JP6227091B1 - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステータを冷却する冷媒を流す冷媒流路の密閉が確実にできるとともに、組み付けが容易な回転電機を提供する。【解決手段】軸方向の両端部がそれぞれブラケット9,10により回転可能に保持されたロータと、ロータの外周に所定の空隙を開けて設置されコイル5が巻装されたステータコア4と、ステータコア4を収納保持するフレーム6と、フレーム6の外周面との間に冷媒流路を構成し軸方向の両端部がフレーム6に密閉接合されたカバー7と、ブラケット9,10をステータコア4またはフレーム6の軸方向両端に締結固定させる通しボルトを備え、カバー7の軸方向の両端部とブラケット9,10とが離隔されているものである。【選択図】図2

Description

この発明は、例えば冷却水や冷却油などの冷媒によりステータを冷却する液体冷却式の回転電機に関するものである。
従来の液体冷却式の回転電機においては、フレームの外周と所定の空間を開けて囲むモータケースの内径の間にできる空隙に冷却水や冷却油を流して冷媒流路とし、ステータの冷却を行うもので、フレーム又はモータケースに設けられた溝に保持されたOリングなどのシール部材がフレームとモータケースの間に介在し、冷媒流路とその外側の空間を隔てて密閉する構造が知られている。(例えば、特許文献1)
また、鋳造で製作されたモータケースの内部に冷媒流路を設け、冷媒流路の開口部をブラケットで塞ぐ構造のものもある。(例えば、特許文献2)
さらに、断面が凸形状を持つ薄肉のカバーの軸方向の両端をフレームの両端の曲げ加工により固定して冷媒流路を設けた構造のものもある。(例えば、特許文献3)
特開2009−247085号公報 特開2004−364429号公報 米国特許7948126号
特許文献1の構造では、冷媒流路の密閉性を確保するためOリングが介在する箇所のフレーム内径およびモータケース外径の精度の確保が必要であり、ステータ挿入時の組付け精度が必要となるうえ、Oリングを所定の位置で保持するために、フレームの外径側の表面またはモータケース内径側の表面にOリング保持溝が必要であり、部品の形状が複雑になり、回転電機の価格が上昇してしまうという課題があった。
また、特許文献2の構造では、モータケースに深い冷媒流路を鋳造により形成する必要があり、薄くて長いテーパ形状の型を抜く必要があるため、冷媒流路の開口部ではモータケースの外径寸法が大きくなってしまうという課題があった。
さらに、特許文献3の構造では、凸形状を持つ薄肉のカバーの両端を曲げ加工されたフレームにより固定して冷媒流路が設けられており、フレームの両端にブラケットが当接されて組み付けられているため、冷媒流路の固定箇所にブラケットの組み付けによる力が加わり、冷媒流路の密閉性を落とす恐れがあるうえ、ブラケットとステータの軸方向の寸法関係を確保するために、フレームの曲げ加工の精度が求められことから、回転電機の価格が上昇してしまうという課題があった。
この発明は以上のような課題を解決するためになされたもので、ステータを冷却する冷媒を流す冷媒流路の密閉が確実にできるとともに、組み付けが容易な回転電機を提供することを目的とする。
この発明に係る回転電機は、軸方向の両端部がそれぞれブラケットにより回転可能に保持されたロータと、前記ロータの外周に所定の空隙を開けて設置されコイルが巻装されたステータコアと、前記ステータコアを収納保持するフレームと、前記フレームの外周面との間に冷媒流路を構成し軸方向の両端部が前記フレームに密閉接合されたカバーと、前記
ブラケットを前記ステータコアまたは前記フレームの軸方向両端に締結固定させる通しボルトを備え、前記カバーの軸方向の両端部と前記ブラケットとが離隔されていることを特徴とするものである。
この発明によれば、軸方向の両端部がそれぞれブラケットにより回転可能に保持されたロータと、前記ロータの外周に所定の空隙を開けて設置されコイルが巻装されたステータコアと、前記ステータコアを収納保持するフレームと、前記フレームの外周面との間に冷媒流路を構成し軸方向の両端部が前記フレームに密閉接合されたカバーと、前記ブラケットを前記ステータコアまたは前記フレームの軸方向両端に締結固定させる通しボルトを備え、前記カバーの軸方向の両端部と前記ブラケットとが離隔されているため、フレームとカバーの接合部にブラケット組み付けによる力が加わることがないので、冷媒流路の密閉が確実にできるとともに、組み付けが容易な回転電機を得ることができる効果がある。
