JP5927925B2 - 表示制御装置、画像形成データ生成装置及び情報表示システム - Google Patents

表示制御装置、画像形成データ生成装置及び情報表示システム Download PDF

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Description

本発明は、表示制御装置、画像形成データ生成装置及び情報表示システムに関する。
従来、オフィスや大学で行われる講義や説明会あるいは打ち合わせ等で、説明資料を事前に人数分印刷して配布しつつ、情報投影装置としてのプロジェクタを利用して、PC(Personal Computer)上で作成した説明資料をスクリーンに投影するといった場面がある。このような場面には、PCとプロジェクタとを、有線又は無線で接続したプロジェクション関連の技術や、PCからの資料の印刷という既存の技術を用いている。
例えば、特許文献1には、プレゼンタが使用する主端末装置から受信した画像データを、参加者が使用する副端末装置からの要求により副端末装置に送信する機能をサーバ装置に設けることで、参加者は副端末装置の操作により所望の画像データをキャプチャして利用することが可能な技術が開示されている。
また、特許文献2には、プロジェクタ側で、URL(Uniform Resource Locator)で指定された記憶場所から、当該記憶場所に予め保存しておいた説明資料のデータを取得して投影表示することで、操作側のPCで投影表示する説明資料のデータの保持を不要とする技術が開示されている。
ところで、一台のプロジェクタを複数回用いて、或いは複数台のプロジェクタを用いて、所定の関係を有した複数の画像データを投影表示するような場合がある。しかしながら、従来技術では、PCの画面をそのままプロジェクタで投影しない場合、すなわち、USB(Universal Serial Bus)メモリ等に画像データを保存しておいたり、ネットワーク経由で表示対象の画像データをプロジェクタに転送するような場合、これらの画像データを、その投影表示が行われた投影時の状態を反映して、一度に印刷等の画像形成を行うことが困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、一台のプロジェクタを複数回用いて、或いは複数台のプロジェクタを用いて投影表示された画像データを、投影表示が行われた投影時の状態を反映して、一度に画像形成することが可能な表示制御装置、画像形成データ生成装置及び情報表示システムを提供することを主な目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる表示制御装置は、画像データの表示出力を制御する制御手段と、前記制御手段が前記画像データを表示出力させる毎に、表示出力された画像データを識別する画像IDと、該画像データが表示出力された表示時間とを少なくとも含んだ表示情報を生成する表示情報生成手段と、前記表示情報生成手段が生成した前記表示情報を外部装置に送信し、当該表示情報と所定の関係を有した他の表示情報とともに、画像形成の単位となる一の単位情報として前記外部装置に管理させる送信手段と、を備える。
また、本発明に係る画像形成データ生成装置は、複数の画像データを画像IDと関連付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像データを外部装置からの要求に応じて当該外部装置に提供する提供手段と、前記提供手段が提供した画像データの各々について、その画像データを識別する画像IDと、当該画像データが前記外部装置で表示出力された表示時間とを少なくとも含んだ表示情報を前記外部装置から取得する第1取得手段と、前記第1取得手段が取得した表示情報を、当該表示情報と所定の関係を有した他の表示情報と関連付け、画像形成の単位となる一の単位情報として管理する管理手段と、特定の単位情報を指示した印刷要求を受け付ける受付手段と、前記印刷要求で指示された単位情報に係る前記表示情報を前記管理手段から取得するとともに、当該表示情報に含まれた画像IDに対応する画像データを前記記憶手段から取得する第2取得手段と、前記第2取得手段が取得した各表示情報に含まれる画像IDの表示時間に基づいて、当該画像IDに対応する画像データの表示出力が開始されたタイミングを抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した各タイミングに対応する画像データを用いて、画像形成データを時系列順に生成する画像形成データ生成手段と、を備える。
また、本発明に係る情報表示システムは、一又は複数の表示制御装置と、前記表示制御装置の各々に接続される画像形成データ生成装置と、を有した情報表示システムであって、前記表示制御装置は、画像データの表示出力を制御する制御手段と、前記制御手段が前記画像データを表示出力させる毎に、表示出力された画像データを識別する画像IDと、該画像データが表示出力された期間である表示時間と、当該画像データの投影表示の順序を示す順序情報とを少なくとも含んだ表示情報を生成する表示情報生成手段と、前記表示情報生成手段が生成した前記表示情報を前記画像形成データ生成装置に送信する送信手段と、を備え、前記画像形成データ生成装置は、前記送信手段が送信した前記表示情報を、当該表示情報と所定の関係を有した他の表示情報と関連付け、画像形成の単位となる一の単位情報として管理する管理手段と、特定のプレゼン情報を指示した印刷要求を受け付ける受付手段と、前記印刷要求で指示されたプレゼン情報に係る前記表示情報を前記管理手段から取得するとともに、当該表示情報に含まれた画像IDに対応する画像データを取得する第2取得手段と、前記第2取得手段が取得した各表示情報に含まれる前記画像IDの前記表示時間、及び、前記順序情報で示される投影表示の順序に基づいて、当該画像IDに対応する画像データの表示出力が開始されたタイミングを抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した各タイミングに対応する画像データを用いて、画像形成データを時系列順に生成する画像形成データ生成手段と、を備える。
本発明によれば、一台のプロジェクタを複数回用いて、或いは複数台のプロジェクタを用いて投影表示された画像データを、投影表示が行われた投影時の状態を反映して、一度に画像形成することが可能な表示制御装置、画像形成データ生成装置及び情報表示システムを提供することができる。
図1は、実施の形態1の情報表示システムのネットワーク構成、及びプロジェクタ、印刷データ生成装置、印刷装置の各機能的構成を示すブロック図である。 図2は、画像リストのデータ構造の一例を示す説明図である。 図3は、実施の形態1のリンクテーブルの一例を示す説明図である。 図4は、実施の形態1のプレゼン情報に含まれる投影情報のデータ構造の一例を示す説明図である。 図5は、実施の形態1の文書データの登録処理のシーケンス図である。 図6は、実施の形態1の投影表示処理の手順を示すシーケンス図である。 図7は、第1投影情報登録処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、第2投影情報登録処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、第3投影情報登録処理の手順を示すフローチャートである。 図10は、第4投影情報登録処理の手順を示すフローチャートである。 図11は、実施の形態1の印刷処理の手順を示すシーケンス図である。 図12は、実施の形態1の印刷データ生成処理の手順を示すフローチャートである。 図13は、投影情報管理部に記憶されたプレゼン情報の一例を示す図である。 図14は、記憶部に記憶された画像リストの一例を示す図である。 図15は、画像データの一例を示す図である。 図16は、画像データの投影タイミングの一例を示す図である。 図17は、印刷データの一例を示す図である。 図18は、画像データの投影タイミングの一例を示す図である。 図19は、印刷データの一例を示す図である。 図20は、投影情報管理部に記憶されたプレゼン情報の一例を示す図である。 図21は、記憶部に記憶された画像リストの一例を示す図である。 図22は、画像データの投影タイミングの一例を示す図である。 図23は、印刷データの一例を示す図である。 図24は、実施の形態2の印刷データ生成処理の手順を示すフローチャートである。 図25は、投影情報管理部に記憶されたプレゼン情報の一例を示す図である。 図26は、記憶部に記憶された画像リストの一例を示す図である。 図27は、画像データの投影タイミングの一例を示す図である。 図28は、印刷データの一例を示す図である。 図29は、実施の形態3の印刷データ生成処理の手順を示すフローチャートである。 図30は、印刷データの一例を示す図である。 図31は、印刷データの一例を示す図である。 図32は、実施の形態1〜3の印刷データ生成装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図33は、実施の形態1〜3のプロジェクタのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図34は、情報表示システムの他の構成例を示す図である。 図35は、情報表示システムの他の構成例を示す図である。 図36は、情報表示システムの他の構成例を示す図である。 図37は、情報表示システムの他の構成例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、表示制御装置、画像形成データ生成装置及び情報表示システムの実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の情報表示システムのネットワーク構成、及びプロジェクタ、印刷データ生成装置、印刷装置の各機能的構成を示すブロック図である。本実施形態にかかる情報表示システムは、表示制御装置としてのプロジェクタ100と、画像形成データ生成装置としての印刷データ生成装置200と、画像形成装置としての印刷装置300と、PC400とを備え、それぞれがインターネット等のネットワークに接続された構成となっている。なお、図1では、二台のプロジェクタ100を備える構成としたが、ネットワークに接続されるプロジェクタ100の個数はこれに限定されないものとする。
プロジェクタ100は、図示しない投影ユニットを備え、文字や画像等の各種のデータを投影スクリーン等に投影表示(表示出力)する表示制御装置としての機能を有した情報表示装置である。印刷データ生成装置200は、投影表示された文書データを印刷(画像形成)するための印刷データ(画像形成データ)を生成し、印刷装置300に送信するものである。ここで、印刷データとしては、例えば、PDL(Print Description Language)データ等が該当する。印刷装置300は、印刷部301を備え、印刷データ生成装置200で生成された印刷データを受信し、印刷部301により、この印刷データを記録媒体に印刷する。
