JP6226587B2 - 表示装置、表示方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、表示装置、表示方法及びプログラムに関する。
従来、会議や研修会等でプレゼンテーションを行う際に、プロジェクタを用いて、PCから受信した画像信号をスクリーンに投射させる技術が知られている。従来のプロジェクタは、アナログRGBケーブルを用いたアナログ接続によってPCと画像信号の送受信を行っていた。しかしながら、アナログ接続においては接続作業に手間がかかる、遠隔地からのプロジェクタへの接続が困難であるという問題があった。また、複数台のPCとプロジェクタとを同時に接続したいという要望があった。これに対し、近年、ネットワークを介してPCとプロジェクタを接続する画像転送システムが注目されている。
この画像転送システムでは、例えばPCの画面に対し、定期的に画面キャプチャを行う。そして、PCは、画面キャプチャによって得られた画像データをプロジェクタなどの表示装置に送信する。なおPCにおける画面キャプチャとは、PCのドライバがディスプレイに表示している画面データをビデオメモリから取得し、これを内部RAMに一時格納することである。また、プロジェクタにおける画面キャプチャとは、プロジェクタが投影面に投影する画面データを内部RAMに一時格納することである。
会議や研修会などにおいてプロジェクタによりスクリーンに投射されたプレゼンテーション資料を印刷したい場合がある。従来の画像転送システムを利用して投影画像を印刷する方法としては、以下のものが考えられる。すなわち、画像転送システムにおいて、プロジェクタは、会場に設置されているプリンタに接続するためのプリンタドライバをインストールする。そして、プロジェクタは、画面キャプチャにより得られた画像データ又はプロジェクタがPCから受信した画像データの印刷をプリンタに対して指示するというものである。
表示画面に表示された画像データを印刷する技術としては、例えば特許文献1には、受信したデジタル放送の画像データをデジタルデータのまま印刷装置に転送するシステムが開示されている。このシステムは、画像の印刷を行う際は、転送された画像データを印刷画像記録再生部により記録媒体に記録すると共に、画像データに応じた画像を画像印刷部により印刷する。
特開2001−218140号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては、常に画面が変化するような画像データを表示対象とする場合に、複数の画像を印刷対象として選択するのに手間がかかるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、ユーザの簡単な操作により、複数の画像を印刷対象として選択することのできる仕組みを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、表示装置であって、画像データを受信する画像データ受信手段と、前記画像データを表示する表示手段と、前記画像データを、所定のパラメータに基づく複数のカテゴリに分類するカテゴリ管理手段と、前記画像データ受信手段が受信した前記画像データと前記カテゴリとを対応付けて記憶手段に格納する画像データ管理手段と、前記表示手段により表示される前記画像データに対する印刷要求のユーザ入力を受け付ける印刷要求受付手段と、前記印刷要求を受け付けた場合に、前記カテゴリに基づいて、前記記憶手段に格納されている前記画像データの中から前記印刷要求の対象の前記画像データに関連する画像データを、印刷対象候補として特定する候補特定手段とを有し、前記所定のパラメータは、前記画像データ受信手段が受信した前記画像データに対し、可逆圧縮及び非可逆圧縮のいずれが施されているかを示すパラメータを含むことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの簡単な操作により、複数の画像を印刷対象として選択することのできる仕組みを提供することができる。
画像伝送システムを示す図である。 PC、プロジェクタ及びプリンタを示す図である。 画像データ送信処理を示すフローチャートである。 エンコード処理を示すフローチャートである。 画像データ表示処理を示すフローチャートである。 カテゴリ決定処理を説明するための図である。 カテゴリ決定処理の他の例を説明するための図である。 メモリ容量管理処理を示すフローチャートである。 印刷処理を示すフローチャートである。 印刷プレビュー画面の一例を示す図である。 印刷依頼処理を示すフローチャートである。 印刷処理を示すフローチャートである。 画像データ送信処理を示すフローチャートである。 画像データ表示処理を示すフローチャートである。 画像データ格納処理を示すフローチャートである。 画像データ表示処理を示すフローチャートである。 印刷処理を示すフローチャートである。 画像データ送信処理を示すフローチャートである。 印刷処理を示すフローチャートである。 印刷処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、画像伝送システムを示す図である。画像伝送システムは、情報処理装置としてのPC100と、表示装置としてのプロジェクタ200と、印刷装置としてのプリンタ300を備えている。PC100、プロジェクタ200及びプリンタ300は、通信ネットワークとしてのLocal Area Network(LAN)400に接続し、相互に通信を行う。
PC100は、ディスプレイ112を備え、ディスプレイ112に表示されている画像信号を、LAN400を介して、プロジェクタ200に送信する。プロジェクタ200は、PC100から画像信号を受信し、受信した画像信号を出力できる形に変換し、変換後の画像信号を投影面に投影する。
PC100においては、マウス113によってPC100のウィンドウシステム上のポインタが操作される。PC100は、画像信号とは別にポインタの表示位置をプロジェクタ200に送信する。なお、ここでいうウィンドウシステムは、Graphical User Interface(GUI)である。GUIは、例えばマイクロソフト社のオペレーティングシステム(以下OS)であるWindows(登録商標)によって実現される。GUIにより、複数のタスクに固有の領域を割当てて画面出力を多重化することが可能になる。プリンタ300は、PC100又はプロジェクタ200からの印刷依頼に応じて印刷を行う。
なお画像伝送システムは、さらにPC100と同機能のPC120及びPC130を備えている。ここ、PC120及びPC130は、いずれもLAN400に接続されている。
プロジェクタ200は、複数のPC100,120,130から受信した画像データを投影面10に同時に表示する。具体的には、プロジェクタ200は、投影面10を4つの領域に分割する。そして、プロジェクタ200は、各領域に各PC100,120,130から受信した画像データを表示する。