この発明の実施の形態1における回転電機の外観構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における回転電機を上半分断面で示す片側断面図である。 この発明の実施の形態2における回転電機のステータの外観構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2における回転電機の第一のブラケットを示す斜視図である。 この発明の実施の形態3における回転電機を上半分断面で示す片側断面図である。 この発明の実施の形態4における回転電機を上半分断面で示す片側断面図である。 この発明の実施の形態5における回転電機のステータの外観構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5における回転電機の第一のブラケットを示す斜視図である。 この発明の実施の形態6における回転電機を上半分断面で示す片側断面図である。
以下、この発明の実施の形態について説明するが、各図において同一、または相当部分については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における回転電機の外観構成を示す斜視図、図2はこの発明の実施の形態1における回転電機を上半分断面で示す片側断面図である。
回転電機は、回転可能に設けられたロータ(回転子)と、ロータの外周に所定の間隔を設けて配設されるステータ(固定子)を備えている。
図1および図2において、ロータは、例えば電磁鋼板を積層して構成された円環形状のロータコア1と、ロータコア1に組付けられた永久磁石2と、ロータコア1の中心の穴に挿通してロータコア1を保持するシャフト3を具備している。
ステータは、例えば電磁鋼板を積層して構成された円環形状のステータコア4と、ステータコア4に巻装されたコイル5と、ステータコア4を内周面で収納保持する円筒形状のフレーム6と、フレーム6の外周側に凸形状断面に形成され軸方向の両端部がフレーム6に接して例えばロウ付けまたは溶接などの接合手段によりシール性を持たせた接合部7aにより密閉接合されたカバー7とを具備している。
ステータコア4は、焼嵌めや圧入などの方法でフレーム6の内周面に内嵌状態に保持されている。
カバー7は軸方向の中央部の内周面がフレーム6の外周面と離間してフレーム6の外周に取り付けられており、カバー7の軸方向両端の接合部7aおよびカバー7の中央部内周面ならびにフレーム6の外周面で囲まれた円環形状の空隙を冷媒流路として、例えばLLC(Long−Life Coolant:不凍液)水溶液等の冷媒を流すことによってステータを冷却することができる。冷媒はカバー7に設けられたニップル12から流入あるいは流出する。
ロータは、シャフト3の軸方向両端部で軸受8を介して第一のブラケット9と第二のブラケット10に回転可能に保持されている。
フレーム6の軸方向寸法はステータコア4の軸方向寸法より短く、フレーム6の軸方向端面よりもステータコア4の軸方向端面の方が突出している。ステータコア4の軸方向の両端面が、第一のブラケット9と第二のブラケット10にそれぞれ当接して挟持されることにより、ステータコア4の軸方向の位置とロータコア1の軸方向の位置が所定の関係になるように保持される。
第一のブラケット9と第二のブラケット10は、カバー7のさらに外周に配置された通しボルト11によって互いに締結され固定される。これにより、ステータコア4は軸方向の両端から第一のブラケット9および第二のブラケット10によって加圧されて保持されており、ステータコア4の端部外周面に嵌合するインロー部が第一のブラケット9と第二のブラケット10に形成されている。