プロジェクタ100の詳細について説明する。プロジェクタ100は、図1に示すように、通信部101と、操作部102と、投影情報生成部103と、投影表示部104とを主に備えている。
通信部101は、文書データの投影表示を行う場合に、投影表示対象の文書データの画像リストを、印刷データ生成装置200に要求して、当該画像リストを受信する。また、通信部101は、投影情報生成部103によって生成された、後述する投影情報を印刷データ生成装置200に送信する。また、通信部101は、操作部102から受け付けた、後述するプレゼン情報の印刷を要求する印刷要求を印刷データ生成装置200に送信する。
操作部102は、例えば、ボタンやリモコン受信部などにより構成される入力デバイスである。また、操作部102がキーボードを備えるように構成してもよい。なお、操作部102は、ユーザの操作に応じて、プロジェクタ100の投影場所や、当該ユーザのユーザ情報等の入力が可能に構成されているものとする。
投影情報生成部103は、投影表示部104における投影表示の状態を画像データ毎に検知し、その検知結果(すなわち、投影表示の状態)を示す一又は複数の表示情報を投影情報として、通信部101を介して印刷データ生成装置200へ送信する。
ここで、投影表示の状態を示す表示情報としては、プロジェクタ100の投影表示部104において投影表示の対象となった画像データを示す「画像ID」や、当該画像データの投影表示の順序を示す「ページ番号」、その画像データの投影表示が行われた「投影時間」、その画像データの投影表示が行われた際の「操作内容」、画像データの「画像サイズ」、投影表示時の「投影サイズ」等が挙げられる。なお、操作部102等を介してプロジェクタ100の投影場所を示す「投影場所情報」や、当該プロジェクタ100を操作するユーザの「ユーザ情報」等が入力された場合には、これらの情報を投影情報に含めて送信するものとする。
投影表示部104は、文書データに対応する画像リストに含まれる画像データを、ユーザによって指示された表示順序でスクリーンに投影表示する。
次に、印刷データ生成装置200の詳細について説明する。印刷データ生成装置200は、図1に示すように、通信部201と、投影情報管理部202と、文書管理部203と、印刷データ生成部204と、画像データ生成部205と、記憶部210と、を主に備えている。
記憶部210は、ハードディスクドライブ装置(HDD)等の記憶媒体であり、後述する文書データや、画像リスト等を記憶する。ここで、文書データには、プレゼンテーション資料作成ソフトウェアやワードプロセッサ等で生成されたデータ、あるいはこれらのデータから変換された表示用データ等が該当するが、これらに限定されるものではない。
画像データ生成部205は、文書データを構成する一又は複数のページのそれぞれを、プロジェクタ100で投影表示が可能な形式の画像データに変換する。プロジェクタ100で投影表示が可能な形式としては、例えば、JPEG形式等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
文書管理部203は、PC400から、プロジェクタ100で投影する文書データを受信し、受信した文書データを記憶部210に保存する。また、文書管理部203は、画像データ生成部205により、変換された画像データの一覧からなる画像リストを記憶部210に保存するとともに、この画像リストと、画像リストを構成する画像データを含む文書データとリンクすることより、文書データと画像リストとを対応付ける。
図2は、画像リストのデータ構造の一例を示す説明図である。図2に示すように、画像リストには、投影表示用に変換された画像データと、この画像データを一意に識別するための画像IDとがそれぞれ対応付けられて含まれる。文書管理部203は、このような画像リストと、変換元の文書データとをリンクテーブルを生成することによってリンクする。
図3は、リンクテーブルの一例を示す説明図である。リンクテーブルは、記憶部210に保存される。文書管理部203は、図3に示すように、文書データのファイル名である文書データ名と、この文書データから変換された画像データを含む画像リストのファイル名である画像リスト名とをリンクテーブルに対応付けて登録する。
また、文書管理部203は、プロジェクタ100から通信部201を介して、投影表示対象の文書データの画像リストの要求を受け付けた場合には、リンクテーブルを参照して、記憶部210から、投影表示対象の文書データに対応する画像リストを読み出し、通信部201に受け渡す。
また、文書管理部203は、印刷データ生成部204から画像データの取得要求を受け付けた場合には、リンクテーブルを参照して、記憶部210から、投影表示対象の文書データに対応する画像リストを読み出して、印刷データ生成部204に受け渡す。
なお、文書データと画像リストのリンクの手法は、リンクテーブルを用いた手法に限定されるものではなく、文書データと画像リストとをリンクするものであれば、いずれの手法も適用することができる。
図1に戻り、通信部201は、プロジェクタ100から、プロジェクタ100の投影情報生成部103で生成された投影情報を受信する。また、通信部201は、プロジェクタ100からの要求を受けて、文書データや当該文書データのリスト、プレゼン情報等をプロジェクタ100に送信する。また、通信部201は、投影表示された文書データの印刷を指示する印刷要求をプロジェクタ100から受け付けると、この印刷要求を印刷データ生成部204に送信する。
投影情報管理部202は、プロジェクタ100から受信した投影情報を記憶する。この投影情報は、各プロジェクタ100において投影表示が行われる毎に、当該プロジェクタ100側で生成される。そして、生成された投影情報は、プロジェクタ100から通信部201を介して投影情報管理部202へ順次(投影情報が生成される度に順次)送信される。そして、投影情報管理部202は、受け付けた投影情報を何れか一のプレゼン情報と関連付けて順次記憶する。
ここで、図4は、プレゼン情報の一例を模式的に示す図である。プレゼン情報は、画像形成の単位となる一の単位情報として機能し、点線A内に示すデータ構造を備えている。ここで、投影情報は、一つの画像データを単位とした一又は複数の表示情報と、この画像データの投影表示が行われたプロジェクタ100の投影場所を示す投影場所情報と、プロジェクタ100を操作するユーザのユーザ情報と、投影表示が開始された時刻を表す投影開始時間とを有している。一つの表示情報には、投影表示の状態を示す情報としての、「画像ID」、「ページ番号」、「投影時間」、「操作内容」、「画像サイズ」、「投影サイズ」等が含まれる。
図1に戻り、印刷データ生成部204は、通信部201から印刷要求を受け付けると、印刷対象とされたプレゼン情報を投影情報管理部202から取得する。また、印刷データ生成部204は、印刷対象とされたプレゼン情報に含まれる各画像IDに対応する画像データを文書管理部203から取得する。また、印刷データ生成部204は、プレゼン情報に含まれた各投影情報の投影時間に基づいて各画像データの投影タイミングを抽出し、この投影タイミングに応じた順序や構成で、取得した画像データを。印刷する用紙サイズに対応する印刷用メモリ領域に配置することで、印刷データを生成する。そして、印刷データ生成部204は、生成した全ての印刷データを印刷装置300に送信して、印刷装置300に印刷させる。なお、投影情報に基づいた具体的な印刷データの生成手法については後述する。
次に、以上のように構成された本実施形態の情報表示システムによる文書データの登録処理について説明する。図5は、実施の形態1の文書データの登録処理のシーケンス図である。
まず、PC400は、文書データとともに文書登録の指示を印刷データ生成装置200の文書管理部203に送信する(ステップS11)。印刷データ生成装置200の文書管理部203は、受信した文書データの画像変換指示を画像データ生成部205に送信する(ステップS12)。
画像データ生成部205は、文書データを構成する一又は複数のページのそれぞれをプロジェクタ100で投影表示可能な形式の画像データに変換する(ステップS13)。そして、画像データ生成部205は、画像データから、図2に示す画像リストを生成して、生成した画像リストを文書管理部203に送信する(ステップS14)。
次に、文書管理部203は、PC400から受信した文書データと、画像データ生成部205から受信した画像リストとをリンクする(ステップS15)。そして、文書管理部203は、文書データと画像リストを記憶部210に保存することにより登録する(ステップS16)。記憶部210への保存が完了したら、文書管理部203は、文書データを送信したPC400に文書登録完了通知を送信する(ステップS17)。以上のようにして、文書データが登録される。
次に、本実施の形態の情報表示システムによる文書データの投影表示処理について説明する。図6は、実施の形態1の投影表示処理の手順を示すシーケンス図である。
まず、プロジェクタ100において、ユーザが操作部102から文書データの一覧表示要求の指示を行うと、これを受け付けた操作部102は、文書一覧取得要求を、通信部101を介して印刷データ生成装置200に送信する(ステップS21、S22)。
印刷データ生成装置200では、通信部201により文書一覧取得要求を受信すると、文書管理部203に対して、文書一覧取得要求を送信する(ステップS23)。
文書一覧取得要求を受けた文書管理部203は、記憶部210に記憶された文書データをリスト化した文書一覧を取得し、取得した文書一覧を、通信部201を介してプロジェクタ100に送信する(ステップS24、S25)。
プロジェクタ100の通信部101は、印刷データ生成装置200から文書一覧を受信すると、受信した文書一覧を投影情報生成部103に送信する(ステップS26)。投影情報生成部103は、通信部101から文書一覧を受け付けると、この文書一覧とともに文書一覧の表示要求を投影表示部104に行う(ステップS27)。投影表示部104は、文書一覧の表示要求を受けると、文書一覧の画像データを投影スクリーンに投影表示する(ステップS28)。
ユーザは、投影スクリーン上に投影表示された、文書一覧を見ながら、操作部102を操作し投影表示の対象とする文書データを決定する。ユーザの決定操作を受け付けた操作部102は、指示された文書データの取得を要求する文書取得要求を、通信部101を介して印刷データ生成装置200に送信する(ステップS29、S30)。
