JP5171310B2 - 気密型電動機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、極低温冷凍機等に用いられる気密型電動機に関するものである。
気密型電動機としては、特開2001−280501号公報等に示されるものが用いられている。この種の電動機は、シャフトを有するロータと、シャフトの径方向外側に配置されてステータコアと複数の巻線部とを備えるステータとを有している。そして、ステータの径方向外側には、ステータを覆う筒状のハウジングが配置されている。また、シャフトは、一対のベアリングを介して一対のエンドブラケットに回転自在に支持されている。特に気密型電動機では、ハウジングは、耐圧性及び気密性を確保する役割を果たしている。このハウジングは、嵌合手段等によって一対のエンドブラケットにそれぞれ接続されており、ハウジングの内周面には、ステータコアの外周面が接着剤により固定されている。
特開2001−280501号公報
この種の気密型電動機では、回転により生じる振動を低減することが求められている。しかしながら、このような気密型電動機では、電動機の低振動化を図るのに限界があった。
また、従来の気密型電動機では、ステータコアをハウジングに固定する際にステータコアをハウジング内に圧入または接着しなければならない。そのため、ステータコアをハウジングに固定した後に巻線部を形成していた。巻線部の形成は、インシュレータに電線を巻回したものをステータコアに取り付ける場合と、ステータコアにインシュレータを取り付けた後にインシュレータを介してステータコアに電線を巻回する場合とがある。しかしながら、いずれの場合においても、電線の巻回後に行う電線端部の結線作業は、ハウジングの存在により手作業で行わなければならなかった。
本発明の目的は、電動機の低振動化を図ることができる気密型電動機を提供することにある。
本発明の他の目的は、電線端部の結線作業を機械の自動化により行える気密型電動機を提供することにある。
本発明の他の目的は、ハウジングとステータコアとの間からアウトガスが発生するのを防止できる気密型電動機を提供することにある。
本発明の気密型電動機は、ロータ部材及び該ロータ部材が固定されたシャフトを有するロータと、ステータと、一対のベアリングと、一対のエンドブラケットと、筒状のハウジングと、一対の気密連結構造とを具備している。ステータは、シャフトの径方向外側に配置されたステータコア及び該ステータコアに設けられた複数の巻線部とを備えている。一対のベアリングは、シャフトを回転自在に支持している。一対のエンドブラケットは、一対のベアリングがそれぞれ固定され且つステータコアのシャフトの軸線方向両側に位置するコア端部に嵌合構造を介して固定されている。筒状のハウジングは、ステータの径方向外側に配置されてステータを覆っている。一対の気密連結構造は、ハウジングの軸線方向両側のハウジング端部と一対のエンドブラケットとをそれぞれ気密に連結している。そして、ハウジングとステータコアとは、連結されていない。
本願発明者は、研究の結果、従来の気密型電動機では、ステータコアがハウジングに固定されているため、ステータコアがハウジングの加工精度に影響を受けて、ロータとステータとの同心度を高めるのに限界があることを見いだした。そのため、回転により生じる振動を十分に低減できないことを見いだした。そこで、本発明では、一対のエンドブラケットをステータコアの軸線方向両側のコア端部に嵌合構造を介して固定した。このような構造を採用することにより、一対のエンドブラケットをステータコアにしっかりと支持させることができ、ハウジングとステータコアとを連結させずに配置することができる。そのため、ステータコアはハウジングに影響されることなく、一対のエンドブラケットの中心との同心度を高めることができる。その結果、ロータとステータとの同心度を高めることでき、電動機の低振動化を図ることができる。
また、本発明のように、ハウジングとステータコアとを連結させずに配置することができると、従来のようにステータコアをハウジング内に圧入または接着する工程がないため、ハウジングと連結されていないステータコアに巻線部を形成することができる。そのため、電線端部の結線作業をハウジングの存在に邪魔されることなく行えるため、このような結線作業を機械の自動化により行うことができる。
