JP6620837B2 - 情報処理システム、情報処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
複合機(プリンタ)の外部メモリに印刷データを記憶して、当該複合機から出力するプリントシステム(複合機に印刷データを溜め置く、溜め置きプリントシステム)が知られている。当該溜め置きプリントシステムにおいて、印刷データを溜め置いた先の複合機が他のユーザにより使用されている等の理由で利用できない場合、他の複合機で当該印刷データを印刷したいという要望がある。
例えば、特許文献1においては、複合機ごとに他の複合機の検索を行い、他の複合機に記憶された印刷データを取得して印刷することや、再検索の手間を軽減するため、検索した当該他の複合機の情報を、複合機ごとに登録しておくことが記載されている。
特開2007−193407号公報
しかし上述したように、特許文献1に記載の技術では、複合機ごとに、印刷データを取得したい他の複合機の検索・登録の処理を行わなければならず、ユーザが利用可能な複合機が多ければ多いほど当該検索・登録の手間が増大してしまう。
また、複合機において認証機能を利用しない場合、異なるユーザの印刷データが混在してしまうという問題がある。
本発明は、ライアント装置から送信されたデータを処理可能な情報処理装置において、他の情報処理装置が受信したデータを容易に閲覧可能とすることができる仕組みを提供することを目的とする。
本発明情報処理装置で処理可能なデータを送信するクライアント装置と、第1の情報処理装置と、前記データを受信する第2の情報処理装置と、を含む情報処理システムであって、前記第2の情報処理装置は、受信した前記データを処理可能な前記第1の情報処理装置に対して、受信した前記データを前記第1の情報処理装置において閲覧可能とするためのアイコンにかかる情報を通知する通知手段を備え、前記第1の情報処理装置は、前記情報が通知されたアイコンを表示すべく制御する表示制御手段を備えることを特徴とする。
本発明により、ライアント装置から送信されたデータを処理可能な情報処理装置において、他の情報処理装置が受信したデータを容易に閲覧可能とすることができる仕組みを提供することができる。
例えば、サーバの導入や、画像形成装置のグルーピングのための手間を軽減しつつ、印刷データが送信された画像形成装置以外の画像形成装置での、当該印刷データの印刷を可能とする。
本発明の実施形態における、画像形成システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、クライアントPCのハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、複合機のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、各種装置の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、ユーザアイコン表示画面の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、印刷データ一覧画面(文書一覧画面)の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、ユーザ情報のデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、書誌情報の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、複合機100への印刷データの記憶処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、ユーザ情報の記憶、及びユーザアイコンの表示更新の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、ユーザアイコン表示画面から印刷データ一覧画面を表示する表示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、印刷データの印刷処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、印刷データの削除処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、印刷データの印刷・削除処理の概要を示す図である。 本発明の実施形態における、ユーザアイコン表示画面の更新処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明の実施形態における、画像形成システムの構成の一例を示す図である。
クライアントPC200には、プリンタドライバ115がインストールされており、このプリンタドライバ115は、クライアントPC200に記憶されたアプリケーションプログラム(例えば、文書データ作成アプリケーション)から受け取ったデータに基づいて印刷データを作成し、当該印刷データを複合機100(画像形成装置)へ送信することができる。印刷データを受け取った複合機100は当該印刷データを複合機100のHDD(外部メモリ)に保存する。
また、プリンタドライバ管理アプリケーション120は、複合機100からの要求に応じて、クライアントPC200に記憶されたプリンタドライバ115の情報を、複合機100に送信する。つまり、ユーザが利用する可能性のある(ユーザが印刷データを送信する可能性のある)複合機の識別情報を、複合機100に送信する。
複合機100上では印刷を管理するアプリケーション(印刷アプリケーション)が動作し、複合機100に保存された印刷データの書誌情報を取得してメモリ上に管理する。ここでいう書誌情報とは、例えば図8に示すような、印刷データのジョブオーナー名や、当該書誌情報の示す印刷データが記憶されている複合機100の識別情報(図8の保存複合機IPアドレス)等を含む、印刷データの属性情報である。
複合機100は、当該書誌情報中のユーザ(ジョブオーナー名の示すユーザ)の印刷データ一覧を表示するためのアイコン(ユーザアイコン/複合機100の外部メモリに予め記憶されている)を、複合機100の外部メモリから取得して表示画面に表示する。ユーザアイコンの押下を受け付けることで、当該ユーザアイコンに対応するユーザの印刷データの一覧を表示する。尚、当該ユーザアイコンには、当該書誌情報中のユーザ名が紐付けて表示される(図5の501に図示)。