印刷データ生成装置200では、通信部201により文書取得要求を受信すると、文書管理部203に対して、文書取得要求を送信する(ステップS31)。文書取得要求を受けた文書管理部203は、記憶部210に記憶された文書データから、指示された文書データ(対応する画像リストを含む)を取得し、この取得した文書データを、通信部201を介してプロジェクタ100に送信する(ステップS32、S33)。
プロジェクタ100の通信部101は、印刷データ生成装置200から文書データを受信すると、受信した文書データを投影情報生成部103に送信する(ステップS34)。投影情報生成部103は、通信部101から文書データを受け付けると、この文書データとともに文書データの表示要求を投影表示部104に行う(ステップS35)。投影表示部104は、文書データの表示要求を受けると、この文書データに含まれた画像データを投影スクリーンに投影表示する(ステップS36)。
また、投影情報生成部103では、操作部102を介して入力される「進む」や「戻る」等の指示に従い、投影表示部104に投影表示させる画像データを切り換えるとともに、この投影表示の状態を表す表示情報を画像データ毎に順次生成する(ステップS37)。また、投影情報に投影開始時間を含める場合には、投影情報生成部103は、投影表示が開始された時刻を図示しない計時部(例えば、Real Time Clock等)から取得し、投影開始時間として保持するものとする。そして、画像データの投影表示が完了すると、投影情報生成部103は、投影完了通知を操作部102に通知する(ステップS38)。
そして、ユーザから操作部102を介して、投影情報生成部103で生成された投影情報の登録先となるプレゼン情報が指定されると、操作部102は、指定されたプレゼン情報を投影情報生成部103に通知する(ステップS39)。なお、ここで、登録先となるプレゼン情報を選択させる画面を投影表示してもよく、この場合、印刷データ生成装置200の投影情報管理部202から、各プレゼン情報の内容(投影情報)を示したリストを取得した後、ステップS27及びS28と同様に投影表示させればよい。
投影情報生成部103は、操作部102からの通知に応じて、ステップS37で生成した一又は複数の表示情報を投影情報とし、当該投影情報と指定されたプレゼン情報とを含んだ投影情報登録要求を、通信部101を介して印刷データ生成装置200に送信する(ステップS40、S41)。なお、ユーザ情報や投影場所情報、投影開示時間の取得が行われている場合には、これらの情報を投影情報に含めて送信する。
印刷データ生成装置200では、通信部201により投影情報登録要求を受信すると、投影情報管理部202に対して、投影情報登録要求を送信する(ステップS42)。投影情報登録要求を受けた投影情報管理部202は、後述する投影情報登録処理を実行し、投影情報登録要求に含まれた投影情報を、何れか一のプレゼン情報に関連付けて登録(保存)する(ステップS43)。
以上のように、各プロジェクタ100の投影情報生成部103で生成された投影情報が、印刷データ生成装置200の投影情報管理部202に登録される。
次に、ステップS43における投影情報登録処理(第1投影情報登録処理)の詳細について説明する。図7は、第1投影情報登録処理の手順を示すフローチャートである。
投影情報管理部202は、プロジェクタ100から投影情報登録要求を受け付けると(ステップS51)、この投影情報登録要求で指定されたプレゼン情報を、既存のプレゼン情報から検索し(ステップS52)、該当するプレゼン情報が存在するか否かを判定する(ステップS53)。ここで、指定されたプレゼン情報が存在した場合(ステップS53;Yes)、投影情報管理部202は、この指定されたプレゼン情報に関連付けて、投影情報登録要求に含まれた投影情報を登録(保存)する(ステップS54)。
また、ステップS53において、指定されたプレゼン情報が存在しないと判定した場合(ステップS53;No)、投影情報管理部202は、新たなプレゼン情報を生成し、このプレゼン情報に関連付けて、投影情報登録要求に含まれた投影情報を登録(保存)し(ステップS55)、処理を終了する。
このように、第1投影情報登録処理によれば、ユーザから指定されたプレゼン情報に、投影情報を登録することが可能となる。これにより、所定の関係を有した複数の投影情報を同一のプレゼン情報に関連付けて登録することができるため、後述する印刷データ処理において、関連性の高い投影情報を用いて印刷データを生成することが可能となる。
なお、本実施の形態では、ユーザの指示により投影情報の登録先となるプレゼン情報を選択する形態としたが、これに限らず、投影情報に含まれる種々の情報に基づき、登録先となるプレゼン情報を自動で選択する形態としてもよい。以下、この形態の投影情報登録処理について、図8〜図10を用いて説明する。
まず、図8を用いて、投影情報に含まれた投影開始時間に基づいて、登録先となるプレゼン情報を決定する形態について説明する。ここで、図8は、第2投影情報登録処理の手順を示すフローチャートである。なお、本処理の前提として、プロジェクタ100において、投影開始時間が取得されているものとし、この投影開始時間を含んだ投影情報が送信されるものとする。
投影情報管理部202は、プロジェクタ100から投影情報登録要求を受け付けると(ステップS61)、この投影情報登録要求の投影情報に含まれた投影開始時間と、各プレゼン情報に登録された既存の投影情報(以下、既存投影情報という)に含まれた投影開始時間とを比較し(ステップS62)、両投影開始時間の差が所定の閾値以内の既存投影情報が存在するか否かを判定する(ステップS63)。ここで、両投影開始時間の時間差が所定の閾値以内(例えば、5分以内)と判定した場合(ステップS63;Yes)、投影情報管理部202は、該当する既存投影情報と同一のプレゼン情報に関連付けて、投影情報登録要求に含まれた投影情報を登録(保存)し(ステップS64)、処理を終了する。
また、ステップS63において、両投影開始時間の時間差が閾値以内となる既存投影情報が存在しないと判定した場合(ステップS63;No)、投影情報管理部202は、新たなプレゼン情報を生成し、このプレゼン情報に関連付けて、投影情報登録要求に含まれた投影情報を登録(保存)し(ステップS65)、処理を終了する。
このように、第2投影情報登録処理によれば、登録先となるプレゼン情報を投影開始時間に基づいて決定することで、同一の会議や説明会等で用いられた複数のプロジェクタ100から送信される投影情報を、同一のプレゼン情報に関連付けて登録することができるため、所定の関係を有した複数の投影情報を同一のプレゼン情報に関連付けて登録することが可能となる。
次に、図9を用いて、投影情報に含まれたユーザ情報に基づいて、登録先となるプレゼン情報を決定する形態について説明する。ここで、図9は、第3投影情報登録処理の手順を示すフローチャートである。なお、本処理の前提として、プロジェクタ100において、ユーザ情報の入力が行われているものとし、このユーザ情報を含んだ投影情報が送信されるものとする。
投影情報管理部202は、プロジェクタ100から投影情報登録要求を受け付けると(ステップS71)、この投影情報登録要求に含まれたユーザ情報を、既存のプレゼン情報中の投影情報から検索し(ステップS72)、該当する投影情報が存在するか否かを判定する(ステップS73)。ここで、該当する投影情報が存在した場合(ステップS73;Yes)、投影情報管理部202は、該当する既存投影情報と同一のプレゼン情報に関連付けて、投影情報登録要求に含まれた投影情報を登録(保存)し(ステップS74)、処理を終了する。
また、ステップS73において、該当する投影情報が存在しないと判定した場合(ステップS73;No)、投影情報管理部202は、新たなプレゼン情報を生成し、このプレゼン情報に関連付けて、投影情報登録要求に含まれた投影情報を登録(保存)し(ステップS75)、処理を終了する。
このように、第3投影情報登録処理によれば、登録先となるプレゼン情報をユーザ情報に基づいて決定することで、同一のユーザが投影表示を行った際の投影情報を、同一のプレゼン情報に関連付けて登録することができるため、所定の関係を有した複数の投影情報を同一のプレゼン情報に関連付けて登録することが可能となる。
次に、図10を用いて、投影情報に含まれた投影場所情報に基づいて、登録先となるプレゼン情報を決定する形態について説明する。ここで、図10は、第4投影情報登録処理の手順を示すフローチャートである。なお、本処理の前提として、プロジェクタ100において、投影場所情報の入力が行われているものとし、この投影場所情報を含んだ投影情報が送信されるものとする。
投影情報管理部202は、プロジェクタ100から投影情報登録要求を受け付けると(ステップS81)、この投影情報登録要求に含まれた投影場所情報を、既存のプレゼン情報中の投影情報から検索し(ステップS82)、該当する投影情報が存在するか否かを判定する(ステップS83)。ここで、該当する投影情報が存在した場合(ステップS83;Yes)、投影情報管理部202は、該当する既存投影情報と同一のプレゼン情報に関連付けて、投影情報登録要求に含まれた投影情報を登録(保存)し(ステップS84)、処理を終了する。
また、ステップS83において、該当する投影情報が存在しないと判定した場合(ステップS83;No)、投影情報管理部202は、新たなプレゼン情報を生成し、このプレゼン情報に関連付けて、投影情報登録要求に含まれた投影情報を登録(保存)し(ステップS85)、処理を終了する。
このように、第4投影情報登録処理によれば、登録先となるプレゼン情報を投影表示が行われた投影場所に基づいて決定することで、同一の投影場所で投影表示が行われた際の投影情報を、同一のプレゼン情報に関連付けて登録することができるため、所定の関係を有した複数の投影情報を同一のプレゼン情報に関連付けて登録することが可能となる。
なお、上述した第1〜第4の投影情報登録処理のうち、何れか一つの投影情報登録処理をステップS43で実行するものとするが、これに限らず、複数の投影情報登録処理を組み合わせて実行する形態としてもよい。また、投影情報内の各表示情報に含まれた画像IDから、当該画像IDが属する文書データを特定し、この文書データに属する画像IDを含んだ他の投影情報と同一のプレゼン情報に関連付けて登録(保存)する形態としてもよく、更にこの条件を、第1〜第4の投影情報登録処理の際の絞り込み条件として追加する形態としてもよい。
次に、本実施の形態の情報表示システムによる印刷処理について説明する。図11は、実施の形態1の印刷処理の手順を示すシーケンス図である。
まず、プロジェクタ100において、ユーザが操作部102を介してプレゼン情報の一覧の取得要求を指示したプレゼン一覧取得要求の指示を行うと、これを受け付けた操作部102は、プレゼン一覧取得要求を、通信部101を介して印刷データ生成装置200に送信する(ステップS91、S92)。