また、本発明によれば、ハウジングの内周面にステータコアの外周面を接着剤を用いて固定しないため、従来のようにハウジングとステータコアとの間の接着剤からアウトガスが発生するのを防止できる。
エンドブラケットは、ブラケット本体と、内側リブと、環状の外側リブとを有しているように構成できる。内側リブは、ブラケット本体と一体に形成され、ステータコアの内部に挿入されてステータコアのコア端部と嵌合される。環状の外側リブは、ブラケット本体と一体に形成され、内側リブよりも径方向外側に位置してハウジング端部の内部に挿入され、ステータコアのコア端部の端面と当接し且つ気密連結構造を介してハウジングのハウジング端部と気密に連結される。そして、内側リブ内にベアリングが嵌合されている。このようにすれば、内側リブ及び外側リブにより、一対のエンドブラケットをステータコアの軸線方向両側のコア端部に単純な構造でしっかりと固定することができる。
気密連結構造は、外側リブとハウジング端部の内周面との間に配置された第1のOリングと、ハウジング端部の端面とエンドブラケットのブラケット本体との間に配置された第2のOリングとからなる構成することができる。このようにすれば、少ない数のOリングで効率よく、ハウジングの軸線方向両側のハウジング端部と一対のエンドブラケットとをそれぞれ気密に連結できる。
外側リブには径方向外側に向かって開口する環状の溝を形成し、該環状の溝に第1のOリングを嵌合することができる。このようにすれば、第1のOリングを環状の溝内に配置するだけで、外側リブとハウジングとの間を気密性を維持することができる。
エンドブラケットのブラケット本体の内面と外側リブの外周面との間には、第2のOリングが配置される環状のOリング位置決め用角部を形成するのが好ましい。このようにすれば、エンドブラケットの環状のOリング位置決め用角部に第2のOリングを配置するだけで、ブラケット本体とハウジングとの間を気密性を維持することができる。
一対のエンドブラケットの一方のエンドブラケットのブラケット本体には、複数の締め付け用ネジ部材がそれぞれ挿入される複数の組立用貫通孔を形成し、一対のエンドブラケットの他方のエンドブラケットのブラケット本体には、複数の複数の締め付け用ネジ部材の先端部に形成されたネジ部が螺合される複数のネジ孔を形成することができる。この場合、次のように各部材を取り付けるのが好ましい。まず、一対のエンドブラケットの一対のベアリングにロータのシャフトが支持され、且つ一対のエンドブラケット間にステータ及びハウジングが配置され、さらにハウジングの軸線方向両側のハウジング端部と一対のエンドブラケットとの間に一対の気密連結構造が配置されて構成された組合せ状態で、一方のエンドブラケットのブラケット本体に形成された複数の組立用貫通孔に、複数の締め付け用ネジ部材を挿入する。そして、複数の締め付け用ネジ部材のネジ部を他方のエンドブラケットのブラケット本体に形成された複数のネジ孔に螺合する。これにより、エンドブラケットの外側リブをステータコアの端面に押し付け且つエンドブラケットを第2のOリングを介してハウジングに向かって押し付ける。このようにすれば、複数の締め付け用ネジ部材のネジ部を他方のエンドブラケットのブラケット本体の複数のネジ孔に螺合するだけで、エンドブラケットの外側リブがステータコアのコア端部の端面に押し付けられ、第2のOリングがエンドブラケットとハウジングとにより圧縮される。このため、複数の締め付け用ネジ部材を締め付け度を調整することにより、一対のブラケットとハウジングとの間を気密性を適宜に維持することができる。
本発明によれば、一対のエンドブラケットをステータコアの軸線方向両側のコア端部に嵌合構造を介して固定したので、一対のエンドブラケットをステータコアにしっかりと支持させることができ、ハウジングとステータコアとを連結させずに配置することができる。そのため、ステータコアはハウジングに影響されることなく、一対のエンドブラケットの中心との同心度を高めることができる。その結果、ロータとステータとの同心度を高めることでき、電動機の低振動化を図ることができる。