また、印刷データを記憶した場合、当該記憶した印刷データの送信元のクライアントPC(ユーザのPC)からプリンタドライバの情報を取得して、当該プリンタドライバの示す他の複合機に、当該ユーザの印刷データを受信(記憶)した旨を通知する(当該ユーザのユーザアイコンを、他の複合機のユーザアイコン表示画面(図5)に表示するよう要求する/グルーピングを行う)。
当該グルーピングの処理を行うことにより、ユーザの印刷データが記憶されていないほかの複合機においても、いずれか複合機100上に当該ユーザの印刷データが記憶されていることを、ユーザに認識可能に提示することができる。
また、当該ユーザアイコンの押下を受け付けることで、他の複合機から当該ユーザの印刷データを取得して印刷することができるようになる。
各複合機100とクライアントPC200とは、LAN101により通信可能に接続されている。以上が図1の説明である。
以下、図2を用いて、図1に示したクライアントPCに適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例について説明する。
図2は、図1に示したクライアントPCに適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN101)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。以上が図2の説明である。
次に、図3を用いて、図1に示した複合機100のハードウェア構成の一例について説明する。
図3において、316はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ312と接続する一方、LANや公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行なう。
コントローラユニット316において、301はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。302はRAMで、CPU301が動作するためのシステムネットワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
303はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。304はハードディスクドライブ(HDD)で、システムを制御するための各種プログラム、画像データ等を格納する。
307は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部(UI)308とのインタフェース部であり、操作部308に表示する画像データを操作部308に対して出力する。また、操作部I/F307は、操作部308から本システム使用者が入力した情報(例えば、ユーザ情報等)をCPU301に伝える役割をする。なお、操作部308はタッチパネルを有する表示部を備え、該表示部に表示されたボタンを、ユーザが押下(指等でタッチ)することにより、各種指示を行うことができる。
305はネットワークインタフェース(Network I/F)で、ネットワーク(LAN)に接続し、データの入出力を行う。306はモデム(MODEM)で、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
318は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394,プリンタポート,RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においては認証で必要となるICカードの読み取り用のカードリーダ319が外部I/F部318に接続されている。そして、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ319によるICカードからの情報読み取りを制御し、該ICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
320はイメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)であり、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス315は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下のデバイスが配置される。
310はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。311はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ312とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、313はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ314とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
317は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部317は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部314は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部308から読み取り起動指示することにより、CPU301がスキャナ314に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU301からの指示によって開始する。なお、プリンタ部312には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部308は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F307を介してCPU301に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ319は、CPU301からの制御により、ICカード(例えば、ソニー社のフェリカ(FeliCa)(登録商標))内に記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F318を介してCPU301へ通知する。