ブラケットに形成されたインロー部により、ステータコア4の外径とロータを保持するブラケットの径方向の位置決めに他部品を介さないため、ステータコア4の内径とロータコア1の外径の空隙であるエアギャップのバラツキが小さくなる。このため、エアギャップのバラツキによって回転電機の運転中にステータとロータが干渉してしまうことを防ぐための組み付け余裕を削減でき、エアギャップの寸法をより小さくできるため、同じ大きさの回転電機であっても、より大きなトルクを発生できる利点がある。
また、第一のブラケット9と第二のブラケット10は、フレーム6およびカバー7と離隔した状態で当接しない位置関係になっている。このため、通しボルト11を使用しての締結による加圧によって第一のブラケット9と第二のブラケット10からステータのステータコア4に対して軸方向に圧力がかかっても、フレーム6とカバー7の接合部7aには圧力がかからないため、接合部7aに負荷が発生せず冷媒流路の密閉性を確保しやすい利点がある。このため、接合部7aの密閉接合に必要な接合強度が小さくて済み、安価に回転電機を製作することができる利点もある。
さらに、ステータコア4によって第一のブラケット9と第二のブラケット10の軸方向の位置決めがされるため、ステータコア4の軸方向端面とブラケットの位置の組み付けバラツキを小さくすることができる。このため、コイル5と例えばアルミダイカスト等で構成されるブラケットとの必要絶縁距離を確保するための軸方向寸法の余裕を小さくすることができ、回転電機をより小型にすることができるという利点がある。
また、カバー7は薄肉構造で構成され、フレーム6よりも径方向の厚さが小さくなっているうえ、カバー7は湾曲形状を有するために軸方向に一定な厚さの円筒形状のフレーム6よりも軸方向に変形しやすい。このため、例えば回転電機の運転時にステータコア4が発熱してフレーム6が高温となり、カバー7が冷媒と外部雰囲気によって比較的低温となっている場合など、温度差によってカバー7とフレーム6の熱膨張による変形に差がある場合に、カバー7が変形してカバー7とフレーム6間の接合部7aにかかる負荷を軽減することができる。このため、カバー7とフレーム6間の接合部7aの必要な接合強度を小さくすることができ、安価に回転電機を製作することができる利点がある。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2における回転電機のステータの外観構成を示す斜視図、図4はこの発明の実施の形態2における回転電機の第一のブラケットを示す斜視図である。上記実施の形態1では、ステータコア4によって第一のブラケット9と第二のブラケット10の軸方向の位置決めがされる場合について説明したが、実施の形態2では、ステータコア4によって第一のブラケット9と第二のブラケット10の周方向の位置決めがされる場合について説明する。
図3に示すように、ステータコア4が分割コアで構成されるときは、分割コアの外周面に巻線時や組立時に分割コアを把持するための軸方向に沿った溝4aが設けられている。
図4に示すように、第一のブラケット9には、ステータコア4の外周面の溝4aの一つに嵌合するような凸部9aを設けている。この凸部9aと溝4aを嵌合させることにより第一のブラケット9の周方向の位置決めを容易に行うことができる。
また、図示していないが、第二のブラケット10についても同様に周方向の位置決めが行われる。
このようにブラケットの周方向の位置決めを行うことで、周方向の位置決めに別途ピン等の位置決め用部品を用いる必要がないため、安価に回転電機を製作することができる利点がある。
なお、他の部分については上記実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3における回転電機を上半分断面で示す片側断面図である。上記実施の形態1では、第一のブラケット9および第二のブラケット10をステータコア4の軸方向の両端面に締結固定する場合について説明したが、実施の形態3では、第一のブラケット9および第二のブラケット10をフレーム6の軸方向の両端面に締結固定する場合について説明する。