印刷データ生成装置200では、通信部201によりプレゼン一覧取得要求を受信すると、投影情報管理部202に対して、プレゼン一覧取得要求を送信する(ステップS93)。プレゼン一覧取得要求を受けた投影情報管理部202は、プレゼン情報の一覧をリスト化したプレゼン一覧を取得し、取得したプレゼン一覧を、通信部201を介してプロジェクタ100に送信する(ステップS94、S95)。
プロジェクタ100の通信部101は、印刷データ生成装置200からプレゼン一覧を受信すると、受信したプレゼン一覧を投影情報生成部103に送信する。投影情報生成部103は、通信部101からプレゼン一覧を受け付けると、このプレゼン一覧とともに文書一覧の表示要求を投影表示部104に行う(ステップS96)。投影表示部104は、プレゼン一覧の表示要求を受けると、プレゼン一覧の画像データを投影スクリーンに投影表示する(ステップS97)。
ユーザは、投影スクリーン上に投影表示された、プレゼン一覧を見ながら操作部102を操作し、印刷の対象とするプレゼン情報を決定する。ユーザの決定操作を受け付けた操作部102は、指示されたプレゼン情報の印刷を要求する印刷要求を、通信部101を介して印刷データ生成装置200に送信する(ステップS98、S99)。
印刷データ生成装置200では、通信部201により印刷要求を受信すると、印刷データ生成部204に対して、印刷要求を送信する(ステップS100)。印刷要求を受けた印刷データ生成部204は、この印刷要求で指示されたプレゼン情報の取得を投影情報管理部202に指示する(ステップS101)。投影情報管理部202は、印刷データ生成部204から指示されたプレゼン情報を取得し、この取得したプレゼン情報を、印刷データ生成部204に送信する(ステップS102)。
プレゼン情報を受信すると、印刷データ生成部204は、このプレゼン情報に含まれる投影情報の各表示情報に含まれた画像IDに対応する画像データの取得を文書管理部203に指示する(ステップS103)。文書管理部203は、印刷データ生成部204から指示された各画像IDに対応する画像データを取得し、この取得した画像データを、印刷データ生成部204に送信する(ステップS104)。
画像データを受信すると、印刷データ生成部204は、この画像データと先に受信したプレゼン情報とに基づいて、印刷データ生成処理を行う(ステップS105)。ここで、印刷データ生成処理の詳細については後述する。
続いて、印刷データ生成部204は、生成した印刷データを印刷要求とともに印刷装置300に送信する(ステップS106)。印刷要求を受信した印刷装置300では、印刷部301が受信した印刷データを印刷する(ステップS107)。
次に、ステップS105における印刷データ生成処理の詳細について説明する。図12は、実施の形態1の印刷データ生成処理の手順を示すフローチャートである。
まず、印刷データ生成部204は、印刷対象のプレゼン情報に含まれる投影情報毎に、各表示情報に含まれた投影時間に基づいて、各画像ID(画像データ)の投影タイミングを時系列順に抽出する(ステップS111)。次いで、印刷データ生成部204は、各投影情報について抽出した投影タイミングを比較し(ステップS112)、略同一となる投影タイミングが存在するか否かを判定する(ステップS113)。ここで、略同一の投影タイミングとは、例えば、前後2秒以内等、所定の閾値以内の時間差で投影が開始されたものを意味する。
ステップS113において、存在すると判定した場合(ステップS113;Yes)、印刷データ生成部204は、該当する投影タイミングを同一の投影タイミングとみなし(ステップS114)、ステップS115に移行する。なお、ステップS113において、存在しないと判定した場合には(ステップS113;No)、ステップS115に直ちに移行する。
続いて、印刷データ生成部204は、以下のステップS115及びS116の処理を、抽出した投影タイミングの個数分、時系列順位に繰り返し実行する。
印刷データ生成部204は、処理対象とした投影タイミングに対応する画像データを取得する(ステップS115)。ここで、投影タイミングに対応する画像データとは、この投影タイミングの際に表示されていた画像データであり、処理対象の投影タイミングに対応する表示情報に含まれた画像ID、ページ番号及び投影時間から特定される画像データである。なお、上記ステップS114において、同一とみなされた投影タイミングについては、ステップS115で同時に処理対象とされる。
そして、印刷データ生成部204は、ステップS115で取得した画像データを用いて、印刷データを生成する(ステップS116)。印刷データ生成部204は、ステップS115及びS116の処理を、投影タイミングの個数分の個数分繰り返し行うことで、同一のプレゼン情報に関連付けられた複数の投影情報に基づいて、投影タイミングの個数分の印刷データを生成する。
なお、印刷データの生成の際には、各画像データの印刷時のサイズを、当該画像データの画像サイズや投影サイズに応じた大きさに調整した後に印刷データを生成する形態としてもよい。また、基準となる画像データの画像サイズに合わせて、他の画像データの画像サイズを調整した後に、印刷データを生成する形態としてもよい。例えば、基準となる画像データの縦又は横の大きさに合わせて、他の画像データの縦横比を拡大又は縮小することで、画像サイズを同等とすることが可能となる。
以下、図13〜図17を用いて、本実施の形態の印刷データ生成処理の動作例について説明する。
図13は、投影情報管理部202に記憶されたプレゼン情報の一例を示す図である。ここで、図13は、二台のプロジェクタ100(以下、「機器1」、「機器2」と表記)の各々において生成された投影情報を示したものである。また、図14は、記憶部210に記憶された画像リストの一例を示す図である。図14の画像リストでは、画像ID1〜6の画像データが登録された例を示している。なお、画像ID1〜6の画像データには、図15に示すように、ファイル名と同じ文字が中央に描かれているものとする(以下、図19、図23についても同様)。
印刷データ生成部204は、図13に示したプレゼン情報及び図14に示した画像リスト(画像データ)を受信した後、このプレゼン情報に含まれる投影情報毎に、各表示情報に含まれた投影時間に基づいて、各画像データの投影タイミングを時系列順に抽出する。
図13のプレゼン情報の場合、各投影情報での投影時間の推移から、各画像データの投影タイミングは、図16のように表すことができる。ここで、図16は、画像データの投影タイミングの一例を示す図である。図16では、時間T=0秒に、機器1で画像データA、機器2で画像データDの投影表示が開始され、時間T=29秒に、機器2で画像データEの投影表示が開始され、時間T=31秒に、機器1で画像データBの投影表示が開始され、時間T=60秒に、機器2で画像データFの投影表示が開始され、時間T=90秒に、機器1で画像データCの投影表示が開始された例を示している。この場合、印刷データ生成部204は、投影タイミングとして、機器1の投影情報からT=0秒、31秒、90秒を抽出し、機器2の投影情報からT=0秒、29秒、60秒を抽出する。
続いて、印刷データ生成部204は、機器1の投影情報から抽出した投影タイミングと、機器2での投影情報から抽出した投影タイミングとを比較し、略同一のタイミングで投影が開始された画像IDが存在するか否かを判定する。ここで、例えば、略同一と判定する際の指標となる閾値が「3秒以内」に設定されていたとすると、図16に示した投影タイミングにおいて、印刷データ生成部204は、T=0秒が同一と判定するとともに、T=29秒とT=31秒を略同一と判定する。そして、印刷データ生成部204は、T=0同志を同一のタイミングとするとともに、T=29及びT=31を、例えばT=30等とすることで同一のタイミングとみなして処理する。その結果、印刷データ生成部204は、T=0秒、30秒、60秒、90秒の4つの投影タイミングについて、印刷データの生成を開始する。なお、T=0は機器1及び機器2において同値であるため、一つに纏める処理を明示的に行わない形態としてもよい。
続いて、印刷データ生成部204は、上記T=0秒、30秒、60秒、90秒の投影タイミングに投影表示が行われていた画像IDに対応する画像データを用いることで、図17に示すような4ページ分の印刷データを生成する。ここで、図17は、印刷データの一例を示す図である。1ページ目は、T=0秒の投影タイミングで各機器に影表示されていた画像データ名(A.jpg、D.jpg)を割り当てた例を示しており、2ページ目は、同一のタイミングとみなされたT=29秒及びT=31秒の投影タイミングで各機器に投影表示されていた画像データ(B.jpg、E.jpg)を割り当てた例を示している。また、3ページ目は、T=60秒の投影タイミングで各機器に投影表示されていた画像データ(B.jpg、F.jpg)を割り当てた例を示しており、4ページ目は、T=90秒の投影タイミングで各機器に投影表示されていた画像データ(C.jpg、F.jpg)を割り当てた例を示している。
このように、本実施の形態によれば、印刷データ生成装置200は、プロジェクタ100の各々で画像データの投影表示毎に生成された一又は複数の表示情報を含む投影情報を、当該投影情報と所定の関係を有する他の投影情報とプレゼン情報を用いて関連付けて保存し、何れかのプレゼン情報を指定する印刷要求が出された場合に、このプレゼン情報に属する投影情報を用いて印刷データを生成する。これにより、一台のプロジェクタを複数回用いて、或いは複数台のプロジェクタを用いて投影表示された画像データを、投影表示が行われた投影時の状態を反映して、一度に画像形成することができる。
また、印刷データ生成装置200は、投影情報内の各表示情報に含まれた画像データ毎の投影時間に基づいて、各画像データの投影表示が開始された際の投影タイミングを抽出し、略同一の投影タイミングを一纏めにして時系列順に印刷データを生成する。これにより、投影情報の各々が生成された際の画像データの投影順序や投影時間を反映した印刷データを生成することができるため、投影表示を行ったユーザ(発表者)の意図した構成で印刷することが可能となる。
また、印刷データ生成装置200は、プレゼン情報に含まれた投影情報の個数に応じた画像データを、同一の領域内に割り当てた印刷データを生成する。これにより、略同一の投影タイミングで投影表示された画像データを一度に確認することが可能となる。特に、複数台のプロジェクタを用いて同時進行的に投影表示が行われていた場合に、この投影表示の対象となった画像データの投影時の状態を反映した印刷データを生成することができるため、投影表示を行ったユーザ(発表者)の意図した構成で印刷することが可能となる。