以上のような構成によって、複合機100は、スキャナ314から読み込んだ画像データをLAN101上に送信したり、LANから受信した印刷データをプリンタ312により印刷出力することができる。
また、スキャナ314から読み込んだ画像データをモデム306により、公衆回線上にFAX送信したり、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ312により出力することできる。以上が図3の説明である。
次に、図4を参照して、発明の実施形態における、各種装置の機能構成の一例について説明する。なお、それぞれの機能部における動作の詳細は後述するものとする。
<印刷アプリケーション110>
印刷データ記憶部401は、クライアントPC200から受信した印刷データ、及び印刷データの書誌情報(図8)を記憶する記憶部である。
印刷データ記憶判定部402は、印刷データが複合機100のメモリに記憶されているか判定する判定部である。ユーザ情報記憶部403は、当該印刷データ記憶部401で記憶された印刷データのジョブオーナーであるユーザのユーザ情報(図7)を記憶する記憶部である。
プリンタ情報受信部404は、受信した印刷データの送信元のクライアントPC200に記憶されているプリンタの情報(プリンタドライバの情報)を受信する受信部である。
通知送受信部405は、プリンタ情報受信部404で受信したプリンタ情報から特定される他の複合機に、当該複合機100に印刷データが記憶されたこと(及び当該印刷データのオーナーであるユーザ情報)を通知する、又は、他の複合機から、当該他の複合機に印刷データが記憶されたこと(及び当該印刷データのオーナーであるユーザ情報)の通知を受信する機能部である。
ユーザ情報記憶部403は、当該通知を受信した場合、当該通知に含まれるユーザ情報を追加して記憶する。
ユーザアイコン表示部406は、ユーザ情報記憶部403に記憶されたユーザ情報に対応するユーザアイコン(予め複合機100の外部メモリに記憶されているアイコンの画像データ)を、表示画面に表示する。
印刷データ送受信部407は、他の複合機からの、ユーザアイコンが押下されたことによるユーザの印刷データ(又は書誌情報)の要求に応じて、印刷データ(又は書誌情報)を他の複合機に送信する。また、ユーザアイコンが押下された場合に、当該ユーザアイコンのユーザの印刷データ(又は書誌情報)を、他の複合機に要求して受信する機能部である。
<プリンタドライバ>
印刷データ送信部411は、アプリケーションのデータを複合機で印刷可能なデータに変換して(印刷データを生成して)、複合機100に送信する。
<プリンタドライバ管理アプリケーション>
プリンタ情報取得部412は、クライアントPC200に記憶されたプリンタドライバ115の情報を取得する取得部である。プリンタ情報送信部413は、プリンタ情報取得部412で取得したプリンタ情報を、複合機100に送信する送信部である。以上が図4の説明である。
以下、各フローチャートを参照して、本発明の実施形態における処理の流れについて説明する。プリンタドライバ、及びプリンタドライバ管理アプリケーション(ドライバ管理アプリ)が行う処理は、クライアントPC200のCPU201が、プリンタドライバ、又はドライバ管理アプリの機能を用いて実行するものとする。また、印刷アプリケーション(印刷アプリ)が行う処理は、複合機100のCPU301が、印刷アプリの機能を用いて実行するものとする。
まず図9を参照して、本発明の、クライアントPCから送信された印刷データを複合機が受信して記憶する処理について説明する。
プリンタドライバ115は、クライアントPC200内の各種アプリケーション(例えば、文書作成アプリ)からの印刷要求時に呼び出され、対象のアプリケーションデータを、当該プリンタドライバに対応する複合機100で印刷可能なデータに変換し、印刷データを生成する(ステップS901)。
プリンタドライバ115は、ステップS901で生成した印刷データを、いずれの複合機100に送信するかの指定を受け付け、当該指定がされた複合機100のRAWポート(9100番)またはLPRポート(515番)に対して送信する(ステップS902)。尚、予め、印刷データのデフォルトの送信先がプリンタドライバに設定されている場合、当該デフォルトの送信先に設定された複合機100(複合機100のポート)に印刷データを送信するものとする。
尚、当該印刷データの送信にあたり、当該印刷データの送信元であるクライアントPC200の識別情報(例えば、IPアドレス)を、当該印刷データと共に、複合機100に送信するものとする。
印刷アプリケーション110は、ステップS902で送信される印刷データを受信する(ステップS903/印刷データ受信手段に該当)。また、受信したデータを複合機100内のHDDに保存する。
印刷アプリケーションは、印刷データの送信元であるクライアントPCの識別情報を取得して、メモリ上に記憶する(ステップS904)。
印刷アプリケーション110は、ステップS903で複合機100のHDDに保存した印刷データから、図8に示す書誌情報を抽出して複合機100内のメモリ上に保持する(ステップS905)。具体的には、メモリ上に書誌情報格納リストを生成し、受信した全ての印刷データの書誌情報を、当該書誌情報格納リストに記憶する(ステップS905)。
印刷アプリケーション110は、ステップS905で取得した書誌情報中のユーザ名に基づいて、当該印刷データのジョブオーナーが、当該複合機100に記憶されていない、新規ユーザか(新規のユーザ情報か)どうかを判定する(ステップS906)。
具体的には、印刷アプリケーション110は、図7に示すような、受信した印刷データのユーザ情報が、当該複合機100に記憶済みかを判定する。例えば、ステップS905で取得した書誌情報中のユーザ名が、複合機100の外部メモリに記憶されたユーザ情報700の一覧に存在するかを判定し、新規ユーザかを判断する(ステップS906)。