また、ハウジングとステータコアとを連結させずに配置したので、従来のようにステータコアをハウジング内に圧入または接着する工程がないため、ハウジングと連結されていないステータコアに巻線部を形成することができる。そのため、電線端部の結線作業をハウジングの存在に邪魔されることなく行えるため、このような結線作業を機械の自動化により行うことができる。
また、ハウジングの内周面にステータコアの外周面を接着剤を用いて固定しないため、従来のようにハウジングとステータコアとの間の接着剤からアウトガスが発生するのを防止できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について詳細に説明する。図1は、本実施の形態の冷凍機に用いる気密型電動機の半部を破断状態にして示した図であり、図2は、図1のM部の拡大図である。図1に示すように、本例の気密型電動機は、ロータ1とステータ3とハウジング5と一対のエンドブラケット7,9と一対のボールベアリング11,13とを有している。ロータ1は、シャフト15と、シャフト15の外周に固定されたロータ部材17とを有している。ロータ部材17は、磁性鋼板が積層されて形成されシャフト15に嵌合する基体部17aと、シャフト15及び基体部17aに嵌合する複数の永久磁石17bとを備えている。
ステータ3は、磁性鋼板が積層されて形成されており、ステータコア19と複数の巻線部21とを有している。ステータコア19は、シャフトの径方向外側に配置されており、筒形状のヨーク23とヨーク23からシャフト15側に突出してロータ部材17と対向する複数の磁極25とを有している。複数の巻線部21は、インシュレータ27を介して複数の磁極25にそれぞれ巻回された状態でステータコア19に設けられている。
ハウジング5は、鉄鋼からなる筒状を有しており、ステータ3の径方向外側に配置されてステータ3を覆っている。ハウジング5は、後述するように、一対のエンドブラケット7,9に接続されている。ハウジング5は、冷凍機用の気密型電動機としての耐圧性及び気密性を確保する役割を果たしている。
一対のエンドブラケット7,9は、径方向に延びるブラケット本体29と、ブラケット本体29と一体に形成されて該ブラケット本体29から軸線方向に突出する環状の内側リブ31と、ブラケット本体29と一体に形成されて内側リブ31よりも径方向外側に位置する環状の外側リブ33とをそれぞれ有している。ブラケット本体29は、矩形のフランジ形状を有している。一対のエンドブラケット7,9の一方のエンドブラケット7のブラケット本体29(29A)の四隅には、組立用貫通孔29aがそれぞれ形成されている。また、一対のエンドブラケット7,9の他方のエンドブラケット9のブラケット本体29(29B)の四隅には、ネジ孔29bが形成されている。組立用貫通孔29aに、締め付け用ネジ部材30がそれぞれ挿入され、締め付け用ネジ部材30の先端部に形成されたネジ部30aがネジ孔29bにそれぞれ螺合されている。また、他方のエンドブラケット9のブラケット本体29(29B)の中央部には、シャフト15が貫通する孔35が形成されている。一対のエンドブラケット7,9は、各々の内側リブ31が相互に向かい合う方向に突出し、各々の外側リブ33が相互に向かい合う方向に突出するように配置されている。
一対のエンドブラケット7,9の各内側リブ31の内周面31aには、一対のボールベアリング11,13がそれぞれ嵌合されている。一対のボールベアリング11,13により、シャフト15は一対のエンドブラケット7,9にそれぞれ回転自在に支持されている。各内側リブ31はステータコア19の内部に挿入されており、各内側リブ31の外周面31bは、複数の磁極25の軸線方向の両端(ステータコア19の軸線方向両側のコア端部)19aにそれぞれ嵌合されている。言い換えるならば、一対のエンドブラケット7,9は、ステータコア19の軸線方向両側のコア端部19aに嵌合構造を介して固定されている。