なお、上記例では、機器1及び機器2において投影表示が連続して行われる場合を説明したが、これに限らず、何れか一方の機器において投影表示が中断等されてもよい。以下、図18、図19を参照して、この形態について説明する。
図18は、画像データの投影タイミングの一例を示す図である。図18に示すように、時間T=0秒に、機器1で画像データ1A、機器2で画像データ2Aの投影表示が開始され、時間T=30秒に、機器1で画像データ1B、機器2で画像データ2Bの投影表示が開始されている。また、機器1では、画像データ1Bの投影開始30秒後(時間T=60)に投影表示が中断されており、その60秒後である時間T=120秒に新たな投影表示として、画像データ1Eの投影表示が開始され、時間T=150秒に、画像データ1Fの投影表示が開始されている。一方、機器2では、画像データ2Bの投影開始30秒後(時間T=60)に画像データ2Cの投影表示が開始され、時間T=90秒に、画像データ2D、時間T=120秒に、画像データ2E、時間T=150秒に、画像データ2Fの投影表示が順次開始されている。なお、印刷データ生成装置200の投影情報管理部202は、図18の投影タイミングに応じたプレゼン情報が記憶され、記憶部210の画像リストには図18の投影で用いられた画像データが登録されるものとする。
図18に示すように、機器2が投影を一回行う間に、機器1が複数回(2回)投影を行うような場合、機器1及び機器2で同時に投影が行われている期間(0秒〜60秒、120秒〜)については、両機器で投影表示中の画像データを用いて印刷データを生成し、機器1が中断中の期間(60秒〜120秒)については、機器2で投影表示中の画像データ(画像データ2C、2D)のみを用いて印刷データを生成する。
ここで、図19は、図18の投影タイミングに対応する印刷データの一例を示す図である。ここで、1ページ目は、T=0秒の投影タイミングで各機器に影表示されていた画像データ(1A.jpg、2A.jpg)を割り当てた例を示しており、2ページ目は、T=30秒の投影タイミングで各機器に投影表示されていた画像データ(1B.jpg、2B.jpg)を割り当てた例を示している。また、3ページ目及び4ページ目は、T=60秒、T=90秒の投影タイミングで機器2に投影表示されていた画像データ(2C.jpg、2D.jpg)をそれぞれ割り当てた例を示しており、機器1での画像データが割り当てられる領域は空となっている。また、5ページ目は、T=120秒の投影タイミングで各機器に投影表示されていた画像データ(1E.jpg、2E.jpg)を割り当てた例を示しており、6ページ目は、T=150秒の投影タイミングで各機器に投影表示されていた画像データ(1F.jpg、2F.jpg)を割り当てた例を示している。
このように、複数のプロジェクタ100で一連する投影表示を行う際に、何れかのプロジェクタ100で投影表示が中断された場合、この中断中の期間については、投影表示継続中のプロジェクタ100で投影表示された画像データを用いて印刷データを生成する。これにより、複数のプロジェクタ100で一連する投影表示を行う際に、何れかのプロジェクタ100が複数回投影を行った場合であっても、この投影内容に応じた画像データを容易に印刷することが可能となる。
また、図17(図19)では、プレゼン情報に含まれた投影情報の個数(図13参照)に応じて、2in1で印刷データを生成する形態を説明したが、これに限らず、印刷要求にて4in1等の他の印刷方法が指定されている場合には、指定された印刷方法に従い印刷データを生成するものとする。
また、本実施の形態では、投影時間の大小は問わず全ての投影時間から投影タイミングを抽出する形態としたが、これに限らず、投影時間が所定の閾値未満のものについては、投影表示タイミングの抽出対象から除外する形態としてもよい。以下、図20〜図23を用いて、この形態を本実施形態の変形例として説明する。
図20は、投影情報管理部202に記憶されたプレゼン情報の一例を示す図である。ここで、図20は、二台のプロジェクタ100(以下、「機器1」、「機器2」と表記)の各々において生成された投影情報を示したものである。また、図21は、記憶部210に記憶された画像リストの一例を示す図である。図21の画像リストでは、画像ID1〜11の画像データが登録された例を示している。
印刷データ生成部204は、図13に示したプレゼン情報、図14に示した画像リスト(画像データ)を受信した後、このプレゼン情報に含まれる投影情報毎に、各表示情報に含まれた投影時間に基づいて、各画像データの投影タイミングを時系列順に抽出する。
図20のプレゼン情報の場合、各投影情報での投影時間の推移から、各画像データの投影タイミングは、図22のように表すことができる。ここで、図22は、画像データの投影タイミングの一例を示す図である。図22では、時間T=0秒に、機器1で画像データA、機器2で画像データGの投影表示が開始され、時間T=30秒に、機器1で画像データB、機器2で画像データHの投影表示が開始され、時間T=60秒に、機器2で画像データIの投影表示が開始され、時間T=90秒に、機器1で画像データCの投影表示が開始され、時間T=117秒に、機器1で画像データDの投影表示が開始され、時間T=120秒に、機器1で画像データE、機器2で画像データJの投影表示が開始され、時間T=180秒に、機器1で画像データF、機器2で画像データKの投影表示が開始された例を示している。
本変形例の場合、印刷データ生成部204は、投影時間が所定の閾値未満の投影タイミングを抽出対象から除外する、ここで、例えば、閾値が5秒未満であったとすると、時間T=117秒において機器1で投影表示された画像データDの投影タイミングが除外されることとなる。その結果、印刷データ生成部204は、投影タイミングとして、機器1の投影情報からT=0秒、30秒、90秒、120秒、180秒を抽出し、機器2の投影情報からT=0秒、30秒、60秒、120秒、180秒を抽出する。
続いて、印刷データ生成部204は、機器1の投影情報から抽出した投影タイミングと、機器2での投影情報から抽出した投影タイミングとを比較することで、略同一のタイミングで投影が開始された画像IDが存在するか否かを判定し、T=0秒、30秒、120秒及び180秒が同一と判定する。その結果、印刷データ生成部204は、T=0秒、30秒、60秒、90秒、120秒、180秒の6つの投影タイミングについて、印刷データの生成を開始する。
続いて、印刷データ生成部204は、上記T=0秒、30秒、60秒、90秒、120秒、180秒の投影タイミングに投影表示が行われていた画像IDに対応する画像データを用いることで、図23に示すような6ページ分の印刷データを生成する。ここで、図23は、印刷データの一例を示す図である。ここで、1ページ目は、T=0秒の投影タイミングで各機器に影表示されていた画像データ(A.jpg、G.jpg)を割り当てた例を示しており、2ページ目は、T=30秒の投影タイミングで各機器に影表示されていた画像データ(B.jpg、H.jpg)を割り当てた例を示している。また、3ページ目は、T=60秒の投影タイミングで各機器に影表示されていた画像データ(B.jpg、I.jpg)を割り当てた例を示しており、4ページ目は、T=90秒の投影タイミングで各機器に影表示されていた画像データ(C.jpg、I.jpg)を割り当てた例を示している。さらに、5ページ目は、T=120秒の投影タイミングで各機器に影表示されていた画像データ(E.jpg、J.jpg)を割り当てた例を示しており、6ページ目は、T=180秒の投影タイミングで各機器に影表示されていた画像データ(F.jpg、K.jpg)を割り当てた例を示している。
このように、本変形例によれば、投影時間が短い画像データを、印刷対象から除外することができる。これにより、例えば、投影時に議題とならなかった画像データや、操作ミスで投影されてしまった画像データを印刷対象から除外することが可能となるため、利便性を向上させることができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2の情報表示システムについて説明する。なお、本実施形態での情報表示システムの構成は、印刷データ生成部204に所定の機能を追加した以外、上述した実施の形態1の構成と同様であるため、詳細な説明を省略する。実施の形態2の情報表示システムでは、印刷データ生成装置200が行う印刷データ生成処理が実施の形態1と異なっている。以下、図24を用いて、実施の形態2の印刷データ生成処理について説明する。なお、実施の形態1の印刷データ生成部204と識別するため、本実施形態では、印刷データ生成部204Aと表記する。
図24は、実施の形態2の印刷データ生成処理の手順を示すフローチャートである。まず、印刷データ生成部204Aは、プレゼン情報に含まれる投影情報毎に、各表示情報に含まれた投影時間に基づいて、各画像ID(画像データ)の投影タイミングを時系列順に抽出する(ステップS121)。
続いて、印刷データ生成部204Aは、抽出した投影情報毎の投影タイミングのうち、画像IDが同一の画像データについて投影タイミングが複数存在するか否かを判定する(ステップS122)。ここで、複数存在すると判定した場合には(ステップS122;Yes)、時系列的に最も古い投影タイミングを残して、他の投影タイミングを除外し(ステップS123)、ステップS124に移行する。なお、ステップS122において、存在しないと判定した場合には(ステップS122;No)、ステップS124に直ちに移行する。なお、ステップS124〜S128の処理は、上述したステップS112〜S116の処理と同様であるため、説明を省略する。
以下、図25〜図28を用いて、本実施形態の印刷データ生成処理の動作例について説明する。
図25は、投影情報管理部202に記憶されたプレゼン情報の一例を示す図である。ここで、図25は、二台のプロジェクタ100(以下、「機器1」、「機器2」と表記)の各々において生成された投影情報を示したものである。また、図26は、記憶部210に記憶された画像リストの一例を示す図である。図26の画像リストでは、画像ID1〜7の画像データが登録された例を示している。
印刷データ生成部204Aは、図25に示したプレゼン情報及び図26に示した画像リスト(画像データ)を受信した後、このプレゼン情報に含まれる投影情報毎に、各表示情報に含まれた投影時間に基づいて、各画像データの投影タイミングを時系列順に抽出する。
