に係合する。新設枠320は、この屋内側部320Aの屋外側近傍において、新設の屋内額縁363とともにねじ8Pにより下地材362にねじ止めされる。
中央延出部320Bは、見込部320Eから躯体25側に延出し、その屋内側面が後述する下地材362に当接した状態でねじ8Qによりねじ止めされる。また、中央延出部320Bは、上述の既設枠310の屋内側部310Aと見込方向の位置が同一の位置に配置されており、中央延出部320Bの躯体25側の端部と既設枠310の屋内側部310Aの障子側の端部との間の隙間には、止水材9Jが取り付けられている。
リブ320Cは、後述する左縦框(戸先框)33の戸先側に取り付けられた中間振れ止め部材62に当接する。
屋外側部320Dは、外障子30よりも屋外側に設けられ、閉じた状態の外障子30の左端部と左右方向において重複するまで障子側に延出することで、外障子30の左端部を覆っている。
また、新設枠320の障子側には、新設枠320の障子側面を覆って保護するための新設枠保護部材320Fが上下方向に延設されている。
また、新設枠保護部材320Fの内障子20側の下部には、排水孔61aを備えた内障子ストッパー61が設けられる。この内障子ストッパー61により、内障子20の開放時に、クレセント錠40が左縦枠300に衝突するのが回避され、左縦枠300やクレセント錠40の破損が回避される。
屋内額縁360は、既設の屋内額縁361と、下地材362と、新設の屋内額縁363と、を備える。
新設の屋内額縁363は、既設の屋内額縁361上に取り付けられた下地材362に取り付けられる。新設の屋内額縁363は、第1屋内額縁363Aと、この第1屋内額縁363Aよりも屋外側に設けられた第2屋内額縁363Bとが接続されて構成される。
第1屋内額縁363Aは、下地材362の屋内側面を覆って障子側に延設され、その障子側の端部が屋外側に屈曲されて形成される。
第2屋内額縁363Bは、断面視略L字状に形成され、その屋内側の端部が第1屋内額縁363Aの屋外側の端部にねじ8Rによりねじ止めされる。また、第2屋内額縁363Bは、上述の新設枠320の屋内側部320Aの障子側の端部に係合している。
カバー材370は、既設枠310に沿って延設され、既設枠310の屋外面及び内周面を覆うように設けられる。カバー材370は、第1カバー材370Aと、第2カバー材370Bと、を備える。
これらカバー材については、後段で詳述する。
外障子30の左縦框(戸先框)33には、中間振れ止め部材62が設けられ、この中間振れ止め部材62に上述のリブ320Cが係合する。
左縦框(戸先框)33の障子側の端部により、緩衝部材63aを介してガラス36の左縦框側(戸先側)端部が挟持される。
外障子30の右縦框(召外框)34には、ガラス36の右縦框側の端部が挿入され、その開口縁によりガラス36の右縦框側の端部が緩衝部材64aを介して挟持される。
右縦框34の屋内側には、後述する内障子20の左縦框(召内框)23に設けられたクレセント錠40のクレセント金具41が係合するクレセント受け金具45が設けられる。また、右縦框34の屋内側には、内障子20の左縦框23に設けられた後述の溝部23bに係合する係合部34bが設けられる。
内障子20の左縦框23には、ガラス26の左縦框側の端部が挿入され、その開口縁によりガラス26の左縦框側の端部が緩衝部材65aを介して挟持される。
左縦框23の外障子30側の見込面には、戸締まり用のクレセント錠40が設けられる。クレセント錠40は、左縦框23の外障子30側の見込面に取り付けられた基部43と、操作用レバー42と、操作用レバー42に連動して回転し、上述のクレセント受け金具45に係合するクレセント金具41と、基部43に設けられたサブロック44と、を備える。
次に、カバー材7(170,270,370,470)について、図4〜図10を参照して詳しく説明する。
図4は、図2に示す改装サッシ1の上横枠100部分の拡大図である。図4に示すように、第1カバー材170Aは、断面視略C字状であり、その開口を屋内側に向けて既設枠110の屋外面を覆うように外壁27に取り付けられる。より詳しくは、第1カバー材170Aの一端部171に設けられたフランジがねじ8Fにより外壁27にねじ止めされ、他端部172が屋内側に向かって若干下方に傾斜しながら延びて、既設枠110の屋外面と、内周面の一部を覆っている。
第2カバー材170Bは、第1カバー材170Aの他端部172にねじ8Gによりねじ止めされ、既設枠110と新設枠120との間で見込方向に略水平に延びて、既設枠110の内周面を覆うように設けられている。また、第2カバー材170Bは、新設枠120と見込方向において十分に重複するように設けられている。
第1カバー材170Aの他端部172は、外周側(躯体25側)に屈曲した屈曲部175が形成されている。第2カバー材170Bの屋外側端部には、上記の屈曲部175が嵌合する凹部176が形成されている。これら屈曲部175及び凹部176は、いずれも見付方向に延びて通しで形成されている。