図1に示す投影面10は、4つの領域11〜14に分割されている。領域11には、PC100から受信した画像データが表示されている。領域12には、PC120から受信した画像データが表示されている。領域13には、PC130から受信した画像データが表示されている。領域14には、プロジェクタ200に格納されている画像データが表示される。なお、プロジェクタ200は、各領域11〜14に表示される画像を変更することも可能である。
PC100とプロジェクタ200は、アナログRGBケーブルなどの映像信号インタフェース500に接続している。プロジェクタ200は、この映像信号インタフェース500を介して、PC100から画像データを受信してもよい。
また、本実施の形態に係る画像伝送システムは、3つのPC100,120,130を備えるが、画像伝送システムが備えるPCの数は実施の形態に限定されるものではない。プロジェクタ200は、複数のPCから画像データを受信した場合には、画像データの送信元のPCの数に応じて、投影面10を分割、複数のPCそれぞれから受信した画像データを投影面10に同時に表示する。
図2は、PC100、プロジェクタ200及びプリンタ300の構成を示す図である。PC100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、VRAM104と、ハードディスクドライブ(HDD)105とを備えている。PC100はまた、表示制御部106と、画像処理部107と、ユーザIF108と、ネットワークIF109と、映像信号出力部110とを備えている。
CPU101は、システムバス111を介して各処理部を制御する。ROM102は、CPU101の処理手順を記述した制御プログラムを記憶する。RAM103は、ワークメモリとして一時的に制御プログラムやデータを格納する。VRAM104は、PC100が表示する画像を格納する。ハードディスクドライブ105は、アプリケーションやOSなどの各プログラムとデータを格納する。
画像処理部107は、画像処理を行う。表示制御部106は、画像処理部107において処理された画像をディスプレイ112に表示する。ユーザIF108は、キーボード114やポインティングデバイス(マウス等)113からのユーザ入力を処理する。ネットワークIF109は、LAN400を経由してプロジェクタ200や、不図示のサーバなどとTCP/IPやHTTPなど既存の通信プロトコルで通信するためのインタフェースである。映像信号出力部110は、VRAM104に格納されている画像を映像信号として映像信号インタフェース500へ出力する。PC120,130の構成は、図2を参照しつつ説明したPC100の構成と同様である。
プロジェクタ200は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、ユーザIF204と、映像信号入力部205と、ネットワークIF206と、投影画像制御部207と、投影部208とを備えている。CPU201は、システムバス209を介して各処理部を制御する。ROM202は、CPU201の処理手順を記述した制御プログラムを記憶する。RAM203は、ワークメモリとして一時的に制御プログラムやデータを格納する。ユーザIF204は、各種の操作ボタンや操作リモコンなどからのユーザ入力を処理する。映像信号入力部205は、PC100からの映像信号を映像信号インタフェース500から受信する。
ネットワークIF206は、TCP/IPやHTTPなどの既存の通信プロトコルで外部の機器と通信する。投影画像制御部207は、画像を出力する。投影部208は、投影画像制御部207から出力された画像を投射する。投影画像制御部207は、入力画像を投射する液晶パネル、液晶パネルの駆動ドライバ、レンズ、レンズの駆動系及び光源を有している。
プリンタ300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、ネットワークIF304と、操作パネル305と、印刷部IF306と、印刷部307と、外部メモリ308とを備えている。CPU301は、ROM302のプログラム用ROMに記憶された制御プログラムや外部メモリ308に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス309に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御する。そして、CPU301は、出力情報としての画像信号を、印刷部IF306を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)307に出力する。
ROM302のプログラム用ROMには、CPU301が実行可能な制御プログラム等が格納される。ROM302にはまた、フォント用ROMとして、上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等が格納されている。また、プリンタ300がハードディスク等の外部メモリ308を備えない場合には、ROM302のデータ用ROMは、印刷処理を行う際の情報等を格納している。
CPU301は、TCP/IPやHTTPなどの通信プロトコルを使用することでネットワークIF304を介してPC100及びプロジェクタ200との通信処理を行う。RAM303は、主としてCPU301の主メモリやワークエリア等として機能する。RAM303は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。操作パネル305は、操作のためのスイッチおよびLED表示器などを含む。
なお、後述するPC100の機能や処理は、CPU101がROM102やHDD105に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。同様に、プロジェクタ200の機能や処理は、CPU201がROM202に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。また、プリンタ300の機能や処理は、CPU301がROM302や外部メモリ308に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
以下、各装置による処理について説明する。本実施形態に係る画像伝送システムにおいては、PC100は、ディスプレイ112に表示された画像をキャプチャし、画像データを得る。そして、PC100は、画像データをプロジェクタ200に送信する。プロジェクタ200は、PC100から受信した画像データを格納し、さらに、画像データのカテゴリを判別する。なお、カテゴリについては後述する。
プロジェクタ200は、表示中の画像データに対し、ユーザから印刷指示を受け付けた場合には、印刷指示に係る画像データに関連する画像データを印刷対象候補として特定し、これを表示する。以下、各装置の処理について詳述する。