図25のプレゼン情報の場合、各投影情報での投影時間の推移から、各画像データの投影タイミングは、図27のように表すことができる。ここで、図27は、画像データの投影タイミングの一例を示す図である。図27では、時間T=0秒に、機器1で画像データA、機器2で画像データEの投影表示が開始され、時間T=30秒に、機器1で画像データBの投影表示が開始され、時間T=60秒に、機器1で画像データC、機器2で画像データFの投影表示が開始され、時間T=89秒に、機器1で画像データBの投影表示が開始され、時間T=91秒に、機器1で画像データCの投影表示が開始され、時間T=120秒に、機器1で画像データD、機器2で画像データGの投影表示が開始された例を示している。この場合、印刷データ生成部204Aは、投影タイミングとして、機器1の投影情報からT=0秒、30秒、60秒、89秒、91秒、120秒を抽出し、機器2の投影情報からT=0秒、60秒、120秒を抽出する。
また、印刷データ生成部204Aは、抽出した投影情報毎の投影タイミングについて、同一の画像ID(画像データ)についての投影タイミングが複数存在するか否かを判定する。ここで、図27に示す投影タイミングの場合、機器1で画像データB及びCについての投影タイミングが複数存在するため、T=30秒及び60秒を残し、T=89秒及び91秒を投影タイミングから除外する。この結果、機器1の投影情報から抽出された投影タイミングは、T=0秒、30秒、60秒、120秒となる。
続いて、印刷データ生成部204Aは、機器1の投影情報から抽出した投影タイミングと、機器2での投影情報から抽出した投影タイミングとを比較することで、略同一のタイミングで投影が開始された画像IDが存在するか否かを判定し、T=0秒、60秒、120秒が同一と判定する。その結果、印刷データ生成部204Aは、T=0秒、30秒、60秒、120秒の4つの投影タイミングについて、印刷データの生成を開始する。
続いて、印刷データ生成部204Aは、上記T=0秒、30秒、60秒、120秒の投影タイミングに投影表示が行われていた画像IDに対応する画像データを用いることで、図28に示すような4ページ分の印刷データを生成する。ここで、図28は、印刷データの一例を示す図である。1ページ目は、T=0秒の投影タイミングで各機器に影表示されていた画像データ(A.jpg、E.jpg)を割り当てた例を示しており、2ページ目は、T=30秒の投影タイミングで各機器に影表示されていた画像データ(B.jpg、E.jpg)を割り当てた例を示している。また、3ページ目は、T=60秒の投影タイミングで各機器に影表示されていた画像データ(C.jpg、F.jpg)を割り当てた例を示しており、4ページ目は、T=120秒の投影タイミングで各機器に影表示されていた画像データ(D.jpg、G.jpg)を割り当てた例を示している。
このように、本実施形態によれば、重複する画像データが印刷されてしまうことを防止することができるため、無駄を省くことが可能となり、投影時の状態をより的確に反映した印刷データを生成することができる。
なお、本実施形態では、投影表示された画像データ(画像ID)の同一性に基づいて投影タイミングを除外する形態としたが、これに限らず、表示情報の操作内容「戻る」に基づいて、投影タイミングを除外する形態としてもよい。また、操作内容の情報に基づいて、投影タイミングを除外する形態の場合、例えば、「戻る」操作の後、所定時間以上の投影が行われ、再度「進む」操作が行われた際には、この「戻る」操作の対象となった画像データに対し説明が行われたと判断することで、この投影タイミングを残すよう処理してもよい。
また、本実施形態では、同一の画像データが2回目以上投影表示された際の投影表示タイミングを除外する形態としたが、これに限らず、所定回数までは許容し、所定の回数(例えば、3回)を超えた場合に、この所定回数目以降の投影表示タイミングを除外する形態としてもよい。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3の情報表示システムについて説明する。なお、本実施形態での情報表示システムの構成は、印刷データ生成部204に所定の機能を追加した以外、上述した実施の形態1の構成と同様であるため、詳細な説明を省略する。実施の形態3の情報表示システムでは、印刷データ生成装置200が行う印刷データ生成処理が実施の形態1と異なっている。以下、図29を用いて、実施の形態3の印刷データ生成処理について説明する。なお、実施の形態1の印刷データ生成部204と識別するため、本実施形態では、印刷データ生成部204Bと表記する。
図29は、実施の形態3の印刷データ生成処理の手順を示すフローチャートである。なお、本実施形態の前提として、プロジェクタ100から送信される印刷要求に、当該プロジェクタ100の投影場所を示す投影場所情報が含まれているものとする。
まず、印刷データ生成部204Bは、プレゼン情報に含まれる投影情報毎に、各表示情報に含まれた投影時間に基づいて、各画像ID(画像データ)の投影タイミングを時系列順に抽出する(ステップS131)。次いで、印刷データ生成部204Bは、各投影情報について抽出した投影タイミングを比較し(ステップS132)、略同一となる投影タイミングが存在するか否かを判定する(ステップS133)。
ステップS133において、存在すると判定した場合(ステップS133;Yes)、印刷データ生成部204Bは、該当する投影タイミングを同一の投影タイミングとみなし(ステップS134)、ステップS135に移行する。なお、ステップS134において、存在しないと判定した場合には(ステップS134;No)、ステップS135に直ちに移行する。
続いて、印刷データ生成部204Bは、以下のステップS135〜S137の処理を、抽出した投影タイミングの個数分、時系列順位に繰り返し実行する。
印刷データ生成部204Bは、処理対象とした投影タイミングに対応する画像データを取得する(ステップS135)。続いて、印刷データ生成部204Bは、印刷要求に含まれた投影場所情報と、取得した各画像データの画像IDに関連付けられた投影場所情報とに基づいて、印刷時のサイズを調整した後(ステップS136)、これら画像データを用いて印刷データを生成する(ステップS137)。
具体的に、印刷データ生成部204Bは、取得した画像データのうち、画像データの画像IDが登録された表示情報(又は投影情報)の投影場所情報が、印刷要求に含まれた投影場所情報と一致した画像データを、他の画像データよりも大きく印刷するようサイズ調整を行うことで、印刷要求に含まれた投影場所情報と一致した画像データを強調する。
印刷データ生成部204は、上記ステップS135〜S137の処理を、投影タイミングの個数分繰り返し行うことで、印刷要求を送信したプロジェクタ100の投影場所で投影表示された画像データを、他の投影場所で投影表示された画像データよりも強調した印刷データを生成することができる。
以下、図13、図14、図16、図30及び図31を用いて、本実施形態の印刷データ生成処理の動作例について説明する。
まず、投影情報管理部202に記憶されたプレゼン情報が図13で示す状態にあるとする。また、記憶部210に記憶された画像リストが図14に示す状態にあるとする。
図13のプレゼン情報の場合、各投影情報での投影時間の推移から、各画像データの投影タイミングは、上述したように図16のように表すことができる。印刷データ生成部204は、略同一のタイミングで投影が開始された画像IDが存在するか否かを判定し、T=0秒が同一と判定するとともに、T=29秒とT=31秒が略同一と判定する。そして、印刷データ生成部204は、T=29及びT=31を、例えばT=30等とすることで同一のタイミングとみなして処理する。その結果、印刷データ生成部204は、T=0秒、30秒、60秒、90秒の4つを、印刷データを生成する個数として決定する。
続いて、印刷データ生成部204は、上記T=0秒、30秒、60秒、90秒のタイミングで投影表示が行われた画像IDに対応する画像データを用いることで、印刷データの生成を開始する。ここで、印刷要求に含まれた投影場所情報が「A会議室」であった場合、印刷データ生成部204は、図13の機器1についての投影情報から、画像データA、B及びCに対応する画像ID1〜3の投影場所情報が「A会議室」と判断し、これら画像データA、B及びCの印刷時のサイズを、画像データD、E及びFよりも大きくなるよう調整する。また、印刷要求に含まれた投影場所情報が「B会議室」であった場合、印刷データ生成部204は、図13の機器2についての投影情報から、画像データD、E及びFに対応する画像ID4〜6の投影場所情報が「B会議室」と判断し、これら画像データD、E及びFの印刷時のサイズを、画像データA、B及びCよりも大きくなるよう調整する。そして、印刷データ生成部204は、サイズ調整後の画像データを用いて印刷データを生成する。
ここで、図30は、投影場所情報として「A会議室」を含んだ印刷要求に応じて生成された印刷データの一例を示す図である。図30に示すように、画像データA、B及びCのサイズが、画像データD、E及びFのサイズよりも大きく構成されている。また、図31は、投影場所情報として「B会議室」を含んだ印刷要求に応じて生成された印刷データの一例を示す図である。図31に示すように、画像データD、E及びFのサイズが、画像データA、B及びCのサイズよりも大きく構成されている。
このように、本実施形態によれば、印刷要求を出力したプロジェクタ100の投影場所(設置場所)に応じて、画像データのサイズを調整した印刷データを生成する。これにより、印刷要求を出力したプロジェクタ100の投影場所(設置場所)に応じて、この投影場所で投影表示された画像データを強調した状態で印刷することができるため、利便性を向上させることができる。
なお、図30及び図31では、印刷要求に含まれた投影場所情報に応じて、印刷データ中の画像データの割り付け位置(左右の割り付け位置)を切り換える形態としたが、これに限らず、画像データの割り付けは固定としてもよい。
次に、上記実施の形態1〜3の印刷データ生成装置200のハードウェア構成について説明する。図32は、実施の形態1〜3の印刷データ生成装置200のハードウェア構成例を示すブロック図である。
実施の形態1〜3の印刷データ生成装置200は、CPU2202と、ROM(Read Only Memory)2203やRAM2204などの記憶装置と、HDD210やCDドライブ装置(不図示)などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置(不図示)と、キーボードやマウスなどの入力装置(不図示)と、ネットワークI/F2201とを主に備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
実施の形態1〜3の印刷データ生成装置200で実行される印刷データ生成プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施の形態1〜3の印刷データ生成装置200で実行される印刷データ生成プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施の形態1〜3の印刷データ生成装置200で実行される印刷データ生成プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