図5において、フレーム6の軸方向寸法はステータコア4の軸方向寸法より長く、ステータコア4の軸方向端面よりもフレーム6の軸方向端面の方が突出している。このため、第一のブラケット9と第二のブラケット10は、カバー7のさらに外周に配置された通しボルト11によって互いに締結され、フレーム6の軸方向の両端面にそれぞれ当接して挟持され固定されており、フレーム6の端部外周面に嵌合するインロー部が第一のブラケット9と第二のブラケット10に形成されている。フレーム6の軸方向の両端面は、例えば切削加工等で平坦になっており、第一のブラケット9と第二のブラケット10にそれぞれの端面が当接して挟持されることにより、ステータコア4の軸方向の位置とロータコア1の軸方向の位置が所定の関係になるように固定される。
なお、図5においては、フレーム6の端部外周面に嵌合するインロー部が第一のブラケット9と第二のブラケット10に形成されているが、フレーム6の端部内周面に嵌合するインロー部が第一のブラケット9と第二のブラケット10に形成されていてもよい。
また、カバー7の軸方向の両端面とブラケットの間は接合部7aに通しボルト11による締結力が加わらないように離隔している。
上記実施の形態1では、電磁鋼板を積層して構成されたステータコア4の軸方向の両端面にブラケットを締結固定しており、ステータコア4の積層による軸方向の寸法のバラツキにより、回転電機の固定部分(ステータおよびブラケット)の軸方向寸法にバラツキが発生し易いものであったが、実施の形態3では、フレーム6の両端面が切削加工等で平坦
であり寸法誤差が少ないため、回転電機の固定部分の軸方向寸法のバラツキを軽減することができる。
また、回転電機が高電圧を使用する場合などは、コンタミネーション(外部から侵入した水やホコリなどによる汚染)による絶縁性の低下を防ぐため、回転電機内部をシールして外部環境からのコンタミ(汚染物質)の侵入を防ぐ必要がある。この時、実施の形態3では、フレーム6の軸方向の両端面とブラケットとの当接部にシール用接着剤を介在させることにより回転電機内部のシール性を確保することができるため、安価に回転電機を製作することができる利点がある。
なお、他の部分については上記実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4における回転電機を上半分断面で示す片側断面図である。上記実施の形態3では、フレーム6の軸方向の両端面とブラケットとの当接部にシール用接着剤を介在させて回転電機内部のシール性を確保する場合について説明したが、実施の形態4では、Oリングを使用して回転電機内部のシール性を確保する場合について説明する。
図6において、フレーム6の端部外周面に嵌合するインロー部が形成された第一のブラケット9と第二のブラケット10のインロー部の内周面に溝が形成され、そこにOリング13が保持されている。このように、フレーム6の端部外周面とブラケットのインロー部の内周面との間にOリング13を介在させることによって、回転電機内部をシールしている。回転電機内部のシールにOリング13を用いる場合であっても、図6に示すようにブラケット側に溝を形成することにより、フレーム6を円筒形状で構成できるため、フレーム6を例えばパイプ材の切削加工によって製作することが可能となり、フレーム6を安価に製作できるという利点がある。
なお、他の部分については上記実施の形態3と同様であるため説明を省略する。
実施の形態5.
図7はこの発明の実施の形態5における回転電機のステータの外観構成を示す斜視図、図8はこの発明の実施の形態5における回転電機の第一のブラケットを示す斜視図である。上記実施の形態3では、フレーム6によって第一のブラケット9と第二のブラケット10の軸方向の位置決めがされる場合について説明したが、実施の形態5では、フレーム6によって第一のブラケット9と第二のブラケット10の周方向の位置決めがされる場合について説明する。
図7において、フレーム6の軸方向の端面の一箇所に凸部6aが形成されており、この凸部6aが図8に示す第一のブラケット9に形成された凹部9bに嵌合して周方向の位置決めを行うことができる。
また、図示していないが、第二のブラケット10についても同様に周方向の位置決めが行われる。
このようにブラケットの周方向の位置決めを行うことで、周方向の位置決めに別途ピン等の位置決め用部品を用いる必要がないため、安価に回転電機を製作することができる利点がある。
なお、他の部分については上記実施の形態3と同様であるため説明を省略する。
実施の形態6.