図3は、PC100による画像データ送信処理を示すフローチャートである。PC100のCPU101は、表示制御部106を介してディスプレイ112に表示している画像データに更新があるか否かをVRAM104に格納されている画像データから判断する(S401)。
S401において、画像データに更新がない場合には、CPU101は、S401において更新の有無の判断を継続する。S401において、画像データに更新があった場合には、CPU101は、VRAM104の画像データを取得(キャプチャ)し、これをRAM103に格納する(S402)。次に、CPU101は、RAM103に保存した画像データを所定のサイズにリサイズする(S403)。次に、CPU101は、リサイズした画像データを所定のエンコード方式でエンコードする(S404)。なお、エンコード処理の詳細については、図4を参照しつつ後述する。
エンコード処理が完了したのち、CPU101は、ネットワークIF109を介して、プロジェクタ200へ画像データを送信する(S405)。次に、CPU101は、エラー発生の有無を判別する(S406)。S406において、エラーが発生していない場合には、CPU101は、処理をS401へ進める。エラーが発生している場合には、CPU101は、画像データ送信処理を終える。
なお、本実施形態に係るPC100は、ネットワークIF109を介して画像データを送信することとしたがこれに限定されるものではない。他の例としては、PC100は、映像信号出力部110を介して映像信号として画像データを送信してもよい。
図4は、PC100による、エンコード処理(S404)における詳細な処理を示すフローチャートである。エンコード処理において、PC100のCPU101は、RAM103に格納されている画像データを複数のタイルに分割する。そして、CPU101は、分割した各タイルの座標とサイズ情報をRAM103に格納する(S411)。
次に、CPU101は、各タイルの圧縮方式を判定する(S412)。具体的には、CPU101は、画像データの各画素間のデータが均一である場合には、人工画像と判定して、可逆圧縮と判定する。また、CPU101は、画像データに偏りがある場合には非可逆圧縮と判定する。
CPU101は、可逆圧縮符号と判定した場合には、処理をS413へ進める。CPU101は、非可逆圧縮符号と判定した場合には、処理をS414へ進める。S413において、CPU101は、RAM103に格納されている画像のうち処理対象のタイル部を可逆圧縮方式により圧縮する。そして、CPU101は、処理をステップS415進める。
ステップS414において、CPU101は、RAM103に格納されている画像のうち処理対象のタイル部を非可逆圧縮方式によりで圧縮する。そして、CPU101は、処理をステップS415へ進める。ステップS415において、CPU101は、S403においてリサイズされた画像データ中のすべてのタイルに対する圧縮処理が終了したか否かを判定する。すべてのタイルに対する圧縮処理が終了した場合には、エンコード処理は、終了する。未処理のタイルが存在する場合には、CPU101は、処理をS412へ進める。
図5は、プロジェクタ200による画像データ表示処理を示すフローチャートである。まず、プロジェクタ200のCPU201は、表示(投影)対象となる画像データを、LAN400を介して受信する(S301)。なお、S301は、画像データ受信処理の一例である。なお、S301においてプロジェクタ200が受信する画像データは、図3を参照しつつ説明したステップS405において、PC100により送信される。
次に、CPU201は、受信した画像データに対し、画像データのエンコード形式に合わせたデコード形式でデコード処理を実行する(S302)。エンコード形式としては、例えばJPEG符号化やランレングス符号化などが挙げられる。
なお、本実施形態に係るプロジェクタ200は、CPU201がデコード処理プログラムに従い、画像データに対するデコード処理を実行するが、これに限定されるものではない。他の例としては、プロジェクタ200は、ハードウェアデコーダを搭載し、ハードウェアデコーダが画像データのデコード処理を実行してもよい。
次に、CPU201は、キャプチャ開始イベントの有無を判定する(S303)。CPU201は、例えば、ユーザIF204を介して印刷予約命令を受け付けた場合にキャプチャ開始イベントありと判定する。
また他の例としては、CPU201は、ネットワークIF206を介してPC100から画面キャプチャのイベントを受信した場合にキャプチャ開始イベントありと判定してもよい。また他の例としては、CPU201は、PC100から特定画像情報を受信した場合に、キャプチャ開始イベントありと判定してもよい。ここで、特定画像は例えば全面黒の黒画像等である。
CPU201は、キャプチャ開始イベントありと判定した場合には、画面キャプチャ処理を開始する。すなわち、CPU201は、処理をS304へ進める。キャプチャ開始イベントがないと判定した場合には、CPU201は、処理をS310へ進める。すなわち、この場合には、CPU201は、画像データをRAM203に保存することなく、投影部208が画像データを投影した後に、投影された画像データを破棄する。
S304において、CPU201は、受信した画像データが既にカテゴリ設定済みの画像データであるか否かを判別する。既にカテゴリ設定済みであれば、CPU201は、処理をS310へ進める。カテゴリ設定済みでなければ、CPU201は、処理をステップS305へ進める。
S305において、CPU201は、カテゴリ決定に利用すべきパラメータを特定する。本実施の形態においては、CPU201は、パラメータとして、画像情報の特徴を示す特徴点を特定する。本実施形態に係るCPU201は、画像データ中における顔画像の有無をパラメータとして特定する。CPU201はまた、文字領域及び矩形領域の画像データ全体に対する割合をパラメータとして特定する。CPU201は、既知の技術として一般的に知られている画素間のエッジパターンなどに基づいて特徴点を抽出する。
次に、CPU201は、特定したパラメータに基づいて、画像データが属するカテゴリを決定する(S306)。なお、S306の処理は、CPU201が画像データをカテゴリに分類するカテゴリ管理処理の一例である。次に、CPU201は、決定されたカテゴリに対して予め設定されている優先度及び優先度閾値をROM202から読み込む(S307)。
次に、CPU201は、カテゴリの優先度に基づいて、画像データが保存対象であるか否かを判定する(S308)。画像データが保存対象でない場合には、CPU201は、処理をS310へ進める。画像データが保存対象である場合には、CPU201は、処理をS309へ進める。なお、CPU201は、画像データの属するカテゴリの優先度が優先度閾値以上である場合には、画像データが保存対象であると判定する。