また、実施の形態1〜3の印刷データ生成装置200で実行される印刷データ生成プログラムを、ROM2203等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
実施の形態1〜3の印刷データ生成装置200で実行される印刷データ生成プログラムは、上述した各部(通信部、投影情報管理部、文書管理部、印刷データ生成部、画像データ生成部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から印刷データ生成プログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAM2204等の主記憶装置上にロードされ、通信部、投影情報管理部、文書管理部、印刷データ生成部、画像データ生成部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
次に、実施の形態1〜3のプロジェクタ100のハードウェア構成について説明する。図33は、実施の形態1〜3のプロジェクタ100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図33に示すように、プロジェクタ100は、主なハードウェア構成として、CPU(Central Processing Unit)2305と、ROM2306と、RAM2307と、投影ユニット2308と、映像端子2304と、USB2302と、シリアルバス2303と、ネットワークI/F(インタフェース)2301とがバスに接続された構成となっている。
CPU2305は、プロジェクタ100の全体の処理を制御する演算装置である。RAM2307は、CPU2305による各種処理に必要なデータを記憶する。ROM2306は、CPU2305による各種処理を実現するプログラム等を記憶する。
投影ユニット2308は、文書データを映し出す装置であり、投影表示部104により制御される。投影ユニット2308は、例えば、液晶パネルにより発光した光を、レンズ等を含む光学系で拡大して投影する。なお、投影ユニット2308による投影方法はこれに限られるものではなく、LED(Light Emitting Diode)を光源として用いた方法などの従来から用いられているあらゆる投影方法を適用できる。
映像端子2304は、PC等と接続してPC等からの映像を受信して投影する場合に利用する入力端子である。ネットワークI/F(インタフェース)2301は、印刷データ生成装置200等の外部装置とネットワークを介して接続し、接続した外部装置との間でデータを送受信するためのインタフェースである。
なお、実施の形態1〜3のプロジェクタ100で実行される各種プログラムは、ROM2306等に予め組み込まれて提供される。
実施の形態1〜3のプロジェクタ100で実行される各種プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、実施の形態1〜3のプロジェクタ100で実行される各種プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施の形態1〜3のプロジェクタ100で実行される各種プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
実施の形態1〜3のプロジェクタ100で実行される各種プログラムは、上述した各部(通信部、投影情報生成部、投影表示部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU2305がROM2306から投影情報生成プログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAM2307等の主記憶装置上にロードされ、通信部、投影情報生成部、投影表示部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上、本発明に係る実施の形態を説明したが、上記実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、追加等を行うことができる。また、上記実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、画像形成装置を、印刷装置に適用した例をあげて説明したが、これに限らず、複写装置やファクシミリ装置、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能のうち少なくとも二つの機能を有する複合機等の画像形成装置に適用することができる。
また、上記実施形態では、プロジェクタ100の操作部102を介して投影場所情報を入力する形態としたが、これに限らず、屋内位置検出のためのデバイスをプロジェクタ100が備えることで、自己の装置の配置位置(投影場所情報)を自動で取得する形態としてもよい。また、上記実施形態では、プロジェクタ100の操作部102を介してユーザ情報を入力する形態としたが、これに限らず、ユーザ認証に係るデバイス(例えば、生体認証装置等)をプロジェクタ100が備えることで、当該デバイスを介してユーザ情報を入力する形態としてもよい。
また、印刷データ生成装置200の機能(通信部201、投影情報管理部202、文書管理部203、印刷データ生成部204、画像データ生成部205、記憶部210)を、プロジェクタ100が備える形態としてもよい。この場合、例えば、印刷データ生成装置200の機能を有したプロジェクタ100と、通常構成のプロジェクタ100との間で、上述した投影表示処理や印刷処理等を行う形態としてもよい。
また、上記実施形態では、画像データの表示出力を制御する表示制御装置の一例として、情報表示(投影)装置であるプロジェクタ100を用いる構成を説明したが、これに限らないものとする。例えば、液晶や有機EL等の表示装置を備えた情報表示装置や、外部装置である表示装置の表示制御を行うPC等の情報処理装置を用いる構成としてもよい。
ここで、図34は、情報表示システムの他の構成例を示す図である。同図では、上述したプロジェクタ100、印刷データ生成装置200及び印刷装置300の他に、液晶や有機EL等の表示装置を備えた表示制御装置である情報表示装置として、タブレット端末100a及び携帯端末100bを有した構成例を示している。また、外付けされた表示装置100cの表示制御を行う表示制御装置として、PC100dを有した構成例を示している。同図において、プロジェクタ100、タブレット端末100a、携帯端末100b及びPC100dは、有線又は無線のネットワークNを介して印刷データ生成装置200に接続される。この構成の場合、タブレット端末100a及び携帯端末100b、PC100dの各々は、プロジェクタ100と同様の処理を行う。なお、タブレット端末100a及び携帯端末100b、PC100dの各々は、画像データの表示制御に関しプロジェクタ100と同様の機能構成を備えるものとする。
また、上記実施形態では、プロジェクタ100は、表示出力の対象となる画像データを印刷データ生成装置200から取得する構成としたが、これに限らず、印刷データ生成装置200以外の画像データ供給装置(例えば、PCや携帯端末、タブレット等の情報処理装置、USBメモリ等の記憶装置等)から画像データを取得する構成としてもよい。
ここで、図35は、情報表示システムの他の構成例を示す図である。同図では、プロジェクタ100(100e)、印刷データ生成装置200、印刷装置300の他に、画像データ供給装置として、PC500a、タブレット端末500b及び携帯端末500cを有した構成例を示している。また、プロジェクタ100eには、図示しないUSBインタフェースを介して、画像データ供給装置であるUSBメモリ500dが、着脱自在に接続された例を示している。なお、各装置は有線又は無線のネットワークNを介して、接続されている。
図35の構成の場合、プロジェクタ100(100e)は、PC500a、タブレット端末500b、携帯端末500cが保持する画像データを、有線又は無線のネットワークNを介して取得することができる。また、プロジェクタ100eは、USBメモリ500dが保持する画像データを取得することができる。なお、取得した画像データが表示可能な形式に変換されていない場合は、プロジェクタ100(100e)において、表示可能な形式に変換し、変換した各画像データを識別する画像IDを生成することでリストを作成し、その画像IDを含む表示情報を、元の画像データとともに印刷データ生成装置200に出力する構成としてもよい。これにより、以降の処理を上記実施形態と同様に行うことが可能となる。
また、上記実施形態では、表示制御装置であるプロジェクタ100から印刷データ生成装置200へ印刷要求を出力する構成としたが、これに限らず、プロジェクタ100以外の印刷要求出力装置(例えば、PCや携帯端末、タブレット等の情報処理装置)から印刷要求を出力する構成としてもよい。
ここで、図36は、情報表示システムの他の構成例を示す図である。同図において、情報表示システムは、プロジェクタ100、印刷データ生成装置200及び印刷装置300に加え、PCやタブレット等の印刷要求出力装置600を有し、各装置は有線又は無線のネットワークNを介して接続されている。
図36の構成の場合、印刷要求出力装置600では、印刷データ生成装置200からプレゼン情報の一覧を取得(受信)し、図示しない操作部等を介して印刷の対象とするプレゼン情報が指示されると、この指示されたプレゼン情報の印刷を要求する印刷要求を印刷データ生成装置200に送信する(ステップS201)。そして、印刷データ生成装置200では、印刷要求出力装置600から印刷要求を受け付けると、この印刷要求で指示されたプレゼン情報に基づいて印刷データ生成処理を実行し、生成した印刷データを印刷装置300に送信する(ステップS202)。これにより、印刷装置300で印刷が行われることになる。
また、プロジェクタ100が印刷データ生成装置200の機能を有する場合には、図37に示すような構成となる。ここで、図37は、情報表示システムの他の構成例を示す図である。同図において、プロジェクタ100fは、印刷データ生成装置200の機能を有しており、図36と同様、ネットワークNに接続されている。
図37の構成の場合、印刷要求出力装置600は、プロジェクタ100fからプレゼン情報の一覧を取得(受信)し、図示しない操作部等を介して印刷の対象とするプレゼン情報が指示されると、この指示されたプレゼン情報の印刷を要求する印刷要求をプロジェクタ100fに送信する(ステップS301)。そして、プロジェクタ100fでは、印刷要求出力装置600から印刷要求を受け付けると、この印刷要求で指示されたプレゼン情報に基づいて印刷データ生成処理を実行し、生成した印刷データを印刷装置300に送信する(ステップS302)。これにより、印刷装置300で印刷が行われることになる。