一対のエンドブラケット7,9の外側リブ33の突出寸法(高さ寸法)は、各内側リブ31の突出寸法(高さ寸法)より小さくなっている。図2に示すように、外側リブ33は、ブラケット本体29側に位置する大径部33aと、大径部33aに連続する小径部33bとを有しており、ハウジング5の軸線方向両側のハウジング端部5aの内部に挿入されている。なお、図2は他方のエンドブラケット9のブラケット本体29(29B)とハウジング5及びステータコア19との接合部分の拡大図であるが、一方のエンドブラケット7のブラケット本体29(29A)とハウジング5及びステータコア19との接合部分も同様の構造を有している。大径部33aの外周面33eは、小径部33bの外周面33fより径方向外側に位置している。小径部33bの端面33cは、ステータコア19のヨーク23の軸線方向の両端面(ステータコア19のコア端部19aの端面)19bにそれぞれ当接している。これにより、複数の巻線部21は、ブラケット本体29と内側リブ31と外側リブ33とに囲まれた空隙内に配置されることになる。また、小径部33bの大径部33aに隣接する部分には、径方向外側に向かって開口する環状の溝33dが形成されている。溝33d内には第1のOリング37が嵌合されている。この第1のOリング37は、外側リブ33とハウジング端部5aの内周面との間に配置されている。また、ハウジング端部5aの端面5bとブラケット本体29との間には、第2のOリング39が配置されている。そして、一対のエンドブラケット7,9のブラケット本体29の内面と外側リブ33の外周面との間には、第2のOリング39が配置される環状のOリング位置決め用角部9aが形成されている。本例では、第1のOリング37及び第2のOリング39により、ハウジング端部5aと一対のエンドブラケット7,9とをそれぞれ気密に連結する一対の気密連結構造が構成されている。そのため、外側リブ33は、気密連結構造(37,39)を介してハウジング端部5aと気密に連結されることになる。また、本例では、ステータコア19の外周面19aと小径部33bの外周面33fとは面一になっている。そのため、第1のOリング37の外周面37a及び大径部33aの外周面33eは、ステータコア19の外周面19aの径方向外側に位置することになる。このため、ハウジング5とステータコア19との間にはギャップGが形成され、ハウジング5とステータコア19とが連結されていないことになる。
本例の気密型電動機は、以下のようにして製造した。まず、インシュレータ27に電線を巻回したものをステータコア19の複数の磁極25に取り付けて巻線部21を形成してステータ3を作った。なお、ステータコア19にインシュレータ27を取り付けた後にインシュレータ27を介してステータコア19の複数の磁極25に電線を巻回して巻線部21を形成しても構わない。次に、巻線部21を形成する電線の結線作業を機械の自動化により行った。そして、一対のエンドブラケット7,9の一対のボールベアリング11,13にロータ1のシャフト15が支持され、一対のエンドブラケット7,9間にステータ3及びハウジング5が配置され、さらにハウジング端部5aと一対のエンドブラケット7,9との間に前述した一対の気密連結構造(37,39)が配置されて構成された組合せ状態で、一方のエンドブラケット7のブラケット本体29Aに形成された4つの組立用貫通孔29aに、4つの締め付け用ネジ部材30を挿入した。そして、4つの締め付け用ネジ部材30のネジ部30aを他方のエンドブラケット9のブラケット本体29Bに形成された4つのネジ孔29bに螺合した。これにより、一対のエンドブラケット7,9の外側リブ33をステータコア19の端面に押し付けると共に一対のエンドブラケット7,9を第2のOリング39を介してハウジング5に向かって押し付けて気密型電動機を完成した。
本例の気密型電動機によれば、一対のエンドブラケット7,9をステータコア19の軸線方向両側のコア端部19aに嵌合構造を介して固定したので、一対のエンドブラケット7,9をステータコア19にしっかりと支持させることができ、ハウジング5とステータコア19とを連結させずに配置することができる。そのため、ステータコア19はハウジングに影響されることなく、一対のエンドブラケット7,9の中心Cとの同心度を高めることができる。その結果、ロータ1とステータ3との同心度を高めることでき、電動機の低振動化を図ることができる。また、気密型電動機の製造においては、ハウジング5と連結されていないステータコア19に巻線部21を形成するため、巻線部21を形成する電線の端部の結線作業をハウジング5の存在に邪魔されることなく行える。そのため、結線作業を機械の自動化により行うことができ、気密型電動機の量産化を促進できる。