S309において、CPU201は、画像データをS306において決定したカテゴリに対応付けてROM202又はRAM等の記憶部に保存する(画像データ管理手段)。次に、S310において、CPU201は、画像データを投影部208に投影する投影サイズにリサイズする。次に、S311において、CPU201は、投影画像制御部207を介して投影部208に画像データを投影する(表示処理)。以上で、画像表示処理が終了する。
なお、プロジェクタ200は、複数のPCから画像データを受信する場合もある。この場合には、S308において、CPU201は、各PCから受信した画像データそれぞれを、送信元のPCのPC識別情報に対応付けてRAM203に格納する。そして、S311においては、CPU201は、各PCから受信した複数の画像データを投影面内に同時に表示する。
図6は、カテゴリ決定処理(S306)を説明するための図である。図6に示すように、本実施形態に係るCPU201は、特徴点に基づいて、画像データをプレゼンファイル605、写真(人)606、写真(風景)607及びデスクトップ画像608の4つのカテゴリに分類する。具体的には、CPU201は、矩形領域有無602、顔領域割合603及び文字領域割合604の3つのパラメータ(特徴点)に基づいて、画像データがいずれのカテゴリに属するかを決定する。
例えば、矩形領域有無602が「ある」、顔領域割合603が画像データの画素の「5%以下」、文字領域割合604が画像データの画素の「30%以上」のパラメータが特定された画像データのカテゴリ601は、プレゼンファイル605に決定される。
また、他の例としては、CPU201は、パラメータ特定処理(305)において、特徴点に替えて、可逆圧縮比率及び類似度をパラメータとして特定してもよい。ここで、画像データは、タイル状に分割されており、タイル単位で圧縮形式が異なる(図4参照)。可逆圧縮比率は、画像データ中の全タイル数に対する可逆圧縮方式により圧縮されたタイル数の割合である。
また、類似度は、予めROM202又はRAM203に保存されている基準画像との類似度である。CPU201は、例えば、画像データ同士の画素値の一致の程度に基づいて、類似度を算出する。
図7は、可逆圧縮比率及び類似度に基づく、カテゴリ決定処理(S306)を説明するための図である。図7に示すように、本例に係るCPU201は、可逆圧縮比率612、既存A類似度613及び既存B類似度614の3つのパラメータに基づいて、画像データを4つのカテゴリに分類する。4つのカテゴリは、カテゴリ611としては、プレゼンファイルA615、プレゼンファイルB616、写真617及びデスクトップ画像618がある。ここで、既存A類似度613は、既存画像Aとの類似度である。また、既存B類似度614は、既存画像Bとの類似度である。
例えば、可逆圧縮比率612が「60%以上」、既存A類似度613が「60%以上」のパラメータが特定された画像データのカテゴリ611は、プレゼンファイルA615と判定される。
また、他の例としては、CPU201は、特徴点、可逆圧縮比率及び類似度のすべてのパラメータに基づいて、カテゴリを決定してもよい。また、他の例としては、CPU201は、特徴点、可逆圧縮比率及び類似度のうちいずれか1つのパラメータに基づいて、カテゴリを決定してもよい。また、他の例としては、CPU201は、これ以外のパラメータに基づいて、カテゴリを決定してもよい。このように、CPU201は、画像データから得られる情報に基づいてカテゴリを決定すればよく、その具体的な処理は実施の形態に限定されるものではない。
図8は、プロジェクタ200によるメモリ容量管理処理の詳細を示すフローチャートである。まず、プロジェクタ200のCPU201は、ROM202又はRAM203等の記憶部に画像を保存する領域が十分にあるか否かを判別する(S351)。具体的には、CPU201は、記憶部のメモリ容量が予めプロジェクタ200のROM202等に設定されているメモリ容量閾値以下か否かを判定する。メモリ容量がメモリ閾値より大きい場合、すなわちメモリ容量が十分である場合には、S351において、メモリ容量の判定を継続する。
メモリ容量がメモリ閾値以下である場合、すなわちメモリ容量が不足している場合には、CPU201は、処理をS352へ進める。S352において、CPU201は、ROM202に設定されている各カテゴリの優先度を確認する。次に、CPU201は、記憶部に格納されているすべての画像データが既に所定の圧縮形式で圧縮済みであるか否かを判別する(S353)。
S353において、圧縮済みでない画像データが存在する場合には、CPU201は、処理をS354へ進める。S354において、CPU201は、ステップS352にて読み込んだカテゴリの優先度に従い、優先度の低いカテゴリを圧縮対象のカテゴリとして特定する。そして、CPU201は、特定したカテゴリに属する画像データに対し、所定の圧縮処理を行う。ここで、CPU201は、非可逆方式の圧縮処理を施すこととする。その後、CPU201は、圧縮後の画像データを記憶部保存する(S354)。なお、S354の処理は、圧縮対象特定処理及び圧縮処理の一例である。
S353において、すべての画像データに対する圧縮が完了している場合には、CPU201は、処理をS355へ進める。S355において、CPU201は、ステップS352にて読み込んだカテゴリの優先度に従い、優先度の低いカテゴリを削除対象のカテゴリとして特定する。そして、CPU201は、特定したカテゴリに属する画像データを記憶部から削除する(S355)。なお、S355の処理は、削除対象特定処理の一例である。
図9は、プロジェクタ200による印刷処理を示すフローチャートである。CPU201は、印刷イベントの有無を判定する(S331)。具体的には、CPU201は、ユーザIF204を介してユーザからの印刷要求を受信した場合や、ネットワークIF206を介してPC100からの印刷要求を受信した場合に、印刷イベントありと判定する。なお、S331は、印刷要求受付処理の一例である。
CPU201は、印刷イベントがないと判定した場合には、S331において、印刷イベント判定処理を継続する。CPU201は、印刷イベントがあると判定した場合には、処理をS332へ進める。S332において、CPU201は、投影部208が処理実行時に投影している画像データ、すなわち表示中の画像データのカテゴリをRAM203から読み込む(S332)。ここで、表示中の画像データは、印刷要求の対象となる画像データである。
次に、CPU201は、表示中の画像データのカテゴリと同一のカテゴリに属する画像データを印刷対象候補として特定する。ここで、表示中の画像データとカテゴリが同一の画像データは、表示中の画像データに関連する画像データの一例である。そして、CPU201は、印刷対象候補として特定した画像データを記憶部から読み込む。そして、CPU201は、読み込んだ同一カテゴリの画像データと、表示中の画像データとを投影部208に印刷プレビュー画面として表示する(S333)。なお、S333は、候補特定処理の一例である。