また、第1カバー材170Aの他端部172の外周側の見込面に、既設枠110や新設枠120に沿って延びる溝173が、見込方向に所定間隔で複数形成されている。同様に、第2カバー材170Bの屋内側端部の外周側の見込面に、既設枠110や新設枠120に沿って延びる溝174が、見込方向に所定間隔で複数形成されている。これにより、これらの溝173,174に沿って、第1カバー材170A及び第2カバー材170Bを容易に切断できるため、リフォーム現場において、これらカバー材の見込方向の寸法調整が容易となっている。
また、新設枠120の外周面と第2カバー材170Bの内周面との間には、止水材9Cが取り付けられる。より詳しくは、新設枠120と第2カバー材170Bとの間に挿填されたバックアップ材9Dにより、シーリング材を受けることで止水材9Cが取り付けられる。
図5は、図2に示す改装サッシ1の下横枠200部分の拡大図である。図5に示すように、カバー材270は、上述のカバー材170と上下対称の同様の構成となっている。そのため、各構成の説明を省略する。
また同様に、新設枠220の外周面と第2カバー材270Bの内周面との間には、止水材9Gが取り付けられる。
図6は、図2に示す改装サッシ1の左縦枠300部分の拡大図である。図6に示すように、カバー材370は、上述のカバー材170と基本的に同様の構成となっている。従って、右縦枠400のカバー材470も上述のカバー材170と基本的に同様の構成となっている。そのため、各構成の説明を省略する。
また同様に、新設枠320の外周面と第2カバー材370Bの内周面との間には、止水材9Kが取り付けられ、新設枠420の外周面と第2カバー材470Bの内周面との間には、止水材9Kが取り付けられる。
なお、本実施形態の改装サッシ1の施工方法について、上横枠100を例に挙げて説明する。即ち、既設枠110は、次のようにして改装される。
先ず、既設枠110に沿って延設され且つ第1カバー材170Aと第2カバー材170Bから成るカバー材170のうち、第1カバー材170Aの一端を建物の外壁27にねじ止めする。
これにより、第1カバー材170Aの他端が屋内側に向かって延びることで、少なくとも既設枠110の屋外面が覆われる。同時に、第1カバー材170Aの他端に接続された第2カバー材170Bが既設枠110と新設枠120との間で見込方向に延びることで、既設枠110の内周面が覆われる。
次いで、新設枠120の外周面と第2カバー材170Bの内周面との間に、止水材9Cを設ける。
これにより、高い止水性を有する改装サッシ1が得られる。
以上の構成を備える本実施形態の改装サッシ1の効果について、従来の改装サッシと比較しながら説明する。
図7は、既設枠が半外付枠である従来の改装サッシの縦断面図であり、図8は、既設枠が半外付枠である従来の改装サッシの横断面図である。
図7及び図8に示すように、既設枠が半外付枠である場合には、既設枠が内付枠である場合と比べて新設枠がより屋外側に配置される。そのため、従来のようにカバー材が第1カバー材のみで構成されていても、新設枠との見込方向の重複部分を十分確保でき、カバー材と新設枠との間に止水材を確実に取り付けできる。
一方、図9は、既設枠が内付枠である従来の改装サッシの縦断面図であり、図10は、既設枠が内付枠である従来の改装サッシの横断面図である。
図9及び図10に示すように、既設枠が内付枠である場合には、既設枠が半外付枠である場合と比べて新設枠がより屋内側に配置される。そのため、従来のようにカバー材が第1カバー材のみで構成されていた場合には、カバー材の見込み寸法が不足し、カバー材と新設枠の見込み方向における重複部分を十分確保できない結果、カバー材と新設枠との間に止水材を取り付けできないおそれがあった。
そこで本実施形態では、既設枠110,210,310,410のそれぞれに沿って延設し、各既設枠の屋外面及び内周面を覆うカバー材170,270,370,470を設けた。また、これらカバー材を、一端が外壁27に固定され、他端が屋内側に向かって延びて少なくとも各既設枠の屋外面を覆う第1カバー材170A,270A,370A,470Aと、これら第1カバー材の各他端に接続され、各既設枠と各新設枠との間で見込方向に延びて各既設枠の内周面を覆う第2カバー材170B,270B、370B,470Bと、を含んで構成した。また、各新設枠の外周面と各第2カバー材の内周面との間には、止水材9C,9G,9K,9Kを設けた。
本実施形態によれば、第1カバー材170A,270A,370A,470Aの各屋内側端部に第2カバー材170B,270B、370B,470Bをそれぞれ接続したことで、この第2カバー材170B,270B、370B,470Bにより、カバー材と新設枠との見込方向の重複部分を十分に確保することができる。そのため、既設枠の取り付け方によらずに、カバー材と新設枠との間に確実に止水材9C,9G,9K,9Kを取り付けることができ、高い止水性が得られる。
また、従来の第1カバー材の見込み寸法を大きくした場合と比べて、本実施形態のように2部材とした方がリフォーム現場での寸法の調整が容易であり、良好な施工性が得られる。
また本実施形態では、カバー材170,270,370,470及び止水材9C,9G,9K,9Kを、既設枠110,210,310,410及び新設枠120,220,320,420の四周に亘って設けた。これにより、上述の効果がより確実に発揮される。