ステップS906で新規ユーザと判断された場合は、図7に示すユーザ情報を生成してメモリ上に記憶する(ステップS907)。具体的には、複合機100の外部メモリに記憶されたユーザ情報700の一覧(ユーザ情報リスト)に、ステップS905で取得したユーザ情報を追加して記憶する。ユーザ情報リストが未生成の場合、ユーザ情報リストを新たに生成して、ユーザ情報を記憶する。当該ユーザ情報リストは、前述したようにユーザ情報が追加されることで、複数のユーザ情報が記憶される。
印刷アプリケーション110は、ステップS907で更新したユーザ情報リストを参照し、図5に示すようなユーザアイコン表示画面を表示する(ステップS908)。具体的には、ユーザ情報リスト内のユーザ情報を参照し、図7に示すユーザ情報の文書保存先複合機情報(例えば、複合機100のIPアドレス)を参照して、文書保存先複合機情報が存在するユーザ情報のユーザアイコン501を、ユーザアイコン表示画面に表示する。
印刷アプリケーション110は、プリンタドライバ管理アプリケーション120に対してプリンタドライバ情報の取得要求を行う(ステップS909)。具体的には、クライアントPC200にインストールされているプリンタドライバ(当該クライアントPC200が印刷データを送信可能な送信先/送信先のプリンタの情報)の取得要求を行う。
プリンタドライバ管理アプリケーション120は、ステップS909で送信されるプリンタドライバ情報の取得要求を受信する(ステップS910)。そして、プリンタドライバ管理機能221は、クライアントPC200内にインストールされているプリンタドライバの情報(プリンタドライバ情報)を取得する(ステップS911)。プリンタドライバ情報は具体的にはプリンタを特定可能な情報として、プリンタ製品名・ホスト名(IPアドレス)等が含まれる。
プリンタドライバ管理アプリケーション120は、ステップS911で取得したプリンタドライバ情報を、ステップS910で受信した要求の要求元である複合機100(印刷アプリケーション110)に送信する(ステップS912/識別情報送信手段に該当)。ステップS911で取得したプリンタドライバ情報が複数ある場合は、当該複数のプリンタドライバ情報を、要求元の複合機100に送信する。
印刷アプリケーション110は、ステップS912で送信されるプリンタドライバ情報を受信する(ステップS913/識別情報受信手段に該当)。そして、ステップS915〜ステップS917をステップS913で受信したプリンタドライバ情報数文繰り返す(ステップS914)。
印刷アプリケーション110は、ステップS913で取得したプリンタドライバ情報の中から、プリンタドライバ情報を1つ取得し、自ホストのプリンタドライバ情報かを判定する(ステップS915)。具体的には、プリンタドライバ情報中のホスト名と自身のホスト名を比較し、一致した場合は自ホストのプリンタドライバ情報だと判断する。
ステップS915で、プリンタドライバ情報中のホスト名が他ホストであると判定された場合(ステップS915でNO)、印刷アプリケーション110は、当該他ホストの示す複合機100(以下複合機100Bとする)に対して、ステップS907で生成したユーザ情報(図7)を送信する(ステップS916)。つまり、当該ユーザ情報の送信先の複合機100Bと、複合機100Aとのグルーピングの要求を送信する。そして、処理をステップS915の前に戻して、未取得のプリンタドライバ情報を取得し、処理をステップS915に進める。
ステップS915で、プリンタドライバ情報中のホスト名が自ホストであると判定された場合(ステップS915でYES)、処理をステップS915の前に戻し、未取得のプリンタドライバ情報を取得して、処理をステップS915に進める。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、ステップS916で送信されるユーザ情報を受信して、ユーザ情報の記憶、及びユーザアイコンの表示更新処理を行う(ステップS917/ユーザ情報受信手段に該当)。ステップS917の詳細な処理は図10のフローの説明で説明する。以上が図9の説明である。
次に図10を参照して、本発明の実施形態における、ユーザ情報の記憶、及びユーザアイコンの表示更新処理について説明する。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、ステップS916で送信されるユーザ情報を受信する(ステップS1001)。そして、印刷アプリケーション110は、ステップS1001で受信したユーザ情報が新規ユーザかどうかを判定する(ステップS1002)。
具体的には、複合機100Bの印刷アプリケーション110は、自装置がメモリ上に記憶しているユーザ情報リスト中に、ステップS1001で受信したユーザ情報が含まれているかを判定し、含まれていない場合は新規ユーザと判断する。含まれている場合は既存ユーザと判断する。
受信したユーザ情報が、新規ユーザのユーザ情報であると判定された場合(ステップS1002でYES)、メモリ上に保持しているユーザ情報リストにステップS1001で受信したユーザ情報を追加する(ステップS1003)。つまり、複合機100Aとユーザ情報の記憶状態を共有する(グルーピング)処理を行う。
ステップS1003で既存ユーザと判定された場合(ステップS1002でNO)、メモリ上に保持している、当該既存ユーザのユーザ情報の文書保存先複合機情報に、ステップS1001で受信したユーザ情報の送信元複合機ホスト情報を追加する(ステップS1004)。
印刷アプリケーション110は、ステップS1003、又はステップS1004で更新したユーザ情報リスト基づいて、図5に示すようなユーザアイコン表示画面を表示画面に表示する(ステップS1005)。具体的には、ユーザ情報リストから各ユーザ情報を取得し、図7に示すユーザ情報の文書保存先複合機情報を参照して、複合機情報が存在するユーザ情報のユーザアイコンを、ユーザアイコン表示画面に表示する。
つまり、グルーピングされた他の複合機(ここでは複合機100Bにとっての他の複合機100A)に、いずれのユーザの印刷データが記憶されたかを、複合機100Bの表示画面に、当該印刷データのユーザのユーザアイコンを表示することで、識別可能にする。以上が図10の説明である。
次に図11を参照して、本発明の実施形態における、印刷データ一覧画面の表示処理の流れについて説明する。