次に、印刷プレビュー表示において、ユーザIF204がユーザによる印刷対象の選択指示を受け付けると、CPU201は、印刷対象の画像データを選択する(S334)。ここで、S334は、印刷対象選択処理の一例である。そして、CPU201は、選択された画像データに対する印刷をプリンタ300に依頼し(S335)、印刷処理を終了する。
図10は、印刷プレビュー画面の一例を示す図である。印刷プレビュー画面は、図9を参照しつつ説明した印刷プレビュー画面表示処理(S333)において表示される。図10に示すように、印刷プレビュー画面701は、印刷部数や用紙サイズなどの設定画面702、印刷実行ボタン703、印刷キャンセルボタン704、印刷サムネイル705及び印刷選択のチェックボックス706を含んでいる。ユーザにより印刷したい印刷サムネイル705のチェックボックス706が選択され、印刷実行ボタン703が選択されると、CPU201は、印刷依頼処理(S335)を開始する。
図11は、図9を参照しつつ説明した印刷依頼処理における詳細な処理を示すフローチャートである。まず、CPU201は、ネットワークIF206を介してプリンタ300に対して、S334で選択された画像データに対する印刷命令を発行する。すなわち、CPU201は、印刷命令をプリンタ300に送信する(S341)。S341は、印刷命令送信処理の一例である。
次に、CPU201は、プリンタ300からのレスポンスを、ネットワークIF206を介して受信する(S342)。次に、CPU201は、受信したレスポンスが正しいか否かを判定する(S343)。S343において、正常なレスポンスを受信した場合には、CPU201は処理をステップS344へ進める。S343において、正常なレスポンスを受信しない場合には、CPU201は、処理をS347へ進める。S347において、CPU201は、投影画像制御部207を介して投影部208にエラーメッセージを表示する。
S344において、CPU201は、印刷対象の画像データをプリンタ300でデコード可能な形式にエンコードする。そしてCPU201は、エンコード後の画像データを、ネットワークIF206を介してプリンタ300に送信する。次に、CPU201は、印刷完了通知を、ネットワークIF206を介してプリンタ300から受信する(S345)。次に、CPU201は、投影画像制御部207を介して投影部208に印刷完了メッセージを表示する(S346)。以上で、印刷依頼処理が完了する。
図12は、プリンタ300による印刷処理を示すフローチャートである。プリンタ300のCPU301は、ネットワークIF304を介して印刷命令を受信すると、ステート情報をRAM303から読み込む。ここで、ステート情報は、プリンタ300が印刷実行可能な状態であるか否かを管理するための情報である。そして、CPU101は、ステート情報に基づいて、プリンタ300が印刷実行可能な状態であるか否かを判断する(S501)。
S501において、印刷可能な状態でない場合には、CPU301は、処理をS507へ進める。S507において、CPU301は、ネットワークIF304を介して印刷処理のエラーレスポンスを印刷命令の送信元に対して返信し、印刷処理を終了する。S501において、印刷可能な状態である場合には、CPU301は、処理をS502へ進める。S502において、CPU301は、ネットワークIF304を介して印刷処理の正常レスポンスを印刷命令の送信元に対して返信する。
次に、CPU301は、ネットワークIF304を介して印刷命令の送信元から印刷対象の画像データを受信して、RAM303に格納する(S503)。次に、CPU301は、RAM303に格納された印刷対象の画像データのデコード処理を行う(S504)。次に、CPU201は、印刷部IF306を介して印刷部307を制御し、印刷を実行する(S505)。印刷処理が完了したのち、CPU301は、印刷が完了したことを印刷命令の送信元に対して、ネットワークIF304を介して送信し(S506)、印刷処理を終了する。
このように、本実施形態に係る画像伝送システムにおいては、投影中の画像データに対し、ユーザから印刷要求を受け付けた場合に、印刷要求に係る画像データと同一カテゴリの画像データを、印刷候補としてユーザに提示することができる。したがって、ユーザは、印刷候補の中から希望の画像データを選択するだけで、関連する画像データに対する印刷物を得ることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る画像伝送システムについて説明する。第2の実施形態に係る画像伝送システムにおいては、PC100が、画像データの属するカテゴリを決定する。そして、プロジェクタ200が、画像データとカテゴリとを対応付けて格納する。
図13は、第2の実施形態に係るPC100による画像データ送信処理を示すフローチャートである。CPU101は、キャプチャ開始イベントの有無を判定する。CPU101は、例えばユーザIF108を介してユーザから指示を受け付けた場合や、ネットワークIF109を介して、プロジェクタ200からキャプチャ開始イベントを受信した場合に、キャプチャ開始イベントありと判定する。また、他の例としては、CPU101は、黒画像などの特定画像がVRAM104に格納された場合に、キャプチャ開始イベントありと判定してもよい。
CPU101は、キャプチャ開始イベントありと判定した場合には、処理をS902へ進める。なお、キャプチャ開始イベントがないと判定した場合には、CPU201は、S901において、キャプチャ開始イベントの有無の判定を継続する。
次に、CPU101は、表示制御部106を介してディスプレイ112に表示している画像データに更新があるか否かをVRAM104に格納されている画像データから判断する(S902)。S902において、画像データに更新がない場合には、CPU101は、S902において更新の有無の判断を継続する。S902において、画像データに更新があった場合には、CPU101は、VRAM104の画像データを取得(キャプチャ)し、これをRAM103に格納する(S903)。
次に、CPU101は、RAM103に保存した画像データを所定のサイズにリサイズする(S904)。次に、CPU101は、リサイズした画像を所定のエンコード方式でエンコードする(S905)。なお、S902からS905の処理は、図3を参照しつつ説明したS401〜S404の処理と同様である。また、S905における処理は、図4を参照しつつ説明したエンコード処理と同様である。
その後、S907において、CPU101は、カテゴリ決定に利用すべきパラメータを特定する。次に、CPU201は、特定したパラメータに基づいて、画像データが属するカテゴリを決定する(S908)。S908は、CPU101が画像データを複数のカテゴリに分類するカテゴリ管理処理の一例である。
次に、CPU101は、決定されたカテゴリに対して予め設定されている優先度及び優先度閾値をROM102から読み込む(909)。なお、S907〜S909の処理は、図5を参照しつつ説明したS305〜S307におけるプロジェクタ200の処理と同様である。