図9はこの発明の実施の形態6における回転電機を上半分断面で示す片側断面図である。上記実施の形態1から5では、円筒形状のフレーム6の外周側に凸形状断面に形成されたカバー7の両端部が接合されて冷媒流路が形成されている場合について説明したが、実施の形態6では、フレーム6とカバー7のそれぞれに設けた段部の組み合わせによって冷媒流路を形成する場合について説明する。
図9において、フレーム6は第一のブラケット9側の軸方向の一端部の外径が中央部から他端部の外径よりも大きい段付き形状に形成されており、カバー7は第一のブラケット9側の軸方向の一端部から中央部の内径が他端部の内径よりも大きい段付き形状に形成されている。フレーム6の大きい方の外径とカバー7の大きい方の内径はおおよそ一致し、フレーム6の小さい方の外径とカバー7の小さい方の内径はおおよそ一致する寸法になっている。
フレーム6とカバー7は、それぞれの段部が軸方向にずれて間に空隙ができるように組み付けられ、フレーム6とカバー7の両端部が接合部7aによりシール性を持たせて密閉接合されて前記空隙が冷媒流路を構成している。
この構成では、フレーム6もカバー7も軸方向片側からパイプ材の絞り加工により形成することができる。このため、例えばカバー7を板材から曲げ加工を施すためにロールした後に周方向の端部どうしを接合する場合などに比べて、接合によるフレーム6の固定へのひずみや接合面と他の箇所との強度のバラツキがなく、カバー7を薄い板厚で構成することができる利点がある。
また、例えばステータのコイル5が集中巻であって、集中巻コイルの接続を行うのに集電部材を用いる場合には、軸方向の一端部でフレーム6の内径をステータコア4より大きくすることによって集電部材を回転電機内部のコイル外径側に配置することができることにより、ステータの軸方向寸法を短くすることができる利点がある。
なお、他の部分については上記実施の形態1から5と同様であるため説明を省略する。
なお、この発明は、その発明の範囲内において実施の形態を自由に組み合わせたり、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能であり、上記実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
1 ロータコア、2 永久磁石、3 シャフト、4 ステータコア、5 コイル、6 フレーム、7 カバー、7a 接合部、8 軸受、9 第一のブラケット、10 第二のブラケット、11 通しボルト、12 ニップル、13 Oリング

Claims (13)

  1. 軸方向の両端部がそれぞれブラケットにより回転可能に保持されたロータと、前記ロータの外周に所定の空隙を開けて設置されコイルが巻装されたステータコアと、前記ステータコアを収納保持するフレームと、前記フレームの外周面との間に冷媒流路を構成し軸方向の両端部が前記フレームに密閉接合されたカバーと、前記ブラケットを前記ステータコアまたは前記フレームの軸方向両端に締結固定させる通しボルトを備え、前記カバーの軸方向の両端部と前記ブラケットとが離隔されていることを特徴とする回転電機。
  2. 前記カバーは、前記フレームにロウ付けまたは溶接により接合されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記カバーは、前記フレームの外周面との間に冷媒流路を形成する屈曲形状を有するとともに、前記フレームよりも薄肉であることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記カバーは、軸方向両端部よりも中央部の径が大きい凸形状断面に形成されており、前記カバーの中央部の内周面と前記フレームの外周面の空隙に冷媒流路が構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の回転電機。
  5. 前記カバーは、軸方向の一端部から中央部の径が他端部の径よりも大きい段付き形状に形成され、前記フレームは、軸方向の一端部の径が中央部から他端部の径よりも大きい段付き形状に形成され、前記カバーの中央部の内周面と前記フレームの中央部の外周面の空隙に冷媒流路が構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の回転電機。
  6. 前記ブラケットは、前記ステータコアの軸方向両端面にそれぞれ当接していることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の回転電機。
  7. 前記ブラケットは、前記ステータコアの外周面に嵌合するインロー部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の回転電機。
  8. 前記ステータコアは、扇形のヨーク部が複数配置されて円環状に形成された分割コアであり、それぞれのヨーク部の外周に軸方向に設けられた溝部の少なくとも一つに嵌合する凸部が前記ブラケットに設けられていることを特徴とする請求項6または7に記載の回転電機。
  9. 前記ブラケットは、前記フレームの軸方向両端面にそれぞれ当接していることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の回転電機。
  10. 前記ブラケットは、前記フレームの内周面または外周面に嵌合するインロー部が形成されていることを特徴とする請求項9に記載の回転電機。
  11. 前記ブラケットと前記フレームの当接面をシールする接着剤を備えていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の回転電機。
  12. 前記ブラケットと前記フレームのインロー部をシールするOリングを備えていることを特徴とする請求項10に記載の回転電機。
  13. 前記ブラケットと前記フレームの当接面の円周上の少なくとも一箇所に、凹凸による嵌
    合部が設けられていることを特徴とする請求項9から12のいずれか一項に記載の回転電機。
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