図11のステップS1101の時点で、図10のステップS1005の処理により、複合機100Bの表示画面に既にユーザアイコン表示画面が表示されているものとする。
複合機100B(複合機100Aからユーザ情報を受信して記憶した、印刷データが記憶されなかった複合機)の印刷アプリケーション110は、印刷データ一覧表示指示を受け付けるまで待機する(ステップS1101)。具体的には、図5で示すユーザアイコン表示画面でユーザイコンの押下を検知した場合(ステップS1001で「あり」)、ユーザイコンの押下を検知しない場合(ステップS1101で「なし」)、当該ユーザイコンの押下を検知するまで待機する。
印刷アプリケーション110は、メモリ上に保持しているユーザ情報リストから、押下されたユーザアイコンに対応するユーザ情報を取得して(例えば、ユーザ名を用いて特定して)、文書保存先複合機情報を取得する(ステップS1102)。
以下のステップS1104〜ステップS1112をステップS1102で取得した文書保存先複合機情報分繰り返す(ステップS1103)。
印刷アプリケーション110は、ステップS1102で取得した文書保存先複合機情報を1つ取得し、自ホストを示すかどうかを判定する(ステップS1104)。つまり、押下されたユーザアイコンの示すユーザの印刷データが、自装置(複合機100B)の外部メモリに記憶されているか判定する。
取得した文書保存先複合機情報が自ホストであると判定した場合(ステップS1104でYES)、自装置の外部メモリ上に記憶されている書誌情報リスト(図8)から、当該ユーザの書誌情報を取得(抽出)する(ステップS1105)。
取得した文書保存先複合機情報が他ホストであると判定した場合(ステップS1104でNO)、当該他ホストである複合機100A(複合機100Aの印刷アプリケーション110)に対して、当該押下されたユーザアイコンの示すユーザの書誌情報を要求する(ステップS1106)。
複合機100Aの印刷アプリケーション110は、ステップS1106で送信される書誌情報リストの取得要求を受信し(ステップS1107)、複合機100Aの外部メモリ上に記憶されている書誌情報のリストから、受信した要求に含まれるユーザ情報に対応する書誌情報を取得(抽出)する。つまり、複合機100Bにおいて押下されたユーザアイコンのユーザの印刷データの書誌情報を取得する。
複合機100Aの印刷アプリケーション110は、ステップS1108で取得した書誌情報の一覧を、ステップS1107で受信した要求の送信元のホスト(ここでは複合機100B)に対して送信する(ステップS1109)。尚、複合機100Aにおいて、当該要求に含まれるユーザ情報に対応する印刷データが保存されていない場合は、空の書誌情報リストを、複合機100Bに送信する(ステップS1109)。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、ステップS1109で送信される書誌情報一覧を受信する(ステップS1110)。そして、書誌情報リストが空か否か判定する(ステップS1111)。つまり、書誌情報の要求先の複合機に、押下されたユーザアイコンのユーザの印刷データが記憶されているか否かを判定する。
受信した書誌情報リストが空の場合(ステップS1111でYES/複合機100Aに、押下されたユーザアイコンのユーザの印刷データが記憶されていない場合)、自装置(複合機100B)のメモリ上に保持しているユーザ情報リスト中の、前記押下されたユーザアイコンのユーザ情報の文書保存先複合機情報から、当該空のリストを送信した複合機100AのIP識別情報(複合機情報)を削除する(ステップS1112)。
ステップS1112の処理により、当該ユーザ情報の文書保存先複合機情報が空になった場合は、当該ユーザ情報の示すユーザの印刷データがどの複合機100にも記憶されていないと判断し、次回ユーザアイコン表示画面を表示する際には、当該ユーザ情報に対応するユーザアイコンを表示しない。
ステップS1104〜S1112の処理を、ステップS1102で取得した文書保存先複合機情報に全てに対して適用した後、処理をステップS1113に移行する。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、ステップS1105とステップS1110で取得した書誌情報を、1つのリストに統合(マージ)してメモリに記憶し(ステップS1113)、当該統合した書誌情報の一覧を、印刷データ一覧表示部603に埋め込んだ印刷データ一覧画面600を表示画面して、当該印刷データ一覧画面600を表示画面からの、印刷データの印刷処理・削除処理を行う(ステップS1114)。ステップS1114の処理の詳細については、図14で後述する。
尚、ステップS1110で取得した書誌情報(他の複合機に記憶された印刷データの書誌情報)には、図6のアイコン602を付与して、自装置内の印刷データの書誌情報と識別表示するものとする。以上が図11の説明である。
次に図14を参照して、本発明の実施形態における、印刷・削除処理の流れについて説明する。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、ステップS1113でマージされたユーザ601(図6)の書誌情報の一覧を、印刷データ一覧表示部603に埋め込んだ印刷データ一覧画面600を表示する(ステップS1402)。
そして、印刷データの印刷処理(ステップS1402)、削除処理(ステップS1403)、表示画面の更新処理(ステップS1404)を実行する。
以下、印刷データの印刷処理(ステップS1402)、削除処理(ステップS1403)、表示画面の更新処理(ステップS1404)を、それぞれ、図12、図13、図15を参照して説明する。
図12を参照して、本発明の実施形態における、印刷処理の流れについて説明する。
ステップS1201の開始時点においては、図11のステップS1114において、既に印刷データ一覧画面600が、複合機100Bの表示画面に表示されているものとする。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、印刷データ一覧画面600において、印刷データの選択を受け付ける(ステップS1201)。そして、複合機100Bの印刷アプリケーション110は、印刷指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS1202)。具体的には、印刷データ一覧画面600(図6)の、「プリント開始」ボタン605の押下を受け付けたか判定する。