次に、CPU101は、ネットワークIF109を介して、プロジェクタ200に対して画像データと、画像データが属するカテゴリとを対応付けて送信する(S910)。
S910は、画像データ送信処理の一例である。次に、CPU101は、エラーの発生の有無を判定する(S911)。エラーが発生していると判定した場合には、CPU101は、処理をS902へ進める。エラーが発生していないと判定した場合には、CPU101は、画像データ送信処理を終了する。
以上のように、第2の実施形態に係るPC100は、第1の実施形態に係るプロジェクタ200が実行した処理の一部を、プロジェクタ200に替わって実行する。
図14は、第2の実施形態に係るプロジェクタ200による、画像データ表示処理を示すフローチャートである。CPU201は、ネットワークIF206を介してPC100より画像データ及びカテゴリを受信し、受信した画像データ及びカテゴリをRAM203に一時的に格納する(S801)。次に、CPU201は、RAM203に格納された画像データに対し、画像データのエンコード形式に合わせたデコード形式でデコード処理を行う(S802)。
次に、CPU201は、受信した画像データと、既に受信済みの画像データとを比較し、両画像データが同一であるか否かを判定する(S803)。受信した画像データが受信済みの画像データと同一である場合には、CPU201は、処理をステップS805へ進める。受信した画像データが受信済みの画像データと同一でない場合には、CPU201は、処理をS804へ進める。
S804において、CPU201は、RAM203に一時的に格納された画像データ及びカテゴリを記憶部としてのROM202又はRAM203に印刷候補の画像データ及びカテゴリとして格納する。次に、S805において、CPU201は、画像データを投影部208に投影する投影サイズにリサイズする(S805)。次に、CPU201は、投影画像制御部207を介して投影部208に画像データを投影する(S806)。
以上のように、第2の実施形態に係る画像伝送システムにおいては、PC100においてカテゴリを決定し、画像データとカテゴリとをプロジェクタ200に送信する。そして、画像伝送システムは、投影中の画像データに対し、ユーザから印刷要求を受け付けた場合に、印刷要求に係る画像データと同一カテゴリの画像データを、印刷候補としてユーザに提示することができる。したがって、ユーザは、印刷候補の中から希望の画像データを選択するだけで、関連する画像データに対する印刷物を得ることができる。なお、第2の実施形態に係る画像伝送システムのこれ以外の構成及び処理は、第1の実施形態に係る画像伝送システムの構成及び処理と同様である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る画像伝送システムについて説明する。第3の実施形態に係る画像伝送システムにおいては、PC100は、画像データが属するカテゴリを決定する。PC100はさらに、画像データとカテゴリとを対応付けて格納する。そして、プロジェクタ200は、印刷処理において、PC100から画像データを取得する。
図15は、PC100による画像データ格納処理を示すフローチャートである。まずPC100のCPU101は、画像データがカテゴリ設定済みの既知の画像データであるか否かを判定する(S1101)。ここで、判定対象となる画像データは、ディスプレイ112に表示され(表示処理)、キャプチャ処理により得られたデータであり、記憶部としてのROM102又はRAM103に格納されている。
カテゴリ設定済みの画像データである場合には、CPU101は、処理をS1105へ進める。カテゴリ設定済みの画像データでない場合には、CPU101は、処理をS1102へ進める。
S1102において、CPU101は、画像データのパラメータを特定する。次に、CPU101は、カテゴリを決定し(S1103)、優先度及び優先度閾値を読み込む(S1104)。ここで、S1103は、カテゴリ管理処理の一例である。次に、ステップS1105において、CPU101は、カテゴリの優先度に基づいて、画像データが保存対象であるか否かを判定する。
画像データが保存対象である場合には、CPU101は、処理をS1106へ進める。画像データが保存対象でない場合には、CPU101は、画像データ格納処理を終了する。なお、S1102〜S1105の処理は、図5を参照しつつ説明したS305〜S308の処理と同様である。
S1106において、CPU101は、画像データを所定のエンコード方式に従いエンコードする。なお、S1106においては、CPU101は、画面全体をエンコード処理する。次に、CPU101は、ROM102又はRAM103にエンコード済みの画像データを保存する(S1107)。具体的には、CPU101は、画像データと、カテゴリと、画像データを識別する画像識別情報とを対応付けてROM102等に格納する。S1107は、画像データ管理処理の一例である。
図16は、プロジェクタ200による画像データ表示処理を示すフローチャートである。プロジェクタ200は、PC100が画像データ格納処理において、ROM102等に格納した画像データを、画像データ表示処理において取得し、これを表示する。
画像データ表示処理において、プロジェクタ200のCPU201は、ネットワークIF206を介してPC100から画像データ及び画像識別情報及を受信してRAM203に一時的に保持する(S1001)。S1001は、画像データ受信処理の一例である。
次に、CPU201は、RAM203に格納された画像データを、画像のエンコード形式に合わせた所定のデコード形式でデコードする(S1002)。次に、CPU201は。画像データを投影部208に投影する投影サイズにリサイズし(S1003)、投影画像制御部207を介して投影部208に画像を投影する(S1004)。S1004の処理は、表示処理の一例である。なお、S1003,S1004の処理は、図5を参照しつつ説明したS310,311の処理と同様である。
このように、第3の実施形態に係る画像伝送システムにおいては、PC100が画像データを格納する。そして、プロジェクタ200は、画像データを表示する際には、PC100から画像データを取得する。
図17は、プロジェクタ200による印刷処理を示すフローチャートである。印刷処理において、プロジェクタ200は、PC100がROM102等に格納している画像データに対する印刷を制御する。印刷処理において、まずCPU201は、印刷イベントの有無を判定する(S1011)。
印刷イベントがないと判定した場合には、CPU201は、S1011において、印刷イベント判定処理を継続する。CPU201は、印刷イベントがあると判定した場合には、処理をS1012へ進める。なお、S1011の処理は、印刷要求受付処理の一例である。