100 プロジェクタ
101 通信部
102 操作部
103 投影情報生成部
104 投影表示部
200 印刷データ生成装置
201 通信部
202 投影情報管理部
203 文書管理部
204、204A、204B 印刷データ生成部
205 画像データ生成部
210 記憶部
300 印刷装置
301 印刷部
400 PC
2201 ネットワークI/F
2202 CPU
2203 ROM
2204 RAM
2301 ネットワークI/F
2302 USB
2303 シリアルバス
2304 映像端子
2305 CPU
2306 ROM
2307 RAM
2308 投影ユニット
特開2007−072687号公報 特開2002−247539号公報

Claims (20)

  1. 画像データの表示出力を制御する制御手段と、
    前記制御手段が前記画像データを表示出力させる毎に、表示出力された画像データを識別する画像IDと、該画像データが表示出力された表示時間とを少なくとも含んだ表示情報を生成する表示情報生成手段と、
    前記表示情報生成手段が生成した前記表示情報を外部装置に送信し、当該表示情報と所定の関係を有した他の表示情報とともに、画像形成の単位となる一の単位情報として前記外部装置に管理させる送信手段と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示情報生成手段は、前記画像データの表示出力時に行われた操作内容を含んだ表示情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示情報生成手段は、前記表示出力された画像データの画像サイズと、当該表示出力時の表示サイズとを含んだ表示情報を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示出力を行ったユーザを識別するユーザ情報を取得するユーザ情報取得手段を更に備え、
    前記送信手段は、前記表示情報とともに前記ユーザ情報取得手段で取得されたユーザ情報を前記外部装置に送信し、同一のユーザ情報とともに送信された表示情報同士を、同一の単位情報として前記外部装置に管理させることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の表示制御装置。
  5. 前記表示出力が行われた場所を示す場所情報を取得する場所情報取得手段を更に備え、
    前記送信手段は、前記表示情報とともに前記場所情報取得手段で取得された場所情報を前記外部装置に送信し、同一の場所情報とともに送信された表示情報同士を、同一の単位情報として前記外部装置に管理させることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の表示制御装置。
  6. 前記外部装置が管理する前記単位情報のうち、特定の単位情報を指示した印刷要求を前記外部装置に送信する印刷要求手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の表示制御装置。
  7. 複数の画像データを画像IDと関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像データを外部装置からの要求に応じて当該外部装置に提供する提供手段と、
    前記提供手段が提供した画像データの各々について、その画像データを識別する画像IDと、当該画像データが前記外部装置で表示出力された期間である表示時間と、当該画像データの投影表示の順序を示す順序情報とを少なくとも含んだ表示情報を前記外部装置から取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段が取得した表示情報を、当該表示情報と所定の関係を有した他の表示情報と関連付け、画像形成の単位となる一の単位情報として管理する管理手段と、
    特定の単位情報を指示した印刷要求を受け付ける受付手段と、
    前記印刷要求で指示された単位情報に係る前記表示情報を前記管理手段から取得するとともに、当該表示情報に含まれた画像IDに対応する画像データを前記記憶手段から取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段が取得した各表示情報に含まれる前記画像IDの前記表示時間、及び、前記順序情報で示される投影表示の順序に基づいて、当該画像IDに対応する画像データの表示出力が開始されたタイミングを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した各タイミングに対応する画像データを用いて、画像形成データを時系列順に生成する画像形成データ生成手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成データ生成装置。
  8. 前記抽出手段が抽出したタイミングを比較し、略同一となるタイミングが存在するか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記画像形成データ生成手段は、前記判定手段が略同一と判定した複数のタイミングを同一とみなすことを特徴とする請求項7に記載の画像形成データ生成装置。
  9. 前記抽出手段は、表示時間が所定の閾値未満のものを、前記タイミングの抽出対象から除外することを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成データ生成装置。
  10. 前記抽出手段は、前記抽出したタイミングのうち、同一の画像データについてのタイミングが複数存在する場合に、時系列的に最も古いタイミングを残して、他のタイミングを除外することを特徴とする請求項7〜9の何れか一項に記載の画像形成データ生成装置。
  11. 前記抽出手段は、前記抽出したタイミングのうち、同一の画像データについてのタイミングが複数存在する場合に、所定回数目以降のタイミングを除外することを特徴とする請求項7〜9の何れか一項に記載の画像形成データ生成装置。
  12. 前記第1取得手段は、表示出力時の操作内容を含んだ表示情報を取得し、
    前記抽出手段は、前記表示情報に含まれた前記操作内容が表示出力を戻す操作を示す場合に、当該表示情報に含まれた表示時間を、前記タイミングの抽出対象から除外することを特徴とする請求項7〜9の何れか一項に記載の画像形成データ生成装置。
  13. 前記第1取得手段は、前記表示出力された画像データの画像サイズと、当該表示出力時の表示サイズとを含んだ表示情報を取得し、
    前記画像形成データ生成手段は、前記表示情報に含まれた前記画像サイズ又は前記表示サイズに応じて、当該表示情報に含まれた画像IDに対応する画像データのサイズを調整し、この調整した画像データを用いて前記画像形成データを生成することを特徴とする請求項7〜12の何れか一項に記載の画像形成データ生成装置。
  14. 前記画像形成データ生成手段は、同一の画像形成データに割り当てる複数の画像データの大きさが同等となるよう調整することを特徴とする請求項13に記載の画像形成データ生成装置。
  15. 前記第1取得手段は、前記表示情報とともに、表示出力が行われた場所を示す場所情報を取得し、
    前記受付手段は、特定の単位情報及び特定の場所情報を指示した印刷要求を受け付け、
    前記画像形成データ生成手段は、前記印刷要求で指示された場所情報と、印刷対象となった画像データの前記表示情報に含まれた場所情報との一致/不一致に基づいて、当該画像データのサイズを調整し、この調整した画像データを用いて前記画像形成データを生成することを特徴とする請求項7〜14の何れか一項に記載の画像形成データ生成装置。
  16. 前記管理手段は、前記第1取得手段が取得した前記表示情報を、前記外部装置から指定された他の表示情報と関連付けて管理することを特徴とする請求項7に記載の画像形成データ生成装置。
  17. 前記管理手段は、前記第1取得手段が取得した前記表示情報を、当該表示情報に含まれた表示時間との時間差が所定の閾値以内となる表示時間を含んだ他の表示情報と関連付けて管理することを特徴とする請求項7に記載の画像形成データ生成装置。
  18. 前記第1取得手段は、前記表示情報とともに、表示出力に係るユーザを識別するユーザ情報を取得し、
    前記管理手段は、前記ユーザ情報が同一の前記表示情報を関連付けて管理することを特徴とする請求項7に記載の画像形成データ生成装置。
  19. 前記第1取得手段は、前記表示情報とともに、表示出力が行われた場所を示す場所情報を取得し、
    前記管理手段は、前記場所情報が同一の前記表示情報を関連付けて管理することを特徴とする請求項7に記載の画像形成データ生成装置。
  20. 一又は複数の表示制御装置と、前記表示制御装置の各々に接続される画像形成データ生成装置と、を有した情報表示システムであって、
    前記表示制御装置は、画像データの表示出力を制御する制御手段と、前記制御手段が前記画像データを表示出力させる毎に、表示出力された画像データを識別する画像IDと、該画像データが表示出力された期間である表示時間と、当該画像データの投影表示の順序を示す順序情報とを少なくとも含んだ表示情報を生成する表示情報生成手段と、前記表示情報生成手段が生成した前記表示情報を前記画像形成データ生成装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記画像形成データ生成装置は、前記送信手段が送信した前記表示情報を、当該表示情報と所定の関係を有した他の表示情報と関連付け、画像形成の単位となる一の単位情報として管理する管理手段と、特定のプレゼン情報を指示した印刷要求を受け付ける受付手段と、前記印刷要求で指示されたプレゼン情報に係る前記表示情報を前記管理手段から取得するとともに、当該表示情報に含まれた画像IDに対応する画像データを取得する第2取得手段と、前記第2取得手段が取得した各表示情報に含まれる前記画像IDの前記表示時間、及び、前記順序情報で示される投影表示の順序に基づいて、当該画像IDに対応する画像データの表示出力が開始されたタイミングを抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した各タイミングに対応する画像データを用いて、画像形成データを時系列順に生成する画像形成データ生成手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示システム。
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