印刷指示を受け付けていない場合は(ステップS1202でNO)、処理を終了し、印刷指示を受け付けた場合は(ステップS1202でYES)、処理をステップS1203に移行する。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、印刷指示を受け付けた時点で、図6の印刷データ一覧画面において選択状態にある全印刷データ(印刷対象の全印刷データの書誌情報)について、ステップS1204〜1207の処理を行う。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、印刷対象の印刷データの書誌情報を1つ取得し、当該書誌情報の示す印刷データが、自装置に記憶された印刷データか、他装置に記憶された印刷データかを判定する(ステップS1204)。具体的には、取得した書誌情報の保存複合機IPアドレスが、自装置のIPアドレスと一致する場合に、当該書誌情報の印刷データが自装置に記憶されていると判定し、自装置のIPアドレスと一致しない場合に、当該書誌情報の印刷データが他装置(他の複合機)に記憶されていると判定する。
ステップS1204で、印刷データが自装置(複合機100B)に記憶されていると判定された場合、自装置に記憶されている印刷データを取得して、複合機100Bにて印刷実行する(ステップS1205)。
ステップS1204で、印刷データが他装置(ここでは、例えば複合機100A)に記憶されていると判定された場合、他装置(複合機100A)の印刷アプリケーションに対して、印刷要求を送信する(ステップS1206)。当該印刷要求には、印刷対象の印刷データの書誌情報が含まれる。
ステップS1206で印刷指示を受信した複合機100Aの印刷アプリケーション110は、印刷対象の印刷データを取得して、当該印刷データを複合機100B(印刷要求元の複合機)に対して印刷実行する(ステップS1207)。例えば、複合機100Aの印刷アプリケーション110が、複合機100BのLPRポートに印刷データを送信して、複合機100Bにて印刷処理(印字処理)を実行させる。以上が図12の説明である。
次に図13を参照して、本発明の実施形態における、印刷データの削除処理の流れについて説明する。
ステップS1301の開始時点においては、図11のステップS1114において、既に印刷データ一覧画面600が、複合機100Bの表示画面に表示されているものとする。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、印刷データ一覧画面600において、削除指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS1301)。具体的には、印刷データ一覧画面600(図6)の、「削除」ボタン604の押下を受け付けたか判定する。また、印刷処理(ステップS1402)で印刷がされた印刷データがある場合、当該印刷がされた印刷データの削除指示を受け付けたものと判定する(つまり、印刷指示がされることで、当該印刷データは印刷指示及び印刷後の削除指示を受け付けたこととなる)。
削除指示を受け付けていない場合は(ステップS1301でNO)、処理を終了し、削除指示を受け付けた場合は(ステップS1301でYES)、処理をステップS1302に移行する。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、削除指示を受け付けた時点で、図6の印刷データ一覧画面において選択状態にある全印刷データ(削除対象の全印刷データの書誌情報)について、ステップS1303〜1306の処理を行う。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、削除対象の印刷データの書誌情報を1つ取得し、当該書誌情報の示す印刷データが、自装置に記憶された印刷データか、他装置に記憶された印刷データかを判定する(ステップS1303)。具体的には、取得した書誌情報の保存複合機IPアドレスが、自装置のIPアドレスと一致する場合に、当該書誌情報の印刷データが自装置に記憶されていると判定し、自装置のIPアドレスと一致しない場合に、当該書誌情報の印刷データが他装置(他の複合機)に記憶されていると判定する。
ステップS1303で、印刷データが自装置(複合機100B)に記憶されていると判定された場合(ステップS1303でYES)、自装置に記憶されている印刷データを取得して削除する(ステップS1304)。また、当該削除対象の印刷データの書誌情報を、図11のステップ1113で作成した書誌情報一覧から削除する。
ステップS1303で、印刷データが他装置(ここでは、例えば複合機100A)に記憶されていると判定された場合(ステップS1303でNO)、他装置(複合機100A)の印刷アプリケーションに対して、当該書誌情報の示す印刷データの削除要求を送信する(ステップS1305)。当該削除要求には、削除対象の印刷データの書誌情報が含まれる。また、当該削除対象の、複合機100A内の印刷データの書誌情報を、図11のステップ1113で作成した書誌情報一覧から削除する。
印刷データの削除指示を受信した複合機100Aの印刷アプリケーション110は、削除対象の印刷データを取得して削除する(ステップS1306)。以上が図13の説明である。
次に図15を参照して、本発明の実施形態における、表示画面の更新処理について説明する。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、図13の削除処理によって更新された書誌情報一覧(ステップS1304、S1305で更新)を取得して(ステップS1501)、当該書誌情報一覧に、書誌情報(印刷データを示す書誌情報)が存在するか判定する(ステップS1502)。つまり、上述した印刷・削除の処理によって、ユーザの印刷データが全て削除されていないか判定する。
印刷データが存在すると判定された場合(ステップS1502でYES)、処理を終了する。