S1012において、CPU201は、印刷プレビュー用のサムネイル画像取得要求を、ネットワークIF206を介してPC100に送信する(S1012)。CPU201はこのとき、サムネイル画像取得要求に、投影部208に投影している画像データに対する画像識別情報を付加する。ここで、S1012は、画像識別情報送信処理の一例である。
次に、CPU201は、PC100よりネットワークIF206を介して複数のサムネイル画像を受信し、RAM203に格納する(S1013)。ここで、PC100から受信するサムネイル画像は、印刷イベントに係る画像データ、すなわち印刷要求の対象となる画像データと同一カテゴリに属する画像データに対するサムネイル画像である。なお、PC100がサムネイル画像を送信する処理については、図18を参照しつつ後述する。
ここで、サムネイル画像は、印刷要求の対象となる画像データに関連する画像データを印刷対象候補として示す候補情報の一例である。また、S1013の処理は、候補情報受信処理の一例である。
なお、候補情報は、サムネイル画像以外の情報であってもよい。例えば、候補情報は、画像データ自体であってもよい。また、他の例としては、候補情報は、画像データの画像識別情報や、画像データに付与されたファイル名であってもよい。
次に、CPU201は、受信した複数のサムネイル画像を、印刷プレビュー画面として、投影画像制御部207を介して投影部208に投影する(S1014)。次に、印刷プレビュー表示において、ユーザIF204がユーザによる印刷対象の選択指示を受け付けると、CPU201は、印刷対象の画像データを選択する(S1015)。
次に、CPU201は、ユーザにより選択された印刷対象の画像データに対する画像取得要求を、ネットワークIF206を介してPC100に送信する(S1016)。次に、CPU201は、PC100から要求した画像データを受信する(S1017)。次に、CPU201は、受信した画像データに対する印刷依頼処理を実行し(S1018)、印刷処理を終了する。なお、S1018の処理は、図9を参照しつつ説明したS335の処理と同様であり、その詳細は、図11を参照しつつ説明した処理と同様である。
図18は、PC100による画像データ送信処理を示すフローチャートである。プロジェクタ200の印刷処理において、プロジェクタ200からサムネイル画像取得要求を受信した場合に、PC100は、画像データ送信処理を実行し、サムネイル画像等をプロジェクタ200に送信する。
画像データ送信処理において、PC100のCPU101は、ネットワークIF109を介してプロジェクタ200よりサムネイル画像取得要求を受信する(S1111)。なお、受信したサムネイル画像取得要求には、画像識別情報が付加されている。S1111の処理は、画像識別情報受信処理の一例である。次に、CPU101はサムネイル画像取得要求に付加されている画像識別情報に対応付けられているカテゴリを判別する。そして、CPU101は、判別したカテゴリに分類されるカテゴリの画像データを特定する(候補特定処理)。CPU101は、特定した画像データそれぞれのサムネイル画像を生成し、生成したサムネイル画像群を、ネットワークIF109を介してプロジェクタ200に送信する(S1112)。
次に、CPU101は、プロジェクタ200からネットワークIF109を介して画像取得要求を受信する(S1113)。画像取得要求は、画像識別情報を含み、複数の画像に対する画像データを要求するものであってもよい。
次に、CPU101は、画像取得要求に係る画像データを、ネットワークIF109を介してプロジェクタ200に送信する(S1114)。次に、CPU101は、エラー発生の有無を判別する。エラーが発生していない場合には、CPU101は、処理をステップS1111へ進める。エラーが発生している場合には、CPU101は、画像データ送信処理を終了する。
以上のように、第3の実施形態に係る画像伝送システムにおいては、PC100においてカテゴリを決定する。そしてPC100は、画像データ、カテゴリ及び画像識別情報を対応付けて格納する。プロジェクタ200は、ユーザから印刷要求を受け付けた場合に、印刷要求に係る画像データと同一カテゴリの画像データのサムネイル画像をPC100から受信し、これを印刷候補としてユーザに提示することができる。したがって、ユーザは、印刷候補の中から希望の画像データを選択するだけで、関連する画像データに対する印刷物を得ることができる。なお、第3の実施形態に係る画像伝送システムのこれ以外の構成及び処理は、他の実施形態に係る画像伝送システムの構成及び処理と同様である。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態に係る画像伝送システムについて説明する。第4の実施形態に係る画像伝送システムにおいては、PC100が、画像データのカテゴリを決定し、画像データ等を格納する。PC100はさらに、プリンタ300に印刷命令を発行する。
図19は、第4の実施形態に係るプロジェクタ200による印刷処理を示すフローチャートである。なお、S1201〜S1205の処理は、図17を参照しつつ説明したS1011〜S1015の処理と同様である。そして、S1206において、プロジェクタ200のCPU201は、ユーザにより選択された印刷対象の画像データに対する印刷要求を、ネットワークIF206を介してPC100に送信する。
次に、CPU201は、PC100から印刷完了の通知を、ネットワークIF206を介して受信する。次に、CPU201は、印刷完了通知に基づいて、正常に印刷処理が完了したか否かを判断する(S1207)。正常に印刷処理が完了した場合には、CPU201は、正常に印刷が完了したことを投影部208に表示する(S1208)。正常に印刷処理が完了しなかった場合には、CPU201は、印刷が失敗したことを投影部208に表示する(S1209)。以上で、印刷処理が完了する。
次に、PC100による印刷処理について説明する。なお、PC100は、図13を参照しつつ説明した画像データ送信処理を実行することとする。さらにS910において、画像データ、カテゴリ及び画像識別情報をプロジェクタ200に送信するものとする。また、PC100は、図15を参照しつつ説明した画像データ格納処理を実行し、画像データ等を格納することとする。
図20は、PC100による印刷処理を示すフローチャートである。なお、S1301及びS1302の処理は、図18を参照しつつ説明したS1111及びS1112の処理と同様である。S1303において、PC100のCPU101は、プロジェクタ200からネットワークIF109を介して印刷要求を受信する。
次に、CPU101はプリンタ300へネットワークIF109を介して印刷命令を送信する(S1304)。CPU101は、プリンタ300からネットワークIF109よりレスポンスを受信する。そして、CPU101は、レスポンスが正常か否かを判断する(S1305)。レスポンスが正常である場合には、CPU101は、処理をS1306へ進める。レスポンスが正常でない場合には、CPU101は、処理をS1309へ進める。S1309において、CPU101は、ネットワークIF109を介してプロジェクタ200へ印刷エラーを送信する。