冷凍機に用いる本発明の一実施の形態の気密型電動機の半部を破断状態にして示した図である。 図1のM部の拡大図である。
符号の説明
1 ロータ
3 ステータ
5 ハウジング
7,9 一対のエンドブラケット
11,13 一対のボールベアリング
15 シャフト
19 ステータコア
21 巻線部
23 ヨーク
25 磁極
27 インシュレータ
31 内側リブ
33 外側リブ
37 第1のOリング
39 第2のOリング

Claims (4)

  1. ロータ部材及び該ロータ部材が固定されたシャフトを有するロータと、
    前記シャフトの径方向外側に配置されたステータコア及び該ステータコアに設けられた複数の巻線部とを備えたステータと、
    前記シャフトを回転自在に支持する一対のベアリングと、
    前記一対のベアリングがそれぞれ固定され且つ前記ステータコアの前記シャフトの軸線方向両側に位置するコア端部に嵌合構造を介して固定された一対のエンドブラケットと、
    前記ステータの前記径方向外側に配置されて前記ステータを覆う筒状のハウジングと、
    前記ハウジングの前記軸線方向両側のハウジング端部と前記一対のエンドブラケットとをそれぞれ気密に連結する一対の気密連結構造とを具備し、
    前記ハウジングと前記ステータコアとが直接連結されておらず、
    前記エンドブラケットは、
    ブラケット本体と、
    前記ブラケット本体と一体に形成され、前記ステータコアの内部に挿入されて前記ステータコアの前記コア端部と嵌合される内側リブと、
    前記ブラケット本体と一体に形成され、前記内側リブよりも前記径方向外側に位置して前記ハウジング端部の内部に挿入され、前記ステータコアの前記コア端部の端面と当接し且つ前記気密連結構造を介して前記ハウジングの前記ハウジング端部と気密に連結される環状の外側リブとを有しており、
    前記内側リブ内に前記ベアリングが嵌合されており、
    前記気密連結構造は、前記外側リブと前記ハウジング端部の内周面との間に配置された第1のOリングと、前記ハウジング端部の端面と前記エンドブラケットの前記ブラケット本体との間に配置された第2のOリングとからなることを特徴とする気密型電動機。
  2. 前記外側リブには径方向外側に向かって開口する環状の溝が形成されており、前記環状の溝に前記第1のOリングが嵌合されている請求項に記載の気密型電動機。
  3. 前記エンドブラケットの前記ブラケット本体の内面と前記外側リブの外周面との間には、前記第2のOリングが配置される環状のOリング位置決め用角部が形成されている請求項に記載の気密型電動機。
  4. 前記一対のエンドブラケットの一方の前記エンドブラケットの前記ブラケット本体には、複数の締め付け用ネジ部材がそれぞれ挿入される複数の組立用貫通孔が形成されており、
    前記一対のエンドブラケットの他方の前記エンドブラケットの前記ブラケット本体には、前記複数の複数の締め付け用ネジ部材の先端部に形成されたネジ部が螺合される複数のネジ孔が形成されており、
    前記一対のエンドブラケットの前記一対のベアリングに前記ロータの前記シャフトが支持され、且つ前記一対のエンドブラケット間に前記ステータ及び前記ハウジングが配置され、さらに前記ハウジングの前記軸線方向両側の前記ハウジング端部と前記一対のエンドブラケットとの間に前記一対の気密連結構造が配置されて構成された組合せ状態で、前記一方のエンドブラケットの前記ブラケット本体に形成された複数の組立用貫通孔に、前記複数の締め付け用ネジ部材が挿入され、前記複数の締め付け用ネジ部材のネジ部が前記他方のエンドブラケットの前記ブラケット本体に形成された複数のネジ孔に螺合されることにより、前記エンドブラケットの前記外側リブが前記ステータコアの前記コア端部の前記端面に押し付けられ且つ前記エンドブラケットが前記第2のOリングを介して前記ハウジングに向かって押し付けられていることを特徴とする請求項1または3に記載の気密型電動機。
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