ステップS1502で、全てホストに印刷データが存在しないと判定された場合(ステップS1502でNO)、印刷アプリケーション110は、図5で示すユーザアイコン表示画面から対象ユーザのユーザアイコン(図11のステップS1101で選択を受け付けたユーザアイコン。つまり、印刷データを保持しなくなったユーザのユーザアイコン)を非表示にした、ユーザアイコン表示画面500を表示画面に表示する(ステップS1503)。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、メモリ上に保持しているユーザ情報(図11のステップS1101で選択を受け付けたユーザアイコンのユーザ。つまり、印刷データを保持しなくなったユーザ)の文書保存先複合機情報の示す他の複合機(ここでは複合機100A)に対して、ステップS1505〜1507を実行する(ステップS1504)。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、メモリ上に保持しているユーザ情報(図11のステップS1101で選択を受け付けたユーザアイコンのユーザ。つまり、印刷データを保持しなくなったユーザ)の文書保存先複合機情報の示す他の複合機(複合機100A)を1つ特定して、当該複合機100Aに、当該ユーザの印刷データが、いずれの複合機上にも存在しなくなった旨を通知する(ステップS1505/非表示要求に該当)。つまり、通知先の複合機100Aにおいて、当該ユーザのユーザアイコンを非表示にするよう指示する。
複合機100Aの印刷アプリケーション110は、ステップS1505で送信される通知を受信し(ステップS1506)、自装置のユーザアイコン表示画面(図5)から、当該通知の対照であるユーザ(印刷データを保持しなくなったユーザ)のユーザアイコンを非表示にする(ステップS1507/非表示制御手段に該当)。
複合機100Bの印刷アプリケーション110は、自身がメモリ上に保持しているユーザ情報中の文書保存先複合機情報から、対象の複合機情報を削除する(ステップS1508)。つまり、当該ユーザの印刷データがいずれの複合機にも記憶されていないことを記憶する。以上が図15の説明である。
図14の説明に戻る。複合機100Bの印刷アプリケーション110は、ステップS1401で一覧表示された印刷データのジョブオーナーであるユーザの印刷データが存在するか判定する(ステップS1505)。つまり、図15のステップS1502で、ユーザの印刷データが存在しないと判定されているか判定する。
ユーザの印刷データが存在すると判定した場合(ステップS1505でYES)、処理をステップS1401に戻し、ステップS1402〜S1403で更新された書誌情報一覧に基づいて、印刷データ一覧画面を表示画面に表示(更新)する。
ユーザの印刷データが存在しないと判定した場合(ステップS1505でNO)、処理を終了する。以上が図14の説明である。
以上説明したように、本発明によれば、印刷のクライアント装置から取得した情報に基づいて、画像形成装置のグルーピングを容易に行うことができる。
また、他の複合機にいずれのユーザの印刷データが記憶されているかを、ユーザアイコンを表示により認識可能に提示することができる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、装置で読み取り実行可能なプログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
100 複合機
110 印刷アプリケーション
200 クライアントPC
210 プリンタドライバ
220 プリンタドライバ管理アプリケーション

Claims (12)

  1. 第1の情報処理装置と、ユーザに閲覧させるデータを記憶する第2の情報処理装置と、を含む情報処理システムであって、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記データを処理可能な前記第1の情報処理装置に対して、前記データを閲覧可能とするためのアイコンにかかる情報を通知する通知手段
    を備え、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記情報が通知されたことに応じて表示可能となった前記アイコンを表示すべく制御する表示制御手段
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記アイコンが前記第1の情報処理装置において既に表示可能となっている場合には、既に表示可能となっているアイコンと前記通知手段により通知された情報にかかるアイコンとを1つのアイコンとして表示すべく制御することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第1の情報処理装置は前記データを受信可能であり、
    前記表示制御手段は、自機が前記データを受信して表示可能となった当該受信したデータを閲覧可能とするためのアイコンと、前記第2の情報処理装置から前記情報が通知されて表示可能となった前記アイコンと、を表示すべく制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. ユーザに閲覧させるデータを記憶可能な第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記データを閲覧可能とするためのアイコンであって、前記データが自機に記憶されたことに応じて表示可能となったアイコンを表示すべく制御する表示制御手段
    を備え、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第2の情報処理装置に記憶された前記データを処理可能な前記第1の情報処理装置に対して、前記データを閲覧可能とするためのアイコンにかかる情報を通知する通知手段
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記通知手段により情報が通知されたアイコンが前記第1の情報処理装置において既に表示可能となっている場合において、既に表示可能となっているアイコンと前記通知手段により通知された情報にかかるアイコンとを1つのアイコンとして表示すべく制御することを特徴とする情報処理システム。
  4. 前記通知手段は、前記データにかかるユーザを特定可能な情報を、前記第1の情報処理装置に通知し、