また本実施形態では、新設枠120,220,320,420を、既設の屋内額縁161,261,361,461上に設けられた新設の屋内額縁164,263,363,463に固定した。これにより、新設枠120,220,320,420がより屋内側に配置されるところ、本実施形態によれば上述の効果が顕著に発揮される。
また本実施形態では、第1カバー材170A,270A,370A,470A及び第2カバー材170B,270B、370B,470Bの外周側の見込面に、枠に沿って延びる溝173,174を、見込方向に所定間隔で複数形成した。これにより、これらの溝173,174に沿って、第1カバー材170A及び第2カバー材170Bを容易に切断できる。そのため、リフォーム現場において、これらカバー材の見込方向の寸法を容易に調整でき、施工性が向上する。
また本実施形態では、第1カバー材170A,270A,370A,470Aの他端に、外周側に屈曲した屈曲部を形成し、第2カバー材170B,270B、370B,470Bの屋外側端部に、屈曲部が嵌合する凹部を形成した。これにより、屈曲部が凹部に嵌合することで、第1カバー材170A,270A,370A,470Aと第2カバー材170B,270B、370B,470Bとをより強固に接続できるとともに、止水性を高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
上記実施形態では、本発明の改装サッシを引違い窓に適用したが、これに限定されない。
また上記実施形態では、既設枠を内付枠としたがこれに限定されず、例えば半外付枠であってもよい。
1…改装サッシ
9C,9G,9K…止水材
110,210,310,410…既設枠
120,220,320,420…新設枠
161,261,361,461…既設の屋内額縁
162,262,362,462…新設の下地材
163,263,363,463…新設の屋内額縁
170,270,370,470…カバー材
170A,270A,370A,470A…第1カバー材
170B,270B,370B,470B…第2カバー材
173,273,373,473,174,274,374,474…溝
175,275,375,475…屈曲部
176,276,376,476…凹部

Claims (6)

  1. 建物の開口部に取り付けられた既設枠と、当該既設枠の内周側に取り付けられた新設枠と、を備える改装サッシであって、
    前記既設枠に沿って延設され、前記既設枠の屋外面及び内周面を覆うカバー材を備え、
    前記カバー材は、
    一端が前記建物の外壁に固定され、他端が屋内側に向かって延びて少なくとも前記既設枠の屋外面を覆う第1カバー材と、
    前記第1カバー材の前記他端に接続され、前記既設枠と前記新設枠との間で見込方向に延びて前記既設枠の内周面を覆う第2カバー材と、を含んで構成され、
    前記新設枠の外周面と前記第2カバー材の内周面との間には、止水材が設けられ、
    前記第1カバー材の前記他端には、外周側に屈曲した屈曲部が形成され、
    前記第2カバー材の屋外側端部には、前記屈曲部が嵌合する凹部が形成されていることを特徴とする改装サッシ。
  2. 前記カバー材及び前記止水材は、前記既設枠及び前記新設枠の四周に亘って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の改装サッシ。
  3. 前記既設枠は、内付枠又は半外付枠であることを特徴とする請求項1又は2に記載の改装サッシ。
  4. 前記新設枠は、既設の屋内額縁上に設けられた新設の下地材に固定されていることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の改装サッシ。
  5. 前記第1カバー材及び前記第2カバー材の外周側の見込面には、枠に沿って延びる溝が見込方向に所定間隔で複数形成されていることを特徴とする請求項1から4いずれかに記載の改装サッシ。
  6. 建物の開口部に取り付けられた既設枠に、カバー材を取り付けて当該既設枠の内周側に当該カバー材を介して新設枠を配置するサッシの改装方法であって、
    前記カバー材は、前記既設枠に沿って延設され且つ第1カバー材と第2カバー材から成り、
    前記第1カバー材の一端を前記建物の外壁に固定し、他端が屋内側に向かって延びることで少なくとも前記既設枠の屋外面を覆い、
    前記第1カバー材の他端に接続された前記第2カバー材が前記既設枠と前記新設枠との間で見込方向に延びることで前記既設枠の内周面を覆った後、
    前記新設枠の外周面と前記第2カバー材の内周面との間に、止水材を設け
    前記第1カバー材の前記他端に形成され、外周側に屈曲する屈曲部と、前記第2カバー材の屋外側端部に形成され、前記屈曲部に嵌合する凹部とを嵌合することを特徴とするサッシの改装方法。
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