ステップS1306では、CPU101は指定された画像を、ネットワークIF109を介してプリンタ300に送信する。次に、CPU101は、ネットワークIF109を介してプリンタ300より印刷完了通知を受信し(S1307)、プロジェクタ200へ印刷完了通知を送信する(S1308)。次に、CPU101は、エラーの発生の有無を判別する(S1310)。エラーが発生していない場合には、CPU101は、処理をS1301へ進める。エラーが発生している場合には、CPU101は、印刷処理を終了する。
このように、第4の実施形態に係る画像伝送システムにおいては、PC100からプリンタに対して印刷命令を発行する。第4の実施形態に係る画像伝送システムにおいても、ユーザは、印刷候補の中から希望の画像データを選択するだけで、関連する画像データに対する印刷物を得ることができる。なお、第4の実施形態に係る画像伝送システムのこれ以外の構成及び処理は、他の実施形態に係る画像伝送システムの構成及び処理と同様である。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、ユーザの簡単な操作により、複数の画像を印刷対象として選択することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 PC、200 プロジェクタ、201 CPU、202 ROM、203 RAM、205 映像信号入力部、206 ネットワークIF、207 投影画像制御部、
208 投射部

Claims (12)

  1. 画像データを受信する画像データ受信手段と、
    前記画像データを表示する表示手段と
    記画像データを、所定のパラメータに基づく複数のカテゴリに分類するカテゴリ管理手段と、
    前記画像データ受信手段が受信した前記画像データと前記カテゴリとを対応付けて記憶手段に格納する画像データ管理手段と、
    前記表示手段により表示される前記画像データに対する印刷要求のユーザ入力を受け付ける印刷要求受付手段と、
    前記印刷要求を受け付けた場合に、前記カテゴリに基づいて、前記記憶手段に格納されている前記画像データの中から前記印刷要求の対象の前記画像データに関連する画像データを、印刷対象候補として特定する候補特定手段と
    を有し、
    前記所定のパラメータは、前記画像データ受信手段が受信した前記画像データに対し、可逆圧縮及び非可逆圧縮のいずれが施されているかを示すパラメータを含むことを特徴とする表示装置。
  2. ユーザからの入力により、前記候補特定手段により特定された前記印刷対象候補の中から印刷対象を選択する印刷対象選択手段と、
    印刷対象の画像データに対する印刷命令を印刷装置に送信する印刷命令送信手段と
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記所定のパラメータは、前記画像データと基準画像との類似度をさらに含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記所定のパラメータは、前記画像データの特徴をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示装置。
  5. 前記記憶手段のメモリ容量が閾値以下である場合に、各カテゴリに対して設定された優先度に基づいて、圧縮対象のカテゴリを特定する圧縮対象特定手段と、
    圧縮対象のカテゴリに分類される前記画像データに対し圧縮処理を施す圧縮手段とをさらに有し、
    前記画像データ管理手段は、圧縮後の前記画像データを前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の表示装置。
  6. 前記記憶手段のメモリ容量が閾値以下である場合に、各カテゴリに対して設定された優先度に基づいて、削除対象のカテゴリを特定する削除対象特定手段をさらに有し、
    前記画像データ管理手段は、削除対象のカテゴリに分類されている前記画像データを削除することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の表示装置。
  7. 前記画像データ受信手段は、複数の情報処理装置それぞれから前記画像データを受信し、
    前記表示手段は、複数の前記情報処理装置それぞれから受信した複数の前記画像データを同時に表示し、
    前記候補特定手段は、複数の情報処理装置それぞれから受信した前記画像データの中から、前記印刷対象候補を特定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の表示装置。
  8. 前記表示装置はプロジェクタであり、
    前記表示手段は、前記画像データを投影する投影手段であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の表示装置。
  9. 前記候補特定手段により前記印刷対象候補が特定された場合、前記投影手段は、前記印刷対象候補として特定された画像データをプレビューするためのプレビュー画面を投影することを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記印刷対象候補から印刷対象の画像データが選択された場合、前記印刷対象の画像データを印刷装置に送信する画像データ送信手段をさらに有する請求項1乃至9の何れか1項に記載の表示装置。
  11. 表示装置が実行する表示方法であって、
    画像データを受信する画像データ受信ステップと、
    前記画像データを表示する表示ステップと
    記画像データを、所定のパラメータに基づく複数のカテゴリに分類するカテゴリ管理ステップと、
    前記画像データ受信ステップにおいて受信した前記画像データと前記カテゴリとを対応付けて記憶手段に格納する画像データ管理ステップと、
    前記表示ステップにおいて表示される前記画像データに対する印刷要求のユーザ入力を受け付ける印刷要求受付ステップと、
    前記印刷要求を受け付けた場合に、前記カテゴリに基づいて、前記記憶手段に格納されている前記画像データの中から前記印刷要求の対象の前記画像データに関連する画像データを、印刷対象候補として特定する候補特定ステップと
    を含み、
    前記所定のパラメータは、前記画像データ受信ステップにおいて受信した前記画像データに対し、可逆圧縮及び非可逆圧縮のいずれが施されているかを示すパラメータを含むことを特徴とする表示方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至10の何れか1項に記載の表示装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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