    前記表示制御手段は、通知を受け付けた情報により特定されるユーザにかかるデータを閲覧可能とするアイコンを表示すべく制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記第1の情報処理装置は、
    前記表示制御手段により表示制御されたアイコンに対する操作を受け付けた場合に、前記アイコンにより閲覧可能となる前記データを表示すべく制御するデータ表示制御手段と、
    前記データ表示制御手段により表示制御されたデータを処理すべく制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. ユーザに閲覧させるデータを記憶し、前記データを処理可能な情報処理装置に対して、前記データを閲覧可能とするためのアイコンにかかる情報を通知する通知手段を備える第2の情報処理装置と通信可能な第1の情報処理装置であって、
    前記第2の情報処理装置より前記情報が通知されたことに応じて表示可能となった前記アイコンを表示すべく制御する表示制御手段
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記アイコンが前記第1の情報処理装置において既に表示可能となっている場合には、既に表示可能となっているアイコンと前記通知手段により通知された情報にかかるアイコンとを1つのアイコンとして表示すべく制御することを特徴とすることを特徴とする第1の情報処理装置。
  7. 自機に記憶されたユーザに閲覧させるデータを処理可能な第1の情報処理装置に対して、前記データを閲覧可能とするためのアイコンにかかる情報を通知する通知手段を備える第2の情報処理装置と通信可能であり、ユーザに閲覧させるデータを記憶可能な第1の情報処理装置であって、
    前記データを閲覧可能とするためのアイコンであって、前記データが自機に記憶されたことに応じて表示可能となったアイコンを表示すべく制御する表示制御手段
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記通知手段により情報が通知されたアイコンが前記第1の情報処理装置において既に表示可能となっている場合において、既に表示可能となっているアイコンと前記通知手段により通知された情報にかかるアイコンとを1つのアイコンとして表示すべく制御することを特徴とする第1の情報処理装置。
  8. コンピュータを、請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  9. 情報処理装置で処理可能なデータを送信するクライアント装置と、第1の情報処理装置と、ユーザに閲覧させるデータを記憶する第2の情報処理装置と、を含む情報処理システムの制御方法であって、
    前記第2の情報処理装置において、
    前記データを処理可能な前記第1の情報処理装置に対して、前記データを閲覧可能とするためのアイコンにかかる情報を通知する通知工程
    を含み、
    前記第1の情報処理装置において、
    前記情報が通知されたことに応じて表示可能となった前記アイコンを表示すべく制御する表示制御工程
    を含み、
    前記表示制御工程は、前記アイコンが前記第1の情報処理装置において既に表示可能となっている場合には、既に表示可能となっているアイコンと前記通知工程により通知された情報にかかるアイコンとを1つのアイコンとして表示すべく制御することを特徴とする制御方法。
  10. ユーザに閲覧させるデータを記憶可能な第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを含む情報処理システムの制御方法であって、
    前記第1の情報処理装置において、
    前記データを閲覧可能とするためのアイコンであって、前記データが自機に記憶されたことに応じて表示可能となったアイコンを表示すべく制御する表示制御工程
    を含み、
    前記第2の情報処理装置において、
    前記第2の情報処理装置に記憶された前記データを処理可能な前記第1の情報処理装置に対して、前記データを閲覧可能とするためのアイコンにかかる情報を通知する通知工程
    を含み、
    前記表示制御工程は、前記通知工程により情報が通知されたアイコンが前記第1の情報処理装置において既に表示可能となっている場合において、既に表示可能となっているアイコンと前記通知工程により通知された情報にかかるアイコンとを1つのアイコンとして表示すべく制御することを特徴とする制御方法。
  11. ユーザに閲覧させるデータを記憶し、前記データを処理可能な情報処理装置に対して、前記データを閲覧可能とするためのアイコンにかかる情報を通知する通知手段を備える第2の情報処理装置と通信可能な第1の情報処理装置の制御方法であって、
    前記第2の情報処理装置より前記情報が通知されたことに応じて表示可能となった前記アイコンを表示すべく制御する表示制御工程
    を含み、
    前記表示制御工程は、前記アイコンが前記第1の情報処理装置において既に表示可能となっている場合には、既に表示可能となっているアイコンと前記通知手段により通知された情報にかかるアイコンとを1つのアイコンとして表示すべく制御することを特徴とすることを特徴とする制御方法。
  12. 自機に記憶されたユーザに閲覧させるデータを処理可能な第1の情報処理装置に対して、前記データを閲覧可能とするためのアイコンにかかる情報を通知する通知手段を備える第2の情報処理装置と通信可能であり、ユーザに閲覧させるデータを記憶可能な第1の情報処理装置の制御方法であって、
    前記データを閲覧可能とするためのアイコンであって、前記データが自機に記憶されたことに応じて表示可能となったアイコンを表示すべく制御する表示制御工程
    を含み、
    前記表示制御工程は、前記通知手段により情報が通知されたアイコンが前記第1の情報処理装置において既に表示可能となっている場合において、既に表示可能となっているアイコンと前記通知手段により通知された情報にかかるアイコンとを1つのアイコンとして表示すべく制御することを特徴とする制御方法。
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